JP6515929B2 - コネクション管理のための方法および装置 - Google Patents

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Description

本明細書の開示は、移動通信ネットワークに関し、特にMachine Type Communication(MTC)デバイスのRadio Resource Control (RRC)コネクション又はNon-Access Stratum(NAS)コネクションの管理に関する。
Third Generation Partnership Project(3GPP)は、Machine Type Communication(MTC)の標準化を検討している。MTCは、Machine-to-Machine(M2M)ネットワーク又はセンサネットワークとも呼ばれる。3GPPは、MTCのために機械及びセンサに実装される移動局(Mobile station(MS)、Mobile Terminal(MT)、User Equipment(UE))を“MTCデバイス”と定義している。MTCデバイスは、機械(e.g., 自動販売機、ガスメータ、電気メータ、自動車、鉄道車両)及びセンサ(e.g., 環境、農業、交通等に関するセンサ)等の様々な機器に搭載される。MTCデバイスは、Public Land Mobile Network(PLMN)に接続し、MTCアプリケーションサーバ(Application Server(AS))と通信する。MTC アプリケーションサーバは、PLMNの外部(外部ネットワーク)に配置され、MTCアプリケーションを実行し、MTCデバイスに実装されたMTC UEアプリケーションと通信する。MTC アプリケーションサーバは、一般的に、MTCサービスプロバイダ(M2Mサービスプロバイダ)によって制御される。
3GPPは、MTC アプリケーションサーバがMTCデバイスと通信できるようにするために、Service Capability Server (SCS)及びMachine Type Communication Inter Working Function(MTC-IWF)を含むネットワークエレメント、参照点(reference point)、及び手順(procedure)を規定している(非特許文献1を参照)。参照点(reference point)は、インタフェースとも呼ばれる。
SCSは、MTCアプリケーションサーバを3GPPのPLMNに接続し、3GPPで定義されたPLMNサービスを介してMTCアプリケーションサーバがUE(つまり、MTCデバイス)と通信できるようにするエンティティである。また、SCSは、MTCアプリケーションサーバがMTC-IWFと通信できるようにする。すなわち、SCSは、3GPP PLMNによって提供されるサービス又は能力(capabilities)を利用できるようにするためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(Application Programming Interface(API))をMTC アプリケーションサーバに対して提供する。SCSは、PLMNのオペレータ、又はMTCサービスプロバイダによって制御されることが想定されている。1又は複数のSCSを含む仲介(intermediation)のための枠組み(framework)は、M2Mサービスプラットフォーム又はMTCサービスプラットフォームと呼ばれることもある。また、MTC アプリケーションサーバにAPIを提供する当該フレームワークは、Open Mobile Alliance(OMA)では、“エクスポージャーレイヤ(Exposure Layer)”と呼ばれる。
MTC-IWFは、PLMNに属するコントロールプレーンのエンティティである。MTC-IWFは、SCSを含むM2Mサービスプラットフォームとのシグナリング・インタフェース(参照点)を有するとともに、PLMN内のノード(例えば、Home Subscriber Server(HSS)、Short Message Service - Service Center(SMS-SC)、Serving GPRS Support Node (SGSN)、Mobility Management Entity(MME)、Mobile Switching Center(MSC))とのシグナリング・インタフェース(参照点)を有する。MTC-IWFは、MTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービスプラットフォームと3GPP PLMNとが、3GPP PLMN のトポロジの詳細を隠蔽しながら協調動作(interwork)するためのコントロールプレーンのインタフェースとして振る舞う。MTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービプラットフォームは、3GPP PLMNを通してMTCデバイスと通信する。MTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービプラットフォームは、ユーザプレーン上で又はデバイストリガーを介してMTCデバイスと通信してもよい。
本件の発明者は、MTCアプリケーションの様々なユースケースについて検討した。例えば、MTCデバイスの平均的な通信間隔又は通信頻度は、MTCデバイスの動作モード、使用状態、又は使用環境によって変動することが予想される。車両に搭載されたMTCデバイスを想定すると、車両が走行中であるか停車中であるかによって、MTCデバイスの通信頻度が変化するかもしれない。また、車両に搭載されたナビゲーションシステムが実装している高度交通システム(Intelligent Transport Systems(ITS))サービスに関する補助機能がONであるか否かによって、MTCデバイスの通信頻度が変化するかもしれない。さらに、車両のエンジンが始動されているか否かによって、MTCデバイスの通信頻度を推定できるかもしれない。また、メータリング装置またはセンサに結合されたMTCデバイスを想定すると、メータリング装置またはセンサが通常運用であるか異常運用であるかによって、MTCデバイスの通信頻度が変化するかもしれない。
ここで、MTCデバイスの動作モード、使用状態、又は使用環境は、PLMNよりもMTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービスプラットフォーム(e.g., SCS)において容易に知ることができる可能性があることに留意するべきである。なぜなら、MTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービスプラットフォームは、PLMNを通してMTCデバイスとユーザプレーンで(アプリケーションレイヤで)自由に通信できるためである。あるいは、MTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービスプラットフォームは、MTCデバイスが搭載された機械又はセンサに実装された他の通信手段を介して、MTCデバイスの使用状態や使用環境を知ることができるかもしれない。さらにまた、MTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービスプラットフォームは、政府機関又は民間組織から発表される天候又は海洋に関する警報に基づいてMTCデバイスの動作モード、使用状態、又は使用環境を知ることができるかもしれない。
したがって、PLMN内でのMTCデバイスのコネクション管理をMTCデバイスの通信特性(e.g., 通信間隔又は通信頻度)に応じて最適化するためには、MTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービスプラットフォームにおいて得られるMTCデバイスの通信特性を利用できることが好ましいかもしれない。しかしながら、非特許文献1は、このような制御動作又は制御手順を想定していない。
