JP6519446B2 - 燃料タンクシステム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンクシステムに関する。
従来、燃料タンク内で発生した燃料蒸気をキャニスタに吸着させると共に、キャニスタに吸着された燃料蒸気を吸気通路の負圧を利用してエンジン側に供給する燃料タンクシステムが用いられている。
ところで、エンジン側の吸気通路の負圧が小さい(吸気通路とキャニスタとの圧力差が小さい)、あるいは吸気通路が正圧である場合には、キャニスタの燃料蒸気を吸気通路に十分に供給できないという不都合があった。そこで、キャニスタと吸気通路を結ぶパージ通路に電動エアポンプを配設して、電動エアポンプを駆動することによって吸気通路の負圧が十分に利用できないときであってもキャニスタの蒸発燃料(燃料蒸気)を吸気通路に供給可能とした蒸発燃料処理装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2015−94329号公報
上記特許文献1記載の蒸発燃料処理装置のように、パージ通路に電動エアポンプを配設すれば、吸気通路の負圧を十分に利用できない場合であっても、キャニスタから吸気通路に燃料蒸気を供給可能となるが、新たに電動エアポンプを配設しなければならないという不都合があった。
本発明は上記事実を考慮し、新たにポンプを増加させることなく、エンジン側の負圧を十分に利用できない場合でもキャニスタに吸着された燃料蒸気をエンジン側に供給可能な燃料タンクシステムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、燃料が貯留される燃料タンクと、前記燃料タンクから燃料蒸気が供給されて吸着されると共に、吸気管に燃料蒸気を供給するキャニスタと、前記燃料タンクと前記キャニスタの燃料蒸気導入ポートとを接続するベーパ通路と、前記キャニスタの燃料蒸気排出ポートと外部とを連通させる第1大気開放通路と、前記第1大気開放通路に設けられたポンプと、前記第1大気開放通路においてポンプよりも前記外部側から分岐して前記吸気管に接続されるパージ通路と、前記第1大気開放通路と前記パージ通路の分岐位置に設けられ、前記外部又は前記パージ通路と前記キャニスタの前記燃料蒸気排出ポートとを選択的に連通させる切換弁と、前記燃料蒸気導入ポートと外部とを連通させる第2大気開放通路と、前記ベーパ通路に設けられ、前記ベーパ通路の開閉を行なう第1開閉弁と、前記パージ通路に設けられ、前記パージ通路の開閉を行なう第2開閉弁と、前記第2大気開放通路に設けられ、前記第2大気開放通路の開閉を行なう第3開閉弁と、前記第1大気開放通路の圧力を検出する第1圧力センサと、前記吸気管の圧力を検出する第2圧力センサと、車両のエンジン走行時に前記第1圧力センサで検出された前記第1大気開放通路の圧力と前記第2圧力センサで検出された吸気管の圧力との圧力差が閾値以上の場合には、前記切換弁を吸気管側と連通させ、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁を開放させると共に、前記圧力差が閾値未満の場合には、前記切換弁を吸気管側と連通させ、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁を開放させると共に前記ポンプを駆動させるECUと、を備える。
この構成によれば、ECUは、車両のエンジン駆動走行時に、第1、第2圧力センサでそれぞれ検出された第1大気開放通路の圧力と吸気管の圧力との圧力差が閾値以上の場合には、パージ通路に設けられた第3開閉弁開放さると共に、切換弁の切換によってキャニスタの燃料蒸気排出ポートとパージ通路を連通させることによって、キャニスタから吸気管まで連通さる。また、第2大気開放通路に設けられた第2開閉弁開放さることによって、キャニスタの燃料蒸気導入ポートが外部に連通される。したがって、吸気管とキャニスタの間に十分な圧力差(負圧)があれば、その圧力差によって外部から導入された大気によってキャニスタから吸気管に燃料蒸気が供給される。
一方、ECUは、第1、第2圧力センサでそれぞれ検出された第1大気開放通路の圧力と吸気管の圧力との圧力差が閾値未満の場合、すなわち吸気管とキャニスタの間の圧力差が十分でない場合、あるいは吸気管が正圧である場合には、キャニスタと吸気管の間に位置する第1大気開放管に設けられたポンプを駆動する。これにより、吸気管とキャニスタの間に十分な圧力差を確保して、キャニスタから吸気管に燃料蒸気を供給することができる。
一方、車両の駐車(非走行)時には、穴あき検出制御を行なう。先ず、切換弁の切換によってキャニスタの燃料蒸気排出ポートと外部とを連通させる。この状態でポンプを駆動し、キャニスタに負圧を作用させる。この際、ポンプ駆動開始から所定時間経過後のキャニスタの圧力低下状態を検出することで、キャニスタの穴あきを検出することができる。
