JP6519358B2 - 制御装置および制御システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、制御装置および制御システムに関する。
従来、複数の通信装置のうちマスタとして動作する通信装置が、スレーブとして動作する他の通信装置を管理するマスタスレーブ方式の通信手段が知られている。このようなマスタスレーブ方式の通信手段においては、マスタが故障した場合等に、スレーブのいずれかが、新たなマスタとなり、他のスレーブを管理する。
近年、制御装置が無線通信を介して照明機器を制御する照明制御システムが開発されており、制御装置の故障時に備えて、複数の制御装置に上述したマスタスレーブ方式の通信手段を適用する手法が考えられる。しかしながら、制御対象となる各照明機器の情報等、制御装置が保持する情報が多くなると、マスタとスレーブとが同期するための通信量が増大し、システム全体の接続信頼性や通信速度が低下する恐れがある。
特表2006−510181号公報 特許3421017号公報
本発明が解決しようとする課題は、マスタとスレーブとが同期する際の通信量を削減することができる制御装置および制御システムを提供することである。
実施形態の一例に係る制御装置は、保持部と、同期制御部とを有する。保持部は、端末装置を制御する制御装置の識別情報と、複数の制御装置のうちマスタに関する情報とを含む制御装置情報と、各制御装置により制御される端末装置に関する制御情報とを保持する。同期制御部は、自装置がマスタであると前記制御装置情報が示す場合は、他の制御装置との間で前記制御装置情報と前記制御情報とを異なるタイミングで同期させる。
実施形態の一例に係る制御装置および制御システムによれば、マスタとスレーブとが同期する際の通信量を削減することができる。
図1は、実施形態に係る制御装置が実行する処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る制御システムの機能構成の一例を説明するための図である。 図3は、実施形態に係る制御装置有する機能構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態にかかるコントローラ情報リストに格納される情報の一例を説明する図である。 図5は、実施形態にかかる制御装置がマスタである際に実行する起動処理の一例を示すシーケンス図である。 図6は、実施形態にかかる制御装置がスレーブである際に実行する起動処理の一例を示すシーケンス図である。 図7は、実施形態にかかるマスタが故障した際に実行される同期処理の一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施形態にかかるスレーブが故障した際に実行される同期処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は、実施形態にかかるマスタが復旧した際に実行される同期処理の一例を示すシーケンス図である。 図10は、実施形態に係る制御装置が実行する同期処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る制御装置および制御システムを説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する制御装置および制御システムは、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。例えば、以下の実施形態では、端末装置10を制御する制御装置100が実行する処理の一例について説明するが、かかる処理は、端末装置10を制御する装置以外にも、任意の装置に適用することができる。なお、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
以下の実施形態に係る制御装置100aは、複数の制御装置100a〜100cの中から設定されるマスタに関する情報を含むコントローラ情報リスト105と、各制御装置100a〜100cにより制御される端末装置10に関する制御情報106とを保持する。そして、制御装置100aは、自装置がマスタであるとコントローラ情報リスト105が示す場合は、他の制御装置100b、100cとの間でコントローラ情報リスト105と制御情報106とを異なるタイミングで同期させる。
また、以下の実施形態に係る制御装置100aは、自装置がマスタである旨をコントローラ情報リスト105が示す場合は、他の制御装置100b、100cが保持するコントローラ情報リスト105と制御情報106とを、自装置が保持するコントローラ情報リスト105と制御情報106とに同期させる。
また、以下の実施形態に係る制御装置100aは、自装置がマスタである旨をコントローラ情報リスト105が示す場合は、各制御装置100b、100cとの間で定期的にコントローラ情報リスト105を同期させ、他の制御装置100b、100cとコントローラ情報リスト105を同期させることができない期間が所定の閾値を超えた場合は、他の制御装置100b、100cが故障した旨を、自装置が保持するコントローラ情報リスト105に反映させる。
また、以下の実施形態に係る制御装置100aは、他の制御装置100bがマスタである旨をコントローラ情報リスト105が示す場合は、自装置が保持するコントローラ情報リスト105をマスタが保持するコントローラ情報リスト105と定期的に同期させ、マスタとコントローラ情報リスト105を同期させることができない場合は、各制御装置100に対してネットワークモニタを要求する。
