JP6539939B2 - 撮影レンズ、及び光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影レンズ、及びこの撮影レンズを備えた光学機器に関する。
従来、最も物体側に負レンズを2枚配置した広角系のレンズが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−337691号公報
しかしながら、近年の撮像素子の高画素化に伴い、従来よりも高性能でコンパクトなレンズの提供が求められている。
そこで、本発明は、高い光学性能を有すると共に、少ないレンズ枚数で小型化が可能な撮影レンズ、及び光学機器を提供すること目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、
全系で7枚のレンズからなり、
光軸に沿って物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズとを含む第1レンズ群と、
第2レンズ群と、を有し、
合焦時に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化するように、前記第2レンズ群は光軸に沿って移動し、
前記第1レンズ群が、4枚のレンズからなり、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮影レンズを提供する。
8.00 < (−f11) / f < 14.50
2.87 ≦ (−fa) / f < 15.00
7.94 ≦ f2 / f < 15.00
但し、
f :無限遠合焦時の前記撮影レンズ全系の焦点距離
f11:前記第1レンズの焦点距離
fa :前記第1レンズ及び前記第2レンズの合成焦点距離
f2 :前記第2レンズ群の焦点距離
また、上記課題を解決するために本発明では、
全系で7枚のレンズからなり、
光軸に沿って物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズとを含む第1レンズ群と、
第2レンズ群と、を有し、
合焦時に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化するように、前記第2レンズ群は光軸に沿って移動し、
前記第1レンズ群が、3枚の負の屈折力を有するレンズと、1枚の正の屈折力を有するレンズとからなり、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮影レンズを提供する。
8.00 < (−f11) / f < 14.50
2.87 ≦ (−fa) / f < 15.00
7.94 ≦ f2 / f < 15.00
但し、
f :無限遠合焦時の前記撮影レンズ全系の焦点距離
f11:前記第1レンズの焦点距離
fa :前記第1レンズ及び前記第2レンズの合成焦点距離
f2 :前記第2レンズ群の焦点距離
また、上記課題を解決するために本発明では、
全系で7枚のレンズからなり、
光軸に沿って物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズとを含む第1レンズ群と、
第2レンズ群と、を有し、
合焦時に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化するように、前記第2レンズ群は光軸に沿って移動し、
さらに、正の屈折力を有する第3レンズ群を有し、
前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、
前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、
前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間に開口絞りを有し、
前記第1レンズ群は、前記第2レンズよりも像面側に負の屈折力を有する第3レンズを有し、
以下の条件式を満足することを特徴とする撮影レンズを提供する。
8.00 < (−f11) / f < 14.50
2.87 ≦ (−fa) / f < 15.00
7.94 ≦ f2 / f < 15.00
但し、
f :無限遠合焦時の前記撮影レンズ全系の焦点距離
f11:前記第1レンズの焦点距離
fa :前記第1レンズ及び前記第2レンズの合成焦点距離
f2 :前記第2レンズ群の焦点距離
また、本発明に係る光学機器は、上述の撮影レンズを有して構成される。
本発明によれば、高い光学性能を有すると共に、少ないレンズ枚数で小型化が可能な撮影レンズ、及び光学機器を提供することができる。
本願の第1実施例に係る撮影レンズのレンズ構成を示す断面図である。 本願の第1実施例に係る撮影レンズの無限遠合焦状態における諸収差図である。 本願の第2実施例に係る撮影レンズのレンズ構成を示す断面図である。 本願の第2実施例に係る撮影レンズの無限遠合焦状態における諸収差図である。 本願の第3実施例に係る撮影レンズのレンズ構成を示す断面図である。 本願の第3実施例に係る撮影レンズの無限遠合焦状態における諸収差図である。 本願の第4実施例に係る撮影レンズのレンズ構成を示す断面図である。 本願の第4実施例に係る撮影レンズの無限遠合焦状態における諸収差図である。 本願の撮影レンズを搭載するカメラの断面図である。 本願の撮影レンズの製造方法の概略を示すフローチャートである。
以下、本願の撮影レンズ、光学機器、及び撮影レンズの製造方法について説明する。
本願の撮影レンズは、全系で7枚のレンズからなり、光軸に沿って物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ成分と、負の屈折力を有する第2レンズ成分と、を有している。この構成により、軸外収差も良好な収差補正を行うことが可能になり、また撮影レンズの広角化が可能である。なお、本願において、レンズ成分とは、単レンズ、或いは2枚以上のレンズを接合してなる接合レンズをいう。
また、本願の撮影レンズは、無限遠合焦時の前記撮影レンズ全系の焦点距離をfとし、前記第1レンズ成分の焦点距離をf11としたとき、以下に示す条件式(1)を満足することが好ましい。
(1)8.00 < (−f11) / f < 14.50