続いて、ポンプの駆動を停止して、第2大気開放通路の開閉弁を開放することによってキャニスタを大気圧まで戻す。この状態で、第2大気開放通路の開閉弁を閉塞すると共に、ベーパ通路の開閉弁を開放し、ポンプを駆動して燃料タンクに負圧を作用させる。この際、ポンプ駆動開始から所定時間経過後の燃料タンクの圧力低下状態を検出することで、燃料タンクの穴あきを検出することができる。
このように、単一のポンプによって、エンジン駆動走行時にキャニスタから吸気管への燃料蒸気の供給補助、駐車時には穴あき検出制御を行なうことができる。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ECUは、車両の非エンジン走行時に、前記切換弁を吸気管側と連通させ、前記第1開閉弁、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁を閉塞させる。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記ECUは、車両の駐車時に、前記第1開閉弁、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁を閉塞させ、前記切換弁を前記外部と連通させた後、前記ポンプを駆動させ、前記ポンプの駆動開始から所定時間経過後の前記キャニスタの圧力低下状態に基づいて前記キャニスタの穴あき判定を行う。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記ECUは、車両の駐車時に、前記キャニスタの穴あき判定後、前記ポンプの駆動を停止させると共に前記第3開閉弁を開放することによって前記キャニスタを大気圧まで戻した後、前記第3開閉弁を閉塞し、前記第1開放弁を開放すると共に前記ポンプを駆動させ、前記ポンプの駆動開始から所定時間経過後の前記燃料タンクの圧力低下状態に基づいて前記燃料タンクの穴あき判定を行う。
請求項1記載の発明の燃料タンクシステムは、上記構成としたので、新たなポンプを用いることなく、エンジン側の負圧を十分に利用できない場合でも、キャニスタに吸着された燃料蒸気をエンジン側に供給可能となる。
本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムの概略構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムの給油状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムの給油終了状態を示す図である。である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムの給油時の制御を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムのエンジン駆動走行状態を示す図である。である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムの燃料タンクの過剰燃料蒸気排出状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムのエンジン駆動走行時の制御を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムのモータ走行(非エンジン駆動走行)状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムのキャニスタ穴あき検出状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムの穴あき検出制御を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムにおける、キャニスタ穴あき検出制御時のキャニスタ側の圧力変動を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムにおける、燃料タンク穴あき検出状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムにおける、燃料タンク穴あき検出制御時の燃料タンクの圧力変動を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料タンクシステムの概略構成を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る燃料タンクシステムの概略構成を示す図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係る燃料タンクシステムについて図1〜図13を参照して説明する。なお、各図は模式的なものであり、本発明と関連性の低いものは図示を省略している。また、本実施形態の燃料タンクシステムが適用された車両がエンジンとモータとを動力源として備えたハイブリッド車(HV(Hybrid Vehicle))又はプラグインハイブリッド車(PHV(Plug-in Hybrid Vehicle))の場合について説明する。
