JP6540031B2 - 結像レンズおよび撮像装置 - Google Patents
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(1) 0.65 <Y’/(f・sin(ω))< 1.05
を満足し、前記第1レンズ群に含まれる、前記光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面は、最大有効光線高さ:Hに対するサグ量:ETaspが、条件:
(2) 0.02 <|ETasp/H|< 0.20
を満足する。
図1ないし図4に、この発明の結像レンズの実施の形態例を4例挙げる。これらの形態例は、この順に、後述する実施例1ないし4の結像レンズに対応する。図1ないし図4において、図の左方が「物体側」、右方が「像側」である。
繁雑を避けるために、これらの図において符号を共通化する。
上記各図において、符号G1は「第1レンズ群」、符号G2は「第2レンズ群」を示し、符号Sは「開口絞り(以下、単に「絞り」と言う。)」を示す。
即ち、上記各図に実施の形態を示す結像レンズは、拡大側から縮小側へ向かって順次、第1レンズ群G1、絞りS、第2レンズ群G2を配してなる2レンズ群構成である。
図1〜図4に示す例では、第1レンズ群G1は、4枚のレンズL1ないしL4により構成され、第2レンズ群G2は、3枚のレンズL5ないしL7により構成されている。
即ち、図1〜図4に示す結像レンズは、2群7枚構成である。
また、上記各図において符号CGは「撮像素子の受光面に近接して設けられたカバーガラス、光学ローパスフィルタ・赤外カットフィルタ等の各種フィルタ」を、これらに光学的に等価な1枚の平行平板として示したものである。各図における符号Imは「像面」を示し、この像面Imが上記撮像素子の受光面に合致させられる。
第1レンズ群G1は「正または負の屈折力」を持ち、第2レンズ群G2は「正の屈折力」を持つ。結像レンズ全体としては「正の屈折力」を持つことは言うまでもない。
第2レンズ群G2が、正の屈折力を有するので「全系の屈折力が正になるという条件」のもとに、第1レンズ群G1には「負の屈折力」も許容されるのである。
「像側が凹面である負レンズ」であり、このレンズL1を「第1負レンズ」とも言う。
物体側から2番目のレンズL2は「物体側が凹面の負レンズ」であり、このレンズL2を「第2負レンズ」とも言う。
物体側から3番目のレンズL3は「像側が凸面である正レンズ」であり、このレンズL3を「第1正レンズ」ともいう。また、第1レンズ群G1中で最も像側に配されたレンズL4は「物体側面が凸面である正レンズ」であり、このレンズL4を「第2正レンズ」とも言う。
即ち、第1レンズ群G1は、物体側から像側へ向かって順次、第1負レンズL1、第2負レンズL2、第1正レンズL3、第2正レンズL4を配して構成されている。
図1〜図4に示すように、第1レンズ群G1のレンズL1〜L4は、互いに独立したレンズであり、第1レンズ群G1中には「接合レンズ」は無い。
これらレンズL5〜L7のうち、最も物体側のレンズL5は「両凸レンズ」、これに続くレンズ」L6は「物体側が凹面の負レンズ」であり、これらレンズL5とL6は、接合されている。
なお、図1〜図4に示す、第2レンズ群G2のレンズ構成は「例示」であり、この発明の結像レンズの第2レンズ群のレンズ構成が、図1〜図4に示すものに限定される訳ではない。
(1) 0.65 <Y’/(f・sin(ω))< 1.05
を満足する。
レトロフォーカス型の結像レンズは、反面、屈折力の配分が「非対称」であるため、倍率色収差等が発生し易い。また、大口径化しようとすると「コマ収差や、コマ収差の色差の補正」が困難である。
(1A) 0.70 <Y’/(f・sin(ω))< 0.95
を満足するのがよい。
また、上記基本構成を満足しつつ、条件(6)を満足する構成(便宜上「構成2」と呼ぶ。)も好ましい。即ち、構成2の結像レンズは条件(1)と条件(6)を共に満足する。
構成1の結像レンズは、条件(1)、条件(2)とともに条件(3)ないし条件(6)、条件(10)のうちの任意の1以上を満足することが好ましい。構成2の結像レンズは、条件(1)、条件(6)とともに、条件(2)ないし(5)、条件(10)のうちの任意の1以上を満足することが好ましい。
(3) 0.15 <D12/TL< 0.35
(4) −0.1 <f/f1< 0.35
(5) −2 <f1n/f< −0.5
(6) 1 <f1p/f< 4
(10) 0.5 <f13/f14< 2.5 。
H:第1レンズ群に含まれる「光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面に入射する最大有効光線の高さ」
ETasp:第1レンズ群に含まれる「光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面」に入射する最大有効光線の高さ:Hに対する「サグ量」
D12:第1レンズ群と第2レンズ群の間隔(第1レンズ群の最も像側のレンズ面と、第2レンズ群の最も物体側のレンズ面との間の光軸上の距離)
TL:第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離
f:全系の焦点距離(>0)
