JP6509101B2 - 眼鏡状の光学シースルー型の両眼のディスプレイにオブジェクトを表示する画像表示装置、プログラム及び方法 - Google Patents
眼鏡状の光学シースルー型の両眼のディスプレイにオブジェクトを表示する画像表示装置、プログラム及び方法 Download PDFInfo
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Description
ビデオシースルー型:カメラのプレビュー画像にオブジェクトを重畳する
光学式シースルー型:現実空間そのものにオブジェクトを重畳する
ユーザが近くを見るほど、両眼スクリーンを用いた場合の視野角の拡大率は増加する。
ユーザが遠くを見るほど、両眼スクリーンを用いた場合の視野角の拡大率は低下する。
左眼領域(左眼スクリーンのみの領域)
重複領域(右眼スクリーンと左眼スクリーンとが重複した領域)
右眼領域(右眼スクリーンのみの領域)
カメラから、ユーザの注視点までの奥行き位置を取得する注視点位置取得手段と、
ユーザの右眼及び左眼の各々から、ディスプレイを通して奥行き位置に視認される右眼スクリーン及び左眼スクリーンが交わる重複領域を算出する重複領域算出手段と、
重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトに対して、右眼スクリーン又は左眼スクリーンのいずれか一方のみを選択する描画領域選択手段と、
選択された右眼スクリーン又は左眼スクリーンに当該仮想オブジェクトを描画するオブジェクト描画手段と
を有することを特徴とする。
描画領域選択手段は、
右眼スクリーン及び左眼スクリーンから構成される両眼スクリーンを、右眼領域と重複領域と左眼領域とに区分し、
両眼スクリーンに対する当該仮想オブジェクトの両端座標と、重複領域の両端座標とを用いて、
右眼領域及び重複領域に跨って表示すべき仮想オブジェクトは、重複領域に描画するスクリーンとして右眼スクリーンを選択し、
左眼領域及び重複領域に跨って表示すべき仮想オブジェクトは、重複領域に描画するスクリーンとして左眼スクリーンを選択することも好ましい。
描画領域選択手段は、
重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトについて、
右眼のキャリブレーション・パラメータPrの精度が、左眼のキャリブレーション・パラメータPlの精度よりも高い場合、重複領域に描画するスクリーンとして右眼スクリーンを選択し、
逆に、右眼のキャリブレーション・パラメータPrの精度が、左眼のキャリブレーション・パラメータPlの精度の精度よりも低い場合、重複領域に描画するスクリーンとして左眼スクリーンを選択することも好ましい。
重複領域算出手段の逆投影−投影計算は、右眼から右眼スクリーン(又は左眼から左眼スクリーン)の任意点を介して、3次元空間の奥行き位置に逆投影した後、他方の左眼スクリーン(又は右眼スクリーン)に投影する逆投影−投影計算によって、右眼スクリーンの座標系(ur,vr)と、左眼スクリーンの座標系(ul,vl)との位置関係を示す、以下の変換行列Hl,rを算出することも好ましい。
重複領域算出手段は、両眼のスクリーンが左右方向のみにずれている場合に、逆投影−投影計算によって、以下の変換行列Hl,rで定義される変位量dを算出することも好ましい。
重複領域算出手段の逆投影−投影計算は、右眼スクリーンの座標系(ur,vr)と、左眼スクリーンの座標系(ul,vl)と、右眼のキャリブレーション・パラメータPrと、左眼のキャリブレーション・パラメータPlと、注視点位置取得手段で用いたカメラ座標系(Xc,Yc,Zc)とを用いて、以下の式によって定義し、
(ur,vr)=(0,0)及びZC=Zα(奥行き距離のスカラー値)を代入することで、ulを変位量dとして算出するか、
又は、
(ul,vl)=(0,0)及びZC=Zα(奥行き距離のスカラー値)を代入することで、urを変位量−dとして算出することも好ましい。