(構成)
本実施形態に係る燃料タンクシステム10は、図1に示すように、燃料が貯留される燃料タンク12と、燃料タンク12内の燃料蒸気が吸着されるキャニスタ14と、キャニスタ14に吸着された燃料蒸気が供給されるエンジン16と、後述するセンサやスイッチからの信号に基づいてポンプ、電磁弁などを制御するECU18とを基本的に備えている。
燃料タンク12は、燃料が貯留される燃料タンク本体20と、燃料タンク本体20から斜め上方に延在するフィラーパイプ22と、フィラーパイプ22の燃料注入口を閉塞するキャップ24と、燃料タンク本体20の上部に設けられたフロートバルブ26と、を備えている。
フィラーパイプ22の燃料注入口は、車体のリッド28の内側に配設されており、給油時には、開放されたリッド28からキャップ24が取り外されたフィラーパイプ22に給油ノズルが挿入されることにより、燃料タンク本体20に燃料が供給されるものである。
なお、リッド28は、車室内の給油スイッチ29を操作することにより開放されるものであり、給油スイッチ29の操作信号はECU18に出力されるように構成されている。リッド28には、リッド28の閉塞をスイッチの信号としてECU18に出力するリッドスイッチ30が設けられている。また、燃料タンク本体20は、燃料タンク本体20の圧力(気圧)を検出する圧力センサ32が配設されている。
キャニスタ14は、キャニスタ本体34が壁36によって上下に区画されており、それぞれに燃料蒸気の吸着剤となる活性炭38が配設されている。
キャニスタ本体34の上流側の導入ポート40は、燃料タンク本体20(フロートバルブ26)と供給管42で連通されている。供給管42には、キャニスタ本体34の導入ポート40と燃料タンク本体20とを連通、又は遮断する第1電磁弁44が配設されている。
キャニスタ本体34の下流側の排出ポート46には、第1大気開放管48が連通されている。第1大気開放管48は、排出ポート46と反対側の端部が外部に連通した大気口49とされている。第1大気開放管48上には、電磁切換弁50が配設されており、電磁切換弁50とエンジン16の後述する吸気管64がパージ管52で連通されている。すなわち、電磁切換弁50は、キャニスタ14の排出ポート46と大気口49又はパージ管52を選択的に連通させるものである。
第1大気開放管48において、電磁切換弁50よりも上流(排出ポート46)側には、ポンプ54が配設されている。ポンプ54は、下流(エンジン16又は大気口49)側に加圧するものである。
第1大気開放管48において、ポンプ54よりも上流(排出ポート46)側には、キャニスタ14の圧力を検出するための圧力センサ56が配設されている。
さらに、第1大気開放管48において電磁切換弁50よりも下流側に、キャニスタ本体34の導入ポート40と連通する第2大気開放管58が接続されている。第2大気開放管58には、導入ポート40と大気口49を連通又は遮断させる第2電磁弁60が配設されている。
また、パージ管52には、電磁切換弁50とエンジン16(吸気管64)側を連通又は遮断する第3電磁弁62が配設されている。
なお、パージ管52は、エンジン16の吸気側を構成する吸気管64のスロットルバルブ66よりも下流側に連通しているものである。なお、吸気管64のスロットルバルブ66よりも下流側には、吸気管64の圧力を検出するための圧力センサ68が配設されている。なお、図1において、エンジン16のシリンダロッドの上部に配設されているものは、EGR(Exhaust Gas Recirculation)70である。
また、圧力センサ32、56、68、給油スイッチ29、リッドスイッチ30、第1電磁弁44、第2電磁弁60、第3電磁弁62、電磁切換弁50、ポンプ54は、それぞれECU18と信号線で接続されている。ECU18は、圧力センサ32、56、68、給油スイッチ29、リッドスイッチ30からの検出信号に基づいて第1〜第3電磁弁44、60、62、電磁切換弁50、ポンプ54を制御する。
(作用)
本実施形態に係る燃料タンクシステム10の作用(動作)を説明する。以下、各状態における制御について説明する。なお、初期状態において、第1電磁弁44、第2電磁弁60、第3電磁弁62は閉塞されている。また、初期状態において、電磁切換弁50は、キャニスタ14の排出ポート46とエンジン16側を連通させている。
