JP6529683B2 - カメラシステム及びカメラボディ - Google Patents

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Description

本発明は、レンズユニットとカメラボディとがバヨネット方式で装着されるカメラシステム、レンズユニット、及びカメラボディに関する。
従来、レンズユニットを交換して使用するカメラでは、バヨネット方式によりレンズユニットとカメラボディとを装着することが広く採用されている。例えば、特許文献1には、バヨネット方式によりレンズユニットとカメラボディとを装着した際の光軸方向、及び径方向のがたつきを、バネ部材により光軸方向、及び径方向に付勢することにより吸収することが記載されている。
特開昭55−147620号公報
一般的には、レンズユニットのカメラボディへの装着、及び装着後のズームリング等のレンズユニットに対する操作は、操作者の手動操作により行われる。したがって、バネ部材による径方向の付勢力は、レンズユニットの装着の際、及びレンズユニットの操作の際に、操作者の手感(クリック感ともいう)、又は音として認識される。
上述の特許文献1においては、径方向に付勢するバネ部材の取り付け位置について検討されておらず、レンズユニットの装着の際、及びレンズユニットの操作の際に、操作者に手感、又は音として不快感を与える懸念がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、レンズユニットの装着の際、及びレンズユニットの操作の際に、操作者に与える手感、及び音を改善することが可能なカメラシステム、レンズユニット、及びカメラボディを提供することを目的とする。
第1の態様のカメラシステムは、レンズマウントを有するレンズユニットと、ボディマウントを有するカメラボディと、を備え、レンズマウントは、ボディマウントと接するレンズマウント基準面と、レンズマウント基準面からボディマウントの側に延びる円筒部と、円筒部の周方向に沿って設けられる径方向外側に延びる複数のバヨネット爪とを有し、ボディマウントは、レンズマウント基準面と当接するボディマウント基準面と、バヨネット爪と係合するボディ爪と、円筒部と当接する当接面を有する弾性部材とを有し、レンズユニットがボディマウントに装着された際、弾性部材が円筒部に対して径方向に付勢する。
第2の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材は、ボディ爪の停止位置において、円筒部に当接する位置に配置される。
第3の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材は、成形部材でかつ弾性部材の全体で弾性力を奏するように構成される。
第4の態様のカメラシステムにおいて、円筒部は、弾性部材と非接触の薄肉部を有する。
第5の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材が、複数配置される。
第6の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材は、ボディ爪又はボディ爪の周方向の延長上に配置される。
第7の態様のカメラシステムにおいて、ボディマウントはバヨネット爪を光軸方向に付勢する引込バネを備え、弾性部材は光軸方向から見て引込バネと干渉しない位置に配置される。
第8の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材が中空構造を有する。
第9の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材の当接面は、ボディ爪より円筒部に突出する。
第10の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材の当接面は、円弧形状である。
第11の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材は、当接面の反対面において、当接面の側に突出する円弧形状を有する。
第12の態様のカメラシステムにおいて、弾性部材の進行方向における当接面の先端は角を丸めた形状である。
第13の態様のレンズユニットは、カメラのボディマウントに装着されるレンズマウントを有し、レンズマウントは、ボディマウントと接するレンズマウント基準面と、レンズマウント基準面からボディマウントの側に延びる円筒部と、円筒部の周方向に沿って設けられる径方向外側に延びる複数のバヨネット爪とを有し、円筒部は、隣接するバヨネット爪の間に薄肉部を有する。
第14の態様のカメラボディは、レンズユニットのレンズマウントが装着されるボディマウントを有し、ボディマウントが、レンズマウントと当接するボディマウント基準面と、ボディ爪と、レンズマウントの円筒部と当接し、円筒部に対して径方向に付勢する弾性部材とを有する。
本発明によれば、レンズユニットの装着の際、及びレンズユニットの操作の際に、操作者に与える手感、及び音を改善することができる。
