JP6530105B2 - テープカートリッジ - Google Patents
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Description
このテープカセットは、両面粘着テープを巻回した粘着テープスプールと、フィルムテープ(印刷テープ)を巻回したフィルムテープスプールと、インクリボンを巻回したリボンスプールと、を備えている。また、テープカセットは、インクリボンを巻き取るリボン巻取りスプールと、テープ駆動ローラーと、これらを収容したカセットケースと、を備えている。また、カセットケースの長手方向の両端縁には、2箇所にピン孔が設けられている。
一方、印字装置は、カセット装着部を凹設した本体カバーと、カセット装着部を開閉するカバーと、を備えている。カセット装着部には、テープ駆動軸、リボン巻取軸および印字ヘッドを搭載したヘッドホルダが設けられ、更に上記のピン孔が係合する2つの位置決めピンが設けられている。また、カバーの内側には、カセット装着部に装着したテープカセットを押えるカセット押え機構が設けられている。
カセット押え機構は、カバーに回動自在に取り付けられた押圧板と、押圧板とカバーとの間に介設した2つのコイル状の弾性体と、押圧板に突設され、テープカセットを押える3つの押圧部材と、を有している。
テープカセットは、そのピン孔をカセット装着部の位置決めピンに係合するようにしてカセット装着部に装着される。この状態で、カバーを閉塞すると、カセット押え機構の3つの押圧部材が、弾性体の弾性力により、テープカセットを押圧する。これにより、テープカセットは、カセット装着部に位置決めされ、印字ヘッドにより印字に供される。
上記従来の印字装置におけるテープカセットの押圧(位置決め)は、カバーに設けたコイル状の弾性体(コイルばね)により行われが、この弾性体には、経時的に押圧力(ばね力)が弱くなる問題があった。すなわち、いわゆる「へたり」が生じることで押圧力が低下する問題があった。特に、テープカセットには、厚みの異なる複数種のものが用意されており、弾性体の収縮は、使用するテープカセットにより区々となるため、テープカセットの厚みによっては、弾性体の「へたり」によって押圧力が不足する場合もあった。また、カバーの内側には、カセット押え機構の3つの押圧部材が大きく突出している。このため、押圧部材がテープカセットの着脱の支障となる問題があった。
この場合、弾性部は、ケース壁において押え部が当接する部分の周囲を線状に除去して形成された弾性片を有していることが好ましい。
この場合、弾性片は、ケース壁を「U」字状に除去して形成されていることが好ましい。
この場合、弾性部は、押え部が当接すると共に、ケース壁から内側に延びる弾性片と、ケース壁に形成され、押え部を受容する受容開口と、を有し、弾性片は、ケース壁から奥側に向けて延びる垂設片部と、テープ印刷装置の押え部が当接する当接片部と、を有していることが好ましい。
この場合、第2カートリッジケースは、カートリッジケースのテープ印刷装置への装着方向において、弾性部の直下に印刷テープの種別を検出する被検出部を有することが好ましい。
なお、以下の構成でもよい。
本発明のテープカートリッジは、テープ印刷装置に着脱自在に装着された状態で、印刷テープを繰り出しながらテープ印刷装置の印刷ヘッドによって印刷テープに印刷が行われるテープカートリッジであって、印刷テープと、印刷テープが収容されるカートリッジケースと、カートリッジケースの表面に設けられ、テープ印刷装置の押え部の押圧力によって変位すると共に変位の変位量に応じて増加する反力を押え部に与える反力付与部と、を備えていることを特徴とする。
図1は、テープ印刷装置およびこれに装着されるテープカートリッジの外観斜視図である。同図に示すように、テープ印刷装置1は、外殻を構成する装置ケース3と、テープカートリッジ100が着脱自在に装着されるカートリッジ装着部5と、カートリッジ装着部5を開閉する開閉蓋7と、を備えている。装置ケース3の上面には、奥側にカートリッジ装着部5が設けられ、中央にディスプレイ11が設けられ、手前側にキーボード13が設けられている。開閉蓋7の近傍には、指掛け用の窪入部15が設けられている。開閉蓋7は、この窪入部15に指を掛けるて引き上げることで開放される。そして、装置ケース3の側面(左側面)には、印刷テープ102が排出される縦長のテープ排出口17が設けられている。
図2および図5に示すように、テープカートリッジ100は、印刷テープ102をテープコア104に巻回したテープロール106と、インクリボン110を繰出しコア112に巻回したリボンロール114と、を備えている。また、テープカートリッジ100は、使用後のインクリボン110を巻き取る巻取りコア116と、印刷ヘッド21が当接すると共に印刷テープ102およびインクリボン110を送るプラテンローラー120(プラテン)と、を備えている。さらに、テープカートリッジ100は、これらテープロール106、リボンロール114、巻取りコア116およびプラテンローラー120を収容したカートリッジケース130と、を備えている。このように、本実施形態のテープカートリッジ100は、外殻をカートリッジケース130で覆われた、いわゆるシェル構造を有している。
