JP6531869B2 - 産業機器制御装置のパラメータ編集装置、産業機器制御システム、産業機器制御システムの製造方法、及びプログラム - Google Patents

産業機器制御装置のパラメータ編集装置、産業機器制御システム、産業機器制御システムの製造方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、産業機器制御装置のパラメータ編集装置、産業機器制御システム、産業機器制御システムの製造方法、及びプログラムに関する。
特許文献1には、産業機器制御装置に接続されたエンジニアリングツールに、産業機器制御装置内部のメモリに記憶されたパラメータを表示させ、パラメータを編集可能にするシステムが記載されている。
特開2011−229359号公報
本発明が解決しようとする課題は、例えば、産業機器制御装置のパラメータを編集しやすくすることである。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部と、前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部と、前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部と、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部と、を有する。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記テーブルレイアウト情報は、前記複数のパラメータの各々を、前記テーブルの行又は列の何れにおいて連続的に表示させるかを示す形式情報を含み、前記パラメータ編集部は、前記形式情報に基づいて、前記テーブルの行又は列の何れかにおいて、前記複数のパラメータの各々を連続的に表示させるようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記テーブルレイアウト情報は、前記テーブルにおける前記複数のパラメータの各々の表示位置に関する表示位置情報を含み、前記パラメータ編集部は、前記表示位置情報に基づいて、前記テーブルにおいて、前記複数のパラメータの各々を表示させるようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記テーブルレイアウト情報は、前記複数のパラメータのうち、同じグループに属するパラメータを示すグループ情報を更に含み、前記パラメータ編集部は、前記グループ情報に基づいて、前記テーブルにおいて、同じグループに属するパラメータを識別可能に表示させるようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、複数の言語ごとに、前記テーブルに表示させるテキストを格納する言語情報を取得する言語情報取得部を更に含み、前記パラメータ編集部は、前記言語情報に基づいて、前記テーブルにおいて、前記複数の言語の中から選択された言語のテキストを表示させるようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記テーブルは、複数のタブを含み、前記テーブルレイアウト情報は、前記複数のタブの各々のレイアウトを個別に示すタブ別レイアウト情報を含み、前記パラメータ編集部は、前記タブ別レイアウト情報に基づいて、前記複数のタブの中から選択されたタブを表示させるようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記テーブルのレイアウト編集操作に基づいて、前記テーブルレイアウト情報を編集するレイアウト編集部を更に有するようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記産業機器制御装置の複数の機種にそれぞれ対応する複数の前記テーブルレイアウト情報を格納するデータベースを記憶するデータベース記憶部と、選択的に前記テーブルレイアウト情報を取得する選択取得部と、取得された前記テーブルレイアウト情報を個別に前記データベースに追加するテーブルレイアウト情報追加部と、を有するようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記データベースに前記テーブルレイアウト情報が追加された場合に、前記表示部に表示されるメニュー画面に、前記テーブルが表示される画面に遷移するための情報を追加する表示制御部を更に有するようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記複数のパラメータの各々は、前記産業機器制御装置の機種に対応するメモリ内のアドレスに格納されており、前記産業機器制御装置の機種に対応するアドレス情報を取得するアドレス情報取得部を更に有し、前記パラメータ編集部は、前記アドレス情報に基づいて、前記テーブルに前記パラメータを表示させるようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記産業機器制御装置は、複数の機能を有し、前記テーブルレイアウト情報は、前記産業機器制御装置の機能ごとに異なり、前記パラメータ編集部は、前記複数の機能の中で選択された機能に対応する前記テーブルレイアウト情報に基づいて、当該選択された機能に対応する前記複数のパラメータを編集するための前記テーブルを表示させるようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記複数の機能の各々に対応する識別子を取得する識別子取得部と、前記産業機器制御装置内のメモリに、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを含む、前記選択された機能に対応する識別子を付したファイルを書き込むファイル書き込み部と、を更に有するようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記産業機器制御装置内のメモリに、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを含むファイルを書き込むファイル書き込み部と、前記ファイルのデータサイズと、当該ファイル用に割り当てられる前記メモリのデータサイズと、が異なる場合に、前記ファイル書き込み部による書き込みを制限する書き込み制限部と、を有するようにしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御装置のパラメータ編集装置は、前記複数のパラメータの各々は、個々の値のデータサイズが互いに等しくしてよい。
本発明の一側面に係る産業機器制御システムは、上記の何れかに記載のパラメータ編集装置と、前記パラメータ編集装置により前記複数のパラメータが設定された前記産業機器制御装置と、前記産業機器制御装置により制御される産業機器と、を有する。
本発明の一側面に係る産業機器制御システムの製造方法は、産業機器と、前記産業機器を制御する産業機器制御装置と、を有する産業機器制御システムの製造方法であって、前記産業機器制御装置の複数のパラメータを取得し、前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得し、前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させ、前記テーブルで編集された前記複数のパラメータを、製造対象の前記産業機器制御装置に書き込む。
本発明の一側面に係るプログラムは、産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部、前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部、前記パラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部、としてコンピュータを機能させる。
上記発明によれば、例えば、産業機器制御装置のパラメータを編集しやすくすることができる。
本実施形態に係るパラメータ編集装置を含む産業機器制御システムの全体構成を示す図である。 メニュー画面の一例を示す図である。 テーブル編集画面の一例を示す図である。 タブが選択された場合のテーブル編集画面を示す図である。 産業機器制御システムで実現される機能を示すブロック図である。 テーブルレイアウト情報のデータ格納例を示す図である。 テーブルレイアウト情報のデータ格納例を示す図である。 産業機器制御システムにおいて実行される処理の一例を示すフロー図である。 産業機器制御システムにおいて実行される処理の一例を示すフロー図である。 変形例(1)における機能ブロック図である。 テーブルレイアウト情報が追加された場合のメニュー画面の変化を示す図である。 変形例(2)における産業機器制御システムの全体構成を示す図である。
本発明の発明者の知見によれば、例えばサーボアンプやその上位装置のような産業機器制御装置は、技術の進展や需要の変換に伴い、継続的に新しい機種が製造される。産業機器制御装置のパラメータを編集するパラメータ編集装置は、このように新しく登場する機種に対してもパラメータの編集をすることが求められるが、機種によってパラメータが異なるため、どのようなレイアウトのGUI(Graphical User Interface)にすればパラメータを編集しやすくなるかは機種によって異なる。そこで、本発明の発明者は、パラメータ編集装置において産業機器制御装置のパラメータを編集しやすくすることについて鋭意研究開発を行い、新規かつ独創的なパラメータ編集装置等を発明するにいたった。以下、その好適な実施形態について図面を参照しつつ説明する。
[1.産業機器制御システムの全体構成]
図1は、本実施形態に係るパラメータ編集装置を含む産業機器制御システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、産業機器制御システム1は、パラメータ編集装置10、モータ制御装置20、及びサーボ機構30を含む。なお、ここでは、これらを1台ずつ示しているが複数台ずつあってもよい。パラメータ編集装置10とモータ制御装置20は、通信ケーブル40によりデータ送受信可能に接続されており、モータ制御装置20とサーボ機構30は、電力ケーブル50によって電力供給可能に接続されている。
パラメータ編集装置10は、ユーザが操作するコンピュータであり、例えば、パーソナルコンピュータや携帯端末(例えば、タブレット型端末やスマートフォンなど)であってよい。図1に示すように、パラメータ編集装置10は、制御部11、記憶部12、通信部13、操作部14、及び表示部15を含む。
制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムやデータに従って処理を実行する。記憶部12は、主記憶部及び補助記憶部を含む。例えば、主記憶部はRAMなどの揮発性メモリであり、補助記憶部は、ハードディスクやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリである。通信部13は、有線通信又は無線通信用の通信インタフェースであり、ネットワークを介してデータ通信を行う。操作部14は、ユーザが操作を行うための入力デバイスであり、例えば、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイスやキーボード等である。操作部14は、ユーザによる操作内容を制御部11に伝達する。表示部15は、例えば、液晶表示部又は有機EL表示部等である。表示部15は、制御部11の指示に従って画面を表示する。
モータ制御装置20は、産業機器制御装置の一例であり、サーボ機構30は、産業機器の一例である。産業機器は、産業用ロボットやFA(Factory Automation)などにおいて使用される機器であり、例えば、サーボモータ、エンコーダやトルクセンサなどの各種センサ、又はこれらを含むサーボ機構などであってよい。また、産業機器制御装置は、直接的又は間接的に産業機器を制御する機器であればよく、例えば、サーボアンプ、インバータ、サーボアンプの上位装置、又はPLC(Programmable Logic Controller)などであってよい。
本実施形態では、モータ制御装置20とサーボ機構30とが電力ケーブル50で接続されており、モータ制御装置20が直接的にサーボ機構30を制御する場合を例に挙げて説明する。例えば、モータ制御装置20は、サーボ機構30に供給する電力を制御するサーボアンプであり、制御部21、記憶部22、通信部23、及び電力供給部24を含む。制御部21、記憶部22、及び通信部23のハードウェア構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部23と同様であってよい。電力供給部24は、電力ケーブル50を介して、1以上のサーボモータを含むサーボ機構30に電力を出力する。電力ケーブル50は、パワー線とも呼ばれるものであり、例えば、三相交流の電力が出力される。モータ制御装置20は、電力ケーブル50を利用してサーボ機構30に電力を出力し、サーボ機構30内のサーボモータの回転を直接的に制御することになる。
