JP6536553B2 - 電流センサ - Google Patents

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Description

本発明は、電流経路から発生する磁界を検知して電気信号に変換し、電流経路に流れる電流を検出する電流センサに関する。
従来、電流センサの一例として、特許文献1に開示された電流検出システムがある。電流検出システムは、磁性板と、これらに対応するバスバ、及び半導体基板を有している。また、半導体基板には、磁束を電気信号に変換する磁電変換素子が形成されている。
特開2015−194472号公報
上記電流検出システムは、3組の磁性板(以下、磁気シールド)が隣り合うように配置されている。そして、各組における対向配置された磁気シールド間には、バスバと半導体基板が配置されている。よって、電流検出システムは、隣り合う磁気シールドどうしが分断されている。
なお、以下においては、1組の磁気シールドと、1組の磁性板に挟みこまれたバスバと半導体基板とを相とも称する。よって、上記電流検出システムは、三つの相が隣り合って配置されていると言える。また、対向配置された磁気シールドの一方を上側シールド、他方を下側シールドとも称する。
このように構成された電流検出システムは、ある相のバスバに例えば1200Aなどの比較的大電流を通電すると、そのバスバから磁界が発生する。その磁界は、バスバに対向配置された磁気シールド内部に集中し、隣相の磁気シールドへと伝搬する。そして、端部に配置された磁気シールドでは、上側シールドと下側シールドでの磁界交換が起きる。このため、電流検出システムでは、磁界交換の一部を、端部の磁電変換素子がセンシングしてしまい、電流の検出誤差が生じるという問題がある。
本開示は、上記問題点に鑑みなされたものであり、高精度に電流を検出できる電流センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本開示は、
複数の電流経路(40)のそれぞれに流れる電流を個別に検出する電流センサであって、
一つの電流経路に対向配置され、電流経路から発生する磁界を検知して電気信号に変換する磁気検出素子(10,11)と、
磁気検出素子に対する外部からの磁界を遮蔽するものであり、電流経路と磁気検出素子とを挟み込みつつ、対向配置された一対の第1シールド(21〜25)と第2シールド(31〜35)を含む磁気シールド部と、を有する相を複数の電流経路のそれぞれに対応して備えており、
各相は、第1シールド、電流経路、磁気検出素子、第2シールドがこの順序で積層され、且つ、積層方向に直交する方向に配置されており、
配置方向の両端の相である端相における第1シールドと第2シールドとを端相シールド(22〜25,32〜35)、端相における磁気検出素子を端相検出素子(11)とし、
両端相シールドの少なくとも一方は、両端相シールドにおける配置方向の最端部からの漏れ磁界が、端相検出素子よりも、対向配置された相手側の端相シールドへ達しやすくなるように、両端相シールド間で磁界交換を行うための磁界交換部(22b,23b,25b、32b〜35b)を備え
少なくとも三つの電流経路(40)のそれぞれに流れる電流を個別に検出する電流センサであって、
端相シールド(22,32)で挟まれた第1シールドと第2シールドとを介在シールド(21,31)、介在シールドで挟まれた磁気検出素子を介在検出素子(10)とし、
端相シールドは、磁界交換部(22b,32b)として、配置方向において、端相検出素子の対向部から漏れ磁界が発生している最端部までの長さが、介在シールドにおける介在検出素子の対向部から最端部側の端部までの長さよりも長い部位を備えている
このように、本開示は、端相シールドの少なくとも一方が磁界交換部を備えている。これによって、本開示は、両端相シールドにおける配置方向の最端部からの漏れ磁界が、端相検出素子よりも、対向配置された相手側の端相シールドへ達しやすくなる。このため、本開示は、漏れ磁界が端相検出素子に達することを抑制でき高精度に電流を検出できる。
なお、特許請求の範囲、及びこの項に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、発明の技術的範囲を限定するものではない。
第1実施形態における電流センサの概略構成を示す平面図である。 図1のII‐II線に沿う断面図である。 第2実施形態における電流センサの概略構成を示す断面図である。 変形例1における電流センサの概略構成を示す断面図である。 変形例2における電流センサの概略構成を示す断面図である。 第3実施形態における電流センサの概略構成を示す断面図である。 第4実施形態における電流センサの概略構成を示す断面図である。 図7のVIII‐VIII線に沿う断面図である。
