JP6507094B2 - マニピュレータ - Google Patents

マニピュレータ

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Description

本発明の実施形態は、マニピュレータに関する。
マニピュレータは、物流や生産現場で、荷物や生産部品を保持して、別の場所へ移動させ
る作業を行うロボットのアームに用いられる。
マニピュレータには、マニピュレータ自身の重さ(自重)を、機械的な構成により打ち消
すことができる自重補償機構が用いられる。この自重補償機構を備えることにより、マニ
ピュレータが静止状態を維持するための動力は低減される。
従来のマニピュレータの設計においては、マニピュレータの自重分を打ち消すために、マ
ニピュレータの関節を駆動するトルクモータを関節の外側に備える方法や、重りを用いて
マニピュレータの関節の回転軸まわりでモーメントの釣り合いを取る方法がとられていた
。これにより、トルクモータで消費するエネルギーを軽減できる。また大型のトルクモー
タを備える必要がなくなるため、コンパクトなマニピュレータとすることができる。しか
しながら、マニピュレータの保持部が保持する物体の質量を考慮した自重補償はなかった
。保持する物体の質量を考慮した自重補償機構を備えながら、コンパクトなマニピュレー
タが望まれている。
特開2009−291843号公報
本発明が解決しようとする課題は、保持部が保持する物体の質量を考慮した自重補償機構
を備えながら、コンパクトなマニピュレータを提供することにある。
本実施形態のマニピュレータは、基台と、重力方向と交差する第1の方向に回転軸を有す
る第1の関節と、前記基台と前記第1の関節を連結する第1の連結部と、前記第1の方向
と交差する第2の方向に回転軸を有する第2の関節と、前記第1の関節と前記第2の関節
を連結する第2の連結部と、前記第2の方向と交差する第3の方向に沿って前記第2の関
節に連結された第1のアームと、前記第3の方向に沿って、かつ前記第1のアームの前記
第2の関節と連結された側とは反対側の前記第2の関節に連結された第2のアームと、前
記第1のアームの前記第2の関節と連結された側とは反対側の前記第1のアームに連結さ
れた重心可変部と、前記第2のアームの前記第2の関節と連結された側とは反対側の前記
第2のアームに連結された保持部と、前記重心可変部は第1の重りと第2の重りを有し、
前記保持部が物体を保持した状態において、前記重心可変部の前記第1の重りを前記第1
の関節の回転軸と交差する方向に移動させる第1の動作、および前記重心可変部の前記第
2の重りを前記第2の関節の回転軸と交差する方向に移動させる第2の動作のうち少なく
とも1つの動作を行うように前記重心可変部を制御する制御部と、を備える。
マニピュレータの構成図。 カウンタウエイト部の内部構造の模式図。 第1回転軸から見たモデル図。 第2回転軸から見たモデル図。 第1回転軸から見たモデル図。 第2回転軸から見たモデル図。 第3関節を備えたマニピュレータ。 第3関節、第4関節、および第5関節を備えたマニピュレータ。 第3関節、第4関節、および第5関節の拡大図。 第3関節、第4関節、および第5関節の拡大図。 第6関節および第7関節を備えたマニピュレータ。 第1回転軸から見たモデル図。 第2回転軸から見たモデル図。 第1回転軸から見たモデル図。 第2回転軸から見たモデル図。 重力補償モータを備えたマニピュレータ。 定荷重ばねおよび変速機を備えたマニピュレータ。 カウンタウエイトおよび変速機を備えたマニピュレータ。 マニピュレータの処理部および制御部を示すブロック図。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。同じ符号が付されているものは同様
のものを示す。なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関
係、部分間の大きさの比係数などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同
じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比係数が異なって表される場合も
ある。
(第一実施形態)
図1にマニピュレータを示す。
図1のマニピュレータは、基台1、接続部(第1の連結部)2、第1回転軸4をもつ第1
関節3、第1リンク部(第2の連結部)5、第2回転軸7をもつ第2関節6、第1アーム
部材(第1のアーム)8A、第2アーム部材(第2のアーム)8B、物体を保持できる保
持部9、およびマニピュレータの自重とのつり合いを取るためのカウンタウエイト部(重
