JP6527305B2 - 禁煙のためのβ−アドレナリン作動性インバースアゴニストの使用 - Google Patents
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Description
この出願は、表題「Use of Beta−Adrenergic Inverse Agonists for Smoking Cessation」の2011年1月10日に出願された、R.A.Bondらによる米国仮特許出願第61/431,308号(この内容は、その全体が参考として本明細書に援用される)からの優先権を主張する。
本発明は、禁煙のため、特に、禁煙と関連している一連の身体的および生理学的症状:例えば限定されないが、一般開業医または専門家のいずれかの管理の下で禁煙を試みている個体において起こる渇望、振せん、咳、痰を伴う咳(productive cough)および粘液の分泌過多をコントロールまたは予防するためのβ−アドレナリン作動性インバースアゴニストを使用する新規な方法および組成物に関する。詳しくは、本発明は、禁煙を補助するための処置としての選択的または非選択的β2−アドレナリン作動性インバースアゴニストの長期投与を提供する組成物および方法に関する。
本発明による方法および組成物により、β−アドレナリン作動性インバースアゴニストの規則的な(長期)投与によって、禁煙と関連している症状、例えば限定されないが、振せん、渇望、粘液分泌過多および急性または慢性の咳を引き起こす解剖学的または生理学的変化の予防または低減の効率的な手段がもたらされる。このような方法および組成物は、禁煙の試みに伴う一連の症状の遮断または処置において特に有効である。このような症状としては、振せん、咳および粘液分泌過多が挙げられる。
の化合物からなる群より選択される。より好ましくは、この代替例において、β−アドレナリン作動性インバースアゴニストはナドロールである。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(2)粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物
を投与することを含む、呼吸道における粘液分泌過多を予防またはコントロールする方法である。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(2)禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物
を投与することを含む方法である。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;および
(3)禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物
を投与することを含む方法である。
(1)治療有効量の上記のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(2)少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物である。
(1)治療有効量の上記のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)粘液分泌過多を処置するための治療有効量の上記のさらなる化合物;および
(3)少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物である。
(1)治療有効量の上記のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)禁煙を促進させるための治療有効量の上記のさらなる化合物;および
(3)少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物である。
(1)治療有効量の上記のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物;
(3)粘液分泌過多を処置するための治療有効量の上記のさらなる化合物;および
(4)少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物である。
したがって、本発明は、以下の項目を提供する:
(項目1)
治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニストを、粘液分泌過多を有するか、または粘液分泌過多のリスクがある被験体に投与することを含む、呼吸道における粘液分泌過多を予防またはコントロールする方法。
(項目2)
上記粘液分泌過多が禁煙と関連しており、上記被験体が、禁煙を試みているか、または禁煙しようとしている被験体である、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記被験体が禁煙を試みている被験体である、項目2に記載の方法。
(項目4)
上記被験体が禁煙しようとしている被験体であり、上記方法が予防的に適用される、項目2に記載の方法。
(項目5)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目1に記載の方法。
(項目6)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目5に記載の方法。
(項目7)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目1に記載の方法。
(項目8)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールおよび式(I)
(項目9)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがナドロールである、項目8に記載の方法。
(項目10)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールおよび式(II)
(項目11)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがカルベジロールである、項目10に記載の方法。
(項目12)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、チモロールおよび式(III)
(項目13)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがチモロールである、項目12に記載の方法。
(項目14)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、メトプロロールおよび式(IV)
(項目15)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがメトプロロールである、項目14に記載の方法。
(項目16)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551および式(V)
(項目17)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがICI−118,551である、項目16に記載の方法。
(項目18)
上記被験体の血流において上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストの連続的なレベルがもたらされる、項目1に記載の方法。
(項目19)
肺のβ−アドレナリン作動性受容体の上方調節という治療効果が奏される、項目1に記載の方法。
(項目20)
上記呼吸道の上皮細胞の粘液生成杯細胞への形質転換が阻害または逆転される、項目1に記載の方法。
(項目21)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが経皮パッチの使用によって投与される、項目1に記載の方法。
(項目22)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがチューインガムによって投与される、項目1に記載の方法。
(項目23)
振せん、咳および粘液分泌過多からなる群より選択される1つ以上の症状が処置される、項目1に記載の方法。
(項目24)
粘液分泌過多を特徴とする疾患または状態を処置または予防する方法であって、治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニストを、かかる疾患もしくは状態を有するか、またはかかる疾患もしくは状態に罹患するリスクがある被験体に投与することを含む、方法。