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用することができる。
なお、以下においては、互いに直交する3方向をX方向、Y方向、Z方向とする。また、X方向とY方向とによって規定される平面をXY平面、X方向とZ方向とによって規定される平面をXZ平面、Y方向とZ方向とによって規定される平面をYZ平面とする。
(第1実施形態)
図1、図2を用いて、本実施形態の電流センサ100に関して説明する。電流センサ100は、例えば、直流電力を三相交流電力に変換するインバータと、インバータからの三相交流電力によって駆動されるモータジェネレータとともに車両に搭載される。そして、電流センサ100は、インバータとモータジェネレータとの間に流れる電流を検出する。詳述すると、電流センサ100は、インバータとモータジェネレータを電気的に接続している複数のバスバ40のそれぞれに流れる電流を個別に検出する。電流センサ100は、例えば集磁コアを必要としないコアレス電流センサを採用できる。なお、電流センサ100は、インバータとモータジェネレータとの間に流れる電流を検出するものに限定されない。
また、後程説明するが、電流センサ100は、複数の相P1〜Pnを備えている。この各相P1〜Pnの少なくとも三つは、インバータとモータジェネレータとの間における各相に対応して設けられている。なお、バスバ40は、電流経路に相当する。バスバ40に流れる電流は、被検出電流とも言える。
本実施形態では、一例として、第1端部と、第2端部と、両端部に挟まれた中間部40aとを含むバスバ40を採用している。バスバ40は、例えば、第1端部がモータジェネレータ側の端部で、第2端部がインバータ側の端部である。中間部40aは、第1端部と第2端部との間の部位であり、後程説明する第1シールドと第2シールドで挟まれる部位である。しかしながら、バスバ40の構成は、これに限定されない。
電流センサ100は、図1、図2に示すように、第1相P1〜第n相Pnを備えている。電流センサ100は、第1相P1〜第n相PnがX方向に並んで配置されている。よって、X方向は、配置方向とも言える。さらに、配置方向は、後程説明する積層方向に直交する方向である。
また、第1相P1と第n相は、配置方向における両端の相であるため端相と言える。一方、第2相P2〜第n-1相Pn-1は、端相P1,Pn間に介在しているため介在相と言える。なお、本実施形態では、nが3以上の自然数である例を採用する。しかしながら、本発明は、nが2以上であれば採用できる。この場合の電流センサは、後程説明する介在相が存在しない。
各相P1〜Pnは、磁気検出素子10,11を備えている。さらに、各相P1〜Pnは、バスバ40と磁気検出素子10,11を挟み込みつつ、対向配置された一対の第1シールド21,22と第2シールド31,32を含む磁気シールド部を備えている。
磁気検出素子10,11のそれぞれは、一つのバスバ40に対向配置され、バスバ40から発生する磁界を検知して電気信号に変換する。磁気検出素子10,11は、例えばセンサチップやバイアス磁石や回路チップが基板に搭載されるとともに、これらが封止樹脂体で封止され、回路チップと接続されたリードが封止樹脂体の外部に露出した構成を採用できる。センサチップとしては、例えば、巨大磁気抵抗素子(GMR)、異方性磁気抵抗素子(AMR)、トンネル磁気抵抗素子(TMR)、又はホール素子などを採用できる。なお、端相P1,Pnの磁気検出素子11は、端相検出素子11と言える。一方、介在相P2〜Pn-1の磁気検出素子10は、介在検出素子10と言える。
第1シールド21,22と第2シールド31,32は、磁性材料によって構成されており、磁気検出素子10,11に対する外部からの磁界を遮蔽するものである。各シールド21,22,31,32は、バスバ40と磁気検出素子10,11とを挟み込みつつ対向配置されている。言い換えると、各シールド21,22,31,32は、外部磁界が磁気検出素子10,11に達すること、もしくは、透過することを抑制するためのものである。この第1シールド21,22と第2シールド31,32は、磁気シールド部に相当する。
各シールド21,22,31,32は、例えば、平板状の磁性材料が積層されて構成されている。よって、図1、図2に示すように、各シールド21,22,31,32は、平板状部材であり、例えば、XY平面、YZ平面、XZ平面において矩形状である。さらに、各シールド21,22,31,32は、磁気検出素子10,11の対向領域、及び中間部40aの対向領域を覆うことができる程度の大きさである。対向領域は、Z方向における領域である。
