JP6516607B2 - はんだ付け方法、はんだ接合構造および電子機器 - Google Patents

はんだ付け方法、はんだ接合構造および電子機器 Download PDF

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Description

この発明は、はんだ付け方法、はんだ接合構造および電子機器に関する。
部品を接合するためのはんだの合金組成およびその含有量は、この部品を搭載する音響機器の音質および聴感評価に影響を与える。
例えば、特許文献1に記載されるはんだ接合構造では、はんだとランドとの接合界面(以下、はんだ接合界面と記載する)に形成される金属間化合物を微細化、均一化させる効果を有する元素としてNiを添加している。この金属間化合物が微細化、均一化されると、はんだ接合部の電気抵抗が低減され、これに伴った発熱、電流経路におけるノイズの発生を抑制することができる。
特開2010−274326号公報
従来から一般的に実施されているリフローはんだ付けでは、熱容量の異なる大小様々な電子部品が実装される基板を扱う場合、この基板に高温部と低温部が混在した、いわゆる温度ムラが発生する。この場合、例えば、高温部に配置された電子部品が高温から低温へ急激に変化すると、電子部品の耐熱性によっては温度変化に耐えられず損傷する可能性がある。
そこで、従来のリフローはんだ付けでは、はんだの溶融温度から比較的遅い冷却速度(おおむね5℃/秒以下)ではんだ接合部を冷却していた。このため、はんだが高い温度に維持される時間も長くなり、はんだ接合界面の金属間化合物層の結晶が成長する。
このようにはんだが高い温度に維持されている間、金属間化合物層には内部応力が蓄積してマイクロクラックが増加する。これにより、マイクロクラックの電荷蓄積に起因した電子散乱も増加する。さらに、金属間化合物層の厚さ自体も増加する。
マイクロクラック、電子散乱の影響は、金属間化合物層の厚さに比例して大きくなる。
従って、これらは、はんだ接合部を介した電気信号の流れを阻害する要因となり、電子機器の電気信号を劣化させる。例えば、音響機器では、はんだ接合部の電気抵抗によって音響信号の原音からの乖離が大きくなり、音質が低下する。
また、特許文献1に記載されるように、はんだにNiを添加した場合、はんだの融点は高くなる。従って、Niを添加したはんだを用いてリフローはんだ付けを行う場合、温度ムラを考慮して低温部をはんだの溶融温度まで加熱すると、Niを添加していない通常のはんだを用いた場合よりも高温部がさらに高温になる。このため、はんだを溶融してから冷却するまで通常のはんだよりも大きな温度変化となり、同様にゆっくりと冷却していく必要がある。
さらに、Niの添加によってはんだ濡れ性も低下するため、はんだ付け性が低下する。その結果、従来では、選択できる部品が限定される。また、基板の温度ムラと部品の耐熱性を考慮すると、基板上への部品の配置に制約が増えるため、これに伴うコストアップ、設計自由度の低下が懸念されるという課題があった。
この発明は上記課題を解決するもので、はんだ接合部における電気信号の流れの阻害要因を減少させて電気信号の劣化を抑えることにより、部品の選択と配置の制約を減らしてコストアップの回避と設計自由度を確保し、特に音響機器における音質の向上を図ることができるはんだ付け方法、はんだ接合構造および電子機器を得ることを目的とする。
この発明に係るはんだ付け方法は、第1の部材を配置した第2の部材のランド上のはんだを選択的に加熱して溶融させ、溶融保持時間が経過すると、少なくとも3Tから10Tまでの範囲の強さの強電磁場を印加しながら急冷する。
この発明によれば、第1の部材を配置した第2の部材のランド上のはんだを選択的に加熱して溶融させてから急冷するので、ランドとはんだとの接合界面における金属間化合物層の厚さを薄くすることができる。これにより、はんだ接合部の電気信号の流れの阻害要因が減少し、電気信号の劣化が抑えられるので、部品の選択と配置の制約が減少してコストアップの回避と設計自由度が確保され、特に音響機器における音質の向上を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係る音響機器の構成を示す図である。 電子部品が実装された基板を示す図である。図2(1)は基板を示す斜視図、図2(2)は図2(1)の部分7aの電子部品を示す拡大上面図である。 