JP6515804B2 - 通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、通信端末、ネットワーク構成方法、およびプログラムに関する。
短距離通信ネットワークの一種に、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークがある(例えば非特許文献1参照)。Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークでは、或る1つのネットワークに参加する複数の通信端末の内の一の通信端末がアクセスポイント機能を有する親として機能し、残りの通信端末が上記親に対する子として機能する。Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークは、1対1の接続しか行えないWi−Fi Ad−hocネットワークと比較して、1対複数の接続が可能であること、親経由で子どうしの通信が可能であること、セキュリティが比較的強度であること等の特徴がある。このため、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークは、近年、データ共有等の各種の用途に利用されるようになっている。本発明は、このようなWi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークを構成する方法に関する。但し、本発明は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークのみに適用が限定されるものではない。
Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークを構成する方法の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1では、各通信端末は、P2P(Peer to Peer)能力情報を交換するために、ユーザの介入を伴わずに、他の通信端末と情報を交換して、P2P接続の確立を求めることが可能である。上記P2P能力情報の交換では、接続タイプ(Wi−Fi Direct等)、プロトコル、対応する認証、またはセキュリティメソッド等を示すパラメータ情報を交換する。そして、各通信端末は、発見されたP2Pタイプ等に基づいて、他の通信端末とのP2P接続を確立するか否かを決定する。例えば、通信端末が、VoIPサービスを使用するために、Wi−Fi Directのネットワーク接続タイプを介して、別の通信端末と接続するように要求する。その際、2つの通信端末だけのP2P接続を確立するケースと、2つ以上の通信端末間でP2P接続を確立するケースとが例示されている。
特表2013−507029号公報
Wi−Fi Alliance Technical Committee P2P Task Group Wi−Fi Peer−to−Peer(P2P)Technical Specification Version1.1
ところで、非特許文献1には、通信ネットワークに接続していない通信端末が、他の通信端末との間で探索に係る通信メッセージを授受することによって、周囲の通信端末を探索する手続きが規定されている。しかしながら、上記探索において1以上の他の通信端末が発見された際に接続相手を決定する方法については、非特許文献1および特許文献1に記載がない。通信端末の利用者に対して、発見された1以上の他の通信端末に関する情報を提示し、利用者によって一の通信端末を選択させる方法では、自動的な接続は困難である。
本発明の目的は、上述した課題、即ち、通信ネットワークに接続していない通信端末を他の通信端末に自動的に接続するのは困難である、という課題を解決するネットワーク構成方法を提供することにある。
本発明の第1の観点に係るネットワーク構成方法は、
複数の通信端末のうちの一の上記通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの上記通信端末が上記親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する方法であって、
上記通信ネットワークに接続されていない第1の通信端末が、自通信端末の周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
上記第1の通信端末が、上記探索によって発見した1以上の上記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、上記1以上の上記第2の通信端末の中から接続相手とする一の上記第2の通信端末を決定し、該決定した接続相手と上記通信ネットワークを構成する。
本発明の第2の観点に係る通信端末は、
複数の通信端末のうちの一の上記通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの上記通信端末が上記親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する上記通信端末であって、
他の通信端末との間で通信メッセージを授受する無線通信部と、
上記無線通信部に接続された制御部と
を有し、
上記制御部は、
自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
上記探索によって発見した1以上の上記他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、上記1以上の上記他の通信端末の中から接続相手とする一の上記他の通信端末を決定し、
上記決定した接続相手と上記ネットワークを構成する。
本発明の第3の観点にかかるネットワーク構成方法は、
複数の通信端末のうちの一の上記通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの上記通信端末が上記親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する上記通信端末が実行するネットワーク構成方法であって、
自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
上記探索によって発見した1以上の上記他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、上記1以上の上記他の通信端末の中から接続相手とする一の上記他の通信端末を決定し、
上記決定した接続相手と上記ネットワークを構成する。
本発明の第4の観点に係るプログラムは、
複数の通信端末のうちの一の上記通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの上記通信端末が上記親に対する子として機能する通信ネットワークを構成する上記通信端末が有するコンピュータを、
他の通信端末との間で通信メッセージを授受する無線通信部と、
上記無線通信部に接続された制御部と
して機能させ、
上記制御部は、
自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索し、
上記探索によって発見した1以上の上記他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、上記1以上の上記他の通信端末の中から接続相手とする一の上記他の通信端末を決定し、
上記決定した接続相手と上記ネットワークを構成する。