(項目25)
上記疾患または上記状態がニコチン離脱症状である、項目24に記載の方法。
(項目26)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目24に記載の方法。
(項目27)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目26に記載の方法。
(項目28)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、立体異性体、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目26に記載の方法。
(項目29)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールおよび式(I)
(項目30)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがナドロールである、項目29に記載の方法。
(項目31)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールおよび式(II)
(項目32)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがカルベジロールである、項目31に記載の方法。
(項目33)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、チモロールおよび式(III)
(項目34)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがチモロールである、項目33に記載の方法。
(項目35)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、メトプロロールおよび式(IV)
(項目36)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがメトプロロールである、項目35に記載の方法。
(項目37)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551および式(V)
(項目38)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがICI−118,551である、項目37に記載の方法。
(項目39)
上記被験体の血流において上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストの連続的なレベルがもたらされる、項目24に記載の方法。
(項目40)
肺のβ−アドレナリン作動性受容体の上方調節という治療効果が奏される、項目21に記載の方法。
(項目41)
上記呼吸道の上皮細胞の粘液生成杯細胞への形質転換が阻害または逆転される、項目21に記載の方法。
(項目42)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが経皮パッチの使用によって投与される、項目24に記載の方法。
(項目43)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがチューインガムによって投与される、項目24に記載の方法。
(項目44)
振せん、咳および粘液分泌過多からなる群より選択される1つ以上の症状が処置される、項目24に記載の方法。
(項目45)
粘液分泌過多を有するか、または粘液分泌過多のリスクがある被験体に:
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(b) 粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物
を投与することを含む、呼吸道における粘液分泌過多を予防またはコントロールする方法。
(項目46)
上記粘液分泌過多が禁煙と関連しており、上記被験体が、禁煙を試みているか、または禁煙しようとしている被験体である、項目45に記載の方法。
(項目47)
上記被験体が禁煙を試みている被験体である、項目46に記載の方法。
(項目48)
上記被験体が禁煙しようとしている被験体であり、上記方法が予防的に適用される、項目46に記載の方法。
(項目49)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目45に記載の方法。
(項目50)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目49に記載の方法。
(項目51)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目45に記載の方法。
(項目52)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールおよび式(I)
(項目53)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがナドロールである、項目52に記載の方法。
(項目54)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールおよび式(II)
(項目55)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがカルベジロールである、項目54に記載の方法。
(項目56)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、チモロールおよび式(III)
(項目57)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがチモロールである、項目56に記載の方法。
(項目58)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、メトプロロールおよび式(IV)
(項目59)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがメトプロロールである、項目58に記載の方法。
(項目60)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551および式(V)
(項目61)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがICI−118,551である、項目60に記載の方法。
(項目62)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が抗生物質である、項目45に記載の方法。
(項目63)
上記抗生物質が、アミノペニシリン、キノロンおよびトリメトプリム・スルファメトキサゾールからなる群より選択される、項目62に記載の方法。
(項目64)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物がDNアーゼである、項目45に記載の方法。
(項目65)
上記DNアーゼが組換えヒトDNアーゼである、項目64に記載の方法。
(項目66)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が気管支拡張薬である、項目45に記載の方法。
(項目67)
上記気管支拡張薬が、メチルキサンチン、強力なβ 2 −アドレナリン作動性刺激特性を有する交感神経様作用薬、および抗コリン作動薬からなる群より選択される、項目66に記載の方法。
(項目68)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物がコルチコステロイドである、項目45に記載の方法。
(項目69)
上記コルチコステロイドが、ベクロメタゾン、モメタゾン、ブデソニド、シクレソニド、フルニソリド、フルチカゾン、メチルプレドニゾロン、プレドニゾロン、プレドニゾンおよびトリアムシノロン、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目68に記載の方法。
(項目70)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が上皮増殖因子受容体アンタゴニストである、項目45に記載の方法。
(項目71)
上皮増殖因子受容体アンタゴニストが、抗EGF−R抗体、チロシンキナーゼ阻害薬、酸化防止剤、マイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼ(MEK)の阻害薬、膜貫通メタロプロテイナーゼ(MP)の阻害薬、およびEGF生成またはEGF−R生成を刺激する因子に結合する抗体からなる群より選択される、項目70に記載の方法。