条件式(1)は、撮影レンズ全系の焦点距離と第1レンズ成分の焦点距離との関係式であり、撮影レンズ全体の最適な屈折力配置を規定するための条件式である。
条件式(1)の下限値を下回ると、全系の焦点距離に対して相対的に第1レンズ成分の屈折力が大きくなるため、像面湾曲やコマ収差の補正が過剰となる。特に、サジタルコマ収差や像面湾曲を劣化させるため好ましくない。なお、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(1)の下限値を8.20にすることが好ましい。
条件式(1)の上限値を上回ると、全系の焦点距離に対して相対的に第1レンズ成分の屈折力が小さくなるため、像面湾曲とコマ収差の補正不足となる。特に、サジタルコマ収差が劣化するため好ましくない。また、屈折力不足を第2レンズ群で無理に補正する必要が生じ、球面収差も劣化するため好ましくない。なお、本発明の効果を確実にするために、条件式(1)の上限値を14.00にすることが好ましい。
また、本撮影レンズは、前記第1レンズ成分及び前記第2レンズ成分の合成焦点距離をfaとしたとき、以下に示す条件式(2)を満足することが好ましい。
(2)2.60 < (−fa) / f < 15.00
条件式(2)は、撮影レンズ全系の焦点距離と、第1レンズ成分及び第2レンズ成分の合成焦点距離との関係式であり、第1レンズ成分と第2レンズ成分の最適な屈折力配置を規定するための条件式である。
条件式(2)の下限値を下回ると、全系の焦点距離に対して相対的に第1レンズ成分及び第2レンズ成分の合成の屈折力が大きくなるため、像面湾曲やコマ収差の補正が過剰となる。特に、サジタルコマ収差や像面湾曲を劣化させるため好ましくない。なお、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(2)の下限値を2.70にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(2)の下限値を2.80にすることがより好ましい。
条件式(2)の上限値を上回ると、全系の焦点距離に対して相対的に第1レンズ成分及び第2レンズ成分の合成の屈折力が小さくなり、像面湾曲及びコマ収差の補正不足となるため好ましくない。特にサジタルコマ収差が劣化する。また、屈折力不足を第2レンズ成分で無理に補正することになり、球面収差も劣化するため好ましくない。なお、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(2)の上限値を10.00にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(2)の上限値を8.00にすることがより好ましい。
以上の構成により、高い光学性能を有すると共に、7枚という少ないレンズ枚数で小型化が可能な撮影レンズを提供することができる。
また、本願の撮影レンズは、光軸に沿って物体側より順に、前記第1レンズ成分と前記第2レンズ成分とを含み、負の屈折力を有する第1レンズ群と、正の屈折力を有する第2レンズ群と、正の屈折力を有する第3レンズ群と、を有し、合焦時に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化するように、前記第2レンズ群は光軸に沿って移動し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間に開口絞りを有することが好ましい。なお、本願において、レンズ群とは、開口絞り又は合焦時に変化する空気間隔で分離された、少なくとも1枚のレンズを有する部分をいう。
上記第1レンズ群ないし第3レンズ群の構成により、軸外収差を中心とした良好な収差補正をすることができる。また、上記開口絞りの配置により、コマ収差を良好に補正することができる。
また、本願の撮影レンズは、前記第2レンズ群の焦点距離をf2としたとき、以下に示す条件式(3)を満足することが好ましい。
(3)4.50 < f2 / f < 20.00
条件式(3)は、撮影レンズ全系の焦点距離と第2レンズ群の焦点距離との関係式であり、第2レンズ群の最適な屈折力配置を規定するための条件式である。
条件式(3)の下限値を下回ると、合焦時の第2レンズ群の移動量は小さくできるものの、無限遠物体合焦時から近距離物体合焦時にわたって球面収差や特にコマ収差が悪化するため好ましくない。なお、本実施形態の効果を確実にするために、条件式(3)の下限値を5.00にすることが好ましい。また、本実施形態の効果をより確実にするために、条件式(3)の下限値を6.50にすることがより好ましい。
条件式(3)の上限値を上回ると、合焦時の第2レンズ群の移動量が大きくなり過ぎて諸収差、特に歪曲収差のマイナス化が顕著になってしまうため好ましくない。なお、本発明の効果を確実にするために、条件式(3)の上限値を15.00にすることが好ましい。
また、本願の撮影レンズにおいては、合焦に際し、第2レンズ群と開口絞りが一体的に光軸に沿って移動する、又は、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群とが一体的に光軸に沿って移動することが好ましい。
また、本願の撮影レンズでは、無限遠物体から近距離物体への合焦時に、像面湾曲の変動を少なくするべく、レンズ系の一部の間隔が狭くなるように変化させるインナーフォーカス方式を採用している。また、口径を小さくすることが可能な第2レンズ群又は第2レンズ群と第3レンズ群とで合焦を行う構成とすることで、フォーカシング重量(合焦時に駆動するレンズの重量)が軽くなるため、より迅速な合焦を行うことが可能となる。
また、本願の撮影レンズにおいて、前記第1レンズ成分は、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状であることが好ましい。
この構成により、各レンズ面において入射角度や射出角度が極端に大きくならないようにすることができ、画角の広い範囲にわたって無理なく収差補正を行うことができる。また一般に、あるレンズ面に対する入射角が大きいほど収差が多量に発生するため、広角レンズの物体側のレンズ群には、極端に入射角が大きくなるレンズ面を配置することは好ましくない。