心可変部)10を備える。
図1にx軸、y軸、およびz軸を示す。z軸のマイナス方向を重力方向とする。
基台1に接続部2が接続されている。
第1関節3は、固定部3aと回転部3bで構成される。固定部3aは、接続部2に接続さ
れている。第1関節3の第1回転軸4の方向は、重力方向と交差する方向(第1の方向)
である。第1関節3の中にはモータが備わっているため、第1関節3の回転部3bは、第
1回転軸4まわりに回転することができる。
第2関節6は、固定部6aと回転部6bで構成される。
第1リンク部5の一端は、第1関節3の回転部3bと接続している。第1リンク部5の他
端は、第2関節6を接続している。第2関節6の第2回転軸7の方向は、第1の方向と交
差する方向(第2の方向)である。第2関節6の中にはモータが備わっているため、第2
関節6の回転部6bは、第2回転軸7まわりに回転することができる。
なお、第1関節3および第2関節6は、アクチュエータにより駆動することも可能である
第1アーム部材8Aは、第2の方向と交差する第3の方向に沿って、第2関節6の回転部
6bに連結されている。
第2アーム部材8Bは、第3の方向に沿って、第1アーム部材8Aが連結された側とは反
対側の第2関節6の回転部6bに連結されている。
ここでアームとは関節と関節、または関節と他の部材を接続するものである。
カウンタウエイト部10は、第1アーム部材8Aの第2の関節と連結された側とは反対側
の第1アーム部材8Aに連結されている。カウンタウエイト部10は重力方向と交わる方
向に位置する。
保持部9は、第2アーム部材8Bの第2の関節6と連結された側とは反対側の第2アーム
部材8Bに接続されている。保持部9とカウンタウエイト部10は、第2回転軸7まわり
に回転する。
ただし、カウンタウエイト部10は基台1に接していない。
図2にカウンタウエイト部10の内部構造の模式図を示す。
カウンタウエイト部10の内部には、重り可動装置120aおよび重り可動装置120b
が備わる。重り可動装置120aは、モータ122a、ねじ123a、第1の重り125
a、およびガイド126aで構成されている。重り可動装置120bは、モータ122a
、ねじ123a、および第2の重り125bで構成されている。重り可動装置120aは
、第1関節3の第1回転軸4と交差する方向に配置されている。
重り可動装置120bは第2関節6の第2回転軸7と交差する方向に配置されている。重
り可動装置120aおよび重り可動装置120bは、それぞれカウンタウエイト部10の
内側の面に固定されている。
重り可動装置120aにおいて、ねじ123aはモータ122aに接続されている。モー
タ122aを回転させることにより、ねじ123aを回転させることができる。第1の重
り125aは、ねじ123aに設けられている。支持部材126aは、ねじ123aに沿
って配置されており、カウンタウエイト部10の内側の面に固定されている。支持部材1
26aは第1の重り125aを貫通しているため、第1の重り125aはねじ123まわ
りで回転しない。
モータ122aが回転するとねじ123aが回転するため、第1の重り125aはねじ1
23a上および支持部材126a上を移動することができる。第1回転軸4と交わる方向
に配置されている重り可動装置120aは、第1回転軸4と交わる方向に沿って第1の重
り125aを移動させることができる。
重り可動装置120bは、重り可動装置120aと同様の構成である。第2回転軸7と交
わる方向に配置されている重り可動装置120bは、第2回転軸7と交わる方向に沿って
第2の重り125bを移動させることができる。
カウンタウエイト部10の内部で、第1の重り125aおよび第2の重り125bの位置
を変えることによって、カウンタウエイト部10の重心の位置を変えることができる。
第1の重り125aおよび第2の重り125bの位置を変えてカウンタウエイト部10の
重心の位置を変えた後に、第1関節3のモータと第2関節6のモータを駆動させて保持部
9が物体を保持する。
重り可動装置120aの第1の重り125aが第2の方向に沿って移動することができれ
ば、カウンタウエイト部10内での重り可動装置120aが固定される位置はどこでもよ
い。重り可動装置120bの第1の重り125bが第3の方向に沿って移動することがで
きれば、カウンタウエイト部10内での重り可動装置120bが固定される位置はどこで
もよい。
図3Aに第1関節3の第1回転軸4の方向から見たマニピュレータのモデル図、および図
3Bに第2関節6の第2回転軸7の方向から見たマニピュレータのモデル図を示す。
マニピュレータの保持部9が、物体を保持していないときを考える。
図3Aにおいて、横軸にy軸、縦軸にz軸として、第1関節3の第1回転軸4を中心とす