なお、端相P1,Pnの第1シールド22は、第1端相シールド22と言える。同様に、端相P1,Pnの第2シールド32は、第2端相シールド32と言える。よって、電流センサ100は、二つの第1端相シールド22と、二つの第2端相シールド32を含んでいる。
一方、介在相P2〜Pn-1の第1シールド21は、第1介在シールド21と言える。同様に、介在相P2〜Pn-1の第2シールド31は、第2介在シールド31と言える。
このように、第1シールドは、第1介在シールド21と第1端相シールド22とを含んでいる。また、第2シールドは、第2介在シールド31と第2端相シールド32とを含んでいる。
第1シールド21,22は、バスバ40と磁気検出素子10,11とを基準として、Z方向の一方側に配置されている。第2シールド31,32は、バスバ40と磁気検出素子10,11とを基準として、Z方向の他方側に配置されている。具体的には、第1シールド21,22がバスバ40と対向する側に配置され、第2シールド31,32が磁気検出素子10,11と対向する側に配置されている。
第1シールド21,22のそれぞれと、第2シールド31,32のそれぞれは、対をなしており、Z方向において間隔をあけて対向配置されている。例えば、第1相P1は、第1端相シールド22と第2端相シールド32とが対をなしており、Z方向において、第1端相シールド22と第2端相シールド32とが対向配置されている。そして、第1端相シールド22と第2端相シールド32は、Z方向において、端相検出素子11とバスバ40とを挟み込むように配置されている。
よって、端相検出素子11及び中間部40aは、第1端相シールド22の対向領域内及び第2端相シールド32の対向領域内に配置されていると言える。また、第1相P1は、図2に示すように、第1端相シールド22、バスバ40の中間部40a、端相検出素子11、第2端相シールド32がこの順序で積層されている。つまり、第1相P1は、これらの構成要素がZ方向に積層されている。
また、例えば、第2相P2は、第1介在シールド21と第2介在シールド31とが対をなしており、Z方向において、第1介在シールド21と第2介在シールド31とが対向配置されている。そして、第1介在シールド21と第2介在シールド31は、Z方向において、介在検出素子10とバスバ40とを挟み込むように配置されている。
よって、介在検出素子10及び中間部40aは、第1介在シールド21の対向領域内及び第2介在シールド31の対向領域内に配置されていると言える。また、第2相P2は、図2に示すように、第1介在シールド21、バスバ40の中間部40a、介在検出素子10、第2介在シールド31がこの順序で積層されている。つまり、第2相P2は、これらの構成要素がZ方向に積層されている。
このように、電流センサ100は、第1シールド21,22が相P1〜Pn毎に分断され、第2シールド31,32が相P1〜Pn毎に分断された構成をなしている。しかしながら、第1シールド21,22と第2シールド31,32のそれぞれは、樹脂等の磁気シールドとしての機能を有さない材料によって一体化されていてもよい。
第1シールド21,22は、X方向に並べて配置されている。同様に、第2シールド31,32は、X方向に並べて配置されている。なお、各相P1〜Pnに対応するバスバ40の中間部40aに関してもX方向に並べて配置されている。
第1シールド21,22は、例えば、中間部40aと対向する対向面(以下、第1対向面)がXY平面と平行に設けられている。第1シールド21,22は、第1対向面が、XY平面と平行な同一の仮想平面上に設けられている。同様に、第2シールド31,32は、例えば、磁気検出素子10,11と対向する対向面(以下、第2対向面)がXY平面と平行に設けられている。第2シールド31,32は、第2対向面が、XY平面と平行な同一の仮想平面上に設けられている。そして、第1対向面が設けられている仮想平面は、Z方向における位置が、第2対向面が設けられている仮想平面と異なる。
なお、第1対向面は、第2シールド31,32と対向する側の面である。一方、第2対向面は、第1シールド21,22と対向する側の面である。また、第1シールド21,22と第2シールド31,32は、平行に配置されているため、平行平板シールドとも言える。
また、第1シールド21,22のそれぞれは、X方向における位置は異なるが、Y方向及びZ方向の位置が同じである。同様に、第2シールド31,32のそれぞれは、X方向における位置は異なるが、Y方向及びZ方向の位置が同じである。
このように構成された電流センサ100は、ある相の検出対象であるバスバ40に例えば1200Aなどの比較的大電流が流れ、この相の隣相で検出対象のバスバ40に流れている被検出電流を検出する状況となりうる。なお、比較的大電流が流れるバスバ40は、ノイズの発生源となりうる。このため、このバスバを検出対象としている相は、ノイズ相と言うことができる。一方、被検出電流を検出する相は、検出相と言うことができる。本変形例では、図2に示すように、第2相P2がノイズ相、第1相P1が検出相である状況を一例として採用する。