f1:第1レンズ群の焦点距離
f1n:第1レンズ群の第1負レンズと第2負レンズとの合成焦点距離(<0)
f1p:第1レンズ群の第1正レンズと第2正レンズとの合成焦点距離(>0)
f13:第1レンズ群の、第1正レンズの焦点距離(>0)
f14、第1レンズ群の、第2正レンズの焦点距離(>0) 。
条件(2)の上限を超えると、当該非球面の周辺における負の屈折力が過大となり、画像の周辺部を圧縮する効果は大きいが、補正困難な単色収差が発生しやすい。
条件(2)の下限を超えると、当該非球面の周辺における負の屈折力が弱くなり、画像の周辺部を十分に圧縮することが困難となる。
第1負レンズは、レンズ径が大きく、最大有効光線高さ:Hも大きいので、第1負レンズに当該非球面を用いることにより、大きな「負の歪曲収差」を発生させることが容易となる。
第1レンズ群と第2レンズ群の間隔を、条件(3)を満足するように確保することにより、「第1レンズ群と絞りの間隔」を適切に設定し、中心より周辺で圧縮できる特性や、第1レンズ群と第2レンズ群間で補正している収差が大きくなり過ぎないようにできる。
条件(3)の上限を超えると、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔が過大となり、第1レンズ群や第2レンズ群の収差補正」が困難になりやすい。
条件(3)の下限を超えると、第1レンズ群と絞りの間隔を十分にとることが困難となり、像中心よりも像周辺でより大きく圧縮することが困難となりやすい。
条件(4)の下限を超えると、結像レンズ全系の正の屈折力が大きくなり、第2レンズ群の焦点距離の短小化を齎し、第2レンズ群による収差の補正が難しくなりやすい。
条件(5)の上限を超えると、「第1負レンズと第2負レンズによる負の屈折力」が相対的に強くなり、コマ収差を初めとする諸収差の補正が難しくなりやすい。
条件(5)の下限を超えると、第1負レンズと第2負レンズとの合成焦点距離が過大となり、像の中心部よりも周辺部で「像を十分に圧縮」することが困難になりやすい。
条件(6)の上限を超えると、第2レンズ群の焦点距離を短くすることにつながり、第2レンズ群での収差補正が困難になりやすい。
条件(6)の下限を超えると、第1レンズ群での収差補正が困難になりやすい。
(7) 1.45 < nd < 1.65
(8) 60.0 < νd < 95.0
(9) 0.005<Pg,F−(−0.001802νd+0.6483)<0.050
を満足する材料で形成されていることが好ましい。
「Pg,F」は部分分散比であって、屈折率:nd、アッベ数:νd、g線,F線,C線に対する屈折率:ng,nF,nCにより、次式:
Pg,F=(ng−nF)/(nF−nC)
で定義される。
条件(7)〜(9)を満足する「異常分散性を持つ硝種」を1以上の正レンズに用いることにより、色収差の2次スペクトルを補正でき、軸上色収差や倍率色収差の良好な補正が容易となる。
図10の撮像装置は、撮像系120と制御演算部13とディスプレイ14とを有している。
撮像系120は、「撮像用光学系」である結像レンズ11と撮像素子12とにより構成されている。結像レンズ11としては、請求項1ないし9の任意の1に記載の結像レンズ、より具体的には後述する実施例1〜4の結像レンズが用いられる。
即ち、この発明の結像レンズにより結像される「負の歪曲収差」を発生させた像は、全体として「広画角」であり、像の中心部では被写体の像は大きく、周辺部では小さい。
即ち「像に歪はあるが広画角である画像」や、「大きく結像した中心部の画像」、あるいは「歪曲収差による歪みを補正した、歪の無い画像」等である。
画像処理として「撮像された画像の変形を含まない処理」を行なえば、「歪はあるが広画角である画像」を得ることができる。
この場合、制御演算部13で、撮像素子12から入力する画像データに基づき、例えば、1次変換処理による歪曲収差の補正を行う。
「1次変換処理」は、歪曲収差による被写体像の歪みを考慮しながら、撮像素子12から入力される画像データ(入力画像データ)の座標を、ディスプレイ14に出力する画像データ(出力画像データ)の座標に「写像を用いて行う座標変換処理」である。これにより、歪曲収差を補正する画像処理が実行される。
実施例1〜実施例4において、最大像高:Y’は3.0mmである。
F:Fナンバ
ω:半画角
R:曲率半径
D:面間隔
Nd:屈折率
νd:アッベ数
φ:光線有効径 。
+A4・H4+A6・H6+A8・H8+A10・H10+・・・ 。
焦点距離:f=4.30mm、Fナンバ:F=1.59、画角:2ω=133.8度
実施例1のデータを表1に示す。
表1において、「*印」を付したレンズ面が非球面である。以下の実施例2〜4においても同様である。
各条件式におけるパラメータの値を表3に示す。
焦点距離:f=4.00mm、Fナンバ:F=1.60、画角:2ω=135.2度
実施例2のデータを表4に示す。
非球面のデータを表5に示す。
各条件式におけるパラメータの値を表6に示す。
焦点距離:f=3.80mm、Fナンバ:F=1.58、画角:2ω=121.9度
実施例3のデータを表7に示す。
非球面のデータを表8に示す。
各条件式におけるパラメータの値を表9に示す。
焦点距離:f=4.4mm、Fナンバ:F=1.58、画角:2ω=134.2度
