JP6528058B2 - 嚥下時間の計測装置、計測方法 - Google Patents

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本発明は、嚥下音の計測に関し、より具体的には、嚥下音を含む体内音から嚥下時間を計測するための装置、方法、及びコンピュータ・プログラムに関する。
加齢にともなう嚥下機能の低下や障害は、誤嚥性肺炎の原因となること等から早期にそれらの症状を発見して診断及び対処を行うことが望ましい。従来から嚥下音はそうした症状の発見/診断のために利用されている。また、最近はビールや炭酸入り清涼飲料等の喉越し(飲み応え)を把握する上で嚥下音を利用しようとする動きがある。
しかし、従来の嚥下音計測、特に嚥下音からの嚥下時間の計測は目視で行われることが多く、また、装置を用いた計測では自動的に精度良く嚥下音から嚥下時間を計測することが難しかった。
例えば、特許文献1では、嚥下音と鼻孔音をマイクで測定し、鼻孔音無し(無呼吸に相当)の時の嚥下音データを採取する方法を提示している。しかし、この方法は嚥下音のみから自動的に嚥下時間を計測するものではない。
また、特許文献2では、嚥下音の特徴である喉頭蓋の閉音、喉頭蓋の開音、および食物が食道入口部を通過する時の通過音を捕捉可能なセンサ(加速度センサ)を用い、数値情報に変換したセンサ出力を時間周波数分析して各音を識別する嚥下音解析システムを提示している。しかし、このシステムも、嚥下音のみから自動的に嚥下時間を計測するものではない。
特開2015−051159号公報 特開2006−263299号公報
本発明の目的は、測定された嚥下音を含む体内音から嚥下時間を自動的に計測することができる装置、方法を提供することである。
本発明は、嚥下時間を計測するための装置を提供する。その装置は、嚥下音を含む体内音を測定する手段と、測定された体内音の信号をデジタル信号に変換する手段と、嚥下音に対応するデジタル信号を周波数解析して得られる時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出する手段と、を含む。
本発明の装置によれば、嚥下音を含む体内音のデジタル信号を時間周波数解析して得られる時間毎の周波数成分の和に変換することにより、嚥下音とその他の音との識別を容易にし(S/N比向上)、かつその周波数成分の和に所定の閾値を適宜適用することにより、嚥下音の開始から終了までの嚥下時間を精度良く計測することが可能となる。
本発明の一態様では、算出する手段は、デジタル信号の所定時間範囲毎の分散に所定の閾値を適用して嚥下音に対応するデジタル信号の嚥下範囲を特定する。
本発明の一態様によれば、嚥下音を含む体内音のデジタル信号から嚥下音に対応するデジタル信号の区間(時間範囲)を予め特定することにより、その区間についてのみその後の時間周波数解析等を適用することができるので、嚥下時間計測処理を効率的かつ効果的におこなうことが可能となる。
本発明の一態様では、時間周波数解析は、デジタル信号をWavelet変換してWavelet係数を求めることを含む。
本発明の一態様によれば、時間周波数解析としてWavelet変換を用いることにより、嚥下音を含む体内音のデジタル信号を比較的幅広い周波数範囲で周波数解析精度を向上させることができ、その結果、嚥下音及び嚥下時間の抽出精度を向上させることが可能となる。
本発明は、嚥下時間を計測するための方法を提供する。その方法は、嚥下音を含む体内音を測定するステップと、測定された体内音の信号をデジタル信号に変換するステップと、そのデジタル信号を時間周波数解析して時間毎の周波数成分を求めるステップと、時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出するステップと、を含む。
本発明の方法によれば、嚥下音を含む体内音のデジタル信号を時間周波数解析して得られる時間毎の周波数成分の和に変換することにより、嚥下音とその他の音との識別を容易にし(S/N比向上)、かつその周波数成分の和に所定の閾値を適宜適用することにより、嚥下音の開始から終了までの嚥下時間を精度良く計測することが可能となる。
本発明は、コンピュータを用いて嚥下時間を求めるためのコンピュータ・プログラムを提供する。そのプログラムは、コンピュータに、入力された嚥下音を含む体内音のデジタル信号を時間周波数解析して時間毎の周波数成分を求めるステップと、時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出するステップと、を実行させる。
本発明のコンピュータ・プログラムによれば、嚥下音を含む体内音のデジタル信号を時間周波数解析して得られる時間毎の周波数成分の和に変換することにより、嚥下音とその他の音との識別を容易にし(S/N比向上)、かつその周波数成分の和に所定の閾値を適宜適用することにより、嚥下音の開始から終了までの嚥下時間を精度良く計測することが可能となる。