レンズユニットとカメラボディとを装着した状態のカメラシステムの外観斜視図である。 カメラボディの外観斜視図である。 ボディマウントの拡大図である。 レンズユニットの外観斜視図である。 ボディマウントを光軸方向の後側から見た図である。 光軸方向の後側から見た、レンズマウントとボディマウントの嵌合状態を示す図である。 光軸方向の後側から見た、停止位置におけるレンズマウントとボディマウントの装着状態を示す図である。 図6のA−A線に沿う断面図である。 図7のB−B線に沿う断面図である。 弾性部材の正面図である。 弾性部材の斜視図である。 弾性部材と円筒部とが当接を開始する直前の状態を示す図である。 停止位置に達する前の弾性部材と円筒部とが当接した状態を示す図である。 停止位置における弾性部材と円筒部とが当接した状態を示す図である。 弾性部材の変位及び応力の分布を示す図である。 弾性部材の変位及び応力の分布を示す図である。
以下、添付図面にしたがって本発明の好ましい実施形態について説明する。本発明は以下の好ましい実施形態により説明される。
本発明の範囲を逸脱すること無く、多くの手法により変更を行うことができ、本実施形態以外の他の実施形態を利用することができる。したがって、本発明の範囲内における全ての変更が特許請求の範囲に含まれる。
本実施形態のカメラシステムについて、図面を参照して説明する。図1はレンズユニットとカメラボディとを装着したカメラシステムの外観斜視図であり、図2は、カメラボディの外観斜視図である。図3はボディマウントの拡大図である。図4はレンズユニットの外観斜視図である。
本願明細書では、光軸OAに沿う方向(図1及び2のZ方向)を前後方向とし、被写体側を前方向とする。また、光軸OAと直交する面において、イメージセンサー150(図2参照)の長辺に沿う方向(図1及び2のX方向)を横方向又は左右方向とし、イメージセンサー150の短辺に沿う方向(図1及び2のY方向)を縦方向又は上下方向とする。
図1に示されるように、カメラシステム1は、カメラボディ100とレンズユニット200とから構成される。本実施形態のカメラシステム1は、レンズ交換式のカメラシステム1であり、レンズユニット200がカメラボディ100に着脱自在に装着される。
図1及び図2に示されるように、カメラボディ100は、上下方向の高さに比較して、前後方向の厚みの薄い矩形の箱形状を有する。カメラボディ100は、操作部材としてシャッターボタン102と、露出補正ダイヤル104と、シャッタースピードダイヤル106と、フォーカスモード切換レバー108と、ファインダー切換レバー110と、レンズ着脱ボタン112と、電源レバー114等を備える。シャッターボタン102と、露出補正ダイヤル104と、シャッタースピードダイヤル106は、カメラボディ100の上側に配置される。
カメラボディ100は、ホットシュー116と、電子ビューファインダー118と、グリップ120と、ボディマウント122と、を備える。グリップ120はカメラボディ100の左側に配置される。ユーザーは、グリップ120を把持してレリーズ操作する。
ボディマウント122は、レンズユニット200を装着するための取り付け部である。ボディマウント122は、バヨネット構造により構成される。
図1に示されるように、レンズユニット200は、少なくとも一つのレンズを含む光学系202と、光学系202を収容する鏡筒204を含んでいる。レンズを含む光学系202とは、レンズに光を透過させることより、物体の像を形成するための光学部材の集合体を意味する。
鏡筒204は、光学系202を収容できる略円筒形状の筒状体であり、光学系202を収容できる限り、その形状は限定されない。また、鏡筒204は、例えば、フォーカスリング、絞りリング等を備えることができ、これらを調整することにより適切な像を形成することができる。
図2に示されるように、カメラボディ100にはボディマウント122から露出するイメージセンサー150が配置される。イメージセンサー150は、レンズユニット200の光学系202を介して結像した被写体の像を電気信号に変換して出力する。イメージセンサー150には、CCDイメージセンサー(CCD:Charge Coupled Device)、CMOSイメージセンサー(CMOS:Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の公知のイメージセンサーが使用される。
図3はカメラボディ100のボディマウント122の拡大図である。ボディマウント122には、後述するレンズユニット200(図4参照)を装着するため、3つのボディ爪124、126及び128が、相互に隙間を開けて配置される。ボディマウント122は少なくとも一つのボディ爪を有していればよい。ボディ爪124、126及び128の相互間の隙間の大きさは、レンズマウント206のバヨネット爪214、216、及び218が通過できる大きさとされる。