なお、モータ制御装置20は、サーボ機構30を間接的に制御するものであってもよい。この場合、例えば、モータ制御装置20は、自身とサーボ機構30との間に接続されるサーボアンプの上位装置であり、モーションコントローラとも呼ばれるものである。モータ制御装置20がサーボアンプの上位装置である場合は、モータ制御装置20は、サーボアンプに対して指示を送信し、サーボアンプは、モータ制御装置20から受信した指示に基づいて、サーボ機構30に対する電力を制御することになる。
また、記憶部12,22に記憶されるものとして説明するプログラム及びデータは、ネットワークを介して供給されるようにしてもよい。また、パラメータ編集装置10及びモータ制御装置20のハードウェア構成は、上記の例に限られず、種々のハードウェアを適用可能である。例えば、パラメータ編集装置10及びモータ制御装置20は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)や外部機器と通信するための入出力部(例えば、USBポート)を含んでもよい。例えば、情報記憶媒体に記憶されたプログラムやデータが読取部又は入出力部を介して供給されるようにしてもよい。
[2.産業機器制御システムの処理の概要]
次に、産業機器制御システム1において実行される処理の概要を説明する。産業機器制御システム1では、パラメータ編集装置10にインストールされたサポートツールのテーブル編集機能を利用し、モータ制御装置20のパラメータをテーブル形式で編集できるようになっている。サポートツールは、モータ制御装置20のセットアップ、試運転、及びトラブルシューティングを支援するためのアプリケーションである。テーブル編集機能は、サポートツールが有する複数の機能の中の1つである。なお、ここでは、パラメータ編集装置10とモータ制御装置20とが通信ケーブル40で物理的に接続された状態でサポートツールが起動する場合を説明するが、これらが接続されていない状態でもサポートツールは起動可能である。即ち、オフラインの状態であっても、ユーザはサポートツールを利用してパラメータの編集作業などをすることができる。ユーザがパラメータ編集装置10を操作してサポートツールを起動すると、メニュー画面が表示部15に表示される。
図2は、メニュー画面の一例を示す図である。図2に示すように、メニュー画面G1は、サポートツールが有する各機能に対応する画面に遷移するための画面である。例えば、ユーザが接続ボタンG1Aを選択すると、パラメータ編集装置10とモータ制御装置20との通信が確立される。一方、ユーザが切断ボタンG1Bを選択すると、パラメータ編集装置10とモータ制御装置20との通信が切断される。
また、メニュー画面G1には、モータ制御装置20の機種名G1Cが表示される。機種は、モータ制御装置20の構成や仕様の差異に基づいて定まるモータ制御装置20の種類を示し、数字や文字を含む記号列で表される。例えば、機種は、固有の型番が付され、型番により機種を判別可能となっている。ただし、モータ制御装置20のファームウェアやカスタマイズ品におけるカスタマイズ項目等の細かな仕様の差異までは、機種からは判別できなくてよい。また、メニュー画面G1には、モータ制御装置20に対応する1又は複数の軸を示す軸リストG1Dが表示される。図2の例では、軸リストG1Dには、2つの軸が示されており、一方が「A軸」の名称で表示され、他方が「B軸」の名称で表示されている。
また、メニュー画面G1には、サポートツールで利用可能な各機能に対応する機能画像G1E1〜G1E9が表示される。機能画像G1E1〜G1E9は、サポートツールが有する試運転やトラブルシューティングなどの機能ごとに表示されており、ここでは、特に、パラメータをテーブル形式で編集するためのテーブル編集機能に対応する機能画像G1E8を説明する。例えば、機能画像G1E8には、モータ制御装置20が有する機能(例えば、定点通過出力機能など)の一覧が表示されている。機能画像G1E8に機能名を表示させるのは、各機能に対応するパラメータを、当該機能に応じたテーブルで編集可能にするためである。例えば、機能画像G1E8に表示された「機能X」をユーザが選択すると、当該機能に対応するテーブル編集画面が表示部15に表示される。
図3は、テーブル編集画面の一例を示す図である。図3に示すように、テーブル編集画面G2は、テーブルを利用してパラメータを編集するための画面である。例えば、テーブル編集画面G2には、モータ制御装置20の機種名を含むタブG2Aが表示され、その中に、パラメータの読み書きなどの処理を実行するためのボタンG2B1〜G2B8が表示される。ボタンG2B1は、モータ制御装置20の全パラメータを読み込むためのボタンである。ボタンG2B2〜G2B4は、モータ制御装置20の記憶部22に、編集したパラメータを書き込むためのボタンである。例えば、編集中のパラメータ、全てのパラメータ、又は記憶部22のフラッシュメモリに保存されるパラメータ、の何れを書き込むかを選択できるようにしてよい。ボタンG2B5,G2B6は、モータ制御装置20の記憶部22に記憶されたファイルを読み出したり、パラメータ編集装置10が作成したファイルを記憶部22に書き込んだりするためのボタンである。ボタンG2B7は、当該ファイルの圧縮データを保存するためのボタンであり、ボタンG2B8は、その他のテーブル編集機能全般に関する処理を実行するためのボタンである。
また、テーブル編集画面G2には、テーブルを表示するためのテーブル表示領域G2Cが表示される。テーブル表示領域G2Cには、格子状にセルが並べられたテーブル(グリッド)が表示され、各セルの中に、パラメータの名称や値が表示される。図3に示すように、複数軸のモータ制御装置20の場合は、テーブル表示領域G2Cには、全軸で共通のパラメータを編集するか、軸ごとに異なるパラメータを編集するか、を選択するためのタブG2D1〜G2D3が表示される。なお、以降、これらをまとめて単にタブG2Dともいう。
タブG2D1は、全軸で共通のパラメータを設定する場合に選択され、タブG2D2,G2D3は、軸ごとに異なるパラメータを設定する場合に選択される。例えば、ユーザがタブG2D1を選択すると、A軸とB軸とで共通の値のパラメータを1つのテーブルで編集することができる。一方、ユーザがタブG2D2を選択すると、A軸用のパラメータを編集するテーブルを表示でき、ユーザがタブG2D3を選択すると、B軸用のパラメータを編集するテーブルを表示できる。なお、タブG2Dの数は、1以上の任意の数であってよく、例えば、モータ制御装置20が有する軸の数に応じて自動的に決まってもよいし、テーブル編集画面G2からユーザがタブG2Dの数を指定できるようにしてもよい。以降では、タブG2D1が選択された場合の画面例を説明する。
タブG2D1は、更に複数のタブG2E1〜G2E3を有することが可能である。以降、これらをまとめて単にタブG2Eともいう。タブG2Eの数は、1以上の任意の数であってよく、例えば、選択中の機能に応じて自動的に決まってもよいし、テーブル編集画面G2からユーザがタブG2Eの数を指定できるようにしてもよい。タブG2Eは、パラメータの編集単位(個々のテーブルの単位)を定義するものであり、ユーザが選択するタブG2Eに応じて、データ表示領域G2Fに表示されるパラメータの種類が異なったり、グリッドのレイアウトが異なったりする。
図3に示す画面例では、タブG2E1が選択された状態を示している。例えば、図3に示すように、データ表示領域G2Fには、パラメータの設定をするためのテーブルが表示される。ここでは、1行目に、パラメータに関する見出しのテキスト(「出力1」と「出力2」)が表示されている。2行目以降に、現在のタブG2E1で編集可能なパラメータ(図3では、「パラメータ1」〜「パラメータ4」の4つのパラメータ)が表示される。1列目には、各パラメータの名称が表示され、2列目以降において、パラメータの値が表示される。ユーザは、パラメータの値が表示されているセルに対して入力することによって、パラメータを編集することができる。なお、図3の例では、「パラメータ2」〜「パラメータ4」は、互いに関連するパラメータであり、「出力機能選択」という共通の見出しが表示されている。
上記のように、ユーザは、機能Xに関する「パラメータ1」〜「パラメータ4」の4つのパラメータを、タブG2E1内のデータ表示領域G2Fから編集することができる。また、ユーザがタブG2E2又はタブG2E3を選択すると、データ表示領域G2Fの表示が更新され、機能Xに関する他のパラメータの編集が可能となる。
図4は、タブG2E2が選択された場合のテーブル編集画面G2を示す図である。図4に示すように、タブG2E2が選択されると、タブG2E1に対応するパラメータとは異なるパラメータ(図4では、「パラメータ10」〜「パラメータ15」等)を編集可能な状態となる。なお、テーブル全体をデータ表示領域G2Fに表示できない場合は、スクロールさせるようにしてもよい。
図4に示すように、データ表示領域G2Fには、図3で説明したような行方向(左右方向)ではなく、列方向(上下方向)に対してパラメータを連続して表示させることもできる。例えば、多数の値からなるパラメータを編集する場合には、列方向に連続してパラメータを表示させるようにすれば、操作部14のマウスのホイールを使って上下方向にスクロールしながらパラメータを入力することができるので、ユーザはパラメータの設定をしやすくなる。なお、タブG2E3が選択された場合は、タブG2E3に対応するレイアウトのテーブルがデータ表示領域G2Fに表示される。タブG2E3を選択した場合に編集可能なパラメータは、タブG2E1又はG2E2において編集可能なパラメータとは異なっている。
上記のように、産業機器制御システム1では、テーブル編集画面G2においてテーブル形式でパラメータを編集できるようになっており、そのレイアウトは、モータ制御装置20の機種に対応するものとなっている。即ち、産業機器制御システム1では、モータ制御装置20の機種ごとに異なるレイアウトでパラメータを編集可能とする構成を有している。以降、当該構成の詳細を説明する。
[3.産業機器制御システムで実現される機能]
図5は、産業機器制御システム1で実現される機能を示すブロック図である。ここでは、モータ制御装置20で実現される機能を先に説明し、その後に、パラメータ編集装置10で実現される機能を説明する。なお、モータ制御装置20がサーボ機構30を制御するための機能やパラメータ編集装置10が有するテーブル編集機能以外の機能については、ここでは説明を省略する。
[3−1.モータ制御装置で実現される機能]
図5に示すように、モータ制御装置20では、データ記憶部200が実現される。データ記憶部200は、記憶部22により実現される。データ記憶部200は、モータを制御するためのデータやモータ制御装置20自身に関するデータなどの各種データを記憶する。例えば、データ記憶部200は、複数のパラメータを記憶する。パラメータは、サーボ機構30を制御するためのパラメータであり、例えば、モータ制御装置20は、パラメータに基づいて、電力ケーブル50を介してサーボ機構30に出力する電力を制御する。即ち、モータ制御装置20は、データ記憶部200に記憶された各パラメータに基づいて、サーボ機構30を制御する。
複数のパラメータの各々は、互いにデータサイズが異なっていてもよいが、本実施形態では、個々の値のデータサイズが互いに等しいものとする。例えば、各パラメータのデータサイズは、n(nは正整数)バイト固定となっている。このため、パラメータごとにデータサイズを識別する情報を用意しておかなくても、個々のデータサイズが予め分かるようになっている。
なお、データ記憶部200に記憶されるパラメータの数及び種類は、全機種で共通であってもよいが、本実施形態では、パラメータの数及び種類が機種に応じて決まる場合を説明する。また、パラメータが格納されるアドレス(メモリのアドレス)は、全機種で共通であってもよいが、本実施形態では、パラメータが格納されるアドレスも機種に応じて決まる場合を説明する。例えば、どのパラメータがどのアドレスに格納されるかが、機種によって異なることになるので、機種ごとに、どのパラメータがどのアドレスに格納されるかを識別する情報が用意されている。以降、この情報を機種情報と記載する。機種情報には、パラメータを一意に識別するパラメータIDに関連付けて、当該パラメータのアドレスなどの情報が格納されている。