はんだ接合構造を示す断面図である。図3(1)は、図2(2)のA−A線で切った断面図、図3(2)は、図3(1)の部分11aを示す拡大断面図である。 実施の形態1に係るはんだ付け方法の概要を示す図である。 実施の形態1に係るはんだ付け方法の基板温度分布を示す図である。 従来のリフローはんだ付けの概要を示す図である。 従来のリフローはんだ付けの基板温度分布を示す図である。 実施の形態1に係るはんだ付け方法とリフローはんだ付けの温度プロファイルを示す図である。 はんだ接合部を示す図である。図9(1)は、従来のリフローはんだ付けで形成されたはんだ接合部の断面図、図9(2)は、実施の形態1に係るはんだ付け方法で形成されたはんだ接合部の断面図である。 この発明の実施の形態2に係るはんだ付け方法の一例を示す図である。図10(1)は基板のランドを示す上面図、図10(2)は核を格子状に配置したランドを示す拡大図である。図10(3)は、核間の距離を示している。 実施の形態2に係るはんだ付け方法のもう一つの例を示す図である。図11(1)は基板のランドを示す上面図、図11(2)は均一粗面のランドを示す拡大図である。図11(3)は、凹凸間の距離を示している。 この発明の実施の形態3に係るはんだ付け方法を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る音響機器1の構成を示す図である。音響機器1は、この発明における電子機器を具体化したものであり、例えば、車載用音響機器で実現される。また、音響機器1は、この発明におけるはんだ接合構造を備えており、機器内部で、このはんだ接合構造におけるはんだ接合部を電気信号が通るように構成されている。
電気信号には音響信号がある。この発明におけるはんだ接合構造は、電気信号の流れの阻害要因が減少されるので、音響信号の劣化を抑えつつ出力することが可能である。
音響機器1の構成としては、図1に示すように、再生部2、アンプ3、スピーカ4a,4bおよびケーブル5を備える。再生部2は、CD、DVD、USBメモリなどの記録メディアに記録されたコンテンツを再生する。再生されたコンテンツのうち、音響信号は、ケーブル5を介してアンプ3に出力される。アンプ3は、再生部2から入力した音響信号を増幅する。そして、アンプ3は、ケーブル5を介して音響信号をスピーカ4a,4bに出力する。スピーカ4a,4bは、ケーブル5を介してアンプ3から受け取った音響信号を音声出力する。
再生部2、アンプ3、スピーカ4a,4bの内部に存在する電子部品と基板との電気的な接続によって、音響機器1の内部における音響信号の経路が構成される。
また、実施の形態1に係るはんだ接合構造のはんだ接合部が上記電気的な接続の一部を構成することで、上記はんだ接合部が音響信号の経路に介在することになる。
なお、図1において、再生部2、アンプ3およびスピーカ4a,4bをそれぞれ別々に設けた構成を示したが、これらが一体に構成されていてもよい。
図2は、電子部品7が実装された基板6を示す図であり、図2(1)は、基板6を示す斜視図、図2(2)は、図2(1)の部分7aの電子部品7を示す拡大上面図である。
図2(1)において、電子部品7は、この発明における第1の部材を具体化したものであり、はんだ接合部8を介して基板6に接合される対象となる部材である。
なお、第1の部材としては、電子回路を内蔵した電子部品であってもよいが、単に電気信号を通す導電性部材であってもよい。
基板6は、この発明における第2の部材を具体化したものであり、はんだ付けによって電子部品7が接合される。基板6には、例えば複数の電子部品7が実装されて音響機器1の内部に配置される。なお、第2の部材としては、図2(1)に示すような基板であってもよいが、第1の部材をはんだ付けするためのランドを備えるものであればよい。
図3は、はんだ接合構造を示す断面図である。図3(1)は、図2(2)のA−A線で切った断面図であり、図3(2)は、図3(1)の部分11aを示す拡大断面図である。
図3(1)に示す例では、基板6上の対向した位置にランド10がそれぞれ形成されている。ランド10は、電子部品7をはんだ付けするための銅箔部である。電子部品7は、矩形形状の本体部の両端に電極を有する表面実装部品である。
電子部品7の電極をランド10に配置しはんだ9を塗布する。はんだ9を加熱して溶融させてから冷却することにより、図3(1)に示すようなはんだ接合部8が形成される。