本実施形態では、開口134を有するボディマウントリング130がカメラボディ100の前側に配置される。3つのボディ爪124、126及び128は、ボディマウントリング130から開口134の内周方向に向けて突出するよう構成される。3つのボディ爪124、126及び128は、開口134の内周方向に沿って離間して配置される。また、光軸OAの方向から見て、ボディ爪124、126及び128は、円弧状の形状を有している。円弧状の形状は、円弧状、及び略円弧状の形状が含まれる。ボディマウントリング130の前側の面が、カメラボディ100側のボディマウント基準面となる。
ボディマウントリング130と、ボディ爪124、126及び128とは一体的に構成されることが好ましい。ボディマウントリング130と、ボディ爪124、126及び128とは、例えば、プレス加工等により一体的に成形できる。
ボディマウント122のボディ爪124に、弾性部材154が設けられる。図3に示されるように、本実施形態では、弾性部材154は、光軸OAの方向の前側から後側を見て、ボディ爪124の時計方向の側に配置される。
弾性部材154を、対応するボディ爪124に配置した場合を例示したが、これに限定されない。弾性部材154を、対応するボディ爪124の周方向の延長上に配置することができる。例えば、弾性部材154を、ボディ爪124の時計方向の延長であるボディ爪124とボディ爪126との間の隙間に配置できる。弾性部材154とボディ爪124との距離は短いことが好ましい。レンズマウント206のバヨネット爪216(図4参照)が、ボディ爪124とボディ爪126との間の隙間を通過するためである。
本実施形態では、ボディマウント122に1つの弾性部材154を配置した例を説明したが、ボディ爪126、及び128に対して、それぞれ弾性部材を配置できる。すなわち、ボディマウント122に弾性部材を複数配置してもよい。
弾性部材154は、レンズマウント206の円筒部210(図4参照)と当接する当接面154Aを備える。弾性部材154は、ボディ爪124と比較して、開口134(円筒部210の側)の側に突出することが好ましい。弾性部材154を、より確実にレンズマウント206の円筒部210に当接させることができる。
ボディマウント122に弾性部材154を配置することにより、レンズユニット200をカメラボディ100に装着する際の、手感と音とを改善することが可能となる。レンズユニット200とカメラボディ100との装着については後述する。
図3に示されるように、カメラボディ100の前側に、レンズ着脱ボタン112が、配置される。レンズ着脱ボタン112の押圧操作に連動して、前後方向に移動可能なロックピン132がボディマウントリング130に配置される。レンズ着脱ボタン112とロックピン132とは、付勢手段(不図示)により、前側に付勢される。したがって、レンズ着脱ボタン112を押圧しない状態では、ロックピン132は、ボディマウントリング130の貫通孔を通過して突出する。レンズ着脱ボタン112の押圧操作により、ロックピン132は、ボディマウントリング130から突出する位置から、貫通孔の内部に退避する位置へと移動する。
ボディマウント122には、ボディマウントリング130の開口134の内周に沿って、複数の信号接点136が台座138の上に配置される。信号接点136は、例えば、ピンで構成され、付勢手段(不図示)によりカメラボディ100の前側に付勢され、台座138から前側に突出する。信号接点136は、付勢手段により前後方向に移動可能に構成できる。
ボディマウント122には、ボディ爪124、126及び128の光軸OAの方向の後側に対応する位置に、各々引込バネ144、146及び148が配置される。レンズユニット200がカメラボディ100に装着された際、引込バネ144、146及び148は、レンズユニット200のバヨネット爪214、216及び218を、光軸OAの方向の後方に付勢する。引込バネ144、146及び148は、レンズユニット200をカメラボディ100の側に引き込み、レンズマウント基準面とボディマウント基準面とを当接する。カメラボディ100のイメージセンサー150とレンズユニット200の光学系202との光軸OA方向の位置、及び光学的距離が決定する。
本実施形態において、弾性部材154は、光軸OAの方向から見て引込バネ144と干渉しない位置に配置される。弾性部材154が、引込バネ144の付勢力に影響を与えないようにするためである。
図4は、カメラボディ100に装着される側からみたレンズユニット200の外観斜視図であり、図4に示されるように、ボディマウント122に装着されるレンズマウント206が、レンズユニット200の鏡筒204の一端側、つまり鏡筒204の後側に、備えられる。レンズマウント206は、バヨネット構造により構成される。
レンズマウント206は、レンズマウントリング208と、レンズマウントリング208から後方に延びる円筒部210と、円筒部210の周方向に沿って、円筒部210の径方向外側に延びる3つのバヨネット爪214,216、及び218と、を備える。
本実施形態の円筒部210を構成する外周面は、円弧状に連続しているが、これに限定されない。円筒部210が、弾性部材154と当接する当接部を有する限り、円筒部210の外周面は、連続しない部分を含む外周面であってもよい。
