JP6532488B2 - 管理装置、通信端末装置及びプログラム - Google Patents
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Description
しかしながら、ユーザが、携帯電話の操作やネットワークの設定について不得手である場合、管理装置及び携帯電話の設定を行うことが困難である場合があった。
本発明は、上記問題に鑑みて為されたものであり、管理装置のネットワークに係る設定を支援する仕組みを提供することを目的とする。
以下、図を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係るNAS装置10及び通信端末装置20の概要を示す図である。
NAS(Network Access Server)装置10は、通信端末装置20から受信するデータ(例えば、音楽、写真及び動画等)を管理する。NAS装置10は、ハードディスクドライブやROM(Read−Only−memory)などの記憶部150を備えている。この記憶部150には、通信端末装置20から送信される写真や動画、音楽などのデータが保存される。この記憶部150に記憶されるデータは、通信端末装置20が読み出すことも可能である。この場合、NAS装置10は、通信端末装置20のファイルサーバとして機能する。
ここでは、NAS装置10が、通信端末装置20との間においてBLE、Wi−Fi、及びLTEによって通信が可能である場合について説明する。
通信端末装置20は、可搬型の装置であり、ユーザの操作に応じて無線通信を行う。通信端末装置20とは、例えば、携帯電話、スマートフォン及びタブレット型のコンピュータ(タブレットPC)等の携帯型のパーソナルコンピュータなどである。
通信端末装置20は、NAS装置10との間においてBLE、Wi−Fi、及びLTEによって通信が可能である。
NAS装置10及び通信端末装置20は、いずれも、移動体通信網を利用するサービスに加入する加入者を識別するための識別チップを備える。この識別チップとは、例えば、SIM(Subscriber Identity Module)である。このSIMには、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)が、加入者を識別する加入者識別子IDとして記憶されている。
LTEなどの移動体通信網を介した通信サービスは、通信事業者によって提供される。通信事業者は、IMSI(加入者識別子ID)と、電話番号とを対応付けて加入者の装置による通信を管理する。NAS装置10及び通信端末装置20は、SIMを装着することにより、移動体通信網を介した相互の通信が可能になる。
また、以下の説明において、NAS装置10がルータRTを経由せずに、LTEなどの移動体通信網を介してして通信端末装置20とデータの授受を行う場合を「LTE経由方式」とも記載する。
本実施形態のNAS装置10は、NAS装置10と通信端末装置20との間の通信設定を自動的に行うことにより、上述したような通信設定に詳しくないユーザに対する支援を行う。以下、これらNAS装置10及び通信端末装置20の具体的な機能構成について説明する。
以下、図2を参照して通信端末装置20及びNAS装置10の機能構成について説明する。
図2は、第1実施形態に係るNAS装置10及び通信端末装置20の機能構成の一例を示す図である。
上述したように、ルータRTは、ルータ経由方式による無線通信を提供する。
通信端末装置20は、Wi−Fi無線通信部210と、BLE無線通信部220と、LTE無線通信部230と、操作部240と、表示部250と、CPU(Central Processing Unit)260と、記憶部270とを備える。これら各部は、内部バスによって相互に接続される。
Wi−Fi無線通信部210は、他の通信機器との間においてWi−Fi方式によって無線通信を行う。
BLE無線通信部220は、他の通信機器との間においてBLE方式によって無線通信を行う。
LTE無線通信部230は、他の通信機器との間においてLTE方式によって無線通信を行う。
ルータ経由方式の場合、記憶部270には、通信端末装置20がルータRTにアクセスするための鍵情報KYRが記憶される。鍵情報KYRとは、例えば、WEP(Wired Equivalent Privacy)等の暗号化キーである。
ここで、NAS装置10と、通信端末装置20とがルータ経由無線LAN方式の通信によってデータの授受を行う場合、通信端末装置20は、ルータRTが提供する無線通信にアクセスするための鍵情報KYRを用いる。この一例では、通信端末装置20は、ルータRTが提供する無線通信に予め接続される。このため、通信端末装置20は、記憶部270に鍵情報KYRが記憶される。
NAS装置10は、Wi−Fi無線通信部110と、BLE無線通信部120と、LTE無線通信部130と、CPU140と、記憶部150とをその機能部として備える。これら各部は、内部バスによって相互に接続される。