また、本願の撮影レンズは、前記第1レンズ群が、前記第2レンズ成分よりも像面側に負の屈折力を有する第3レンズ成分を有することが好ましい。
この構成により、軸外光束を徐々に屈折させて少しずつ射出角度を小さくし、収差が発生するのを抑えることができる。
本願の光学機器は、上述の撮影レンズを有して構成されることを特徴としている。これにより、高い光学性能をすると共に、少ないレンズ枚数で小型化が可能な光学機器を実現することができる。
本願の撮影レンズの製造方法は、全系で7枚のレンズからなる撮影レンズの製造方法であって、光軸に沿って物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ成分と、負の屈折力を有する第2レンズ成分と、を配置し、無限遠合焦時の撮影レンズ全系の焦点距離をf、前記第1レンズ成分の焦点距離をf11、前記第1レンズ成分及び前記第2レンズ成分の合成焦点距離をfaとしたとき、以下の条件式を満足するように配置することを特徴とする。
8.00 < (−f11) / f < 14.50
2.60 < (−fa) / f < 15.00
これにより、高い光学性能を有すると共に、少ないレンズ枚数で小型化が可能な撮影レンズを製造することができる。
以下、本願の数値実施例に係る撮影レンズを添付図面に基づいて説明する。なお、図1、図3、図5、及び図7は、それぞれ、実施例1ないし4の各実施例に係る撮影レンズSL1ないしSL4のレンズ構成を示している。
各実施例に係る撮影レンズSL1ないしSL4は、それぞれ、物体側から順に、負の屈折力を有する第1レンズG1と、正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、正の屈折力を有する第3レンズ群G3とからなる。各実施例において、開口絞りSは、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に位置する。
なお、この撮影レンズSL1からSL4と像面Iとの間には、それぞれ、ローパスフィルターや赤外カットフィルター等から構成されるフィルター群FLが配置されている。
像面Iは、不図示の撮像素子上に形成され、撮像素子は、例えば、フィルム、CCD、CMOS等によって構成される。
(第1実施例)
図1は、本願の第1実施例に係る撮影レンズSL1のレンズ構成を示す断面図である。
撮影レンズSL1において、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12(第2レンズ成分)と、両凹形状の負レンズL13と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14との接合負レンズ(第3レンズ成分)と、からなる。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズL21からなる。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL31と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32とを貼り合わせた接合正レンズからなる。
撮影レンズSL1では、第2レンズ群G2、開口絞りS、及び第3レンズ群G3を光軸に沿って一体的に物体側へ移動させることにより、無限遠物点から近距離物点への合焦を行う。
以下の表1に本第1実施例の諸元の値を掲げる。
[面データ]において、「面番号」は光軸に沿って物体側から数えたレンズ面の順番を、「r」は曲率半径を、「d」は面間隔(第n面(nは整数)と第n+1面との間隔)を、「nd」はd線(波長587.6nm)に対する屈折率を、「νd」はd線(波長587.6nm)に対するアッベ数をそれぞれ示している。また、「物面」は物体面を、「可変」は可変の面間隔を、「絞り」は開口絞りSを、「像面」は像面Iをそれぞれ示している。なお、曲率半径「r」において「∞」は平面を示し、空気の屈折率nd=1.0000の記載は省略している。
[各種データ]において、「f」は焦点距離を、「FNo」はFナンバーを、「2ω」は画角(単位は「°」)を、「Y」は像高を、「TL」は撮影レンズの全長(レンズ面の第1面から像面Iまでの光軸上の距離)を、「Bf」はバックフォーカス(空気換算長)をそれぞれ示している。なお、これらの値は無限遠合焦時のものである。
[可変間隔データ]は、無限遠合焦状態、撮影倍率−0.03倍状態における可変間隔を示している。dnは第n面の可変の面間隔を表している。d0は物体から第1面までの光軸上の距離を示している。
[レンズ群データ]には、各レンズ群の始面と焦点距離を示している。
[条件式対応値]には、本実施形態に係る撮影レンズの各条件式の対応値を示している。
以下の全ての諸元値において掲載されている焦点距離f、曲率半径r、面間隔、その他長さの単位は一般に「mm」が使われる。しかしながら光学系は、比例拡大又は比例縮小しても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。
以上の符号の説明及び諸元表の説明は以降の第2ないし第4実施例においても同様である。
[表1]
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞
1 41.5279 1.40 1.6180 63.34
2 11.4000 6.80
3 24.5552 1.25 1.6180 63.34
4 7.0026 5.80
5 -668.4521 1.60 1.6667 48.33
6 7.6029 5.00 1.8467 23.80
7 14.5475 可変
8 39.0559 3.40 1.6127 58.54
9 -35.4313 2.60
10(絞り) ∞ 6.65
11 12.7543 4.20 1.6204 60.25
12 -6.7063 0.80 1.8607 23.08
13 -12.4867 可変
14 ∞ 0.50 1.5168 63.88
15 ∞ 1.11
16 ∞ 1.59 1.5168 63.88
17 ∞ 0.30
18 ∞ 0.70 1.5168 63.88
19 ∞ 0.70
像面 ∞