本実施形態では、円筒部210は、バヨネット爪214とバヨネット爪216との間に薄肉部210Aを有する。レンズユニット200とカメラボディ100との装着を完了する間、薄肉部210Aと弾性部材154とは非接触の状態となる。弾性部材154と非接触の薄肉部210Aを、円筒部210に設けることにより、弾性部材154と円筒部210とが当接を開始する位置を適宜決定できる。薄肉部210Aは隣接するバヨネット爪214と216との間に設けられる。バヨネット爪214と216との間を弾性部材154が通過するからである。円筒部210において、弾性部材154が通過する隙間に、少なくとも一つの薄肉部210Aがあればよく、全てのバヨネット爪の間に薄肉部を設ける必要はない。薄肉部とは、円筒部と比較して厚みが薄い部分を意味する。
本実施形態においては、レンズマウント206に3つのバヨネット爪214,216、及び218を設けているが、これに限定されず、例えば、バヨネット爪の個数は2個あるいは4個でもよい。
本実施形態においては、レンズマウントリング208の鏡筒204から露出する面がレンズマウント基準面となる。レンズユニット200とカメラボディ100とを装着した際、レンズマウントリング208のレンズマウント基準面とボディマウントリング130のボディマウント基準面とが当接される。
図4に示されるように、バヨネット爪214,216、及び218は相互に隙間を開けて配置される。バヨネット爪214,216、及び218の相互間の隙間の大きさは、ボディマウント122のボディ爪124、126、及び128が通過できる大きさとされる。
レンズマウントリング208のレンズマウント基準面には、カメラボディ100のロックピン132が挿入されるピン孔212が設けられる。
レンズマウント206のレンズマウント基準面と各々のバヨネット爪214,216、及び218とにより、3つのバヨネット溝224、226及び228が画定される。
レンズマウント206は、円筒部210の内径側に固定されるマウントカバー230を有する。マウントカバー230の後側の露出面には、複数の信号接点232が台座234の上に配置される。レンズユニット200がカメラボディ100に装着された際、レンズユニット200の信号接点232とカメラボディ100の信号接点136とが電気的に接続される。
レンズユニット200(不図示)とカメラボディ100(不図示)との装着について、図5から図7を参照して説明する。ボディマウント122の弾性部材154とレンズマウントの円筒部210との動作の理解を容易とするため、レンズマウント206のバヨネット爪214、216、及び218を省略する。
図5は、カメラボディ100のボディマウント122を光軸OAの方向に沿って、後側から前側を見た図である。図5に示されるように、ボディ爪124、126及び128が、ボディマウント122の開口134に内周に沿って配置される。弾性部材154がボディ爪124に、当接面154Aが開口134に向く位置に配置される。
弾性部材154は、光軸OAの方向に沿って、後側から前側を見た際、ボディ爪124に対して、反時計方向の側に配置される。ボディマウント122には、レンズマウント206のピン孔212(不図示)に挿入されるロックピン132が配置される。
図6は、光軸方向の後側から見た、レンズマウントとボディマウントの嵌合状態を示す図である。最初に、レンズマウント206のバヨネット爪214、216、及び218(不図示)と、ボディマウント122のボディ爪124、126及び128とが、相互に干渉しない位置に位置合わせされる。その状態でレンズユニット200がカメラボディ100に嵌合され、レンズマウント206のレンズマウント基準面とボディマウント122のボディマウント基準面とが当接される。
本実施形態では、図6に示されるように、円筒部210に薄肉部210Aが設けられているので、弾性部材154と円筒部210とは非接触の状態にある。つまり、弾性部材154と円筒部210とは当接していない。
レンズマウント基準面とボディマウント基準面とを当接させた状態で、レンズユニットとカメラボディとを相対的に回転させる。図6においては、レンズマウント206を反時計方向に、ボディマウント122を時計方向に回転させることにより、円筒部210と弾性部材154とは相対的に移動される。図6においては、理解を容易にするためレンズマウント206を反時計方向に回転させる。なお、レンズユニットを光軸OAの方向に沿って、前側から後側を見た場合、レンズマウント206は時計方向に回転する。
バヨネット爪214,216、及び218(不図示)が、対応するボディ爪124、126及び128の後側に、つまり、ボディ爪124、126及び128が、対応するバヨネット溝224、226及び228(不図示)に移動される。これにより、ボディ爪124、126及び128とバヨネット爪214,216、及び218とが、光軸OAの方向から見て、重なり始める。
図6に示されるように、レンズマウント206には、ピン孔212が設けられる。嵌合状態では、ロックピン132はピン孔212に挿入されていない。