る。
第2アーム部材8Bと保持部9の重心を示す点をM(重量M)とする。
第1アーム部材8A、第2関節6の回転部6b、およびカウンタウエイト部10の重心を
示す点をM(重量M)とする。
第1回転軸4と第2回転軸5の間の長さをl’、第1アーム部材8Aと点Mの間の長
さをl’m2とする。
yz平面に投影された、第2回転軸7と点Mの間の長さをlm1(yz)、yz平面に
投影された、l’m2とアーム部材8Aの交点と、第2回転軸7の間の長さをlm2(y
z)とする。
z軸と第2アーム部材8Bの間の角度をθとする。
図3Bにおいて、横軸にx軸、縦軸にz軸として、第2関節6の第2回転軸7を中心とす
る。
第2回転軸7と点Mの間の長さをlm1、第2回転軸7と点Mの間の長さをlm2
する。
z軸と第2アーム部材8Bの間の角度をθとする。
図3Aにおいて、lm1(yz)およびlm2(yz)は、(1)式および(2)式で表
される。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
点Mおよび点Mによる第1回転軸4まわりのモーメントをそれぞれτm1およびτ
とする。τm1およびτm2は(3)式および(4)式で表される。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
第1回転軸4まわりのモーメントの釣り合いが取れているとき(5)式が成り立つ。
Figure 0006507094
(5)式に上述した(1)〜(4)式を代入して計算すると(6)式が成り立つ。
Figure 0006507094
角度θおよび角度θによらず(6)式が成り立つためには、(7)式および(8)式
が成り立つとよい。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
図3Bにおいて、第2回転軸7まわりにおいて点M1のモーメントτm1と点M2のモー
メントτm2は(9)式および(10)式で表される。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
第2回転軸7まわりのモーメントの釣り合いが取れているとき(11)式が成り立つ。
Figure 0006507094
(11)式に上述した(9)式および(10)式を代入して計算すると(12)式が成り
立つ。
Figure 0006507094
(7)式と(12)式は同じである。マニピュレータを構成する部材の各寸法や各重量が
(13)式および(14)式を満たすように設計されることで、角度θおよび角度θ
によらず、第1回転軸4まわりのモーメントが釣り合い、さらに第2回転軸7まわりのモ
ーメントが釣り合う。これにより、第1関節3および第2関節6を駆動する力が抑えられ
る。したがって、第1関節3および第2関節6を駆動するのに必要なアクチュエータのモ
ータが小さくなり、アクチュエータ自体も小型化できる。なお、(13)式および(14
)式は概略満たされればよい。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
図4Aに第1関節3の第1回転軸4の方向から見たマニピュレータのモデル図、および
図4Bに第2関節6の第2回転軸7の方向から見たマニピュレータのモデル図を示す。
保持部9が物体を保持したときを考える。
図4Aは、図3Aと同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。図4Bは、図3Bと
同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
図4Aにおいて、保持部9が物体を保持したとき、第2アーム部材8B、保持部9、およ
び保持した物体の重心を示す点をM’(重量M’)とする。yz平面に投影された、
第2回転軸7と点M’の間の長さをl’m1(yz)とする。z軸と第2アーム部材8
Bの間の角度をθとする。
保持部9が物体を保持したとき、カウンタウエイト10内にある重り可動装置120a
および重り可動装置120bが駆動する。
点Mと第1アーム部材8Aの間の長さが長くなるように、重り可動装置120aの第1
の重り125aを第2の方向に移動させる。
このとき図4Aの第1アーム部材8Aと点Mの間の長さはL’m2となり、第1回転軸
4まわりでモーメントのつり合いが取れるようになる。
図4Bにおいて、第2回転軸7と点M’の間の長さをLm1とする。z軸と第2アーム
部材8Bの間の角度をθとする。
点Mと第2回転軸7の間の長さが長くなるように、重り可動装置120bの第2の重り
125bを第3の方向に移動させる。このとき図4Bの第2回転軸7と点Mの間の長さ
