JP6520860B2 - 画像処理システム - Google Patents

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Description

この発明は、画像処理システムに関するものである。
複合機に代表される画像処理装置や画像形成装置においては、画像データを基に、感光体に対して光を照射し、感光体上に静電潜像を形成する。その後、形成した静電潜像の上に帯電したトナーを供給して可視画像とした後、用紙に転写して定着させ、装置外に排出して印刷する。
画像形成装置における光に関する技術が、特開2014−150474号公報(特許文献1)、および特開2015−126504号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1に開示の画像形成システムは、発光部を有する画像形成装置と、画像形成装置と可視光通信及び可視光通信とは異なる通信方式による通常通信を行う携帯端末とを有する。画像形成装置は、発光部を用いた可視光通信により、画像形成装置内の情報を送信する可視光送信部と、可視光送信部の動作を制御する送信制御部とを備える。情報端末は、受光部と、受光部で可視光を受光して得られた情報に基づいて、送信側から送信された可視光通信情報を取得する情報取得部とを備える。情報取得部は、情報端末で情報取得部が動作可能になったとき、通常通信で画像形成装置と通信を行うことにより送信制御部に発光通信開始依頼を行う。送信制御部は、情報取得部から発光通信開始依頼を受けた場合であって可視光送信部が発光部を用いた情報の送信を停止しているとき、発光部を用いた情報の送信を実行させる。特許文献1に開示の画像形成システムは、このような構成を備えることを特徴としている。
特許文献2に開示のデータ設定システムは、画像読み取り部を備えた画像形成装置と、光照射部を備えた通信端末装置とを有する。画像形成装置は、画像読み取り部を用いて外部の光信号を受信する光通信受信手段と、受信された光信号に対応するデータの設定を実行する光通信実行手段とを備える。通信端末装置は、光照射部を用いてデータの設定に対応する光信号を発信する光通信発信手段を備える。特許文献2に開示のデータ設定システムは、このような構成を備えることを特徴としている。
特開2014−150474号公報 特開2015−126504号公報
携帯端末装置を所有するユーザーは、例えば、画像処理装置と自らの所有する携帯端末装置との間で画像データの授受を行いたい場合、携帯端末装置と画像処理装置との間のネットワーク接続を確立させる必要がある。この場合、画像処理装置のIPアドレス等の情報を携帯端末装置側に入力し、ネットワーク接続に要する詳細な設定をユーザーの手入力等で行わなければならない。このようなユーザーの作業は、煩雑であり、できるだけ行いたくないものである。また、できるだけ早く、すなわち、時間的に効率よく携帯端末装置側へ情報を送って、設定を行うことが望まれる。
この発明の目的は、画像処理装置から携帯端末装置へ情報を送信する際に、容易にかつ効率的に情報を送信することができる画像処理システムを提供することである。
この発明に係る画像処理システムは、画像を処理する画像処理装置、および画像処理装置と可視光通信が可能な携帯端末装置を含む。画像処理装置は、ランプと、ランプ制御部と、情報要素生成部と、送信制御部とを備える。ランプは、画像処理装置外から視認可能な位置に配置されている。ランプは、点灯により画像処理装置の状態を示す。ランプ制御部は、ランプの点灯状態を制御する。情報要素生成部は、画像処理装置から携帯端末装置へ送信する送信情報を複数に分割して、各々の最初にスタートフレーム、各々の最後にストップフレームを付加して複数の情報要素を生成する。送信制御部は、ランプにより点灯される光を用いて、情報要素生成部により生成された複数の情報要素を可視光通信により送信するようランプ制御部を制御する。携帯端末装置は、撮像部と、情報要素抽出部と、判断部と、送信情報導出部とを備える。撮像部は、点灯しているランプの光を撮像する。情報要素抽出部は、撮像部により撮像された光から、可視光通信により情報要素を抽出する。判断部は、情報要素抽出部により全ての情報要素が抽出された否かを判断する。送信情報導出部は、判断部により全ての情報要素が抽出されたと判断されれば、全ての情報要素を繋ぎ合わせて、送信情報を導出する。ランプ制御部は、ランプを点滅させるよう制御する。情報要素生成部は、ランプの消灯の前後で情報要素の送信が跨ると予め判断すれば、消灯前の位置に中断フレームを付加し、点灯直後の位置に再開フレームを付加して情報要素を生成する。
このような画像処理システムによれば、画像処理装置から携帯端末装置へ情報を送信する際に、送信情報を複数に分割して情報要素を生成し、可視光通信により情報を送信する。携帯端末装置は、撮像された光の中から情報要素を抽出し、全ての情報要素を繋ぎ合わせて、送信情報を取得する。そうすると、ユーザーの手で送信情報を携帯端末装置に入力する必要はない。また、情報要素は複数に分割されているため、可視光通信の遮断等が生じても、それぞれの情報要素を効率的に抽出することができる。したがって、このような画像処理システムは、画像処理装置から携帯端末装置へ情報を送信する際に、容易にかつ効率的に情報を送信することができる。