はんだ9としては、Sn−Ag−Cuはんだ合金(組成;Ag=3.0重量%、Cu=0.5重量%、残部Sn)などを用いる。この組成のはんだ9の融点は、およそ220〜230℃である。
はんだ接合部8におけるはんだ9とランド10との接合界面(はんだ接合界面)には、はんだ9とランド10のCuとが化合した金属間化合物層11が形成される。
また、金属間化合物層11には、図3(2)に示すようにマイクロクラック11bが形成される。マイクロクラック11bは、溶融したはんだ9を冷却したときの凝固割れであり、溶融状態から冷却されたはんだ9の内部に蓄積される内部応力によって発生する。
金属間化合物層11を通る電子は、マイクロクラック11bに蓄積された電荷により電子散乱される。従って、マイクロクラック11bが増加すると、金属間化合物層11における電気抵抗も増加することになる。
また、マイクロクラック11bは、はんだ付けにおいて不可避的に発生するものであり、金属間化合物層11が厚くなるに伴って増加する。このため、金属間化合物層11が厚くなると、マイクロクラック11bに起因した電気抵抗も増加する。
次に、実施の形態1に係るはんだ付け方法について説明する。
図4は、実施の形態1に係るはんだ付け方法の概要を示す図であり、はんだ付けを行う様子を電子部品7の上方からみている。実施の形態1に係るはんだ付け方法では、図4に示すように、熱源12と冷却源13を用いる。
熱源12は、図3に示したランド10上のはんだ9を選択的に加熱して溶融させる。例えば、レーザ光をはんだ9に集光するレーザ照射ヘッド、はんだコテなどで実現される。
冷却源13は、熱源12により加熱溶融されたはんだ9を冷却する。例えば、冷却ガスをはんだ9に吹き付ける冷却ノズル、空気流を送るファンなどで実現される。
図5は、実施の形態1に係るはんだ付け方法の基板温度分布を示す図である。前述したように、ランド10上のはんだ9は、熱源12によって選択的に加熱される。
このため、図5に示すようにランド10上のはんだ9とその極近い部分の温度分布6aが、はんだ溶融温度以上の高温になっている。また、これ以外の基板6および電子部品7の本体部の温度分布6bは、ほぼ常温になっている。すなわち、実施の形態1では、温度分布6aの領域から温度分布6bの領域へ向けて伝熱されるので、加熱を終了したときにはんだ接合部8を急冷することが可能である。
図6は、従来のリフローはんだ付けの概要を示す図であって、リフロー炉101の内部が透けて見えるように記載している。リフローはんだ付けシステム100は、図6に示すように電子部品7が搭載された基板6をリフロー炉101に搬送し、ヒーター102a,102bで加熱してはんだ付けを行うシステムである。リフロー炉101の内部には、ヒーター102a,102bが対向面にそれぞれ配置されている。
コンベア103で搬送された基板6は、ヒーター102aとヒーター102bとの間で加熱され、はんだ9が溶融する。コンベア103による搬送が進んで、基板6がヒーター102aとヒーター102bとの間を抜けると、徐々にはんだ9が冷却されていく。
図7は、このようなリフローはんだ付けによる基板6の温度分布を示す図である。
図2(1)に示したように、基板6には、熱容量の異なる大小様々な電子部品7が実装される場合がある。この場合、ヒーター102a,102bによって基板6が加熱されると、図7に示すような高温の温度分布6aと低温の温度分布6bとが混在する温度ムラが発生する。なお、リフローはんだ付けシステム100が同じであっても、温度ムラの状態は、基板6ごとに異なる。
図8は、実施の形態1に係るはんだ付け方法(図中、高速冷却はんだ付けと記載する)とリフローはんだ付けの温度プロファイルを示す図であり、各はんだ付け方法で形成したはんだ接合部の温度プロファイルを示している。
従来のリフローはんだ付けにおいて、図7に示した温度分布6aの領域に配置された電子部品7は、図5の場合と異なって電子部品7の電極以外の本体部も高温になっている。
従って、このような電子部品7が高温から低温へ急激に変化すると、電子部品7の耐熱性によっては温度変化に耐えられず損傷する場合がある。
従来のリフローはんだ付けでは、温度プロファイルP1に示すように、加熱時間Taでヒーター102a,102bによって基板6を加熱してはんだ9を溶融させ、一定の溶融保持時間Tbが経過した後、冷却時間Tcではんだ接合部を冷却している。