ノイズ相のバスバ40から発生する磁界は、アンペアの右ねじの法則により、同心円状に発生する。この磁界は、各シールド21,22,31,32の内部に集中する。そして、各シールド21,22,31,32には、図2に示すように、実線矢印で示す方向に磁束が流れる、言い換えると磁力線が走る。
そして、磁界は、端相の最端部まで達する。この結果、電流センサ100は、端相において、第1シールドと第2シールドとの間で磁界交換が起こる。具体的には、第1相P1では、第2端相シールド32の最端部から、第1端相シールド22への磁界交換が起こる。同様に、第n相Pnでは、第1端相シールド22の最端部から、第2端相シールド32への磁界交換が起こる。言い換えると、第1相P1では、第2端相シールド32の最端部からの漏れ磁界が、第1端相シールド22の最端部へと伝達される。同様に、第n相Pnでは、第1端相シールド22の最端部からの漏れ磁界が、第2端相シールド32の最端部へと伝達される。電流センサ100は、この漏れ磁界を端相検出素子11がセンシングしてしまうと、電流の検出誤差が生じる。
なお、バスバ40に流れる電流の方向によっては、ここで採用した例とは反対方向となることもある。ここでの最端部とは、X方向の端部であり、端相シールド22,32における介在シールド21,31と向き合っていない側の端部である。
そこで、電流センサ100は、電流の検出誤差が生じることを抑制するために第1端相シールド22と第2端相シールド32が設けられている。ここで、第1端相シールド22と第2端相シールド32に関して説明する。第1端相シールド22と第2端相シールド32は、同様の構成を有している。しかしながら、端相シールド22,32は、介在シールド21,31と構成が異なる。具体的には、端相シールド22,32は、磁気検出素子11との位置関係やサイズが、介在シールド21,31と介在検出素子10との位置関係や、介在シールド21,31のサイズと異なる。
第1端相シールド22は、第1基部22aと第1延長部22bとを含んでいる。同様に、第2端相シールド32は、第2基部32aと第2延長部32bとを含んでいる。両延長部22b,32bは、端相シールド22,32における最端部からの漏れ磁界が、端相検出素子11よりも、対向配置された相手側の端相シールド22,32へ達しやすくなるように、両端相シールド22,32間で磁界交換を行うための部位である。本実施形態では、第1相P1の第2延長部32bから第1相P1の第1延長部22bへと磁界が伝達され、第n相Pnの第1延長部22bから第n相Pnの第2延長部32bへと磁界が伝達される。両延長部22b,32bは、磁界交換部に相当する。
第1端相シールド22は、第1基部22aと第1延長部22bとが一体的に設けられている。第1基部22aは、端相検出素子11に対向する部位である。例えば、第1基部22aは、X方向の長さが、第1介在シールド21と同様である。よって、第1端相シールド22は、第1延長部22bを含んでいる分、第1介在シールド21よりもX方向の長さが長くなっている。
つまり、第1端相シールド22は、磁界交換部として、X方向において、長さX2が長さX1よりも長い部位(第1延長部22b)を含んでいると言える。長さX2は、端相検出素子11の対向部から漏れ磁界が発生している最端部までの長さである。一方、長さX1は、第1介在シールド321における介在検出素子10の対向部から最端部側の端部までの長さである。
また、第1介在シールド21は、第1介在シールド21のX方向における中心に対向するように介在検出素子10が配置されている。これに対して、第1端相シールド22は、第1端相シールド22のX方向における中心からずれた位置に対向するように端相検出素子11が配置されている。具体的には、端相検出素子11は、第1端相シールド22における中心から、最端部とは反対側にずれた位置に対向配置されている。なお、第2端相シールド32に関しても同様であるため、第1端相シールド22の説明を参照して適用できる。
このように、電流センサ100は、両端相シールド22,32が延長部22b,32bを備えている。これによって、電流センサ100は、両端相シールド22,32におけるX方向の最端部からの漏れ磁界が、端相検出素子11よりも、対向配置された相手側の端相シールド22,32へ達しやすくなる。言い換えると、電流センサ100は、両端相シールド22,32におけるX方向の最端部からの漏れ磁界が、両端相シールド22,32間の空間に入り込むことを抑制できる。このため、電流センサ100は、漏れ磁界が端相検出素子11に達することを抑制でき高精度に電流を検出できる。
