JP6518119B2 - 燃料噴射システム及びそれに利用されるダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、高圧ポンプと低圧ポンプとを繋ぐ燃料ラインを利用して燃料を内燃機関に供給する燃料噴射システム、及び同システムに利用されるダンパに関する。
現行のディーゼル燃料噴射システムは低圧ポンプ(フィードポンプ)と高圧ポンプ(サプライポンプ)を具備している。この低圧ポンプは燃料タンクから燃料ラインを介して高圧ポンプに約0.5MPa(約5バール)のディーゼル燃料を搬送するとともに、高圧ポンプはコモンレールとインジェクタに200MPa(今後は200MPaを上回る圧力)のディーゼル燃料を供給する。一般に使用される高圧ポンプは複数のプランジャを有するプランジャポンプであり、ストロークごとに圧力ピークを生じる。したがってこのようなディーゼル燃料噴射システムは、燃料噴射時の目標圧力に応じて、プランジャポンプの位置する高圧回路と低圧回路との間の電磁弁(スピル弁)が制御され、瞬間的に高圧回路と低圧回路とが連通し、高圧ポンプよりもたらされる圧力ピークが低圧回路(例えば高圧ポンプと低圧ポンプとを接続する燃料ライン)にも及び、ここに圧力ピークを伴う脈動圧が生じることになる。
特開2005−42554号公報(段落0008−0037、図1)
このようなディーゼル燃料噴射システムの低圧回路における脈動圧は、構造の問題やノイズの問題等を発生させており、これらの脈動圧を弱めるためには、ダンパ等を取り付ける必要がある。
ガソリン燃料噴射システムでは、図7に示されるように、高圧ポンプ132のハウジングにダンパ110を一体に組み込み、高圧ポンプ132のハウジング内で脈動圧の低減処理を実施し、低圧回路120への脈動圧の波及を防止する提案がなされている(例えば、特許文献1を参照。)。
具体的には、ガソリン(燃料)が、燃料タンク121から低圧ポンプ122により吐出され、プレッシャレギュレータ123で圧力調整され、燃料ライン124を介して内燃機関130の高圧ポンプ132に搬送され、その後高圧ポンプ132により加圧されコモンレール135、インジェクタ136に供給される。シリンダ134b内でプランジャ134aが往復動する際に電磁弁133を介して低圧側に向かうガソリンの圧力ピークは、高圧ポンプ132入口近傍のダンパ室101内に設けられガスが密封された金属ダイアフラム102、102の変形により低減される。
ディーゼル燃料噴射システムにおいても、高圧ポンプにダンパを組み込むことが考えられる。しかしながら、ディーゼル燃料噴射システムは、低圧回路の平均圧力は約0.5MPaと低いかもしれないが、圧力ピークは1.5MPa以上と非常に高く、低圧側の低圧回路に発生する脈動圧を効率的に低減させることは困難なばかりか、高圧ポンプのハウジングにダンパを組み込む場合、高圧ポンプの構造が複雑にならざるを得なかった。
前述したように、ディーゼル燃料噴射システムは、ガソリン燃料噴射システムに比較し、圧力ピークが高く、この高い圧力ピークを伴う脈動圧を抑制するには表面積の大きな機能性に優れたダンパと、それを収納できる広い容積のダンパ室が必要となり、ダンパ機構、ひいては高圧ポンプ、内燃機関が大型化することにもなる。そのため、エンジンルーム内における内燃機関の配置の自由度も小さくなる虞がある。
また、ディーゼル燃料噴射システムにおいては、低圧回路の平均圧力の約0.5MPaに対して圧力ピークが1.5MPa以上と、ガソリン燃料噴射システムに比較して非常に高いため、高圧ポンプ132のハウジング内のみでの脈動圧の確実な低減処理は困難であり、低圧回路に発生する高い圧力ピークの影響を無くせないのが現状である。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、高圧ポンプを複雑かつ大型化させることなく、単純な構造で低圧側の低圧回路に発生する高い圧力ピークの影響を無くすことができる燃料噴射システム及びそれに利用されるダンパを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の燃料噴射システムは、
燃料タンク(21)から燃料を送り出す低圧ポンプ(22)と、該燃料を内燃機関(30)のインジェクタ(36)に送り出す高圧ポンプ(32)と、前記低圧ポンプ(22)と前記高圧ポンプ(32)とを連結する燃料ライン(24、25)と、を備え、