したがって、本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、PLMN内でのMTCデバイスのコネクション管理をMTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービスプラットフォームにおいて得られるMTCデバイスの通信特性を利用して行うことに寄与する方法、装置、及びプログラムを提供することである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
第1の態様では、コアネットワークに配置されるモビリティ管理エンティティによって行われる方法は、MTCデバイスの通信特性を、前記コアネットワーク及び無線アクセスネットワークを含む移動通信ネットワークによって提供されるサービスを利用できるようにするためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)をMTCアプリケーションサーバに対して提供するMTCサービスプラットフォームから、前記コアネットワーク内のネットワーク・エンティティを介して受信すること;及び(a)コネクテッド状態の前記MTCデバイスがアイドル状態に遷移するタイミングを制御するために前記無線アクセスネットワークにおいて使用される第1のインアクティビティ・タイマ(e.g., RRC inactivity timer)の値、(b)前記MTCデバイスが前記コネクテッド状態において間欠受信を開始するタイミングを規定するために前記無線アクセスネットワークにおいて使用される第2のインアクティビティ・タイマ(e.g., DRX inactivity timer)の値、及び(c)アップリンクNon-Access Stratum(NAS)メッセージの送信抑止のために前記MTCデバイスに配置されるNASバックオフタイマの値、のうち少なくとも1つを前記通信特性に基づいて更新するよう制御すること、を含む。
第2の態様では無線アクセスネットワーク内に配置される無線ネットワーク制御エンティティによって行われる方法は、MTCデバイスの通信特性を、コアネットワーク及び前記無線アクセスネットワークを含む移動通信ネットワークによって提供されるサービスを利用できるようにするためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)をMTCアプリケーションサーバに対して提供するMTCサービスプラットフォームから、前記コアネットワーク内のモビリティ管理エンティティを介して受信すること;及び第1のインアクティビティ・タイマ(e.g., RRC inactivity timer)の値および第2のインアクティビティ・タイマ(e.g., DRX inactivity timer)の値、のうち少なくとも1つを前記通信特性に基づいて決定すること、を含む。
第3の態様では、コアネットワーク内に配置されるモビリティ管理エンティティは、メモリと、前記メモリに結合され、上述の第1の態様に係る方法を実行するよう構成されたプロセッサとを含む。
第4の態様では、無線アクセスネットワーク内に配置される無線ネットワーク制御エンティティは、メモリと、前記メモリに結合され、上述の第2の態様に係る方法を実行するよう構成されたプロセッサとを含む。
第5の態様では、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、上述の第1の態様に係る方法をコンピュータに行わせるための命令群(ソフトウェアコード)を含む。
第6の態様では、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、上述の第2の態様に係る方法をコンピュータに行わせるための命令群(ソフトウェアコード)を含む。
第7の態様では、MTCアプリケーションサーバに対してアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を提供するサービス能力エンティティによって行われる方法は、MTCデバイスの通信特性を示す第1のメッセージを前記コアネットワーク内のネットワーク・エンティティに送信することを含む。前記第1のメッセージは、第1のインアクティビティ・タイマ(e.g., RRC inactivity timer)の値、第2のインアクティビティ・タイマ(e.g., DRX inactivity timer)の値、及びNASバックオフタイマの値、のうち少なくとも1つの更新を引き起こす。
第8の態様では、MTCアプリケーションサーバに対してアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を提供するサービス能力エンティティは、メモリと、前記メモリに結合され、上述の第7の態様に係る方法を実行するよう構成されたプロセッサとを含む。
第9の態様では、プログラムは、コンピュータに読み込まれた場合に、上述の第7の態様に係る方法をコンピュータに行わせるための命令群(ソフトウェアコード)を含む。
上述の態様は、PLMN内でのMTCデバイスのコネクション管理をMTCアプリケーションサーバ又はM2Mサービスプラットフォームにおいて得られるMTCデバイスの通信特性を利用して行うことに寄与する方法、装置、及びプログラムを提供できる。
本発明の実施形態に係る移動通信ネットワークの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るRRC inactivity timer及びDRX inactivity timerの更新手順の具体例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るRRC inactivity timer及びDRX inactivity timerの更新手順の具体例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るNASバックオフタイマの更新手順の具体例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るNASバックオフタイマの更新手順の具体例を示すシーケンス図である。 本発明の実施形態に係るMMEの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るeNodeBの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るSCSの構成例を示すブロック図である。
以下では、具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
図1は、本発明の実施形態に係る移動通信ネットワーク、つまりPLMN、の構成例を示している。当該移動通信ネットワークは通信サービス、例えば音声通信若しくはパケットデータ通信又はこれら両方を提供する。本実施形態では、当該移動通信ネットワークがEvolved Packet System(EPS)であるとして説明する。EPSは、Long Term Evolution(LTE)システム又はLTE-Advancedシステム)と呼ぶこともできる。しかしながら、本実施形態は、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)等の他の無線通信システムにも適用できる。
図1に示されたネットワークは、E-UTRAN110、EPC120、及びM2Mサービスプラットフォーム130を含む。E-UTRAN110は、MTCデバイス(MTC UE)111及びeNodeB112を含む。EPC120は、MME121、HSS/Home Location Register(HLR)122、MTC-IWF123、Serving Gateway(S-GW)124、及びPacket Data Network Gateway(P-GW)125を含む。M2Mサービスプラットフォーム130は、SCS131を含む。既に述べたように、M2Mサービスプラットフォーム130は、MTCサービスプラットフォーム又はエクスポージャーレイヤと呼ぶこともできる。