注視点位置取得手段は、可視光カメラを用いる場合、注視点を特定するマーカ画像を予め記憶しており、撮影画像からマーカ画像を検出することによって、以下のように、マーカを配置した世界座標系(Xw,Yw,Zw)からカメラ座標系(Xc,Yc,Zc)への変換行列(位置姿勢パラメータ)Wc,wを算出し、
注視点位置取得手段は、世界座標系における注視点の座標を、変換行列Wc,wを用いてカメラ座標系へ変換し、そのZcを奥行き距離のスカラー値Zαとして算出することも好ましい。
注視点位置取得手段は、マーカ画像の領域における重心座標を、注視点とすることも好ましい。
オブジェクト描画手段は、
仮想オブジェクト毎に、重複領域の描画対象として選択されていない一方のスクリーンにのみ描画し、
左眼スクリーン及び右眼スクリーンの各々の重複領域を、ディスプレイの透過色で塗りつぶし、
仮想オブジェクトを、描画していない他方のスクリーンに描画する
ことも好ましい。
カメラから、ユーザの注視点までの奥行き位置を取得する注視点位置取得手段と、
ユーザの右眼及び左眼の各々から、ディスプレイを通して奥行き位置に視認される右眼スクリーン及び左眼スクリーンが交わる重複領域を算出する重複領域算出手段と、
重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトに対して、右眼スクリーン又は左眼スクリーンのいずれか一方のみを選択する描画領域選択手段と、
選択された右眼スクリーン又は左眼スクリーンに当該仮想オブジェクトを描画するオブジェクト描画手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
装置は、
カメラから、ユーザの注視点までの奥行き位置を取得する第1のステップと、
ユーザの右眼及び左眼の各々から、ディスプレイを通して奥行き位置に視認される右眼スクリーン及び左眼スクリーンが交わる重複領域を算出する第2のステップと、
重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトに対して、右眼スクリーン又は左眼スクリーンのいずれか一方のみを選択する第3のステップと、
選択された右眼スクリーン又は左眼スクリーンに当該仮想オブジェクトを描画する第4のステップと
を実行することを特徴とする。
注視点位置取得部11は、HMDを装着したユーザから見た、注視点までの奥行き位置を取得する。注視点までの奥行き位置を取得することによって、ユーザの視線のピントの位置に、仮想オブジェクトを、その位置や大きさを制御して表示することができる。奥行き位置は、具体的には、HMD搭載のカメラから、現実空間に対するユーザの注視点までの距離である。そして、取得した注視点距離は、重複領域算出部12へ出力される。
可視光カメラ
深度センサ(デプスカメラ)
超音波センサや磁気センサ(専用トランスミッタと、HMD本体及び注視対象物体に付したセンサとからなる)
注視点位置取得部11は、注視点を特定するマーカ画像を予め記憶している。マーカ画像は、ユーザが注視すべき対象物体そのものの画像であってもよいし、対象物体に専用マーカ画像を貼り付けたものであってもよい。可視光カメラによる撮影画像から、画像認識によってそのマーカ画像が検出される。マーカ画像は、例えばQRコード(登録商標)であってもよい。このとき、マーカ画像の領域における重心座標を、注視点とすることも好ましい。
そして、注視点位置取得部11は、世界座標系における注視点の座標を、変換行列Wc,wを用いてカメラ座標系へ変換し、そのZcを奥行き距離のスカラー値Zαとして算出する。
深度センサ(デプスカメラ)を用いる場合は、マーカ画像を貼り付けた特定の対象物体のみならず、視認領域全体のデプス値を取得することができる。深度センサは、赤外線照射センサから放射された赤外線の反射を捉えることによって、実物体の位置を注視点位置として取得することができる。
重複領域算出部12は、ユーザの右眼及び左眼の各々から、ディスプレイを通して「奥行き距離」に視認される右眼スクリーン及び左眼スクリーンが交わる重複領域を算出する。算出された重複領域の座標情報は、描画領域選択部13へ出力される。
右眼スクリーンの座標系(ur,vr)
左眼スクリーンの座標系(ul,vl)