(項目72)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が去痰薬である、項目45に記載の方法。
(項目73)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が、(2R,3R,4S,5R)−2−[6 アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロフラン−3,4−ジオールである、項目45に記載の方法。
(項目74)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が、4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエチオキシ(phenylethyoxy))プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2−(3H)−ベンゾチアゾロンである、項目45に記載の方法。
(項目75)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が、シス−20,4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサンカルボン酸である、項目45に記載の方法。
(項目76)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物がPDE4阻害薬である、項目45に記載の方法。
(項目77)
上記PDE4阻害薬が、シロミラスト、フィラミナスト、イブジラスト、ピクラミラストおよびロフルミラストからなる群より選択される、項目76に記載の方法。
(項目78)
上記PDE4阻害薬が、ロフルミラストおよびシロミラストからなる群より選択される、項目77に記載の方法。
(項目79)
粘液分泌過多を有するか、または粘液分泌過多のリスクがある被験体に:
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(b) 禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物
を投与することを含み、該粘液分泌過多が禁煙と関連しており、該被験体が、禁煙を試みているか、または禁煙しようとしている被験体である、呼吸道における粘液分泌過多を予防またはコントロールする方法。
(項目80)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目79に記載の方法。
(項目81)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目80に記載の方法。
(項目82)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目80に記載の方法。
(項目83)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールおよび式(I)
(項目84)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがナドロールである、項目83に記載の方法。
(項目85)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールおよび式(II)
(項目86)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがカルベジロールである、項目85に記載の方法。
(項目87)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、チモロールおよび式(III)
(項目88)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがチモロールである、項目87に記載の方法。
(項目89)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、メトプロロールおよび式(IV)
(項目90)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがメトプロロールである、項目89に記載の方法。
(項目91)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551および式(V)
(項目92)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがICI−118,551である、項目91に記載の方法。
(項目93)
禁煙を促進させるための上記さらなる化合物が、ブプロプリオン、バレニクリン、クロニジンおよびノルトリプチリン、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、立体異性体、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目79に記載の方法。
(項目94)
粘液分泌過多を有するか、または粘液分泌過多のリスクがある被験体に:
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(b) 粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;および
(c) 禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物
を投与することを含み、該粘液分泌過多が禁煙と関連しており、該被験体が、禁煙を試みているか、または禁煙しようとしている被験体である、呼吸道における粘液分泌過多を予防またはコントロールする方法。
(項目95)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目94に記載の方法。
(項目96)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目95に記載の方法。
(項目97)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目94に記載の方法。
(項目98)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が、抗生物質;DNアーゼ;気管支拡張薬;コルチコステロイド;上皮増殖因子アンタゴニスト;去痰薬;(2R,3R,4S,5R)−2−[6 アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロフラン−3,4−ジオール;4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエチオキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2−(3H)−ベンゾチアゾロン;シス−20,4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサンカルボン酸;およびPDE4阻害薬からなる群より選択される、項目94に記載の方法。
(項目99)
禁煙を促進させるための上記さらなる化合物が、ブプロプリオン、バレニクリン、クロニジンおよびノルトリプチリン、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、立体異性体、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目94に記載の方法。
(項目100)
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(b) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
該医薬組成物は、粘液分泌過多を処置するために処方されたものである、医薬組成物。
(項目101)
ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものである、項目100に記載の医薬組成物。
(項目102)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目100に記載の医薬組成物。