更に前記燃料ライン(24、25)には、当該燃料ライン(24、25)に接続される一対の燃料ライン接続部(6a、6b、7a、7b、8a、8b)を両端に備えるとともに、燃料が内部を通過可能な燃料ライン部(6、7、8)と、前記燃料ライン部(6、7、8)から分岐するように配置される密封空間(C)を形成するカバー部(1、2、40、42)と、燃料の通過方向(9)に交差する方向に延在するとともに前記密封空間(C)内に配置された圧力吸収体(3)と、を有するダンパ(10)が配置固定されていることを特徴としている。
この特徴によれば、燃料ライン部の両端の燃料ライン接続部は、燃料タンクと内燃機関との間を接続する燃料ラインにプラグイン接続により配置(いわゆるインライン配置)でき、密封空間(C)の延出方向などのレイアウトの自由度を高められるばかりか、圧力吸収体を収容するカバー部を高圧ポンプ外に形成できるため、高圧ポンプハウジングをコンパクト化できることになる。
また、低圧ポンプと高圧ポンプとを連結する燃料ラインにダンパが設けられているため、より低圧回路側、言い換えれば低圧ポンプと高圧ポンプ間の広い領域において高い圧力ピークの影響を低減できることになる。
また、圧力吸収体は燃料の通過方向に交差する方向に延在するから、カバー部の軸方向の長さを短く形成することができる。
本発明の燃料噴射システムは、
前記密封空間(C)内に配置された圧力吸収体(3)が、金属膜部材(4、5)により形成されたガス封室と、内封された所定の圧力のガスとで構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、圧力吸収体は燃料の圧力が所定の圧力以上となると、封じ込めたガスの圧縮とともに金属膜部材が弾性変形する構造のため、圧力吸収体の設置が容易になる。また、ガス圧と面状の金属膜部材を用いたダンパ機能により、金属膜部材の各所で種々の圧力ピークを抑制できる。
本発明の燃料噴射システムは、
前記カバー部(1、2)が、前記燃料の通過方向(9)の長さが短い扁平な形状であることを特徴としている。
この特徴によれば、カバー部は燃料の通過方向の長さが短いため、燃料ラインの軸方向に占める長さを短くできる。このため、内燃機関と燃料タンクとの間に設けられる燃料ラインの長さや、各レイアウトに制約が少ない構造を提供できる。
本発明の燃料噴射システムは、
前記カバー部(40、42)が、前記燃料の通過方向(9)に交差する方向の長さが短い扁平な形状であることを特徴としている。
この特徴によれば、カバー部は燃料の通過方向に交差する方向の長さが短いため、燃料ライン及びカバー部に交差する方向に占める長さを短くできる。このため、内燃機関と燃料タンクとの間に設けられる燃料ライン及びダンパのレイアウトに制約が少ない構造を提供できる。
本発明の燃料噴射システムは、
前記金属膜部材(4、5)が、前記密封空間(C)を少なくとも2つの室(C1、C2)に仕切るように配置されるとともに、当該少なくとも2つの室(C1、C2)はそれぞれ前記燃料ライン部(6、7)の内部に連通されていることを特徴としている。
この特徴によれば、金属膜部材に仕切られた各室に燃料圧力が直接作用するため、各室の金属膜部材が燃料差圧と脈動圧との何れに対しても変形して、圧力ピークに迅速に対応できることになる。
本発明のダンパは、
燃料ライン接続部(6a、6b、7a、7b、8a、8b)を両端に備えるとともに、燃料が内部を通過可能な燃料ライン部(6、7、8)と、前記燃料ライン部(6、7、8)から分岐するように配置される密封空間(C)を形成するカバー部(1、2、40、42)と、前記密封空間(C)内に配置された圧力吸収体(3)と、を備え、前記カバー部(1、2、40、42)及び前記圧力吸収体(3)が、前記燃料の通過方向(9)に直交する方向に延在して配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、カバー部の軸方向の長さが短くなり、機器構成のコンパクト化が可能となる。
本発明のダンパは、
前記密封空間(C)内に配置された圧力吸収体(3)が、金属膜部材(4、5)により形成されたガス封室と、内封された所定の圧力のガスとで構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、圧力吸収体は燃料の圧力が所定の圧力以上となると、封じ込めたガスの圧縮とともに金属膜部材が弾性変形する構造のため、圧力吸収体の設置が容易になる。また、ガス圧と金属膜部材を用いたダンパ機能により、金属膜部材の各所で種々の圧力ピークを抑制できる。