はLm2となり、第2回転軸7まわりでモーメントのつり合いが取れるようになる。
図4Aおよび図4Bにおいて、点M’にかかるモーメントをτ’m1、点Mにかかる
モーメントをτ’m2とする。
保持部9が物体を保持したとき、カウンタウエイト10内にある重り可動装置120a
および重り可動装置120bが駆動することで、(13)’式および(14)’式が成り
立つ。保持部9が物体を保持していない時と同様に、第1関節3および第2関節6を駆動
する力が抑えられる。なお、(13)’式および(14)’式は概略満たされればよい。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
(第二実施形態)
図5に第3関節20および第3関節アクチュエータ22を備えたマニピュレータを示す。
第2アーム部材8Bおよび保持部9の間には第3関節20が接続されている。第3関節2
0は、第3回転軸21まわりに回転可能である。第3関節20を駆動する第3関節アクチ
ュエータ22は、第1アーム部材8Aに接続されている。第3関節アクチュエータ22は
、ワイヤ23を介して第3関節20を駆動する。第3関節20を配置することにより、保
持部9の位置を変えることができる。第3関節アクチュエータ22は、カウンタウエイト
部10とともに、重りとなる。ただし第3関節アクチュエータ22はロボットの胴体1に
接していない。
図5のマニピュレータにおいて、保持部9が物体を保持していないときを考える。
図3Aおよび図3Bにおいて、第2アーム部材8B、第3関節20、および保持部9の重
心を示す点をM(重量M)とする。第1アーム部材8A、第2回転軸6の回転部6b
、カウンタウエイト部10、および第3関節アクチュエータ22の重心を示す点の重量を
とする。
図5のマニピュレータを構成するものの各寸法や各重量が上述した(13)式および(1
4)式を満たすように設計されることで、角度θおよび角度θによらず、第1回転軸
4まわりのモーメントと、第2回転軸7まわりのモーメントが釣り合う。これにより、第
1関節3および第2関節6を駆動する力が抑えられる。したがって、第1関節3および第
2関節6を駆動するのに必要なアクチュエータのモータが小さくなり、アクチュエータ自
体も小型化できる。なお、(13)式および(14)式は概略満たされればよい。
図5のマニピュレータにおいて、保持部9が物体を保持したときを考える。
図4Aおよび図4Bにおいて、第2アーム部材8B、保持部9、第3関節20、および保
持した物体の重心を示す点をM’(重量M’)とする。
図1に示したマニピュレータと同様に、カウンタウエイト10内にある重り可動装置12
0aおよび重り可動装置120bが駆動することで、上述した(13)’式および(14
)’式が成り立つ。保持部9が物体を保持している場合でも、第1関節3および第2関節
6を駆動する力が抑えられる。なお、(13)’式および(14)’式は概略満たされれ
ばよい。
(第二実施形態の変形例)
図6に第2アーム部材8Bと保持部9の間に3つの関節を備えたマニピュレータを示す。
第2アーム部材8Bと保持部9の間には、第2アーム部材8B側から保持部9側に向かっ
て順番に、第3回転軸21まわりに回転する第3関節20、第4回転軸31まわりに回転
する第4関節32、および第5回転軸35まわりに回転する第5関節36が接続されてい
る。
第4関節32の第4回転軸31の方向は、第3関節20の第3回転軸21と交わる方向で
ある。第5関節36の第5回転軸35の方向は、第3関節20の第3回転軸21の方向と
第4関節32の第4回転軸31の方向と交わる方向である。
第3関節アクチュエータ22、第4関節アクチュエータ38、および第5関節アクチュエ
ータ40は、それぞれ第1アーム部材8A上で第2関節6とカウンタウエイト部10の間
にある。第2関節部6側からカウンタウエイト部10側に向かって順番に、第3関節アク
チュエータ22、第4関節アクチュエータ38、および第5関節アクチュエータ40とそ
れぞれ配置される。
第4関節アクチュエータ38はワイヤを介して第4関節32を駆動するが、図6ではワイ
ヤを省略する。第5関節アクチュエータ40は、ワイヤを介して、第5関節36を駆動す
るが、図6ではワイヤを省略する。第3関節アクチュエータ22、第4関節アクチュエー
タ38、および第5関節アクチュエータ40のそれぞれは、カウンタウエイト部10とと
もに、重りとなる。ただし第4関節アクチュエータ38はロボットの胴体1に接していな
い。ただし第5関節アクチュエータ40はロボットの胴体1に接していない。
図6のマニピュレータにおいて、保持部9が物体を保持していないときを考える。
図3Aおよび図3Bにおいて、第2アーム部材8B、第3関節20、第4関節32、第5
