JP6531074B2 - 波型スレートの耐火採光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、倉庫、工場、または体育館などの屋根材又は外壁材として使用される波型スレートの耐火採光装置に関する。
従来、工場、倉庫、体育館などの大型建造物や、商店街のアーケードなどをはじめ多くの公共施設の屋根材または外壁材として耐火性、耐水性、耐久性に優れしかも安価であることから波型スレート板が広く使用され、また、波型スレート葺した屋根や外壁の合間には、明り取り用の網入波型ガラスで形成した採光窓部が取付けられている。
一方、前記波型スレート板や網入波型ガラス板は、用途により波型形状が相違し、いわゆる小波型、大波型、特大波型といわれるスレート板が使用されている。特に大型の工場や倉庫などの屋根板として大波型、特大波型のスレート板が広く使用され、外壁用としては、小波型、大波型のスレート板が使用されている。
前記した網入波型ガラス板は、屋根材または外壁材として建築基準法で規定する耐火性を有することから広く使用されている。しかし、この波型スレート板や網入波型ガラス板は、建築後かなりの年数が経過すると経年劣化が生じ、スレート板やガラス板が脆くなり外部からの衝撃などで破損しやすくなる。そこで、老朽化による破損を防止するため、波型スレート板の表面を塗装して補強したり、表面にカバーを被せて補強することなどが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2010−168878号 特開2011−122363号
しかし、前記波型スレート板や網入波型ガラス板で葺いた屋根や外壁面は、一部が破損したりひび割れすると雨漏りの原因となることから補修する必要がある。建築後かなりの年数が経過すると、補修材料である同じ型の波型スレート板や網入波型ガラス板の在庫がない場合や、既に生産中止となっている場合があり、波型スレート板や網入波型ガラス板の入手が困難になることがある。
また、屋根や外壁の一部に取付ける採光用の網入波型ガラス板は、用途が特殊であることから年月の経過と共に需要が少なく、生産数も減少している。そのため、必要なときに在庫がない場合が多く、特に特大波型の網入波型ガラス板は、既に生産中止となっている。
網入波型ガラス板の入手が困難であることから、屋根に網入波型ガラス板を使用した採光窓を取付けることは困難である。したがって、屋根の表面から突出させた採光窓(トップライト)を取付けることが行われている。しかし、この採光窓は横長に形成されるため、水上側の雨水が堰き止められて流れにくくなり、雨水が溜まると雨漏りの原因となりやすくなる。そのため、採光窓の水上側には雨漏り防止用のシール部材を取付けたり、採光窓の間隔を開けて雨水を流れやすくする必要があるなど工事が複雑となり面倒であると共に時間がかかり大変不経済である。
前記波型スレート板または網入波型ガラス板が割れて補修が必要な個所、または屋根や外壁に設けた採光窓に安価で大量生産が可能な合成樹脂材からなる波型樹脂板を使用することにより、簡単に葺き替えすることができる。しかしながら、波型樹脂板は耐火性を有しないことから建築基準法に規定する耐火性をクリアすることができないという問題点を有している。
そこで、耐火性と耐水性を兼ね備えた平板な網入ガラスと、耐火性を有する鋼板を組み合わせて形成した複数の耐火枠体2を組合わせて形成した採光枠を補修個所に取付け、該補修個所の表面に合成樹脂材からなる波型樹脂板を取付けることにより、建築基準法に規定する耐火性と採光性を有する採光窓を簡単に取付けることができ、また、任意個所に新たに採光窓を簡単に取付けることができる耐火採光装置を提供することを目的とする。