始めにE-UTRAN110内のエンティティについて説明する。MTC UE111は、MTC UEアプリケーションを実行し、MTCデバイスとして振る舞う。MTCデバイスとしてのMTC UE111は、E-UTRAN110を介してMME121との間でシグナリングコネクション(つまり、Non-Access Stratum(NAS)コネクション)を確立するとともに、S-GW124及びP-GW125を介してMTCアプリケーションサーバ132とユーザプレーンで通信する。
MTC UE111は、MTCゲートウェイ・デバイスであってもよい。MTCゲートウェイ・デバイスは、3GPP移動通信機能(つまり、UEの機能)を有するとともに、パーソナル/ローカルエリア接続技術によって近隣のデバイス(例えば、センサ、radio frequency identification (RFID)タグ、カーナビゲーション装置)と接続する。パーソナル/ローカルエリア接続技術の具体例は、IEEE 802.15、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、IEEE 802.11aを含む。なお、MTCゲートウェイ・デバイスに接続する近隣のデバイスは、典型的には3GPP移動通信機能を有していないデバイスであるが、3GPP移動通信機能を有するデバイス(つまり、MTCデバイス)であってもよい。本明細書では、MTCデバイスの用語とMTCゲートウェイ・デバイスの用語を特に区別せずに使用する。つまり、本明細書において用いられるMTCデバイスの用語は、MTCゲートウェイ・デバイスを包含する。
eNodeB112は、MTC UE111との間にRadio Resource Control(RRC)コネクションを確立し、MTC UE111との間のシグナリング無線ベアラ(Signaling Radio Bearer (SRB))を設定する。そして、eNodeB112は、データ無線ベアラ(Data Radio Bearer (DRB))の設定及び修正(modify)等のためのRRCシグナリング、及びEPC120(つまり、MME121)とMTC UE111の間のNASメッセージ転送などをSRBにおいて提供する。NASメッセージは、E-UTRAN110で終端されず、MTC UE111とMME121の間で透過的に送受信される。さらに、eNodeB112は、MTC UE111との間のDRBにおいてMTC UE111のユーザーデータを転送する。
次に、EPC120内のエンティティについて説明する。MME121、HSS/HLR122、及びMTC-IWF123は、コントロールプレーンのノード又はエンティティである。MME121は、EPC120にアタッチ済み(つまり、EMM-REGISTERED state)のMTC UE111を含む複数のUE(UEs)のモビリティ管理及びベアラ管理を行う。モビリティ管理は、UEの現在位置を追跡する(keep track)するために使用され、UEに関するモビリティ管理コンテキスト(MM context)を維持することを含む。ベアラ管理は、UEがE-UTRAN110及びEPC120を経由して外部ネットワーク(Packet Data Network(PDN))と通信するためのEPSベアラの確立を制御し、UEに関するEPS bearer contextを維持することを含む。
HSS/HLR122は、MTC UE111を含むUEsの加入者情報を管理する。また、HSS/HLR122は、EPC120にアタッチ済み(EMM-REGISTERED state)のUEsの各々を管理しているMMEの情報(MME Identityなど)を記録する。
MTC-IWF123は、EPC120に属するコントロールプレーンのエンティティである。MTC-IWF123は、シグナリング・インタフェース(参照点)を介してMME121及びHSS/HLR122を含む他のネットワーク・エンティティと通信する。既に述べたように、MTC-IWF123は、MTCアプリケーションサーバ132又はM2Mサービスプラットフォーム130と3GPP PLMNとが、3GPP PLMN のトポロジの詳細を隠蔽しながら協調動作(interwork)するためのコントロールプレーンのインタフェース又はゲートウェイとして振る舞う。
MTC-IWF123は、Tsp参照点を介してSCS131と通信する。SCS131は、E-UTRAN110及びEPC120を含むPLMNにMTCアプリケーションサーバ132を接続し、3GPPで定義されたPLMNサービスを介してMTCアプリケーションサーバ132がMTC UE111(つまり、MTCデバイス)と通信できるようにする。Tsp参照点は、例えば、SCS131からMTC-IWF123へのデバイストリガーの送信要求(Device Trigger Request(DTR))の送信、MTC-IWF123からSCS131へのデバイストリガー結果の報告のために用いられてもよい。
MTC-IWF123は、S6m参照点を介してHSS/HLR122と通信する。S6m参照点は、例えば、MTC-IWF123からHSS/HLR122へ加入者情報の問い合わせを送信するため、及びHSS/HLR122からMTC-IWF123へ加入者情報を送信するために用いられもよい。
MTC-IWF123は、T5b参照点を介してMME121と通信する。T5b参照点は、例えば、MTC-IWF123からMME121へデバイストリガー要求を送信するため、及びMME121からMTC-IWF123へのデバイストリガーの成功又は失敗を報告するために用いられもよい。
S-GW124は、EPC120に配置されたユーザプレーンのパケット転送ノードであり、MTC UE111のユーザーデータパケットを転送する。S-GW124は、E-UTRAN110とのゲートウェイの役割を担う。S-GW124は、E-UTRAN110との間にユーザプレーンのトンネリング・インタフェース(i.e., S1-U参照点)を有し、P-GW125との間にユーザプレーンのトンネリング・インタフェース(i.e., S5/S8参照点)を有する。S-GW124は、MME121との間にシグナリング・インタフェース(i.e., S11参照点)を有する。
P-GW125は、S-GW124と同様に、EPC120に配置されたユーザプレーンのパケット転送ノードであり、MTC UE111のユーザーデータパケットを転送する。P-GW125は、3GPP PLMNの外部のPDNとのゲートウェイの役割を担い、MTC UE111にPDNとのコネクティビティを提供する。図1の例では、PDNは、SCS131及びアプリケーションサーバ132を含む。
続いて、PLMN(E-UTRAN110及びEPC120)の外部に配置されるエンティティについて説明する。SCS131を含むM2Mサービスプラットフォーム130及びMTCアプリケーションサーバ132は、E-UTRAN110及びEPC120を通してMTC UE111と通信する。
SCS131は、MTCアプリケーションサーバ132がMTC-IWF123と通信できるようにするために、1又は複数のAPIをMTCアプリケーションサーバ132に提供する。SCS131は、PLMNのオペレータ、又はMTCサービスプロバイダによって制御される。SCS131は、MTCサーバ、M2Mサーバ、又はAPI Gateway Function(API-GWF)とも呼ばれる。SCS131は、ユーザプレーン上で又はデバイストリガーを介してMTC UE111と通信してもよい。SCS131は、単体の独立した物理的なエンティティであってもよいし、他のネットワーク要素(例えば、MTC-IWF123又はMTCアプリケーションサーバ132)に付加された機能的なエンティティであってもよい。
MTCアプリケーションサーバ132は、MTCアプリケーションを実行し、MTC UE111に実装されたMTC UEアプリケーションと通信する。MTCアプリケーションサーバ132は、M2Mアプリケーションサーバとも呼ばれる。