関節36、および保持部9の重心を示す点をM(重量M)とする。第1アーム部材8
A、第2関節6の回転部6b、カウンタウエイト部10、第3関節アクチュエータ22、
第4関節アクチュエータ38、および第3関節アクチュエータ40の重心を示す点をM
(重量M)とする。
図6のマニピュレータを構成するものの各寸法や各重量が上述した(13)式および(1
4)式を満たすように設計されることで、角度θおよび角度θによらず、第1回転軸
4まわりでモーメントと、第2回転軸7まわりでモーメントが釣り合う。これにより、第
1関節3および第2関節6を駆動する力が抑えられる。したがって、第1関節3および第
2関節6を駆動するのに必要なアクチュエータのモータが小さくなり、アクチュエータ自
体も小型化できる。なお、(13)式および(14)式は概略満たされればよい。
図6のマニピュレータにおいて、保持部9が物体を保持したときを考える。
保持部9が物体を保持したとき、第2アーム部材8B、保持部9、第3関節20、第4関
節32、第5関節36、および保持した物体の重心を示す点をM’(重量M’)とす
る。
図1に示したマニピュレータと同様に、カウンタウエイト10内にある重り可動装置12
0aおよび重り可動装置120bが駆動することで、上述した(13)’式および(14
)’式が成り立つ。保持部9が物体を保持していない時と同様に、第1関節3および第2
関節6を駆動する力が抑えられる。なお、(13)’式および(14)’式は概略満たさ
れればよい。
図7の左図は第3関節20、第4関節32、および第5関節36のそれぞれの構造を第3
回転軸21方向から見た図、図7の右図は第3関節20、第4関節32、および第5関節
36のそれぞれの構造を第4回転軸31方向から見た図である。
第3関節20は、中継プーリ50、中継プーリ53、第3関節20の中心にある第1軸部
材41、および第1軸部材41に固定接続された第1軸プーリ47で構成されている。
第4関節32は、プーリ51、プーリ52、および第4関節32の中心にある第2軸部材
43で構成される。第5関節36は、第5関節36の中心にある第3軸部材45で構成さ
れる。
図7の左図において、第2アーム部材8Bには、第2アーム部材8B側から順番に、第3
関節20の中心にある第1軸部材41、第1リンク部材42、第4関節32の中心にある
第2軸部材43、第2リンク部材44、および第5関節36の中心にある第3軸部材45
が接続されている。
第1軸部材41は、第3回転軸21まわりに回転可能に接続されている。第2軸部材43
は、第4回転軸31まわりに回転可能に接続されている。第3軸部材45は、第5回転軸
35まわりに回転可能に接続されている。
図7の右図において、ワイヤ23は、一端を第1軸部材41に固定接続された第1軸プー
リ47に接続され、他端を図3に示した第3関節アクチュエータ22に接続されている。
第3関節アクチュエータ22は、ワイヤ23を介して、第3関節20を駆動する。
図7の左図において、ワイヤ48は、一端をプーリ51に接続され、第1軸部材41に接
続された中継プーリ50を介して、他端を図6に示した第4関節アクチュエータ38に接
続されている。
図7の右図において、ワイヤ49は、一端をプーリ52に接続され、第1軸部材41に接
続された中継プーリ50を介して、もう一端を図6に示した第5関節アクチュエータ40
に接続されている。
図7の左図において、プーリ51およびプーリ52は、それぞれ傘歯車で第3軸部材45
に動力を伝達する。ワイヤ48、およびワイヤ49を動かすことにより、第4関節32、
および第5関節36を駆動することができる。プーリ51、およびプーリ52を互いに逆
方向に回転させると、第3軸部材45は、時計回りまたは反時計回りに回転する。
図8の左図のように、プーリ51およびプーリ52を互いに同じ方向に回転させると、図
8の右図のように、手首第3軸部材45の全体を動かすことができる。
マニピュレータに、第3関節20、第4関節32、および第5関節36を備えることで、
保持部9は任意の姿勢で様々な保持作業を行うことができる。
(第三実施形態)
図9は、図5のマニピュレータに第4関節67、第5関節76、第6関節63および第7
関節70を備えたマニピュレータである。図5と同じ部分には同じ符号を付して説明を省
略する。
第1リンク部5に第4回転軸77まわりに回転可能な第4関節67が接続されている。第
4関節67の第4回転軸77は、第2関節6の第2回転軸7と平行である。
第4関節67をはさんで第4関節67には、第3アーム部材8Cおよび第4アーム部材8
Dが接続されている。
第3アーム部材8Cには、カウンタウエイト部10が接続されている。