例えば、データ記憶部200は、自機の機種に対応する機種情報を記憶するようにしてよい。機種情報は、機種固有の情報が格納されていればよく、上記説明したパラメータの種類及びアドレス以外の情報が格納されていてもよい。例えば、機種情報には、パラメータのデータ型、最大値、又は最小値などが格納されていてもよい。他にも例えば、機種情報は、パラメータに関する情報以外の情報を含んでいてもよく、例えば、軸に関する情報を含んでもよい。また、パラメータと機種情報は、それぞれ同じファイルとしてデータ記憶部200に記憶されていてもよいし、それぞれが別ファイルとしてデータ記憶部200に記憶されていてもよい。
なお、データ記憶部200が記憶するデータは、上記の例に限られない。例えば、データ記憶部200は、モータ制御装置20の個体識別情報(例えば、シリアル番号)、モータ制御装置20が有する機能を識別する機能識別情報、モータ制御用のプログラムとそのバージョン情報、及び記憶部22への書き込みが可能なファイルのデータサイズなどを記憶してもよい。更に、データ記憶部200は、後述するテーブルレイアウト情報を記憶してもよい。
[3−2.パラメータ編集装置において実現される機能]
図5に示すように、パラメータ編集装置10では、データベース記憶部100、パラメータ取得部101、テーブルレイアウト情報取得部102、言語情報取得部103、アドレス情報取得部104、パラメータ編集部105、パラメータ書き込み部106、識別子取得部107、レイアウト編集部108、ファイル書き込み部109、及び書き込み制限部110が実現される。データベース記憶部100は、記憶部12を主として実現され、他の各機能は、制御部11を主として実現される。
[データベース記憶部]
データベース記憶部100は、サポートツールに関するデータベースを記憶する。ここでは、その一例として、機種情報データベースを説明する。例えば、機種情報データベースには、モータ制御装置20の機種ごとに、先述した機種情報が格納される。なお、モータ制御装置20のデータ記憶部200は、原則として自機の機種に対応する機種情報だけを記憶していればよいが、パラメータ編集装置10は、種々の機種のモータ制御装置20のメンテナンスに利用されるので、パラメータ編集装置10のデータベース記憶部100は、少なくともメンテナンス対象となる機種に対応する機種情報を記憶している。このため、複数の機種の各々の機種情報が機種情報データベースに格納されている。これにより、パラメータ編集装置10が編集するパラメータが格納されているアドレスを特定可能な状態になっている。
また例えば、データベース記憶部100は、テーブルレイアウト情報を記憶する。テーブルレイアウト情報は、機種情報データベースの一部として格納されていてもよいし、機種情報データベースに関連付けられた外部ファイルとして記憶されていてもよいし、機種情報データベースとは関係のないデータとして記憶されていてもよい。テーブルレイアウト情報は、テーブル編集画面G2におけるテーブルのレイアウトを定義したファイルである。例えば、テーブルレイアウト情報は、テーブル編集画面G2において編集可能なパラメータの種類及びパラメータの表示位置(例えば、行、列、又はセルそのもの)を定義したものであり、具体的には、テーブルの表形式(グリッドの形式)、表示させるパラメータのパラメータID、表示させる行又は列などが定義されている。本実施形態では、機種ごとに異なるレイアウトとすることができるので、データベース記憶部100は、各機種に対応するテーブルレイアウト情報を記憶する。また、ある機種のモータ制御装置20が複数の機能を有する場合には、機能ごとに異なるレイアウトとしてもよいので、この場合には、データベース記憶部100は、各機能に対応するテーブルレイアウト情報を記憶することになる。
図6及び図7は、テーブルレイアウト情報のデータ格納例を示す図である。図6及び図7に示すように、ここでは、テーブルレイアウト情報がxml形式である場合を説明するが、テーブルのレイアウトを定義可能であればよく、xmlのようなマークアップ言語以外のデータを利用してもよい。このため、テーブルレイアウト情報のデータ形式は、xml形式以外の任意のデータ形式であってよい。なお、図6及び図7では、図3及び図4に示すテーブル編集画面G2を表示させるためのデータ格納例を示している。即ち、図6及び図7のテーブルレイアウト情報は、図3及び図4で説明した機種の機能Xに対応するテーブルレイアウト情報の一例である。また、図6及び図7では、説明の便宜上、各要素が記述された行数を左端に示しているが、実際にはこの数値はテーブルレイアウト情報には含まれなくてよい。
例えば、1行目に、タブG2Dの数を示す「Frames num」の要素が記述される。図3及び図4のレイアウト例の場合、タブG2D1〜G2D3の3つが存在するので、「Frames num」は「3」となる。1行目の「Frames num」と、次に「/Frames」が表れる要素(70行目)と、の間において、テーブル表示領域G2Cのレイアウトが定義される。
2行目以降には、タブG2D1〜G2D3の各々のレイアウトが定義される。これら3つのうち、どのレイアウトを定義しているかは「Frame no」により示される。例えば、タブG2D1のレイアウトは、「Frame no」が「0」の要素(2行目)と、次に「/Frame」が表れる要素(63行目)と、の間において定義されている。同様に、タブG2D2のレイアウトは、「Frame no」が「1」の要素(64行目)と、次に「/Frame」が表れる要素(66行目)と、の間において定義されており、タブG2D3のレイアウトは、「Frame no」が「2」の要素(67行目)と、次に「/Frame」が表れる要素(69行目)と、の間において定義されている。なお、図7に示すように、説明の簡略化のため、ここでは、タブG2D1のレイアウトの定義方法を説明し、タブG2D2,G2D3のレイアウトの定義方法は省略する。
2行目でタブG2D1のレイアウト記述が開始されると、3行目に示すように、タブG2D1に含まれるタブG2Eの数を示す「Tables num」の要素が記述される。ここでは、タブG2E1〜G2E3の3つが存在するので、「Tables num」は「3」となる。
4行目以降は、タブG2E1〜G2E3の各々のレイアウトが定義される。これら3つのうち、どのレイアウトを定義しているかは「Table no」の要素で示される。例えば、タブG2E1のレイアウトは、「Table no」が「0」の要素(4行目)と、次に「/Table」が表れる要素(26行目)と、の間において定義されている。同様に、タブG2E2のレイアウトは、「Table no」が「1」の要素(27行目)と、次に「/Table」が表れる要素(58行目)と、の間において定義されており、タブG2E3のレイアウトは、「Table no」が「2」の要素(59行目)と、次に「/Table」が表れる要素(61行目)と、の間において定義されている。なお、図6及び図7に示すように、説明の簡略化のため、ここでは、タブG2E1,G2E2のレイアウトの定義方法を説明し、タブG2E3のレイアウトの定義方法は省略する。
4行目に示すように、タブG2E1に表示される見出しは、「label ID」により定義することができる。「label ID」は、テーブル編集画面G2に表示されるテキストを一意に示すラベルIDであり、ラベルIDとテキストとの関係は、後述する言語情報に定義されている。例えば、4行目に示すように、ラベルIDが「1」であれば、図3のタブG2E1に示すように「設定1」のテキストが表示される。
また、4行目に示すように、ある特定の行においてパラメータを連続的に表示させる行レイアウトの表示形式とするか、ある特定の列においてパラメータを連続的に表示させる列レイアウトの表示形式とするか、を「layout」により定義することができる。行レイアウトでは、図3のように、ある特定のパラメータの値が右方向に連続的に表示され、列レイアウトでは、図4のように、ある特定のパラメータの値が下方向に連続的に表示される。例えば、「layout」の値が「row」であれば、行レイアウトであることを示し、「layout」が「column」であれば、列レイアウトであることを示す。図3に示すように、タブG2E1は、行レイアウトなので、図6の4行目に示すように、「layout」は「row」となる。また、タブG2E1のテーブルを構成する行の総数は、「rowsNum」により定義することができ、列の総数は、「colsNum」により定義することができる。
5行目以降は、行レイアウトであるタブG2E1内の各行に、どのパラメータを表示させるかが定義される。図6の5行目、10行目、及び15行目に示すように、テーブル内の行数は、「Rows no」で示される。ここでは、図3のデータ表示領域G2Fに表示されたテーブルの1行目は、「Rows no」が「0」である要素(5行目)と、次に「/Rows」が表れる要素(9行目)と、の間で定義される。また、テーブルの2行目は、「Rows no」が「1」である要素(10行目)と、次に「/Rows」が表れる要素(14行目)と、の間で定義される。同様に、テーブルの3行目は、「Rows no」が「2」である要素(15行目)と、次に「/Rows」が表れる要素(25行目)と、の間で定義される。
なお、図3のテーブルの1行目及び2行目のように、1行を細分化しなくてもよいが、図3の3行目のように、1行を細分化したレイアウトも可能(即ち、1行に複数の行を含ませることが可能)なので、図6の5行目、10行目、及び15行目のように、テーブルの各行が含む行(細分化された行)の数は、「num」により定義することができる。例えば、図3のテーブルの1行目及び2行目のように、行が細分化されていなければ、図6の5行目及び10行目のように「num」は「1」となり、図3のテーブルの3行目のように、行が3つに細分化されていれば、図6の15行目のように「num」は「3」となる。細分化された行は、図6の16行目、19行目、及び22行目に示すように、「Row no」により定義することができる。
また、各行に見出しとして何を表示させるかは、先述した「labelId」に記述することができる。例えば、図6の6行目のように、「labelId」が「2」であれば、図3のテーブルの1行目に示すように、「出力1」及び「出力2」のテキストが表示される。なお、テキストの一部に含まれる数字が自動的にインクリメントされるインクリメンタルテキストを利用することができ、図3のテーブルの1行目のように、列数に応じて「出力m」のmの整数がインクリメントされる。また例えば、図6の15行目のように、「labelId」が「3」であれば、図3のテーブルの3行目に示すように、「出力機能選択」のテキストが表示される。
また、図6の11行目、16行目、19行目、及び22行目に示すように、各行に何のパラメータを表示させるかは、「parameterId」に記述することができる。「parameterId」には、その行に表示させたいパラメータIDが示される。なお、本実施形態では、機種情報にパラメータ名が格納されているので、パラメータを表示させる行の見出しには、機種情報に格納されたパラメータ名(図3の例では、「パラメータ1」〜「パラメータ4」のテキスト)が用いられる。なお、「Cells/」の要素は、各行に対応するセルに値を表示することを意味する。
以上のようにして、2行目〜26行目において、タブG2E1内のレイアウトが定義される。図7の27行目〜58行目に示すように、タブG2E2内のレイアウト定義も同様である。ただし、図4に示すように、タブG2E2内のテーブルは列レイアウトなので、27行目に示すように、「layout」は「colomn」となり、以降、各列のレイアウトが定義される。タブG2E2のレイアウトの定義方法は、タブG2E1の定義方法で説明した「row」及び「行」の記載を「colum」及び「列」に読み替えればよい。
上記のように、例えば、テーブルレイアウト情報は、複数のパラメータの各々を、テーブルの行又は列の何れにおいて連続的に表示させるかを示す形式情報を含む。形式情報は、列レイアウトであるか行レイアウトであるかを識別する情報であり、ここでは、「layout」を含む要素の値で指定される。このため、本実施形態では、「layout」の値が形式情報に相当する。なお、図6及び図7に示すように、「layout」は、テーブルごと(即ち、データ表示領域G2Fの表示単位ごと。別の言い方をすれば、タブG2Eごと。)に定義されることになる。
また例えば、テーブルレイアウト情報は、テーブルにおける複数のパラメータの各々の表示位置に関する表示位置情報を含む。表示位置情報は、データ表示領域G2Fのグリッドにおいて、各パラメータを表示させる行又は列を示す。例えば、行レイアウトであれば、各パラメータを表示させる行が表示位置情報として示されており、列レイアウトであれば、各パラメータを表示させる列が表示位置情報として示されている。図6及び図7のデータ格納例では、行レイアウトの場合(図6)、パラメータを何行目に表示させるかが「Row no」によって示されており、列レイアウトの場合(図7)、パラメータを何列目に表示させるかが「Column no」によって示されている。このため、本実施形態では、「Row no」又は「Column no」の値が、表示位置情報に相当する。