本発明のダンパは、
前記カバー部(1、2、40、42)が、燃料ライン部(6、7、8)の周方向の一部に配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、燃料ライン部は周方向にカバー部の突出部が存在しない領域を有するため、燃料ラインのレイアウトの制約を少なくできることになる。
本発明のダンパは、
前記燃料ライン接続部(6a、6b)が、金属製の燃料ラインに溶接又はロウ付けにより接続される形状であることを特徴としている。
この特徴によれば、ダンパを金属製の燃料ラインに用いることができ、燃料ラインとの接続部から燃料が漏れることがない。
本発明のダンパは、
前記燃料ライン接続部(7a、7b、8a、8b)が、ゴム製の燃料ラインに挿入するための接続プラグを有することを特徴としている。
この特徴によれば、ダンパをゴム製の燃料ラインに用いることができ、ダンパを燃料ラインに簡単に取り付けることができる。
実施例1におけるディーゼル燃料噴射システム及びそれに利用されるダンパの一部を切り欠いて示す図である。 図1のダンパのII-II線断面図である。 実施例2におけるディーゼル燃料噴射システムに利用されるダンパの一部を切り欠いて示す斜視図である。 実施例3におけるディーゼル燃料噴射システムに利用されるダンパの一部を切り欠いて示す斜視図である。 実施例4におけるディーゼル燃料噴射システムに利用されるダンパを示す図であり、(a)は正面図、(b)はV-V線断面図である。 図5のホルダの正面図である。 従来のガソリン燃料噴射システムを説明する図である。
本発明に係る燃料噴射システム及びそれに利用されるダンパを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係るディーゼル燃料噴射システム及びそれに利用されるダンパにつき、図1から図2を参照して説明する。以下、図1及び図2の紙面上、下を上、下として説明する。
プラグインパルセーションダンパ(ダンパ)10は、コモンレール・ディーゼル燃料噴射システムの燃料ライン24、25の間に配置される。低圧回路20は、燃料タンク21、低圧ポンプ22、プレッシャレギュレータ23、上流側の燃料ライン24、プラグインパルセーションダンパ10、下流側の燃料ライン25から主に構成されている。内燃機関30は下流側の燃料ライン25に接続されており、高圧ポンプ(サプライポンプ)32、コモンレール35、インジェクタ36、図示しない燃焼室、出力軸から主に構成されている。
高圧ポンプ32はプランジャ34aがシリンダ34b内を往復動するプランジャポンプであり、低圧側(吸入側)に電磁弁(スピル弁)33が設けられている。高圧ポンプ32は吐出圧力が200MPaであり、コモンレール35に要求される圧力に応じて、電磁弁33の開度が制御される。低圧ポンプ22は、燃料タンク21からディーゼル燃料を平均燃料圧力0.5MPaで高圧ポンプ32に搬送する。また、高圧ポンプ32の動作により、低圧側には最大1.5MPa以上の圧力ピークが発生する。
プラグインパルセーションダンパ10は、上カバー1(カバー部)、下カバー2(カバー部)、圧力吸収体3、燃料ライン部6から主に構成されている。上カバー1は、厚さ2mm程度のステンレス鋼板をプレス加工により成形されたものであり、径方向に切断面を有する略半円筒形である。下カバー2は、厚さ2mm程度のステンレス鋼板をプレス加工により成形されたものであり、径方向に切断面を有する略半円筒形である。下カバー2の切り欠かれた部分は、図1の切断面を基準として線対称に形成されている。
上カバー1と下カバー2とはそれぞれのフランジ部分を溶接等により液密に固着され、内部に略円柱状の密閉空間Cが形成されている。フランジ部分を溶接しているため容易に液密に接続できるとともに接続強度が高い。また、上カバー1と下カバー2の二部材によりカバー部が形成されているため、カバー部を構成する部品点数が少ない。また、上カバー1と下カバー2と圧力吸収体3は、ディーゼル燃料の通過方向9(図1に示される矢印の方向。)に直交する方向に延在し、ディーゼル燃料の通過方向9の長さが短い扁平な略円筒状に形成されている。また、上カバー1と下カバー2と圧力吸収体3は、燃料ライン部6を基点として遠ざかる方向に延在している。さらに、上カバー1と下カバー2と圧力吸収体3は、それらの主面がディーゼル燃料の通過方向9に直交している。