本発明は上述した構成を有するため、通信ネットワークに接続していない通信端末を他の通信端末に自動的に接続することができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信端末の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末に接続する手順の概要を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における通信端末が実施するDevice Discoveryの詳細を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末との間で実施するDevice Discovery動作の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末がグループ構築済みの他の通信端末との間で実施するDevice Discovery動作の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末から受信するProbe Responseから当該他の通信端末が対応可能な認証方式を取得する概念図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末に接続する手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末と実施するGO Negotiationの概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末と実施するWPSProvisioning Phase1の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末と実施するWPSProvisioning Phase2の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末に接続する手順の別の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末と実施するProvision Discoveryの概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末に接続する手順の更に別の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信端末が他の通信端末と実施するInvitationの概要を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第3の実施形態における通信端末が実施するDevice Discoveryの詳細を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る通信端末のブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る通信端末のブロック図である。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施形態にかかる通信端末110は、Wi−Fi Direct仕様に準拠する通信ネットワークを形成する無線通信端末である。通信端末110は、無線通信部111と制御部112とアプリケーション部113と記憶部114とアンテナ115とを有する。
無線通信部111は、他の通信端末との間で無線によって通信メッセージを授受する機能を有する。無線通信部111は、送信時には、制御部112からの要求に応じて通信メッセージのパケットを作成し、作成したパケットに対してヘッダや誤り検出符号の付加などの処理を行い、処理後のデータから搬送波の周波数帯の変調信号を生成し、アンテナ115から無線信号として送信する。また、無線通信部111は、受信時には、アンテナ115により受信した無線信号を復調して通信メッセージのパケットを復号し、誤り検出符号に基づいて誤りがないことを確認した通信メッセージを制御部112に通知する。
制御部112は、無線通信部111における利用周波数の決定、各種通信メッセージの作成と送信指示、受信した各種通信メッセージの解釈、接続処理の制御など、通信端末110全体の制御を司る機能を有する。
例えば、制御部112は、自通信端末が通信ネットワークに接続されていない場合、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末と無線通信部111を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末を探索する機能を有する。この周囲の通信端末の探索は、例えば、Wi−Fi Direct仕様のデバイス・ディスカバリ・プロシージャ(Device Discovery Procedure)に準拠して行われる。
具体的には、制御部112は、プローブ要求(Prove Request)を周囲に送信し、プローブ応答(Prove Response)の受信を待つ。そして、制御部112は、プローブ応答を受信することで、自通信端末の周囲に他の通信端末が存在することを認識する。また制御部112は、受信したプローブ応答を解析することで、周囲に存在する他の通信端末の通信アドレス(例えばMACアドレス)、ネットワークへの接続状態、親の可否などを認識する。
Wi−Fi Direct仕様によれば、プローブ応答には、当該プローブ応答を送信した通信端末のMACアドレスが含まれている。またWi−Fi Direct仕様によれば、プローブ応答は、P2P Capability、P2P Device Info、P2P Group Info等の属性を有する。P2P Capabilityは、Group Capability Bitmap等のフィールドを有する。Group Capability Bitmapは、P2P Group Owner、Persistent P2P Group、Persistent Reconnect等のビットを有する。そして、当該他の通信端末がGOであれば、P2P Group Ownerビットは1にセットされる。また、当該他の通信端末が永続的グループ(Persistent P2P Group)を主催(host)している、もしくはホストすることが可能な状態(以下、このような状態を永続的グループをホスト可能な状態と記す)である場合、Persistent P2P Groupビットや、Persistent Reconnectビットは1にセットされる。ここで、永続的グループとは、グループ構築時に使用したクレデンシャル(Credentials)を後のグループ構築時に再利用可能に記憶しているグループであり、詳細は非特許文献1に記載されている。
また、P2P Device Infoは、P2P Device Address、Config Methods等のフィールドを有する。P2P Device Addressは、当該他の通信端末を一意に識別する識別子である。Config Methodsには、当該他の通信端末がサポートするWSC(Wi−Fi Simple Configuration)Methodsに関する情報(例えば、PINやPBC等の認証方式)が記述されている。他方、P2P Group Infoは、GOから返されるプローブ応答のみに含まれ、P2P Client Info Descriptor等のフィールドを有する。P2P Client Info Descriptorは、当該GOのグループに属するクライアントに関する情報が含まれている。
また制御部112は、上記探索によって発見した1以上の他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、上記1以上の他の通信端末の中から接続相手とする一の他の通信端末を決定し、この決定した接続相手と通信ネットワークを構成する機能を有する。制御部112が、他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて接続相手を決定する方法の例を以下に示す。
(1)接続相手の決定方法1