なお、各図において、第1電磁弁44、第2電磁弁60、第3電磁弁62を示す円の内側で2本の直線によって4分割されている部分のうち、対向する2つの部分が黒塗りされている場合には電磁弁が閉塞していることを表し、4分割されている全ての部分が白い場合には電磁弁が開放されていることを表している。また、各図において、ドットパターンで塗られている部分は、説明の対象となる気体が存在、又は流れている部分であることを示している。
[給油時]
先ず、給油時について、図2、図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。なお、図2及び図3において、制御に関連しない信号線は、図示省略している(以下の図でも同様)。
図2に示すように、自動車の給油スイッチ29が操作されることにより、給油スイッチ29からECU18にオン信号が入力されると、ECU18では給油が開始されたと判定する(図4、ステップS11でYES(以下、「図4」を省略する))。これによって、ECU18は、電磁切換弁50に操作信号を出力し、電磁切換弁50を切り換えてキャニスタ14の排出ポート46と大気口49とを連通させる(ステップS12)。また、ECU18は、第1電磁弁44に操作信号を出力し、第1電磁弁44を開放する(ステップS13)。
すなわち、図2に示すように、リッド28が開放されてキャップ24が取り外されることによって、給油ノズルがフィラーパイプ22に挿入されて燃料タンク本体20に燃料が供給される。この結果、燃料タンク本体20の燃料蒸気圧が高まり、燃料蒸気が第1電磁弁44が開放された供給管42からキャニスタ14の導入ポート40に供給される。キャニスタ14において、活性炭38に燃料が吸着された後、燃料蒸気から燃料を除去された気体が電磁切換弁50を介して大気口49から外部に排出される。
ECU18は、リッドスイッチ18からON(閉塞)信号が入力されるまでは、給油が継続していると判定して、電磁切換弁50と第1電磁弁44の状態を維持する(ステップS14でNO)。
図3に示すように、給油終了後に、フィラーパイプ22の燃料注入口がキャップ24で閉塞され、リッド28が閉塞されると、リッドスイッチ30からオン信号がECU18に出力される。ECU18は、リッドスイッチ30からON信号が入力されると、リッド28が閉塞され給油が終了したと判定する(ステップS14でYES)。
この後、ECU18は電磁切換弁50に操作信号を出力し、電磁切換弁50を切り換えてキャニスタ14の排出ポート46とエンジン16側を連通させる(ステップS15)。また、ECU18は、第1電磁弁44に操作信号を出力し、第1電磁弁44を閉塞する(ステップS16)。すなわち、図3に示すように、燃料タンクシステム10を初期状態に戻す。これにより、給油時の制御を終了する。
[エンジン駆動走行時]
次に、エンジン駆動走行時の制御について、図5、図6及び図7のフローチャートを参照して説明する。
先ず、ECU18は、エンジンECU(不図示)からエンジン駆動信号が入力されることにより、エンジン駆動走行時制御を開始する(図7、ステップS21でYES(以下、「図7」を省略する))。
なお、初期状態で第1電磁弁44、第2電磁弁60、第3電磁弁62は閉塞されている(図3参照)
この状態で、図5に示すように、吸気管64に配設された圧力センサ68からの検出値(圧力Pi)と、第1大気開放管48のキャニスタ14側に配設された圧力センサ56から検出値(圧力Pc)がECU18に入力される。ECU18では、キャニスタ14側の圧力Pcとエンジン16側(吸気管64)の圧力Piとの圧力差(Pc−Pi)が閾値P1より小さいか否かが判定される(ステップS22)。
ECU18では、圧力差(Pc−Pi)が閾値P1より小さい場合には、キャニスタ14側とエンジン16(吸気管64)側との圧力差(負圧)が十分でないと判定して、第2電磁弁60、第3電磁弁62に操作信号を出力して、第2電磁弁60、第3電磁弁62を開放させる(ステップS22でYES、ステップS23、ステップS24)。さらに、ポンプ54に操作信号を出力してポンプ54を駆動させる。この結果、キャニスタ14とエンジン16側との間に十分な圧力差がない場合でも、図5に示すように、ポンプ54の駆動によりその不足分が補われるため、第2電磁弁60が開放された第2大気開放管58から導入された大気によってキャニスタ14に吸着された燃料が燃料蒸気として第1大気開放管48、電磁切換弁50、第3電磁弁62が開放されたパージ管52を介して吸気管64に確実に供給される。