BLE無線通信部120は、他の通信機器との間においてBLE方式によって無線通信を行う。
LTE無線通信部130は、他の通信機器との間においてLTE方式によって無線通信を行う。
ルータ経由方式の場合、記憶部150には、NAS装置10がルータRTにアクセスするための鍵情報KYRが記憶される。この鍵情報KYRとは、通信端末装置20に記憶されている鍵情報KYRと同一の鍵情報であり、例えば、WEP等の暗号化キーである。この一例では、NAS装置10は、ルータRTが提供する無線通信に予め接続されていない。このため、NAS装置10は、通信端末装置20から鍵情報KYRを取得し、記憶部150に記憶させる。通信端末装置20から鍵情報KYRを取得する詳細については、後述する。
選択部141は、通信端末装置20との間の無線通信の接続状態を示す情報(接続状態情報CD1)に基づいて、NAS装置10と通信端末装置20との間の通信方式を選択する。接続状態情報CD1とは、通信端末装置20が受信可能な無線通信の無線通信識別情報の一覧を示す情報である。この無線通信識別情報の一例として、無線LANのアクセスポイントを識別するSSID(Service Set Identifier)がある。
ルータRTが宅内に設置されている場合、通信端末装置20は、ルータRTのSSIDを受信する。この場合、通信端末装置20が生成する接続状態情報CD1には、ルータRTのSSIDが含まれている。したがって、ルータRTが宅内に設置されている場合、通信端末装置20がNAS装置10に通知する接続状態情報CD1には、ルータRTのSSIDが含まれている。
つまり、通信端末装置20は、接続状態情報CD1によって、ルータRTが宅内に設置されているか否かをNAS装置10に通知する。
ルータRTが宅内に設置されている場合、接続状態情報CD1には、ルータRTのSSIDが含まれる。この場合、選択部141は、ルータ経由方式を、NAS装置10と通信端末装置20との間の無線通信方式として選択する。
ルータ経由方式が選択される場合、NAS装置10は、BLE方式の無線通信によって、通信端末装置20から鍵情報KYRを受信する。NAS装置10は、受信した鍵情報KYRに基づいて、ルータRTとの通信設定を行う。これにより、NAS装置10は、通信端末装置20との間において、ルータ経由方式によってデータの送受信を行う。
以下、図3を参照し、NAS装置10の動作について説明する。
図3は、第1実施形態に係るNAS装置10の動作の一例を示す流れ図である。
BLE無線通信部120は、通信端末装置20から接続状態情報CD1を取得する(ステップS110)。
選択部141は、接続状態情報CD1にルータRTのSSIDが含まれる場合(ステップS120;YES)、「ルータ経由方式」をNAS装置10と通信端末装置20との間の通信方式として選択する(ステップS130)。この場合、BLE無線通信部120は、鍵情報KYRを通信端末装置20から受信する(ステップS140)。ここで、BLE無線通信部120は、受信した鍵情報KYRを記憶部150に記憶させる。Wi−Fi無線通信部110は、記憶部150に記憶される鍵情報KYRに基づいて、ルータRTが提供する無線通信に接続する。
選択部141は、接続状態情報CD1にルータRTのSSIDが含まれない場合(ステップS120;NO)、「LTE経由方式」をNAS装置10と通信端末装置20との間の通信方式として選択する(ステップS150)。
NAS装置10は、選択部141が選択した通信方式の無線通信によって、通信端末装置20とデータを送受信する(ステップS160)。
以上説明したように、本実施形態の管理装置(この一例では、NAS装置10)は、NAS識別子ID1を有している。また、NAS装置10は、端末識別子ID2を有する通信端末装置20と通信可能である。また、本実施形態のNAS装置10は、取得部(この一例では、BLE無線通信部220)と、通信部(この一例では、Wi−Fi無線通信部110、及びLTE無線通信部130)と、選択部141とを備える。BLE無線通信部220は、通信端末装置20の無線通信方式の通信の接続状態を示す接続状態情報CD1を取得する。選択部141は、接続状態情報CD1に基づいて、移動体通信網を介した無線通信方式である第1無線通信方式(この一例では、LTE経由方式)、又は移動体通信網を介さない無線通信方式である第2無線通信方式(この一例では、ルータ経由方式)のいずれかを自装置の通信方式として選択する。通信部(この一例では、Wi−Fi無線通信部110、及びLTE無線通信部130)は、選択部241が選択する通信方式に基づいて無線通信する。
したがって、本実施形態のNAS装置10によれば、ネットワーク設定が不得手なユーザであっても、NAS装置10が設置される環境に応じた通信方式を選択し、選択した通信方式によって無線通信させることができる。つまり、本実施形態のNAS装置10によれば、NAS装置10のネットワークに係る設定を支援することができる。