通信端末110は、通信端末の通信アドレス(例えばMACアドレス)のリストを記憶部114に記憶する。制御部112は、探索によって発見した他の通信端末から受信した通信メッセージから当該他の通信端末の通信アドレスを取得する。次に、制御部112は、取得した通信アドレスを上記リスト中の通信アドレスと照合し、受信した通信アドレスが、上記リストに記載されているか否かを判定する。制御部112は、発見した1以上の他の通信端末のうち、その通信アドレスが上記リストに記載されている一の他の通信端末を接続相手に決定する。この決定方法によれば、通信ネットワークに接続していない通信端末を、予めリストアップした他の通信端末に自動的に接続することができる。
(2)接続相手の決定方法2
通信端末110は、通信端末の複数の状態と状態間の優先順位とを記憶部114に記憶する。ここで、通信端末の状態とは、ネットワークに接続しているか否かを示す状態、親として機能しているか否かを示す状態、永続的グループをホスト可能な状態などを意味する。制御部112は、探索によって発見した他の通信端末から受信した通信メッセージから当該他の通信端末の状態を取得する。制御部112は、例えば、受信したProbe Response中にP2P Group Info属性が存在しない場合、当該Probe Responseを送信した他の通信端末は、未接続状態であると判定する。また制御部112は、例えば、P2P Capability属性中のGroup Capability BitmapフィールドにおけるP2P Group Ownerビットから、当該他の通信端末がGOか否かの状態を取得する。また制御部112は、例えば、P2P Capability属性中のGroup Capability BitmapフィールドにおけるPersistent P2P GroupビットやPersistent Reconnectビットから、当該他の通信端末が永続的グループをホスト可能な状態か否かを取得する。
そして制御部112は、優先順位のより高い状態を有する一の他の通信端末を接続相手に決定する。
この決定方法によれば、ネットワークに接続していない状態に比べて、ネットワークに接続済みかつ親として機能している状態の優先順位を高く設定しておくことにより、通信ネットワークに接続していない通信端末を、ネットワークに接続しており且つ親として機能している他の通信端末に自動的に接続することができる。反対に、親として機能している状態に比べて、ネットワークに接続していない状態の優先順位を高く設定しておくことにより、通信ネットワークに接続していない通信端末を、通信ネットワークに接続していない他の通信端末に自動的に接続することができる。さらに、永続的グループをホスト可能な状態の優先順位を、永続的グループをホスト不可能な状態に比べて高く設定しておくことにより、高速な接続が可能になる。
通信メッセージに含まれる情報に基づいて接続相手を決定する方法は、上記の決定方法1と決定方法2とに限定されず、決定方法1と決定方法2とを組み合わせる方法や、他の方法であってもよい。
アプリケーション部113は、アプリケーションプログラムを実行する機能を有する。アプリケーションプログラムの種類と個数は任意である。例えば、アプリケーション部113では、通信ネットワークに接続される他の通信端末との間で、音声通話を行うアプリケーション、ファイル転送を行うアプリケーション、コンテンツデータを交換するアプリケーション等を実行することが可能である。
記憶部114は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)やハードディスクなどの記憶装置で構成され、プログラムおよび各種のデータを記憶する。記憶するデータには、制御データとアプリケーションデータとがある。制御データには、例えば、自通信端末110が通信ネットワークに接続されているか否かを表す自通信端末ステータス情報、自通信端末110が通信ネットワークに接続されている場合の親の情報、探索した他の通信端末から受信した情報(当該通信端末の通信アドレス、端末名、ステータス情報(通信ネットワークに接続されていない未接続端末、接続済み親端末、永続的グループをホスト可能な状態か否かを表す他通信端末ステータス情報)などがある。アプリケーションデータには、アプリケーション部113が他の通信端末と共有するコンテンツデータなどがある。記憶するプログラムには、アプリケーション部113で実行するアプリケーションプログラムなどがある。
次に、本実施形態に係る通信端末110の動作を説明する。
通信端末110の制御部112は起動されると、図2に示す処理の実行を開始する。まず、制御部112は、自通信端末の周囲に存在する他の通信端末との間で無線通信部111を通じて探索に係る通信メッセージを授受することによって、周囲の通信端末を探索する(ステップS101)。この周囲の通信端末の探索は、例えば、Wi−Fi Direct仕様のデバイス・ディスカバリ・プロシージャに準拠して行われる。制御部112は、1以上の通信端末を発見すると、ステップS102の処理へと進む。他方、通信端末を一つも発見できない場合、制御部112は、ステップS101に留まり、周囲の通信端末を探索する処理を継続する。
次に通信端末110の制御部112は、ステップS102において、上記探索によって発見した1以上の通信端末の中から接続相手を決定する。具体的には、制御部112は、上記探索によって発見した1以上の他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、上記1以上の他の通信端末の中から接続相手とする一の他の通信端末を決定する。そして、接続相手とする一の他の通信端末を決定した場合(ステップS103でYES)、制御部112はステップS104の処理へと進む。また、接続相手とする一の他の通信端末が決定されなかった場合(ステップS103でNO)、制御部112は、ステップS101に戻り、周囲の通信端末を探索する処理を継続する。
次に通信端末110の制御部112は、ステップS104において、接続相手に決定した他の通信端末との間で無線通信部111を通じて通信メッセージを授受して、通信ネットワークを構成する。その後、通信端末110は、アプリケーション部113により、通信ネットワークに接続される他の通信端末との間でアプリケーションデータの送受信を開始する。
このように本実施形態によれば、通信ネットワークに接続していない通信端末110を他の通信端末に自動的に接続することができる。その理由は、通信端末110は、探索によって発見した1以上の他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、当該1以上の他の通信端末の中から接続相手とする一の他の通信端末を決定し、この決定した接続相手とネットワークを構成するためである。
[第2の実施形態]
本実施形態では、主に本発明に係る通信端末のソフトウェア構造の詳細について説明する。図3を参照すると、本発明の第2の実施形態にかかる通信端末(ノード)210は、Wi−Fiデバイス211と、WFD接続処理部212と、User制御部213とを有する。図1との対比では、Wi−Fiデバイス211は無線通信部111に相当し、WFD接続処理部212とUser制御部213とは、制御部112と記憶部114とに相当する。なお、Wi−Fiデバイス211は、図示しない無線LANのハードウェアにインストールされている。また、WFD接続処理部212とUser制御部213とは、図示しないMPUにインストールされている。
Wi−Fiデバイス211は、無線LANのデバイスドライバである。
WFD接続処理部212は、Wi−Fi Directのパケットを生成受信するブロックである。WFD接続処理部212は、Wi−Fi Direct接続のためのWi−Fiデバイス制御を行う。制御は、“Device Discovery”、“Group Formation”、“WPS(Wi−Fi Protected Setup)Provisioning Phase1”、“WPS Provisioning Phase2”といった単位で実行される。User制御部213からイベントを受信して制御を開始し、その結果をイベントとしてUser制御部213に通知する。