[各種データ]
f 2.96
FNo 2.76
2ω 180.99
Y 4.23
TL 63.71
Bf 13.46

[可変間隔データ]
撮影倍率 無限遠 -0.03
d0 ∞ 86.29
d7 9.80 9.50
d13 9.51 9.81

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
1 1 -4.948
2 8 30.855
3 11 12.978

[条件式対応値]
(1)(−f11)/f = 8.75
(2)(−fa)/ f = 2.87
(3) f2 / f = 10.43
なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との合成焦点距離は12.502mmである。
図2は、本第1実施例に係る撮影レンズSL1の諸収差図である。各収差図において、「d」はd線(波長587.6nm)、「g」はg線(波長435.8nm)に対する諸収差を、「A」は光線入射角すなわち半画角(単位は「°」)を示している。特に記載のないものはd線に対する諸収差を表す。非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示している。コマ収差図では、各入射角について、実線がd線及びg線に対するメリディオナルコマ収差を示している。なお、この収差図の説明及び符号は以降の実施例においても同様である。
各収差図により、本第1実施例に係る撮影レンズSL1は、諸収差が良好に補正され、高い光学性能を有していることが分かる。
(第2実施例)
図3は、本願の第2実施例に係る撮影レンズSL2のレンズ構成を示す断面図である。
撮影レンズSL2において、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11(第1レンズ成分)と、両凹形状の負レンズL12(第2レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL13と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14との接合負レンズ(第3レンズ成分)と、からなる。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズL21からなる。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL31と両凸形状の正レンズL32との接合正レンズからなる。
撮影レンズSL2では、第2レンズ群G2、開口絞りS及び第3レンズ群G3を光軸に沿って一体的に物体側へ移動させることにより、無限遠物点から近距離物点への合焦を行う。
以下の表2に本第2実施例の諸元の値を掲げる。
[表2]
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞
1 48.7490 1.41 1.6180 63.34
2 15.7905 10.00
3 -294.5503 1.20 1.6180 63.34
4 20.8282 5.40
5 71.4927 1.80 1.6031 60.69
6 7.0560 4.70 1.8052 25.45
7 6.4060 可変
8 30.5957 2.80 1.5400 59.52
9 -20.9856 11.55
10(絞り) ∞ 3.20
11 8.6789 2.00 1.8467 23.80
12 4.8847 2.40 1.6030 65.44
13 -22.9685 可変
14 ∞ 0.50 1.5168 63.88
15 ∞ 1.11
16 ∞ 1.59 1.5168 63.88
17 ∞ 0.30
18 ∞ 0.70 1.5168 63.88
19 ∞ 0.70
像面 ∞

