JP6546014B2 - ディジタル保護制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電力系統等のディジタル保護制御に用いられるディジタル保護制御装置に関するものである。
ディジタル保護制御装置は、保護制御の対象となる電力系統の構成により、ディジタル保護制御機能を実現するプログラムが異なる。ディジタル保護制御装置の製造者は、ハードウェア構成とプログラムを一対として試験を行うことで、ユーザーに対して装置の品質を保証している。
特開2002−218642号公報
既存の品質保証されたディジタル保護制御装置に対し、プログラムを変更し部分的な機能を追加することがある。その場合、追加部分が既存のハードウェア構成及び機能構成に合致し、プログラム全体の動作に悪影響を与えないことを、試験によって確認する必要がある。あるディジタル保護制御装置に適用した品質保証済みの機能を、他のディジタル保護制御装置に適用する場合であっても、試験範囲はディジタル保護制御装置の機能全体に及ぶ。そのため、試験にかかる時間と費用が問題となる。
すでに設置され稼働しているディジタル保護制御装置に対しては、製造者がディジタル保護制御装置の設置場所に赴いてプログラム変更作業を行うことがあるが、そのようなプログラム変更作業をユーザー側で実施することもある。このとき、ユーザーが誤って適切でないプログラムの保存してしまうと、ディジタル保護制御装置の動作に問題が生じる可能性がある。
本実施形態は、上述のような問題を鑑みてなされたものであり、ディジタル保護制御装置の一部機能に関するプログラムを変更したときに、機能全体の試験を行うことを不要として、機能変更又は追加時の試験期間および費用を削減することができる、利便性の高いディジタル保護制御装置を提供することを目的とする。また、誤ったプログラム変更が行われることを防止することで、信頼性の高いディジタル保護制御装置を提供することを目的とする。
本実施形態のディジタル保護制御装置は、電力系統を保護するものであって、電力系統から取り込んだ電気量をディジタルデータに変換するアナログ/ディジタル変換部と、不揮発性メモリで構成され、前記ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報と、保護制御用プログラムを保存する第1の記憶部と、前記アナログ/ディジタル変換部から出力された前記ディジタルデータを、前記記憶部に保存されている前記保護制御用プログラムにしたがって演算処理する演算処理装置と、を備え、前記保護制御用プログラムは、前記ディジタル保護制御装置の有する機能に応じて複数に分割された分割プログラムから成り、前記分割プログラムそれぞれが、当該分割プログラムが対応するハードウェア及び機能の構成情報を含み、揮発性メモリで構成された第2の記憶部を更に有し、前記演算処理装置は、前記第1の記憶部への保存要求がなされた前記分割プログラムを前記第2の記憶部に一時的に保存し、前記保存要求がなされた分割プログラムのハードウェア及び機能の構成情報を、前記第1の記憶部に保存された前記ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報と比較して、一致する場合には前記保存要求がなされた分割プログラムを前記第1の記憶部へ保存し、前記分割プログラムのそれぞれが、各分割プログラムの動作及び品質を保証可能なプログラムの組み合わせ情報を有し、前記第1の記憶部は、前記ディジタル保護制御装置の構成情報と、前記保護制御用プログラムが保存される主領域と、前記保存要求がなされた分割プログラムを前記主領域に保存する際に、前記主領域に保存された前記保護制御用プログラムが保存される副領域と、を有する
第1の実施形態に係るディジタル保護制御装置の構成を示すブロック図である。 演算部の構成を示すブロック図である。 基本プログラムの構成を示す図である。 追加プログラムの構成を示す図である。 保護制御用プログラムの変更動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るディジタル保護制御装置の演算部の構成を示すブロック図である。 追加プログラムの構成を示す図である。 保護制御用プログラムの変更動作を示すフローチャートである。 変更後の保護制御用プログラムの確認動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るディジタル保護制御装置の演算部の構成を示すブロック図である。
以下、実施形態に係るディジタル保護制御装置について、図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
[構成]
図1は、第1の実施形態に係るディジタル保護制御装置の構成を示す。ディジタル保護制御装置100は、アナログ/ディジタル変換部1、演算部2、伝送部3、入出力部4及び表示部5を備える。
アナログ/ディジタル変換部1には、外部機器から電力系統の電気量、すなわち電圧又は電流が入力される。アナログ/ディジタル変換部1は、アナログの入力値を所定周期でサンプリングし、量子化されたディジタル量に変換するアナログ/ディジタル変換を行う。