本発明は、波型スレート葺きした屋根または外壁にできた補修個所に取付ける耐火採光装置1は、耐火性と採光性を有する少なくとも1以上の方形をした耐火枠体2を組合わせて形成した採光枠Sと、前記採光枠Sの外縁に位置する縦横耐火枠体2a〜2cに取付けて採光枠Sの外縁を囲う耐火性を有する少なくとも1以上の縦横葺耐火板67、69と、前記採光枠Sの表面に屋根板または外壁と同型の透明または半透明に形成した合成樹脂材からなる波型樹脂板5と、からなることを特徴とする。また、前記採光枠Sを構成する各耐火枠体2は、耐火性を有した網入ガラス板7と、該網入ガラス板の周縁を保持する耐火性を有した折曲部材である鋼板からなる一対の横枠組10及び縦枠組30とからなり、前記耐火枠体2を補修個所の母屋Yまたは胴縁Nの上下左右方向に連設して採光枠Sを形成し、該採光枠の表面で前記波型樹脂板5の上端(棟側)を補修個所の上側に位置した波型スレート板65の下面に設置し、下端(軒側)を補修個所の下側に位置した波型スレート板65’の上面に設置してなることを特徴とする。さらに、前記横枠組10は、底部に位置した溝部12の外壁部13の上端に水平な連結部14を設け、前記溝部12の内壁部15の長手方向両端を切欠いた嵌合部16を形成し、前記内壁部15の上端に保持パッキン60を嵌合した横枠片11と、折曲部材である鋼板で断面門型に形成した平坦部21の内方に内側脚部22、外方に外側脚部25をそれぞれ設け、前記内側脚部22と外側脚部25の長手方向両端を切欠いて設けた嵌合部23、26と、前記内側脚部22の下端に押圧パッキン63を嵌合した横押圧片20と、折曲部材である鋼板で断面クランク型に形成した下端支持部28を前記横枠片11の溝部12の内底面に固定して上端支持部29の表面に前記横押圧片20の平坦部21の裏面を固定した横支持片27とからなり、前記横枠片11の内壁部15に嵌合した保持パッキン60の上部と、横押圧片20の内側脚部22に嵌合した押圧パッキン63の下部とで前記網入ガラス板7を挟持してなることを特徴とする。さらにはまた、前記縦枠組30は、底部に位置した溝部32の外方に設けた外壁部33の上端に水平な連結部34を設け、前記溝部32の内方に設けた内壁部35の上端に保持パッキン60を嵌合した縦枠片31と、折曲部材である鋼板で断面門型に形成した平坦部38の内方に内側脚部39、外方に外側脚部40をそれぞれ設け、前記内側脚部39の下端に押圧パッキン63を嵌合した縦押圧片37と、折曲部材である鋼板で断面クランク型に形成した下端支持部46を前記縦枠片31の溝部32の内底面に固定して上端支持部47の表面に前記縦押圧片37の平坦部38の裏面を固定した縦支持片45とからなり、前記縦枠片31の内壁部35に嵌合した保持パッキン60の上部と、縦押圧片37の内側脚部39に嵌合した押圧パッキン63の下部とで、網入ガラス板7を挟持してなることを特徴とする。また、前記耐火枠体2は、横枠組10の横枠片11の内壁部15の両端に設けた嵌合部16に、縦枠組30の縦枠片31の端部を横枠片11の外壁部13と直角方向に設置し、互いの外壁部13、33の角部と内壁部15、35の角部とにそれぞれコーナー片55を連結金具57で固定してなり、前記内壁部15、35の上端に嵌合した保持パッキン60の上面に網入ガラス板7を載置し、前記内壁部15、35と垂直方向に合致する縦横押圧片20、37の内側脚部22、39に嵌合した押圧パッキン63の下部を網入ガラス板7上に載置してなることを特徴とする。さらに、前記横葺耐火板67は、耐火性を有する鋼板の上端を波型スレート屋根板65の断面形状に合致する波型に形成し、下端を各耐火枠体2を構成する横枠片11と横押圧片20との間に取付け、裏面(内側)に取付けたパッキン68の上端を前記波型樹脂板5の裏面に当接してなることを特徴とする。さらにはまた、前記縦葺耐火板69は、耐火性を有する鋼板の上端を波型スレート屋根板65の裏面と並行に位置する直線状に形成し、下端を耐火枠片2の縦枠片31の連結部34上に取付け、該縦葺耐火板の上端に取付けたパッキン70を片側に位置した波型スレート板65の裏面に当接してなることを特徴とする。