この発明の一実施形態に係る画像処理システムの外観を示す概略図である。 図1に示す画像処理システムの構成を示すブロック図である。 複合機制御部の構成を示すブロック図である。 情報要素の構成を概念的に示す図である。 複合機から携帯端末装置に送信情報を送信する場合の処理の流れを示すフローチャートである。 複数の情報要素から構成される送信情報を示す概念図である。 情報要素が送信されている時に、撮像カメラによる撮像が開始された状態を示す図である。 可視光通信が遮断された状態を示す図である。 LEDランプの消灯の前後に情報要素の送信が跨ると判断された場合の送信制御部の制御状態を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態に係る画像処理システムの外観を示す概略図である。図2は、図1に示す画像処理システムの構成を示すブロック図である。
図1および図2を参照して、画像処理システム24は、画像を処理する画像処理装置としての複合機11、および複合機11と可視光通信が可能な携帯端末装置31を含む。携帯端末装置31は、例えば、複合機11を操作可能な第一のユーザーによって所有されるものである。
次に、複合機11の構成について説明する。複合機11は、画像処理に関し、複写機能、プリンター機能、ファクシミリ機能等、複数の機能を有する。複合機11は、複合機制御部12と、操作部13と、画像読み取り部14と、画像形成部15と、給紙カセット16と、複合機ハードディスク17と、ネットワーク23と接続するための複合機ネットワークインターフェース部18とを備える。
複合機制御部12は、複合機11全体の制御を行う。なお、複合機制御部12は、一時的にデータを記憶する主記憶メモリ19を含む。操作部13は、複合機11側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する表示部としてのタッチパネル型式の表示画面21を含む。操作部13は、印刷部数や階調等の画像形成の条件といった画像形成に関するユーザーからの入力を受け付ける。画像読み取り部14は、セット位置にセットされた原稿を不図示の読み取り位置に搬送する原稿搬送装置としてのADF(Auto Document Feeder)22を含む。画像読み取り部14は、ADF22または不図示の載置台上にセットされた原稿の画像を読み取る。給紙カセット16は、複数設けられており、それぞれ複数枚の用紙をその内部に収納することができる。画像形成部15は、画像読み取り部14により読み取られた原稿の画像データやネットワーク23を介して送信された画像データを基に、給紙カセット16等から搬送されてきた用紙に画像を形成して印刷する。複合機ハードディスク17は、送信された画像データや入力された画像形成条件等、画像形成に関するデータを記憶する。
複合機11は、第一の消費電力で待機するスタンバイモードと、第一の消費電力よりも少ない消費電力で待機するスリープモードとを有する。スタンバイモードは、画像形成の要求を行えば、即時に画像形成を行うことができるモードである。スリープモードは、画像形成の要求を行えば、ある程度の時間を要した後、画像形成を行うことができるモードである。スリープモードは、例えば、画像形成に用いられる図示しない定着ローラーの温度を低温に維持することにより、消費電力を低減している。
複合機11は、主電源に電力が供給されていることを示すランプとしてのLEDランプ25を備える。LEDランプ25は、複合機11の外部から視認可能な位置に設けられている。具体的には、LEDランプ25は、操作部13のうち、フロント側の端部に設けられている。LEDランプ25の点灯状態をユーザーは視認することにより、複合機11の状態、例えば、現在属しているモード等を認識することができる。具体的には、LEDランプ25が連続して点灯していることを視認すれば、スタンバイモードであることを把握することができる。また、ユーザーは、LEDランプ25が通常の点滅状態であることを視認すれば、スリープモードへの移行状態であることを把握することができる。さらに、ユーザーは、LEDランプ25が遅い点滅状態であることを視認すれば、スリープモード中であること、LEDランプ25が早い点滅状態であることを視認すれば、エラー状態の告知であることを把握することができる。LEDランプ25は、後述するLEDランプ制御部26により点灯状態が制御されている。
複合機制御部12の構成について説明する。図3は、複合機制御部12の構成を示すブロック図である。図3を参照して、複合機制御部12は、ランプ制御部26と、情報要素生成部27と、送信制御部28とを備える。ランプ制御部26は、LEDランプ25の点灯状態を制御する。情報要素生成部27は、複合機11から携帯端末装置31へ送信する送信情報を複数に分割して、各々の最初にスタートフレーム、各々の最後にストップフレームを付加して複数の情報要素を生成する。送信制御部28は、LEDランプ25により点灯される光を用いて、情報要素生成部27により生成された複数の情報要素を可視光通信により送信するようランプ制御部26を制御する。