さらに、本実施形態では、E-UTRAN110及びEPC120を含む移動通信ネットワーク(PLMN)は、MTC UE111の挙動(behavior)又は特性(characteristics)を示すデバイス情報をM2Mサービスプラットフォーム130から受信する。ここで、MTC UE111に関する当該デバイス情報は、MTC UE111の通信特性を示す。そして、E-UTRAN110及びEPC120を含むPLMNは、M2Mサービスプラットフォーム130から知らされたMTC UE111のデバイス情報に基づいて、(a)RRC inactivity timer、(b)DRX inactivity timer、及び(c)NASバックオフタイマのうち少なくとも1つを更新する。
これら3つのタイマについて説明する。RRC inactivity timerは、コネクテッド状態(RRC_CONNECTED state)のMTC UE111がアイドル状態(RRC_IDLE state)に遷移するタイミングを制御するためにE-UTRAN110(i.e., eNodeB112)において使用される。RRC inactivity timerは、IDLE inactivity timer又はUE inactivity timerとも呼ばれる。RRC inactivity timerは、RRC_CONNECTED stateからRRC_IDLE stateへの状態遷移を判定するためにMTC UE111の無通信期間を計測する。MTC UE111は、RRC_CONNECTED stateでの無通信期間が所定時間に到達したこと、言い換えるとRRC inactivity timerが満了(expired)したことに応答して、RRC_CONNECTED stateからRRC_IDLE stateに遷移する。
DRX inactivity timerは、MTC UE111がコネクテッド状態(RRC_CONNECTED state)において間欠受信(Discontinuous Reception(DRX))を開始するタイミングを規定するためにE-UTRAN110(i.e., eNodeB112)において使用される。DRX inactivity timerは、コネクテッド状態(RRC_CONNECTED state)内においてactive modeからDRX mode(sleep mode 又はdormant mode)に遷移するために無通信期間を計測する。
なお、コネクテッド状態(RRC_CONNECTED state)内のDRX modeは、MTC UE111とeNodeB112の間のRRCコネクションが維持された状態であり、アイドル状態(RRC_IDLE state)とは異なることに留意するべきである。したがって、RRC inactivity timerとDRX inactivity timerは明確に区別される。MTC UE111は、RRC_CONNECTED stateでのユーザーデータ送信又は受信が発生する度に、RRC inactivity timer及びDRX inactivity timerをリスタートする。MTC UE111は、RRC_CONNECTED stateでのユーザーデータ送受信の後に、DRX inactivity timerの満了に応じてRRC_CONNECTED state 内でのDRX modeに遷移し、その次にRRC inactivity timerの満了に応じてRRC_IDLE stateに遷移する。すなわち、RRC inactivity timerの値は、DRX inactivity timerの値より長い。DRX inactivity timerの値は、例えば100ミリ秒程度である。これに対して、RRC inactivity timerの値は、例えば、10秒程度である。
NASバックオフタイマは、MTC UE111に配置され、MTC UE111によるアップリンクNASメッセージの送信抑止のために使用される。EPSでは、NASバックオフタイマは、Session Management back-off timer、Mobility Management back-off timer、又は back-off timer T3346、等と呼ばれる。NASレベルの輻輳制御が実行される場合、MME121は、MTC UE111からのセッション・マネジメントに関するNAS要求(i.e., SERVICE REQUESTメッセージ)又はモビリティ・マネジメントに関するNAS要求(i.e., TAU REQUESTメッセージ)を拒絶する。NAS要求を拒絶されたMTC UE111は、NASバックオフタイマを活性化し(activate)、デタッチ(コネクション切断)する場合、緊急呼を開始する場合、およびページングに応答する場合などのいくつか例外を除いて、NASバックオフタイマが満了するまで新たなNAS要求の送信を抑止する。NASバックオフタイマの値(すなわちバックオフ時間)の長さは、EPC120によって指定される。例えば、NAS要求を拒絶するためにMME121からMTC UE111に送られる拒絶メッセージは、NASバックオフタイマの値の指定を含む。
具体的には、M2Mサービスプラットフォーム130(e.g., SCS131)は、MTC UE111に関するデバイス情報をMTC-IWF123に送信すればよい。そして、MTC-IWF123は、当該デバイス情報をMME121若しくはHSS/HLR122又はこれら両方に送信すればよい。さらに当該デバイス情報は、MME121を経由してeNodeB112に送られてもよい。MTC-IWF123を介してMME121、HSS/HLR122、又はeNodeB112に送られたデバイス情報は、MTC UE111のためのRRC inactivity timerの値、DRX inactivity timerの値、及びNASバックオフタイマの値のうち少なくとも1つを決定するために利用される。
M2Mサービスプラットフォーム130(e.g., SCS131)から知らされたデバイス情報がMTC UE111の通信間隔が長いこと(又は通信頻度が小さいこと)を示す場合に、eNodeB112は、MTC UE111に個別に適用されるRRC inactivity timerおよびDRX inactivity timerを短くしてもよい。言い換えると、eNodeB112は、MTC UE111の通信間隔が長くなるにつれて、MTC UE111のためのRRC inactivity timerおよびDRX inactivity timerを短くしてもよい。RRC inactivity timerを短くすることで、RRCコネクションの管理に要するeNodeB112の負荷を低減することができる。さらに、RRC inactivity timer又はDRX inactivity timerを短くすることで、MTC UE111の消費電力を低減できる。これとは反対に、eNodeB112は、MTC UE111の通信間隔が短くなるにつれて(又は通信頻度が大きくなるにつれて)、RRC inactivity timerおよびDRX inactivity timerを長くしてもよい。これにより、MTC UE111がアイドル状態(RRC_IDLE state且つECM-IDLE state)とコネクテッド状態(RRC_CONNECTED state且つECM-CONNECTED state)の間の状態遷移を頻繁に繰り返すことに起因するeNodeB112及びMME121のシグナリング負荷を低減できる。
また、M2Mサービスプラットフォーム130(e.g., SCS131)から知らされたデバイス情報がMTC UE111の通信間隔が長いこと(又は通信頻度が小さいこと)を示す場合に、MME121は、MTC UE111に個別に適用されるNASバックオフタイマを長くしてもよい。MTC UE111の通信間隔が長い場合、そのMTC UE111は、遅延許容性(delay tolerance)が大きいと推定できる。したがって、このようなMTC UE111のNASバックオフタイマを長くすることで、NASバックオフ時間をMTC UE111の遅延許容性(delay tolerance)に適合させることができ、さらに輻輳の回避に寄与できる。
以下では、M2Mサービスプラットフォーム130(e.g., SCS131)からMTC-IWF123に知らされるMTC UE111に関するデバイス情報のいくつかの具体例を示す。既に述べたように、当該デバイス情報は、MTC UE111の通信特性を示す。一例において、MTC UE111の通信特性は、MTC UE111の通信間隔の長さ、通信頻度の大きさ、又は遅延許容性レベルを示してもよい。