実施例4のデータを表10に示す。
非球面のデータを表11に示す。
各条件式におけるパラメータの値を表12に示す。
実施例2の結像レンズに関する収差図を図6に示す。
実施例3の結像レンズに関する収差図を図7に示す。
実施例4の結像レンズに関する収差図を図4に示す。
これらの収差図において、球面収差の図における破線は「正弦条件」を示し、非点収差の図中の実線は「サジタル光線」、破線は「メリディオナル光線」を表す。
「太線の曲線」はg線に関するものを示し、「細線の曲線」はd線に関するものを示している。
物体側から像側へ向かって順に、第1レンズ群G1、開口絞りS、第2レンズ群G2を配してなり、第1レンズ群は、正または負の屈折力を持ち、物体側から像側へ向かって順に、像側が凹面である第1負レンズL1、物体側が凹面である第2負レンズL2、像側が凸面である第1正レンズL3、物体側が凸面である第2正レンズL4を配してなり、物体側に配される2枚の負レンズL1、L2の1面以上が、光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面であり、第2レンズ群G2は、正の屈折力を有し、全系の焦点距離:f、最大像高:Y’、半画角:ωは、条件:
(1) 0.65 <Y’/(f・sin(ω))< 1.05
を満足し、前記第1レンズ群G1に含まれる、前記光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面は、最大有効光線高さ:Hに対するサグ量:ETaspが、条件:
(2) 0.02 <|ETasp/H|< 0.20
を満足する結像レンズ(実施例1〜4)。
物体側から像側へ向かって順に、第1レンズ群G1、開口絞りS、第2レンズ群G2を配してなり、第1レンズ群は、正または負の屈折力を持ち、物体側から像側へ向かって順に、像側が凹面である第1負レンズL1、物体側が凹面である第2負レンズL2、像側が凸面である第1正レンズL3、物体側が凸面である第2正レンズL4を配してなり、物体側に配される2枚の負レンズL1、L2の1面以上が、光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面であり、第2レンズ群G2は、正の屈折力を有し、全系の焦点距離:f、最大像高:Y’、半画角:ωは、条件:
(1) 0.65 <Y’/(f・sin(ω))< 1.05
を満足し、前記全系の焦点距離:f、第1レンズ群の第1正レンズと第2正レンズとの合成焦点距離:f1pが、条件:
(6) 1 <f1p/f< 4
を満足する結像レンズ(実施例1〜4)。
[3]
[2]記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群G1に含まれる、光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面は、最大有効光線高さ:Hに対するサグ量:ETaspが、条件:
(2) 0.02 <|ETasp/H|< 0.20
を満足する結像レンズ(実施例1〜4)。
[1]ないし[3]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群G1に含まれる、光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面を、第1レンズ群G1の第1負レンズL1が有する結像レンズ(実施例1〜4)。
[1]ないし[4]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群と第2レンズ群の間隔:D12、第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離:TLが、条件:
(3) 0.15 <D12/TL< 0.35
を満足する結像レンズ(実施例1〜4)。
[1]ないし[5]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、全系の焦点距離:f、第1レンズ群の焦点距離:f1が、条件:
(4) −0.1 <f/f1< 0.35
を満足する結像レンズ(実施例1〜4)。
[1]ないし[6]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、全系の焦点距離:f、第1レンズ群の第1負レンズと第2負レンズとの合成焦点距離:f1nが、条件:
(5) −2 <f1n/f<−0.5
を満足する結像レンズ(実施例1〜4)。
[1]ないし[7]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、第1レンズ群の、第1正レンズの焦点距離:f13、第2正レンズの焦点距離:f14が、条件:
(10) 0.5 <f13/f14< 2.5
を満足する結像レンズ(実施例1〜4)。
[1]ないし[8]の何れか1に記載の結像レンズにおいて、全系における正レンズの1枚以上が、屈折率:nd、アッベ数:νd、g線,F線,C線に対する屈折率:ng,nF,nCにより、Pg,F=(ng−nF)/(nF−nC)で定義される部分分散比:Pg,Fが、条件:
(7) 1.45 < nd < 1.65
(8) 60.0 < νd < 95.0