前述したように、従来のリフローはんだ付けでは、加熱によって電子部品7の本体部も高温になっているので、はんだ溶融温度から比較的遅い冷却速度(おおむね5℃/秒以下)ではんだ接合部が冷却される。
一方、実施の形態1に係るはんだ付け方法では、温度プロファイルP2に示すように、加熱時間Taでランド10上のはんだ9とその極近い部分のみを加熱してはんだ9を溶融させ、一定の溶融保持時間Tbが経過すると、冷却時間Tcで急冷している。
はんだ9の冷却速度は、50℃/秒以上、より好ましくは100℃/秒とする。
なお、実施の形態1では、全く同じ仕様のサンプルを用いたリフローはんだ付けと比較して、冷却速度は、リフローはんだ付けの10倍以上とする。ただし、この冷却速度は、はんだ接合部8または電子部品7に損傷を与えない程度であればよい。
図9は、はんだ接合部8,8aを示す図である。図9(1)は、従来のリフローはんだ付けで形成されたはんだ接合部8aの断面図、図9(2)は、実施の形態1に係るはんだ付け方法で形成されたはんだ接合部8の断面図である。図9において、はんだ接合部8aにおける金属間化合物層11aの厚さをC1とし、はんだ接合部8における金属間化合物層11の厚さをC2とする。
従来のリフローはんだ付けでは、図8に示したように、はんだ溶融温度から比較的遅い冷却速度ではんだ接合部8aが冷却される。このため、はんだ9が高い温度に維持される時間も長くなり、はんだ接合界面における金属間化合物層11aの結晶が成長する。これにより、金属間化合物層11aの厚さC1は、おおむね2μmを超える値となる。
また、はんだ9が高い温度に維持されている間、金属間化合物層11aには内部応力が蓄積してマイクロクラック11bが増加する。これによって、マイクロクラック11bの電荷蓄積に起因した電子散乱も増加する。さらに金属間化合物層11aの厚さC1も増加する。なお、マイクロクラック11bおよび電子散乱の影響は、金属間化合物層11aの厚さに比例して大きくなる。
これに対し、実施の形態1に係るはんだ付け方法は、全く同じ仕様のサンプルを用いたリフローはんだ付けにおける冷却速度の10倍以上の速度で冷却することで、金属間化合物層11の成長を抑制している。これにより、金属間化合物層11の厚さC2は、金属間化合物層11aの厚さC1の1/2程度またはそれ以下となる。ただし、C1=ゼロではない。ゼロである場合は、はんだ接合ができていないと考えられる。
例えば、高速冷却はんだ付けでは、金属間化合物層11の厚さC2が1.5μmまでの範囲であるはんだ接合部8を得ることができる。これは、リフローはんだ付けに代表される従来のはんだ付け方法では得られない厚さである。
このように実施の形態1に係るはんだ付け方法では、金属間化合物層11の厚さC2を薄くすることにより、金属間化合物層11における電子の移動距離が短くなり、電気抵抗が減少する。従って、はんだ接合部8における電気信号の流れの阻害要因が減少し、電気信号の劣化を抑えることができる。すなわち、実施の形態1に係るはんだ接合構造において、金属間化合物層11の厚さC2が1.5μmまでの範囲であるはんだ接合部8は、上記のような効果が得られる特別な技術的特徴といえる。
リフローはんだ付けに代表される従来のはんだ付け方法では、金属間化合物層11aにおおむね80MPaを超える内部応力が生じる。
これに対し、高速冷却はんだ付けでは、金属間化合物層11の内部応力が−50MPaから50MPaの範囲であるはんだ接合部8を得ることができる。これは、従来のはんだ付けでは得られない内部応力である。金属間化合物層11の内部応力が減少することで、金属間化合物層11の結晶格子の電子散乱が減少し、電気抵抗が減少する。
従って、実施の形態1に係るはんだ接合構造において、金属間化合物層11の内部応力が−50MPaから50MPaの範囲であるはんだ接合部8は、上記のような効果が得られる特別な技術的特徴といえる。
さらに、高速冷却はんだ付けによって、金属間化合物層11において長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないはんだ接合部8を得ることができる。
マイクロクラック11bの有無は、はんだ接合部8の断面を電子顕微鏡で拡大して撮影した画像の金属間化合物層11における長さが2μm以上のマイクロクラック11bの数をカウントした結果から判断する。