M2Mサービスの一例は、高度交通システム(Intelligent Transport Systems(ITS))サービスである。MTC UE111が車両に搭載されるデバイスである場合、デバイス情報によって示される通信特性は、当該車両が走行中であるか否か、又は当該車両のエンジンが始動されているか否かを示してもよい。車両が走行中であることからは、そうでない場合に比べて、MTC UE111の通信頻度が大きいことを推測できる。また、車両のエンジンが始動されていることからも、そうでない場合に比べて、MTC UE111の通信頻度が大きいことを推測できる。また、デバイス情報によって示される通信特性は、車両に搭載されたナビゲーションシステムが実装しているITSサービスに関する補助機能がONであるか否かを示してもよい。ITSサービスに関する補助機能がONであることからは、そうでない場合に比べて、MTC UE111の通信頻度が大きいことを推測できる。
M2Mサービスの他の例は、物流(ロジスティクス)サービスにおける貨物の追跡である。MTC UE111が貨物に取り付けられるデバイスである場合、デバイス情報によって示される通信特性は、当該貨物が輸送中であるか又は配送センターに置かれているかを示してもよい。貨物が輸送中であることからは、配送センターに置かれている場合に比べて、MTC UE111の通信頻度が大きいことを推測できる。
M2Mサービスの更なる例は、スマートメータリングである。MTC UE111がメータリング装置またはセンサに結合される場合、デバイス情報によって示される通信特性は、メータリング装置またはセンサが通常運用であるか異常運用であるかを示してもよい。メータリング装置またはセンサが異常運用であることからは、通常運用である場合に比べて、MTC UE111の通信頻度が大きいことを推測できる。メータリング装置の異常運用は、例えば、故障検出時、又はブレーカが動作して電力供給が遮断された時の動作である。センサの異常運用は、例えば、降水量が閾値を超えた時、潮位が閾値を超えた時の動作である。
続いて以下では、RRC inactivity timer、DRX inactivity timer、及びNASバックオフタイマの値を更新する手順の具体例について説明する。図2は、RRC inactivity timer及びDRX inactivity timerの値を更新する手順の具体例を示している。ステップS101では、SCS131は、UE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージをMTC-IWF123に送信する。SCS131は、MTC UE111のUE特性(具体的には通信特性)の変化を検出したことに応じて、UE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージを送信してもよい。
UE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージは、MTC UE111の外部識別子(External ID)及びMTC UE111の通信情報を示す。外部識別子は、M2Mサービスプラットフォーム130又はMTCアプリケーションサーバ132においてMTC UE111を識別するために使用される。外部識別子は、例えば、Mobile Subscriber Integrated Services Digital Network Number(MSISDN)であってもよい。MTC UE111の通信情報は、MTC UE111の通信特性(例えば、通信間隔、通信頻度、又は遅延許容性レベル)を示す。
ステップS102では、MTC-IWF123は、UE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージをHSS/HLR122に転送する。ステップS103では、HSS/HLR122は、UE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージを受信し、MTC UE111の外部識別子に基づいてMTC UE111の内部識別子(Internal ID)を検索する。内部識別子は、例えば、International Mobile Subscriber Identity(IMSI)であってもよい。
ステップS104では、HSS/HLR122は、UE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージを、MTC UE111のモビリティ管理を行っているMME121に送信する。ステップS104で送信されるUE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージは、MTC UE111を特定するために内部識別子(e.g., IMSI)を含む。
ステップS105では、MME121は、MTC UE111に関するコアネットワーク・アシスタント情報(CN assistant information)を更新する。MME121は、MTC UE111のMM contextの一部として、MTC UE111の通信特性を示す通信情報を保持してもよい。ステップS106では、MME121は、応答メッセージ(ACKメッセージ)をHSS/HLR122に送信する。ステップS107では、HSS/HLR122は、応答メッセージ(ACKメッセージ)をMTC-IWF123に返信する。ステップS108では、MTC-IWF123は、応答メッセージ(ACKメッセージ)をSCS131に返信する。
ステップS109では、MME121は、MTC UE111に関するコアネットワーク・アシスタント情報をeNodeB112に送信する。コアネットワーク・アシスタント情報をeNodeB112に知らせるために、MME121とeNodeB112の間のS1-MMEインタフェースにおいて送信されるS1APメッセージを使用することができる。具体的には、MME121は、MTC UE111によって開始されたService Request手順の間に、S1AP: INITIAL CONTEXT SETUP REQUESTメッセージを用いて、コアネットワーク・アシスタント情報をeNodeB112に送信してもよい。
ステップS110では、eNodeB112は、MME121から知らされたMTC UE111の通信情報を含むコアネットワーク・アシスタント情報に基づいて、MTC UE111に適用されるRRC inactivity timer若しくはDRX inactivity timer又はこれら両方をセットする。そして、eNodeB112は、RRC inactivity timerおよびDRX inactivity timerを用いて、MTC UE111の無線通信を制御する。
図3は、RRC inactivity timer及びDRX inactivity timerの値を更新する手順の他の具体例を示している。上述した図2の例では、MME121は、MTC UE111の通信特性を示すUE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージをHSS/HLR122からS6a参照点を介して受信する。これに対して、図3の例では、MME121は、MTC UE111の通信特性を示すUE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージをMTC-IWF123からT5b参照点を介して受信する。