[各種データ]
f 2.96
FNo 2.76
2ω 180.35
Y 4.31
TL 67.27
Bf 11.86

[可変間隔データ]
撮影倍率 無限遠 -0.03
d0 ∞ 82.72
d7 16.49 16.33
d13 10.40 10.55

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
1 1 -4.591
2 8 23.500
3 11 13.452

[条件式対応値]
(1)(−f11)/f = 12.99
(2)(−fa)/ f = 5.10
(3) f2 / f = 7.94
なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との合成焦点距離は12.445mmである。
図4は、本第2実施例に係る撮影レンズSL2の諸収差図である。各収差図より、本第2実施例に係る撮影レンズSL2は、諸収差が良好に補正され、高い光学性能を有していることが分かる。
(第3実施例)
図5は、本願の第3実施例に係る撮影レンズSL3のレンズ構成を示す断面図である。
撮影レンズSL3において、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11(第1レンズ成分)と、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12(第2レンズ成分)と、両凹形状の負レンズL13と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14との接合負レンズ(第3レンズ成分)と、からなる。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズL21で構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL31と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32との接合正レンズからなる。
撮影レンズSL3では、第2レンズ群G2と開口絞りSを一体的に光軸に沿って像側へ移動させることにより、無限遠物点から近距離物点への合焦を行う。
以下の表3に、本第3実施例の諸元の値を掲げる。
[表3]
[面データ]
面番号 r d nd νd
物面 ∞
1 46.0563 1.41 1.6180 63.34
2 11.4000 6.80
3 21.6202 1.20 1.6180 63.34
4 7.2891 5.70
5 -143.4943 1.80 1.6780 50.67
6 8.6119 4.80 1.8467 23.80
7 20.1355 可変
8 42.3589 4.00 1.5182 58.82
9 -42.0266 2.60
10(絞り) ∞ 可変
11 12.0821 4.00 1.6031 60.69
12 -6.4006 0.80 1.8607 23.08
13 -11.3581 9.51
14 ∞ 0.50 1.5168 63.88
15 ∞ 1.11
16 ∞ 1.59 1.5168 63.88
17 ∞ 0.30
18 ∞ 0.70 1.5168 63.88
19 ∞ 0.70
像面 ∞

[各種データ]
f 2.96
FNo 2.76
2ω 180.38
Y 4.23
TL 64.16
Bf 14.41

[可変間隔データ]
撮影倍率 無限遠 -0.03
d0 ∞ 86.41
d7 10.00 10.40
d10 6.65 6.25

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
1 1 -5.727
2 8 41.377
3 11 12.415