また、以下の実施形態に係る制御装置100aは、ネットワークモニタの要求によって作成したコントローラ情報リスト105に自装置がマスタである旨が含まれる場合は、他の制御装置100b、100cが保持する制御情報106を自装置が保持する制御情報106に同期させる。
また、以下の実施形態に係る制御装置100aは、ネットワークモニタの要求によってコントローラ情報リスト105を生成してから所定の時間が経過した後で、他の制御装置100b、100cが保持する制御情報106を自装置が保持する制御情報106に同期させる。
また、以下の実施形態に係る制御装置100aは、自装置が複数の制御装置100b、100cを含むネットワークに追加された場合は、ネットワークの各制御装置100b、100cに対して、ネットワークモニタを要求する。
また、以下の実施形態に係る制御装置100aは、自装置が新たなマスタである旨をネットワークモニタの要求によって作成したコントローラ情報リスト105が示す場合は、自装置が保持する制御情報106を、自装置がネットワークに追加された際にマスタに設定されていた制御装置100bが保持する制御情報106と同期させ、制御情報106の同期後に、マスタの切り替えを行う。
また、以下の実施形態に係る制御システム1は、端末装置10を制御する複数の制御装置100a〜100cを有する。また、制御装置100aは、複数の制御装置100a〜100cの中から設定されるマスタに関する情報を含むコントローラ情報リスト105と、端末装置10に関する制御情報106とを保持する。そして、制御装置100aは、自装置がマスタであるとコントローラ情報リスト105が示す場合は、他の制御装置100b、100cとの間でコントローラ情報リスト105と制御情報106とを異なるタイミングで同期させる。
[実施形態]
(実施形態に係る制御システムの構成)
図1は、実施形態に係る制御装置が実行する処理の一例を示す図である。図1に示す例では、制御システム1は、照明機器10a、10bやセンサ10cを制御する複数の制御装置100a〜100c(以下、「制御装置100」と記載する場合がある。)を有する。なお、制御システム1に設置される制御装置100の数や、制御装置100が制御する照明機器10a、10bやセンサ10cの種別や数などは、任意に設定できる。
制御システム1において、照明機器10a、10bは、無線通信を介して制御可能な照明装置である。例えば、照明機器10a、10bは、無線通信を介して制御装置100cから制御指示を受信すると、受信した制御指示に従って、点灯、消灯、照度の変更、照明する光の色彩の変更等を実行する。
センサ10cは、所定の状態を検出可能な検出装置であり、例えば、人感センサである。例えば、センサ10cは、赤外線等を用いて、所定のエリア内に人がいる旨を検出した場合は、検出結果を制御装置100cに送信する。なお、以下の説明では、照明機器10a、10b、およびセンサ10c等、制御装置100の制御対象となる装置を端末装置10と記載する場合がある。
制御装置100は、無線LAN(Local Area Network)等の所定の規格に沿った無線通信を介して、端末装置10の制御を行う。例えば、制御装置100は、図示を省略した操作端末等から照明装置10aの点灯指示を受けつけた場合は、無線通信を介して点灯指示を照明装置10aに送信し、照明装置10aを点灯させる。
また、制御装置100aは、各制御装置100a〜100cの間で同期させる情報である同期情報104aを保持する。同期情報104aには、各制御装置100a〜100cを識別する個別ID(identifier)や、どの制御装置100がマスタであるかを示すマスタ情報等を含んだ制御装置情報としてのコントローラ情報リスト105aと、制御装置100により制御される端末装置10の情報を含む制御情報106aとが含まれる。例えば、制御装置100aは、各端末装置10の設定や各種の制御内容、制御を実行する際のルール等を制御情報106aとして保持する。
また、制御装置100bも同様に、コントローラ情報リスト105bおよび制御情報106bを含む同期情報104bを保持しており、制御装置100cも、コントローラ情報リスト105cおよび制御情報106cを含む同期情報104cを保持している。なお、以下の説明では、各同期情報104a〜140cを同期情報104と記載する場合があり、各コントローラ情報リスト105a〜105cをコントローラ情報リスト105と記載する場合があり、制御情報106a〜106cを制御情報106と記載する場合がある。
ここで、各制御装置100a〜100cは、有線通信手段若しくは無線通信手段を介して相互に通信可能な装置であり、フェールセーフの観点より、マスタスレーブ方式の制御を実行する。例えば、制御装置100a〜100cは、いずれか1台がマスタとして動作し、マスタが故障した際に、スレーブとして動作していた制御装置が新たなマスタとして動作する。
このようなマスタスレーブ方式の制御を実現する場合は、制御装置100が保持する同期情報104を定期的に同期させる必要がある。しかしながら、同期情報104のデータサイズが大きい場合、各制御装置100が保持する同期情報104を同期させるための通信量が増大し、制御システム1全体の接続信頼性や通信速度が低下する恐れがある。
そこで、制御装置100は、同期情報104のうち、コントローラ情報リスト105と制御情報106とをそれぞれ異なるタイミングで同期させる同期処理を実行する。より具体的には、制御装置100は、コントローラ情報リスト105を制御情報106とは異なるタイミングで定期的に同期させ、所定のタイミングで制御情報106を同期させる。