演算部2は、アナログ/ディジタル変換部1で変換されたディジタル量を用いて、ディジタル保護制御機能に関連する演算処理を行う。演算部2の詳細は後述する。
伝送部3は、通信ネットワークを介して遠隔監視制御装置等の外部装置とデータの送信及び受信を行う。入出力部4は、外部機器と接点による切入情報の入力および出力を行う。表示部5は、LCDおよびLED等により構成され、ディジタル保護制御装置100の状態およびディジタル保護制御装置100内部に保存した情報の表示を行う。アナログ/ディジタル変換部1、演算部2、伝送部3、入出力部4及び表示部5の間はバスで接続され、それぞれの間でデータのやりとりが可能となっている。
図2は、演算部2の構成を示す。演算部2は、演算処理装置21と、第1の記憶部としての不揮発性メモリ23と、第2の記憶部としての揮発性メモリ22と、を有する。演算部2、不揮発性メモリ23及び揮発性メモリ22の間はバスで接続され、それぞれの間でデータのやりとりが可能となっている。
演算処理装置21は、例えば、CPU等のプロセッサで構成される。不揮発性メモリ23はメイン電源が落ちてもデータ内容を保持することができるものであり、例えば、EEPROM等を用いることができる。揮発性メモリ22は、例えば、読み書きの高速性に優れたDRAMやSRAM等を用いることができる。
不揮発性メモリ23は、ディジタル保護制御装置の構成情報200及び保護制御用プログラム230が保存されている。ディジタル保護制御装置の構成情報200は、ディジタル保護制御装置100全体のハードウェア及び機能の構成情報である。
保護制御用プログラム230は、ディジタル保護制御装置100の動作に必要なプログラムである。演算処理装置21は、不揮発性メモリ23に保存された保護制御用プログラム230を揮発性メモリ22にコピーし、揮発性メモリ22にコピーした保護制御用プログラム230を読み出すことで、ディジタル保護制御装置100の機能を実現する。例えば、演算処理装置21は、アナログ/ディジタル変換部1から出力されたディジタル量を、保護制御用プログラム230にしたがって演算処理する。また、詳しくは後述するが、保護制御用プログラム230を変更する際に、揮発性メモリ22には書き換え用のプログラムが一時的に保存される。
保護制御用プログラム230は、ディジタル保護制御装置100が実現する機能に応じて複数に分割された分割プログラムから構成されている。ここでは、分割プログラムとして、ディジタル保護制御装置100の起動時に動作する基本プログラム231と、装置起動後に追加機能として動作する追加プログラム232が保存されている。
追加プログラム232は、通信機能や演算機能といった、ディジタル保護制御装置100の起動後に実施する機能に応じて作成することができる。図2では、1つの追加プログラムを図示しているが、追加プログラムの数は、2以上であっても良い。また、追加機能が実装されていない段階では、追加プログラムが無く基本プログラムのみが保存されていることもある。ディジタル保護制御装置100の既に実装されている機能に変更を加える場合は、既に保存されている基本プログラム231又は追加プログラム232の書き換えを行う。ディジタル保護制御装置100の新たな機能を追加する場合には、新たな追加プログラムの書き込みを行う。
図3は、基本プログラム231の構成を示している。基本プログラム231は、基本プログラムの構成情報2310、基本プログラム識別情報2311及び基本プログラムモジュール群2312から構成される。基本プログラムの構成情報2310は、基本プログラム231が対応するハードウェア及び機能の構成情報、すなわち、基本プログラム231が動作可能かつ品質保証可能なハードウェア及び機能の構成情報を意味する。基本プログラム識別情報2311は、基本プログラム231自体を表わして他のプログラムから識別可能にする情報を意味し、例えばIDである。基本プログラムモジュール群2312は、ディジタル保護制御装置100の起動時の機能を実現するための単位プログラムの群を意味する。
図4は追加プログラム232の構成を示す。追加プログラム232は、追加プログラムの構成情報2320、追加プログラム識別情報2321及び追加プログラムモジュール2322から構成される。追加プログラムの構成情報2320は、追加プログラム232が対応するハードウェア及び機能の構成情報、すなわち追加プログラム232が動作可能かつ品質保証可能なハードウェア及び機能の構成情報を意味する。追加プログラム識別情報2321は、追加プログラム232自体を表わして他のプログラムから識別可能にする情報を意味し、例えばIDである。追加プログラムモジュール2322は、ディジタル保護制御装置100の起動後の追加機能を実現するための単位プログラムを意味する。
[動作]
第1の実施形態のディジタル保護制御装置100の動作を説明する。まず、ディジタル保護制御装置100の通常動作時の説明をする。通常動作時とは、保護制御用プログラム230の変更動作を行わずにディジタル保護制御装置100の保護制御動作を行っているときを意味する。通常動作時には、演算処理装置21は不揮発性メモリ23に保存された保護制御用プログラム230を揮発性メモリ22にコピーし、揮発性メモリ22上の保護制御用プログラム230を実行することで、保護制御機能を実現する。