本発明の一実施形態の装置の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の体内音測定手段の構成(外観)を示す図である。 本発明の一実施形態の嚥下時間算出手段の構成を示す図である。 本発明の一実施形態の方法のフローを示す図である。 本発明の一実施形態の嚥下音を含む体内音の測定結果を示す図である。 本発明の一実施形態の分散処理結果を示す図である。 本発明の一実施形態の時間周波数解析結果を示す図である。 本発明の一実施形態の疑似スペクトルパワーを示す図である。 本発明の一実施形態の閾値の組み合わせによる嚥下時間の一致率を示す図である。
図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態の嚥下時間の計測装置の構成を示す図である。計測装置は、人体1の頸部に付けて使用する嚥下音を含む体内音を測定する手段2と、測定された体内音の信号をデジタル信号に変換する手段3と、デジタル信号を時間周波数解析して得られる時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出する手段4を含む。各手段は電気的信号により通信可能に接続される。なお、デジタル信号に変換する手段3は、嚥下時間を算出する手段4の一部として一体的に構成することもできる。
図2に体内音を測定する手段2の一実施形態の概観を示す。図2の体内音を測定する手段2は、小型の聴診器部20と、アンプ付きマイク部22を含む。聴診器部20は、その集音部が喉頭***の側部にベルトで固定される。聴診器部20は、嚥下音を含む体内音を拾い(集音し)、アンプ付きマイク部22はその拾われた音をアナログの音声信号として増幅して出力する。デジタル信号に変換する手段3は、いわゆるA/Dコンバータ回路を含み、アンプ付きマイク部22から出力される音声信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換して出力する。嚥下時間を算出する手段4は、演算機能を備える、例えばいわゆるコンピュータ(PC等)からなる。コンピュータは、所定のソフトウェア(プログラム)を実行して、A/Dコンバータ回路から出力される音声信号(デジタル信号)を後述する演算処理(例えば、図4のステップS3〜S7の処理)して嚥下時間を算出する。
図3は、本発明の嚥下時間を算出する手段4として機能するコンピュータ(PC)の構成例を示すブロック図である。PC4は、バス42を介して相互に接続された演算処理装置(CPU)40、記憶手段41、各種I/F43を含む。各種I/F43は、入力I/F、出力I/F、外部記憶I/F、外部通信I/F等を含む総称として用いられる。各I/Fは、それぞれ対応するキーボード、マウス、通信ポート等の入出力手段44、CRT、LCD等の表示手段45、USB接続の半導体メモリやHDD等の外部記憶手段46等に接続する。記憶手段41は、RAM、ROM等の半導体メモリ、HDD等を含むことができる。
図4は、本発明の一実施形態の方法のフローを示す図である。ステップS1において、嚥下音を含む体内音を測定する。具体的には、例えば図2に例示した体内音を測定する手段2の聴診器部20を人の頸部に当てて、より具体的には、集音部を喉頭***の側部にベルトで固定して嚥下音を含む体内音を測定する。図5に本発明の一実施形態の嚥下音を含む体内音の測定結果を示す。図5では、時間(s)に対する音圧レベルとして示してある。ここで、音圧レベルとは、音圧の大きさを基準値との比によって表現した量(レベル)である。図5に例示されるような、喉頭***の側部で計測した体内音には、嚥下音のみではなく、心拍由来の音や呼吸由来の音、あるいは周囲の環境音などのノイズが含まれている。本発明の一実施形態の方法/計測装置では、以下に述べるように、コンピュータ(PC等)による統計処理、時間周波数解析と閾値処理により、体内音に含まれている嚥下音以外の成分を減少させ、嚥下音の開始時刻、終了時刻、発生時間(嚥下時間)を算出する。