図3のステップS201で行われる処理は、図2のステップS101で行われる処理と同様である。ステップS202では、MTC-IWF123は、MTC UE111の内部識別子(e.g., IMSI)を取得するために、MTC UE111の外部識別子(e.g., MSISDN)に対応する内部識別子をHSS/HLR122に問い合わせる。MTC-IWF123は、MTC UE111の外部識別子に対応する加入者情報をHSS/HLR122に要求すればよい。ステップS203では、HSS/HLR122は、MTC UE111の外部識別子に基づいてMTC UE111の内部識別子を検索する。そして、HSS/HLR122は、MTC UE111の内部識別子(e.g., IMSI)、及びMTC UE111のモビリティ管理を行っているMMEの識別子(MME Identity)を示す応答メッセージをMTC-IWF123に送信する。MME Identityは、例えば、Globally Unique MME Identity(GUMMEI)若しくはMMEのIPアドレス又はこれら両方であってもよい。なお、MTC UE111の内部識別子がMTC-IWF123において既知である場合、ステップS202及びS203は省略されてもよい。
ステップS204では、MTC-IWF123は、UE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージを、MTC UE111のモビリティ管理を行っているMME121に送信する。ステップS204で送信されるUE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージは、MTC UE111を特定するために内部識別子(e.g., IMSI)を含む。
ステップS205で行われる処理は、図2のステップS105で行われる処理と同様である。ステップS206では、MME121は、応答メッセージ(ACKメッセージ)をMTC-IWF123に返信する。ステップS207では、MTC-IWF123は、応答メッセージ(ACKメッセージ)をSCS131に返信する。ステップS208及びS209で行われる処理は、図2のステップS109及びS110で行われる処理と同様である。
図4は、NASバックオフタイマの値を更新する手順の具体例を示している。ステップS301〜S304で行われる処理は、図2のステップS101〜S104で行われる処理と同様である。
ステップS305では、MME121はMTC UE111の内部識別子(e.g., IMSI)と関連付けて記憶されているMTC UE111に個別に適用されるNASバックオフタイマの値を更新する。MME121は、MTC UE111のMM contextの一部としてNASバックオフタイマの値を保持してもよい。MME121は、MTC UE111からNAS要求を拒絶する際に、更新されたNASバックオフタイマの値をMTC UE111に通知する。ステップS306〜S308で行われる処理は、図2のステップS106〜S108で行われる処理と同様である。
図5は、NASバックオフタイマの値を更新する手順の他の具体例を示している。図5の例では、MME121は、MTC UE111の通信特性を示すUE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージをMTC-IWF123からT5b参照点を介して受信する。ステップS401〜S404で行われる処理は、図3のステップS201〜S204で行われる処理と同様である。ステップS405で行われる処理は、図4のステップS305で行われる処理と同様である。ステップS406及びS407で行われる処理は、図3のステップS206及びS207で行われる処理と同様である。
以上の説明から理解されるように、本実施形態では、EPC120内のMTC-IWF123は、MTC UE111の通信特性を示すメッセージ(e.g., UE CHARACTERISTICS NOTIFYメッセージ)をM2Mサービスプラットフォーム130内のエンティティ(e.g., SCS131)から受信する。そして、E-UTRAN110内のeNodeB112は、M2Mサービスプラットフォーム130から知らされたMTC UE111の通信特性に基づいて、MTC UE111に個別に適用されるRRC inactivity timerの値若しくはDRX inactivity timerの値又はこれら両方を決定する。また、EPC120内のMME121は、M2Mサービスプラットフォーム130から知らされたMTC UE111の通信特性に基づいて、MTC UE111に個別に適用されるNASバックオフタイマの値を決定する。したがって、本実施形態に係るE-UTRAN110及びEPC120を含むPLMNは、PLMN内でのMTCデバイス(i.e., MTC UE111)のコネクション管理をM2Mサービスプラットフォーム130又はMTCアプリケーションサーバ132において得られるMTCデバイス(i.e., MTC UE111)の通信特性を利用して行うことができる。
最後に、上述の実施形態に係るMME121、eNodeB112、及びSCS131の構成例について説明する。図6は、MME121の構成例を示している。
図6を参照すると、MME121は、ネットワークインタフェース1210、プロセッサ1211、及びメモリ1212を含む。ネットワークインタフェース1210は、他のネットワークノード(e.g., eNodeB112、HSS/HLR122、MTC-IWF123、及びS-GW124)と通信するために使用される。ネットワークインタフェース1210は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1211は、メモリ1212からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、通信制御(e.g.,モビリティ管理及びベアラ管理)を実行する。プロセッサ1211は、例えば、マイクロプロセッサ、Micro Processing Unit(MPU)、又はCentral Processing Unit(CPU)であってもよい。プロセッサ1211は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1212は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。揮発性メモリは、例えば、Static Random Access Memory(SRAM)若しくはDynamic RAM(DRAM)又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、例えば、マスクRead Only Memory(MROM)、Programmable ROM(PROM)、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの組合せである。また、メモリ1212は、プロセッサ1211から物理的に離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1211は、ネットワークインタフェース1210又は図示されていない他のI/Oインタフェースを介してメモリ1212にアクセスしてもよい。
図6の例では、メモリ1212は、S1-MMEモジュール1213、S6aモジュール1214、S10モジュール1215、S11モジュール1216、NASモジュール1217、並びにEPS Mobility Management(EMM)及びEPS Session Management(ESM)モジュール1218を含むソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。EMM 及びESMモジュール1218は、上述の実施形態で説明された、M2Mサービスプラットフォームから知らされたMTC UE111の通信特性に基づくRRC inactivity timerの値、DRX inactivity timerの値、及びNASバックオフタイマの値の更新手順を実行するための命令群およびデータを含む。プロセッサ1211は、EMM 及びESMモジュール1218をメモリ1212から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたRRC inactivity timerの値、DRX inactivity timerの値、及びNASバックオフタイマの値の更新手順に関するMME121の動作を行うことができる。
