JP6518812B2 - 面材の保持構造及び障子 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスケットを介在させた状態で面材の縁部を框の開口部に装着することにより面材を框に保持させるようにした面材の保持構造及びこの保持構造を適用した障子に関するものである。
例えば、建具では、ガラス板等の面材の縁部にそれぞれ框を設けることによって障子が構成されている。面材と框との間には、所望の水密性や気密性を確保するため、あるいは面材と框との間の緩衝材としてガスケットが介在されている。この種のガスケットとしては、養生時間が不要なことから、予め成形された軟質の合成樹脂製のものが多く適用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−71170号公報
ところで、障子の中には、框の見付け寸法を十分に確保できない場合がある。例えば、ガラス窓の場合には、できるだけ大きな開口面積を要求されることが多く、框の見付け寸法が狭くなる傾向にある。また、二重窓の内窓にあっては、外窓から框が見えないように構成する必要があり、框の見付け寸法が外窓に比べて狭くならざるを得ない。
こうした障子では、例えば引き違い窓に適用された場合、開口枠に対して開閉操作する際に縦框に力が加えられると、縦框が外側に膨らむように変形し、ガスケットからガラスが抜けたり、縦框からガスケットが抜けたりする事態を招来する恐れがある。同様に、上げ下げ窓に適用された場合には、下框や上框が変形することによって同様の問題を招来する恐れがある。さらには、建具のみならず、戸棚や事務機器に設けられる引き戸にあっても同様の問題を招来する恐れがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、框の見付け寸法が十分に確保することができない場合にも框からガスケットが抜けたり、ガスケットから面材が抜けたりする事態を防止することのできる面材の保持構造及び障子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る面材の保持構造は、面材の縁部と框との間にガスケットを介在させて前記面材の縁部を前記框の開口部に装着した状態に保持する面材の保持構造であって、前記ガスケットよりも硬質となる材料によって成形した係合部を有する係合部材を前記面材の縁部に取り付ける一方、前記框の見付け面から前記開口部に取付ネジを螺合し、前記取付ネジの先端部を前記係合部に直接当接させることによって前記框に対する前記係合部材の脱落方向への移動を規制することを特徴とする。
また、本発明に係る障子は、上述した保持構造を適用して前記面材を前記框に保持したことを特徴とする。
本発明によれば、ガスケットよりも硬質となる材料によって成形した係合部材を介して面材が框に保持されるため、框の見付け寸法が十分に確保することができない場合にも框からガスケットが抜けたり、ガスケットから面材が抜けたりする事態を防止することができるようになる。
本発明の実施の形態1である面材の保持構造を適用した障子を備える建具の横断面図である。 図1に示した建具の縦断面図である。 図1に示した障子の要部を分解して示す図である。 図1に示した障子の要部を分解して示す図である。 図1に示した障子の組み立て手順を示す斜視図である。 図1に示した障子の変形例1の要部を分解して示す図である。 本発明の実施の形態2である面材の保持構造を適用した障子の要部を示したもので、(a)は面材の縁部に取り付けた係合部材の外表面をガスケットによって覆う以前の状態を分解して示す図、(b)は係合部材の外表面をガスケットによって覆った面材の縁部を框の開口部に装着する以前の状態を分解して示す図である。 図7−1に示した障子の要部を示す図である。 図7−2に示した障子の変形例2を示す図である。 図7−2に示した障子の変形例3を示す図である。 図7−2に示した障子の変形例4を分解して示す図である。 図9−1に示した障子を示す図である。 図9−2に示した障子の変形例5を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係る面材の保持構造及び障子の好適な実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1及び図2は、本発明の実施の形態1である面材の保持構造を適用した障子を備える建具を示したものである。