ここで、情報要素生成部27により生成される情報要素の構成について説明する。図4は、情報要素の構成を概念的に示す図である。図4を参照して、情報要素生成部27により生成される情報要素41は、スタートフレーム42aと、情報フレーム42bと、ストップフレーム42cとから構成されている。情報フレーム42bは、複合機11から携帯端末装置31へ送信される送信情報を複数に分割したうちの一つである。情報フレーム42bの最初に、情報要素41のスタートを示すスタートフレーム42aが付加され、情報フレーム42bの最後に、情報要素41のストップを示すストップフレーム42cが付加されて、情報要素41が生成される。情報要素41が送信される流れの方向は、図4中の矢印Dで示す方向である。
情報フレーム42bについてはさらに、情報の内容である内容フレーム42dと、情報のデータであるデータフレーム42eとに分けられる。内容フレーム42dは、情報フレーム42bに含まれる情報の内容を示す。図4に示す場合においては、情報要素41の内容として「IPアドレス」である旨を示す。データフレーム42eは、実際に、複合機11に割り当てられているIPアドレスとして「XXX」というデータが示されている。このようにして、情報フレーム42bが構成されている。なお、内容フレーム42d、およびデータフレーム42eの内容に応じて、それぞれのデータ量が異なるものである。
次に、携帯端末装置31の構成について説明する。携帯端末装置31は、携帯端末装置制御部32と、ネットワーク23と接続するための携帯端末装置ネットワークインターフェース部33と、タッチパネル34と、撮像部としての撮像カメラ35と、携帯端末装置記憶部36とを含む。携帯端末装置制御部32は、携帯端末装置31自身を制御する。タッチパネル34は、携帯端末装置31側から発信する情報やユーザーの入力内容を表示する。また、タッチパネル34は、ユーザーからの種々の操作内容の入力を受け付ける。撮像カメラ35は、携帯端末装置31の外部の状況をカメラ機能によって撮像し、携帯端末装置31に取り込むことができる。携帯端末装置記憶部36は、種々のデータを記憶する。
携帯端末装置制御部32の構成について説明する。携帯端末装置制御部32は、情報要素抽出部37と、判断部38と、送信情報導出部39とを備える。情報要素抽出部37は、撮像カメラ35により撮像された光から、可視光通信により情報要素を抽出する。判断部38は、情報要素抽出部37により全ての情報要素41が抽出された否かを判断する。送信情報導出部39は、判断部38により全ての情報要素41が抽出されたと判断されれば、全ての情報要素41を繋ぎ合わせて、送信情報を導出する。
次に、画像処理システム24を用いて、複合機11から携帯端末装置31に送信情報を送信する場合について説明する。図5は、複合機11から携帯端末装置31に送信情報を送信する場合の処理の流れを示すフローチャートである。なお、複合機11は、いわゆるスタンバイモードの状態であるとする。また、送信情報は、複合機11と携帯端末装置31とをネットワーク接続するネットワーク接続情報である。
図5を参照して、まず、LEDランプ25を点灯させる(図5において、ステップS11、以下、「ステップ」を省略する)。この場合、ランプ制御部26により制御されるLEDランプ25の点灯状態については、スタンバイモードであるため、主電源がオン状態となってから、連続して点灯した状態となっている。
次に、送信制御部28は、LEDランプ25により点灯される光を用いて、可視光通信により複数の情報要素41を送信する(S12)。すなわち、LEDランプ25により点灯される光に、複数の情報要素を含ませて点灯させる。
図6は、複数の情報要素から構成される送信情報を示す概念図である。図6を参照して、送信情報43は、五つの情報要素44a、44b、44c、44d、44eから構成されている。各情報要素44a〜44eには、それぞれスタートフレーム45a、45b、45c、45d、45eと、情報フレーム46a、46b、46c、46d、46eと、ストップフレーム47a、47b、47c、47d、47eとが含まれている。送信制御部28は、各情報要素44a〜44eを順序通り繰り返し送信するようランプ制御部26を制御する。
その後、所有している携帯端末装置31の撮像カメラ35により、点灯しているLEDランプ25を撮像する(S13)。この場合、LEDランプ25は、操作部13のうち、フロント側の端部に設けられているため、容易に撮像することができる。
そして、情報要素抽出部37は、撮像カメラ35により撮像された光から、可視光通信により情報要素44a〜44eを抽出する(S14)。この場合、情報要素44aから順に送信されているため、情報要素44a、44b、44c、44d、44eの順に抽出される。