また例えば、テーブルレイアウト情報は、複数のパラメータのうち、同じグループに属するパラメータを示すグループ情報を更に含む。グループとは、互いに相関関係のあるパラメータの集まりのことである。別の言い方をすれば、グループとは、テーブル編集画面G2において、互いに関連付けて表示させるまとまりである。例えば、複数のパラメータの各々を1つの見出しでまとめて表示させる場合、当該複数のパラメータは、同じグループに属することになる。図3の画面例の場合、「パラメータ2」〜「パラメータ4」は、1つの見出しにまとめられているので、これら3つは同じグループに属することになる。同様に、図4の画面例の場合、「パラメータ11」〜「パラメータ14」は、1つの見出しにまとめられているので、これら4つは同じグループに属することになる。先述したように、行レイアウトであれば、同じグループに属するパラメータが「Rows no」から「/Rows」の間に示されており、列レイアウトであれば、同じグループに属するパラメータが「Columns no」から「/Columns」の間に示されている。このため、本実施形態では、「Rows no」から「/Rows」の間に記述された「Row no」の値、又は、「Columns no」から「/Columns」の間に記述された「Column no」の値が、グループ情報に相当する。なお、特にパラメータをグループ化する必要のない場合は、テーブルレイアウト情報は、グループ情報を含まないようにしてよい。
本実施形態では、テーブル表示領域G2Cに複数のタブを設定することが可能なので、テーブルレイアウト情報は、複数のタブの各々のレイアウトを個別に示すタブ別レイアウト情報を含む。例えば、タブごとにテーブルのレイアウトを異ならせることができるので、レイアウト情報は、タブの数だけタブ別レイアウト情報を含むようにしてよい。例えば、3つのタブG2Dごとに、その中に3つのタブG2Eが用意されている場合は、テーブルレイアウト情報は、9つのタブ別レイアウト情報を含むようにしてよい。タブ別レイアウト情報は、上記説明した形式情報、表示位置情報、及びグループ情報の少なくとも1つを含むことになる。本実施形態では、「Frame no」と「/Frame」との間の要素が、タブG2Dのタブ別レイアウト情報に相当し、「Table no」と「/Table」との間の要素が、タブG2Eのタブ別レイアウト情報に相当する。なお、特に複数タブを利用せず、1つのデータ表示領域G2Fのみとする場合には、テーブルレイアウト情報は、タブ別レイアウト情報を含まないようにしてよい。
本実施形態では、モータ制御装置20は、複数の機能を有するので、テーブルレイアウト情報は、モータ制御装置20の機能ごとに異なる。例えば、モータ制御装置20が機能Xと機能Yを有する場合、機能X用のテーブルレイアウト情報と、機能Y用のテーブルレイアウト情報と、がデータベース記憶部100に記憶されているようにしてよい。図6及び図7では、機能X用のテーブルレイアウト情報を説明したが、機能Yについても、同様のデータ形式でのテーブルレイアウト情報がデータベース記憶部100に記憶されているようにしてよい。別の言い方をすれば、モータ制御装置20の機能とテーブルレイアウト情報とは1対1の関係にあってよい。なお、モータ制御装置20が単一の機能のみを有する場合には、テーブルレイアウト情報は1つのみであってよい。
なお、上記説明したテーブルレイアウト情報は一例であり、テーブルレイアウト情報は、上記の例に限られない。例えば、セルやセル内の値に色を付与する場合は、テーブルレイアウト情報に色情報が含まれていてもよいし、セルの幅をテーブルレイアウト情報で定義可能にしてもよい。また例えば、セルのタイプ(例えば、編集可能か否かなど)又はタブのタイプ(例えば、全軸共通のタブか軸個別のタブかなど)を示す情報がテーブルレイアウト情報に含まれていてもよい。その他、テーブルの見た目に関する種々の情報がテーブルレイアウト情報に含まれていてよい。
また、データベース記憶部100が記憶するデータは、上記の例に限られない。例えば、データベース記憶部100は、上記説明した機種情報データベースやテーブルレイアウト情報以外にも、言語情報を記憶するようにしてもよい。言語情報は、言語ごとに、テーブルレイアウト情報で記述されるヘッダや固定列などの見出しを示すテキストを格納するファイルである。なお、本実施形態では、パラメータ名が機種情報に含まれている場合を説明したが、パラメータ名は言語情報に含まれていてもよい。例えば、日本語、英語、中国語、韓国語などの言語ごとに、テーブルに表示されるテキストを言語情報に用意しておけばよい。他にも例えば、データベース記憶部100は、ヘルプ情報を記憶するようにしてもよい。ヘルプ情報は、ユーザに対するパラメータの設定方法を案内するファイルである。言語ファイルと同様、言語ごとにヘルプ内容が用意されている。
[パラメータ取得部]
パラメータ取得部101は、モータ制御装置20の複数のパラメータを取得する。例えば、パラメータ取得部101は、モータ制御装置20のデータ記憶部200から各パラメータを取得する。先述したように、本実施形態では、機種ごとにパラメータのアドレスが決まっているので、パラメータ取得部101は、機種情報に基づいて各パラメータが格納されたアドレスを特定し、当該アドレスを参照することによってパラメータを取得することになる。例えば、パラメータ取得部101は、テーブル編集画面G2のボタンG2B1が選択されたことに応じてパラメータを取得してもよいし、メニュー画面G1又はテーブル編集画面G2が表示される場合やサポートツールが起動した場合などのように他のタイミングでパラメータを取得してもよい。他にも例えば、パラメータ取得部101は、パラメータ編集装置10とモータ制御装置20とが接続された場合に自動的にパラメータを取得するようにしてよい。更に、パラメータ取得部101は、モータ制御装置20の全パラメータを取得してもよいし、テーブル編集画面G2に表示させるのに必要なパラメータだけを選択して取得してもよい。
なお、バックアップなどの目的により、パラメータがモータ制御装置20以外のコンピュータに記憶されている場合には、パラメータ取得部101は、当該コンピュータに記憶されたパラメータを取得してもよい。このコンピュータは、例えば、ネットワークを介してパラメータ編集装置10と接続されたサーバであってもよいし、パラメータ編集装置10自身であってもよい。
[テーブルレイアウト情報取得部]
テーブルレイアウト情報取得部102は、モータ制御装置20の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得する。本実施形態では、機種ごとにテーブルレイアウト情報が用意されているので、テーブルレイアウト情報取得部102は、データベース記憶部100に記憶されたテーブルレイアウト情報のうち、テーブル編集画面G2においてパラメータを編集する機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得することになる。なお、モータ制御装置20の機種は、モータ制御装置20のデータ記憶部200から取得されるようにしてもよいし、ユーザにより操作部14から指定されてもよい。
なお、テーブルレイアウト情報が、パラメータ編集装置10以外のコンピュータに記憶されている場合には、テーブルレイアウト情報取得部102は、当該コンピュータに記憶されたテーブルレイアウト情報を取得してもよい。このコンピュータは、例えば、ネットワークを介してパラメータ編集装置10と接続されたサーバであってもよいし、モータ制御装置20であってもよい。
[言語情報取得部]
言語情報取得部103は、複数の言語ごとに、テーブルに表示させるテキストを格納する言語情報を取得する。本実施形態では、データベース記憶部100に言語情報が記憶されているので、言語情報取得部103は、データベース記憶部100を参照して言語情報を取得することになる。ユーザが使用する言語を識別する情報は、予めデータベース記憶部100に記憶されていてもよいし、サポートツールの起動時にユーザが指定してもよい。更に、ユーザが使用する言語を識別する情報は、機種情報の中に含まれていてもよいし、モータ制御装置20内のメモリや他のコンピュータに記憶されていてもよい。
なお、言語情報が、パラメータ編集装置10以外のコンピュータに記憶されている場合には、言語情報取得部103は、当該コンピュータに記憶された言語情報を取得してもよい。このコンピュータは、例えば、ネットワークを介してパラメータ編集装置10と接続されたサーバであってもよいし、モータ制御装置20であってもよい。
[アドレス情報取得部]
アドレス情報取得部104は、モータ制御装置20の機種に対応するアドレス情報を取得する。アドレス情報は、モータ制御装置20において各パラメータが格納されたアドレスであり、本実施形態では、機種情報の中にアドレス情報が含まれているので、アドレス情報取得部104は、データベース記憶部100を参照してアドレス情報を取得することになる。先述したように、モータ制御装置20の機種は、モータ制御装置20のデータ記憶部200から取得されるようにしてもよいし、ユーザにより操作部14から指定されてもよい。
なお、アドレス情報が、パラメータ編集装置10以外のコンピュータに記憶されている場合には、アドレス情報取得部104は、当該コンピュータに記憶されたアドレス情報を取得してもよい。このコンピュータは、例えば、ネットワークを介してパラメータ編集装置10と接続されたサーバであってもよいし、モータ制御装置20であってもよい。
[パラメータ編集部]
パラメータ編集部105は、複数のパラメータとテーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部15に、複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させる。パラメータ編集部105は、パラメータ取得部101が取得した各パラメータを、テーブルレイアウト情報取得部102が取得したレイアウトで、テーブル編集画面G2に表示させる。別の言い方をすれば、パラメータ編集部105は、データ表示領域G2Fに表示すべきパラメータの種類及びその位置を決定する。先述したように、本実施形態では、テーブルレイアウト情報がxml形式で記述されているので、パラメータ編集部105は、テーブルレイアウト情報の「parameterId」に示されたパラメータIDのパラメータを、「layout」で示された形式で、「Rows no」、「Row no」、「Columns no」、又は「Column no」に示された行又は列に表示させることになる。
より具体的には、本実施形態では、テーブルレイアウト情報は形式情報(例えば、「layout」の値)を含むので、例えば、パラメータ編集部105は、形式情報に基づいて、テーブルの行又は列の何れかにおいて、複数のパラメータの各々を連続的に表示させる。パラメータ編集部105は、形式情報の一例である「layout」の値を参照することによって、行レイアウトとするか列レイアウトとするかを特定する。そして、例えば、パラメータ編集部105は、行又は列の最初のセル(即ち、パラメータ名の見出しが表示されたセルの次のセル)に、最初のアドレスに格納されたパラメータの値を表示させ、次のアドレスに格納された値を次のセルに表示させる。以降同様にして、パラメータ編集部105は、アドレス順に基づいて、同じ行又は同じ列に連続してパラメータの値を表示させる。例えば、列レイアウトの場合、見出し(ヘッダ)の次のセルが対象とするアドレスと、直下のセルが当該アドレスからどのくらいのオフセット(バイト)になっており、それが何行続くかを定義した情報がデータベース記憶部100に記憶されているようにしてよい。この情報は、パラメータIDが割り当てられているようにしてよい。このため、データベース記憶部100を参照すれば、各セルがどのアドレスに相当するかが一意に定まることになり、モータ制御装置20から取得されたパラメータを、テーブル上のどのセルに表示させるかを特定可能となっている。
本実施形態では、テーブルレイアウト情報は表示位置情報(例えば、「Rows no」などの値)を含むので、例えば、パラメータ編集部105は、表示位置情報に基づいて、テーブルにおいて、複数のパラメータの各々を表示させる。パラメータ編集部105は、表示位置情報の一例である「Rows no」、「Row no」、「Columns no」、又は「Column no」の値を参照することによって、各パラメータを表示させる行又は列を特定する。