以下、図面を用いて説明する。なお、以下の説明では、制御装置100aがマスタとして動作し、制御装置100b、100cがスレーブとして動作する際に同期情報104を同期させる同期処理の一例について説明する。例えば、スレーブである制御装置100bは、所定の時間間隔でコントローラ情報リスト105bの同期をマスタである制御装置100aに要求する(ステップS1)。かかる場合、制御装置100aは、無線通信を介して、制御装置100bにコントローラ情報リスト105aの内容を応答として送信する(ステップS2)。この結果、制御装置100bは、受信したコントローラ情報リスト105aの内容に基づいて、自装置のコントローラ情報リスト105bを更新する(ステップS3)。
同様に、スレーブである制御装置100cは、所定の時間間隔でコントローラ情報リスト105cの同期をマスタである制御装置100aに要求する(ステップS4)。かかる場合、制御装置100aは、無線通信を介して、制御装置100cにコントローラ情報リスト105aの内容を応答として送信する(ステップS5)。この結果、制御装置100cは、受信したコントローラ情報リスト105aの内容に基づいて、自装置のコントローラ情報リスト105cを更新する(ステップS6)。このように、通常の状態においては、制御装置100は、同期情報104のうちコントローラ情報リスト105のみを同期させることで、通信量を削減する。
ここで、設定端末30は、照明機器10aの設定照度や、センサ10cの感度等、制御内容を変更する場合は、制御情報106の変更指示を、制御装置100bに送信する(ステップS7)。なお、係る変更指示は、制御装置100bではなく、他の制御装置100a、100cが受け付けてもよい。
かかる場合、制御装置100bは、マスタである制御装置100aに対して、変更前の制御情報106bと変更後の制御情報106bとの差分等を含む変更通知コマンドを送信する(ステップS8)。この結果、制御装置100aは、自装置の制御情報106aを、変更内容に従って更新する(ステップS9)。そして、制御装置100aは、制御装置100b、100cに対して同期情報104の差分を送信し、同期情報104b、104cの更新を要求する(ステップS10)。この結果、制御情報100b、100cは、自装置が保持する同期情報104b、104cを、マスタである制御装置100aが保持する同期情報104aに更新することができる(ステップS11、S12)。
このように、制御装置100は、どの制御装置100がマスタであるかを示すコントローラ情報リスト105と、端末装置10に関する制御情報106とを保持し、自装置がマスタである場合は、コントローラ情報リスト105と制御情報106とを、異なるタイミングで同期させる。このため、制御装置100は、通信量を削減し、接続信頼性や通信速度の低下を防ぐことができる。
なお、上述した説明では、設定端末30から変更指示を受信した際に、同期情報104を同期させる処理の一例について説明したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、制御装置100は、センサ10cの検知結果に応じて照明機器10aを点灯させた結果、制御情報106に変更が生じた場合は、上述した同期処理を実行することで、同期情報104を同期させてもよい。また、制御装置100aは、設定端末30から変更指示を受付けた場合に、制御装置100b、100cに対して同期情報104の更新を要求してもよい。
(実施形態に係る制御システム1の機能構成)
次に、図2を用いて、制御システム1が有する機能構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る制御システムの機能構成の一例を説明するための図である。図2に示す例では、制御システム1は、照明機器10a、10b、センサ10c、設定端末30a〜30c、ハブ40、複数の制御装置100a〜100cを有する。
なお、図2に示す例では、制御装置100cが3つの端末装置10を制御する例について記載したが、制御装置100cは、任意の数および任意の種別の端末装置10を制御することができる。また、図2では図示を省略したが、制御装置100a、100bも、任意の数および任意の種別の制御装置10を制御しているものとする。また、以下の説明では、制御装置100aがマスタとして動作しているものとする。
設定端末30a〜30cは、制御システム1の設定や操作を行うための端末装置である。例えば、設定端末30a、30bは、有線若しくは無線通信を介して、制御情報106の設定や変更等を行う。また、設定端末30cは、無線通信を介して、照明機器10aの点灯や消灯等の指示を照明機器100cに送信する。なお、以下の説明では、制御端末30a〜30cを制御端末30と記載する場合がある。
ハブ40は、各制御装置100a〜100cを接続する有線LANのハブ装置である。また、ハブ40は、制御システム1と外部ネットワークNとを接続するゲートウェイとしての機能を有し、外部ネットワークNを介して受信した各種の制御指示を、制御装置100に対して伝達する機能を有する。
このような構成の元、各制御装置100a〜100cは、利用者からの操作に従って、以下の操作処理を実行する。例えば、制御装置100cは、設定端末30cから照明10cの点灯を指示する制御指示を受信すると、無線通信を介して、受信した制御指示をマスタである制御装置100aに送信する。