[条件式対応値]
(1)(−f11)/f = 8.41
(2)(−fa)/ f = 3.03
(3) f2 / f = 13.98
なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との合成焦点距離は12.330mmである。
図6は、本第3実施例に係る撮影レンズSL3の諸収差図である。各収差図より、本第3実施例に係る撮影レンズSL3は、諸収差が良好に補正され、高い光学性能を有していることが分かる。
(第4実施例)
図7は、本発明の第4実施例に係る撮影レンズSL4の構成を示す図である。
撮影レンズSL4において、第1レンズ群G1は、物体側から順に、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL11(第1レンズ成分)、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズL12(第2レンズ成分)、両凹形状の負レンズL13と物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズL14との接合負レンズ(第3レンズ成分)と、からなる。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズL21で構成されている。
第3レンズ群G3は、物体側から順に、両凸形状の正レンズL31と物体側に凹面を向けた負メニスカスレンズL32との接合正レンズからなる。
撮影レンズSL4では、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2及び開口絞りSと、第3レンズ群G3とを、それぞれ光軸に沿って物体側へ移動させることにより、無限遠物点から近距離物点への合焦を行う。
以下の表4に、この第4実施例の諸元の値を掲げる。
[表4]
[面データ]
面番号 r d nd νd
1 36.0092 1.50 1.6180 63.34
2 11.4000 6.60
3 17.5058 1.20 1.6180 63.34
4 7.5892 5.70
5 -106.3611 1.80 1.6780 50.67
6 7.4284 4.80 1.8467 23.80
7 10.5319 可変
8 25.2998 4.20 1.5182 58.82
9 -25.3485 2.60
10(絞り)∞ 可変
11 12.8237 3.80 1.5891 61.22
12 -6.4715 1.00 1.8467 23.80
13 -11.6377 可変
14 ∞ 0.50 1.5168 63.88
15 ∞ 1.11
16 ∞ 1.59 1.5168 63.88
17 ∞ 0.30
18 ∞ 0.70 1.5168 63.88
19 ∞ 0.70