燃料ライン部6は、厚さ3mm程度のステンレス製あるいはスチール製であり、内部に燃料通路Aを有するパイプ形状である。燃料ライン部6にはその両端に金属製の燃料ライン24、25が溶接又はロウ付けにより接続される燃料ライン接続部6a、6bが設けられている。また、燃料ライン部6は、下カバー2と一体で下カバー2の下方に設けられている。なお、燃料ライン部6は下カバー2と別体であってもよい。
密封空間Cを上流側の室C1と下流側の室C2に2分好ましくは均等に2分するように圧力吸収体3が設けられている。室C1及び室C2はそれぞれ連通孔c1、c2を介して燃料ライン部6の内部に連通されている。圧力吸収体3は、ディーゼル燃料の通過方向9に直交する方向に延在する。圧力吸収体3は、一対の皿形状の金属膜部材4、5の間にアルゴンガスやヘリウムガス等のガスを封止して構成されている。
金属膜部材4、5は、厚さ0.15〜0.25mm程度のステンレス鋼板をプレス加工により皿形状に成形されたものである。径方向端部のフランジ4a、5aは互いに周方向に気密に溶接されている。金属膜部材4、5のフランジ4a、5aは上カバー1の凹溝状のスリット(図示されない)及び下カバー2の凹溝状のスリット2aに埋設されている。上カバー1の凹溝状のスリット及び下カバー2の凹溝状のスリット2aは、それぞれ上カバー1の内周面及び下カバー2の内周面に設けられた略半円形状の凹溝であり、上カバー1を下カバー2に接合した状態で、略円形状の凹溝が形成される。スリット2aは、その幅は略フランジ4a、5aの合計の厚さに等しく、その深さはフランジ4a、5aの径方向外周端から受圧部4bが立ち上がる径方向内周端までの長さよりも浅く(短く)形成されている。なお、上カバー1のスリットの幅及び深さは下カバー2のスリット2aの幅及び深さと同様である。フランジ4a、5aを上カバー1のスリット及び下カバー2のスリット2aに埋設することにより、圧力吸収体3を上カバー1及び下カバー2に簡単な構成により取付、固定することができる。さらに、上カバー1と下カバー2のフランジ部分は圧力吸収体3の直径に平行であるため、言い換えると圧力吸収体3の最大径の箇所で上カバー1と下カバー2とが分割されているため、下カバー2のスリット2aに圧力吸収体3を埋設した状態で、上カバー1を下カバー2に取り付ける組み立て作業が簡単である。フランジ4a、5aがスリット2aに埋設されるから、受圧部4bを広く確保することができる。受圧部は平坦でも良いが、金属膜部材4、5の受圧部4b(金属膜部材5の受圧部は図示されない)に周方向に連続する凹部が複数設けられていると、受圧部4bの機械的強度が増す。
圧力吸収体3に所定の圧力(例えば0.7MPa)以上の燃料圧力が作用すると、ガスが圧縮され、金属膜部材4、5が弾性変形する。この弾性変形により密封空間Cに占める圧力吸収体3の体積が減少し、密封空間Cに多くのディーゼル燃料が収容される。このようにして、圧力ピークを伴う脈動を低減させることができる。圧力吸収体3は、下流側の高圧ポンプ32から生じる最大の圧力ピークの圧力が作用しても、金属膜部材4、5が塑性変形しないように、金属膜部材4、5の膜厚及びガスの封入圧力を決定するとよい。なお、ガスの封入圧力は、ほぼ所定の圧力(例えば0.7MPa)に等しい。
燃料ライン部6の両端の燃料ライン接続部6a、6bは、燃料タンク21と内燃機関30との間を接続する燃料ライン24、25にプラグイン接続により配置(いわゆるインライン配置)でき、密封空間(C)の延在方向等のレイアウトの自由度を高められるばかりか、金属膜部材4、5を収容する上カバー1、下カバー2を高圧ポンプハウジング32a外に形成できるため、高圧ポンプハウジング32aをコンパクト化できることになる。
また、低圧ポンプ22と高圧ポンプハウジング32aとを連結する燃料ライン24、25にプラグインパルセーションダンパ10が設けられているため、より低圧回路20側、言い換えれば低圧ポンプ22と高圧ポンプハウジング32a間の広い領域において高い圧力ピークの影響を低減できることになる。
また、プラグインパルセーションダンパ10は、インライン型であるため、プラグインパルセーションダンパ10は、様々なモデルの車両と様々なモデルの内燃機関に用いることができる。例えば、2つのモデルの車両に用いられる1つの内燃機関にも、同じ車両モデルに用いられる2つの異なるモデルの内燃機関にも用いることができる。