ここで例示する建具は、二重窓において室内側に配置される内窓として用いられる引き違い窓である。障子10は、上框11、下框12、左右一対の縦框13,14を四周組み合わせて構成した框の内部にガラス板等の面材15を備えて構成したものである。それぞれの框11,12,13,14には、内周側の見込み面に開口部11a,12a,13a,14aが設けてあり、個々の開口部11a,12a,13a,14aにガスケット20を介して面材15の縁部が装着してある。ガスケット20は、軟質の合成樹脂材、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)、軟質PP(ポリプロピレン)、TPE(熱可塑性エラストマー)によって成形したもので、図3及び図4に示すように、面材15の縁部を覆うことができるように断面が略U字状に形成してある。
図2に示すように、上框11及び下框12に対しては、面材15の縁部がガスケット20を介して開口部11a,12aに装着してある。一方、左右の縦框13,14に対しては、図1に示すように、面材15の縁部が係合部材30及びガスケット20を介して開口部13a,14aに装着してある。係合部材30は、ガスケット20に比較して硬質の合成樹脂材、例えば硬質PP(ポリプロピレン)、あるいはアルミニウムの押し出し材によって成形したもので、図5に示すように、面材15の縁部において高さ方向のほぼ中央となる部位にのみ設けてある。図3及び図4に示すように、本実施の形態1では、平板状を成す端面対向部31と、端面対向部31の一側縁からほぼ直角方向に屈曲した平板状を成す表面対向部32とを有した係合部材30を適用し、端面対向部31を介して面材15の端面に取り付け、かつ表面対向部32を介して面材15の一方の表面に取り付けるようにしている。係合部材30を面材15に取り付ける方法としては、両面テープ40を適用して接着することができるが、溶着等、その他の方法を適用しても良い。
この係合部材30には、係合部33が一体に設けてある。係合部33は、端面対向部31と表面対向部32との接続部分において、面材15の表面及び端面から離隔するように斜めに突出した平板状を成す部分である。係合部33の突出長さは、係合部材30を面材15に取り付けた状態で面材15の縁部とともに縦框13,14の開口部13a,14aに挿入することができる寸法に設定してある。図1に示すように、室外側に配置される障子10については、係合部33が室内側に突出するように面材15に係合部材30が設けてある。室内側に配置される障子10については、戸先側の係合部33が室内側に突出し、召し合わせ側の係合部33が室外側に突出するように面材15に係合部材30が設けてある。
一方、障子10の縦框13,14において係合部材30の係合部33が突出する方向の見付け面には、それぞれ取付ネジ16が螺合してある。取付ネジ16は、先端部が係合部33の先端を超えて表面対向部32に近接し、かつ係合部材30の係合部33よりも縦框13,14の開口部13a,14aにおいて入口側となる位置に螺合してある。図1からも明らかなように、本実施の形態1では、それぞれの障子10において戸先側の縦框13,14に螺合する取付ネジ16は、本来、引き手17を縦框14に取り付けるために用意されたものを兼用している。それぞれの障子10において召し合わせ側の縦框13に螺合する取付ネジ16は、専用のものを用意しているが、図6の変形例1に示すように、室外側に配置される障子10については、クレセント受け18を縦框13に取り付けるために用意された取付ネジ16を兼用しても良い。