判断部38により、全ての情報要素44a〜44eが抽出されたと判断されれば(S15において、YES)、送信情報導出部39は、情報要素抽出部37により抽出された複数の情報要素44a〜44eを繋ぎ合わせて、送信情報を導出する(S16)。具体的には、各情報要素44a〜44eからそれぞれスタートフレーム45a〜45e、およびストップフレーム47a〜47eを取り除き、情報フレーム46a〜46eをそれぞれ繋ぎ合わせて、送信情報を導出する。
その後、導出された送信情報を基に、携帯端末装置31は、複合機11とのネットワーク接続を確立する(S17)。具体的には、送信情報に含まれる複合機11のIPアドレス等を利用して、ネットワーク接続を確立する。
このような画像処理システム24によれば、複合機11から携帯端末装置31へ情報を送信する際に、送信情報43を複数に分割して情報要素44a〜44eを生成し、可視光通信により情報を送信する。携帯端末装置31は、撮像された光の中から情報要素44a〜44eを抽出し、全ての情報要素44a〜44eを繋ぎ合わせて、送信情報43を取得する。そうすると、ユーザーの手で送信情報43を携帯端末装置31に入力する必要はない。また、情報要素44a〜44eは複数に分割されているため、可視光通信の遮断等が生じても、それぞれの情報要素44a〜44eを効率的に抽出することができる。したがって、このような画像処理システム24は、複合機11から携帯端末装置31へ情報を送信する際に、容易にかつ効率的に情報を送信することができる。
効率的な情報要素44a〜44eの抽出については、以下の通りである。図7に示すように、送信制御部28により情報要素44cが送信されている時に、撮像カメラ35による撮像が開始されたとする。図7は、情報要素44cが送信されている時に、撮像カメラ35による撮像が開始された状態を示す図である。この場合、情報要素44d、44e、44a、44b、44cの順に抽出される。このように構成することにより、先頭の情報要素44aが再び送信されるまで待ってから情報要素44a〜44eを抽出する必要はない。したがって、より時間的に効率よく情報を送信することができる。
また、図8に示すように、情報要素44bの途中から情報要素44dの途中まで、撮像カメラ35とLEDランプ25との間に遮蔽物が存在した等の理由で可視光通信が遮断された場合には、以下のようになる。図8は、可視光通信が遮断された状態を示す図である。この場合、情報要素44a、44e、44b、44c、44dの順に抽出されることとなる。情報要素44b、44c、44dは、送信制御部28により繰り返し送信された際に抽出される。このように構成することにより、可視光通信が遮断された場合にも、時間的に効率よく情報を送信することができる。
次に、複合機11がスリープモードの状態である場合について説明する。スリープモード時においては、LEDランプ25は、点滅している。具体的には、通常の点滅状態となっている。
ここで、送信される情報要素44a〜44eのうち、点滅状態においてLEDランプ25がオンからオフに切り替わる際に、情報要素44a〜44eが全て送信しきれないものが出てくる。すなわち、LEDランプ25の消灯の前後において、情報要素44a〜44eの送信が跨ってしまう場合が出てくる。この時は、以下のように構成する。
図9は、LEDランプ25の消灯の前後に情報要素44a〜44eの送信が跨ると判断された場合の送信制御部28の制御状態を示す図である。図9のうち、上側の領域は、線51でLEDランプ25のオン状態またはオフ状態を示し、下側の領域は、送信される情報要素52a、52b、52cを示す。図9において、左側から右側に向かって、時間が経過するものとする。
図9を参照して、時間TでLEDランプ25がオン状態からオフ状態に切り替わる。この時、点灯時において、情報要素52aの送信が済み、次の情報要素52bの送信が全てできない状況となる。ここで、情報要素生成部27は、LEDランプ25の消灯の前後に情報要素52bの送信が跨ると予め判断すれば、消灯前の位置に情報フレーム53aの後に中断フレーム54aを付加し、点灯直後の位置に情報フレーム53bの前に再開フレーム54bを付加して情報要素52b、52cを生成する。
このように構成することにより、情報要素抽出部37は、中断フレーム54a、再開フレーム54bの前後に位置する情報要素52bが繋がったものであると認識することができる。したがって、LEDランプ25が点滅状態であったとしても、時間的に効率よく情報を送信することができる。
なお、上記の実施の形態において、送信情報は、ネットワーク接続情報を含むこととしたが、これに限らず、他の送信情報を含むこととしてもよい。具体的には、例えば、複合機11側において携帯端末装置31を認証するために必要なパスワードの情報を含むこととしてもよい。