したがって、前記耐火採光装置1は、耐火性と採光性を有した網入ガラス板7を折曲部材である鋼板からなる横枠組10及び縦枠組30とで組合わせて耐火枠体2を形成し、前記同一形状の耐火枠体2を複数組み合わせて補修個所に合致する採光枠Sを形成し、該採光枠の外周面に耐火性を有する縦横葺耐火板67、69を取付け、前記採光枠Sの表面を覆う波型樹脂板5を取付けて形成したことにより、建築基準法に定める耐火性をクリアすることができる。また、前記波型樹脂板5は、補修個所の上下方向に位置する既存の波型スレート板の棟側の波型スレート板の下側に先端を配置し、下端を補修個所の軒側波型スレート板上に重ねて取付けることにより、屋根面または壁面から補修個所が突出しないので、見た目も通常の波型スレート葺の屋根面または外壁面と違和感なく取付けることができ、且つ、雨漏りを防止できる。さらに、採光枠Sを耐火枠体2と波型樹脂板5と縦横葺耐火板67、69とで二重構造にすることにより中間に空気層を設けることができ、断熱効果と外部からの衝撃に耐えることができる。さらにはまた、屋根面の補修個所の母屋Yに複数の耐火枠体2を上下左右方向に組み合わせて所定サイズの採光枠Sを工事用の足場を使用せずに取付け作業を行うことができる。また、補修個所の表面に網入波型ガラスではなく安価な波型樹脂板5を取付けることができるため、コストダウンが図れて経済的である。
本発明にかかる耐火採光装置を屋根面に取付けた一例を示す一部破断した斜視図である。 本発明にかかる耐火採光装置の要部拡大平面図である。 耐火採光装置を構成する耐火枠体の拡大平面図である。 図3のA―A線拡大断面図である。 図3のB―B線拡大断面図である。 横枠片と縦枠片とを組合わせた結合状態を示す一部破断した斜視図である。 横押圧片と縦押圧片とを組合わせた結合状態を示す一部破断した斜視図である。 図2に示すイ丸部分の拡大断面図である。 図2に示すロ丸部分の拡大断面図である。 図2に示すハ丸部分の拡大断面図である。 図2に示すニ丸部分の拡大断面図である。 図2に示すホ丸部分の拡大断面図である。 耐火枠体を上下左右方向に組み合わせて形成した採光枠の模式図である。 耐火採光装置を建物の外壁に取付けた一例を示す一部破断した正面図である。 図14のC―C線断面図である 図14のD―D線断面図である
本発明に係る実施の形態を図面により説明すると、図1は本発明にかかる耐火採光装置を屋根面に取付けた一例を示す一部破断した斜視図、図2は本発明にかかる耐火採光装置の要部拡大平面図、図3は耐火採光装置を構成する耐火枠体の拡大平面図、図4は図3のA―A線拡大断面図、図5は図3のB―B線拡大断面図、図6は横枠片と縦枠片とを組合わせた結合状態を示す一部破断した斜視図、図7は横押圧片と縦押圧片とを組合わせた結合状態を示す一部破断した斜視図である。
本発明に係る耐火採光装置1は、波型スレート板や網入波型ガラス板などで形成した屋根または外壁において、屋根または外壁に設けた採光窓や屋根または外壁の一部が破損した補修個所に、当該破損個所の屋根または外壁を構成する梁(基枠)Tに取付けた母屋Yまたは胴縁Nを利用して取付けるもので、耐火性と採光性を有する少なくとも一以上の方形をした同一形状に形成した耐火枠体2を複数組合わせて所定の大きさに形成した採光枠Sと、透明または半透明に形成した合成樹脂材からなる波型樹脂板5と、前記採光枠Sの周囲を囲む耐火性を有する縦横葺耐火板67、69とからなり、前記採光枠Sの表面に前記波型樹脂板5をそれぞれ重ね式の額縁状に結合して二重構造としたものである。
前記採光枠Sを構成する各耐火枠体2は、図2、3に示すごとく補修個所に露出した母屋Yの上下間隔に合わせて形成した耐火性を有した網入ガラス板7と、該網入ガラス板の周縁を額縁状に保持する耐火性を有した鋼板、即ち折曲部材である鋼板からなる一対の横枠組(上下方向)10と、同じく折曲部材である屈曲鋼板からなる一対の縦枠組(左右方向)30とにより方形に設けてある。