本実施形態では、テーブルレイアウト情報はグループ情報(例えば、「Rows」と「/Rows」との間の要素など)を含むので、例えば、パラメータ編集部105は、グループ情報に基づいて、テーブルにおいて、同じグループに属するパラメータを識別可能に表示させる。識別可能とは、同じグループに属することをテーブル編集画面G2上で視認できる態様であればよく、本実施形態では、同じセルに共通の見出しが表示されることが相当する。なお、同じグループに属するパラメータは、セルの色を同じにすることによって識別可能としてもよいし、数値の色を同じにすることによって識別可能としてもよい。例えば、パラメータ編集部105は、「Rows」と「/Rows」との間にパラメータIDが記述されたパラメータ、又は、「Colomns」と「/Colomns」との間にパラメータIDが記述されたパラメータを同じグループとして特定することになる。先述したように、パラメータ編集部105は、同じグループのパラメータに、「labelId」に示された共通の見出しを表示させることになる。
本実施形態では、ユーザが利用する言語を選択可能なので、例えば、パラメータ編集部105は、言語情報に基づいて、テーブルにおいて、複数の言語の中から選択された言語のテキストを表示させる。パラメータ編集部105は、言語情報を参照し、ユーザが選択した言語のテキストを取得し、データ表示領域G2Fに見出しを表示させる。
本実施形態では、テーブルレイアウト情報は、タブ別レイアウト情報(例えば、「Frame」と「Frame/」との間の要素など)を含むので、例えば、パラメータ編集部105は、タブ別レイアウト情報に基づいて、複数のタブの中から選択されたタブを表示させる。例えば、タブ別レイアウト情報には、形式情報、表示位置情報、及びグループ情報が含まれているようにしてよいので、パラメータ編集部105がタブ別レイアウト情報に基づいてデータ表示領域G2Fを表示させる方法は、上記説明した方法と同様である。
本実施形態では、各パラメータが格納されるアドレスが機種情報内のアドレス情報に定義されているので、例えば、パラメータ編集部105は、アドレス情報に基づいて、テーブルにパラメータを表示させる。パラメータ編集部105は、アドレス情報に基づいて、テーブル編集画面G2で表示対象となっているパラメータがどこに格納されているかを特定し、当該特定したパラメータの値をデータ表示領域G2Fに表示させる。
本実施形態では、例えば、機能画像G1E8に表示された機能を選択することにより、メニュー画面G1からパラメータを編集する機能をユーザが選択可能になっているので、例えば、パラメータ編集部105は、複数の機能の中で選択された機能に対応するテーブルレイアウト情報に基づいて、当該選択された機能に対応する複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させる。パラメータ編集部105は、ユーザが選択した機能に対応するテーブルレイアウト情報を参照し、当該テーブルレイアウト情報に基づいて、テーブル編集画面G2を表示させる。
[パラメータ書き込み部]
パラメータ書き込み部106は、テーブルにおいて編集された複数のパラメータをモータ制御装置20に書き込む。パラメータ書き込み部106は、データ表示領域G2Fに対するユーザの入力に基づいて値が変更された複数のパラメータをモータ制御装置20に書き込むことになる。本実施形態では、ユーザがボタンG2B〜G2B4の何れかを選択した場合に、パラメータ書き込み部106は、テーブルで編集された複数のパラメータを書き込むことになる。なお、パラメータを書き込むアドレスは、機種情報データベースにより特定されるものとする。
[識別子取得部]
識別子取得部107は、複数の機能の各々に対応する識別子を取得する。識別子は、数字や文字などの記号列で示され、例えば、ファイル名の全部又は一部であってもよいし、拡張子名であってもよい。本実施形態では、拡張子名が識別子に相当する場合を説明する。このため、以降の説明で拡張子名と記載した箇所は、ファイル名などの他の識別子に読み替えることが可能である。識別子取得部107は、モータ制御装置20の機能を特定し、当該機能に対応する拡張子名を取得することになる。
本実施形態では、機能ごとにファイルの拡張子名が異なる。即ち、ある機能Xに対応するファイルの拡張子と、他の機能Yに対応するファイルの拡張子と、が異なる。なお、各機能に対応するファイルには、当該機能に対応するパラメータが格納されてもよいし、テーブルレイアウト情報や機種情報が格納されてもよい。なお、機種と拡張子との関係は、データベース記憶部100に記憶されているようにしてよい。この関係には、機種ごとに異なる拡張子が定義されている。
[レイアウト編集部]
レイアウト編集部108は、テーブルのレイアウト編集操作に基づいて、テーブルレイアウト情報を編集する。レイアウト編集操作は、行レイアウトとするか列レイアウトとするかを指定する操作、各パラメータを何行目又は何列目に表示させるかを指定する操作、及び複数のパラメータをグループ化する操作などである。これらの操作は、テーブル編集画面G2に対して行われるようにしてもよいし、テーブルレイアウト情報の値を直接的に編集する操作(例えば、各要素を書き換える操作)であってもよい。なお、レイアウト編集操作と、当該レイアウト編集操作により指定されるレイアウトと、の関係はデータベース記憶部100に予め記憶させておくようにしてもよい。
例えば、レイアウト編集部108は、ユーザが行レイアウトを指定した場合は、形式情報を行レイアウトの値(例えば、「layout」が「row」)とし、ユーザが列レイアウトを指定した場合は、形式情報を行レイアウトの値(例えば、「layout」が「row」)とする。また例えば、レイアウト編集部108は、ユーザがテーブルで編集したいパラメータを指定した場合は、テーブルレイアウト情報に当該パラメータのパラメータIDを追加する。また例えば、レイアウト編集部108は、ユーザがパラメータを表示させる位置を指定した場合は、表示位置情報の値(例えば、「Rows no」などの値)を当該指定された位置とする。また例えば、レイアウト編集部108は、ユーザがグループ化したいパラメータを指定した場合は、グループ情報の値(例えば、「Rows」と「/Rows」との間の要素など)を当該指定されたパラメータのパラメータIDとする。また例えば、レイアウト編集部108は、ユーザがタブG2D又はG2Eを追加又は削除した場合、タブ別レイアウト情報(例えば、「Frame」と「Frame/」との間の要素など)を追加したり削除したりする。
[ファイル書き込み部]
ファイル書き込み部109は、モータ制御装置20内の記憶部22に、テーブルにおいて編集された複数のパラメータを含むファイルを書き込む。例えば、テーブル編集画面G2においてボタンG2B5が選択された場合に、ファイル書き込み部109はファイルを書き込むようにしてよい。ファイルが書き込まれるのは、他のボタンG2B2〜G2B4が選択された場合であってもよいし、一定時間が経過するたびに自動的に書き込まれるようにしてもよい。本実施形態では、機能ごとにファイルの拡張子名が異なるので、ファイル書き込み部109は、モータ制御装置20内の記憶部22に、テーブルにおいて編集された複数のパラメータを含む、選択された機能に対応する拡張子名を付したファイルを書き込むことになる。
なお、ファイル書き込み部109は、予め定められた方法に基づいてファイルを生成する。ファイルの生成方法は、データベース記憶部100に記憶されているようにしてよい。例えば、ファイル書き込み部109は、編集中のパラメータに基づいて、パラメータを編集中の機種に応じたファイルを生成するようにしてよい。この場合、ファイルのデータサイズは、テーブル編集画面G2における編集内容(例えば、行数や列数など)に基づいて決まってよい。
[書き込み制限部]
書き込み制限部110は、ファイルのデータサイズと、当該ファイル用に割り当てられるデータ記憶部200のデータサイズと、が異なる場合に、ファイル書き込み部109による書き込みを制限する。なお、ファイルのデータサイズは、任意のタイミングで変更され、例えば、モータ制御装置20のプログラム(ファームウェア)が更新された場合に変更されるようにしてよい。また、ファイル用に割り当てられるデータ記憶部200のデータサイズは、予めデータ記憶部200に記憶されているようにしてよい。
例えば、書き込み制限部110は、テーブル編集画面の編集内容に基づくファイルのデータサイズと、当該ファイル用に割り当てられる記憶部22のデータサイズと、を比較する。例えば、これらが一致する場合には、ファイル書き込み部109による書き込みを制限せず、これらが一致しない場合に、ファイル書き込み部109による書き込みを制限する。なお、書き込み制限部110は、データサイズが一致しない場合に、ファイルを書き込むか否かを問い合わせる画像を表示部15に表示させてもよい。この画像に対して、ユーザがファイルを書き込むことを選択した場合、ファイル書き込み部109による書き込みが実行され、ユーザがファイルを書き込まないことを選択した場合、書き込み制限部110は、ファイルの書き込みをしないようにしてもよい。
[4.産業機器制御システムにおいて実行される処理]
図8及び図9は、産業機器制御システム1において実行される処理の一例を示すフロー図である。図8及び図9に示す処理は、制御部11が、記憶部12に記憶されたサポートツールを起動した場合に実行される。下記に説明する処理は、図5に示す機能ブロックにより実行される処理の一例である。
制御部11は、サポートツールを起動させると、メニュー画面G1(図2)を表示部15に表示させる(S1)。なお、パラメータ編集装置10とモータ制御装置20とがまだ接続されていない場合には、S1においては、機種名G1Cや軸リストG1Dなどの情報は表示されないようにしてもよい。また、制御部11は、メニュー画面G1を表示させる前に、機種情報データベースに機種情報が格納されている機種のリストを表示させ、メンテナンス対象の機種をユーザに選択させた後にメニュー画面G1を表示させるようにしてもよい。この場合、機種名G1Cには、ユーザが選択した機種が表示される。
制御部11は、メニュー画面G1に対する操作部14の入力を参照する(S2)。メニュー画面G1に対しては種々の入力が行われるようにしてよいが、ここでは、機能画像G1E8に表示された機能名を選択する機能選択操作と、メニュー画面G1を閉じる終了操作と、その他の操作と、の何れかが行われた場合の処理を説明する。
機能選択操作が行われた場合(S2;機能選択操作)、制御部11は、機能選択操作により選択された機能のパラメータを編集するためのテーブル編集画面G2(図3−4)を表示部15に表示させる(S3)。なお、テーブル編集画面G2の表示直後は、まだモータ制御装置20のパラメータが取得されていないので、データ表示領域G2Fには何も表示されないようにしてもよい。
制御部11は、操作部14からの信号に基づいて接続ボタンG1Aが選択されたことを検知すると、記憶部12に記憶された機種情報データベースに基づいて、モータ制御装置20の記憶部22に記憶された全パラメータを取得する(S4)。S4においては、制御部11は、モータ制御装置20の機種に対応する機種情報を取得し、パラメータが格納されたアドレスを特定する。制御部11は、当該特定したアドレスの参照要求をモータ制御装置20に送ると、モータ制御装置20からパラメータを取得することができる。S4において取得されたパラメータは、記憶部12に保持される。
制御部11は、S2で選択された機能に対応するテーブルレイアウト情報と、S4で取得したパラメータと、に基づいて、テーブル表示領域G2Cを表示させる(S5)。S5においては、制御部11は、記憶部12に記憶されたテーブルレイアウト情報のうち、S2で選択された機能に対応するテーブルレイアウト情報を取得する。そして、制御部11は、テーブルレイアウト情報に記述されたレイアウトと、S4で取得したパラメータと、記憶部12に記憶された言語情報と、に基づいて、テーブル表示領域G2Cのデータ表示領域G2Fの表示内容を決定する。テーブルレイアウト情報に基づくテーブルの表示方法の詳細は、先述した通りである。
制御部11は、テーブル編集画面G2に対する操作部14からの入力を参照する(S6)。テーブル編集画面G2に対しては種々の入力が行われるようにしてよいが、ここでは、タブG2D若しくはタブG2Eの切り替え操作、データ表示領域G2Fに対するパラメータの入力操作、データ表示領域G2Fに対するレイアウトの変更操作、ボタンG2B5の選択操作、テーブル編集機能の終了操作、又は、その他の操作の何れかが行われる場合を説明する。
タブG2D又はG2Eの切り替え操作が行われた場合(S6;切り替え操作)、制御部11は、選択されたタブG2D又はG2Eに対応するタブ別レイアウト情報に基づいて、データ表示領域G2Fの表示を切り替える(S7)。先述したように、本実施形態では、テーブルレイアウト情報の中にタブ別レイアウト情報が含まれているので、制御部11は、テーブルレイアウト情報の中から、選択されたタブG2D又はG2Eに対応するタブ別レイアウト情報を取得し、当該タブ別レイアウト情報に記述されたレイアウトと、S4で取得したパラメータと、記憶部12に記憶された言語情報と、に基づいて、テーブル表示領域G2Cのデータ表示領域G2Fの表示内容を決定する。タブ別レイアウト情報に基づくテーブルの表示方法の詳細は、先述した通りである。