図4のステップS2において、測定された体内音の信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。具体的には、デジタル信号に変換する手段3(A/Dコンバータ回路)を用いて、測定された体内音の信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換する。次のステップS3において、得られたデジタル信号の所定時間範囲毎の分散を求める。具体的には、例えば、最初に、データサンプル長N、サンプリングレートfsでデジタル信号(列)に変換された嚥下音を含む頸部体内音を一定の窓サイズ(データサンプル長)Nwでセクションに分割し、Ns個のセクションを得る。データサンプル長Nは、例えば16bitとすることができ、サンプリングレートfsは、例えば44.1Hzとすることができる。次に、Ns個のセクションの各々に含まれるNw個のデータに関する標準偏差σn(n=1,2,...,Ns)を求める。図6に本発明の一実施形態の分散処理結果を示す。図6では、各セクションに対する標準偏差が示されている。なお、音信号は正弦波の組み合わせで構成されるので、同じ周波数でも振幅が大きいほど信号のばらつきが大きくなり、振幅が小さいほど信号のばらつきは小さくなる。
ステップS4において、得られた分散処理結果に所定の閾値を適用して嚥下音に対応するデジタル信号の嚥下範囲を特定する。具体的には、例えば、図6に示されるように、ステップS3で得られた標準偏差σnについて閾値Tσを設定し、閾値Tσより大きい標準偏差σnを持つセクション領域A、B、Cで何らかの体内音が生じていると推定する。嚥下音は連続した音になるので、連続したセクションにおいて閾値Tσを超えると考え、最も長時間に渡って連続して閾値Tσを超えたセクション領域Cを嚥下セクション領域として特定する。嚥下セクション領域は、嚥下音が発生していると推定される区間を意味する。
ステップS5において、特定された嚥下範囲のデジタル信号に対して時間周波数解析をおこなう。具体的には、例えば、ステップS4において特定された嚥下音セクション領域(区間)Cにおける嚥下音を含む頸部体内音に対して、時間周波数分析をするために、下記の式(1)で示される連続Wavelet変換を適用してWavelet係数Wを求める。その際、マザーWaveletには下記の式(2)で示される複素Morletウェーブレットを使用する。一例として、図7に図5の体内音にWavelet変換を適用した結果を示す。
Figure 0006528058
Figure 0006528058

W :Wavelet係数
f(t) :嚥下音を含む頸部体内音信号
a :スケール(Scale(a> 0))
b :シフト(Shift)
t :時間
Ψ(t):マザーWavelet
ステップS6において、ステップS5で得られた時間周波数解析の結果から信号パワーを求める。具体的には、例えば、時刻ごとにWavelet係数の合計を求めることで、擬似的な信号パワーPi (i=0,1,...N)を算出する.これにより、全周波数帯域に関する信号パワーの変化を求めることができる。一例として、図8に図7のWavelet係数から得られた疑似信号パワー(Wavelet係数の合計値)を示す。
ステップS7において、ステップS6で得られた擬似信号パワーに所定の閾値を適用して得られる嚥下音開始時間と嚥下音終了時間との差から嚥下時間を算出する。具体的には、例えば、図8において、ステップS4で得られた嚥下セクション領域の中で、最初に閾値TPを越えた時刻を嚥下開始時刻Ts、最後に閾値TPを越えた時刻を嚥下終了時刻Teとする。そして、嚥下終了時刻Teと嚥下開始時刻Tsの差から嚥下音発生時間ΔTdを求める。
次に、ステップS3の閾値Tσ、ステップS7の閾値TPの決め方の一実施形態(概要)について説明する。複数の体内音に対して閾値Tσ、閾値TPを一定の範囲で変化させながら、ステップS3からステップS7を実行し、もっとも高精度に嚥下音時間を算出できた閾値Tσ、閾値TPの組み合わせを使用する。具体的には、例えば、4種類の試料について、12人から合計240試行の試料摂取中の体内音を計測し、15通りの組み合わせの閾値Tσ、閾値TPを用いて嚥下時間と、目視による計測との一致率を算出した。その結果を図9に示す。図9において、最も一致率が高い組み合わせとなる領域R(85〜95%の白枠内)に含まれる閾値Tσ=2.0、閾値TP=5.0を一例として用いることにした。なお、閾値として例えば領域R内の他の値(組み合わせ)を選択することもできる。
上述した図1、図2に例示される装置及び図3に例示される方法フローを用いて、下記に示す嚥下音の計測実験を行った。
<実験1>
12名の被験者(男性、平均年齢22.8歳)に対して、4種類の試料(強炭酸水,弱炭酸水,水,トロミ付き水)を5回ずつ摂取してもらい、喉頭***側部の嚥下音を計測した。なお、摂取量は20ccで固定した。得られた嚥下音から嚥下時間の抽出を目視と上述した本発明の方法の両方で実施し、目視による計測との一致率を算出した。その結果、合計240試行中210試行で一致し、一致率87.5%が得られた。
<実験2>