注視点位置取得手段で用いたカメラ座標系(Xc,Yc,Zc)
右眼のキャリブレーション・パラメータPr
左眼のキャリブレーション・パラメータPl
(1)(ur,vr)=(0,0)及びZC=Zα(奥行き距離のスカラー値)を代入することで、ulを変位量dとして算出する。
(2)(ul,vl)=(0,0)及びZC=Zα(奥行き距離のスカラー値)を代入することで、urを変位量−dとして算出する。
これによって、ZC=Zαによって定義された両眼スクリーン平面への逆投影位置が得られる。この逆投影位置の3次元座標を、他方の式に代入することによって、他方のスクリーンにおける対応点を算出する。
描画領域選択部13は、重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトに対して、右眼スクリーン又は左眼スクリーンのいずれか一方のみを選択する。
A領域:左眼スクリーンのみで表示する領域
B領域:左眼スクリーンにおける右眼スクリーンとの重複領域
C領域:右眼スクリーンにおける左眼スクリーンとの重複領域
D領域:右眼スクリーンのみで表示する領域
<仮想オブジェクトの視認性に基づくスクリーンの選択方法>
<キャリブレーション・パラメータの精度に基づくスクリーンの選択方法>
右眼スクリーン及び左眼スクリーンから構成される両眼スクリーンは、右眼領域と重複領域と左眼領域とに区分される。
そして、オブジェクト毎に、描画領域を以下のいずれかに制限する。
左眼スクリーン(領域A、B)・右眼スクリーン(領域D)、又は、
左眼スクリーン(領域A) ・右眼スクリーン(領域C、D)
両眼スクリーンに対する当該仮想オブジェクトの両端座標と、重複領域の両端座標とを用いて、右眼領域及び重複領域に跨って表示すべき仮想オブジェクトは、重複領域に描画するスクリーンとして右眼スクリーンを選択する。
また、両眼スクリーンに対する当該仮想オブジェクトの両端座標と、重複領域の両端座標とを用いて、左眼領域及び重複領域に跨って表示すべき仮想オブジェクトは、重複領域に描画するスクリーンとして左眼スクリーンを選択する。
右眼のキャリブレーション・パラメータPrの精度が、左眼のキャリブレーション・パラメータPlの精度よりも高い場合、重複領域に描画するスクリーンとして右眼スクリーンを選択する。
左眼スクリーン(領域A) ・右眼スクリーン(領域C、D)
逆に、右眼のキャリブレーション・パラメータPrの精度が、左眼のキャリブレーション・パラメータPlの精度よりも低い場合、重複領域に描画するスクリーンとして左眼スクリーンを選択する。
左眼スクリーン(領域A、B)・右眼スクリーン(領域D)
又は、仮想オブジェクトの表示位置に関する特定の条件に当てはまる場合は、仮想オブジェクトの視認性に基づくスクリーンの選択方法を用い、それ以外の場合は、キャリブレーション・パラメータの精度に基づくスクリーンの選択方法を用いてもよい。
図9によれば、仮想オブジェクトを構成する点群を式(3)に基づいてスクリーンに投影した先の点群について、u座標の最小値と最大値とを、以下のように定義する。
左眼スクリーンにおける仮想オブジェクトのu座標の描画範囲:(ul min,ul max)
右眼スクリーンにおける仮想オブジェクトのu座標の描画範囲:(ur min,ur max)
ここで、仮想オブジェクトを、領域Aの左眼スクリーンと、領域Cの右眼スクリーンとで描画した場合、仮想オブジェクトの連続性が、重複領域境界で分断されてしまう。
ul min<d、d<ul max、ur max<w−d
この場合、仮想オブジェクトは、左眼スクリーン(領域A及びB)のみで表示するのが好ましい。これによって、左眼スクリーンのみにおける仮想オブジェクトの連続性が維持され、視認性を高めることができる。
d<ul min、ur min<w−d、w−d<ur max
この場合、右眼スクリーンにおける仮想オブジェクトの連続性を維持するために仮想オブジェクトは、右眼スクリーン(領域C及びD)のみで表示するのが好ましい。
図12は、仮想オブジェクトに対する描画領域を表す第4の説明図である。
d−ul min < ur max−(w−d)