図7は、光軸方向の後側から見た、停止位置におけるレンズマウントとボディマウントの装着状態を示す図である。次に、レンズユニット200とカメラボディ100とを相対的に回転させると、図7に示されるように、カメラボディ100のロックピン132がレンズユニット200のピン孔212に挿入される。レンズユニット200の回転がロックされる。これにより、レンズユニット200の回転が規制され、カメラボディ100からのレンズユニット200の脱落が防止される。これによりレンズユニット200がカメラボディ100に装着される。本願明細書においては、ロックピン132がピン孔212に挿入された状態が「停止位置」と定義される。
ボディ爪124、126及び128とバヨネット爪214、216、及び218の係合とは、カメラシステム1を光軸OAの方向から見て、バヨネット爪214,216、及び218と、対応するボディ爪124、126及び128とが重なり合っている状態を意味する。バヨネット爪214,216、及び218と、対応するボディ爪124、126及び128との重なりは、部分的な重なりであってもよい。
図7に示されるように、停止位置において、弾性部材154の当接面154Aが、円筒部210と当接する。弾性部材154は、円筒部210と当接することにより弾性変形する。その結果、弾性部材154は、対応する円筒部210を径方向の内側に向けて付勢する。径方向とは、光軸OAに対して直交する方向であって、光軸OAを中心とする放射方向であり、ラジアル方向とも称される。直交には、直交及び略直交が含まれ、中心には中心、及び略中心が含まれる。
本実施形態では、弾性部材154は、ボディ爪124とバヨネット爪214との相対移動における進行方向に対して、ボディ爪124の後端側の位置に配置される。弾性部材154をボディ爪124の後端位置に配置することにより、ボディ爪124が停止位置に至る直前位置で、弾性部材154と円筒部210との当接を開始する。つまり、弾性部材154と円筒部210とは、停止位置の直前に至るまで,当接していないことを意味する。ボディ爪124の後端位置とは、ボディ爪124の進行方向の後側を意味するのであって、ボディ爪124の後端のみを意味するものではなく、その延長方向も含む。但し、弾性部材154は、円筒部210と当接できる限りにおいて、その位置は限定されない。
上述したように、レンズユニット200とカメラボディ100の装着を完了する直前から、弾性部材154と円筒部210との当接が開始される。本実施形態のカメラシステムによれば、弾性部材を有さないカメラボディと比較して、レンズユニット200を回転させる際のトルク量を、弾性部材154の付勢力により調整できるので、良好な手感及び音を操作者に与えることができる。
ボディマウント122に配置される弾性部材154の位置を変更することにより、また、円筒部210の薄肉部210Aの長さ又は位置を変更することより、弾性部材154と円筒部210との当接を開始する位置を変更できる。
また、レンズユニット200とカメラボディ100との間に生じる径方向のガタを、弾性部材154により低減できる。さらに、径方向のガタに起因する音を低減できる。
レンズユニット200とカメラボディ100との装着後においても、弾性部材154が円筒部210を径方向に付勢するので、レンズユニット200を操作する際においても、良好な手感と、音の低減とを操作者に与えることが可能となる。
さらに、弾性部材154を構成する材料、及び/又は形状を変更することにより、操作者の好みに合わせて、手感を変更することができる。
嵌合状態と装着状態における弾性部材と円筒部との位置関係について説明する。図8は、図6のA−A線に沿う断面図であり、図9は図7のB−B線に沿う断面図である。図8は、光軸OAと直交する方向から見た、レンズマウント206とボディマウント122との断面図である。レンズマウントリング208のレンズマウント基準面とボディマウントリング130のボディマウント基準面とが当接される。
弾性部材154が、ボディマウントリング130から円筒部210に向けて突出する。弾性部材154と薄肉部210Aとは対向する位置にあるので、弾性部材154の当接面154Aと円筒部210とは非接触である。弾性部材154はボディマウントリング130により支持される。
図9は、光軸OAと直交する方向から見た、レンズマウント206とボディマウント122との断面図である。図9に示されるように、弾性部材154は、バヨネット爪214と円筒部210とレンズマウント基準面とにより構成されるバヨネット溝224に、位置する。弾性部材154の当接面154Aと円筒部210とは当接する。したがって、弾性部材154は円筒部210を径方向に付勢する。
次に、弾性部材の形状について、図面を参照して説明する。図10は弾性部材の正面図であり、図11は弾性部材の斜視図である。
図10、及び図11に示されるように、弾性部材154は、全体が略直方体形状のボディ部154Bを備える。ボディ部154Bは円筒部210(不図示)に当接する当接面154Aを備える。ボディ部154Bの長手方向の側面154C,及び154Dのそれぞれには、当接面154Aの反対面154Eから連続する突出部154F、及び154Gが設けられる。反対面154Eは当接面154Aに対向する面を意味する。