一方、圧力差(Pc−Pi)が閾値P1以上の場合には、ECU18はキャニスタ14側とエンジン16(吸気管64)側との圧力差が十分であると判定して、第2電磁弁60、第3電磁弁62に操作信号を出力して、第2電磁弁60、第3電磁弁62を開放させる(ステップS22でNO、ステップS26、ステップS27)。この結果、第2電磁弁60が開放された第2大気開放管58から導入された大気によってキャニスタ14に吸着された燃料が燃料蒸気として第1大気開放管48、電磁切換弁50、第3電磁弁62が開放されたパージ管52を介して吸気管64に確実に供給される。
さらに、ECU18では、燃料タンク12の圧力センサ32の出力値(圧力Pt)が閾値P2以上であるか否かを判定する(ステップS28)。図6に示すように、ECU18は、圧力センサ32の出力値(圧力Pt)が閾値P2以上であれば、燃料タンク本体20内の燃料蒸気圧が過剰であると判定し、第1電磁弁44に操作信号を出力して第1電磁弁44を開放させる(ステップS28でYES。ステップS29)。これによって、燃料タンク本体20内から過剰な燃料蒸気がキャニスタ14側に排出され、活性炭38に燃料が吸着される。これによって、燃料タンク本体20内の燃料蒸気圧が過剰になることを抑制できる。
なお、ECU18は、圧力センサ32の出力値(圧力Pt)が閾値P2未満であれば、燃料タンク本体20内の燃料蒸気圧が正常であると判断して何ら操作することはしない(ステップS28でNO)。
[モータ(エンジン非駆動)走行時]
続いて、エンジン非駆動走行時について、図8を参照して説明する。
図8に示すように、ECU18では、ハイブリッドECUからの信号により、エンジン16が駆動されずにモータのみで車両が走行されていることを認識した場合には、例えば、エンジン駆動走行からモータのみの走行に切り換わった場合には、ECU18から第1電磁弁44、第2電磁弁60、第3電磁弁62に閉塞信号が出力されると共に、電磁切換弁50にはキャニスタ14とエンジン16側とを連通させる信号が出力され、ポンプ54に操作(非駆動)信号が出力される。
この結果、キャニスタ14はエンジン16(吸気管64)側、燃料タンク12側、大気口49側のいずれとも遮断される。したがって、キャニスタ14に吸着された燃料が燃料蒸気として大気口49から外部に排出されること、及びエンジン16を介して外部に排出されることが防止される。さらに、エンジン16の非駆動時に、燃料タンク本体20内で発生した燃料蒸気がキャニスタ14に供給され続けることによって、キャニスタ14に燃料蒸気が過剰に吸着されることを防止することができる。
[駐車時]
次に、駐車時の制御について図8を参照して説明する。ECU18は、ハイブリッドECUからの信号により、車両が非走行状態にあることを検出し、なおかつ、給油を開始してないと判断した場合には、駐車時であると判断する(図4、ステップS11でNO)。この場合にも、モータ走行時と同様に、ECU18は、第1電磁弁44、第2電磁弁60、第3電磁弁62を閉塞させると共に、電磁切換弁50をキャニスタ14とエンジン16側とを連通させ、ポンプ54を非駆動にさせる(燃料タンクシステム10を初期状態にする)(図8参照)。これによって、モータ走行時と同様の作用効果を奏する。
[穴あき検出時]
駐車開始(走行停止)から所定時間経過後、穴あき検出制御が行なわれる。この穴あき検出制御について、図9、図11〜図13及び図10のフローチャートを参照して説明する。
穴あき検出制御を行なう場合には、先ず、キャニスタ穴あき検出制御を行なう。
図9に示すように、ECU18から先ず、ポンプ54及び電磁切換弁50に操作信号が出力され、キャニスタ14側と大気口49が連通されると共に、ポンプ54が駆動される(図10、ステップS31、ステップS32(以下、「図10」を省略する))。このポンプ54の駆動により、キャニスタ14に負圧が作用する。
ECU18は圧力センサ56の出力値(圧力Pc)に基づいて、検出開始(ポンプ駆動開始)タイミングから所定時間t1経過後の圧力Pcが閾値P3よりも小さいか否かを判定する(ステップS33)。
図11に示すように、検出開始タイミングから所定時間t1経過後の圧力Pcが閾値P3よりも大きければ(図11、破線Pc参照)、キャニスタ14に穴があると判定して、インストゥルメントパネル(以下、「インパネ」という)にキャニスタ14の穴あきを警告として表示する(ステップS33でNO、ステップS34)。
一方、ECU18は、検出開始タイミングから所定時間t1経過後の圧力Pcが閾値P3よりも小さければ(図11、実線Pc参照)、キャニスタ14に穴がないと判断して、続いて電磁弁固着検出制御を行なう(ステップS33でYES)。
具体的には、ECU18からポンプ54と第2電磁弁60に操作信号が出力され、ポンプ54の駆動が停止されると共に、第2電磁弁60が開放される(ステップS35、S36)。これによって、第2大気開放管58からキャニスタ14に大気が導入され、キャニスタ14の圧力が上昇する。