長さが2μm以上のマイクロクラック11bが、0あるいは上記効果が得られなくなる予め定めた規定数未満であれば、実質的に存在しないと判断する。
このように金属間化合物層11において長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないことは、従来のはんだ付けでは得られない特性である。
マイクロクラック11bは、前述したように、金属間化合物層11における電気抵抗を増加させる要因となり、特に長さが2μm以上のマイクロクラック11bが存在すると、音響装置における音質の向上が図れない。
従って、実施の形態1に係るはんだ接合構造において、金属間化合物層11に長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないはんだ接合部8は、上記のような効果が得られる特別な技術的特徴といえる。
なお、実施の形態1に係るはんだ付け方法においても、Niを添加したはんだを用いてもよい。前述したように、Niの添加によってはんだの融点が高くなるが、はんだ部分を選択的に加熱することで、基板6の温度分布が高温側にシフトすることがない。
従って、選択できる部品の限定が減り、基板6上への電子部品7の配置における制約も減るので、これに伴うコストアップ、設計自由度の低下を解消することができる。
以上のように、実施の形態1に係るはんだ付け方法は、電子部品7を配置した基板6のランド10上のはんだ9を選択的に加熱して溶融させ、溶融保持時間が経過すると急冷する。なお、冷却速度は、例えば、50℃/秒以上の速度とする。
このようにすることで、はんだ接合界面における金属間化合物層11の厚さを薄くすることができる。従って、はんだ接合部8の電気信号の流れの阻害要因が減少し、電気信号の劣化が抑えられるので、部品の選択と配置の制約が減少してコストアップの回避と設計自由度が確保され、特に音響機器における音質の向上を図ることができる。
すなわち、金属間化合物層11の厚さC2の減少、内部応力の減少、マイクロクラック11bの減少によって、金属間化合物層11における電気信号の劣化が抑えられるため、原音に近づき、音質が向上する。
また、実施の形態1に係るはんだ接合構造は、基板6と、電子部品7と、電子部品7を配置した基板6のランド10上のはんだ9を選択的に加熱して溶融させてから急冷して形成されたはんだ接合部8とを備える。特に、はんだ接合部8は金属間化合物層11の厚さC2が1.5μmまでの範囲である。
このように構成することで、はんだ接合界面における金属間化合物層11の厚さが薄いはんだ接合構造を提供することができる。これにより、上記効果を得ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、基板のランドに下地処理を施してはんだ接合界面の金属間化合物を等軸粒状に形成する。なお、実施の形態2におけるはんだ接合構造は、ランドに下地処理を行う以外は、図3に示した構造と基本的に同じである。従って、はんだ接合構造全体については図3を参照するものとする。
図10は、この発明の実施の形態2に係るはんだ付け方法の一例を示す図である。
図10(1)は基板6のランド10aを示す上面図、図10(2)は核10bを格子状に配置したランド10aを示す拡大図である。図10(3)は、核10b間の距離D1を示している。なお、従来の一般的な基板のランドには、後述する下地処理が施されておらず、滑らかな表面を有する。
ランド10aには、図10(1)および図10(2)に示すように、複数の核10bを格子状に並べた下地処理が施されている。核10bはランド10aの表面を格子状に微細に突出させたものである。
また、格子の間隔、すなわち核10b間の距離D1は0.1μm〜10μmとするが、より好ましくは0.3μm〜3μmである。
ランド10aに配置されたはんだ9を加熱して溶融すると、はんだ9とランド10aとの接合界面に金属間化合物層11が形成される。このとき、格子状に配置された核10bが金属間化合物層11の結晶成長の起点となり、金属間化合物層11は、等軸粒状に形成される。これにより、金属間化合物層11におけるマイクロクラック11bが減少する。
なお、はんだ付けはリフローはんだ付けであってもよい。
また、実施の形態2におけるランドには、以下のような下地処理を行ってもよい。
図11は、実施の形態2に係るはんだ付け方法のもう一つの例を示す図である。図11(1)は基板6のランド10cを示す上面図、図11(2)は均一粗面のランド10cを示す拡大図である。図11(3)は、凹凸10d間の距離を示している。