一方、S6において、パラメータの入力操作が行われた場合(S6;入力操作)、制御部11は、ユーザが選択したセルに対してユーザが入力した値を入力する(S8)。最新のパラメータの値は、リアルタイムにモータ制御装置20の記憶部22に書き込まれるようにしてもよいが、ここでは、編集中のパラメータの値は記憶部12に一時的に保持され、ボタンG2B2〜G2B5等が選択された場合にモータ制御装置20の記憶部22に書き込まれるものとする。
一方、S6において、レイアウトの変更操作が行われた場合(S6;変更操作)、図9に移り、制御部11は、ユーザが指定したレイアウトとなるようにテーブルレイアウト情報を更新する(S9)。S9においては、制御部11は、更新後のテーブルレイアウト情報に基づいて、テーブル表示領域G2Cの表示を更新することになる。テーブルレイアウト情報に基づくレイアウトの変更方法は、先述した通りである。
一方、S6において、ボタンG2B5が選択された場合(S6;ボタンG2B5)、制御部11は、モータ制御装置20の機種に対応する拡張子を取得する(S10)。機種と拡張子との関係は記憶部12に記憶されており、S10においては、制御部11は、モータ制御装置20の機種に対応する拡張子を取得することになる。
制御部11は、S10で取得した拡張子と、テーブル編集画面G2において編集中の内容と、に基づいて、編集中のパラメータを含むファイルを生成する(S11)。S11においては、制御部11は、記憶部12に保持されているパラメータを含むファイルを生成し、当該ファイルに所定のファイル名とS10で取得した拡張子を付与する。
制御部11は、モータ制御装置20からファイルのデータサイズを取得する(S12)。先述したように、モータ制御装置20の記憶部22は、予めファイル格納のために確保されている領域のデータサイズが決められており、この記憶領域のデータサイズは、モータ制御装置20の記憶部22に予め記憶されているものとする。S12においては、制御部11は、当該データサイズの取得要求をモータ制御装置20に対して送信し、当該取得要求を受けてモータ制御装置20が送信したデータサイズを取得することになる。なお、このデータサイズは、パラメータ編集装置10の記憶部12に予め記憶しておいてもよい。
制御部11は、S11で生成したファイルのデータサイズと、S12で取得したデータサイズと、が一致するかを判定する(S13)。なお、原則として、これらのデータサイズが完全に一致した場合にファイルの書き込みを供するものとするが、データサイズが完全に一致しなくても、ある程度の誤差を許容するようにしてもよい。例えば、数バイト程度の差であれば、一致したものとみなすようにしてもよい。
データサイズが一致しないと判定された場合(S13;N)、S11で生成したファイルをモータ制御装置20に書き込まず、S5の処理に戻る。この場合、後述するS14の処理は実行されないことになる。一方、データサイズが一致すると判定された場合(S13;Y)、制御部11は、S11で生成したファイルをモータ制御装置20の記憶部22に書き込む(S14)。S14においては、制御部11は、ファイルと共に書き込みコマンドをモータ制御装置20に送信し、モータ制御装置20は、当該コマンドを受けて受信したファイルを記憶部22に上書きして書き込む。
なお、S6において、その他の操作が行われた場合(S6;その他の操作)、制御部11は、操作に応じた処理を実行する(S15)。例えば、ボタンG2B2〜G2B4の何れかが選択された場合、制御部11は、パラメータをモータ制御装置20に書き込む処理を実行する。他にも、テーブル編集画面G2から入力可能な操作に対応する処理が実行されるようにしてよい。
また、S6において、パラメータ編集を終了する操作が行われた場合(S6;終了)、S2の処理に戻る。なお、S2において、その他の操作が行われた場合(S2;その他の操作)、制御部11は、操作に応じた処理を実行する(S16)。S16においては、ユーザの操作に応じてモータ制御装置20の試運転などが実行されるようにしてよい。S2において、所定の終了操作が入力された場合(S2;終了操作)、本処理は終了する。
以上説明したパラメータ編集装置10によれば、モータ制御装置20の機種に応じたレイアウトのテーブルでパラメータを編集することができ、モータ制御装置20のパラメータを編集しやすくなる。例えば、機種に応じて設定されるパラメータが異なっていても、機種に応じたレイアウトのテーブルでパラメータ編集をすることができるので、使い勝手の良いGUIをユーザに提供することができる。
また、テーブルレイアウト情報には、列レイアウト又は行レイアウトを定義することができるので、パラメータが複数の値を含む場合に、ある行で連続的に表示させるか、ある列で連続的に表示させるかをテーブルレイアウト情報に定義することができる。即ち、所望の形式でパラメータを表示させることができ、パラメータの編集作業をしやすくなる。また、テーブルレイアウト情報には、表示位置情報を定義することができるので、各パラメータの表示位置をテーブルレイアウト情報に定義することができる。このため、テーブル内の任意の位置にパラメータを表示させることができ、パラメータの編集作業をしやすくなる。また、テーブルレイアウト情報にグループ情報を含ませることで、同じグループに属するパラメータが識別可能な状態でパラメータの編集作業をすることができるので、パラメータの編集作業をしやすくなる。
また、言語情報に基づいて見出しなどを表示させることによって、任意の言語に応じた文字列がテーブルに表示された状態でパラメータの編集作業をすることができる。また、テーブルが複数のタブを含むようにすることにより、複数のタブに分けてパラメータの編集作業をすることができ、タブごとにレイアウトを異ならせることもできるので、パラメータの編集作業をしやすくなる。また、ユーザがテーブルレイアウト情報を編集することができるので、パラメータを編集するためのテーブルを所望のレイアウトに変更することができる。また、機種情報にアドレス情報を含ませておくことで、機種に応じてパラメータが格納されるアドレスが異なる場合に、編集対象となるパラメータを読み出してテーブルに表示させることができる。また、機能ごとにテーブルレイアウト情報を用意しておくことで、モータ制御装置20が複数の機能を有している場合に、各機能に関するパラメータを、当該機能に応じたレイアウトで編集することができる。
また、モータ制御装置20が複数の機能を有する場合に、機能に応じた拡張子でテーブルレイアウト情報を保存することで、ある機能のテーブルレイアウト情報を保存するときに、別の機能のテーブルレイアウト情報を誤って上書きしてしまうことを防止することができる。また、モータ制御装置20にファイルを書き込む場合に、データサイズの一致を判定することにより、編集したパラメータが正確に反映されないことを防止することができる。また、パラメータの個々のデータサイズを同じにすることにより、個々のデータサイズを参照する必要がなく、処理速度を向上させることができる。また、データサイズを間違えると値が変わってデータが壊れてしまうことがあるが、複数のパラメータに共通のデータサイズとしているので、データが壊れることを防止することができる。
[5.変形例]
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
(1)例えば、ユーザが複数台のパラメータ編集装置10を使用しているような場合、あるパラメータ編集装置10では記憶されているテーブルレイアウト情報が、他のパラメータ編集装置10には記憶されていないこともある。他にも例えば、ある機種のモータ制御装置20に対して新たに機能を追加することが可能だったとすると、パラメータ編集装置10は、当該機能に対応するテーブルレイアウト情報を記憶していないこともある。この場合、パラメータ編集装置10は、モータ制御装置20の記憶部22などからテーブルレイアウト情報を取得して自身の記憶部12に追加するようにしてもよい。即ち、パラメータ編集装置10は、自身に記憶されていないテーブルレイアウト情報を検知した場合に自動的にアドオンするようにしてもよい。更に、テーブルレイアウト情報が追加されたことをメニュー画面G1で識別可能にしてもよい。
図10は、変形例(1)における機能ブロック図である。図10に示すように、本変形例では、パラメータ編集装置10において、選択取得部111、テーブルレイアウト情報追加部112、及び表示制御部113が実現される。これらの機能は、制御部11を主として実現される。なお、本変形例でも、実施形態で説明したように、データベース記憶部100は、モータ制御装置20の複数の機種にそれぞれ対応する複数のテーブルレイアウト情報を格納するデータベースを記憶するようにしてよい。
選択取得部111は、選択的にテーブルレイアウト情報を取得する。なお、選択的に取得するとは、個々の情報について取得の有無を判定し、その判定結果に基づいて取得するという意味である。例えば、パラメータ編集装置10以外の外部機器(例えば、モータ制御装置20)に複数のテーブルレイアウト情報が記憶されており、必要性に基づいてそのうちの一部を取得することは、選択的に取得することに相当する。また例えば、外部機器に単一のテーブルレイアウト情報が記憶されている場合であったとしても、当該テーブルレイアウト情報が必要であるかを判定して取得することも、選択的に取得することに相当する。
なお、テーブルレイアウト情報の取得の有無の判定は、予め定められた条件に基づいて行われるようにすればよい。例えば、パラメータ編集装置10がモータ制御装置20などの外部機器に接続された場合に、選択取得部111は、当該外部機器が記憶するテーブルレイアウト情報の参照要求を送信し、当該参照要求に応じて取得したテーブルレイアウト情報がデータベース記憶部100に記憶されているかを判定する。選択取得部111は、データベース記憶部100に記憶されていないテーブルレイアウト情報があれば、当該テーブルレイアウト情報を選択的に取得するようにしてよい。
テーブルレイアウト情報追加部112は、取得されたテーブルレイアウト情報を個別にデータベースに追加する。テーブルレイアウト情報追加部112は、選択取得部111が選択的に取得したテーブルレイアウト情報を、データベース記憶部100に追加することになる。これにより、パラメータ編集部105は、追加されたテーブルレイアウト情報に基づいてパラメータの編集が可能となる。
表示制御部113は、データベースにテーブルレイアウト情報が追加された場合に、表示部15に表示されるメニュー画面G1に、テーブルが表示される画面に遷移するための情報を追加する。当該情報は、テーブルレイアウト情報が追加された機種名や機能名を示す文字列であってもよいし、機種名や機能名を表す画像やアイコンのようなものであってもよい。例えば、テーブルレイアウト情報をアドオンするだけでなく、機能を呼び出すことが可能な情報もアドオンすることが可能になり、具体的な名称をメニュー画面G1に表示させることができるので、汎用的な名称にならず設定項目を明快にすることができるようになる。
図11は、テーブルレイアウト情報が追加された場合のメニュー画面G1の変化を示す図である。図11に示すように、機能Zに対応するテーブルレイアウト情報が追加された場合、表示制御部113は、リストG1E8に機能Zを追加する。機能Zが選択された場合は、機能Zに対応するテーブルレイアウト情報に基づくテーブル編集画面G2が表示される。テーブル編集画面G2の表示方法は、実施形態で説明した通りである。
変形例(1)によれば、テーブルレイアウト情報を追加するにあたり、不要な機種についてのテーブルレイアウト情報の追加が必要なく、追加に要する情報量が少なくて済むようにするとともに、テーブルレイアウト情報の追加・更新の自由度を高めることができる。また、データベースにテーブルレイアウト情報が追加された場合に、その旨をメニュー画面G1から把握することができ、当該追加されたテーブルレイアウト情報に基づくテーブルでパラメータを編集する画面に遷移できるようになる。
また例えば、パラメータ編集装置10がまだ接続したことのないモータ制御装置20に接続した場合、機種情報データベースに機種情報が記憶されていないことがある。この場合、モータ制御装置20の記憶部22などから機種情報を取得して機種情報データベースに追加してもよい。即ち、変形例(1)で説明したテーブルレイアウト情報と同様に、機種情報についても外部機器からアドオンする仕組みを設けてもよい。
(2)また例えば、産業機器制御システムを構成する機器又はコンピュータは、図1の例に限られない。産業機器制御システムは、他の機器又はコンピュータを含んでいてよく、例えば、産業機器制御システム1は、パラメータや機種情報などのデータを統括的に管理する管理サーバを含んでもよい。そして、実施形態において、パラメータ編集装置10又はモータ制御装置20に記憶されるものとして説明したデータが、管理サーバから取得されるようにしてもよい。