ここで、ECU18は圧力センサ56の出力値(圧力Pc)に基づいて、検出開始(第2電磁弁60の開放)タイミングから所定時間t2経過時の圧力Pcが閾値P4よりも大きいか否かを判定する(ステップS37)。
図11に示すように、検出開始タイミングから所定時間t2経過後の圧力Pcが閾値P4よりも小さければ(図11、二点鎖線Pc参照)、第2電磁弁60が固着している(開放されていない)と判断して、インパネに第2電磁弁60の固着を警告として表示する(ステップS37でNO、ステップS38)。
一方、ECU18は、検出開始タイミングから所定時間t2経過後の圧力Pcが閾値P4よりも大きければ(図11、一点鎖線Pc参照)、第2電磁弁60が固着されていないと判断して、続いて燃料タンク穴あき検出制御を行なう(ステップS37でYES)。
具体的には、図12に示すように、ECU18からポンプ54と第2電磁弁60、第1電磁弁44に操作信号が出力され、ポンプ54が駆動されると共に、第2電磁弁60が閉塞され、第1電磁弁44が開放される(ステップS39〜S41)。これによって、燃料タンク12がキャニスタ14を介してポンプ54と連通される。したがって、ポンプ54の駆動により燃料タンク本体20内の圧力が低下する。
ここで、図13に示すように、ECU18は燃料タンク本体20に設けられた圧力センサ32の出力値(圧力Pt)に基づいて、検出開始(ポンプ駆動開始)タイミングから所定時間t3経過後の圧力Ptが閾値P5よりも小さいか否かを判定する(ステップS42)。
図13に示すように、検出開始タイミングから所定時間t3経過時の圧力Ptが閾値P5より大きければ(図13、破線Pt参照)、燃料タンク本体20に穴があると判断して、インパネに燃料タンク12の穴あきを警告として表示する(ステップS42でNO、ステップS43)。
なお、検出開始タイミングから所定時間t3経過時の圧力Ptが閾値P5より小さければ(図13、実線Pt参照)、燃料タンク本体20に穴がないと判断して、穴あき検出制御を終了する。
(効果)
燃料タンクシステム10では、エンジン駆動走行時に、吸気管64内の負圧が小さい(吸気管64とキャニスタ14との圧力差が小さい)場合であっても、あるいは吸気管64内が正圧であっても、キャニスタ14と吸気管64の間に配設されたポンプ54を駆動することで、キャニスタ14に吸着された燃料をキャニスタ14から脱離させてエンジン16(吸気管64)側に燃料蒸気として確実に供給し、エンジン16で燃焼させることが可能となる。
したがって、燃費向上の目的でEGR(排気循環システム)70が使用されたことによって吸気管64の負圧が減少した場合やターボチャージャーの使用によって吸気管64内が正圧化した場合であっても、燃料蒸気の処理と両立させることができる。
また、駐車時に行なう穴あき検出用に設けられたポンプ54をエンジン駆動走行時に行なう燃料蒸気処理時の加圧に兼用している。したがって、燃料タンクシステム10において燃料蒸気処理用に新しくポンプを設ける必要がなく、コスト増加を抑制しつつ、吸気管64とキャニスタ14との圧力差が十分でない場合にも燃料蒸気の処理が可能となる。
さらに、駐車中やハイブリッド車のモータ走行(エンジン非駆動)時には、第1電磁弁44、第2電磁弁60、第3電磁弁62を全て閉塞しているため、キャニスタ14が燃料タンク12、大気開放側、エンジン16の吸気管64の全てから遮断された状態とされている。したがって、キャニスタ14の活性炭38に吸着されている燃料が拡散により第1大気開放管48から、あるいはパージ管52、吸気管64、エンジン16を介して大気に放出されることが防止される。また、燃料タンク12内で発生した燃料蒸気がキャニスタ14内の活性炭38に過剰に付着することが防止される。
なお、ECU18では、給油開始を給油スイッチ29からのオン信号の入力に基づいて判定していたが、リッドスイッチのオフ(開放)信号で判断するようにしても良い。
図11では、穴あき検出制御において、キャニスタ14の穴あき判定、第2電磁弁60の固着判定に用いる閾値P3、P4が同一値として示されているが、同一値に限定するものではない。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係る燃料タンクシステム100について図14を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成要素については同一の参照符号を付してその説明を省略する。
図14に示すように、本実施形態に係るキャニスタ14は、キャニスタ本体34の一ヶ所に活性炭38が配設された単相のキャニスタである。
このように構成された燃料タンクシステム100でも、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