上記のように構成した障子10においては、引き手17を介して障子10を閉める方向に操作したり、召し合わせ側の縦框13を介して障子10を開く方向に操作したりすると、縦框13,14が外側に膨らむように力を受けることになる。しかしながら、上述の障子10によれば、面材15に設けた係合部材30の係合部33がガスケット20を介して取付ネジ16の先端部に係合することにより縦框13,14に対する係合部材30の脱落方向の移動が規制されるため、縦框13,14の変形が抑制される。従って、縦框13,14の見付け寸法を十分に確保できない状況下にあっても、障子10を開閉操作する際にガスケット20から面材15が抜けたり、縦框13,14からガスケット20が抜けたりする事態を招来する恐れがない。しかも、取付ネジ16を螺合させる以前の状態であれば、係合部材30及びガスケット20を取り付けた状態であっても面材15の縁部を縦框13,14の開口部13a,14aに対して容易に装着することができるため、障子10の組み立て作業が煩雑化することもない。取付ネジ16を螺合させた後にあっては、ガスケット20の弾性復元力によって係合部材30の係合部33が取付ネジ16に近接する方向に押圧された状態となるため、縦框13,14が変形しようとした場合、係合部材30の係合部33と取付ネジ16の先端部とがガスケット20を介して確実に係合することになる。
尚、上述した実施の形態1では、ガスケット20を介して係合部材30の係合部33に取付ネジ16の先端部を係合させるようにしているが、係合部材30の係合部33と取付ネジ16とを直接当接させて係合させるようにしても良い。
さらに、上述した実施の形態1では、縦框13,14の高さ方向中央部に対応する部位にのみ係合部材30を設けるようにしているため、係合部材30を全長に渡って設ける場合に比べて製造コストの低減を図ることができるが、これに限定されない。
(実施の形態2)
図7−1及び図7−2は、本発明の実施の形態2である面材の保持構造を適用した障子の要部を示したものである。ここで例示する障子10は、二重窓において室内側に配置される内窓として用いられる引き違い窓用のものである。図には明示していないが、障子10は、上框、下框、左右一対の縦框13,14を四周組み合わせて構成した框の内部にガラス板等の面材15を備えて構成したものである。それぞれの縦框13,14には、内周側の見込み面に開口部13a,14aが設けてあり、個々の開口部13a,14aにガスケット20を介して面材15の縁部が装着してある。ガスケット20は、軟質の合成樹脂材、例えばPVC(ポリ塩化ビニル)、軟質PP(ポリプロピレン)、TPE(熱可塑性エラストマー)によって成形したもので、面材15の縁部を覆うことができるように断面が略U字状に形成してある。障子10の縦框13,14には、開口部13a,14aを構成する一対のヒレ部13b,14bの先端にそれぞれ規制部13c,14cが一体に形成してある。一方のヒレ部13b,14b(図中の下方側)に設けた規制部13c,14cは、他方のヒレ部13b,14b(図中の上方側)に向けて略直角に屈曲した部分である。他方のヒレ部13b,14bの規制部13c,14cは、基端部側となる部分をわずかに窪ませることによって相対的に先端部を突出させるように構成したものである。
図には明示していないが、上框及び下框に対しては、面材15の縁部がガスケット20を介して開口部に装着してある。一方、図7−2に示すように、左右の縦框13,14に対しては、面材15の縁部が係合部材730及びガスケット20を介して開口部13a,14aに装着してある。係合部材730は、ガスケット20に比較して硬質の合成樹脂材、例えば硬質PP(ポリプロピレン)、あるいはアルミニウムの押し出し材によって成形したものである。本実施の形態2の係合部材730は、平板状を成す端面対向部731と、端面対向部731の両側縁からそれぞれ面材15の表面を覆うように延在する一対の表面対向係合部732とを有したもので、端面対向部731を介して面材15の端面に取り付けてある。係合部材730を面材15に取り付ける方法としては、両面テープ40を適用して接着することができるが、溶着等、その他の方法を適用しても良い。図7−1の(a)に示すように、一対の表面対向係合部732は、外力を加えていない場合、端面対向部731から離隔するに従って漸次面材15の表面から離隔するように傾斜した状態となる。表面対向係合部732に対して外力を加えた場合には、それぞれ面材15の表面に近接する方向に弾性的に変形することが可能である。