前記横枠組10と縦枠組30を構成する鋼板は、例えば、溶融亜鉛メッキした折曲部材である鋼板からなる一対の縦横枠片11、31と、同じく一対の縦横押圧片20、37と、同じく一対の縦横支持片27、45とにより構成してある。
前記横枠片11は、図3、4、6に示すごとく、底部に位置した溝部12の外壁部13の上端に水平な連結部14を設けてあり、前記溝部12の内方に設けた高さのやや低い内壁部15の長手方向両端をそれぞれ切欠いた嵌合部16を設け、該内壁部15の上端に保持パッキン60を嵌合してある。
横押圧片20は、図3、4、7に示すごとく、折曲部材である鋼板で断面門型に形成して上部に位置する平坦部21の内方の下部に内側脚部22、外方の下部に外側脚部25を設け、前記内側脚部22と外側脚部25の長手方向両端を切欠いた嵌合部23、26を設けると共に、前記内側脚部22の下端に押圧パッキン63を嵌合してある。
横支持片27は、図4に示すごとく、折曲部材である鋼板で断面クランク型に形成した下端支持部28を前記横枠片11の溝部12の内底面に連結金具57で固定し、上端支持部29の表面に前記横押圧片20の平坦部21の裏面を連結金具57´で固定し、前記横枠片11と横押圧片20とを連結して網入ガラス板7を上方から当接してある。
前記縦枠片31は、図3、5、6に示すごとく、底部に位置した溝部32の外壁部33の上端に水平な連結部34を設けてあり、前記溝部32の高さの低い内壁部35の上端に保持パッキン60を嵌合してある。内壁部35と内壁部15は同じ高さに形成してある。
縦押圧片37は、図3、5、7に示すごとく、折曲部材である鋼板で断面門型に形成した平坦部38の内方に内側脚部39、外方に外側脚部40を設け、前記内側脚部39の下端に押圧パッキン63を嵌合してある。
縦支持片45は、図5に示すごとく、折曲部材である鋼板で断面クランク型に形成した下端支持部46を前記縦枠片31の底部に設けた溝部32の内底面に連結金具57で固定し、上端支持部47の表面に前記縦押圧片37の平坦部38の裏面を重合させて連結金具57´で固定する。したがって、前記縦枠片31の内壁部35の上端に嵌合した保持パッキン60と、縦押圧片37の内側脚部39の下端に嵌合した押圧パッキン63とで、網入ガラス板7を圧着して挟持してある。
図4、5に示すごとく、前記縦横枠片11、31および縦横押圧片20、37による網入ガラス板7の固定は、縦横支持片27、45の下端支持部28、46を縦横枠片11、31の溝部12、32の内底面に連結金具57で連結し、次いで、上端支持部29、47の表面にそれぞれ縦横押圧片20、37の平坦部21、38を重ねて連結金具57´で連結することにより、網入ガラス板7の周縁上下両面を内壁部15、35の上端に嵌合した保持パッキン60と、内側脚部22、39の下に嵌合した押圧パッキン63で圧着して挟持することができる。
前記横枠組10と縦枠組30を方形、即ち額縁状に組み合わせるには、図3〜7に示すごとく、横枠組10の横枠片11の内壁部15の両端に設けた嵌合部16に、縦枠組30の縦枠片31の端部を直角方向に当接し、互いの外壁面13、33の角部と、内壁部15、35の角部とにそれぞれコーナー片55を介して連結金具57で連結してある。
さらに、方形に組合わせた前記縦横枠片11、31の内壁部15、35の上端に嵌合した保持パッキン60の上面に網入ガラス板7を載置し、さらに前記内壁部15、35と垂直方向に合致する縦横押圧片20、37の内側脚部22、39の下端に嵌合した押圧パッキン63で網入ガラス板7を上面から圧着して固定する。前記した連結金具57は、公知のボルト・ナットで、連結金具57´は、刃先を持つドリリングビスと言われるもので、回転しながら下穴とねじ山をビス自体が形成するものを使用して連結してある。
前記波型樹脂板5は、透明または半透明な合成樹脂板からなり、好ましくは、ポリカーボネート板などを使用し、特に半透明に形成した波型樹脂板は、室内側の照度を低くすることにより遮熱効果を有することから室内温度の上昇を抑えることができる。