図12は、変形例(2)における産業機器制御システム1の全体構成を示す図である。図12に示すように、管理サーバ60は、インターネットやイントラネットなどのネットワークを介してパラメータ編集装置10とデータ送受信可能に接続される。なお、モータ制御装置20がネットワークに接続可能である場合には、管理サーバ60とモータ制御装置20とが直接的に通信してもよい。
管理サーバ60は、サーバコンピュータであり、例えば、クラウドコンピューティングに利用されるサーバであってよい。制御部61、記憶部62、及び通信部63を含む。制御部61、記憶部62、及び通信部63のハードウェア構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様であってよい。管理サーバ60は、複数のモータ制御装置20に関するデータを統括的に管理する。例えば、記憶部62には、各モータ制御装置20に設定されているパラメータやソフトウェアに関するデータが記憶されていてもよい。この場合、記憶部62には、モータ制御装置20の個体識別情報(シリアル番号)ごとに、パラメータやソフトウェアに関するデータが記憶されている。また例えば、記憶部62には、モータ制御装置20の出荷時の設定に関するデータが記憶されていてもよい。また例えば、記憶部62には、機種ごとのテーブルレイアウト情報、言語情報、及びヘルプ情報が記憶されているようにしてよい。また例えば、記憶部62には、機種情報データベースのマスタデータベースが記憶されているようにしてもよい。マスタデータベースには、全機種に対応する機種情報が格納されているものとする。
例えば、パラメータ取得部101は、管理サーバ60の記憶部62に記憶されたパラメータを取得してもよい。この場合、パラメータ取得部101は、モータ制御装置20の個体識別情報を管理サーバ60に送信し、管理サーバ60は、受信した個体識別情報に関連付けられたパラメータを記憶部62から読み出してパラメータ編集装置10に送信する。パラメータ取得部101は、当該送信されたパラメータを受信するようにしてもよい。
同様に、テーブルレイアウト情報取得部102は、管理サーバ60の記憶部62に記憶されたテーブルレイアウト情報を取得してもよい。この場合、テーブルレイアウト情報取得部102は、モータ制御装置20の機種を管理サーバ60に送信し、管理サーバ60は、受信した機種に対応するテーブルレイアウト情報を記憶部62から読み出してパラメータ編集装置10に送信する。テーブルレイアウト情報取得部102は、当該送信されたテーブルレイアウト情報を受信するようにしてもよい。
変形例(2)によれば、パラメータ編集装置10でデータベースを記憶しておかなくても、管理サーバ60から各データを取得することができるので、パラメータ編集装置10のメモリ消費量を低減することができる。更に、データベースを管理サーバ60で一括管理することができるので、データベースの管理負担を軽減することができる。
また例えば、実施形態においてパラメータ編集装置10で実現されるものとした機能が管理サーバ60で実現されるようにしてもよい。即ち、パラメータ取得部101、テーブルレイアウト情報取得部102、及びパラメータ編集部105などの機能が管理サーバ60で実現されるようにしてもよい。この場合、パラメータ編集装置10は、主にユーザからの入力と画面の表示のみを行い、パラメータ編集に係る主要な処理が管理サーバ60側で実現されるようにしてもよい。
(3)また例えば、実施形態及び上記変形例では、ユーザがモータ制御装置20やサーボ機構30を購入した後のメンテナンスを一例に挙げて説明したが、テーブル形式でパラメータを編集することによって、産業機器制御システム1を製造してもよい。即ち、モータ制御装置20やサーボ機構30の製造時の設定において、テーブル形式でパラメータを編集するようにしてもよい。この場合、パラメータ編集装置10は、モータ制御装置20やサーボ機構30を製造する工場内に設置されるようにしてよい。工場において出荷時の初期設定をする場合に、パラメータ編集装置10においてテーブル編集画面G2を表示させ、パラメータの初期設定やテーブルレイアウト情報の初期値をモータ制御装置20に対して書き込むようにしてもよい。このように、パラメータ編集装置10を利用して、テーブルで編集された複数のパラメータを、製造対象のモータ制御装置20に書き込み、当該モータ制御装置20を出荷するようにしてもよい。即ち、モータ制御装置20やサーボ機構30を含む産業機器制御システム1を製造する方法として、上記説明したパラメータ編集を用いてもよい。
(4)なお、データ表示領域G2Fに表示されたテーブルに対してユーザがパラメータを入力する場合、各セルに対してユーザが値を直接入力するようにしてもよいが、複数の値の候補の中からユーザが選択するようにしてもよい。この場合、データ表示領域G2Fにおいて、これら複数の値の候補がリストで表示され、その中からユーザが所望の値を選択することになる。なお、リストに表示される値及びその説明は、予めデータベース記憶部100に記憶されているようにすればよい。例えば、ニブル型のように、2バイトのデータを16進数で4桁の数値に置き換えることができるようにする場合には、各桁の値をリストで選択可能にするようにしてもよい。この場合、桁ごとにパラメータIDを設定可能にしてもよい。また例えば、その桁が0桁目、1桁目、2桁目、3桁目を示す場合、各アドレスの番地から0ビット、4ビット、8ビット、12ビットのオフセットがなされていることを示す情報を、データベース記憶部100に記憶させておくようにしてよい。なお、この場合、2バイトのうちの2桁目及び3桁目を1つの目的で(即ち、1つのパラメータとして)使用できるように、0ビット、4ビット、12ビットのように3つに分割するようにしてもよい。即ち、テーブル編集機能の操作において、例えば、列ごとに各桁を分割して設定させるためである。ニブル型をセル1つに持たせると、例えば操作時にコンボボックスの前にダイアログボックスを加えて、ダイアログ上に4つのコンボボックスを持たせるなどしたり、4桁の数値を入力させたりしなければならないが、列ごとに各桁を分割して設定すれば、桁ごとに別々の列として表示させることができるので、上記のようなパラメータの編集をしやすくなる。
また例えば、パラメータ編集装置10はモータ制御装置20と接続していなくても、パラメータ編集が可能であってもよい。即ち、パラメータ編集装置10は、オフラインの状態でサポートツールを起動してもよい。この場合、パラメータは、パラメータ編集装置10の記憶部12に予め記憶されているようにしてよい。
また例えば、テーブルレイアウト情報は、形式情報、表示位置情報、グループ情報、及びタブ別レイアウト情報の全てを含む必要はなく、これらの少なくとも1つが含まれていればよい。例えば、行レイアウト又は列レイアウトの何れかでテーブルを固定する場合は、形式情報が含まれていなくてもよい。また例えば、各パラメータの表示位置を固定する場合は、表示位置情報が含まれていなくてもよい。また例えば、パラメータ同士をグループ化しない場合には、グループ情報が含まれていなくてもよい。また例えば、複数のタブを含まずに単一のテーブルとする場合には、タブ別レイアウト情報が含まれていなくてもよい。
また例えば、サポートツールにおいて単一の言語のみを利用可能とする場合には、言語情報は用意しなくてもよい。また例えば、機種ごとにパラメータを格納するアドレスを固定しない場合には、アドレス情報は機種情報に含まれていなくてもよい。また例えば、機能ごとにテーブルレイアウト情報を区別しないようにする場合には、機能に対応付けてテーブルレイアウト情報を用意しておかなくてもよい。また例えば、機能ごとにファイルの識別子を区別しない場合には、各機能で共通の識別子を有するファイルとしてもよい。また例えば、書き込み制限部110によるファイル書き込みの制限は省略してもよい。
以上、本発明に係る実施形態及び変形例について説明したが、これら実施形態及び変形例に示した具体的な構成は、一例として示したものであり、本発明の技術的範囲をこれに限定することは意図されていない。当業者は、これら開示された実施形態及び変形例を適宜変形してもよく、本明細書にて開示される発明の技術的範囲は、そのようになされた変形をも含むものと理解すべきである。

Claims (23)

  1. 産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部と、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部と、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部と、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部と、
    前記テーブルのレイアウト編集操作に基づいて、前記テーブルレイアウト情報を編集するレイアウト編集部と、
    を有する産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  2. 前記テーブルレイアウト情報は、前記複数のパラメータの各々を、前記テーブルの行又は列の何れにおいて連続的に表示させるかを示す形式情報を含み、
    前記パラメータ編集部は、前記形式情報に基づいて、前記テーブルの行又は列の何れかにおいて、前記複数のパラメータの各々を連続的に表示させる、
    請求項1に記載の産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  3. 前記テーブルレイアウト情報は、前記テーブルにおける前記複数のパラメータの各々の表示位置に関する表示位置情報を含み、
    前記パラメータ編集部は、前記表示位置情報に基づいて、前記テーブルにおいて、前記複数のパラメータの各々を表示させる、
    請求項1又は2に記載の産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  4. 前記テーブルレイアウト情報は、前記複数のパラメータのうち、同じグループに属するパラメータを示すグループ情報を更に含み、
    前記パラメータ編集部は、前記グループ情報に基づいて、前記テーブルにおいて、同じグループに属するパラメータを識別可能に表示させる、
    請求項3に記載の産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  5. 複数の言語ごとに、前記テーブルに表示させるテキストを格納する言語情報を取得する言語情報取得部を更に含み、
    前記パラメータ編集部は、前記言語情報に基づいて、前記テーブルにおいて、前記複数の言語の中から選択された言語のテキストを表示させる、
    請求項1〜4の何れかに記載の産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  6. 前記テーブルは、複数のタブを含み、
    前記テーブルレイアウト情報は、前記複数のタブの各々のレイアウトを個別に示すタブ別レイアウト情報を含み、
    前記パラメータ編集部は、前記タブ別レイアウト情報に基づいて、前記複数のタブの中から選択されたタブを表示させる、
    請求項1〜5の何れかに記載の産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  7. 産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部と、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部と、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部と、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部と、
    前記産業機器制御装置の複数の機種にそれぞれ対応する複数の前記テーブルレイアウト情報を格納するデータベースを記憶するデータベース記憶部と、
    選択的に前記テーブルレイアウト情報を取得する選択取得部と、
    取得された前記テーブルレイアウト情報を個別に前記データベースに追加するテーブルレイアウト情報追加部と、