[第3実施形態]
本発明の第3実施形態に係る燃料タンクシステム200について図15を参照して説明する。第1実施形態と同様の構成要素については同一の参照符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係るキャニスタは、キャニスタ14の下流側に三つの単相のキャニスタ202、204、206が直列に接続されている多相のキャニスタとして構成されている。各キャニスタ202、204、206には、それぞれ導入ポート202A、204A、206Aと排出ポート202B、204B、206Bが形成されている。
このように構成された燃料タンクシステム200でも、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
なお、一連の実施形態では、ハイブリッド車又はプラグインハイブリッド車に適用した例について説明したが、一般のガソリンエンジンやディーゼルエンジンのみで走行する自動車にも適用可能である。この場合には、モータのみの走行時の制御が除かれる。
10、100、200 燃料タンクシステム
12 燃料タンク
14 キャニスタ
40 導入ポート(燃料蒸気導入ポート)
42 供給管(ベーパ通路)
44 第1電磁弁(開閉弁)
46 排出ポート(燃料蒸気排出ポート)
48 第1大気開放管(第1大気開放通路)
50 電磁切換弁(切換弁)
52 パージ管(パージ通路)
54 ポンプ
58 第2大気開放管(第2大気開放通路)
60 第2電磁弁(開閉弁)
62 第3電磁弁(開閉弁)
64 吸気管

Claims (4)

  1. 燃料が貯留される燃料タンクと、
    前記燃料タンクから燃料蒸気が供給されて吸着されると共に、吸気管に燃料蒸気を供給するキャニスタと、
    前記燃料タンクと前記キャニスタの燃料蒸気導入ポートとを接続するベーパ通路と、
    前記キャニスタの燃料蒸気排出ポートと外部とを連通させる第1大気開放通路と、
    前記第1大気開放通路に設けられたポンプと、
    前記第1大気開放通路においてポンプよりも前記外部側から分岐して前記吸気管に接続されるパージ通路と、
    前記第1大気開放通路と前記パージ通路の分岐位置に設けられ、前記外部又は前記パージ通路と前記キャニスタの前記燃料蒸気排出ポートとを選択的に連通させる切換弁と、
    前記燃料蒸気導入ポートと外部とを連通させる第2大気開放通路と、
    前記ベーパ通路に設けられ、前記ベーパ通路の開閉を行なう第1開閉弁と、
    前記パージ通路に設けられ、前記パージ通路の開閉を行なう第2開閉弁と、
    前記第2大気開放通路に設けられ、前記第2大気開放通路の開閉を行なう第3開閉弁と、
    前記第1大気開放通路の圧力を検出する第1圧力センサと、
    前記吸気管の圧力を検出する第2圧力センサと、
    車両のエンジン走行時に前記第1圧力センサで検出された前記第1大気開放通路の圧力と前記第2圧力センサで検出された吸気管の圧力との圧力差が閾値以上の場合には、前記切換弁を吸気管側と連通させ、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁を開放させると共に、前記圧力差が閾値未満の場合には、前記切換弁を吸気管側と連通させ、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁を開放させると共に前記ポンプを駆動させるECUと、
    を備える燃料タンクシステム。
  2. 前記ECUは、車両の非エンジン走行時に、前記切換弁を吸気管側と連通させ、前記第1開閉弁、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁を閉塞させる請求項1記載の燃料タンクシステム。
  3. 前記ECUは、車両の駐車時に、前記第1開閉弁、前記第2開閉弁、前記第3開閉弁を閉塞させ、前記切換弁を前記外部と連通させた後、前記ポンプを駆動させ、前記ポンプの駆動開始から所定時間経過後の前記キャニスタの圧力低下状態に基づいて前記キャニスタの穴あき判定を行う請求項1又は2記載の燃料タンクシステム。
  4. 前記ECUは、車両の駐車時に、前記キャニスタの穴あき判定後、前記ポンプの駆動を停止させると共に前記第3開閉弁を開放することによって前記キャニスタを大気圧まで戻した後、前記第3開閉弁を閉塞し、前記第1開放弁を開放すると共に前記ポンプを駆動させ、前記ポンプの駆動開始から所定時間経過後の前記燃料タンクの圧力低下状態に基づいて前記燃料タンクの穴あき判定を行う請求項3記載の燃料タンクシステム。
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