この波型樹脂板5を補修個所に取付けるには、前記波型樹脂板5の上端(棟側)を補修個所に位置した波型スレート板65の軒側端部の下側に挿入して重合し、波型樹脂板5の下端(軒先側)を補修個所の軒側に位置した波型スレート板65´の表面に重ねて取付ける。そのため、屋根の棟側から軒先側に流れる水に対して、波型樹脂板5に雨漏り防止用のシール材を充填することなく雨水を流下させることができる。
前記採光枠Sは、外周面全体に耐火性を有する鋼板により形成した横葺耐火板67と縦葺耐火板69を取付け、万一、火災が発生した場合、炎が採光枠Sの周囲から波型樹脂板5側に回るのを防止する、いわゆる、建築基準法に規定する耐火性を具えることができる。
前記横葺耐火板67は、図8、10に示すごとく、耐火性を有する鋼板の上端を波型スレート屋根板65の断面形状に合致する波型に形成し、下端を折り曲げて横枠組10を構成する横枠片11aと横押圧片20との間に連結金具57´で取付け、裏面(内側)に取付けた波型パッキン68の上端を前記波型樹脂板5の裏面に当接して形成してある。したがって、施工誤差や波型樹脂板5の公差を吸収でき、また、地震時における波型樹脂板5と耐火板との接触による破損を防止することができる。
前記縦葺耐火板69は、図12に示すごとく、上端を波型スレート屋根板65の裏面と並行に位置する直線状に形成し、下端を耐火枠片2の縦枠片31の連結部34上に連結金具57で取付け、該縦葺耐火板の上端に取付けたパッキン70を片側に位置した波型スレート板65の裏面に当接して形成してある。前記パッキン70を上端に取付けたことにより、施工誤差や波型スレート板の公差を吸収でき、また、地震時における波型スレート板と耐火板との接触による破損を防止することができる。
前記耐火採光装置1は、複数の耐火枠体2を組み合わせて形成した採光枠Sと、該採光枠の周囲を縦横葺耐火板67、69で囲うことにより、火災発生時の炎が建築基準法に規定する時間、外部に漏れるのを防止することができる。また、採光枠Sの耐火枠体2と波型樹脂板5とで二重構造にしたことにより、中間に空気層を形成することができ、断熱効果を高めることができる。さらには、波型樹脂板5は外部からの飛来物に対して、従来の波状板ガラスより衝撃性が高い効果を有しているため割れにくい。
次に、前記耐火採光装置1を建造物の外壁Mに取付けるには、図14、15、16に示すごとく、前記外壁Mの補修個所に露出した胴縁Nに取付ける複数の耐火枠体2からなる採光枠Sと、該採光枠の表面に取付ける合成樹脂材により形成した波型樹脂板5と、前記採光枠Sの周囲を囲う耐火板67、69とにより形成してある。この外壁Mに取付ける耐火採光装置1は、図1に示した屋根Xの補修個所に取付けた耐火採光装置1と構成が同じであることから説明が重複するためここでの説明を省略する。
その他、波型スレート板65または波型樹脂板5の下面(下側)を保護する屋根板保護クッション66および屋根葺または外壁葺に使用するフックボルト、板留めネジ、連結部材の隙間を埋めるパッキンなどは、周知のものを使用して取付けてあるためここでの説明を省略する。
本発明の実施形態の作用について説明すると、補修個所に取付ける耐火採光装置1は、複数の耐火枠体2を組合わせて所定の大きさに形成した採光枠Sと、該採光枠Sの周囲を囲う縦横葺耐火板67、69と、当該屋根または外壁に使用した波型スレート65と同じ波型に形成した波型樹脂板5とからなる。この採光枠Sを構成する耐火枠体2は、耐火性を有する網入ガラス板7の周縁に耐火性を有した折曲部材である鋼板により形成した一対の横枠組10及び縦枠組30とで方形、即ち、額縁状に形成してある。
前記横枠組10と縦枠組30を額縁状に組み合わせるには、図6、7に示すごとく、横枠組10の横枠片11の内壁部15の両側にそれぞれ設けた嵌合部16に、縦枠組30の縦枠片31の端部を直角方向に当接し、互いの外壁面13、33の角部と内壁部15、35の角部にそれぞれコーナー片55を連結金具57で固定してある。