次に、図5のフローチャートを参照して、保護制御用プログラム230の変更動作について説明する。保護制御用プログラム230の変更動作については、基本プログラム231及び追加プログラム232から成る分割プログラムのいずれかの書き換えを行う場合と、新たな追加プログラムの書き込みを行う場合がある。書き換えと書き込みを同時に行っても良い。また、書き換えを行うプログラムは一つであっても良く、複数であっても良い。ここでは一例として、基本プログラム231及び追加プログラム232の書き換えを行う場合を説明する。
基本プログラム231及び追加プログラム232の書き換え用プログラムである基本プログラム231’及び追加プログラム232’のデータは、データ保存要求信号と共に、遠隔サーバー等から通信ネットワークを介してディジタル保護制御装置100の伝送部3に送信される。書き換え用プログラムである基本プログラム231’及び追加プログラム232’も、既存の基本プログラム231と追加プログラム232と同じ構成である。
データ保存要求信号を受信すると(ステップS01:Yes)、演算部の演算処理装置21は、書き換え用の基本プログラム231’及び追加プログラム232’のデータを、揮発性メモリ22へ一時的に保存する(ステップS02)。
演算処理装置21は、揮発性メモリ22に保存された基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320を、不揮発性メモリ23に保存されているディジタル保護制御装置の構成情報200と比較する(ステップS03)。
基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320がディジタル保護制御装置の構成情報200と一致しない場合は(ステップS03:No)、書き換え作業を行わずに削除する(ステップS04)。
基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320がディジタル保護制御装置の構成情報200と一致する場合は(ステップS03:Yes)、揮発性メモリ22に一時的に保存された基本プログラム231’及び追加プログラム232’を、不揮発性メモリ23に保存し(ステップS05)、既存の基本プログラム231または追加プログラム232は削除する。
もし、基本プログラム231’及び追加プログラム232’のうちいずれか一方のプログラムの構成情報が一致し、他方が一致しない場合は、一致するプログラムのみを保存し、一致しないプログラムは削除するようにしても良い。あるいは、全てのプログラムが一致する場合にのみ保存を行い、一つでも一致しないプログラムが有る場合には、全てのプログラムの保存を行わずに削除するようにしても良い。
[作用効果]
第1の実施形態において、ディジタル保護制御装置100は、アナログ/ディジタル変換部1、第1の記憶部としての不揮発性メモリ23及び演算処理装置21を備える。アナログ/ディジタル変換部1は、電力系統からの取り込んだ電気量をディジタル量に変換する。不揮発性メモリ23は、ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報200と、保護制御用プログラム230を保存する。演算処理装置21は、アナログ/ディジタル変換部1から出力されたディジタル量を、保護制御用プログラム230にしたがって演算処理する。保護制御用プログラム230は、ディジタル保護制御装置100の有する機能に応じて複数に分割された分割プログラム、例えば基本プログラム231と追加プログラム232から成り、分割プログラムそれぞれが、その分割プログラムが対応するハードウェア及び機能の構成情報2310,2320を含む。
保護制御用プログラム230を機能に応じて分割し、各分割プログラムが対応するハードウェア及び機能の構成情報を備えることで、それらの分割プログラムを同じ記憶部に保存していても、既存の機能に変更を行う場合は、その機能を実現するための基本プログラム231又は追加プログラム232を書き換えれば良い。また、新たな機能の追加を行う場合には、新たな追加プログラムを書き込みすれば良い。これによって、保護制御用プログラム230全体を書き換える必要がなくなるため、変更作業の時間を短縮することができる。さらに、プログラム変更後の試験については、変更があった機能に対してのみ実施すれば良い。これによって、利便性の高いディジタル保護制御装置100を提供することができる。
また、分割プログラムそれぞれが、その分割プログラムが対応するハードウェア及び機能の構成情報2310,2320を含むことで、対応していないハードウェア及び機能構成から成るディジタル保護制御装置100に分割プログラムが誤って保存されることを防止することができる。これによって、信頼性の高いディジタル保護制御装置100を提供することができる。