(項目103)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目102に記載の医薬組成物。
(項目104)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目101に記載の医薬組成物。
(項目105)
経皮パッチによる投与のために処方されたものである、項目100に記載の医薬組成物。
(項目106)
チューインガムとしての投与のために処方されたものである、項目100に記載の医薬組成物。
(項目107)
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(b) 粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;および
(c) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
該医薬組成物は、粘液分泌過多を処置するために処方されたものである、医薬組成物。
(項目108)
ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものである、項目107に記載の医薬組成物。
(項目109)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目107に記載の医薬組成物。
(項目110)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目109に記載の医薬組成物。
(項目111)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目107に記載の医薬組成物。
(項目112)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が、抗生物質;DNアーゼ;気管支拡張薬;コルチコステロイド;上皮増殖因子アンタゴニスト;去痰薬;(2R,3R,4S,5R)−2−[6 アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロフラン−3,4−ジオール;4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエチオキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2−(3H)−ベンゾチアゾロン;シス−20,4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサンカルボン酸;およびPDE4阻害薬からなる群より選択される、項目107に記載の医薬組成物。
(項目113)
経皮パッチによる投与のために処方されたものである、項目107に記載の医薬組成物。
(項目114)
チューインガムとしての投与のために処方されたものである、項目107に記載の医薬組成物。
(項目115)
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(b) 禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物;および
(c) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
該医薬組成物は、ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものである、医薬組成物。
(項目116)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目115に記載の医薬組成物。
(項目117)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目116に記載の医薬組成物。
(項目118)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目115に記載の医薬組成物。
(項目119)
禁煙を促進させるための上記さらなる化合物が、ブプロプリオン、バレニクリン、クロニジンおよびノルトリプチリン、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、立体異性体、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目115に記載の医薬組成物。
(項目120)
経皮パッチによる投与のために処方されたものである、項目115に記載の医薬組成物。
(項目121)
チューインガムとしての投与のために処方されたものである、項目115に記載の医薬組成物。
(項目122)
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(b) 粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;
(c) 禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物;および
(d) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
該医薬組成物は、ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものである、医薬組成物。
(項目123)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、β 2 選択的インバースアゴニスト、ならびにβ 1 −およびβ 2 −アドレナリン作動性受容体のどちらに対してもインバースアゴニスト活性を有する非選択的インバースアゴニストからなる群より選択される、項目122に記載の医薬組成物。
(項目124)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがβ 2 選択的インバースアゴニストである、項目123に記載の医薬組成物。
(項目125)
上記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、ブプラノロール、ブトキサミン、カラゾロール、カルベジロール、ICI−118,551、レボブノロール、メトプロロール、プロプラノロール、ソタロールおよびチモロール、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目122に記載の医薬組成物。
(項目126)
粘液分泌過多を処置するための上記さらなる化合物が、抗生物質;DNアーゼ;気管支拡張薬;コルチコステロイド;上皮増殖因子アンタゴニスト;去痰薬;(2R,3R,4S,5R)−2−[6 アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロフラン−3,4−ジオール;4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエチオキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2−(3H)−ベンゾチアゾロン;シス−20,4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサンカルボン酸;およびPDE4阻害薬からなる群より選択される、項目122に記載の医薬組成物。
(項目127)
禁煙を促進させるための上記さらなる化合物が、ブプロプリオン、バレニクリン、クロニジンおよびノルトリプチリン、ならびにその塩、溶媒和物、類似体、同族体、模倣物、生物学的等価物、立体異性体、加水分解生成物、代謝産物、前駆体およびプロドラッグからなる群より選択される、項目122に記載の医薬組成物。
(項目128)
経皮パッチによる投与のために処方されたものである、項目122に記載の医薬組成物。
(項目129)
チューインガムとしての投与のために処方されたものである、項目122に記載の医薬組成物。
本明細書で用いる場合、一般的に認められている受容体の二状態モデル理論において、用語「アゴニスト」は、受容体の活性部位に対して親和性を有し、それにより該受容体の活性状態を優先的に安定化させる物質、あるいは、受容体の活性化をもたらし、該受容体によるシグナル伝達を向上させる物質(例えば限定されないが、薬物、ホルモンまたは神経伝達物質)と定義する。作用機序(1つまたは複数)に関係なく、アゴニストは、受容体の活性化をもたらし、該受容体によるシグナル伝達を向上させるものである。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(2)粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物