上記のように構成した障子10においては、面材15の縁部に係合部材730を取り付けた後、さらに面材15の縁部及び係合部材730をガスケット20によって覆う。この状態においては、図7−1の(b)に示すように、係合部材730の表面対向係合部732によってガスケット20が面材15の表面から離隔するように変形し、表面対向係合部732の先端部が、縦框13,14の開口部13a,14aを構成する一対のヒレ部13b,14bの相互間隔よりも大きな幅となる。この状態からガスケット20及び係合部材730とともに面材15の縁部を縦框13,14の開口部13a,14aに装着すると、ガスケット20及び係合部材730が適宜弾性的に変形するため、縦框13,14の規制部13c,14cの相互間に挿通させることができる。さらに、表面対向係合部732の先端部が縦框13,14の規制部13c,14cを通過した後においては、係合部材730の弾性復元力により表面対向係合部732が面材15の表面から離隔するように変形し、表面対向係合部732の先端がそれぞれ縦框13,14の規制部13c,14cに近接して対向した状態となる。従って、縦框13,14を介して障子10を開閉操作し、縦框13,14が外側に膨らむように力を受けた場合には、ガスケット20を介して係合部材730の表面対向係合部732が縦框13,14の規制部13c,14cに係合するため、縦框13,14に対する係合部材730の脱落方向の移動が規制され、縦框13,14の変形が抑制される。これにより、縦框13,14の見付け寸法を十分に確保できない状況下にあっても、障子10を開閉操作する際にガスケット20から面材15が抜けたり、縦框13,14からガスケット20が抜けたりする事態を招来する恐れがない。しかも、表面対向係合部732が端面対向部731に対して弾性的に変形するように係合部材730を構成しているため、係合部材730及びガスケット20を取り付けた状態であっても面材15の縁部を縦框13,14の開口部13a,14aに対して容易に装着することができ、障子10の組み立て作業が煩雑化することもない。
尚、上述した実施の形態2では、ガスケット20を介して係合部材730の表面対向係合部732に縦框13,14の規制部13c,14cを係合させるようにしているが、係合部材730の表面対向係合部732と規制部13c,14cとを直接当接させて係合させるようにしても良い。係合部材730の表面対向係合部732と規制部13c,14cとを直接当接させる場合には、例えば、図8−1の変形例2に示すように、ガスケット20の一部にスリット20aを形成し、このスリット20aを介して係合部材730の表面対向係合部732のみをガスケット20の外部に露出させても良いし、図8−2の変形例3に示すように、ガスケット20に係合部材730に対応した切欠20bを形成して係合部材730の全体をガスケット20の外部に露出させても良い。これらの変形例2及び変形例3によれば、縦框13,14の規制部13c,14cと硬質材によって成形した係合部材730の表面対向係合部732とが直接当接することになるため、実施の形態2に比べて、縦框13,14と面材15とがより強固に係合されるようになる。特に、図8−2に示した変形例3においては、係合部材730の端面対向部731を直接縦框13,14の内底壁部13d,14dに両面テープ40によって接着するようにしているため、縦框13,14と面材15とをより一層強固に係合させることが可能となる。但し、本発明においては、必ずしも係合部材730の端面対向部731を直接縦框13,14の内底壁部13d,14dに両面テープ40で接着する必要はない。
また、上述した実施の形態2では、係合部材730の端面対向部731からそれぞれ面材15の両側表面に対して表面対向係合部732を設け、これら2つの表面対向係合部732がそれぞれ縦框13,14の規制部13c,14cに係合するように構成しているが、本発明では、表面対向係合部は端面対向部の少なくとも一方にのみ設ければ十分である。
すなわち、図9−1及び図9−2の変形例4では、平板状を成す端面対向部831と、端面対向部831の一方の側縁から面材15の表面を覆うように延在する表面対向部832と、端面対向部831の他方の側縁から面材15の表面を覆うように延在する表面対向係合部833とを有して係合部材830を構成している。表面対向部832は、端面対向部831から直角となる方向に延在し、両面テープ40により面材15の表面に接着してある。これに対して表面対向係合部833は、外力を加えていない場合、端面対向部831から離隔するに従って漸次面材15の表面から離隔するように傾斜して設けてある。表面対向係合部833に対して外力を加えた場合には、面材15の表面に近接する方向に弾性的に変形することが可能である。