すると、制御装置100aは、自装置が保持する制御情報106aを参照し、照明機器10aの制御内容(例えば、点灯させる照度や色彩)等を示す制御指示を他の制御装置100b、100cに無線通信を介してマルチキャストする。一方、制御指示を受信した制御装置100b、100cは、自装置が制御する端末装置10に制御対象(すなわち、照明機器10a)が含まれているか否かを判定し、含まれている場合は、制御対象に対して制御指示を送信する。
このように、制御システム1におけるマスタスレーブ方式においては、スレーブが制御指示を受信すると、マスタに対して制御指示を一旦転送し、マスタから制御指示がスレーブに対してマルチキャストされる。この結果、マスタが保持する同期情報104は、端末装置10の最新状態を示すと考えられるため、スレーブの同期情報104を同期させる際の基準とすることができる。
(実施形態に係る制御装置100の機能構成)
次に、図3を用いて、実施形態に係る制御装置100が有する機能構成の一例について説明する。図3は、実施形態に係る制御装置有する機能構成の一例を示す図である。図3に示す例では、制御装置100は、有線通信部101、無線通信部102、記憶部103、制御部107を有する。
有線通信部101は、ハブ40を介して、他の装置との間で通信制御を行なうインターフェイスであり、例えばNIC(Network Interface Card)により実現される。例えば、有線通信部101は、ハブ40を介して、設定端末30や外部ネットワークNを介して受信した制御指示等を受付ける。また、有線通信部101は、ハブ40を介して、他の制御装置100との通信を実現する。
無線通信部102は、無線通信を介して、他の装置との間で通信制御を行なうインターフェイスであり、例えば、無線LANカード等により実現される。例えば、無線通信部102は、無線通信を介して、設定端末30や端末装置10との通信を実現する。
記憶部103は、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置であり、所定の情報を保持することができる保持部である。なお、記憶部103は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。
ここで、記憶部103は、同期情報104を保持する。同期情報104には、コントローラ情報リスト105と制御情報106とが含まれる。例えば、図4は、実施形態にかかるコントローラ情報リストに格納される情報の一例を説明する図である。図4に示す例では、コントローラ情報リスト105には、「場所」、「個別ID」、「マスタ情報」、「IP(Internet Protocol)アドレス」等が格納されている。なお、コントローラ情報リスト105には、他にも、制御装置100に関する任意の情報が格納されていてもよい。
ここで、「場所」とは、制御装置100が設置された場所を示す情報であり、例えば、「1F(1階)」や「2F(2階)」等といった情報が登録される。「個別ID」とは、各制御装置100を識別するための情報であり、「XXX1」や「XXX2」等といった情報が登録される。また、「IPアドレス」とは、各制御装置100に対して付与されているIPアドレスである。
「マスタ情報」とは、制御装置100のうちどの制御装置100がマスタであるかを示す情報であり、例えば、「マスタ」もしくは「スレーブ」といった情報が登録される。ここで、「マスタ情報」は、コントローラ情報リスト105に登録された各種の情報に基づいて決定される情報である。例えば、「マスタ情報」には、コントローラ情報リスト105に登録された個別IDの中で、対応付けられた個別IDが最若番である場合には「マスタ」が登録され、それ以外の場合には「スレーブ」が登録される。
すなわち、制御システム1では、各制御装置100に付与された「個別ID」の値を優先度として、マスタであるか否かが決定される。この結果、各制御装置100は、各制御装置100に付与された「個別ID」と、「個別ID」の値に対応して決定されたマスタに関する情報である「マスタ情報」とを保持することとなる。
なお、コントローラ情報リスト105に格納される各種の情報は、自動的若しくは必然的に決定される情報であってもよく、制御システム1の管理者等が人為的に設定した情報であってもよい。例えば、「個別ID」は、制御装置100の工場出荷時等に設定された情報や、部品等によって必然的に決まる情報であってもよい。
図3に戻り、説明を続ける。制御情報106には、各端末装置10に関する情報が含まれる。例えば、制御情報106には、各端末装置10の設定や各種の制御内容、制御を実行する際のルール等、端末装置10に関する任意の情報が格納されている。
制御部107は、制御装置100を制御する。例えば、制御部107は、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
例えば、制御部107は、照明制御部108と同期制御部109とを有する。照明制御部108は、設定端末30からの指示やセンサ10cの検出結果に基づいて、照明機器10a、10bを制御する制御処理を実行する。また、同期制御部109は、自装置がマスタである旨をコントローラ情報リスト105が示す場合は、他の制御装置100との間でコントローラ情報リスト105と制御情報106とを異なるタイミングで同期させる同期処理を実行する。