図7は、eNodeB112の構成例を示している。図7を参照すると、eNodeB112は、無線トランシーバ1120、ネットワークインタフェース1121、プロセッサ1122、及びメモリ1123を含む。無線トランシーバ1120は、MTC UE111を含む複数のUEと通信するよう構成されている。ネットワークインタフェース1121は、E-UTRAN110内の他のeNodeB、並びにEPC120内のノード(MME121及びS-GW124等)と通信するために使用される。
プロセッサ1122は、メモリ1123からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、RRC及びRadio Resource Management(RRM)を含む通信制御、並びに上述の実施形態で説明されたeNodeB112の動作を行う。プロセッサ1122は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU、又はCPUであってもよい。プロセッサ1122は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1123は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。揮発性メモリは、例えば、SRAM若しくはDRAM又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、例えば、MROM、PROM、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの組合せである。また、メモリ1123は、プロセッサ1122から離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1122は、ネットワークインタフェース1121又は図示されていない他のI/Oインタフェースを介してメモリ1123にアクセスしてもよい。
図7の例では、メモリ1123は、RRCモジュール1124、RRMモジュール1125、X2モジュール1126、及びS1-MMEモジュール1127を含むソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。プロセッサ1122は、RRCモジュール1124をメモリ1123から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたRRC inactivity timerの値およびDRX inactivity timerの値の更新手順に関するeNodeB112の動作を行うことができる。
図8は、SCS131の構成例を示している。図8を参照すると、SCS131は、ネットワークインタフェース1310、プロセッサ1311、及びメモリ1312を含む。ネットワークインタフェース1310は、他のネットワークノード(e.g., MTC-IWF123及びMTCアプリケーションサーバ132)と通信するために使用される。ネットワークインタフェース1310は、例えば、IEEE 802.3 seriesに準拠したネットワークインタフェースカード(NIC)を含んでもよい。
プロセッサ1311は、メモリ1312からソフトウェア(コンピュータプログラム)を読み出して実行することで、MTCデバイスのための通信制御(e.g., デバイストリガー、MTCデバイスの通信特性の取得)を実行する。プロセッサ1311は、例えば、マイクロプロセッサ、MPU、又はCPUであってもよい。プロセッサ1311は、複数のプロセッサを含んでもよい。
メモリ1312は、揮発性メモリ及び不揮発性メモリの組み合わせによって構成される。揮発性メモリは、例えば、SRAM若しくはDRAM又はこれらの組み合わせである。不揮発性メモリは、例えば、MROM、PROM、フラッシュメモリ、若しくはハードディスクドライブ、又はこれらの組合せである。メモリ1312は、プロセッサ1311から物理的に離れて配置されたストレージを含んでもよい。この場合、プロセッサ1311は、ネットワークインタフェース1310又は図示されていない他のI/Oインタフェースを介してメモリ1312にアクセスしてもよい。
図8の例では、メモリ1312は、Tspモジュール1313、SGiモジュール1314、及びUE特性管理モジュール1315を含むソフトウェアモジュール群を格納するために使用される。UE特性管理モジュール1315は、上述の実施形態で説明された、M2Mサービスプラットフォーム130又はMTCアプリケーションサーバ132において把握されるMTC UE111の通信特性をEPC120(i.e., MTC-IWF123)に知らせる手順を実行するための命令群およびデータを含む。プロセッサ1311は、UE特性管理モジュール1315をメモリ1312から読み出して実行することで、上述の実施形態で説明されたRRC inactivity timerの値、DRX inactivity timerの値、及びNASバックオフタイマの値の更新手順に関するSCS131の動作を行うことができる。
図6〜図8を用いて説明したように、上述の実施形態に係るMME121、eNodeB112、及びSCS131が有するプロセッサの各々は、シーケンス図等を用いて説明されたアルゴリズムをコンピュータに行わせるための命令群を含む1又は複数のプログラムを実行する。
このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、Compact Disc Read Only Memory(CD-ROM)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、Programmable ROM(PROM)、Erasable PROM(EPROM)、フラッシュROM、Random Access Memory(RAM))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
<その他の実施形態>
図1に示されたアーキテクチャは、3GPPにおけるMTCのためのアーキテクチャの一例に過ぎない。例えば、M2Mサービスプラットフォーム130(MTCサービスプラットフォーム、エクスポージャーレイヤ)内に配置されるファンクション及びエンティティ並びにこれらの名称は、将来のリリース又はバージョンにおいて変更されるかもしれない。例えば、本実施形態において説明されたSCS131は、API Gateway Function(API-GWF)と呼ばれるかもしれない。あるいは、SCS131の機能は、SCSとAPI-GWFに分割して配置されるかもしれない。上述の実施形態で説明された技術思想は、これらの変形されたMTCのためのアーキテクチャにも適用することができる。
上述の実施形態では、主にEPSに関する具体例を用いて説明を行った。しかしながら、これらの実施形態は、その他の移動通信システム、例えば、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、3GPP2 CDMA2000システム(1xRTT、High Rate Packet Data(HRPD))、Global System for Mobile communications(GSM(登録商標))/General packet radio service(GPRS)システム、及びモバイルWiMAXシステム等に適用されてもよい。
さらに、上述した実施形態は本件発明者により得られた技術思想の適用に関する例に過ぎない。すなわち、当該技術思想は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。
この出願は、2014年7月14日に出願された日本出願特願2014−144080を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
110 Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN)
111 User Equipment (UE)
112 eNodeB
120 Evolved Packet Core (EPC)