この変形例4の障子10においても、面材15の縁部に係合部材830を取り付けた後、さらに面材15の縁部及び係合部材830をガスケット20によって覆うと、図9−1に示すように、係合部材830の表面対向係合部833によってガスケット20が面材15の一方の表面から離隔するように変形し、縦框13,14の開口部13a,14aを構成する一対のヒレ部13b,14bの相互間隔よりも大きな幅となる。この状態からガスケット20及び係合部材830とともに面材15の縁部を縦框13,14の開口部13a,14aに装着すると、ガスケット20及び係合部材830が適宜弾性的に変形することにより、縦框13,14の規制部13c,14cの相互間を挿通させることができる。さらに、表面対向係合部833の先端部が縦框13,14の規制部13c,14cを通過した後においては、係合部材830の弾性復元力により表面対向係合部833が面材15の表面から離隔するように変形し、表面対向係合部833の先端が縦框13,14の規制部13c,14cに近接して対向した状態となる。従って、縦框13,14を介して障子10を開閉操作し、縦框13,14が外側に膨らむように力を受けた場合には、ガスケット20を介して係合部材830の表面対向係合部833が縦框13,14の規制部13c,14cに係合するため、縦框13,14に対する係合部材830の脱落方向の移動が規制され、縦框13,14の変形が抑制される。これにより、縦框13,14の見付け寸法を十分に確保できない状況下にあっても、障子10を開閉操作する際にガスケット20から面材15が抜けたり、縦框13,14からガスケット20が抜けたりする事態を招来する恐れがない。しかも、表面対向係合部833が端面対向部831に対して弾性的に変形するように係合部材830を構成しているため、係合部材830及びガスケット20を取り付けた状態であっても面材15の縁部を縦框13,14の開口部13a,14aに対して容易に装着することができ、障子10の組み立て作業が煩雑化することもない。
尚、この変形例4においても、図10の変形例5に示すように、ガスケット20の一部にスリット20aを形成し、このスリット20aを介して係合部材830の表面対向係合部833のみをガスケット20の外部に露出させれば、縦框13,14の規制部13c,14cと硬質材によって成形した係合部材830の表面対向係合部833とが直接当接することになるため、変形例4に比べて、縦框13,14と面材15とがより強固に係合されるようになる。
尚、上述した実施の形態1、実施の形態2及び変形例1〜変形例5では、いずれも引き違い窓に適用される障子について説明しているが、必ずしもこれに限定されず、その他の建具の障子、あるいは事務戸棚の障子にも適用することが可能である。この場合、係合部材を設ける框は縦框に限らず、開閉操作する際に力が加えられる框へ適用する。例えば、上げ下げ窓の障子に適用する場合には、上框及び下框に係合部材を配設すれば良い。
また、上述した実施の形態1、実施の形態2及び変形例1〜変形例5では、ガスケットの形状として断面がU字状を成すもの及びビード状を成すものを例示しているが、ガスケットの形状は必ずしもこれらに限定されない。
10 障子、11,12,13,14 框、11a,12a,13a,14a 開口部、13c,14c 規制部、15 面材、16 取付ネジ、20 ガスケット、20a スリット、20b 切欠、30 係合部材、33 係合部、730 係合部材、732 表面対向係合部、830 係合部材、833 表面対向係合部

Claims (2)

  1. 面材の縁部と框との間にガスケットを介在させて前記面材の縁部を前記框の開口部に装着した状態に保持する面材の保持構造であって、
    前記ガスケットよりも硬質となる材料によって成形した係合部を有する係合部材を前記面材の縁部に取り付ける一方、前記框の見付け面から前記開口部に取付ネジを螺合し、前記取付ネジの先端部を前記係合部に直接当接させることによって前記框に対する前記係合部材の脱落方向への移動を規制することを特徴とする面材の保持構造。
  2. 請求項1に記載の保持構造を適用して前記面材を前記框に保持したことを特徴とする障子。
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