User制御部213は、Wi−Fi Directによる自動接続を実現するブロックである。User制御部213は、WFD接続処理部212に接続して情報を送受信するイベント送信部214およびイベント受信部215と、自ノードのステートを保持する自ノードステート保持部216と、他ノードのMACアドレスとステートのリストを保持する他ノードステート保持部217と、内部ステート制御部218とを有する。
自ノードステート保持部216には、自ノードのステートとして、IDLE(接続無し)、DISC(ノード発見)、CONN(接続中)、CLI(クライアントとして接続中)、GO(グループオーナーとして接続中)の何れかと、P_GRP(永続的グループをホスト可能な状態を示す情報)が記憶される。永続的グループをホスト可能な状態を示す情報は、1or0と、永続的グループを一意に識別する識別子とを有する。ここで、1は永続的グループをホスト可能な状態を示し、0はそれが不可能な状態を示す。
他ノードステート保持部217には、他ノードのステートとして、LOST(未接続)、FOUND(クライアントとして接続中)、GROUP(グループオーナーとして接続中)の何れかと、P_GRP(永続的グループをホスト可能な状態を示す情報)が記憶される。
内部ステート制御部218は、イベント受信部215を通じてWFD接続処理部212から受信したイベント種別と、自ノードステート保持部216に記憶されている自ノードのステートと、他ノードステート保持部217に記憶されている他ノードのステートとに基づいて、適切なコマンドを選択、生成することで、隣接したWi−Fi Direct対応ノード間でグループを構成する。
図4は、通信端末210が他の通信端末に接続する手順の概要を示す。通信端末210は、先ず、“Device Discovery”により、他ノードを探索し、接続相手を決定する。以降の手順は、通信端末210および決定した接続相手のステートの種類に応じて相違する。
接続相手の他ノードが自ノードと同じく未接続ノードであり、且つ自通信端末210と同一の永続的グループに属していないか、或いは属していても自通信端末210または他ノードが永続的グループをホスト不可能なノードである場合、“GO Negotiation”、“WPS Provisioning Phase1”、“WPS Provisioning Phase2”がその順に実行される(図4のCase1)。
また接続相手に決定した他ノードがGOであり、且つ自通信端末210と同一の永続的グループに属していないか、或いは属していても自通信端末210または他ノードが永続的グループをホスト不可能である場合、“Provisioning Discovery”、“WPS Provisioning Phase1”、“WPS Provisioning Phase2”がその順に実行される(図4のCase2)。
また接続相手に決定した他ノードが通信端末210と同一の永続的グループに属し、且つ自通信端末210または他ノードが永続的グループをホスト可能である場合、“Invitation”、“WPS Provisioning Phase2”がその順に実行される(図4のCase3)。
図5は、Device Discoveryの手順の詳細を示すフローチャートである。まず通信端末210のUser制御部213は、検索要求をWFD接続処理部212に対して発行する(ステップS201)。WDF接続処理部212は、この検索要求に従い、Device Discovery処理を実行する(ステップS202)。
図6は、Device Discovery処理の概要を示す。通信端末210のWDF接続処理部212は、User制御部213からの検索要求を受け、隣接ノードを検索する。Discovery中は、Searchステート、Listenステートが交互に切り替わる。Searchステートでは、チャネルを1、6、11に順番に切り替え、Probe Requestを送出し、隣接ノードからProbe Responseが返るのを待つ。Listenステートでは、他ノードからのProbe Requestを待ち、Probe Requestを受けてProbe Responseを返す。隣接ノードからのProbe Responseを受け、検索結果としてProbe Responseに含まれる当該隣接ノードの情報を返す。一定時間(例えば30秒)経過しても隣接ノードからのProbe Responseを受信できない場合、隣接ノードが発見されなかった旨の検索結果を返す。
図7は、構築済みグループに対するDevice Discovery処理の概要を示す。通信端末210の周囲に構築済みグループが存在する場合、通信端末210が送出したProbe Requestに対して、構築済みグループのGOがProbe Responseを返す。GOが返すProbe Responseには、P2P GROUP Info属性が存在し、その中にグループに属するクライアントのリストが入っている。
また、図8に示されるように、Probe Requestには、当該隣接ノードが対応可能は認証方式に関する情報を記述したWSC Config Methodsが存在する。認証方式には、PIN(Personal Identification Number)とPBC(Push Button Control)の2種類が存在する。Device Discoveryを実施した通信端末210は、隣接ノードからProbe Responseにより通知された認証情報のリストから、使用する認証方式を選択して接続する。PINを選択する場合、本実施形態では、予め利用者によって決められたPIN番号を使用することで自動化を実現する。
通信端末210のUser制御部213は、WFD接続処理部212から検索結果を受信すると(図5のステップS203)、検索結果を解析して他ノードを発見したか否かを判定する(ステップS204)。他ノードを発見しなかった場合、User制御部213は、WFD接続制御部212に対して再び検索要求を発行する(ステップS201)。ステップS201〜S204のループは、他ノードが発見されるまで繰り返される。
他方、通信端末210のUser制御部213は、他ノードを発見すると、検索結果に含まれる隣接ノードの情報を解析して、永続的グループをホスト可能なGOを発見したか否かを判定する(ステップS205)。ここで、永続的グループをホスト可能なGOとは、自通信端末と同一の永続的グループに属し当該永続的グループをホスト可能な他の通信端末であって、通信ネットワークに接続済みで親として機能している通信端末を意味する。そして、発見した場合、User制御部213は、その発見した永続的グループをホスト可能なGOに接続する処理へと進む。また、永続的グループをホスト可能なGOを発見していない場合、User制御部213は、永続的グループをホスト不可能なGOを発見したか否かを判定する(ステップS206)。ここで、永続的グループをホスト不可能なGOとは、自通信端末と同一の永続的グループに属していないか、或いは属していても当該永続的グループをホスト不可能な他の通信端末であって、通信ネットワークに接続済みで親として機能している通信端末を意味する。そして、永続的グループをホスト不可能なGOを発見した場合、User制御部213は、その発見した永続的グループをホスト不可能なGOに接続する処理へと進む。さらに、永続的グループをホスト可能なGOおよび永続的グループをホスト不可能なGOを発見しておらず、未接続のノードを発見している場合、User制御部213は、検索要求を発行してから一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS207)。そして、一定時間が経過していなければ、User制御部213は、WFD接続処理部212から別のノードを発見した旨の検索結果が出される可能性があるので、ステップS203に戻って検索結果の受信を待ち合わせる。一方、検索要求発行から一定時間が経過していれば、発見された当該未接続状態の他ノードに接続する処理へと進む。発見した未接続ノードのうち、Persistent Groupをホスト可能なビットが立っているノード、即ち自通信端末と同一の永続的グループに属し、且つ当該永続的グループをホスト可能な状態の端末に優先的に接続する。