ランド10cには、図11(1)および図11(2)に示すように、均一な粗さの面となるように下地処理が施されている。例えば、ランド10cの表面には、梨地状に均一な凹凸10dが形成される。なお、凹凸10dの大きさ、すなわち凹凸10d間の距離D2は0.1μm〜10μmとするが、より好ましくは0.3μm〜3μmである。
ランド10cに配置されたはんだ9を加熱して溶融すると、はんだ9とランド10cとの接合界面に金属間化合物層11が形成される。このとき、均一な凹凸10dが、金属間化合物層11の結晶成長の起点となり、金属間化合物層11は、等軸粒状に形成される。これにより、金属間化合物層11におけるマイクロクラック11bが減少する。
なお、はんだ付けはリフローはんだ付けであってもよい。
これまで、下地処理として、核10b、凹凸10dを形成する場合を示したが、これに限定されるものではない。例えば、ランドの表面に格子状に微細な溝を形成してもよい。すなわち、下地処理は、金属間化合物層11の結晶成長が制御されて等軸粒状に形成されるものであればよい。
例えば、核10b、凹凸10dのような下地を有するランド10a,10cを使用してはんだ接合することによって、金属間化合物層11における内部応力が−50MPaから50MPaの範囲であるはんだ接合部8を得ることができる。これは、下地処理を行わない従来のランドを用いたはんだ付けでは得られない内部応力である。
従って、実施の形態2に係るはんだ接合構造において、金属間化合物層11の内部応力が−50MPaから50MPaの範囲であるはんだ接合部8は、上記のような効果が得られる特別な技術的特徴といえる。
さらに、核10b、凹凸10dのような下地を有するランド10a,10cを使用してはんだ接合することによって、金属間化合物層11において長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないはんだ接合部8を得ることができる。
マイクロクラック11bの有無の判断は、実施の形態1で説明したものと同様である。
このように金属間化合物層11において長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないことは、下地処理を施していない従来のランドを使用したはんだ付けでは得られない特性である。
従って、実施の形態2に係るはんだ接合構造において、金属間化合物層11に長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないはんだ接合部8は、上記のような効果が得られる特別な技術的特徴といえる。
なお、実施の形態2に係るはんだ付け方法においても、Niを添加したはんだを用いてもよい。前述したようにNiの添加によってはんだの融点が高くなるが、前述したような下地処理をランドに施すことで、従来のリフローはんだ付けと同様な温度プロファイルであっても、金属間化合物層11を等軸粒化することができる。
従って、選択できる部品の限定が減り、基板6上への電子部品7の配置における制約も減るので、これに伴うコストアップ、設計自由度の低下を解消することができる。
また、実施の形態1と実施の形態2を組み合わせてもよい。すなわち、上記下地処理を施したランド10aまたはランド10cに配置したはんだ9を選択的に加熱して溶融させてから急冷する。このように構成することで、等軸粒化された金属間化合物層11の厚さを薄く形成することができる。従って、実施の形態1と実施の形態2に示した双方の効果が得られる。
以上のように、実施の形態2に係るはんだ付け方法において、基板6のランド10a,10cには、はんだ接合界面の金属間化合物層11が等軸粒状に形成される下地処理が施されている。電子部品7は、基板6のランド10a,10cのいずれかにはんだ付けされる。ランド10aは、金属間化合物層11が等軸粒状に形成される起点となる核10bが格子状に並んで形成されている。あるいは、ランド10cは、金属間化合物層11が等軸粒状に形成される起点となる凹凸10dが均一に形成されている。
このように構成することで、はんだ接合界面における金属間化合物層11が等軸粒状に形成されるので、はんだ接合部8の電気信号の流れの阻害要因が減少し、電気信号の劣化が抑えられるので、部品の選択と配置の制約が減少してコストアップの回避と設計自由度が確保され、特に音響機器における音質の向上を図ることができる。