つまり、本実施形態のNAS装置10は、複数の通信方式のうち、データの授受が可能な通信方式を自動的に選択する。したがって、本実施形態のNAS装置10によれば、ユーザの通信設定の手間を軽減することができる。これにより、ネットワーク設定が不得手なユーザであっても、NAS装置10を手軽に利用することができる。
したがって、本実施形態のNAS装置10によれば、ネットワーク設定が不得手なユーザであっても、ルータ経由方式の接続に係る設定を支援することができる。
また、上述では、NAS装置10が備える記憶部150は、NAS装置10に外付けされる構成であってもよい。この場合、NAS装置10は、無線通信によって通信端末装置20から受信したデータを別体に構成される記憶部に保存する。
また、NAS装置10は、ユーザの住宅の他、ユーザが通信端末装置20を高い使用頻度によって使用する場所(例えば、ユーザの職場等)に設置されていてもよい。
また、ルータRTが設置されていない場合、NAS装置10が備える記憶部150には、鍵情報KYRが記憶されていなくてもよい。
以下、図を参照して、第1実施形態に係る変形例について説明する。
第1実施形態では、通信端末装置20の接続状態情報CD1に基づいて、NAS装置10の通信方式を選択する場合について説明した。変形例では、NAS装置の無線通信方式の通信への接続状態を示す情報(以下、接続状態情報CD2)に基づいて、NAS装置10の通信方式を選択する場合について説明する。
なお、上述した第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示す通り、変形例のNAS装置10が備えるCPU140は、選択部141と、検出部142とをその機能部として備える。検出部142は、NAS装置10が電波を受信可能な無線通信を検出し、接続状態情報CD2を生成する。接続状態情報CD2とは、例えば、NAS装置10が電波を受信可能な無線通信のSSIDの一覧を示す情報である。選択部141は、検出部142が検出し、生成する接続状態情報CD2に基づいて、NAS装置10の通信方式を選択する。
具体的には、宅内にルータRTが設置されている場合、接続状態情報CD1、及び接続状態情報CD2には、ルータRTのSSIDが含まれ、選択部141は、接続状態情報CD1と、接続状態情報CD2とを比較し、NAS装置10の通信方式を選択する。より具体的には、選択部141は、接続状態情報CD1に含まれるSSIDと、一致するSSIDが接続状態情報CD2に含まれる場合、当該SSIDのルータ(この一例では、ルータRT)を介して通信する通信方式(この一例では、ルータ経由方式)を選択する。
以上説明したように、変形例のNAS装置10は、NAS装置10の通信の接続状態を検出する検出部142を備える。また、変形例のNAS装置10が備える選択部141は、検出部142が検出する接続状態情報CD2が、ルータ経由方式の無線通信に接続可能なことを示し、かつ検出部142の検出結果がルータ経由方式の無線通信に接続不可能であることを示す場合、LTE経由方式を自装置の通信方式として選択する。また、選択部141がLTE経由方式を自装置の通信方式として選択する場合、NAS装置10は、LTE無線通信部130によってLTE経由方式の無線通信を行い、通信端末装置20とデータの送受信を行う。
ここで、ユーザの住宅の構造やルータRTの電波強度等によっては、通信端末装置20が、ルータ経由方式の無線通信が可能であっても、NAS装置10が、ルータ経由方式の無線通信が不可能である場合がある。この場合、変形例のNAS装置10によれば、NAS装置10の通信方式としてLTE経由方式を選択することができる。
したがって、変形例のNAS装置10によれば、NAS装置10が設置される環境に応じた通信方式を選択し、選択した通信方式によって無線通信させることができる。
以下、図を参照して本発明の第2実施形態について説明する。
第1実施形態及び変形例では、NAS装置10と通信端末装置20とが、ルータ経由方式、又はLTE経由方式によって無線通信する場合について説明した。
第2実施形態では、NAS装置10と通信端末装置20とが、NAS装置10が提供する無線LAN方式の無線通信によっても無線通信可能である場合について説明する。
なお、上述した第1実施形態、及び変形例と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態のNAS装置10は、無線LAN(例えば、Wi−fi)方式の無線通信を提供する機能を有する。以下の説明において、NAS装置10が提供する無線LANによって、NAS装置10と通信端末装置20との間を接続する無線通信方式を「NAS無線LAN方式」とも記載する。