図9は、通信端末210が、発見した未接続状態の他のノードとグループを形成するまでの処理の概要を示す。ここで、通信端末210と接続相手の他のノードとは同一の永続的グループに属していないか、或いは属していても通信端末210または他ノードは永続的グループをホスト可能な状態でない。まず、通信端末210のUser制御部213は、接続種別:GO Negotiation、認証種別:PIN or PBCをパラメータとして、WFD接続処理部212に対して接続要求を発行する(ステップS211)。通信端末210のWFD接続処理部212は、この接続要求を受けると、他のノードとの間でGO Negotiation処理(ステップS212)、WPS Provisioning Phase1処理(ステップS213)、WPS Provisioning Phase2処理(ステップS214)を順に実行する。そして、上記一連の処理の完了後、WFD接続処理部212からUser制御部213に対して接続完了の通知が出され(ステップS215)、端末間のグループ形成の処理を終える。
ステップS212のGO Negotiation処理では、図10に示すように、通信端末210と接続相手の他ノードとの間で、GO Negotiation Request、GO Negotiation Response、GO Negotiation Confirmationを授受することにより、何れか一方のノードがGOに決定される。図10は、他のノードがGOに決定され、通信端末210がクライアントとして動作している。GOとなったノードは、Beaconを定期的に送信するようになる。
ステップS213のWPS Provisioning Phase1処理では、図11に示すように、通信端末210と接続相手の他ノードとの間で、Auth.Request、Auth.Response、Assoc.Request、Assoc.Response、EAP RequestID、EAP ResponseID、WSC Start、M1〜M8、WSC Done、EAP Failが授受される。
ステップS214のWPS Provisioning Phase2処理では、図12に示すように、通信端末210と接続相手の他ノードとの間で、Deauthenticate、Deauthenticate、Auth.Request、Auth.Response、Re−assoc.Request、Re−assoc.Response、key1〜key4が授受される。そして、WFD接続処理部212からUser制御部213に接続完了が通知される。
図13は、通信端末210が既存のGOに接続するまでの処理の概要を示す。ここで、通信端末210と接続相手の他のノードとは同一の永続的グループに属していないか、或いは属していても他ノードは永続的グループをホスト可能な状態でない。まず、通信端末210のUser制御部213は、接続種別:Provisioning Discovery、認証種別:PIN or PBCをパラメータとして、WFD接続処理部212に対して接続要求を発行する(ステップS221)。通信端末210のWFD接続処理部212は、この接続要求を受けると、接続相手の他のノード(GO)との間でProvisioning Discovery処理(ステップS222)、WPS Provisioning Phase1処理(ステップS223)、WPS Provisioning Phase2処理(ステップS224)を順に実行する。そして、上記一連の処理の完了後、WFD接続処理部212からUser制御部213に対して接続完了の通知が出され(ステップS225)、既存のGOへの接続の処理を終える。
ステップS222のProvisioning Discovery処理では、図14に示すように、通信端末210と接続相手の既存のGOとの間で、Provision Discovery Request、Provision Discovery Responseが授受される。
図15は、通信端末210が、自通信端末と同一の永続的グループに属するホスト可能なノードに接続するまでの処理の概要を示す。まず、通信端末210のUser制御部213は、接続種別:Invitation、認証種別:PIN or PBCをパラメータとして、WFD接続処理部212に対して接続要求を発行する(ステップS221)。通信端末210のWFD接続処理部212は、この接続要求を受けると、接続相手の他のノードとの間でInvitation処理(ステップS232)、WPS Provisioning Phase2処理(ステップS233)を順に実行する。そして、上記一連の処理の完了後、WFD接続処理部212からUser制御部213に対して接続完了の通知が出され(ステップS225)、永続的グループをホスト可能なノードへの接続の処理を終える。図15と図9および図13と比較すると明らかなように、接続相手が永続的グループをホスト可能なノードの場合には、WPS Provisioning Phase1処理は不要であり、接続完了までに要する時間を短縮することができる。
ステップS232のInvitation処理では、図16に示すように、通信端末210と接続相手の永続的グループをホスト可能なノードとの間で、Invitation Request、Invitation Responseが授受される。
本実施形態によれば、通信ネットワークに接続していない通信端末210を他の通信端末に自動的に接続することができる。その理由は、通信端末210は、探索によって発見した1以上の他の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、当該1以上の他の通信端末の中から接続相手とする一の他の通信端末を決定し、この決定した接続相手とネットワークを構成するためである。
また本実施形態によれば、他の通信端末への迅速な接続を意図した通信端末210がそのことに失敗するのを防止することができる。その理由は、通信端末210は、発見された1以上の他の通信端末の中に自通信端末と同一の永続的グループに属し、且つ当該永続的グループをホスト可能な通信端末が存在していれば、当該永続的グループをホスト可能な通信端末を接続相手に決定するためである。
また本実施形態によれば、通信端末数のより多いネットワークを形成することを意図した通信装置210がそのことに失敗するのを防止することができる。その理由は、通信端末210は、発見された1以上の他の通信端末の中にGOが存在していれば、GOを接続相手に決定するためである。
また本実施形態によれば、PINおよびPBCの2種類の認証機構の何れでも自動接続が行える。その理由は、通信端末210は、PINおよびPBCの2種類の認証機構のうち接続相手から要求される認証機構を選択するように動作し、且つ、PIN番号は予め複数の通信端末間で決められた値を使用するためである。
[第3の実施形態]
図17を参照すると、本発明の第3の実施形態にかかる通信端末(ノード)310は、Wi−Fiデバイス311と、WFD接続処理部312と、User制御部313とを有する。Wi−Fiデバイス311とWFD接続処理部312とは、図3に示した第2の実施形態にかかる通信端末210のWi−Fiデバイス211とWFD接続処理部212と同じである。User制御部313は、イベント送信部314、イベント受信部315、自ノードステート保持部316、他ノードステート保持部317、内部ステート制御部318、および接続ノードリスト319を有する。接続ノードリスト319以外は、図3に示した第2の実施形態にかかる通信端末210のイベント送信部214、イベント受信部215、自ノードステート保持部216、他ノードステート保持部217、内部ステート制御部218と同じである。