なお、本実施形態では、第1端相シールド22と第2端相シールド32の両方に、延長部22b,32bが設けられた電流センサ100を採用した。しかしながら、本発明は、これに限定されず、第1端相シールド22と第2端相シールド32の少なくとも一方に設けられていれば採用できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明した。しかしながら、本発明は、上記実施形態に何ら制限されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。以下に、本発明のその他の形態として、第2実施形態〜第4実施形態に関して説明する。上記実施形態及び第2実施形態〜第4実施形態は、それぞれ単独で実施することも可能であるが、適宜組み合わせて実施することも可能である。本発明は、実施形態において示された組み合わせに限定されることなく、種々の組み合わせによって実施可能である。
(第2実施形態)
図3を用いて、本実施形態の電流センサ110に関して説明する。図3は、図2に相当する断面図である。電流センサ110は、端相シールド23,33の構成が電流センサ100と異なる。ここでは、主に、電流センサ100との相違点に関して説明する。
第1端相シールド23は、第1基部23aと第1突起部23bとを含んでいる。第1突起部23bは、第1端相シールド23と第2端相シールド33とで磁界交換を行う部位であり、磁界交換部に相当する。同様に、第2端相シールド33は、第2基部33aと第2突起部33bとを含んでいる。第2突起部33bは、第2端相シールド33と第1端相シールド23とで磁界交換を行う部位であり、磁界交換部に相当する。第1端相シールド23は、第1シールドに相当する。第2端相シールド33は、第2シールドに相当する。
第1基部23aは、上記実施形態の第1基部22aと同様に、平板状で、端相検出素子11に対向する部位である。第1突起部23bは、第1基部23aの端部から、第2端相シールド33側へ屈曲した部位である。ここでの第1基部23aの端部とは、第1介在シールド21と向き合う側とは反対側の端部である。よって、第1端相シールド23は、XZ平面においてL字形状をなしている。なお、第2端相シールド33に関しても同様であるため、第1端相シールド23の説明を参照して適用できる。
このように、端相シールド23,33は、磁界交換部として、端相検出素子11の対向部よりも、相手側の端相シールド23,33側へ屈曲した部位(突起部23b,33b)を備えている。このため、電流センサ110は、第1突起部23bと第2突起部33bとのZ方向の間隔Z2が、第1介在シールド21と第2介在シールド31とのZ方向の間隔Z1よりも短くなっている。なお、Z方向の間隔Z1は、第1介在シールド21におけるバスバ40との対向面の反対面と、第2介在シールド31における介在検出素子10との対向面の反対面との間隔である。
電流センサ110は、電流センサ100と同様の効果を奏することができる。さらに、電流センサ110は、端相シールド23,33を屈曲されているため、電流センサ100よりもX方向の体格を小型化できる。
(変形例1)
図4を用いて、第2実施形態における変形例1の電流センサ120に関して説明する。図4は、図2に相当する断面図である。電流センサ120は、端相シールド24,34の構成が電流センサ110と異なる。ここでは、主に、電流センサ110との相違点に関して説明する。
第1端相シールド24は、第1端相シールド23と異なり平板状である。一方、第2端相シールド34は、第2基部34aと第2突起部34bとを含んでいる。そして、第2端相シールド34は、第2端相シールド33と同様にL字形状を成している。第2突起部34bは、第2端相シールド34と第1端相シールド24とで磁界交換を行う部位であり、磁界交換部に相当する。第1端相シールド24は、第1シールドに相当する。第2端相シールド34は、第2シールドに相当する。
電流センサ120は、電流センサ110と同様の効果を奏することができる。つまり、電流センサ120は、端相シールド24,34の少なくとも一方に磁界交換部に相当する部位を備えていれば、電流センサ110と同様の効果を奏することができる。
(変形例2)
図5を用いて、第2実施形態における変形例2の電流センサ130に関して説明する。図5は、図2に相当する断面図である。電流センサ130は、端相シールド25,35の構成が電流センサ110と異なる。ここでは、主に、電流センサ110との相違点に関して説明する。
第1端相シールド25は、第1基部25aと第1屈曲部25bとを含んでいる。第1屈曲部25bは、第1端相シールド25と第2端相シールド35とで磁界交換を行う部位であり、磁界交換部に相当する。同様に、第2端相シールド35は、第2基部35aと第2屈曲部35bとを含んでいる。第2屈曲部35bは、第2端相シールド35と第1端相シールド25とで磁界交換を行う部位であり、磁界交換部に相当する。第1端相シールド25は、第1シールドに相当する。第2端相シールド35は、第2シールドに相当する。