次いで、前記内壁部15、35の上端に嵌合した保持パッキン60の上面に網入ガラス板7を載置し、さらに前記内壁部15、35の上端と、垂直方向に合致する縦横押圧片20、37の内側脚部22、39の下端にそれぞれ嵌合した押圧パッキン63の下端を網入ガラス板7の上面に位置し、縦横枠片11、31と縦横押圧片20、37とを縦横支持片27、45とで連結固定して額縁状に設けてある。
採光枠Sの周囲に取付けた縦横葺耐火板67、69は、上端に取付けたクッション68、70を波型樹脂板5および波型スレート65の裏面に密着させて取付けることにより、施工誤差や波型樹脂板5および波型スレート65の公差を吸収し、また、火災発生時おける炎が建築基準法に規定する一定時間、外部に出るのを防止することができる。
屋根Xの補修個所に前記耐火採光装置1を取付ける工程を、図2の丸印イからホに示す部分を図8〜13の拡大図に基づいて説明すると、補修個所から露出した母屋Yの軒先側から棟方向に向かって複数の耐火枠体2を順次取付けて採光枠Sを形成する。
以下の説明において、耐火枠体を母屋の軒側から棟側に葺いた状態を示す模式図(図13)に示すごとく、図8に示した耐火枠体2は、第1耐火枠体2aと軒側連結部14aとし、図9に示す耐火枠体は、第1耐火枠体2aと棟側連結部14bまたは第2耐火枠体2bと軒側連結部14c、さらには第3耐火枠体2cと軒側連結部14eとし、図10に示す耐火枠体は、第3耐火枠体2cの棟側連結部14fとして説明する(図10)。
図8(図2のイ)に示すごとく、第1耐火枠体2aの軒側連結部14aを補修個所の軒先側に位置した1段目母屋Yaに載せ、棟側連結部14bを2段目母屋Ybに載せる(図9)。この第1耐火枠体2aは、自重により1段目母屋Yaの側面と外壁部13aとが当接し、当該当接部分の外壁部13aと1段目母屋Yaとを横葺耐火板67と共に連結金具57´で水平方向に連結して固定する。この際、傾斜方向に重心が加わるため、網入ガラス板7の下端と横支持片27との間に支持片64を介在させて網入ガラス板7が自重で破損するのを防止している。
次いで、前記第1耐火枠体2aの棟側連結部14bが載置された2段目母屋Ybの上に第2耐火枠体2bの軒側連結部14cを載置し、第2耐火枠体2bの棟側連結部14dを3段目母屋Ycに載置する(図9)。前記第1耐火枠体2aの棟側連結部14bと、第2耐火枠体2bの軒側連結部14cの重合部分を上面から連結金具57´で母屋Yに固定した状態を図9(図2のロ)に示す。
さらに、3段目母屋Ycに載置した第2耐火枠体2bの棟側連結部14dに第3耐火枠体2cの軒側連結部14eを載置し、該第3耐火枠体の棟側連結部14fを4段目母屋Ydに載置する図10(図2のハ)に示す。前記3段目母屋Ycに載置した第2耐火枠体2bの棟側連結部14dと第3耐火枠体2cの軒側連結部14eとの重合部分を連結金具57´で上面から母屋Ybに連結固定する(図9)。
補修個所の4段目母屋Yd(最上段)に取付けた第3耐火枠体2cは、4段目母屋Ydの側面と第3耐火枠体2cの外壁部13fと横葺耐火板67と共に連結金具57´で連結する(図10)。前記工程を繰り返すことにより、下方から上方に耐火枠体2を順次取付けることができる。
前記耐火枠体2の左右方向への連結は、図11、12に示すごとく、耐火枠体2aの縦枠組30aを構成する縦枠片31aの連結部34aと、他の耐火枠体2bの縦枠組30bの縦枠片31bの連結部34bの端面と端面を互いに接合させて配置する(図11)。したがって、幅方向に連結する各耐火枠体2は同一平面に位置させることができる。各耐火枠体2の接合部分(連結部34a、34b)の上面には、それぞれ断面門型に形成した連結カバー58を被せてある(図11、図13)。