また、ディーゼル燃料の圧力が所定の圧力以上となると、封じ込めたガスが圧縮されて金属膜部材4、5は弾性変形する。このため、構造が単純である。また、ガス圧と面状の金属膜部材4、5を用いたダンパ機能により、金属膜部材4、5の各所で種々の圧力ピークを抑制できる。すなわち、ガス圧と面状の金属膜部材4、5を用いた圧力吸収体3は径方向にその剛性が変化するから、圧力に応じて異なる箇所が変形し、連続的に圧力ピークが変化する脈動への追従性が高い。
また、金属膜部材4、5を用いたから高い圧力ピークに耐えることができる。また、金属膜部材4、5を収容する上カバー1及び下カバー2を高圧ポンプ32の外部に形成できるため、高圧ポンプハウジング32aが大きくならない。
さらに、金属膜部材4、5は上カバー1及び下カバー2内に収容されているため、金属膜部材4、5が破裂してもディーゼル燃料が外部に漏れることを抑制できる。この場合、上カバー1及び下カバー2は、金属膜部材4、5に比べ、剛性が高いから、ディーゼル燃料が外部に漏れることを確実に抑制することができる。
また、上カバー1及び下カバー2はディーゼル燃料の通過方向9が短い扁平な形状で、ディーゼル燃料の通過方向9の長さが短いため、燃料ライン24、25の軸方向に占める長さを短くできる。このため、内燃機関30と燃料タンク21との間に設けられる燃料ライン24、25の長さや、各レイアウトに制約が少ない構造を提供できる。
また、金属膜部材4、5に仕切られた各室C1、C2に燃料圧力が直接作用するため、各室C1、C2の金属膜部材4、5が燃料差圧と脈動圧との何れに対しても変形して、圧力ピークに迅速に対応できることになる。
上カバー1、下カバー2及び金属膜部材4、5は、燃料の通過方向9に直交する方向に延在して配置されているから、上カバー1及び下カバー2の軸方向の長さを短くできる。
また、上カバー1及び下カバー2は、燃料ライン部6の周方向の上方に配置され、下方にはこれら上カバー1及び下カバー2の突出部が存在しない領域を有するため、燃料ラインのレイアウトの制約を少なくできることになる。
また、2つの金属膜部材4、5は、周方向外周のフランジ4a、5aが溶接により密封固着されているため、圧力を受ける受圧部4bを広く確保することができる。
また、上カバー1、下カバー2、金属膜部材4、5をステンレスにより形成しているので、耐腐食性に優れるだけでなく、金属間に電位差が生じず電蝕が発生し難い。
なお、圧力が低ければ、上カバー1、下カバー2、金属膜部材4、5を樹脂等の材料により構成することも可能である。
次に、実施例2に係るプラグインパルセーションダンパ10につき、図3を参照して説明する。燃料ライン部7の両端にプラグ接続部7a、7bが設けられている。このプラグ接続部7a、7bには図示しないゴム製の燃料ラインが圧入して固定される。なお、その他の構成は、実施例1と同一であるためその説明を省略する。
次に、実施例3に係るプラグインパルセーションダンパ10につき、図4を参照して説明する。圧力吸収体3A、3B、3Cがそれぞれスリット2a1、2a2,2a3に埋設されて3個互いに並設されている。また、圧力吸収体3A、3B、3C及びスリット2a1、2a2,2a3は、実施例1で説明した圧力吸収体3及びスリット2aと同様の構成である。なお、その他の構成は、実施例1と同一であるためその説明を省略する。
ここで、圧力吸収体3A、3B、3Cを3個設けたので、所定の圧力以上の燃料圧力が作用し、圧力吸収体3A、3B、3Cが変形した際に、密封空間Cにより多くのディーゼル燃料が収容される。また、圧力吸収体3A、3B、3Cを互いに平行に配置したので、隣接する圧力吸収体を近接して配置できる。なお、圧力吸収体3A、3B、3Cを複数設ける個数は3個以外であってもよい。さらに、圧力吸収体3A、3B、3Cが同じ構成のものについて説明したが、異なる構成としてもよい。
次に、実施例4に係るプラグインパルセーションダンパ10につき、図5及び図6を参照して説明する。圧力吸収体3が配置される方向及び圧力吸収体3の固定方法が実施例1とは異なる。なお、実施例1と同一の構成はその説明を省略する。