また、上記の実施の形態においては、LEDランプ25は、操作部13のフロント側の端部に設けることとしたが、これに限らず、複合機11の本体の側部や、その他の部分に設けることとしてもよい。なお、ランプについては、LEDランプ25に限らず、他の方式のランプであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、どのような面からも制限的なものではないと理解されるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって規定され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明に係る画像処理システムは、画像処理装置から携帯端末装置へ情報を送信する際に、容易にかつ効率的な情報の送信が要求される場合に、特に有効に利用される。
11 複合機、12 複合機制御部、13 操作部、14 画像読み取り部、15 画像形成部、16 給紙カセット、17 複合機ハードディスク、18 複合機ネットワークインターフェース部、19 主記憶メモリ、21 表示画面、22 ADF、23 ネットワーク、24 画像処理システム、25 LEDランプ、26 ランプ制御部、27 情報要素生成部、28 送信制御部、31 携帯端末装置、32 携帯端末装置制御部、33 携帯端末装置ネットワークインターフェース部、34 タッチパネル、35 撮像カメラ、36 携帯端末装置記憶部、37 情報要素抽出部、38 判断部、39 送信情報導出部、41,44a,44b,44c,44d,44e,52a,52b,52c 情報要素、42a,45a,45b,45c,45d,45e スタートフレーム、42b,46a,46b,46c,46d,46e,53a,53b 情報フレーム、42c,47a,47b,47c,47d,47e ストップフレーム、42d 内容フレーム、42e データフレーム、43 送信情報、51 線、54a 中断フレーム、54b 再開フレーム。

Claims (6)

  1. 画像を処理する画像処理装置、および前記画像処理装置と可視光通信が可能な携帯端末装置を含む画像処理システムであって、
    前記画像処理装置は、
    前記画像処理装置外から視認可能な位置に配置されており、点灯により前記画像処理装置の状態を示すランプと、
    前記ランプの点灯状態を制御するランプ制御部と、
    前記画像処理装置から前記携帯端末装置へ送信する送信情報を複数に分割して、各々の最初にスタートフレーム、各々の最後にストップフレームを付加して複数の情報要素を生成する情報要素生成部と、
    前記ランプにより点灯される光を用いて、前記情報要素生成部により生成された複数の前記情報要素を可視光通信により送信するよう前記ランプ制御部を制御する送信制御部とを備え、
    前記携帯端末装置は、
    点灯している前記ランプの光を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された前記光から、前記可視光通信により前記情報要素を抽出する情報要素抽出部と、
    前記情報要素抽出部により全ての前記情報要素が抽出された否かを判断する判断部と、
    前記判断部により全ての前記情報要素が抽出されたと判断されれば、全ての前記情報要素を繋ぎ合わせて、前記送信情報を導出する送信情報導出部とを備え
    前記ランプ制御部は、前記ランプを点滅させるよう制御し、
    前記情報要素生成部は、前記ランプの消灯の前後で前記情報要素の送信が跨ると予め判断すれば、前記消灯前の位置に中断フレームを付加し、点灯直後の位置に再開フレームを付加して前記情報要素を生成する、画像処理システム。
  2. 前記送信制御部は、各前記情報要素を順序通り繰り返し送信するよう前記ランプ制御部を制御する、請求項1に記載の画像処理システム。
  3. 前記情報要素抽出部は、最初に抽出した前記情報要素が前記送信情報の途中の前記情報要素であると判断すれば、再び最初の前記情報要素を抽出するまで、引き続き各情報要素を抽出する、請求項2に記載の画像処理システム。
  4. 前記情報要素抽出部は、前記スタートフレームを抽出した後、前記ストップフレームを抽出する前に可視光通信が遮断されたと判断した場合には、抽出中の前記情報要素を破棄し、再び送信された対応する前記情報要素を抽出する、請求項2または3に記載の画像処理システム。
  5. 前記画像処理装置は、第一の消費電力で待機するスタンバイモードと、前記第一の消費電力よりも少ない消費電力で待機するスリープモードとを有し、
    前記ランプ制御部は、前記スタンバイモードの時は、連続して前記ランプを点灯させるよう制御し、前記スリープモードの時は、前記ランプを点滅させるよう制御する、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理システム。
  6. 前記送信情報は、前記画像処理装置と前記携帯端末装置とをネットワーク接続するネットワーク接続情報を含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理システム。
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