前記採光枠Sを構成する外周面の左右方向に位置する耐火枠体の横枠片11と横押圧片20との間に横葺耐火板67を連結金具57´で固定し、上下方向に位置する耐火枠体の縦枠片31の連結部34に縦葺耐火板69を連結金具57で固定して採光枠Sの周面を囲うことにより、火災発生時おける炎が建築基準法に規定する一定時間、外部に出るのを防止することができる。
前記耐火枠体2を補修個所の上下左右方向へ取付けて採光枠Sを形成した後、表面に波型樹脂板5を取付ける。前記波型樹脂板5の取付けは、上端(棟側)を補修個所に位置した波型スレート板65の軒側端部の下側に設置して重合し、波型樹脂板5の下端(軒側)を補修個所の軒側に位置した波型スレート板65´の上面に取り付けて設置してある。それにより雨漏り防止用のシール材を充填することなく、雨漏りを防止することができる。
さらには、耐火採光装置1の葺き替え工事をする場合、屋根に工事用の足場を組み立てることなく補修個所に位置する既存の母屋Yを利用して耐火枠体2を上下左右方向に耐火採光装置1を簡単に連設することができるので、工事費が安価で経済的である。また、耐火採光装置1は、耐火枠体2と波型樹脂板5とで二重構造にし、さらに採光枠Sの外周面を縦横葺耐火板67、69で囲うことにより、内部に設けた空気層は断熱効果を有し、また、万一の火災の場合、耐火採光装置1内に炎が入るのを防止することができ、さらに、外部からの衝撃に対して耐久性を有する。
建造物の外壁面Mにできた補修個所に前記耐火採光装置1を取付ける場合、所定の補修個所の大きさに合致した複数枚の耐火枠体2を外壁面に設けた既存の胴縁Nに取付けて採光枠Sを形成し、外壁面Mに取付けた波型スレート65と同じ波型に形成した合成樹脂材である波型樹脂板5を取付けることにより、外壁面を簡単に補修することができる。前記外壁面Mへ耐火採光装置1を取付ける工程は、前記屋根に耐火採光装置1を取付けた場合と同じであることからその説明を省略する。
1 耐火採光装置
2 耐火枠体
5 波型樹脂板
7 網入ガラス板
10 横枠組
11 横枠片
12 溝部
13 外壁部
14 連結部
15 内壁部
16 嵌合部
20 横押圧片
21 平坦部
22 内側脚部
23 嵌合部
25 外側脚部
26 嵌合部
27 横支持片
28 下端支持部
29 上端支持部
30 縦枠組
31 縦枠片
32 溝部
33 外壁部
34 連結部
35 内壁部
37 縦押圧片
38 平坦部
39 内側脚部
40 外側脚部
45 縦支持片
46 下端支持部
47 上端支持部
55 コーナー片
57 連結金具
57´連結金具
58 連結カバー
60 保持パッキン
63 押圧パッキン
64 支持片
65 波型スレート板
65´波型スレート板
66 屋根板保護クッション
67 横葺耐火板
68 波型パッキン
69 縦葺耐火板
70 パッキン
M 外壁
N 胴縁
S 採光枠
T 基枠
X 屋根
Y 母屋

Claims (5)

  1. 波型スレート葺きした屋根または外壁にできた補修個所に取付ける耐火採光装置(1)は、耐火性と採光性を有する少なくとも1以上の方形をした耐火枠体(2)を組合わせて形成した採光枠(S)と、
    横枠組(10)の横枠片(11)の内壁部(15)の両端に設けた嵌合部(16)に、縦枠組(30)の縦枠片(31)の端部を横枠片(11)の外壁部(13)と直角方向に設置し、互いの外壁部(13、33)の角部と内壁部(15、35)の角部とにそれぞれコーナー片(55)を連結金具(57)で固定してなり、前記内壁部(15、35)の上端に嵌合した保持パッキン(60)の上面に網入ガラス板(7)を載置し、前記内壁部(15、35)と垂直方向に合致する縦横押圧片(20、37)の内側脚部(22、39)に嵌合した押圧パッキン(63)の下部を網入ガラス板(7)上に載置した前記耐火枠体(2)と、
    前記採光枠(S)の外縁に位置する縦横耐火枠体(2a〜2c)に取付けて採光枠(S)の外縁を囲う、耐火性を有する少なくとも1以上の縦横葺耐火板(67、69)と、