具体的には、ディジタル保護制御装置100は第2の記憶部としての揮発性メモリ22を更に有している。演算処理装置21が、不揮発性メモリ23への保存要求がなされた分割プログラムを揮発性メモリ22に一時的に保存する。演算処理装置21は、保存要求がなされた分割プログラムのハードウェア及び機能の構成情報2310,2320を、不揮発性メモリ23に保存されたディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報200と比較して、比較結果が一致する場合には前記保存要求がなされた分割プログラムを不揮発性メモリ23に保存する。比較結果が一致しない場合には、保存要求がなされた分割プログラムを揮発性メモリ22から削除する。
このような動作によって、分割プログラムが対応していないディジタル保護制御装置100に誤って保存されることを防ぐことができる。
[第2の実施形態]
[構成]
第2の実施形態に係るディジタル保護制御装置100について、図6〜図9を用いて説明する。なお、以降の実施形態では、前述の実施形態とは異なる点のみを説明し、前述の実施形態と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、第2の実施形態において、不揮発性メモリ23には主領域24と副領域25が設けられている。主領域24には、ハードウェア及び機能の構成情報200及び保護制御用プログラム230が保存される。保護制御用プログラム230は、第1の実施形態と同様に、基本プログラム231と追加プログラム232とに分割される。なお、図6では、プログラムの変更動作が行われ、主領域24には、書き換え用の基本プログラム231’及び追加プログラム232’が保存された保護制御用プログラム230’が保存されている状態を示している。
不揮発性メモリ23の副領域25には、通常動作時にはデータは保存されないが、プログラムの変更動作の際に、主領域24に保存されていた既存の保護制御用プログラム230が一時的に保存される。
図7に示すように、第2の実施形態において、追加プログラム232は、追加プログラムの構成情報2320、追加プログラム識別情報2321及び追加プログラムモジュール2322に加えて、プログラム組み合わせ情報2323を持つ。
プログラム組み合わせ情報2323とは、その追加プログラム232を他のプログラムと組み合わせて使用した場合に、その追加プログラム232の動作及び品質を保証可能なプログラムの組み合わせ情報である。プログラム組み合わせ情報2323は、例えば、その追加プログラム232の動作に必須な基本プログラムおよび追加プログラムの情報(以下、「必須プログラム情報」という)と、その追加プログラム232と組み合わせて利用することができない基本プログラム及び追加プログラムの情報(以下、「NGプログラム情報」という)を含むことができる。必須プログラム情報及びNGプログラムの情報は、例えば、対象となるプログラムの識別情報とすることができる。
[動作]
第2の実施形態のディジタル保護制御装置100の動作を、図8及び図9のフローチャートを用いて説明する。第2の実施形態では、プログラム変更時の動作と、変更後の動作について説明する。
図8は、プログラムの変更動作を示している。図8のステップS11〜ステップS14までは、図5のフローチャートに示したステップS01〜S04と同様である。
すなわち、データ保存要求信号を受信すると(ステップS11:Yes)、演算部2の演算処理装置21は、書き換え用の基本プログラム231’及び追加プログラム232’のデータを、揮発性メモリ22へ一時的に保存する(ステップS12)。演算処理装置21は、揮発性メモリ22に保存された基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320を、不揮発性メモリ23の主領域24に保存されているディジタル保護制御装置の構成情報200と比較する(ステップS13)。基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320がディジタル保護制御装置の構成情報200と一致しない場合は(ステップS13:No)、書き換え作業を行わずに削除する(ステップS14)。
基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320がディジタル保護制御装置の構成情報200と一致する場合は(ステップS13:Yes)、演算処理装置21は、不揮発性メモリ23の主領域24に保存されていた既存の基本プログラム231または追加プログラム232を、副領域25に一時的にコピーする(ステップS15)。すなわち、書き換え用の基本プログラム231’及び追加プログラム232’を主領域24に保存する前に、既存の基本プログラム231及び追加プログラム232を副領域25に退避させておく。既存のプログラムの退避を行った後に、揮発性メモリ22に一時的に保存していた基本プログラム231’及び追加プログラム232’を主領域24に保存する(ステップS16)。既存の基本プログラム231及び追加プログラム232は削除する。