本実施形態のNAS装置10は、上述したルータ経由方式、LTE経由方式に加え、NAS無線LAN方式の3種類の方式によって、通信端末装置20との間においてデータの送受信を行う。また、NAS装置10は、通信端末装置20がインターネット、又は移動体通信網に接続する場合において、これらの通信を中継する機能を有する。
この一例の場合、NAS装置10は、通信端末装置20との間の通信をNAS無線LAN方式によって行う。また、NAS装置10は、ルータRTとの間の通信を無線LAN(例えば、Wi−fi)方式によって行う。このNAS装置10とルータRTとの間の無線LANは、ルータRTが提供する。以下の説明において、ルータRTが提供する無線LANによって、NAS装置10とルータRTとの間を接続する無線通信方式を「ルータ無線LAN方式」とも記載する。
具体的には、通信端末装置20がインターネットに対して通信を行う場合、NAS装置10は、通信端末装置20との間の通信を「NAS無線LAN方式」によって行い、インターネットに対する通信を「ルータ無線LAN方式」によって行う。
つまり、NAS装置10は、通信端末装置20とルータRTとの間において、インターネット接続を中継する。
NAS装置10と通信端末装置20とは、NAS無線LAN方式の無線通信によってデータを送受信する。ここで、NAS装置10は、NAS無線LAN方式の通信を使用する際に用いられる鍵情報KYNを、BLE方式の無線通信によって通信端末装置20に送信する。通信端末装置20は、受信した鍵情報KYNに基づいて、NAS無線LAN方式の通信設定を行う。
なお、NAS装置10と通信端末装置20とは、例えば、WPS(Wi−Fi Protected Setup)によってNAS無線LAN方式の通信設定を行ってもよい。
この一例の場合、NAS装置10は、通信端末装置20との間の通信をNAS無線LAN方式によって行う。また、NAS装置10は、移動体通信網との間の通信を行う。
つまり、NAS装置10は、通信端末装置20による移動体通信網への接続を中継する。
以上説明したように、本実施形態のNAS装置10は、Wi−Fi無線通信部110は、自装置が提供する無線通信方式である第3無線通信方式(この一例では、NAS無線LAN方式)によって、通信端末装置20と無線通信する。
したがって、本実施形態のNAS装置10によれば、通信端末装置20がNAS無線LAN方式によって送受信する情報を集約し、インターネットや移動体通信網に中継することができる。
ここで、通信端末装置20が行う通信によっては、ルータ経由方式によって無線通信することが好ましい場合と、LTE経由方式によって無線通信することが好ましい場合とがある。例えば、LTE経由方式の無線通信が輻輳する場合、通信端末装置20は、ルータ経由方式によって無線通信することが好ましい。本実施形態のNAS装置10によれば、通信端末装置20がNAS無線LAN方式によって送受信する情報を集約し、ルータ経由方式、又はLTE経由方式の無線通信に振り分けることができる。
なお、上述では、NAS装置10が、通信端末装置20がNAS無線LAN方式によって送受信する情報を集約する場合について説明したが、これに限られない。NAS装置10は、例えば、通信端末装置20の通信方式を指定する機能を有していてもよい。この場合、NAS装置10が備えるCPU140は、選択部141と、通信方式指定部143とをその機能部として備える。
通信方式指定部143は、通信端末装置20の無線通信方式を指定する。具体的には、通信方式指定部143は、通信端末装置20がNAS無線LAN方式の無線通信を自装置の通信方式として指定する。通信方式指定部143は、例えば、通信端末装置20の無線通信方式を指定する指定情報を生成し、Wi−Fi無線通信部110が実現するNAS無線LAN方式の無線通信によって通信端末装置20に指定情報を生成する。通信端末装置20は、NAS装置10から受信した指定情報に基づいて、ルータ経由方式、LTE経由方式、及びNAS無線LAN方式のうち、NAS無線LAN方式によって無線通信する。
したがって、本実施形態のNAS装置10によれば、通信端末装置20が送受信する情報を集約し、インターネットや移動体通信網に中継することができる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (8)
- 移動体通信網の加入者情報である第1加入者情報を有し、前記第1加入者情報とは識別対象の装置が異なる前記加入者情報である第2加入者情報を有する通信端末装置と通信可能な管理装置であって、
前記通信端末装置が受信可能な他の装置との無線通信識別情報の一覧を、前記通信端末装置の通信の接続状態を示す接続状態情報として前記通信端末装置から取得する取得部と、
前記取得部が取得する前記接続状態情報に基づいて、移動体通信網を介した無線通信方式である第1無線通信方式、前記移動体通信網を介さずに前記他の装置を介して通信する無線通信方式である第2無線通信方式のうちいずれかを自装置の通信方式として選択する選択部と、