第1基部25aは、上記第1基部22aと同様に、平板状で、端相検出素子11に対向する部位である。第1屈曲部25bは、第1基部25aの端部から、第2端相シールド35側へ屈曲した部位である。ここでの第1基部25aの端部とは、第1介在シールド21と向き合う側とは反対側の端部である。
また、第1端相シールド25は、第1端相シールド23と異なり、第1屈曲部25bが曲線状に屈曲している。つまり、第1端相シールド25は、バスバ40との対向面の一部、及びその反対面の一部が曲面となっている。第1端相シールド25は、例えば、平板状のシールド板をプレス加工などによって湾曲させることで製造することができる。なお、第2端相シールド35に関しても同様であるため、第1端相シールド25の説明を参照して適用できる。
このように、端相シールド25,35は、磁界交換部として、端相検出素子11の対向部よりも、相手側の端相シールド25,35側へ屈曲した部位(屈曲部25b,35b)を備えている。電流センサ130は、電流センサ110と同様の効果を奏することができる。
(第3実施形態)
図6、図7を用いて、第3実施形態の電流センサ140に関して説明する。電流センサ140は、シールドの構成、及び回路基板50、ハウジング60を備えている点が電流センサ100と異なる。ここでは、主に、電流センサ100との相違点に関して説明する。
電流センサ140は、図7に示すように、回路基板50とハウジング60を備えている。回路基板50は、磁気検出素子10、11と電気的に接続されており、磁気検出素子10,11からのセンサ信号が入力される。詳述すると、回路基板50は、回路素子や導電性の配線などが形成されており、磁気検出素子10,11が実装されている。そして、回路基板50は、磁気検出素子10,11が配線の一部と電気的に接続されている。なお、回路基板50における磁気検出素子10,11が実装された面は、実装面と言える。
さらに、回路基板50は、積層方向に貫通穴が形成されている。この貫通穴は、後程説明する固定部材37aが挿入される穴である。そして、貫通穴は、回路基板50における、後程説明する固定用穴部37に対向する位置に設けられている。
ハウジング60は、例えば樹脂などによって構成されており、第1シールドとバスバ40とを一体的に保持している。ハウジング60は、インサート成型や挿入などによって、第1シールドとバスバ40を一体的に保持することができる。以下においては、第1シールドとバスバ40とを一体的に保持したハウジング60を構造体と称する。
また、ハウジング60は、回路基板50と対向する部位に、固定部材37aが固定される穴が設けられている。この穴は、固定用穴部37に対向する位置に設けられている。また、この穴は、例えばおねじである固定部材37aに対応するめねじを採用できる。
第1シールドは、図7に示すように、第1介在シールド21と第1端相シールド22に加えて、第1介在シールド21と第1端相シールド22よりも厚みが薄い第1薄肉部26を含んでいる。そして、第1シールドは、第1介在シールド21と第1端相シールド22とが第1薄肉部26を介して一体的に構成されている。つまり、第1シールドは、相毎に第1薄肉部26によって連結された構成を有している。なお、第1介在シールド21と第1端相シールド22は、第1薄肉部26に対して、厚肉部を言うことができる。
このため、第1シールドは、磁気検出素子10,11側の表面に凹部が形成された形状を有している。また、第1シールドは、図7に示すように、凹部が形成された側の表面が、回路基板50における実装面の反対面と対向して設けられている。なお、ここでの厚みは、積層方向における厚みである。
同様に、第2シールドは、第2介在シールド31と第2端相シールド32に加えて、第2介在シールド31と第2端相シールド32よりも厚みが薄い第2薄肉部36を含んでいる。そして、第2シールドは、第2介在シールド31と第2端相シールド32とが第2薄肉部36を介して一体的に構成されている。
さらに、第2端相シールド32は、第2延長部32bに、積層方向に貫通する固定用穴部37が形成されている。第2端相シールド32は、図6に示すように、例えば、四隅に固定用穴部37が形成されている。この固定用穴部37は、第2シールド、回路基板50、ハウジング60を一体的に固定するための固定部材37aが挿入される穴である。
電流センサ140は、構造体と回路基板50と第2シールドとが、この順序で積層されている。そして、電流センサ140は、積層された、構造体と回路基板50と第2シールドとが、固定部材37aによって固定されている。つまり、各相P1〜Pnの構成要素は、回路基板50とハウジング60を介して一体的に構成されていると言える。このように一体的に構成された構造体は、センサ端子台と言うこともできる。