    前記採光枠(S)の表面に、屋根板または外壁と同型の透明または半透明に形成した合成樹脂材からなる波型樹脂板(5)と、からな
    前記採光枠(S)を構成する各耐火枠体(2)は、耐火性を有した網入ガラス板(7)と、該網入ガラス板の周縁を保持する耐火性を有した折曲部材である鋼板からなる一対の横枠組(10)及び縦枠組(30)とからなり、前記耐火枠体(2)を補修個所の母屋(Y)または胴縁(N)の上下左右方向に連設して採光枠(S)を形成し、該採光枠の表面で前記波型樹脂板(5)の上端(棟側)を補修個所の上側に位置した波型スレート板(65)の下面に設置し、下端(軒側)を補修個所の下側に位置した波型スレート板(65´)の上面に設置してなることを特徴とする波型スレートの耐火採光装置。
  2. 前記横枠組(10)は、底部に位置した溝部(12)の外壁部(13)の上端に水平な連結部(14)を設け、前記溝部(12)の内壁部(15)の長手方向両端を切欠いた嵌合部(16)を形成し、前記内壁部(15)の上端に保持パッキン(60)を嵌合した横枠片(11)と、折曲部材である鋼板で断面門型に形成した平坦部(21)の内方に内側脚部(22)、外方に外側脚部(25)をそれぞれ設け、前記内側脚部(22)と外側脚部(25)の長手方向両端を切欠いて設けた嵌合部(23、26)と、前記内側脚部(22)の下端に押圧パッキン(63)を嵌合した横押圧片(20)と、折曲部材である鋼板で断面クランク型に形成した下端支持部(28)を前記横枠片(11)の溝部(12)の内底面に固定して上端支持部(29)の表面に前記横押圧片(20)の平坦部(21)の裏面を固定した横支持片(27)とからなり、前記横枠片(11)の内壁部(15)に嵌合した保持パッキン(60)の上部と、横押圧片(20)の内側脚部(22)に嵌合した押圧パッキン(63)の下部とで前記網入ガラス板(7)を挟持してなることを特徴とする請求項記載の波型スレートの耐火採光装置。
  3. 前記縦枠組(30)は、底部に位置した溝部(32)の外方に設けた外壁部(33)の上端に水平な連結部(34)を設け、前記溝部(32)の内方に設けた内壁部(35)の上端に保持パッキン(60)を嵌合した縦枠片(31)と、折曲部材である鋼板で断面門型に形成した平坦部(38)の内方に内側脚部(39)、外方に外側脚部(40)をそれぞれ設け、前記内側脚部(39)の下端に押圧パッキン(63)を嵌合した縦押圧片(37)と、折曲部材である鋼板で断面クランク型に形成した下端支持部(46)を前記縦枠片(31)の溝部(32)の内底面に固定して上端支持部(47)の表面に前記縦押圧片(37)の平坦部(38)の裏面を固定した縦支持片(45)とからなり、前記縦枠片(31)の内壁部(35)に嵌合した保持パッキン(60)の上部と、縦押圧片(37)の内側脚部(39)に嵌合した押圧パッキン(63)の下部とで、網入ガラス板(7)を挟持してなることを特徴とする請求項記載の波型スレートの耐火採光装置。
  4. 前記横葺耐火板(67)は、耐火性を有する鋼板の上端を波型スレート(65)の断面形状に合致する波型に形成し、下端を各耐火枠体(2)を構成する横枠片(11)と横押圧片(20)との間に取付け、裏面(内側)に取付けたパッキン(68)の上端を前記波型樹脂板(5)の裏面に当接してなることを特徴とする請求項1記載の波型スレートの耐火採光装置。
  5. 前記縦葺耐火板(69)は、耐火性を有する鋼板の上端を波型スレート(65)の裏面と並行に位置する直線状に形成し、下端を耐火枠(2)の縦枠片(31)の連結部(34)上に取付け、該縦葺耐火板の上端に取付けたパッキン(70)を片側に位置した波型スレート板(65)の裏面に当接してなることを特徴とする請求項1記載の波型スレートの耐火採光装置。
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