[各種データ]
f 2.96
FNo 2.80
2ω 180.80
Y 4.23
TL 64.26
Bf 14.41

[可変間隔データ]
撮影倍率 無限遠 -0.03
d0 ∞ 88.45
d7 10.00 9.66
d10 6.65 6.75
d13 6.65 9.75

[レンズ群データ]
レンズ群 始面 焦点距離
1 1 -4.485
2 8 25.145
3 11 13.358

[条件式対応値]
(1)(−f11)/f = 9.32
(2)(−fa)/ f = 3.67
(3) f2 / f = 8.50
なお、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との合成焦点距離は12.820である。
図8は、本第4実施例に係る撮影レンズSL4の諸収差図である。各収差図より、本第4実施例に係る撮影レンズSL4は、諸収差が良好に補正され、高い光学性能を有していることがわかる。
上記各実施例によれば、高い光学性能を有すると共に、少ないレンズ枚数で小型化が可能な撮影レンズを実現することができる。なお、上記各実施例は本願発明の一具体例を示しているものであり、本願発明はこれらに限定されるものではない。以下の内容は、本願の撮影レンズの光学性能を損なわない範囲で適宜採用することが可能である。
本願の撮影レンズの数値実施例として3群構成のものを示したが、本願はこれに限られず、その他の群構成(例えば、4群等)の撮影レンズを構成することもできる。具体的には、本願の撮影レンズの最も物体側や最も像側にレンズ又はレンズ群を追加した構成でも構わない。
また、本願の撮影レンズは、無限遠物点から近距離物点への合焦を行うためにレンズ群の1部、1つのレンズ群全体、或いは複数のレンズ群を合焦レンズ群として光軸方向へ移動させる構成としてもよい。また、本願の撮影レンズでは、第2レンズ群全体を合焦レンズ群としたが、第2レンズ群の一部を合焦レンズ群としてもよい。特に、第2レンズ群の少なくとも一部又は第3レンズ群の少なくとも一部を合焦レンズ群とすることが好ましい。また、斯かる合焦レンズ群は、オートフォーカスに適用することも可能であり、オートフォーカス用のモータ、例えば超音波モータ等による駆動にも適している。なお、合焦レンズ群とは、合焦時に光軸に沿って移動する1枚以上のレンズからなり、合焦時に変化する空気間隔で分離された光学系の部分である。
また、本願の撮影レンズにおいて、撮影レンズのぶれを検出するブレ検出系と駆動手段とを撮影レンズに組合せ、いずれかのレンズ群全体又はその一部を、防振レンズ群として光軸に対して垂直な方向の成分を含むように移動させ、又は光軸を含む面内方向へ回転移動(揺動)させることにより、手ぶれ等によって生じる像ぶれを補正する構成とすることもできる。
また、本願の撮影レンズを構成するレンズのレンズ面は、球面又は平面としてもよく、或いは非球面としてもよい。レンズ面が球面又は平面の場合、レンズ加工及び組立調整が容易になり、レンズ加工及び組立調整の誤差による光学性能の劣化を防ぐことができるため好ましい。また、像面がずれた場合でも描写性能の劣化が少ないため好ましい。レンズ面が非球面の場合、研削加工による非球面、ガラスを型で非球面形状に成形したガラスモールド非球面、又はガラス表面に設けた樹脂を非球面形状に形成した複合型非球面のいずれでもよい。また、レンズ面は回折面としてもよく、レンズを屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)或いはプラスチックレンズとしてもよい。
また、本願の撮影レンズにおいて開口絞りは第2レンズ群と第3レンズ群との間に配置されることが好ましいが、開口絞りとしての部材を設けずに、レンズ枠でその役割を代用してもよい。
また、本願の撮影レンズを構成するレンズのレンズ面に、広い波長域で高い透過率を有する反射防止膜を施してもよい。これにより、フレアやゴーストを軽減し、高コントラストの高い光学性能を達成することができる。
本実施形態に係る撮影レンズは、35mmフィルムサイズ換算での焦点距離が、7.5mmから8.5mm程度、好ましくは8mm程度である。また、本実施形態に係る撮影レンズは、35mmフィルムサイズ換算でのローパスフィルター等のフィルター部材を含まない最も像側に配置されるレンズの像側面から像面までの距離(バックフォーカス)が、8mmから20mm程度、好ましくは11mmから15mm程度とするのが望ましい。
次に、本願の撮影レンズを備えたカメラを図9に基づいて説明する。
図9は、本願の撮影レンズを備えたカメラの構成を示す図である。図9に示すようにカメラ1は、撮影レンズ2として上記第1実施例に係る撮影レンズSL1を備えたレンズ交換式の所謂ミラーレスカメラである。
本カメラ1において、不図示の物体(被写体)からの光は、撮影レンズ2で集光されて、不図示のOLPF(Optical low pass filter:光学ローパスフィルタ)を介して撮像部3の撮像面上に被写体像を形成する。そして、撮像部3に設けられた光電変換素子によって被写体像が光電変換されて被写体の画像が生成される。この画像は、カメラ1に設けられたEVF(Electronic view finder:電子ビューファインダ)4に表示される。これにより撮影者は、EVF4を介して被写体を観察することができる。
また、撮影者によって不図示のレリーズボタンが押されると、撮影部3で生成された被写体の画像が不図示のメモリに記憶される。このようにして、撮影者は本カメラ1による被写体の撮影を行うことができる。
ここで、本カメラ1に撮影レンズ2として搭載した上記第1実施例に係る撮影レンズSL1は、高い光学性能を有すると共に、少ないレンズ枚数で小型化が可能な撮影レンズである。したがって本カメラ1は、高い光学性能と小型化を実現することができる。なお、上記第2ないし第4実施例に係る撮影レンズのいずれかを撮影レンズ2として搭載したカメラを構成しても、上記カメラ1と同様の効果を奏することができる。また、クイックリターンミラーを有し、ファインダ光学系によって被写体を観察する一眼レフタイプのカメラに上記各実施例に係る撮影レンズを搭載した場合でも、上記カメラ1と同様の効果を奏することができる。
以下、本願の撮影レンズの製造方法の概略を図10に基づいて説明する。
図12に示す本願の撮影レンズの製造方法は、全系で7枚のレンズからなる撮影レンズの製造方法であって、以下のステップS1ないしS2を含むものである。
第1レンズ群G1として、物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズ成分と、負の屈折力を有する第2レンズ成分と、を配置する(ステップS1)。また、前記7枚のレンズを、上述の条件式(1)及び(2)を満足するように配置する(ステップS2)。
斯かる本願の撮影レンズの製造方法によれば、高い光学性能を有すると共に、少ないレンズ枚数で小型化が可能な撮影レンズを製造することができる。
SL1〜SL4 撮影レンズ
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
FL フィルター群
I 像面
L11 第1レンズ成分
L12 第2レンズ成分
S 開口絞り