前記接続状態情報を取得する際には他の装置を介さずに前記通信端末装置から前記接続状態情報を取得し、前記選択部が選択した通信方式に基づいて無線通信する通信部と、
を備える管理装置。 - 前記選択部は、
前記接続状態情報が接続可能なことを示す無線通信方式を自装置の通信方式として選択し、
前記通信部は、前記選択部が選択する無線通信方式によって無線通信する、
請求項1に記載の管理装置。 - 前記通信端末装置から取得した情報を格納する記憶部
を備え、
前記選択部は、
前記接続状態情報が、前記第2無線通信方式に接続可能なことを示す場合、前記第2無線通信方式を自装置の通信方式として選択し、
前記取得部は、
前記第2無線通信方式の通信に使用される鍵情報を前記通信端末装置から取得して前記鍵情報を前記記憶部に格納させ、
前記通信部は、
前記取得部が取得して前記記憶部に格納された前記鍵情報を使用し、前記第2無線通信方式によって無線通信する、
請求項1に記載の管理装置。 - 自装置の無線通信方式の通信の接続状態を検出する検出部
を備え、
前記選択部は、
前記検出部が前記接続状態を検出した検出結果が、前記第1無線通信方式に接続可能なことを示し、かつ前記検出結果が前記第2無線通信方式に接続不可能であることを示す場合、前記第1無線通信方式を前記自装置の通信方式に代えて選択し、
前記通信部は、前記第1無線通信方式によって無線通信する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の管理装置。 - 前記通信部は、
前記第1無線通信方式で通信する第1無線通信部と、
前記通信端末装置とは異なる他の装置と前記第2無線通信方式で通信し、前記通信端末装置と第3無線通信方式で通信する第2無線通信部と、
直接無線通信方式を用いて前記通信端末装置と直接的に通信する第3無線通信部と、
を備え、
前記選択部は、前記自装置の通信方式の選択に代えて、少なくとも前記第3無線通信方式の接続状態情報に基づいて、前記第1無線通信方式、前記第2無線通信方式、及び前記第3無線通信方式のうちから前記第3無線通信方式を自装置の通信方式として選択し、
前記第2無線通信部は、前記第3無線通信方式が選択された場合に、前記第3無線通信方式による通信によって前記通信端末装置から情報を受信し、前記通信端末装置から情報を受信した場合に、
前記通信端末装置から受信した情報を、前記第1無線通信部が、前記第1無線通信方式で送信し、或いは、
前記通信端末装置から受信した情報を、前記第2無線通信部が、前記第2無線通信方式で送信する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の管理装置。 - 前記第3無線通信方式が指定されたことを示す指定情報を前記通信端末装置に通知する通信方式指定部
を備える請求項5に記載の管理装置。 - 移動体通信網の加入者情報である第2加入者情報を有し、前記第2加入者情報とは識別対象の装置が異なる前記加入者情報である第1加入者情報を有する管理装置と通信可能な通信端末装置であって、
前記通信端末装置が受信可能な他の装置との無線通信識別情報の一覧を、前記通信端末装置の通信の接続状態を示す接続状態情報として前記管理装置に取得させる際には他の装置を介さずに前記接続状態情報を前記管理装置に送信し、前記管理装置が前記接続状態情報に基づいて選択した通信方式に基づいて無線通信する通信部
を備え、
前記通信部は、
移動体通信網を介した無線通信方式である第1無線通信方式で通信し、前記移動体通信網を介さない無線通信方式である第2無線通信方式で通信し、前記第1無線通信方式の通信と、前記第2無線通信方式の通信との少なくとも何れかを用いて前記管理装置と通信する、
通信端末装置。 - 移動体通信網の加入者情報である第1加入者情報を有し、前記第1加入者情報とは識別対象の装置が異なる前記加入者情報である第2加入者情報を有する通信端末装置と通信可能なコンピュータに、
前記通信端末装置が受信可能な他の装置との無線通信識別情報の一覧を、前記通信端末装置の通信の接続状態を示す接続状態情報として前記通信端末装置から取得する取得ステップと、
前記取得ステップにおいて取得された前記接続状態情報に基づいて、移動体通信網を介した無線通信方式である第1無線通信方式、前記移動体通信網を介さずに前記他の装置を介して通信する無線通信方式である第2無線通信方式のうちいずれかを自装置の通信方式として選択する選択ステップと、
前記接続状態情報を取得する際には他の装置を介さずに前記通信端末装置から前記接続状態情報を取得し、前記選択ステップにおいて選択された通信方式に基づいて無線通信する通信ステップと、
を実行させるためのプログラム。
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