ul min<d、w<ul max、ur min<0、w−d<ur max
この場合、右眼スクリーンでしか表示できない範囲を優先するべく、仮想オブジェクトは、右眼スクリーンで領域C及びDを表示し、左眼スクリーンで領域Aを表示するのが好ましい。
d−ul min > ur max−(w−d)
この場合、左眼スクリーンでしか表示できない範囲を優先するべく、仮想オブジェクトは、左眼スクリーンで領域A及びBを表示し、右眼スクリーンで領域Dを表示するのが好ましい。即ち、仮想オブジェクトの中でもテキストオブジェクトのサイズによって、描画すべきスクリーンを選択する。
オブジェクト描画部14は、選択された右眼スクリーン又は左眼スクリーンに当該仮想オブジェクトを描画する。
(S11)仮想オブジェクト毎に、重複領域の描画対象として選択されていない一方のスクリーンにのみ描画する。例えば、図12及び14のオブジェクトや図15のCG2は、左眼スクリーンにのみ描画する。また、図13のオブジェクトや図15のCG1は、右眼スクリーンのみに描画する。
(S12)左眼スクリーン及び右眼スクリーンの各々の重複領域を、ディスプレイの透過色で塗りつぶす。
(S13)仮想オブジェクトを(S11)で描画していない他方のスクリーンに描画する。例えば、図12及び14のオブジェクトや図15のCG2は、右眼スクリーンにのみ描画する。また、図13のオブジェクトや図15のCG1は、左眼スクリーンのみに描画する。
11 注視点位置取得部
12 重複領域算出部
13 描画領域選択部
14 オブジェクト描画部
Claims (12)
- ユーザの右眼及び左眼の各々の前方に配置され、現実空間を透過して視認可能な光学式シースルー型の両眼のディスプレイを有し、ユーザが注視する実オブジェクトにおける注視点に合わせて、前記ディスプレイに表示すべき仮想オブジェクトを制御する画像表示装置であって、
カメラから、ユーザの注視点までの奥行き位置を取得する注視点位置取得手段と、
前記ユーザの右眼及び左眼の各々から、前記ディスプレイを通して前記奥行き位置に視認される右眼スクリーン及び左眼スクリーンが交わる重複領域を算出する重複領域算出手段と、
前記重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトに対して、右眼スクリーン又は左眼スクリーンのいずれか一方のみを選択する描画領域選択手段と、
選択された右眼スクリーン又は左眼スクリーンに当該仮想オブジェクトを描画するオブジェクト描画手段と
を有することを特徴とする画像表示装置。 - 前記描画領域選択手段は、
前記右眼スクリーン及び左眼スクリーンから構成される両眼スクリーンを、右眼領域と重複領域と左眼領域とに区分し、
前記両眼スクリーンに対する当該仮想オブジェクトの両端座標と、前記重複領域の両端座標とを用いて、
右眼領域及び重複領域に跨って表示すべき仮想オブジェクトは、重複領域に描画するスクリーンとして右眼スクリーンを選択し、
左眼領域及び重複領域に跨って表示すべき仮想オブジェクトは、重複領域に描画するスクリーンとして左眼スクリーンを選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記描画領域選択手段は、
前記重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトについて、
右眼のキャリブレーション・パラメータPrの精度が、左眼のキャリブレーション・パラメータPlの精度よりも高い場合、重複領域に描画するスクリーンとして右眼スクリーンを選択し、
逆に、右眼のキャリブレーション・パラメータPrの精度が、左眼のキャリブレーション・パラメータPlの精度よりも低い場合、重複領域に描画するスクリーンとして左眼スクリーンを選択する。