以上のようなプログラムの変更動作が完了すると、ディジタル保護制御装置100は変更後のプログラムに従って動作を開始する前に、変更後のプログラムが適切なものであるかの確認動作を行う。図9に変更後の確認動作を示している。ここで、演算処理装置21は、依然として揮発性メモリ22にコピーした書き換え前の保護制御用プログラム230で動作している状態である。
演算処理装置21は、保存要求に応じて主領域24に保存された書き換え用のプログラムがある場合(ステップS20:Yes)、不揮発性メモリ23の主領域24に保存した、書き換え後の基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320と、ディジタル保護制御装置の構成情報200とを比較する(ステップS21)。
書き換え後の基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320いずれか、あるいは両方の構成情報が一致する場合(ステップS21:Yes)は、演算処理装置21は、書き換え後の追加プログラム232’の組み合わせ情報2323を、主領域24に保存されている他のプログラムと照合し、他のプログラムの組み合わせが、追加プログラム232’の動作及び品質を保証するものであるかを判断する(ステップS22)。
例えば、組み合わせ情報2323が必須プログラム情報とNGプログラム情報から構成されている場合には必須プログラム情報に記載されている基本プログラム及び追加プログラムが主領域24に保存されており、かつNGプログラム情報に記載されている基本プログラム及び追加プログラムが主領域24に保存されていなければ、追加プログラム232’の動作及び品質が保証されていると判断する。必須プログラム情報に記載されている基本プログラム及び追加プログラムが主領域24に保存されていない、又はNGプログラム情報に記載されている基本プログラム及び追加プログラムが主領域24に保存されていなければ、追加プログラム232’の動作及び品質が保証されていない状態と判断する。
照合の結果、追加プログラム232’の動作及び品質が保証されていると判断された場合(ステップS22:Yes)、変更後のプログラムが適切なものであるかの確認動作を終了する。演算処理装置21は、副領域25に保存していた既存の保護制御用プログラム230を削除して(ステップS23)、ディジタル保護制御装置100を再起動させる(ステップS24)。
具体的には、書き換えた基本プログラム231’及び追加プログラム232’から構成される保護制御用プログラム230’を不揮発性メモリ23にコピーして、揮発性メモリ22上の保護制御用プログラム230’を実行する。これによって、ディジタル保護制御装置100は、変更後のプログラムに従って保護制御動作を行う。
ステップS21に戻り、基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム232’の構成情報2320のいずれか、あるいは両方の構成情報が一致しない場合(ステップS21:No)は、変更後のプログラムがディジタル保護制御装置100のハードウェア及び機能の構成に対応していないことになる。そのため、変更後のプログラムに従ってディジタル保護制御装置100を動作させることは適切でない。
また、ステップS22に戻り、照合の結果、追加プログラム232’の動作及び品質が保証されていないと判断された場合(ステップS22:No)も、変更後のプログラムに従ってディジタル保護制御装置100を動作させることは適切でない。
これらの場合(ステップS21及びステップS22:No)、演算処理装置21は、副領域25に保存されていた既存の保護制御用プログラム230を、主領域24に戻す動作を行う。具体的には、副領域25に保存されている既存の保護制御用プログラム230の基本プログラムの構成情報2310及び追加プログラム232の構成情報2320を、主領域24に保存されているディジタル保護制御装置の構成情報200と比較する(ステップS25)。基本プログラムの構成情報2310及び追加プログラム232の構成情報2320がディジタル保護制御装置の構成情報200と一致しない場合(ステップS25:No)には、副領域25の保護制御用プログラム230を主領域24に戻すことはできない。この状態では、ディジタル保護制御装置100は保護制御動作を行うための適切なプログラムが保存されていない状態になるため、伝送部3からアラーム等を通知すると良い(ステップS26)。
基本プログラムの構成情報2310及び追加プログラム232の構成情報2320がディジタル保護制御装置の構成情報200と一致する場合(ステップS25:Yes)には、演算処理装置21は、副領域25に保存されている各追加プログラム232の組み合わせ情報2323を、副領域25に保存されている他のプログラムと照合し、他のプログラムの組み合わせが、追加プログラム232の動作及び品質を保証するものであるかを確認する(ステップS27)。具体的な照合の動作は、ステップS22で説明したものと同様である。