本実施形態の弾性部材154は、ボディ部154Bに中空部154Hが形成された中空構造を有している。中空部154Hは、ボディ部154Bを貫通している。中空部154Hは、正面視において、当接面154Aの側が円弧形状を有し、反対面154Eの側で直線形状を有する。また、中空部154Hにおいて、側面154C,及び154Dの側と、当接面154Aの側とが連続する部分は円弧形状である。また、中空部154Hにおいて、側面154C,及び154Dの側と、反対面154Eの側とが連続する部分は直角形状である。ここで、円弧形状は円弧及び略円弧形状を含み、直線形状は直線及び略直線を含み、直角形状は直角形状及び略直角形状を含む。
本実施形態の弾性部材154において、当接面154Aは円筒部210(不図示)の側に突出する円弧形状を有している。円弧形状は、円弧形状、及び略円弧形状を含む。略円弧形状とは、側面154C、及び154Dから当接面154Aの中央部に向けて、反対面154Eからの距離が大きくなる形状である。側面154C、及び154Dから当接面154Aの中央部に向かう形状は、曲線状でも、直線状でもよい。
本実施形態の弾性部材154において、反対面154Eは当接面154Aの側に突出する円弧形状を有している。また、反対面154Eと突出部154F、及び154Gとは連続して、円弧形状を構成する。反対面154Eと突出部154F、及び154Gとが連続する面(裏面)の側が、ボディマウントリング130に支持される。
本実施形態では、当接面154Aの円弧形状の曲率と、反対面154Eと突出部154F、及び154Gとにより構成される円弧形状の曲率とを比較すると、当接面154Aの円弧形状の曲率の方が小さい。本実施形態では、中空部154Hを有する弾性部材154について説明したが、中空部を有さない弾性部材を用いることができる。
上述の弾性部材は、成形部材でかつ弾性部材の全体で弾性力を奏するように構成されることが好ましい。弾性部材は成形部材で構成されるとは、弾性部材が成型加工により製作された物であることを意味する。成型加工とは、ゴム、又は樹脂等の材料を高温に加熱し、材料を金型等に充填し、冷却及び重合反応等により固化する加工方法である。材料として、シリコーンゴム、エラストマー等のゴム又は樹脂が挙げられる。弾性部材を成形部材とすることにより、比較的安価に弾性部材を製作できる。弾性部材を成形部材で構成することにより、弾性部材の全体で弾性力を奏することができ、レンズマウントの円筒部に対して、安定した付勢力を付与できる。
次に図12から図16を参照して、弾性部材の変形、及び弾性部材の全体での弾性力について説明する。
図12は弾性部材と円筒部とが当接を開始する直前の状態を示す図である。図12に示されるように、本実施形態では、弾性部材154は、ミーリング加工等によりボディ爪124に彫り込まれた嵌合溝140に嵌合される。但し、嵌合溝140はボディ爪124に形成する場合に限定されず、ボディマウントリング130に形成してもよい。
弾性部材154の当接面154Aにおける、進行方向の先端(丸印で囲んだ部分)の形状は、角を丸めた形状を有していることが好ましい。角を丸めた形状には、図示される丸面に限定されず,面取り(例えば、所定の角度(例えば45°)の角面)とする場合、さらに、多角形の角面とする場合も含まれる。
また、円筒部210における薄肉部210Aと段差210Bにおいても、角を丸めた形状を有していることが好ましい。
弾性部材154、及び円筒部210の段差210Bが、角を丸められた形状を有しているので、当接を開始する領域において、段差210Bにより弾性部材154が削り取られることを抑制できる。
また、円筒部210の段差210Bにより弾性部材154が横方向に移動することを抑制できる。弾性部材154が横方向に移動させられた場合、弾性部材154は元の位置に復帰しようとする。その復帰に係る応力により、結果として、弾性部材154の耐久性に影響が及ぶ場合がある。したがって、弾性部材154が横方向に移動することを抑制することが好ましい。また、弾性部材154が横方向に移動することを抑制することにより、弾性部材154が嵌合溝140から脱落することを抑制できる。
また、本実施形態では、好ましくは、弾性部材154と段差210Bとの接触角度が、弾性部材154と段差210Bとの接触後に、段差210Bが当接面154Aを乗り上げる角度に設定される。段差210Bが当接面154Aを乗り上げるので、弾性部材154が削り取られること、弾性部材154が横方向に移動させられること、また弾性部材154が嵌合溝140から脱落してしまうことを抑制できる。接触角度とは、弾性部材154と円筒部210の段差210Bとの接点における接線と、弾性部材154の側面との成す角度である。