ことを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。 - 前記重複領域算出手段は、右眼から右眼スクリーン(又は左眼から左眼スクリーン)の任意点を介して、3次元空間の前記奥行き位置に逆投影した後、他方の左眼スクリーン(又は右眼スクリーン)に投影する逆投影−投影計算によって、スクリーン間が左右方向のみにずれている場合に、前記変換行列Hl,rで定義される変位量dを算出する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の画像表示装置。 - 前記重複領域算出手段の逆投影−投影計算は、右眼スクリーンの座標系(ur,vr)と、左眼スクリーンの座標系(ul,vl)と、右眼のキャリブレーション・パラメータPrと、左眼のキャリブレーション・パラメータPlと、前記注視点位置取得手段で用いたカメラ座標系(Xc,Yc,Zc)とを用いて、以下の式によって定義し、
(ur,vr)=(0,0)及びZC=Zα(奥行き距離のスカラー値)を代入することで、ulを変位量dとして算出するか、
又は、
(ul,vl)=(0,0)及びZC=Zα(奥行き距離のスカラー値)を代入することで、urを変位量−dとして算出する
ことを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。 - 前記注視点位置取得手段は、前記マーカ画像の領域における重心座標を、前記注視点とする
ことを特徴とする請求項8に記載の画像表示装置。 - 前記オブジェクト描画手段は、
仮想オブジェクト毎に、重複領域の描画対象として選択されていない一方のスクリーンにのみ描画し、
左眼スクリーン及び右眼スクリーンの各々の重複領域を、ディスプレイの透過色で塗りつぶし、
仮想オブジェクトを、描画していない他方のスクリーンに描画する
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - ユーザの右眼及び左眼の各々の前方に配置され、現実空間を透過して視認可能な光学式シースルー型の両眼のディスプレイを有し、ユーザが注視する実オブジェクトにおける注視点に合わせて、前記ディスプレイに表示すべき仮想オブジェクトを制御する装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
カメラから、ユーザの注視点までの奥行き位置を取得する注視点位置取得手段と、
前記ユーザの右眼及び左眼の各々から、前記ディスプレイを通して前記奥行き位置に視認される右眼スクリーン及び左眼スクリーンが交わる重複領域を算出する重複領域算出手段と、
前記重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトに対して、右眼スクリーン又は左眼スクリーンのいずれか一方のみを選択する描画領域選択手段と、
選択された右眼スクリーン又は左眼スクリーンに当該仮想オブジェクトを描画するオブジェクト描画手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - ユーザの右眼及び左眼の各々の前方に配置され、現実空間を透過して視認可能な光学式シースルー型の両眼のディスプレイを有し、ユーザが注視する実オブジェクトにおける注視点に合わせて、前記ディスプレイに表示すべき仮想オブジェクトを制御する装置の画像表示方法であって、
前記装置は、
カメラから、ユーザの注視点までの奥行き位置を取得する第1のステップと、
前記ユーザの右眼及び左眼の各々から、前記ディスプレイを通して前記奥行き位置に視認される右眼スクリーン及び左眼スクリーンが交わる重複領域を算出する第2のステップと、
前記重複領域に表示すべき当該仮想オブジェクトに対して、右眼スクリーン又は左眼スクリーンのいずれか一方のみを選択する第3のステップと、
選択された右眼スクリーン又は左眼スクリーンに当該仮想オブジェクトを描画する第4のステップと
を実行することを特徴とする装置の画像表示方法。
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JP2015239933A JP6509101B2 (ja) | 2015-12-09 | 2015-12-09 | 眼鏡状の光学シースルー型の両眼のディスプレイにオブジェクトを表示する画像表示装置、プログラム及び方法 |
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