を投与することを含む、呼吸道における粘液分泌過多を予防またはコントロールする方法を含む。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(2)少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
この医薬組成物は、粘液分泌過多を処置するために処方されたものである。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;および
(3)少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
この医薬組成物は、粘液分泌過多を処置するために処方されたものである。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物;および
(3)少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
この医薬組成物は、ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものである。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(2)禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物
を投与することを含む方法である。
(1)治療有効量の上記のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)禁煙を促進させるための治療有効量の上記のさらなる化合物;および
(3) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含むものであり得る。
(1)治療有効量の上記のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)粘液分泌過多を処置するための治療有効量の上記のさらなる化合物;
(3)禁煙を促進させるための治療有効量の上記のさらなる化合物;および
(4) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含むものであり得る。
(1)治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(2)粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;および
(3)禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物
投与することを含むものである。
マウスを、抗原オボアルブミンへの感作によって喘息にした。6週齢のBalb/cJマウス(Jackson Animal Laboratory,Bar Harbor,Maine)を特定病原体除去条件下に収容し、ニワトリオボアルブミン無含有の食餌を与えた。マウスを、水酸化アルミニウムに吸着させた25μgのオボアルブミンの皮下注射で、プロトコルの2、9および16日目に感作させた。続いて、マウスに25μgのオボアルブミンを含有する50μLの食塩水溶液を、プロトコルの23〜27日目に毎日鼻内に与えた。オボアルブミン感作食塩水負荷刺激マウスの群を、全身感作かつオボアルブミンでの呼吸器負荷刺激の対照として供する。鼻内投与の前に、マウスをハロタン蒸気で鎮静にした。この実施例の試験では、オボアルブミン感作かつオボアルブミン負荷刺激マウス、およびオボアルブミン感作かつ食塩水負荷刺激マウスを、それぞれ、喘息マウスおよび対照マウスという。
本発明は、特に呼吸器系における粘液の分泌過多を予防または逆転させる改善された方法、ならびに粘液の分泌過多を特徴とする疾患および状態、例えば限定されないが、慢性の咳、痰を伴う咳と関連している慢性の咳、喀痰を伴わない咳と関連している慢性の咳および慢性気管支炎を処置する改善された方法を提供する。該方法は、粘液分泌過多が禁煙の最も重大な帰結の1つであり、その結果としての不快感が、禁煙を試みている被験体の多くに喫煙を再開させてしまうため、禁煙を試みている被験体に特に適している。該方法は、習慣的使用に充分適合されたものであり、他の方法によって分泌過多を処置し得る薬剤に対する耐性または不応答性の発現を抑制する。該方法では、実際に、呼吸器系の線毛上皮の粘液分泌杯細胞が優位を占める上皮への形質転換が逆転されている。該方法は、耐容性が良好であり、副作用は生じない;該方法を、粘液分泌過多を特徴とする疾患または状態のための他の慣用的な治療モダリティと一緒に使用してもよい。特に、本発明によるβ−アドレナリン作動性インバースアゴニストの投与方法は、禁煙と関連している生理学的症状のうちの1つ以上、例えば限定されないが、振せん、粘液分泌過多および咳に対処するものである。この活性により、禁煙に対する独自のアプローチがもたらされ、心理学的および行動的問題点を処置する他の方法が補完される。
Claims (84)
- 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニストを含む、被験体の呼吸道における粘液分泌過多を予防またはコントロールするための組成物であって、該粘液分泌過多が禁煙と関連しており、該被験体が、禁煙を試みているか、または禁煙しようとしている被験体であり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、組成物。
- 前記被験体が禁煙を試みている被験体である、請求項1に記載の組成物。
- 前記被験体が禁煙しようとしている被験体であり、前記組成物が予防的に適用される、請求項1に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがナドロールである、請求項1に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがカルベジロールである、請求項1に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物の投与によって、前記被験体の血流において前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストの連続的なレベルがもたらされる、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物の投与によって、肺のβ−アドレナリン作動性受容体の上方調節という治療効果が奏される、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物の投与によって、前記呼吸道の上皮細胞の粘液生成杯細胞への形質転換が阻害または逆転される、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物が経皮パッチの使用によって投与される、請求項1に記載の組成物。
- 前記組成物がチューインガムによって投与される、請求項1に記載の組成物。
- 振せん、咳および粘液分泌過多からなる群より選択される1つ以上の禁煙と関連する症状が処置される、請求項1に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を特徴とする疾患または状態を処置または予防するための組成物であって、かかる疾患もしくは状態を有するか、またはかかる疾患もしくは状態に罹患するリスクがある被験体に投与するための、治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニストを含み、該疾患または該状態がニコチン離脱症状であり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがナドロールである、請求項13に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがカルベジロールである、請求項13に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項13に記載の組成物。
- 前記組成物の投与によって、前記被験体の血流において前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストの連続的なレベルがもたらされる、請求項13に記載の組成物。
- 前記組成物の投与によって、肺のβ−アドレナリン作動性受容体の上方調節という治療効果が奏される、請求項13に記載の組成物。