図13は、停止位置に達する前の第1の実施の形態の弾性部材154と円筒部210とが当接した状態を示している。図13に示されるように、弾性部材154と円筒部210とが当接すると、円筒部210が弾性部材154より高い剛性を有するので、弾性部材154が変形する。弾性部材154が中空部154Hを有するので、中空部154Hも変形する。さらに、弾性部材154の突出部154F,及び154Gが円弧形状を有しているので、突出部154F,及び154Gが全体として変形して撓む。
図14は停止位置における弾性部材154と円筒部210とが当接した状態を示す図である。図14に示されるように、弾性部材154と円筒部210とが当接すると、弾性部材154が変形し、かつ中空部154Hが変形し、突出部154F,及び154Gが全体として変形して撓む。
したがって、弾性部材154の変形と、中空部154Hの変形と、突出部154F,及び154Gの変形とによる付勢力が、円筒部210に付与される。すなわち、弾性部材154は、弾性部材154の全体で弾性力を奏していることが理解できる。
弾性部材154では、当接面154Aが円筒部210の側に突出する円弧形状を有しているので、当接面154Aは円筒部210により均等に摩耗される。不均等に摩耗される場合と比較して、弾性部材154の耐久性を向上できる。
図15は、シミュレーションの結果に基づく、図12から図14における弾性部材の合成変位の分布と応力分布とを示す図面(弾性部材と円筒部との当接開始時)である。シミュレーションは、荷重、メッシュサイズ、変位スケール等について適切な条件を選択して行った。
図15は、円筒部が弾性部材の当接面に接触を開始した状態を示す。図15(A)は、弾性部材を一方向から見た斜視図である。図15(B)は、弾性部材の正面図である。図15(C)は、弾性部材の背面図である。図15(D)は、弾性部材の右側面図である。図15(E)は、弾性部材の左側面図である。図15(F)は、弾性部材を一方向と反対方向から見た斜視図である。図15(G)は、弾性部材の平面図である。図15(H)は、弾性部材の下面図である。図15(I)は、弾性部材の応力分布図である。
図15は、シミュレーションの結果を二値化データで示している。しかしながら、実際には変位の大きさはカラーで表示される。変位は青色(BL)、水色(LB)、緑色(G)、黄緑色(YG)、黄色(Y)、橙色(OR)、及赤色(R)の順で大きくなる。図を参照して、変位の大きさを説明する。なお、図15、及び図16には、代表的な色が示される。
図15(A)に示されるように、弾性部材の手前側の突出部は青色及び水色である。弾性部材の当接面は、当接面に沿って手前から奥に向、緑色、黄色、橙色、黄色、緑色、水色、及び青色を示す。橙色の部分は、当接面の中央ではなく、手前に位置している。
図15(B)の正面図において、弾性部材の当接面は、当接面に沿って左から右に向かって、水色、緑色、黄色、橙色、黄色、緑色、水色、及び青色を示す。図15(C)背面図において、弾性部材の当接面は、当接面に沿って右から左に向かって、水色、緑色、黄色、橙色、黄色、緑色、水色、及び青色を示す。図15(B)において、当接面の橙色に対応する領域の反対面の側は薄い緑色を示す。
図15(C)は、図15(B)とは左右が反対の色を示す。図15(D)において、右側面は全体として青色を示す。右側面側がほとんど変位していないことが理解できる。図15(E)において、左側面の中央部は緑色を示す。図15(F)において、弾性部材の当接面は、手前から奥に向かって、図15(A)と同じ色を示す。図15(G)は、図15(C)の平面図であり、同様の色を示す。図15(H)は15(C)の平面図であり、左から右に青色、水色、緑色、及び水色を示す。図15(I)の応力分布図では、変位量の大きな領域が緑色を示す。当接面に応力が分布していることが理解できる。
図15に示されるように、弾性部材と円筒部との当接開始から停止位置に至るまでの間、弾性部材と円筒部とが当接している位置において、弾性部材の変位量が大きくなることが理解できる。図15(I)によれば、弾性部材の当接面には局所的な応力分布がみられたが、それ以外では局所的な応力分布は見られなかった。すなわち、弾性部材の全体が円筒部から力を受けて変位していると推定できる。
図16は、シミュレーションの結果に基づく、図12から図14における弾性部材の合成変位と、応力の分布とを示す図面(弾性部材と円筒部との当接後又は停止位置に至ったとき)である。図16(A)は、弾性部材を一方向から見た斜視図である。図16(B)は、弾性部材の正面図である。図16(C)は、弾性部材の背面図である。図16(D)は、弾性部材の右側面図である。図16(E)は、弾性部材の左側面図である。図16(F)は、弾性部材を一方向と反対方向から見た斜視図である。図16(G)は、弾性部材の平面図である。図16(H)は、弾性部材の下面図である。図16(I)は、弾性部材の応力分布図である。
図16(A)に示されるように、弾性部材の手前側の突出部は青色及び水色である。弾性部材の当接面は、当接面に沿って手前から奥に向、緑色、黄色、橙色、黄色、緑色、水色、及び青色を示す。橙色の部分は、当接面の中央に位置している。図16(B)の正面図において、弾性部材の当接面は、当接面に沿って左から右に向かって、青色、水色、緑色、黄色、橙色、黄色、緑色、水色、及び青色を示す。図16(C)は、図16(B)とは左右が反対の色を示す。