図1および図3に示すように、カートリッジ装着部5は、テープカートリッジ100の平面形状と相補的な平面形状に形成されると共に、最大厚のテープカートリッジ100に対応する深さを有して、窪入形成されている。この場合、カートリッジ装着部5の底板部を構成する装着ベース31と側板部33とは、樹脂等で一体に形成(成形)されている。カートリッジ装着部5と上記のテープ排出口17との間には、スリット状のテープ排出経路35が形成されており、この部分に、上記のテープ切断機構部27が内蔵されている。
次に、図2、図5および図6を参照して、テープカートリッジ100について詳細に説明する。なお、テープカートリッジ100の説明では、図2を例に、テープカートリッジ100の正面である装着方向手前の面を「表面」と、逆側の装着方向奥側の面を「裏面」と称するものとする。また、図2を例に、テープカートリッジ100の左側の側面を「左側面」と、右側の側面を「右側面」と、上側の円弧状の側面を「先端面」と、下側の側面を「基端面」と、称呼するものとする。
次に、図7を参照して、第1実施形態に係るテープカートリッジ100の弾性部182の構造について、開閉蓋7の押え部85の構造と共に詳細に説明する。上述のように、弾性部182(反力付与部)は、上ケース152における天壁部156の基端面側右隅部に設けられ、これに対応する押え部85は、開閉蓋7(開閉蓋本体73)の裏面に突出するように設けられている。
次に、図8を参照して、第2実施形態に係るテープカートリッジ100Aの弾性部182の構造について、開閉蓋7の押え部85Aの構造と共に詳細に説明する。また、第2実施形態では、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。
図9は、第2実施形態の変形例に係るテープカートリッジ100Bである。同図に示すように、この変形例では、開閉蓋7の押え部85Bが、断面「U」字状の柱状突部320と、柱状突部320の先端部に設けた押圧片部322と、を有している。押圧片部322は、柱状突部320と一体に、且つ柱状突部320の延在方向に交差する板状に形成されている。また、押圧片部322は、柱状突部320の先端から幾分セットバックした位置に配設されている。そして、この押圧片部322が、上記の弾性片310の当接片部318に当接し、これを押圧変形させる。
次に、図10を参照して、第3実施形態に係るテープカートリッジ100Cの弾性部182の構造について、開閉蓋7の押え部85Cの構造と共に詳細に説明する。また、第3実施形態でも、主に第1・第2実施形態と異なる部分について説明する。第3実施形態の弾性部182は、上ケース152の天壁部156に形成された受容開口340(受容凹部)と、受容開口340に臨むように天壁部156の内側に配設した弾性部材342と、天壁部156の内側に突設され弾性部材342をその基端側で保持する保持部344と、を有している。
Claims (2)
- テープカートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、前記カートリッジ装着部に設けられ、印刷テープの種別を検出する複数のマイクロスイッチと、ヒンジ部を介して前記カートリッジ装着部を回動自在に開閉する開閉蓋と、前記開閉蓋の裏面から突出する押え部と、を備えたテープ印刷装置に装着可能なテープカートリッジであって、
前記テープカートリッジの外郭を構成するカートリッジケースと、
前記カートリッジケースの装着方向奥側のケース壁に設けられ、前記テープカートリッジを前記カートリッジ装着部に装着した際、前記複数のマイクロスイッチに対応する受け穴と、
前記カートリッジケースの装着方向手前側のケース壁に一体に形成され、前記テープカートリッジを前記カートリッジ装着部に装着して前記開閉蓋を閉塞した際、前記押え部により前記装着方向奥側に撓む片部と、を備え、
前記受け穴は、前記片部の前記装着方向奥側に配設されていることを特徴とするテープカートリッジ。 - 前記カートリッジケースは、前記テープ印刷装置に装着した際、前記装着方向手前側となる第1カートリッジケースと、前記装着方向奥側となる第2カートリッジケースと、により構成され、
前記片部は、
前記第1カートリッジケースの前記装着方向手前側のケース壁を線状に除去した第一線状部と、
前記第一線状部の一端に接続し、前記第一線状部が延びる方向と直交する方向に延びるように線状に除去した第二線状部と、
前記第二線状部の一端に接続し、前記第二線状部が延びる方向と直交する方向に延びるように線状に除去した第三線状部と、
に囲まれることで形成された請求項1に記載のテープカートリッジ。
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