- 前記組成物の投与によって、前記呼吸道の上皮細胞の粘液生成杯細胞への形質転換が阻害または逆転される、請求項13に記載の組成物。
- 前記組成物が経皮パッチの使用によって投与される、請求項13に記載の組成物。
- 前記組成物がチューインガムによって投与される、請求項13に記載の組成物。
- 振せん、咳および粘液分泌過多からなる群より選択される1つ以上の禁煙と関連する症状が処置される、請求項13に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を有するか、または粘液分泌過多のリスクがある被験体に投与するための、呼吸道における粘液分泌過多を予防またはコントロールするための組成物であって、該組成物は:
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(b) 粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物
を含み、該粘液分泌過多が禁煙と関連しており、該被験体が、禁煙を試みているか、または禁煙しようとしている被験体であり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、組成物。 - 前記被験体が禁煙を試みている被験体である、請求項23に記載の組成物。
- 前記被験体が禁煙しようとしている被験体であり、前記組成物が予防的に適用される、請求項23に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがナドロールである、請求項23に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがカルベジロールである、請求項23に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項23に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が抗生物質である、請求項23に記載の組成物。
- 前記抗生物質が、アミノペニシリン、キノロンおよびトリメトプリム・スルファメトキサゾールからなる群より選択される、請求項29に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物がDNアーゼである、請求項23に記載の組成物。
- 前記DNアーゼが組換えヒトDNアーゼである、請求項31に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が気管支拡張薬である、請求項23に記載の組成物。
- 前記気管支拡張薬が、メチルキサンチン、強力なβ2−アドレナリン作動性刺激特性を有する交感神経様作用薬、および抗コリン作動薬からなる群より選択される、請求項33に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物がコルチコステロイドである、請求項23に記載の組成物。
- 前記コルチコステロイドが、ベクロメタゾン、モメタゾン、ブデソニド、シクレソニド、フルニソリド、フルチカゾン、メチルプレドニゾロン、プレドニゾロン、プレドニゾンおよびトリアムシノロンからなる群より選択される、請求項35に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が上皮増殖因子受容体アンタゴニストである、請求項23に記載の組成物。
- 上皮増殖因子受容体アンタゴニストが、抗EGF−R抗体、チロシンキナーゼ阻害薬、酸化防止剤、マイトジェン活性化プロテインキナーゼキナーゼ(MEK)の阻害薬、膜貫通メタロプロテイナーゼ(MP)の阻害薬、およびEGF生成またはEGF−R生成を刺激する因子に結合する抗体からなる群より選択される、請求項37に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が去痰薬である、請求項23に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が、(2R,3R,4S,5R)−2−[6 アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロフラン−3,4−ジオールである、請求項23に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が、4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエチオキシ(phenylethyoxy))プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2−(3H)−ベンゾチアゾロンである、請求項23に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が、シス−20,4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサンカルボン酸である、請求項23に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物がPDE4阻害薬である、請求項23に記載の組成物。
- 前記PDE4阻害薬が、シロミラスト、フィラミナスト、イブジラスト、ピクラミラストおよびロフルミラストからなる群より選択される、請求項43に記載の組成物。
- 前記PDE4阻害薬が、ロフルミラストおよびシロミラストからなる群より選択される、請求項44に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を有するか、または粘液分泌過多のリスクがある被験体に投与するための、粘液分泌過多を特徴とする疾患または状態を処置または予防するための組成物であって、該組成物は:
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(b) 禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物
を含み、該粘液分泌過多が禁煙と関連しており、該被験体が、禁煙を試みているか、または禁煙しようとしている被験体であり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、組成物。 - 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがナドロールである、請求項46に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがカルベジロールである、請求項46に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストがICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項46に記載の組成物。
- 禁煙を促進させるための前記さらなる化合物が、ブプロプリオン、バレニクリン、クロニジンおよびノルトリプチリンからなる群より選択される、請求項46に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を有するか、または粘液分泌過多のリスクがある被験体に投与するための、粘液分泌過多を特徴とする疾患または状態を処置または予防するための組成物であって、該組成物は:
(a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(b) 粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;および
(c) 禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物