プラグインパルセーションダンパ10は、カバー40(カバー部)、プレート42(カバー部)、圧力吸収体3、燃料ライン部8から主に構成されている。カバー40は、厚さ2mm程度のステンレス鋼板をプレス加工により成形されたものであり、略カップ形である。カバー40の側部は、一部が切り欠かれ平坦部40a(図5(a))が形成され、この平坦部40aには貫通孔40bが形成されている。プレート42は、ステンレス鋼板をプレス加工により成形されたものであり、中央に小径の凸部42aを有する断面略凸形状に形成されたものであり、略円板形である。
カバー40の側端部40cとプレート42のフランジ42bとは溶接48等により液密に固着され、内部に略円柱状の密閉空間Cが形成されている。また、カバー40とプレート42は、ディーゼル燃料の通過方向9(図5に示される矢印の方向。)に直交する方向に延在し、ディーゼル燃料の通過方向9の長さが長い扁平な略円筒状に形成されている。また、上カバー1と下カバー2と圧力吸収体3は、燃料ライン部6を基点として遠ざかる方向に延在している。さらに、上カバー1と下カバー2と圧力吸収体3は、ディーゼル燃料の通過方向9に沿って延在している、言い換えると、それらの主面がディーゼル燃料の通過方向9を中心とする円弧に直交している。
燃料ライン部8は、厚さ3mm程度のステンレス製あるいはスチール製であり、内部に燃料通路Aを有するパイプ形状である。燃料ライン部8にはその両端にプラグ接続部8a、8bが設けられている。燃料ライン部8の両プラグ接続部8a、8bの間の中間部8cは断面矩形に形成されている。中間部8cの一側面部8dには貫通孔8eが形成されている。
カバー40の平坦部40aと燃料ライン部8の一側面部8dとはロウ付けにより固定され、貫通孔40bと貫通孔8eとが連通されている。すなわち、燃料ライン部8から分岐するように密封空間Cが形成されている。
密封空間Cには、固定用のウェーブスプリング44(固定スプリング)とホルダ46とにより圧力吸収体3が位置決め固定されている。ホルダ46は、リング形状の保持部46aと、7つの脚部46bから形成されている(図6)。脚部46bは保持部46aから内径側に延びる舌片46b’(図6では1つの舌片のみを図示している。)を折り曲げることにより形成される。圧力吸収体3のフランジ4a、5aに、ウェーブスプリング44とホルダ46の脚部46bとがそれぞれスポット溶接により固定されていることが好ましい。ウェーブスプリング44の一端はプレート42の小径の凸部42aの外側に挿入されて位置決めされている。ホルダ46の脚部46bはカバー40の内周の角部に配置されて位置決めされている。このようにして、圧力吸収体3はカバー40とプレート42の間にガタツキ無く取り付けられる。圧力吸収体3に所定以上の燃料圧力が作用すると、ガスが圧縮され、金属膜部材4、5が弾性変形する。なお、ウェーブスプリングがカバーに当接されるとともにホルダの脚部がプレートに当接される配置としてもよい。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、金属膜部材4、5の間にガスが封入されるものについて説明したが、剛体の金属プレートの両側に金属膜部材を配置し、金属プレートと金属膜部材との間にガスが封入されるものであってもよい。
また、金属膜部材4、5は互いに膜厚や形状が異なるものであってよい。この場合には、剛性の低い方の金属膜部材が先に弾性変形を開始する。そのため、圧力が低い初期の弾性変形が円滑である。
また、プラグインパルセーションダンパ10に加え、高圧ポンプハウジング32aに追加のダンパを設けることを排除しない。
また、圧力吸収体3として、金属膜部材4、5とガスとを用いるものを例に説明したが、これ以外のディーゼル燃料の圧力を吸収できるものを排除しない。
また、上カバー1、下カバー2、カバー40、プレート42のカバー部に、貫通孔を設け、貫通孔に燃料圧力を計測する圧力センサを取り付けるようにしてもよい。
また、上述の実施例ではディーゼル燃料噴射システム及びそれに利用されるダンパを例に説明したが、本発明は、ディーゼル用以外、例えばガソリン用に適用することができる。
1 上カバー(カバー部)
2 下カバー(カバー部)
3 圧力吸収体
4 金属膜部材
5 金属膜部材
6 燃料ライン部
6a、6b 燃料ライン接続部
7 燃料ライン部
7a、7b 燃料ライン接続部
8 燃料ライン部
8a、8b 燃料ライン接続部
9 燃料の通過方向
10 プラグインパルセーションダンパ(ダンパ)
20 低圧回路
21 燃料タンク
22 低圧ポンプ
24、25 燃料ライン
30 内燃機関
32 高圧ポンプ
32a 高圧ポンプハウジング
36 インジェクタ
40 カバー(カバー部)