接続ノードリスト319は、接続を許可する通信端末の通信アドレス(例えばMACアドレス)の一覧である。通信端末310は、発見した他の通信端末の通信アドレスが接続ノードリスト319に記載されていなければ、当該他の通信端末には接続しない。接続ノードリスト319は、お互いに接続を許可する全ての通信端末で同じ内容としてよい。即ち、通信端末310が記憶する接続ノードリスト319には、接続を許可する他の通信端末の通信アドレスと、通信端末310自身の通信アドレスとが記載されていてよい。また、全ての通信端末が記憶する接続ノードリスト319に記載される通信アドレスの順序あるいはそれらに付されたインデックスは、同一であってよい。
本実施形態にかかる通信端末310の動作は、Device Discovery以外、図3に示した第2の実施形態にかかる通信端末210の動作と同じである。
図18は、本実施形態におけるDevice Discoveryの手順の詳細を示すフローチャートである。通信端末310のUser制御部313は、検索要求をWFD接続処理部312に対して発行し(ステップS301)、WDF接続処理部312は、Device Discovery処理を実行する(ステップS302)。そして、通信端末310のUser制御部313は、WFD接続処理部312から検索結果を受信すると(ステップS303)、検索結果を解析して他ノードを発見したか否かを判定する(ステップS304)。他ノードを発見しなかった場合、User制御部313は、WFD接続制御部312に対して再び検索要求を発行する(ステップS301)。ステップS301〜S304のループは、他ノードが発見されるまで繰り返される。ここまでの処理は、図5に示した第2の実施形態におけるステップS201〜S204の処理と同じである。
通信端末310のUser制御部313は、他ノードを発見すると、発見した他ノードから受信したプローブ応答に含まれる当該他ノードのMACアドレスが接続ノードリスト319に記載されているか否かを判定する(ステップS305)。発見した他ノードのMACアドレスが接続ノードリスト319に記載されていなければ、User制御部313は、WFD接続制御部312に対して再び検索要求を発行する(ステップS301)。ステップS301〜S305のループは、接続ノードリスト319にそのMACアドレスが記載されている他ノードが発見されるまで繰り返される。
通信端末310のUser制御部313、接続ノードリスト319にMACアドレスが記載された他ノードを発見すると、当該発見した他ノードから受信したプローブ応答に含まれる当該ノードの情報を解析して、永続的グループをホスト可能なGOを発見したか否かを判定する(ステップS306)。そして、発見した場合、User制御部313は、その発見した永続的グループをホスト可能なGOに接続する処理へと進む。また、永続的グループをホスト可能なGOを発見していない場合、User制御部313は、永続的グループをホスト不可能なGOを発見したか否かを判定する(ステップS307)。さらに、永続的グループをホスト可能なGOおよび永続的グループをホスト不可能なGOを発見しておらず、未接続のノードを発見している場合、User制御部313は、検索要求を発行してから一定時間が経過したか否かを判定し(ステップS308)、一定時間が経過していなければ、ステップS303に戻って検索結果の受信を待ち合わせ、検索要求発行から一定時間が経過していれば、発見された当該未接続状態の他ノードに接続する処理へと進む。発見した未接続ノードのうち、Persistent Groupをホスト可能なビットが立っているノード、すなわち永続的グループをホスト可能なノードに優先的に接続する。
このように本実施形態によれば、所定の通信端末に接続することを意図した通信装置310がそのことに失敗するのを防止することができる。その理由は、通信端末310は、発見された1以上の他の通信端末の中に、その通信アドレスが接続ノードリストに記載されている通信端末が存在しなければ、発見された他の通信端末を接続相手に決定しないためである。
なお、接続ノードリスト319は、接続相手を選択するために利用する以外に、未接続状態の複数の通信端末が隣接してグループを形成する際のグループオーナーの決定に利用してよい。具体的には、図10に示したGO Negotiation処理において、接続ノードリスト319におけるMACアドレスの記載順序がより先頭に近い、或いはインデックスがより小さい通信端末をグループオーナーに決定するようにしてもよい。
[第4の実施形態]
図19を参照すると、本発明の第4の実施形態にかかる通信端末410は、Wi−Fiデバイス411と、WFD接続処理部412と、User制御部413と、中間ファイル414と、アプリケーション部415とを有する。
Wi−Fiデバイス411およびWFD接続処理部412は、図3に示した第2の実施形態にかかる通信端末210のWi−Fiデバイス211およびWFD接続処理部212と同様の機能を有する。また、User制御部413は、図3に示した第2の実施形態にかかる通信端末210のUser制御部213あるいは図17に示した第3の実施形態にかかる通信端末310のUser制御部313と同様の機能を有する。
中間ファイル414は、WFD接続処理部412とアプリケーション部415との間の通信に使用される。即ち、WFD接続処理部412は、中間ファイル414を介してアプリケーション部415に接続される。
アプリケーション部415は、Wi−Fi Direct接続APP(Application Software)(GUI)、Wi−Fiクラス、JNI(Java Native Interface)ライブラリ、WiFiライブラリを有する。アプリケーション部415は、図示しない入力装置を通じて利用者から入力されたコマンドを中間ファイル414を通じてWFD接続処理部412へ通知し、WFD接続処理部412からコマンドの実行結果を中間ファイル414を通じて受信し、図示しない表示画面に表示する。これにより、アプリケーション部415は、利用者による通信端末410の手動操作を実現する。
User制御部413は、WFD接続処理部412からアプリケーション部415への通信を中間ファイル414にて傍受する。また、User制御部413は、アプリケーション部415になりすまして、中間ファイル414を通じてWFD接続処理部412へコマンドを送信する。これにより、User制御部413は、通信端末410の自動接続を実現する。
通信端末410が、Linux/Androidに準拠する場合、Wi−Fiデバイス411は、例えばwlan0、Wi−Fi接続処理部412は、wpa_supplicant、中間ファイル414は、UNIX Domain Socket(例えば/var/run/wpa_supplicant/wlan0)で実現してよい。
本実施形態によれば、User制御部413が、Wi−Fi接続処理部412とアプリケーション部415の通信に使われる中間ファイル414を傍受し、コマンドを割り込ませる構成を有するため、既存のアプリを改変せずにWi−Fi Directの自動接続を実現することができる。
[第5の実施形態]
図20は、上述した各実施形態における通信端末をコンピュータ等の電子情報処理装置で構成した場合のハードウェア構成の一例を示す。この例の通信端末510は、CPU(Central Processing Unit)周辺部と、入出力部と、レガシー入出力部とを備える。CPU周辺部は、ホスト・コントローラ901により相互に接続されるCPU902、RAM903、グラフィック・コントローラ904、及び表示装置905を有する。入出力部は、入出力(I/O)コントローラ906によりホスト・コントローラ901に接続される通信インターフェイス(I/F)907、ハードディスクドライブ908、及びCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ909を有する。レガシー入出力部は、入出力コントローラ906に接続されるROM(Read Only Memory)910、フレキシブルディスク(FD)ドライブ911、及び入出力(I/O)チップ912を有する。