まず、照明制御部108が実行する制御処理について説明する。例えば、照明制御部108は、操作受付部110、操作配信部111、操作設定部112を有する。操作受付部110は、制御指示やセンサ10cの検出結果を受付ける。かかる場合、操作受付部110は、コントローラ情報リスト105を参照し、自装置がマスタであるか否かを判定する。そして、操作受付部110は、自装置がマスタではない場合は、受付けた制御指示や検出結果をマスタへと送信する。一方、操作受付部110は、自装置がマスタである場合は、受付けた制御指示や検出結果を操作配信部111に出力する。
操作配信部111は、制御指示を受付けると、制御指示の内容に基づいて制御情報106を更新する。例えば、操作配信部111は、照明機器10aが点灯しているか否か、センサ10cの感度、センサ10cの検出結果に基づいて点灯あるいは消灯する照明機器の情報等を更新する。また、操作配信部111は、制御指示を各制御装置100へとマルチキャストする。
操作設定部112は、マスタである制御装置100から制御指示を受付けると、制御内容に従って制御情報106を更新するとともに、受付けた制御指示に従って、端末装置10の制御を行う。例えば、操作設定部112は、照明機器10aの点灯、消灯、光の色彩等の設定を行う。また、操作設定部112は、センサ10cの感度の設定を行う。
次に、同期制御部109が実行する同期制御について説明する。例えば、同期制御部109は、リスト同期部113と情報同期部114を有する。リスト同期部113は、コントローラ情報リスト105の同期処理を実行する。例えば、リスト同期部113は、自装置のコントローラ情報リスト105を参照し、自装置がマスタであるかスレーブであるかを判定する。そして、リスト同期部113は、自装置がスレーブである場合は、所定の時間間隔で、コントローラ情報リスト105の取得要求をマスタに対して送信する。そして、リスト同期部113は、マスタからコントローラ情報リスト105を受信した場合は、保持しているコントローラ情報リスト105を、マスタから受信したコントローラ情報リスト105に更新する。
一方、リスト同期部113は、自装置がマスタである場合は、スレーブから取得要求を待ち合わせる。そして、リスト同期部113は、スレーブから取得要求を受信すると、自装置が保持するコントローラ情報リスト105を、要求元のスレーブに対して送信する。すなわち、リスト同期部113は、自装置がマスタである場合は、スレーブが保持するコントローラ情報リスト105を自装置が保持するコントローラ情報リスト105に同期させる。
ここで、リスト同期部113は、自装置がマスタである場合は、各スレーブごとに、取得要求を受信してから所定の時間が経過するまでの間に新たな取得要求を受信したか否かを判定する。そして、リスト同期部113は、あるスレーブについて、取得要求を受信してから所定の時間が経過するまでの間に新たな取得要求を受信していない場合は、かかるスレーブが故障したものとして、コントローラ情報リスト105を更新する。
一方、リスト同期部113は、自装置がスレーブである場合は、マスタに取得要求を送信してから所定の時間が経過したか否かを判定し、所定の時間が経過したと判定した場合は、マスタが故障したと判定する。かかる場合、リスト同期部113は、情報同期部115に対してマスタの故障を通知する。
情報同期部115は、同期情報104全体の同期処理を実行する。より具体的には、制御システム1が起動した場合やマスタが故障した場合は、コントローラ情報リスト105の作成に必要な情報の送信を要求する(すなわち、ネットワークモニタを要求する)ネットワークモニタ要求を、他の制御装置100に対してマルチキャストする。また、情報同期部115は、他の制御装置100からネットワークモニタ要求を受信した場合は、自装置の情報を含むネットワークモニタ応答を要求元へと送信する。
そして、情報同期部115は、各制御装置100からネットワークモニタ応答を受信した場合は、受信したネットワークモニタ応答に含まれる情報を用いて、新たなコントローラ情報リスト105を作成する。すなわち、情報同期部115は、マスタが故障した場合は、スレーブが新たなコントローラ情報リスト105をそれぞれ生成する。
また、情報同期部115は、新たなコントローラ情報リスト105、すなわち、ネットワークモニタの要求により生成したコントローラ情報リスト105を用いて、マスタとして動作する制御装置100を特定する。そして、情報同期部115は、新たなコントローラ情報リスト105に自装置がマスタである旨が含まれる場合は、ネットワークモニタの要求により新たなコントローラ情報リスト105を生成してから一定時間が経過した後に、他の制御装置100に対して自装置の同期情報104を送信し、設定するよう要求する。
一方、情報同期部115は、自装置がスレーブである場合は、何もせずに待機し、マスタから同期情報104を受信した場合は、自装置が保持する同期情報104をマスタから受信した同期情報104に更新する。このように、情報同期部115は、スレーブが保持するコントローラ情報リスト105や制御情報106を、新たなマスタが保持するコントローラ情報リスト105や制御情報106に同期させる。
また、情報同期部115は、起動済みの制御システム1に制御装置100が追加された場合にも、ネットワークモニタ要求をマルチキャストし、ネットワークモニタを要求する。コントローラ情報リスト105を生成する。そして、情報同期部115は、ネットワークモニタの要求により生成された新たなコントローラ情報リスト105を参照し、自装置がマスタである旨を示す場合は、自装置が追加された際にマスタとして動作していた制御装置100(以下、旧マスタと記載する。)に対して同期情報104の設定を要求する全データ設定要求を送信する。