(9) 0.005<Pg,F−(−0.001802νd+0.6483)<0.050
を満足する材料で形成されている結像レンズ(実施例1〜4)。
[1]ないし[9]の何れか1に記載の結像レンズを、撮像用光学系11として有する撮像装置。
例えば、撮像装置は、上述の車載カメラに限らず、デジタルカメラ・銀塩カメラ・携帯情報端末装置等として実施することができる。
G2 第2レンズ群
S 開口絞り
L1 第1負レンズ
L2 第2負レンズ
L3 第1正レンズ
L4 第4正レンズ
12 撮像用光学系としての結像レンズ
Claims (10)
- 物体側から像側へ向かって順に、第1レンズ群、開口絞り、第2レンズ群を配してなり、
前記第1レンズ群は、正または負の屈折力を持ち、物体側から像側へ向かって順に、像側が凹面である第1負レンズ、物体側が凹面である第2負レンズ、像側が凸面である第1正レンズ、物体側が凸面である第2正レンズを配してなり、物体側に配される2枚の負レンズの1面以上が、光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面であり、
前記第2レンズ群は、正の屈折力を有し、
全系の焦点距離:f、最大像高:Y’、半画角:ωは、条件:
(1) 0.65 <Y’/(f・sin(ω))< 1.05
を満足し、
前記第1レンズ群に含まれる、前記光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面は、最大有効光線高さ:Hに対するサグ量:ETaspが、条件:
(2) 0.02 <|ETasp/H|< 0.20
を満足する結像レンズ。 - 物体側から像側へ向かって順に、第1レンズ群、開口絞り、第2レンズ群を配してなり、
前記第1レンズ群は、正または負の屈折力を持ち、物体側から像側へ向かって順に、像側が凹面である第1負レンズ、物体側が凹面である第2負レンズ、像側が凸面である第1正レンズ、物体側が凸面である第2正レンズを配してなり、物体側に配される2枚の負レンズの1面以上が、光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面であり、
前記第2レンズ群は、正の屈折力を有し、
全系の焦点距離:f、最大像高:Y’、半画角:ωは、条件:
(1) 0.65 <Y’/(f・sin(ω))< 1.05
を満足し、
全系の焦点距離:f、第1レンズ群の第1正レンズと第2正レンズとの合成焦点距離:f1pが、条件:
(6) 1 <f1p/f< 4
を満足する結像レンズ。 - 請求項2記載の結像レンズにおいて、
前記第1レンズ群に含まれる、前記光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面は、最大有効光線高さ:Hに対するサグ量:ETaspが、条件:
(2) 0.02 <|ETasp/H|< 0.20
を満足する結像レンズ。 - 請求項1ないし3の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
前記第1レンズ群に含まれる、前記光軸から周辺に向かうほど負の屈折力が強くなる非球面を、第1レンズ群の第1負レンズが有する結像レンズ。 - 請求項1ないし4の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
第1レンズ群と第2レンズ群の間隔:D12、第1レンズ群の最も物体側のレンズ面から第2レンズ群の最も像側のレンズ面までの光軸上の距離:TLが、条件:
(3) 0.15 <D12/TL< 0.35
を満足する結像レンズ。 - 請求項1ないし5の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
全系の焦点距離:f、第1レンズ群の焦点距離:f1が、条件:
(4) −0.1 <f/f1< 0.35
を満足する結像レンズ。 - 請求項1ないし6の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
全系の焦点距離:f、第1レンズ群の第1負レンズと第2負レンズとの合成焦点距離:f1nが、条件:
(5) −2 <f1n/f<−0.5
を満足する結像レンズ。 - 請求項1ないし7の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
第1レンズ群の、第1正レンズの焦点距離:f13、第2正レンズの焦点距離:f14が、条件:
(10) 0.5 <f13/f14< 2.5
を満足する結像レンズ。 - 請求項1〜8の何れか1項に記載の結像レンズにおいて、
全系における正レンズの1枚以上が、屈折率:nd、アッベ数:νd、g線,F線,C線に対する屈折率:ng,nF,nCにより、Pg,F=(ng−nF)/(nF−nC)で定義される部分分散比:Pg,Fが、条件:
(7) 1.45 < nd < 1.65
(8) 60.0 < νd < 95.0
(9) 0.005<Pg,F−(−0.001802νd+0.6483)<0.050
を満足する材料で形成されている結像レンズ。 - 請求項1ないし9の何れか1項に記載の結像レンズを、撮像用光学系として有する撮像装置。
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