照合の結果、追加プログラム232の動作及び品質が保証されていない状態であれば(ステップS27:No)、副領域25の保護制御用プログラム230を主領域24に戻すことはできないため、演算処理装置21は伝送部3からアラーム等を通知すると良い(ステップS26)。
照合の結果、追加プログラム232の動作及び品質が保証されている状態であれば(ステップS27:Yes)、副領域25に保存されている既存の保護制御用プログラム230を、主領域24に移し(ステップS28)、書き換え用の基本プログラム231’及び追加プログラム232’は削除する。既存の保護制御用プログラム230を戻す際には、書き換えを行ったプログラムのみを戻しても良いし、保護制御用プログラム全体を書き換えても良い。ディジタル保護制御装置100を再起動させ(ステップS24)、変更前の保護制御用プログラム230でディジタル保護制御装置100の動作を開始する。
演算処理装置21は、不揮発性メモリ23の主領域24に保存した、書き換え用の基本プログラム231’の構成情報2310及び追加プログラム231’の構成情報2320と、ディジタル保護制御装置の構成情報200とを比較する(ステップS21)。
確認動作のステップS21で示した書き換え用の基本プログラム231’及び追加プログラム232’の構成情報2320とディジタル保護制御装置の構成情報200の比較は、プログラムの変更動作のステップS13においても行っている。そのため、ステップS21は省略しても良いが、変更動作と確認動作において構成情報を二重に比較することで、誤ったプログラムの保存をより確実に防ぐことができる。
上述の例では、追加プログラム232がプログラム組み合わせ情報2323を備える例を説明したが、基本プログラム231も、その基本プログラム231の動作及び品質を保証可能なプログラムの組み合わせ情報を備えていても良い。その場合は、図9のステップS22において、演算処理装置21は書き換え用の基本プログラム231’についても、組み合わせ情報を他のプログラムと照合して、他のプログラムの組み合わせが、基本プログラム231’の動作及び品質を保証するものであるかを判断すると良い。
[作用効果]
(1)第2の実施形態において、分割プログラムである追加プログラム232のそれぞれが、各追加プログラム232の動作及び品質を保証可能なプログラムの組み合わせ情報2323を有する。また、不揮発性メモリ23は、主領域24と副領域25を有している。主領域24には、ディジタル保護制御装置の構成情報200と保護制御用プログラム230とが保存される。副領域25には、保存要求がなされた書き換え用の基本プログラム231’又は追加プログラム232’を主領域24に保存する際に、主領域24に保存された既存の保護制御用プログラム230が保存される。
追加プログラム232にプログラムの組み合わせ情報2323を組込み、更に書き換えの際に既存の保護制御用プログラム230を一時的に退避させる副領域25を設けることで、例えば、ユーザー側で適切でない追加プログラムを誤って保存してしまった場合でも、その追加プログラムの動作及び品質が保証されていない状態であることが判断でき、誤ったプログラムでディジタル保護制御装置100を動作させてしまうことを防ぐことができる。更に誤って保存されたプログラムから、副領域25に保存した既存のプログラムに戻すことが可能であるため、ディジタル保護制御装置100の動作を停止させてしまう必要が無い。これによって、信頼性及び利便性の高いディジタル保護制御装置100を提供することができる。
具体的な動作としては、演算処理装置21は、保存要求に応じて主領域24に保存された書き換え用の基本プログラム231’又は追加プログラム232’がある場合に、書き換え用の基本プログラム231’又は追加プログラム232’の組み合わせ情報2323を、主領域24に保存されている他の分割プログラムと照合する。照合の結果、書き換え用の基本プログラム231’又は追加プログラム232’の品質及び動作が保証されていないと判断した場合には、副領域25に保存した既存の保護制御用プログラム230を主領域24に保存し、主領域24に保存された書き換え用の基本プログラム231’及び分割プログラムは削除する。
このような確認動作によって、誤った組み合わせのプログラムが保存されることを防ぎ、速やかに既存のプログラムを復旧させることができる。
(2)追加プログラム232のそれぞれが有する組み合わせ情報2323は、その追加プログラム232の動作に必要な他の分割プログラムの情報と、その追加プログラム232と組み合わせて利用することができない他の追加プログラムの情報とすると良い。これによって、追加プログラム232が動作不可能な状態や、他のプログラムによって障害が発生してしまうことを防ぐことができる。
(3)演算処理装置21は、確認動作として、書き換え用の基本プログラム231’及び追加プログラム232’のハードウェア及び機能の構成情報2310,2320と、ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報200との比較を行っても良く、構成情報が一致しない場合には、副領域25に保存した保護制御用プログラム230を主領域24に保存し、主領域24に保存された書き換え用の基本プログラム231’又は追加プログラム232’を削除しても良い。プログラムの変更時に加えて、確認動作においても構成情報を比較することで、より信頼性の高いディジタル保護制御装置100を提供することができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態に係るディジタル保護制御装置100について、図10を用いて説明する。