そして、情報同期部115は、旧マスタから同期情報104を受信した場合は、自装置が保持する同期情報104を受信した同期情報104に更新するとともに、マスタの切り替えを旧マスタに対して要求する。すなわち、情報同期部115は、自装置が保持する制御情報106を、旧マスタが保持する制御情報106に同期させ、その後、マスタの切り替えを行う。かかる場合、旧マスタの情報同期部115は、自装置のコントローラ情報リスト105を新たなマスタのコントローラ情報リスト105に同期させることで、マスタの切り替えを行う。
なお、情報同期部115は、制御ネットワーク1からいずれかの制御装置100が除外された場合にも、ネットワークモニタを要求し、新たなコントローラ情報リスト105を生成してもよい。例えば、スレーブである制御装置100aの情報同期部115は、制御装置100bや制御装置100cと通信ができなくなった場合には、ネットワークモニタ要求をブロードキャストし、新たなコントローラ情報リスト105を生成してもよい。このように、制御ネットワーク1では、制御ネットワーク1に新たに追加された制御装置100や、制御ネットワーク1から他の制御装置100がいなくなった旨を特定した制御装置100が、ネットワークモニタ要求をブロードキャスト若しくはマルチキャストすることで、それぞれ新たなコントローラ情報リスト105を生成する。
(制御装置100が実行する処理の一例)
次に、図5〜9を用いて、制御装置100が実行する処理の一例について説明する。なお、以下の説明では、制御装置100aがマスタとして動作し、制御装置100b、100cがスレーブとして動作する処理の一例について説明する。マスタである制御装置100aをマスタ100aと記載し、スレーブである制御装置100b、100cをスレーブ100b、100cと記載する。
まず、図5を用いて、マスタとして動作する制御装置100が起動時に実行する起動処理の一例を説明する。図5は、実施形態にかかる制御装置がマスタである際に実行する起動処理の一例を示すシーケンス図である。例えば、マスタ100aは、制御システム1が起動された場合は、ネットワークモニタ要求を各スレーブ100b、100cにマルチキャストする(ステップS101)。
かかる場合、スレーブ100b、100cは、ネットワークモニタ応答をマスタ100aに送信する(ステップS102、S103)。この結果、マスタ100aは、受信したネットワークモニタ応答を用いてコントローラ情報リスト105を作成する(ステップS104)。なお、マスタ100aは、ステップS104で作成したコントローラ情報リスト105を用いて、自装置がマスタであると判定することとなる。
また、マスタ100aは、コントローラ情報リスト105の作成後、一定時間待機する(ステップS105)。そして、マスタ100aは、同期情報104の全データの設定を各スレーブ100b、100cに要求する(ステップS106)。すると、スレーブ100bおよびスレーブ100cは、マスタ100aから受信した同期情報104を自装置に設定し(ステップS107、S108)、起動処理を終了する。
次に、図6を用いて、スレーブとして動作する制御装置100が起動時に実行する起動処理の一例を説明する。図6は、実施形態にかかる制御装置がスレーブである際に実行する起動処理の一例を示すシーケンス図である。例えば、スレーブ100bは、ネットワークモニタ要求をマスタ100aおよびスレーブ100cにマルチキャストする(ステップS201)。
かかる場合、マスタ100aおよびスレーブ100cは、ネットワークモニタ応答をスレーブ100bに送信する(ステップS202、S203)。この結果、スレーブ100bは、受信したネットワークモニタ応答を用いてコントローラ情報リスト105を作成する(ステップS204)。そして、スレーブ100bは、ステップS204で作成したコントローラ情報リスト105を用いて、マスタが制御装置100aであると判定する(ステップS205)。
ここで、マスタ100aは、同期情報104の全データの設定をスレーブ100bに要求する(ステップS206)。すると、スレーブ100bは、受信した同期情報104を自装置に設定する(ステップS207)。その後、スレーブ100bは、定期的にコントローラ情報リスト105をマスタ100aに要求する(ステップS209)。かかる場合、マスタ100aは、応答をスレーブ100bに送信し(ステップS210)、スレーブ100bのコントローラ情報リスト105をマスタ100aのコントローラ情報リスト105に同期させる。
次に、図7を用いて、マスタが故障した際に実行される同期処理の一例を説明する。図7は、実施形態にかかるマスタが故障した際に実行される同期処理の一例を示すシーケンス図である。例えば、図7に示す例では、マスタ100aが故障する(ステップS301)。かかる場合、スレーブ100bは、定期的にコントローラ情報リスト105をマスタ100aに対して要求するが(ステップS302)、マスタ100aが故障しているため、応答が帰ってこない(図7中(A))。
かかる場合、スレーブ100bは、マスタ100aが故障したと判定し、ネットワークモニタ要求をスレーブ100cにマルチキャストする(ステップS303)。かかる場合、スレーブ100cは、スレーブ100bにネットワークモニタ応答を送信する(ステップS304)。続いて、スレーブ100bは、受信したネットワークモニタ応答を用いて、コントローラ情報リスト105を更新する(ステップS305)。