また、実施の形態2に係るはんだ接合構造は、基板6、電子部品7、ランド10a,10c、はんだ接合部8を備える。ランド10a,10cは、基板6に設けられて、はんだ9との接合界面における金属間化合物層11が等軸粒状に形成される下地処理が施される。はんだ接合部8は、電子部品7とランド10a,10cとを接合する。
このように構成することで、はんだ接合界面における金属間化合物層11が等軸粒状に形成されたはんだ接合構造を提供することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、凝固中のはんだに強電磁場を印加することにより、はんだ接合界面の金属間化合物を等軸粒状に形成する。なお、実施の形態3におけるはんだ接合構造は、強電磁場を印加する以外は、図3に示した構造と基本的に同じである。従って、はんだ接合構造全体については図3を参照するものとする。
図12は、この発明の実施の形態3に係るはんだ付け方法を示す図であり、強電磁場の印加が可能なリフローはんだ付けシステム100aを示している。なお、図12では、リフロー炉14の内部が透けて見えるように記載している。
リフローはんだ付けシステム100aは、図6に示すように電子部品7が搭載された基板6をリフロー炉14に搬送し、ヒーター16a,16bで加熱してはんだ付けを行う。
リフロー炉14の内部には、強電磁場発生装置15a,15bが対向面にそれぞれ配置され、ヒーター16a,16bが対向面にそれぞれ配置されている。
コンベア17で搬送された基板6は、ヒーター16aとヒーター16bとの間で加熱され、はんだ9が溶融する。溶融保持時間が経過すると、強電磁場発生装置15a,15bは、冷却中のはんだ9に対して強電磁場を印加する。電磁場の強さは3T〜10Tとするが、より好ましくは5T〜7Tである。
基板6は、はんだ9の冷却中に、強電磁場発生装置15a,15bによって強電磁場が印加されながら徐々に冷却される。このように強電磁場によって金属間化合物層11の結晶成長が制御されて等軸粒状に形成される。
例えば、強電磁場を印加してはんだ接合することで、金属間化合物層11における内部応力が−50MPaから50MPaの範囲であるはんだ接合部8を得ることができる。
これは、強電磁場を印加しない従来のランドを用いたはんだ付けでは得られない内部応力である。従って、実施の形態3に係るはんだ接合構造において、金属間化合物層11の内部応力が−50MPaから50MPaの範囲であるはんだ接合部8は、上記のような効果が得られる特別な技術的特徴といえる。
さらに、強電磁場を印加してはんだ接合することで、金属間化合物層11において長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないはんだ接合部8を得ることができる。マイクロクラック11bの有無の判断は、実施の形態1で説明したものと同様である。このように金属間化合物層11において、長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないことは、強電磁場を印加しない従来のランドを使用したはんだ付けでは得られない特性である。
従って、実施の形態3に係るはんだ接合構造において、金属間化合物層11に長さが2μm以上のマイクロクラック11bが実質的に存在しないはんだ接合部8は、上記のような効果が得られる特別な技術的特徴といえる。
なお、実施の形態3に係るはんだ付け方法においても、Niを添加したはんだを用いてもよい。前述したようにNiの添加によってはんだの融点が高くなるが、強電磁場を印加することで、従来のリフローはんだ付けと同様な温度プロファイルであっても、金属間化合物層11を等軸粒化することができる。
従って、選択できる部品の限定が減り、基板6上への電子部品7の配置における制約も減るので、これに伴うコストアップ、設計自由度の低下を解消することができる。
また、実施の形態1と実施の形態3を組み合わせてもよい。
すなわち、はんだ9を選択的に加熱して溶融させ、溶融保持時間が経過すると、強電磁場を印加しながら急冷する。このようにしても等軸粒化された金属間化合物層11の厚さを薄く形成することができる。従って、実施の形態1と実施の形態3に示した双方の効果が得られる。