第3の実施形態では、図10に示すように、第2の実施形態の不揮発性メモリ23に、エラープログラム情報保存領域26を設けたものである。
エラープログラム情報保存領域26には、プログラムの変更動作又は確認動作において、構成情報又は組み合わせの誤りが検出されたため、使用不可能として削除された書き換え用の基本プログラム231’又は追加プログラム232’の情報が保存される。
例えば、図8のステップS13又は図9のステップS21において、演算処理装置21は、書き換え用の基本プログラム231’の構成情報2310又は追加プログラム232’の構成情報2320がディジタル保護制御装置の構成情報200と一致しないと判断した場合(ステップS13及びS21:No)、演算処理装置21は、一致しない基本プログラム231’又は追加プログラム232’の情報をエラープログラム情報保存領域26に保存する。基本プログラム231’又は追加プログラム232’の情報は、例えばそれぞれのプログラムの識別情報とすると良い。
また、例えば、図9のステップS22において、演算処理装置21は、書き換え後の追加プログラム232’の組み合わせ情報2323を主領域24に保存されている他のプログラムと照合して、他のプログラムの組み合わせが、追加プログラム232’の動作及び品質を保証されていないと判断した場合(ステップS22:No)、演算処理装置21は、その追加プログラム232’の情報をエラープログラム情報保存領域26に保存する。追加プログラム232’の情報は、例えば追加プログラム識別情報2321とすると良い。
以上のように、使用不可能と判断された書き換え用プログラムの情報を保存することで、その内容を確認して検証作業等に役立てることができ、利便性が高い。
エラープログラム情報保存領域26に基本プログラム231’又は追加プログラム232’の情報を保存した際には、入出力部4の接点出力として、外部機器へ警報を出力しても良い。警報には、基本プログラム231’又は追加プログラム232’の情報を含めても良い。あるいは、表示部5に、エラープログラム情報保存領域26に保存した基本プログラム231’又は追加プログラム232’の情報を表示しても良い。これにより、プログラムの書き換えが完了できなかったことを、速やかに通知することができる。
ここでは、第2の実施形態の不揮発性メモリ23にエラープログラム情報保存領域26を設ける例を説明したが、もちろん図2に図示した第1の実施形態の不揮発性メモリ23にエラープログラム情報保存領域26を設けても良い。その場合は、図5のステップS03において、演算処理装置21は、書き換え用の基本プログラム231’の構成情報2310又は追加プログラム232’の構成情報2320がディジタル保護制御装置の構成情報200と一致しないと判断した場合、演算処理装置21は、一致しない基本プログラム231’又は追加プログラム232’の情報をエラープログラム情報保存領域26に保存する。
[その他の実施形態]
本発明のいくつかの複数の実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
第2の実施形態において、プログラム組み合わせ情報2323に、必須プログラム情報とNGプログラム情報が含まれる場合を説明したが、これらに限られない。例えば、プログラム組み合わせ情報2323は、追加プログラム232’と組み合わせた場合にその追加プログラム232’の品質及び動作が保証可能であるプログラムを全て列記した情報であっても良い。この場合、演算処理装置21は、主領域24に保存されている他のプログラムの中に、組み合わせ情報に含まれていないプログラムが有る場合には、追加プログラム232’の動作及び品質を保証されていないと判断しても良い。
1 アナログ/ディジタル変換部
2 演算部
3 伝送部
4 入出力部
5 表示部
21 演算処理装置
22 揮発性メモリ
23 不揮発性メモリ
24 主領域
25 副領域
26 エラープログラム情報保存領域
100 ディジタル保護制御装置
200 ディジタル保護制御装置の構成情報
230 保護制御用プログラム
230’書き換え後の保護制御用プログラム
231 基本プログラム
232 追加プログラム
231’書き換え用の基本プログラム
232’書き換え用の追加プログラム
2310 基本プログラムの構成情報
2311 基本プログラム識別情報
2312 基本プログラムモジュール群
2320 追加プログラムの構成情報
2321 追加プログラム識別情報
2322 追加プログラムモジュール
2323 プログラム組み合わせ情報

Claims (9)

  1. 電力系統を保護するディジタル保護制御装置であって、