ここで、スレーブ100bは、更新したコントローラ情報リスト105が、自装置が新たなマスタである旨を示す場合は、コントローラ情報リスト105の更新から一定時間待機し(ステップS306)、自装置が保持する同期情報104の全データの設定をスレーブ100cに要求する(ステップS307)。この結果、スレーブ100cは、新たなマスタとなったスレーブ100bから受信した同期情報104で自装置の同期情報104を更新するる(ステップS308)。
次に、図8を用いて、スレーブが故障した際に実行される同期処理の一例を説明する。図8は、実施形態にかかるスレーブが故障した際に実行される同期処理の一例を示すシーケンス図である。例えば、図8に示す例では、スレーブ100bが故障したため(ステップS401)、コントローラ情報リスト105の要求がマスタ100aに送信されない(図8中(A))。
かかる場合、マスタ100aは、所定の時間間隔でスレーブ100bからコントローラ情報リストの要求を受信しなかったため、スレーブ100bが故障したと判定し(ステップS402)、自装置が保持するコントローラ情報リスト105を更新する(ステップS402)。例えば、マスタ100aは、コントローラ情報リスト105からスレーブ100bの情報を削除、若しくは、スレーブ100bが故障した旨の情報を追加する。
一方、スレーブ100cは、所定の時間間隔で、コントローラ情報リストをマスタ100aに要求する(ステップS403)。かかる場合、マスタ100aは、ステップS402で更新したコントローラ情報リスト105を含む応答をスレーブ100cに送信する(ステップS404)。この結果、スレーブ100cは、スレーブ100bが故障した旨を特定できる。
次に、図9を用いて、故障したマスタが復旧した際に実行される同期処理の一例を説明する。図9は、実施形態にかかるマスタが復旧した際に実行される同期処理の一例を示すシーケンス図である。なお、以下の説明では、マスタであった制御装置100aが故障して制御装置100bが新たなマスタとなり、その後、制御装置100aが復旧したために、制御装置100bがスレーブとなった際に実行される同期処理の一例を説明する。また、以下の説明では、制御装置100aを新マスタ100aと記載し、制御装置100bを旧マスタ100bと記載する。
まず、新マスタ100aは、復旧処理を実行することでコントローラ情報リストを作成し、自装置が新たなマスタである旨と、現在のマスタが旧マスタ100bである旨を特定する(ステップS501)。かかる場合、新マスタ100aは、全データの取得要求を旧マスタ100bに送信する(ステップS502)。かかる場合、旧マスタ100bは、自装置が保持する同期情報104を新マスタ100aに対して送信し、設定させる(ステップS503)。
かかる場合、新マスタ100aは、マスタ切替要求を旧マスタ100bに送信する(ステップS504)。すると、旧マスタ100bは、新マスタ100aを新たなマスタとし、自装置をスレーブとするようにコントローラ情報リスト105を更新する(ステップS505)。ここで、スレーブ100cは、新マスタ100aが新たなマスタであることを識別できない為、コントローラ情報リスト105をスレーブとなった旧マスタ100bに要求する(ステップS506)。すると、旧マスタ100bは、自装置が保持するコントローラ情報リスト105を含む応答をスレーブ100cに送信する(ステップS507)。
この結果、スレーブ100cは、自装置のコントローラ情報リスト105を旧マスタ100bから受信したコントローラ情報リスト105に更新するので(ステップS508)、新たなマスタが新マスタ100aである旨を特定できる。その後、スレーブ100cは、新たなマスタである新マスタ100aに対して、定期的にコントローラ情報リスト105の要求を送信する(ステップS509)。
なお、上述した制御装置100は、CPUとRAM、EEPROM,フラッシュメモリなどを有するコンピュータが、所定の記録媒体に登録された制御プログラムを読み取り、読み取った制御プログラムを実行することにより、実現されてもよい。かかる場合、制御部107は、各種の処理手順を規定したプログラムを実行することで、上述した種々の処理を実行する各種の処理部として機能する。
(実施形態に係る同期処理)
次に、図10を用いて、制御装置100が実行する同期処理の流れの一例を説明する。図10は、実施形態に係る制御装置が実行する同期処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えば、制御装置100は、起動時やマスタの故障が検出された場合等には、ネットワークモニタ要求をマルチキャスト送信する(ステップS601)。また、制御装置100は、応答結果を用いて、新たなコントローラ情報リスト105を作成する(ステップS602)。
また、制御装置100は、新たなコントローラ情報リスト105から自装置がマスタであるか否かを判定する(ステップS603)。そして、制御装置100は、自装置がマスタである場合は(ステップS603:Yes)、各スレーブが保持する同期情報104を自装置が保持する同期情報104に同期させる(ステップS604)。また、制御装置100は、スレーブからの要求時に自装置のコントローラ情報リスト105を配信する(ステップS605)。一方、制御装置100は、自装置がスレーブである場合は(ステップS603:No)、マスタから受信した同期情報104を自装置に設定し(ステップS606)、マスタに対して定期的にコントローラ情報リスト105を要求する(ステップS607)。