電流センサ140は、電流センサ100と同様の効果を奏することができる。なお、電流センサ140は、回路基板50、ハウジング60、固定部材37aなどを含んでいなくても、電流センサ100と同様の効果を奏することができる。
さらに、電流センサ140は、第2延長部32bを備えているため、第2延長部32bに固定用穴部37を形成することができる。つまり、電流センサ140は、電流検出の高精度化のため構成を利用しつつ、回路基板50やハウジング60などと固定を行うことができる。このため、電流センサ140は、回路基板50やハウジング60などとの固定のためだけに体格が大型化する場合よりも好ましい。
なお、電流センサ140は、電流センサ100などと同様に、端相シールド22,32と介在シールド21,31とが分断された構成であっても採用できる。この場合、第2介在シールド31は、接着剤やねじ止めなどによって回路基板50に固定することができる。さらに、電流センサ140は、電流センサ110などと同様に、端相シールド22,32が屈曲した形状であっても採用できる。
また、回路基板50は、実装面の反対面に回路素子が設けられていてもよい。そして、電流センサ140は、第2シールドに形成された凹部に、反対面の回路素子が配置されるように組み付けることで、体格を小型化できる。つまり、電流センサ140は、反対面の回路素子を、第2シールドの対向領域外に配置する場合よりも、X方向とY方向の少なくとも一方の体格を小型化できる。
(第4実施形態)
図8を用いて、第4実施形態の電流センサ150に関して説明する。図8は、図2に相当する断面図である。電流センサ150は、第1シールドと第2シールドの構成が電流センサ100と異なる。ここでは、主に、電流センサ100との相違点に関して説明する。
電流センサ150は、磁気シールド部として、介在シールド21,31に加えて、第3シールド38を含んでいる。第3シールド38は、介在シールド21,31などと同様に、磁性材料によって構成されている。第3シールド38は、主に、端相検出素子11に対する外部からの磁界を遮蔽するものである。第3シールド38は、第1基部38aと、第2基部38bと、側壁部38cとを含んでいる。
第1基部38aと第2基部38bは、端相シールドに相当する。第1基部38aは、バスバ40に対向配置されている。一方、第2基部38bは、端相検出素子11に対向配置されている。両基部38a,38bは、XY平面に平行な平板状の部位である。このように、第3シールド38は、第1端相シールドに相当する第1基部38aと、第2端相シールドに相当する第2基部38bとを含んでいると言える。
側壁部38cは、磁界交換部に相当する。側壁部38cは、両基部38a,38b間で磁界交換を行うために、両基部38a,38bにおける配置方向の端部に連続的に設けられ、両基部38a,38bを一体物とする部位である。側壁部38cは、YZ平面に平行な平板状の部位である。
つまり、第3シールド38は、第1基部38aと、第2基部38bと、側壁部38cとが一体物として構成されている。よって、第3シールド38は、図8に示すように、XZ平面においてコ字形状をなしている。
なお、第1介在シールド21と第1基部38aは、第1シールドに相当する。第2介在シールド31と第2基部38bは、第2シールドに相当する。また、第3シールド38は、第1端相シールド22と第2端相シールド32とが側壁部38cで一体化された構成とも言える。
このように、電流センサ150は、両基部38a,38bにおける配置方向の端部に連続的に設けられ、両基部38a,38bを一体物とする側壁部38cを備えている。これによって、電流センサ150は、両基部38a,38bにおける配置方向の端部から漏れ磁界が発生することを低減できる。このため、電流センサ150は、漏れ磁界が端相検出素子11に達することを抑制でき高精度に電流を検出できる。
10…介在検出素子、11…端相検出素子、21…第1介在シールド、22,23,24,25…第1端相シールド、22a…第1基部、22b…第1延長部、23a…第1基部、23b…第1突起部、25a…第1基部、25b…第1屈曲部、26…第1薄肉部、31…第2介在シールド、32,33,34,35…第2端相シールド、32a…第2基部、32b…第2延長部、33a…第2基部、33b…第2突起部、34a…第2基部、34b…第2突起部、35a…第2基部、35b…第2屈曲部、36…第2薄肉部、37…固定用穴部、37a…固定部材、38…第3シールド、38a…第1基部、38b…第2基部、38c…側壁部、40…バスバ、40a…中間部、50…回路基板、60…ハウジング、100〜150…電流センサ、P1…第1相、P2…第2相、Pn-1…第n-1相、Pn…第n相