ホスト・コントローラ901は、RAM903と、高い転送レートでRAM903をアクセスするCPU902、及びグラフィック・コントローラ904とを接続する。CPU902は、ROM910、及びRAM903に格納されたプログラムに基づいて動作して、各部の制御をする。グラフィック・コントローラ904は、CPU902等がRAM903内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得して、表示装置905上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ904は、CPU902等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ906は、ホスト・コントローラ901と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ908、通信インターフェイス907、CD−ROMドライブ909を接続する。ハードディスクドライブ908は、CPU902が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス907は、他の通信端末に接続してプログラム又はデータを送受信する。CD−ROMドライブ909は、CD−ROM992からプログラム又はデータを読み取り、RAM903を介してハードディスクドライブ908、及び通信インターフェイス907に提供する。
入出力コントローラ906には、ROM910と、フレキシブルディスク・ドライブ911、及び入出力チップ912の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM910は、通信端末510が起動時に実行するブート・プログラム、あるいは通信端末510のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ911は、フレキシブルディスク993からプログラム又はデータを読み取り、RAM903を介してハードディスクドライブ908、及び通信インターフェイス907に提供する。入出力チップ912は、フレキシブルディスク・ドライブ911、あるいはパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
CPU902が実行するプログラムは、フレキシブルディスク993、CD−ROM992、又はIC(Integrated Circuit)カード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ908にインストールされ、RAM903に読み出されてCPU902により実行される。CPU902により実行されるプログラムは、通信端末510を、前述した各実施形態における無線通信部、制御部、記憶部、アプリケーション部等として機能させる。
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク993、CD−ROM992の他に、DVD(Digital Versatile Disk)又はPD(Phase Disk)等の光学記録媒体、MD(MiniDisk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークあるいはインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶媒体を記録媒体として使用して、ネットワークを介したプログラムとして情報共有システムを提供してもよい。
[その他の実施形態]
以上、本発明を幾つかの実施形態を挙げて説明したが、本発明は以上の実施形態にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。例えば、以下のような実施形態も本発明に含まれる。
通信端末の記憶部に接続ルールを記憶し、未接続状態の通信端末の制御部は、他の通信端末を発見した場合、上記接続ルールに従って、接続相手とする一の他の通信端末を決定する。上記接続ルールは、例えば、GOよりも未接続端末に優先的に接続するというルールであってよい。或いは上記接続ルールは、構築済みのグループに接続する際には、GOが発見された場合であってもGOでなく、クライアントに接続するというルールであってよい。
未接続状態の通信端末の制御部が、自通信端末との間で永続的グループをホスト可能な他の通信端末を発見する方法は、Persistent P2P Groupビットや、Persistent Reconnectビットを確認する方法以外に、自通信端末と永続的グループをホスト可能な他の通信端末の通信アドレス(例えばMACアドレス)のリストを自通信端末の記憶部に記憶し、発見した他の通信端末の通信アドレスが上記リストに記載されているか否かを調査する方法を使用してもよい。
なお、本発明は、日本国にて2013年07月09日に特許出願された特願2013−143765の特許出願に基づく優先権主張の利益を享受するものであり、当該特許出願に記載された内容は、全て本明細書に含まれるものとする。
本発明は、通信ネットワーク、特に、複数の通信端末のうちの一の通信端末がアクセスポイントの機能を有する親として機能し、残りの通信端末が親に対する子として機能する通信ネットワークを自動的に構成する方法に適用することができる。
110…通信端末
111…無線通信部
112…制御部
113…アプリケーション部
114…記憶部
115…アンテナ

Claims (10)

  1. 通信ネットワークを構成する方法であって、
    複数の端末状態と該端末状態間の優先順位とを記憶し、前記複数の端末状態として、前記通信ネットワークに接続していない第1の状態と前記通信ネットワークに接続済み且つアクセスポイントの機能を有する親として機能している第2の状態とを有し、前記端末状態間の優先順位では、前記第2の状態の方が前記第1の状態に比べて優先順位が高くなっている記憶部を有し、前記通信ネットワークに接続されていない第1の通信端末が、周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
    前記第1の通信端末が、前記探索によって発見した前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、接続相手とする前記第2の通信端末を決定し、該決定した接続相手と前記通信ネットワークを構成し、
    前記第1の通信端末は、前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて前記第2の通信端末の端末状態を決定し、前記優先順位のより高い端末状態を有する前記第2の通信端末を、前記接続相手とする
    ネットワーク構成方法。
  2. 通信ネットワークを構成する方法であって、
    複数の端末状態と該端末状態間の優先順位とを記憶し、前記複数の端末状態として、前記通信ネットワークに未接続かつ永続的グループをホスト不可能な第1の状態と、前記通信ネットワークに未接続かつ永続的グループをホスト可能な第2の状態と、前記通信ネットワークにアクセスポイントの機能を有する親として接続済かつ永続的グループをホスト不可能な第3の状態と、前記通信ネットワークに前記親として接続済かつ永続的グループをホスト可能な第4の状態とを有し、前記端末状態間の優先順位では、前記第4の状態、前記第3の状態、前記第2の状態、前記第1の状態の順に優先順位が高くなっている記憶部を有し、前記通信ネットワークに接続されていない第1の通信端末が、周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