実験1と同等の計測装置を用い、摂取量を固定せず、日常生活レベル以上の雑音が含まれる環境で実験1と同様の計測を行った。被験者数は10名であった。その結果、約90%の割合で実験結果が目視と一致しており、耐雑音性能としても十分な性能が得られていることを確認した。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明をした。しかし、本発明はこれらの実施形態に限られるものではない。さらに、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を加えた態様で実施できるものである。
本発明の嚥下時間を計測するための方法/装置は、嚥下機能計測システム、喉越しセンサ、嚥下による食の満足度評価システム等として利用、応用することができる。
1:人体
2:嚥下音を含む体内音の測定手段
3:デジタル信号変換手段(A/Dコンバータ回路)
4:嚥下時間算出手段(コンピュータ)
20:聴診器部
22:アンプ付きマイク部
42:バス

Claims (9)

  1. 嚥下時間を計測するための装置であって、
    嚥下音を含む体内音を測定する手段と、
    測定された前記体内音の信号をデジタル信号に変換する手段と、
    前記デジタル信号の所定時間範囲毎の分散に所定の閾値を適用して前記嚥下音に対応する前記デジタル信号の嚥下範囲を特定し、当該嚥下範囲のデジタル信号を時間周波数解析して得られる時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出する手段と、を含む装置。
  2. 前記算出する手段は、前記時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して得られる嚥下音開始時間と嚥下音終了時間との差から前記嚥下時間を算出する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記算出する手段は、前記嚥下範囲のデジタル信号をWavelet変換してWavelet係数を求め、時間毎の前記Wavelet係数の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出することを含む、請求項に記載の装置。
  4. 嚥下時間を計測するための方法であって、
    嚥下音を含む体内音を測定するステップと、
    測定された前記体内音の信号をデジタル信号に変換するステップと、
    前記デジタル信号の所定時間範囲毎の分散に所定の閾値を適用して前記嚥下音に対応する前記デジタル信号の嚥下範囲を特定するステップと、
    前記嚥下範囲のデジタル信号を時間周波数解析して時間毎の周波数成分を求めるステップと、
    前記時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出するステップと、を含む方法。
  5. 前記嚥下時間を算出するステップは、前記時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して得られる嚥下音開始時間と嚥下音終了時間との差から前記嚥下時間を算出するステップを含む、請求項に記載の方法。
  6. 前記周波数成分を求めるステップは、前記嚥下範囲のデジタル信号をWavelet変換してWavelet係数を求めることを含み、
    前記嚥下時間を算出するステップは、時間毎の前記Wavelet係数の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出することを含む、請求項に記載の方法。
  7. コンピュータを用いて嚥下時間を求めるためのコンピュータ・プログラムであって、コンピュータに、
    入力された嚥下音を含む体内音のデジタル信号の所定時間範囲毎の分散に所定の閾値を適用して前記嚥下音に対応する前記デジタル信号の嚥下範囲を特定するステップと、
    前記嚥下範囲のデジタル信号を時間周波数解析して時間毎の周波数成分を求めるステップと、
    前記時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出するステップと、を実行させる、コンピュータ・プログラム。
  8. 前記嚥下時間を算出するステップは、前記時間毎の周波数成分の和に所定の閾値を適用して得られる嚥下音開始時間と嚥下音終了時間との差から前記嚥下時間を算出するステップを含む、請求項に記載のコンピュータ・プログラム。
  9. 前記周波数成分を求めるステップは、前記嚥下範囲のデジタル信号をWavelet変換してWavelet係数を求めることを含み、
    前記嚥下時間を算出するステップは、時間毎の前記Wavelet係数の和に所定の閾値を適用して嚥下時間を算出することを含む、請求項に記載のコンピュータ・プログラム。
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