図16(D)及び図16(E)において、中央の側面領域が水色を示し、突出部が青色を示す。右側面と左側面とが、略同じ変位量であることが理解できる。図16(F)は、手前から奥向かって、図16(A)と同じ色を示す。図16(G)におて、突出部は青色及び水色を示し、当接面は左か右に向かって緑色、黄色、橙色、黄色、及び緑色を示す。図16(H)において、突出部の裏面は水色で、当接面の裏面は緑色を示す。
図16(I)は、停止位置における、弾性部材の応力の分布を示している。この図に示されるように、変位量の大きな領域が緑色を示す。当接面に応力が分布していることが理解できる。一方で、それ以外では局所的な応力分布は見られなかった。円筒部との当接による弾性部材の変形の応力は、弾性部材の全体に分散されている。したがって、弾性部材に対する静的な応力を均等化でき、弾性部材の耐久性を向上できる。
1 カメラシステム
100 カメラボディ
102 シャッターボタン
104 露出補正ダイヤル
106 シャッタースピードダイヤル
108 フォーカスモード切換レバー
110 ファインダー切換レバー
112 レンズ着脱ボタン
114 電源レバー
116 ホットシュー
118 電子ビューファインダー
120 グリップ
122 ボディマウント
124、126、128 ボディ爪
130 ボディマウントリング
132 ロックピン
134 開口
136 信号接点
138 台座
140 嵌合溝
144、146、148 引込バネ
150 イメージセンサー
154 弾性部材
154A 当接面
154B ボディ部
154C、154D 側面
154E 反対面
154F、154G 突出部
154H 中空部
200 レンズユニット
202 光学系
204 鏡筒
206 レンズマウント
208 レンズマウントリング
210 円筒部
210A 薄肉部
210B 段差
212 ピン孔
214、216、218 バヨネット爪
224、226、228 バヨネット溝
230 マウントカバー
232 信号接点
234 台座
OA 光軸

Claims (13)

  1. レンズマウントを有するレンズユニットと、ボディマウントを有するカメラボディと、を備えるカメラシステムであって、
    前記レンズマウントは、前記ボディマウントと接するレンズマウント基準面と、前記レンズマウント基準面から前記ボディマウントの側に延びる円筒部と、前記円筒部の周方向に沿って設けられる径方向外側に延びる複数のバヨネット爪とを有し、
    前記ボディマウントは、前記レンズマウント基準面と当接するボディマウント基準面と、前記バヨネット爪と係合するボディ爪と、前記円筒部と当接する当接面を有する弾性部材とを有し、
    前記レンズユニットが前記ボディマウントに装着された際、前記弾性部材が前記円筒部に対して径方向に付勢する、カメラシステム。
  2. 前記弾性部材は、前記ボディ爪の停止位置において、前記円筒部に当接する位置に配置される請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 前記弾性部材は、成形部材でかつ前記弾性部材の全体で弾性力を奏するように構成される請求項1又は請求項2に記載のカメラシステム。
  4. 前記円筒部は、前記弾性部材と非接触の薄肉部を有する請求項1から3の何れか一項に記載のカメラシステム。
  5. 前記弾性部材が、複数配置される請求項1から4の何れか一項に記載のカメラシステム。
  6. 前記弾性部材は、前記ボディ爪又は前記ボディ爪の周方向の延長上に配置される請求項1から5の何れか一項に記載のカメラシステム。
  7. 前記ボディマウントは前記バヨネット爪を光軸方向に付勢する引込バネを備え、前記弾性部材は光軸方向から見て前記引込バネと干渉しない位置に配置される請求項1から6の何れか一項に記載のカメラシステム。
  8. 前記弾性部材が中空構造を有する請求項1から7の何れか一項に記載のカメラシステム。
  9. 前記弾性部材の前記当接面は、前記ボディ爪より前記円筒部に突出する請求項1から8の何れか一項に記載のカメラシステム。
  10. 前記弾性部材の前記当接面は、円弧形状である請求項1から9の何れか一項に記載のカメラシステム。
  11. 前記弾性部材は、前記当接面の反対面において、前記当接面の側に突出する円弧形状を有する請求項10に記載のカメラシステム。
  12. 前記弾性部材の進行方向における前記当接面の先端は角を丸めた形状である請求項1から11の何れか一項に記載のカメラシステム。
  13. レンズユニットのレンズマウントが装着されるボディマウントを有するカメラボディであって、
    前記ボディマウントが、前記レンズマウントと当接するボディマウント基準面と、ボディ爪と、前記レンズマウントの円筒部と当接し、前記円筒部に対して径方向に付勢する弾性部材とを有するカメラボディ。
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