    を有する産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  8. 前記データベースに前記テーブルレイアウト情報が追加された場合に、前記表示部に表示されるメニュー画面に、前記テーブルが表示される画面に遷移するための情報を追加する表示制御部を更に有する請求項に記載の産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  9. 業機器制御装置の機種に対応するメモリ内のアドレスに格納された複数のパラメータを取得するパラメータ取得部と、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部と、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するアドレス情報を取得するアドレス情報取得部と、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報と前記アドレス情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させ、当該テーブルに前記パラメータを表示させるパラメータ編集部と、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部と、
    を有する産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  10. 複数の機能を有する産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部と、
    前記産業機器制御装置の機種ごとに異なるテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部と、
    前記複数のパラメータと、前記複数の機能の中で選択された機能に対応する前記テーブルレイアウト情報と、に基づいて、表示部に、当該選択された機能に対応する前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部と、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部と、
    前記複数の機能の各々に対応する識別子を取得する識別子取得部と、
    前記産業機器制御装置内のメモリに、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを含む、前記選択された機能に対応する識別子を付したファイルを書き込むファイル書き込み部と、
    を有する産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  11. 産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部と、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部と、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部と、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部と、
    前記産業機器制御装置内のメモリに、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを含むファイルを書き込むファイル書き込み部と、
    前記ファイルのデータサイズと、当該ファイル用に割り当てられる前記メモリのデータサイズと、が異なる場合に、前記ファイル書き込み部による書き込みを制限する書き込み制限部と、
    を有する産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  12. 前記複数のパラメータの各々は、個々の値のデータサイズが互いに等しい、
    請求項1〜11の何れかに記載の産業機器制御装置のパラメータ編集装置。
  13. 請求項1〜12の何れかに記載のパラメータ編集装置と、
    前記パラメータ編集装置により前記複数のパラメータが設定された前記産業機器制御装置と、
    前記産業機器制御装置により制御される産業機器と、
    を有する産業機器制御システム。
  14. 産業機器と、前記産業機器を制御する産業機器制御装置と、を有する産業機器制御システムの製造方法であって、
    前記産業機器制御装置の複数のパラメータを取得し、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得し、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させ、
    前記テーブルで編集された前記複数のパラメータを、製造対象の前記産業機器制御装置に書き込
    前記テーブルのレイアウト編集操作に基づいて、前記テーブルレイアウト情報を編集する、
    産業機器制御システムの製造方法。
  15. 産業機器と、前記産業機器を制御する産業機器制御装置と、を有する産業機器制御システムの製造方法であって、
    前記産業機器制御装置の複数のパラメータを取得し、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得し、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させ、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを、製造対象の前記産業機器制御装置に書き込み、
    選択的に前記テーブルレイアウト情報を取得し、
    前記産業機器制御装置の複数の機種にそれぞれ対応する複数の前記テーブルレイアウト情報を格納するデータベースに、取得された前記テーブルレイアウト情報を個別に追加する、
    産業機器制御システムの製造方法。
  16. 産業機器と、前記産業機器を制御する産業機器制御装置と、を有する産業機器制御システムの製造方法であって、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するメモリ内のアドレスに格納された複数のパラメータを取得し、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得し、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するアドレス情報を取得し
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報と前記アドレス情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させ、当該テーブルに前記パラメータを表示させ、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを、製造対象の前記産業機器制御装置に書き込む、
    産業機器制御システムの製造方法。
  17. 産業機器と、前記産業機器を制御する産業機器制御装置と、を有する産業機器制御システムの製造方法であって、
    複数の機能を有する前記産業機器制御装置の複数のパラメータを取得し、
    前記産業機器制御装置の機種ごとに異なるテーブルレイアウト情報を取得し、
    前記複数のパラメータと、前記複数の機能の中で選択された機能に対応する前記テーブルレイアウト情報と、に基づいて、表示部に、当該選択された機能に対応する前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させ、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを、製造対象の前記産業機器制御装置に書き込み、
    前記複数の機能の各々に対応する識別子を取得し、
    前記産業機器制御装置内のメモリに、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを含む、前記選択された機能に対応する識別子を付したファイルを書き込む、
    産業機器制御システムの製造方法。
  18. 産業機器と、前記産業機器を制御する産業機器制御装置と、を有する産業機器制御システムの製造方法であって、
    産業機器制御装置の複数のパラメータを取得し、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得し、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させ、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを、製造対象の前記産業機器制御装置に書き込み、
    前記産業機器制御装置内のメモリに、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを含むファイルを書き込み、
    前記ファイルのデータサイズと、当該ファイル用に割り当てられる前記メモリのデータサイズと、が異なる場合に、前記ファイルの書き込みを制限する
    産業機器制御システムの製造方法。
  19. 産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部、
    前記パラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部、
    前記テーブルのレイアウト編集操作に基づいて、前記テーブルレイアウト情報を編集するレイアウト編集部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  20. 産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部、
    選択的に前記テーブルレイアウト情報を取得する選択取得部、
    前記産業機器制御装置の複数の機種にそれぞれ対応する複数の前記テーブルレイアウト情報を格納するデータベースに、取得された前記テーブルレイアウト情報を個別に追加するテーブルレイアウト情報追加部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  21. 産業機器制御装置の機種に対応するメモリ内のアドレスに格納された複数のパラメータを取得するパラメータ取得部、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するアドレス情報を取得するアドレス情報取得部、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報と前記アドレス情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させ、当該テーブルに前記パラメータを表示させるパラメータ編集部、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  22. 複数の機能を有する産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部、
    前記産業機器制御装置の機種ごとに異なるテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部、
    前記複数のパラメータと、前記複数の機能の中で選択された機能に対応する前記テーブルレイアウト情報と、に基づいて、表示部に、当該選択された機能に対応する前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部、
    前記複数の機能の各々に対応する識別子を取得する識別子取得部、
    前記産業機器制御装置内のメモリに、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを含む、前記選択された機能に対応する識別子を付したファイルを書き込むファイル書き込み部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  23. 産業機器制御装置の複数のパラメータを取得するパラメータ取得部、
    前記産業機器制御装置の機種に対応するテーブルレイアウト情報を取得するテーブルレイアウト情報取得部、
    前記複数のパラメータと前記テーブルレイアウト情報とに基づいて、表示部に、前記複数のパラメータを編集するためのテーブルを表示させるパラメータ編集部、
    前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを前記産業機器制御装置に書き込むパラメータ書き込み部、
    前記産業機器制御装置内のメモリに、前記テーブルにおいて編集された前記複数のパラメータを含むファイルを書き込むファイル書き込み部、
    前記ファイルのデータサイズと、当該ファイル用に割り当てられる前記メモリのデータサイズと、が異なる場合に、前記ファイル書き込み部による書き込みを制限する書き込み制限部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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