    前記第1の通信端末が、前記探索によって発見した前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、接続相手とする前記第2の通信端末を決定し、該決定した接続相手と前記通信ネットワークを構成し、
    前記第1の通信端末は、前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて前記第2の通信端末の端末状態を決定し、前記優先順位のより高い端末状態を有する前記第2の通信端末を、前記接続相手とする
    ネットワーク構成方法。
  3. 前記第1の通信端末は、通信端末の通信アドレスのリストを記憶する記憶部を有し、前記探索によって発見した1以上の前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる当該第2の通信端末の通信アドレスと前記リスト中の前記通信アドレスとを照合して、接続相手とする前記第2の通信端末を決定する
    請求項1または2に記載のネットワーク構成方法。
  4. 前記第1の通信端末は、前記通信ネットワークの構成では、接続相手に決定した前記第2の通信端末の端末状態に応じた接続手順を実行する
    請求項1乃至3の何れかに記載のネットワーク構成方法。
  5. 通信ネットワークを構成する第1の通信端末であって、
    複数の端末状態と該端末状態間の優先順位とを記憶し、前記複数の端末状態として、前記通信ネットワークに接続していない第1の状態と前記通信ネットワークに接続済み且つアクセスポイントの機能を有する親として機能している第2の状態とを有し、前記端末状態間の優先順位では、前記第2の状態の方が前記第1の状態に比べて優先順位が高くなっている記憶部と、
    通信メッセージを授受する無線通信部と、
    前記記憶部および前記無線通信部に接続された制御部と
    を有し、
    前記制御部は、
    周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
    前記探索によって発見した前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、接続相手とする前記第2の通信端末を決定し、
    前記決定した接続相手と前記通信ネットワークを構成し、
    前記制御部は、前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて前記第2の通信端末の端末状態を決定し、前記優先順位のより高い端末状態を有する前記第2の通信端末を、前記接続相手とする
    通信端末。
  6. 通信ネットワークを構成する第1の通信端末であって、
    複数の端末状態と該端末状態間の優先順位とを記憶し、前記複数の端末状態として、前記通信ネットワークに未接続かつ永続的グループをホスト不可能な第1の状態と、前記通信ネットワークに未接続かつ永続的グループをホスト可能な第2の状態と、前記通信ネットワークにアクセスポイントの機能を有する親として接続済かつ永続的グループをホスト不可能な第3の状態と、前記通信ネットワークに前記親として接続済かつ永続的グループをホスト可能な第4の状態とを有し、前記端末状態間の優先順位では、前記第4の状態、前記第3の状態、前記第2の状態、前記第1の状態の順に優先順位が高くなっている記憶部と、
    通信メッセージを授受する無線通信部と、
    前記記憶部および前記無線通信部に接続された制御部と
    を有し、
    前記制御部は、
    周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
    前記探索によって発見した前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、接続相手とする前記第2の通信端末を決定し、
    前記決定した接続相手と前記通信ネットワークを構成し、
    前記制御部は、前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて前記第2の通信端末の端末状態を決定し、前記優先順位のより高い端末状態を有する前記第2の通信端末を、前記接続相手とする
    通信端末。
  7. 通信アドレスのリストを記憶する記憶部を有し、
    前記制御部は、前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる前記第2の通信端末の通信アドレスと前記リスト中の前記通信アドレスとを照合して、接続相手とする前記第2の通信端末を決定する
    請求項5または6に記載の通信端末。
  8. 前記制御部は、
    前記通信ネットワークの構成では、
    接続相手に決定した前記第2の通信端末の端末状態に応じた接続手順を実行する
    請求項5乃至の何れかに記載の通信端末。
  9. 複数の端末状態と該端末状態間の優先順位とを記憶し、前記複数の端末状態として、通信ネットワークに接続していない第1の状態と前記通信ネットワークに接続済み且つアクセスポイントの機能を有する親として機能している第2の状態とを有し、前記端末状態間の優先順位では、前記第2の状態の方が前記第1の状態に比べて優先順位が高くなっている記憶部を有し、前記通信ネットワークを構成する第1の通信端末を構成するコンピュータを、
    通信メッセージを授受する無線通信部と、
    前記記憶部および前記無線通信部に接続された制御部と
    して機能させ、
    前記制御部は、
    周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
    前記探索によって発見した前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、接続相手とする前記第2の通信端末を決定し、
    前記決定した接続相手と前記通信ネットワークを構成し、
    前記制御部は、前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて前記第2の通信端末の端末状態を決定し、前記優先順位のより高い端末状態を有する前記第2の通信端末を、前記接続相手とする
    プログラム。
  10. 複数の端末状態と該端末状態間の優先順位とを記憶し、前記複数の端末状態として、通信ネットワークに未接続かつ永続的グループをホスト不可能な第1の状態と、前記通信ネットワークに未接続かつ永続的グループをホスト可能な第2の状態と、前記通信ネットワークにアクセスポイントの機能を有する親として接続済かつ永続的グループをホスト不可能な第3の状態と、前記通信ネットワークに前記親として接続済かつ永続的グループをホスト可能な第4の状態とを有し、前記端末状態間の優先順位では、前記第4の状態、前記第3の状態、前記第2の状態、前記第1の状態の順に優先順位が高くなっている記憶部を有し、前記通信ネットワークを構成する第1の通信端末を構成するコンピュータを、
    通信メッセージを授受する無線通信部と、
    前記記憶部および前記無線通信部に接続された制御部と
    して機能させ、
    前記制御部は、
    周囲に存在する第2の通信端末を探索し、
    前記探索によって発見した前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて、接続相手とする前記第2の通信端末を決定し、
    前記決定した接続相手と前記通信ネットワークを構成し、
    前記制御部は、前記第2の通信端末から受信した通信メッセージに含まれる情報に基づいて前記第2の通信端末の端末状態を決定し、前記優先順位のより高い端末状態を有する前記第2の通信端末を、前記接続相手とする
    プログラム。
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