Claims (14)

  1. 全系で7枚のレンズからなり、
    光軸に沿って物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズとを含む第1レンズ群と、
    第2レンズ群と、を有し、
    合焦時に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化するように、前記第2レンズ群は光軸に沿って移動し、
    前記第1レンズ群が、4枚のレンズからなり、
    以下の条件式を満足することを特徴とする撮影レンズ。
    8.00 < (−f11) / f < 14.50
    2.87 ≦ (−fa) / f < 15.00
    7.94 ≦ f2 / f < 15.00
    但し、
    f :無限遠合焦時の前記撮影レンズ全系の焦点距離
    f11:前記第1レンズの焦点距離
    fa :前記第1レンズ及び前記第2レンズの合成焦点距離
    f2 :前記第2レンズ群の焦点距離
  2. 全系で7枚のレンズからなり、
    光軸に沿って物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズとを含む第1レンズ群と、
    第2レンズ群と、を有し、
    合焦時に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化するように、前記第2レンズ群は光軸に沿って移動し、
    前記第1レンズ群が、3枚の負の屈折力を有するレンズと、1枚の正の屈折力を有するレンズとからなり、
    以下の条件式を満足することを特徴とする撮影レンズ。
    8.00 < (−f11) / f < 14.50
    2.87 ≦ (−fa) / f < 15.00
    7.94 ≦ f2 / f < 15.00
    但し、
    f :無限遠合焦時の前記撮影レンズ全系の焦点距離
    f11:前記第1レンズの焦点距離
    fa :前記第1レンズ及び前記第2レンズの合成焦点距離
    f2 :前記第2レンズ群の焦点距離
  3. 全系で7枚のレンズからなり、
    光軸に沿って物体側より順に、負の屈折力を有する第1レンズと、負の屈折力を有する第2レンズとを含む第1レンズ群と、
    第2レンズ群と、を有し、
    合焦時に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔が変化するように、前記第2レンズ群は光軸に沿って移動し、
    さらに、正の屈折力を有する第3レンズ群を有し、
    前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、
    前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、
    前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間に開口絞りを有し、
    前記第1レンズ群は、前記第2レンズよりも像面側に負の屈折力を有する第3レンズを有し、
    以下の条件式を満足することを特徴とする撮影レンズ。
    8.00 < (−f11) / f < 14.50
    2.87 ≦ (−fa) / f < 15.00
    7.94 ≦ f2 / f < 15.00
    但し、
    f :無限遠合焦時の前記撮影レンズ全系の焦点距離
    f11:前記第1レンズの焦点距離
    fa :前記第1レンズ及び前記第2レンズの合成焦点距離
    f2 :前記第2レンズ群の焦点距離
  4. さらに、正の屈折力を有する第3レンズ群を有し、
    前記第1レンズ群は負の屈折力を有し、
    前記第2レンズ群は正の屈折力を有し、
    前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間に開口絞りを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影レンズ。
  5. 合焦に際し、前記第2レンズ群と前記開口絞りが一体的に光軸に沿って移動することを特徴とする請求項に記載の撮影レンズ。
  6. 合焦に際し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群とが一体的に光軸に沿って移動することを特徴とする請求項4又は5に記載の撮影レンズ。
  7. 前記第2レンズ群が、1つのレンズ成分からなることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の撮影レンズ。
  8. 前記第3レンズ群が、1つのレンズ成分からなることを特徴とする請求項4ないし6のいずれか1項に記載の撮影レンズ。
  9. 前記第1レンズ群が、4枚のレンズからなることを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影レンズ。
  10. 前記第1レンズ群が、3枚の負の屈折力を有するレンズと、1枚の正の屈折力を有するレンズとからなることを特徴とする請求項1又は3に記載の撮影レンズ。
  11. 35mmフィルムサイズ換算での焦点距離が、7.5mmから8.5mmであることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載の撮影レンズ。
  12. 前記第1レンズは、物体側に凸面を向けた負メニスカス形状であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載の撮影レンズ。
  13. 前記第2レンズよりも像面側に負の屈折力を有する第3レンズを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影レンズ。
  14. 請求項1ないし13のいずれか1項に記載の撮影レンズを有することを特徴とする光学機器。
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