さらに、実施の形態2と実施の形態3を組み合わせてもよい。すなわち、実施の形態2で示した下地処理を施したランドに配置したはんだ9を加熱して溶融させ、冷却するときに強電磁場を印加する。このように構成することでも金属間化合物層11を等軸粒化することができる。従って、実施の形態2と実施の形態3に示した双方の効果が得られる。
さらに、実施の形態1、実施の形態2および実施の形態3を組み合わせてもよい。
すなわち、実施の形態2で示した下地処理を施したランドに配置したはんだ9を選択的に加熱して溶融させ、冷却するときに強電磁場を印加しながら急冷する。このようにしても等軸粒化された金属間化合物層11の厚さを薄く形成することができる。従って、実施の形態1、実施の形態2および実施の形態3に示した双方の効果が得られる。
以上のように、実施の形態3に係るはんだ付け方法は、電子部品7を基板6に接合する部分に配置されたはんだ9を加熱して溶融させ、溶融保持時間が経過すると、強電磁場を印加しながらはんだ接合部8を冷却する。電磁場の強さは、3Tから10Tまでの範囲である。このように構成することでも、はんだ接合界面における金属間化合物層11が等軸粒状に形成されるので、はんだ接合部8の電気信号の流れの阻害要因が減少し、電気信号の劣化が抑えられるので、部品の選択と配置の制約が減少してコストアップの回避と設計自由度が確保され、特に音響機器における音質の向上を図ることができる。
また、実施の形態3に係るはんだ接合構造は、基板6と、電子部品7と、電子部品7を配置した基板6のランド10上のはんだ9を加熱して溶融させてから強電磁場を印加しながら冷却して形成されたはんだ接合部8とを備える。このように構成することで、はんだ接合界面における金属間化合物層11が等軸粒状に形成されたはんだ接合構造を提供することができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 音響機器、2 再生部、3 アンプ、4a,4b スピーカ、5 ケーブル、6 基板、7 電子部品、8,8a はんだ接合部、9 はんだ、10,10a,10c ランド、10b 核、10d 凹凸、11,11a 金属間化合物層、11b マイクロクラック、12 熱源、13 冷却源、14,101 リフロー炉、15a,15b 強電磁場発生装置、16a,16b,102a,102b ヒーター、17,103 コンベア、100,100a リフローはんだ付けシステム。

Claims (8)

  1. 第1の部材を第2の部材にはんだ付けするはんだ付け方法であって、
    前記第1の部材を配置した前記第2の部材のランド上のはんだを選択的に加熱して溶融させ、溶融保持時間が経過すると、少なくとも3Tから10Tまでの範囲の強さの強電磁場を印加しながら急冷することを特徴とするはんだ付け方法。
  2. 50℃/秒以上の速度で冷却することを特徴とする請求項1記載のはんだ付け方法。
  3. 第1の部材を第2の部材にはんだ付けするはんだ付け方法であって、
    前記第2の部材のランドには、はんだとの接合界面における金属間化合物が等軸粒状に形成される下地処理が施されており、前記第1の部材を配置した前記第2の部材のランド上のはんだを加熱して溶融させてから、少なくとも3Tから10Tまでの範囲の強さの強電磁場を印加しながら冷却することを特徴とするはんだ付け方法。
  4. 前記ランドは、前記金属間化合物が等軸粒状に形成される起点となる核が格子状に並んで形成されていることを特徴とする請求項3記載のはんだ付け方法。
  5. 前記ランドは、前記金属間化合物が等軸粒状に形成される起点となる凹凸が均一に形成されていることを特徴とする請求項3記載のはんだ付け方法。
  6. 第1の部材を第2の部材にはんだ付けするはんだ付け方法であって、
    前記第1の部材を配置した前記第2の部材のランド上のはんだを加熱して溶融させてから、少なくとも3Tから10Tまでの範囲の強さの強電磁場を印加しながら冷却することを特徴とするはんだ付け方法。
  7. 請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載のはんだ付け方法を用いて、前記第1の部材と前記第2の部材とをはんだで接合したことを特徴とするはんだ接合構造。
  8. 請求項記載のはんだ接合構造を備えた電子機器。
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