42 プレート(カバー部)
A 燃料流路
C 密封空間
C1、C2 室
c1、c2 連通孔

Claims (10)

  1. 燃料タンク(21)から燃料を送り出す低圧ポンプ(22)と、該燃料を内燃機関(30)のインジェクタ(36)に送り出す高圧ポンプ(32)と、前記低圧ポンプ(22)と前記高圧ポンプ(32)とを連結する燃料ライン(24、25)と、を備え、
    更に前記燃料ライン(24、25)には、当該燃料ライン(24、25)に接続される一対の燃料ライン接続部(6a、6b、7a、7b、8a、8b)を両端に備えるとともに、燃料が内部を通過可能な燃料ライン部(6、7、8)と、前記燃料ライン部(6、7、8)から分岐するように配置される密封空間(C)を形成するカバー部(1、2、40、42)と、燃料の通過方向(9)に交差する方向に延在するとともに前記密封空間(C)内に配置された少なくとも一つの圧力吸収体(3)と、を有するダンパ(10)が配置固定され、前記密封空間(C)は、前記圧力吸収体(3)により複数の室(C1、C2)に仕切られ、前記複数の室(C1、C2)のそれぞれが、互いに独立して、前記燃料ライン(24、25)のうちの燃料の通過方向(9)における上流側燃料ライン(24)と下流側燃料ライン(25)の両方に連通していることを特徴とする燃料噴射システム。
  2. 前記密封空間(C)内に配置された圧力吸収体(3)が、金属膜部材(4、5)により形成されたガス封室と、内封された所定の圧力のガスとで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料噴射システム。
  3. 前記カバー部(1、2)が、前記燃料の通過方向(9)の長さが短い扁平な形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射システム。
  4. 前記カバー部(40、42)が、前記燃料の通過方向(9)に交差する方向の長さが短い扁平な形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料噴射システム。
  5. 前記金属膜部材(4、5)が、前記密封空間(C)を少なくとも2つの室(C1、C2)に仕切るように配置されるとともに、当該少なくとも2つの室(C1、C2)はそれぞれ前記燃料ライン部(6、7)の内部に連通されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の燃料噴射システム。
  6. 燃料ライン接続部(6a、6b、7a、7b、8a、8b)を両端に備えるとともに、燃料が内部を通過可能な燃料ライン部(6、7、8)と、前記燃料ライン部(6、7、8)から分岐するように配置される密封空間(C)を形成するカバー部(1、2、40、42)と、前記密封空間(C)内に配置された少なくとも一つの圧力吸収体(3)と、を備え、前記カバー部(1、2、40、42)及び前記圧力吸収体(3)が、前記燃料の通過方向(9)に直交する方向に延在して配置され、前記密封空間(C)は、前記圧力吸収体(3)により複数の室(C1、C2)に仕切られ、前記複数の室(C1、C2)のそれぞれが、互いに独立して、前記燃料ライン(24、25)のうちの燃料の通過方向(9)における上流側の燃料ライン(24)と下流側の燃料ライン(25)の両方に連通していることを特徴とするダンパ。
  7. 前記密封空間(C)内に配置された圧力吸収体(3)が、金属膜部材(4、5)により形成されたガス封室と、内封された所定の圧力のガスとで構成されていることを特徴とする請求項6に記載のダンパ。
  8. 前記カバー部(1、2、40、42)が、燃料ライン部(6、7、8)の周方向の一部に配置されていることを特徴とする請求項6又は7に記載のダンパ。
  9. 前記燃料ライン接続部(6a、6b)が、金属製の燃料ラインに溶接又はロウ付けにより接続される形状であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のダンパ。
  10. 前記燃料ライン接続部(7a、7b、8a、8b)が、ゴム製の燃料ラインに挿入するための接続プラグを有することを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のダンパ。
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