を含み、該粘液分泌過多が禁煙と関連しており、該被験体が、禁煙を試みているか、または禁煙しようとしている被験体であり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、組成物。 - 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールである、請求項51に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールである、請求項51に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項51に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が、抗生物質;DNアーゼ;気管支拡張薬;コルチコステロイド;上皮増殖因子アンタゴニスト;去痰薬;(2R,3R,4S,5R)−2−[6 アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロフラン−3,4−ジオール;4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエチオキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2−(3H)−ベンゾチアゾロン;シス−20,4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサンカルボン酸;およびPDE4阻害薬からなる群より選択される、請求項51に記載の組成物。
- 禁煙を促進させるための前記さらなる化合物が、ブプロプリオン、バレニクリン、クロニジンおよびノルトリプチリンからなる群より選択される、請求項51に記載の組成物。
- (a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;および
(b) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
該医薬組成物は、ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものであり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、医薬組成物。 - 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールである、請求項57に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールである、請求項57に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項57に記載の組成物。
- 経皮パッチによる投与のために処方されたものである、請求項57に記載の医薬組成物。
- チューインガムとしての投与のために処方されたものである、請求項57に記載の医薬組成物。
- (a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(b) 粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;および
(c) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
該医薬組成物は、ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものであり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、医薬組成物。 - 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールである、請求項63に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールである、請求項63に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項63に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が、抗生物質;DNアーゼ;気管支拡張薬;コルチコステロイド;上皮増殖因子アンタゴニスト;去痰薬;(2R,3R,4S,5R)−2−[6 アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロフラン−3,4−ジオール;4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエチオキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2−(3H)−ベンゾチアゾロン;シス−20,4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサンカルボン酸;およびPDE4阻害薬からなる群より選択される、請求項63に記載の医薬組成物。
- 経皮パッチによる投与のために処方されたものである、請求項63に記載の医薬組成物。
- チューインガムとしての投与のために処方されたものである、請求項63に記載の医薬組成物。
- (a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(b) 禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物;および
(c) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
該医薬組成物は、ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものであり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、医薬組成物。 - 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールである、請求項70に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールである、請求項70に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項70に記載の組成物。
- 禁煙を促進させるための前記さらなる化合物が、ブプロプリオン、バレニクリン、クロニジンおよびノルトリプチリンからなる群より選択される、請求項70に記載の医薬組成物。
- 経皮パッチによる投与のために処方されたものである、請求項70に記載の医薬組成物。
- チューインガムとしての投与のために処方されたものである、請求項70に記載の医薬組成物。
- (a) 治療有効量のβ−アドレナリン作動性インバースアゴニスト;
(b) 粘液分泌過多を処置するための治療有効量のさらなる化合物;
(c) 禁煙を促進させるための治療有効量のさらなる化合物;および
(d) 少なくとも1種類の薬学的に許容され得る担体
を含む医薬組成物であって、
該医薬組成物は、ニコチン離脱と関連している粘液分泌過多を処置するために処方されたものであり、該β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロール、カルベジロール、およびICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)からなる群より選択される、医薬組成物。 - 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ナドロールである、請求項77に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、カルベジロールである、請求項77に記載の組成物。
- 前記β−アドレナリン作動性インバースアゴニストが、ICI−118,551((+/−)−1−[2,3−(ジヒドロ−7−メチル−1H−インデン−4−イル)オキシ]−3−[(1−メチルエチル)アミノ]−2−ブタノール)である、請求項77に記載の組成物。
- 粘液分泌過多を処置するための前記さらなる化合物が、抗生物質;DNアーゼ;気管支拡張薬;コルチコステロイド;上皮増殖因子アンタゴニスト;去痰薬;(2R,3R,4S,5R)−2−[6 アミノ−2−(1S−ヒドロキシメチル−2−フェニル−エチルアミノ)−プリン−9−イル]−5−(2−エチル−2H−テトラゾル−5−イル)−テトラヒドロフラン−3,4−ジオール;4−ヒドロキシ−7−[2−[[2−[[3−(2−フェニルエチオキシ)プロピル]スルホニル]エチル]アミノ]エチル−2−(3H)−ベンゾチアゾロン;シス−20,4−シアノ−4−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]シクロヘキサンカルボン酸;およびPDE4阻害薬からなる群より選択される、請求項77に記載の医薬組成物。
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- チューインガムとしての投与のために処方されたものである、請求項77に記載の医薬組成物。
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