121 Mobility Management Entity (MME)
122 Home Subscriber Server (HSS)
123 Machine Type Communication Inter Working Function (MTC-IWF)
124 Serving Gateway (S-GW)
125 Packet Data Network Gateway (P-GW)
130 Machine-to-Machine (M2M) サービスプラットフォーム
131 Service Capability Server (SCS)
132 MTC Application Server (AS)

Claims (6)

  1. コアネットワーク内に配置されるモビリティ管理エンティティであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、制御方法を行うよう構成されたプロセッサと、
    を備え、
    前記制御方法は、
    Machine Type Communication(MTC)デバイスの通信特性を、前記コアネットワーク及び無線アクセスネットワークを含む移動通信ネットワークによって提供されるサービスを利用できるようにするためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)をMTCアプリケーションサーバに対して提供するMTCサービスプラットフォームから、前記コアネットワーク内のネットワーク・エンティティを介して受信すること、及び
    ップリンクNon-Access Stratum(NAS)メッセージの送信抑止のために前記MTCデバイスに配置されるNASバックオフタイマに関して前記モビリティ管理エンティティにおいて管理されている前記NASバックオフタイマ値を前記通信特性に基づいて更新すること、
    を備える、
    モビリティ管理エンティティ。
  2. 前記通信特性は、前記MTCデバイスの通信間隔、通信頻度、又は遅延許容性レベルを示す、請求項に記載のモビリティ管理エンティティ。
  3. コアネットワーク内に配置されるモビリティ管理エンティティによって行われる方法であって、
    Machine Type Communication(MTC)デバイスの通信特性を、前記コアネットワーク及び無線アクセスネットワークを含む移動通信ネットワークによって提供されるサービスを利用できるようにするためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)をMTCアプリケーションサーバに対して提供するMTCサービスプラットフォームから、前記コアネットワーク内のネットワーク・エンティティを介して受信すること、及び
    ップリンクNon-Access Stratum(NAS)メッセージの送信抑止のために前記MTCデバイスに配置されるNASバックオフタイマに関して前記モビリティ管理エンティティにおいて管理されている前記NASバックオフタイマ値を前記通信特性に基づいて更新すること、
    を備える、
    方法。
  4. コアネットワーク及び無線アクセスネットワークを含む移動通信ネットワークを介してMachine Type Communication(MTC)デバイスと通信するMTCアプリケーションサーバに対して前記移動通信ネットワークによって提供されるサービスを利用できるようにするためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を提供するサービス能力エンティティであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、制御方法を実行するよう構成されたプロセッサと、
    を備え、
    前記制御方法は、前記MTCデバイスの通信特性を示す第1のメッセージを前記コアネットワーク内のネットワーク・エンティティに送信することを備え、
    前記第1のメッセージは、アップリンクNon-Access Stratum(NAS)メッセージの送信抑止のために前記MTCデバイスに配置されるNASバックオフタイマに関して前記コアネットワーク内のモビリティ管理エンティティにおいて管理されている前記NASバックオフタイマ値の更新を引き起こす、
    サービス能力エンティティ。
  5. コアネットワーク内に配置されるモビリティ管理エンティティであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、制御方法を行うよう構成されたプロセッサと、
    を備え、
    前記制御方法は、
    Machine Type Communication(MTC)デバイスの通信特性を、前記コアネットワーク及び無線アクセスネットワークを含む移動通信ネットワークによって提供されるサービスを利用できるようにするためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)をMTCアプリケーションサーバに対して提供するMTCサービスプラットフォームから、前記コアネットワーク内のネットワーク・エンティティを介して受信すること、及び
    (a)コネクテッド状態の前記MTCデバイスがアイドル状態に遷移するタイミングを制御するために前記無線アクセスネットワークにおいて使用される第1のインアクティビティ・タイマの値、(b)前記MTCデバイスが前記コネクテッド状態において間欠受信を開始するタイミングを規定するために前記無線アクセスネットワークにおいて使用される第2のインアクティビティ・タイマの値、及び(c)アップリンクNon-Access Stratum(NAS)メッセージの送信抑止のために前記MTCデバイスに配置されるNASバックオフタイマの値、のうち少なくとも1つを前記通信特性に基づいて更新するよう制御すること、
    を備え、
    前記MTCデバイスは、車両に取り付けられるデバイスであり、
    前記通信特性は、前記車両が走行中であるか否か、前記車両のエンジンが始動されているか、又は前記車両に搭載されたナビゲーションシステムの補助機能がONであるか否かを示す
    ビリティ管理エンティティ。
  6. コアネットワーク内に配置されるモビリティ管理エンティティであって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、制御方法を行うよう構成されたプロセッサと、
    を備え、
    前記制御方法は、
    Machine Type Communication(MTC)デバイスの通信特性を、前記コアネットワーク及び無線アクセスネットワークを含む移動通信ネットワークによって提供されるサービスを利用できるようにするためのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)をMTCアプリケーションサーバに対して提供するMTCサービスプラットフォームから、前記コアネットワーク内のネットワーク・エンティティを介して受信すること、及び
    (a)コネクテッド状態の前記MTCデバイスがアイドル状態に遷移するタイミングを制御するために前記無線アクセスネットワークにおいて使用される第1のインアクティビティ・タイマの値、(b)前記MTCデバイスが前記コネクテッド状態において間欠受信を開始するタイミングを規定するために前記無線アクセスネットワークにおいて使用される第2のインアクティビティ・タイマの値、及び(c)アップリンクNon-Access Stratum(NAS)メッセージの送信抑止のために前記MTCデバイスに配置されるNASバックオフタイマの値、のうち少なくとも1つを前記通信特性に基づいて更新するよう制御すること、
    を備え、
    前記MTCデバイスは、メータリング装置またはセンサに結合されたデバイスであり、
    前記通信特性は、前記メータリング装置または前記センサが通常運用であるか異常運用であるかを示す
    ビリティ管理エンティティ。
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