Claims (5)

  1. 複数の電流経路(40)のそれぞれに流れる電流を個別に検出する電流センサであって、
    一つの前記電流経路に対向配置され、前記電流経路から発生する磁界を検知して電気信号に変換する磁気検出素子(10,11)と、
    前記磁気検出素子に対する外部からの磁界を遮蔽するものであり、前記電流経路と前記磁気検出素子とを挟み込みつつ、対向配置された一対の第1シールド(21〜25)と第2シールド(31〜35)を含む磁気シールド部と、を有する相を複数の前記電流経路のそれぞれに対応して備えており、
    各相は、前記第1シールド、前記電流経路、前記磁気検出素子、前記第2シールドがこの順序で積層され、且つ、積層方向に直交する方向に配置されており、
    配置方向の両端の相である端相における前記第1シールドと前記第2シールドとを端相シールド(22〜25,32〜35)、前記端相における前記磁気検出素子を端相検出素子(11)とし、
    両端相シールドの少なくとも一方は、前記両端相シールドにおける前記配置方向の最端部からの漏れ磁界が、前記端相検出素子よりも、対向配置された相手側の前記端相シールドへ達しやすくなるように、前記両端相シールド間で磁界交換を行うための磁界交換部(22b,23b,25b、32b〜35b)を備え
    少なくとも三つの前記電流経路(40)のそれぞれに流れる電流を個別に検出する電流センサであって、
    前記端相シールド(22,32)で挟まれた前記第1シールドと前記第2シールドとを介在シールド(21,31)、前記介在シールドで挟まれた前記磁気検出素子を介在検出素子(10)とし、
    前記端相シールドは、前記磁界交換部(22b,32b)として、前記配置方向において、前記端相検出素子の対向部から前記漏れ磁界が発生している前記最端部までの長さが、前記介在シールドにおける前記介在検出素子の対向部から前記最端部側の端部までの長さよりも長い部位を備えている電流センサ。
  2. 前記第1シールドと前記第2シールドのそれぞれは、前記相毎に分断された構成を有している請求項1に記載の電流センサ。
  3. 複数の電流経路(40)のそれぞれに流れる電流を個別に検出する電流センサであって、
    一つの前記電流経路に対向配置され、前記電流経路から発生する磁界を検知して電気信号に変換する磁気検出素子(10,11)と、
    前記磁気検出素子に対する外部からの磁界を遮蔽するものであり、前記電流経路と前記磁気検出素子とを挟み込みつつ、対向配置された一対の第1シールド(21〜25)と第2シールド(31〜35)を含む磁気シールド部と、を有する相を複数の前記電流経路のそれぞれに対応して備えており、
    各相は、前記第1シールド、前記電流経路、前記磁気検出素子、前記第2シールドがこの順序で積層され、且つ、積層方向に直交する方向に配置されており、
    配置方向の両端の相である端相における前記第1シールドと前記第2シールドとを端相シールド(22〜25,32〜35)、前記端相における前記磁気検出素子を端相検出素子(11)とし、
    両端相シールドの少なくとも一方は、前記両端相シールドにおける前記配置方向の最端部からの漏れ磁界が、前記端相検出素子よりも、対向配置された相手側の前記端相シールドへ達しやすくなるように、前記両端相シールド間で磁界交換を行うための磁界交換部(22b,23b,25b、32b〜35b)を備え
    前記第1シールドと前記第2シールドのそれぞれは、両シールドよりも積層方向の厚みが薄い薄肉部(26,36)によって、前記相毎に連結された構成を有している電流センサ。
  4. 少なくとも三つの前記電流経路(40)のそれぞれに流れる電流を個別に検出する電流センサであって、
    前記端相シールド(22,32)で挟まれた前記第1シールドと前記第2シールドとを介在シールド(21,31)、前記介在シールドで挟まれた前記磁気検出素子を介在検出素子(10)とし、
    前記端相シールドは、前記磁界交換部(22b,32b)として、前記配置方向において、前記端相検出素子の対向部から前記漏れ磁界が発生している前記最端部までの長さが、前記介在シールドにおける前記介在検出素子の対向部から前記最端部側の端部までの長さよりも長い部位を備えている請求項記載の電流センサ。
  5. 前記端相シールドは、前記磁界交換部(23b,25b、33b〜35b)として、前記端相検出素子の対向部よりも、相手側の前記端相シールド側へ屈曲した部位を備えている請求項に記載の電流センサ。
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