(同期情報について)
上述した実施形態では、制御装置100は、起動時やマスタが変化した際に、スレーブが保持する同期情報104をマスタが保持する同期情報104に同期させた。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、制御装置100は、コントローラ情報リスト105については、定期的に同期させ、起動時やマスタが変化した際には、制御情報106のみを同期させてもよい。
また、制御情報106には、各制御装置100が制御する端末装置10以外にも、制御装置100に関する情報のうち、定常的に同期させる必要が無い情報が含まれていてもよい。例えば、制御装置100は、マスタを示す情報を所定の時間間隔で同期させ、他の情報については、起動時やマスタが変化した場合等に同期させてもよい。
ここで、各制御装置100は、同一の制御情報106を保持せずともよい。例えば、制御装置100a〜100cは、コントローラ情報リスト105については、同一の内容となるように同期を行う一方で、制御情報106については、異なる情報を保持していてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 制御システム
10 端末装置
10a、10b 照明装置
10c センサ
30、30a〜30c 設定端末
40 ハブ
100、100a〜100c 制御装置
101 有線通信部
102 無線通信部
103 記憶部
104 同期情報
105 コントローラ情報リスト
106 制御情報
107 制御部
108 照明制御部
109 同期制御部
110 操作受付部
111 操作配信部
112 操作設定部
113 リスト同期部
114 情報同期部
115 情報更新部

Claims (9)

  1. 複数の制御装置の中から設定されるマスタに関する情報を含む制御装置情報と、各制御装置により制御される端末装置に関する制御情報とを保持する保持部と;
    自装置がマスタであると前記制御装置情報が示す場合は、他の制御装置との間で前記制御装置情報と前記制御情報とを異なるタイミングで同期させる同期制御部と;
    を具備したことを特徴とする制御装置。
  2. 前記同期制御部は、自装置がマスタである旨を前記制御装置情報が示す場合は、他の制御装置が保持する制御装置情報と制御情報とを、自装置が保持する制御装置情報と制御情報とに同期させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記同期制御部は、自装置がマスタである旨を前記制御装置情報が示す場合は、各制御装置との間で定期的に前記制御装置情報を同期させ、他の制御装置と前記制御装置情報を同期させることができない期間が所定の閾値を超えた場合は、当該他の制御装置が故障した旨を前記保持部が保持する制御装置情報に反映させる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の制御装置。
  4. 前記同期制御部は、他の制御装置がマスタである旨を前記制御装置情報が示す場合は、自装置が保持する制御装置情報をマスタが保持する制御装置情報と定期的に同期させ、当該マスタと前記制御装置情報を同期させることができない場合は、各制御装置に対してネットワークモニタを要求する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の制御装置。
  5. 前記ネットワークモニタの要求によって作成した制御装置情報に自装置がマスタである旨が含まれる場合は、他の制御装置が保持する制御情報を自装置の前記保持部が保持する制御情報に同期させる
    ことを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記同期制御部は、ネットワークモニタの要求によって制御装置情報を作成してから所定の時間が経過した後で、他の制御装置が保持する制御情報を自装置の前記保持部が保持する制御情報に同期させる
    ことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記同期制御部は、自装置が前記複数の制御装置を含むネットワークに追加された場合は、当該ネットワークの各制御装置に対して、ネットワークモニタを要求する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の制御装置。
  8. 前記同期制御部は、自装置が新たなマスタである旨をネットワークモニタの要求によって作成した制御装置情報が示す場合は、自装置が保持する制御情報を、自装置が前記ネットワークに追加された際にマスタに設定されていた制御装置が保持する制御情報と同期させ、当該制御情報の同期後に、マスタの切り替えを行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 端末装置を制御する複数の制御装置を有する制御システムであって、
    前記制御装置は、
    各制御装置の中から設定されるマスタに関する情報を含む制御装置情報と、前記端末装置に関する制御情報とを保持する保持部と;
    自装置がマスタであると前記制御装置情報が示す場合は、他の制御装置との間で前記制御装置情報と前記制御情報とを異なるタイミングで同期させる同期制御部と;
    を具備したことを特徴とする制御システム。
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