    電力系統から取り込んだ電気量をディジタルデータに変換するアナログ/ディジタル変換部と、
    不揮発性メモリで構成され、前記ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報と、保護制御用プログラムを保存する第1の記憶部と、
    前記アナログ/ディジタル変換部から出力された前記ディジタルデータを、前記記憶部に保存されている前記保護制御用プログラムにしたがって演算処理する演算処理装置と、を備え、
    前記保護制御用プログラムは、前記ディジタル保護制御装置の有する機能に応じて複数に分割された分割プログラムから成り、前記分割プログラムそれぞれが、当該分割プログラムが対応するハードウェア及び機能の構成情報を含み、
    揮発性メモリで構成された第2の記憶部を更に有し、
    前記演算処理装置は、前記第1の記憶部への保存要求がなされた前記分割プログラムを前記第2の記憶部に一時的に保存し、前記保存要求がなされた分割プログラムのハードウェア及び機能の構成情報を、前記第1の記憶部に保存された前記ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報と比較して、一致する場合には前記保存要求がなされた分割プログラムを前記第1の記憶部へ保存し、
    前記分割プログラムのそれぞれが、各分割プログラムの動作及び品質を保証可能なプログラムの組み合わせ情報を有し、
    前記第1の記憶部は、
    前記ディジタル保護制御装置の構成情報と、前記保護制御用プログラムが保存される主領域と、
    前記保存要求がなされた分割プログラムを前記主領域に保存する際に、前記主領域に保存された前記保護制御用プログラムが保存される副領域と、を有することを特徴とするディジタル保護制御装置。
  2. 揮発性メモリで構成された第2の記憶部を更に有し、
    前記演算処理装置は、前記第1の記憶部への保存要求がなされた前記分割プログラムを前記第2の記憶部に一時的に保存し、前記保存要求がなされた分割プログラムのハードウェア及び機能の構成情報を、前記第1の記憶部に保存された前記ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報と比較して、一致しない場合には前記保存要求がなされた分割プログラムを前記第2の記憶部から削除することを特徴とする請求項に記載のディジタル保護制御装置。
  3. 前記演算処理装置は、前記保存要求に応じて前記主領域に保存された分割プログラムがある場合に、当該分割プログラムの前記組み合わせ情報を、前記主領域に保存されている他の分割プログラムと照合して、当該分割プログラムの品質及び動作が保証されていないと判断した場合には、前記副領域に保存した前記保護制御用プログラムを前記主領域に保存し、前記保存要求に応じて前記主領域に保存された分割プログラムを削除することを特徴とする請求項1又は2記載のディジタル保護制御装置。
  4. 前記分割プログラムのそれぞれが有する前記組み合わせ情報は、当該分割プログラムの動作に必要な他の分割プログラムの情報及び当該分割プログラムと組み合わせて利用することができない他の分割プログラムの情報であることを特徴する請求項1〜3のいずれか一項記載のディジタル保護制御装置。
  5. 前記演算処理装置は、前記保存要求に応じて前記主領域に保存された分割プログラムがある場合に、前記保存要求に応じて前記主領域に保存された分割プログラムのハードウェア及び機能の構成情報と、前記ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報とを比較して、一致しない場合には、前記副領域に保存した前記保護制御用プログラムを前記主領域に保存し、前記保存要求に応じて前記主領域に保存された分割プログラムを削除することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のディジタル保護制御装置。
  6. 前記第1の記憶部は、前記演算処理装置により、ハードウェア及び機能の構成情報が前記ディジタル保護制御装置のハードウェア及び機能の構成情報と一致しないと判断された分割プログラムの情報を保存するエラープログラム情報保存領域を有することを特徴とする請求項2又は5記載のディジタル保護制御装置。
  7. 前記第1の記憶部は、前記演算処理装置により品質及び動作が保証されていないと判断された分割プログラムの情報を保存するエラープログラム情報保存領域を有することを特徴とする請求項記載のディジタル保護制御装置。
  8. 前記エラープログラム情報保存領域に保存した情報を表示する表示部を更に有することを特徴とする請求項6又は7記載のディジタル保護制御装置。
  9. 前記エラープログラム情報保存領域に保存した情報を外部機器へ出力する出力部を更に有することを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載のディジタル保護制御装置。
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