第4アーム部材8Dには、第5回転軸78まわりに回転可能な第5関節76が接続されて
いる。第5関節76の第5回転軸78は、第2関節6の第2回転軸7と平行または交わる
方向である。
第5関節76には、第5アーム部材8Eが接続されている。第5アーム部材8Eには、第
7回転軸79まわりに回転可能な第7関節70が接続されている。第7関節70の第7回
転軸79は、第2関節6の第2回転軸7と平行または交わる方向である。
第2アーム部材8Bには、第6回転軸72まわりに回転可能な第6関節63が接続されて
いる。第6関節63の第6回転軸72は、第2関節6の第2回転軸7と平行または交わる
方向である。
第6関節63には、第6アーム部材8Fが接続されている。第6アーム部材8Fには、第
7回転軸79まわりに回転可能な第7関節70が接続されている。第7関節70の第7回
転軸79は、第2関節6の第2回転軸7と平行または交わる方向である。
第7関節70には、第7アーム部材8Gが接続されている。第7アーム部材8Gには、第
3関節20および保持部9が順に接続されている。
ワイヤ23の一端は、第3関節アクチュエータ22に接続されている。ワイヤ23の他端
は、第6関節回転軸72まわりに回転可能なプーリ73を介して、第3関節20に接続さ
れている。ただし、第3アーム部材8Cに接続されたカウンタウエイト部10は、ロボッ
トの胴体1に接していない。
第6関節67を駆動させると、リンク機構により、第7関節63を駆動させることができ
る。保持部9の可動範囲が広がり様々な作業を行うことができる。
図10Aに第1関節3の第1回転軸4の方向から見たマニピュレータのモデル図、および
図10Bに第2関節6の第2回転軸7の方向から見たマニピュレータのモデル図を示す。
図3Aおよび図3Bと同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
図9のマニピュレータの保持部9が物体を保持していないときを考える。
図10Aにおいて、第4アーム部材8G、第3関節20、第6関節63、第6アーム部材
8F、第7関節70、および保持部9の重心を示す点をM(重量M)とする。第1ア
ーム部材8A、第2アーム部材8B、第2関節6の回転部6b、カウンタウエイト部10
、および第3関節アクチュエータ22の重心を示す点をM(重量M)とする。第3ア
ーム部材8C、第4アーム部材8D、第4関節67、第5関節76、およびカウンタウエ
イト部10の重心を示す点をM(重量M)とする。第5アーム部材8Eおよびプーリ
73は、他の部材に比べて非常に軽量であるため0とみなす。
点Mから第3アーム部材8Cまでの長さをl’m3とする。yz平面に投影された、l
m3とアーム部材8Aの交点と、第2回転軸7の間の長さをlm3(yz)とする。
z軸と第2アーム部材8Bの間の角度をθとする。
図10Bにおいて、第2回転軸7と第6回転軸72の間の長さをlm4とする。第2回転
軸7と点Mの間の長さをlm3とする。第2回転軸7と第5回転軸78の間の長さをl
とする。第2回転軸7と点Mの間の長さをlm2とする。第7回転軸72から点M
までの長さをlm1とする。
z軸と第2アーム部材8Bの間の角度をθとする。x軸と第3アーム部材8Cの間の角
度をθとする。
図10Aにおいて、lm1(yz)、lm2(yz)、およびlm3(yz)は、(15
)式、(16)式および(17)式で表される。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
Figure 0006507094
点M、点M、および点Mによる第1回転軸4まわりのモーメントをそれぞれτM1
、τM2、およびτM3とする。τM1、τM2、およびτM3はそれぞれ(18)式、
(19)式、および(20)式で表される。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
Figure 0006507094
第1回転軸4まわりのモーメントの釣り合いが取れているとき(21)式が成り立つ。
Figure 0006507094
(21)式に上述した(15)〜(20)式を代入して計算すると(22)式が成り立つ

Figure 0006507094
角度θ、角度θ、および角度θによらず(22)式が成り立つためには、(23)
式、(24)式、および(25)式が成り立つとよい。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
Figure 0006507094
図10Bにおいて、第7回転軸72と点Mの間の長さlm1の部分のモーメントをτ
とする。モーメントτM1は角度θ方向に働く。第2回転軸7と第7回転軸72の間
の長さlm4の部分のモーメントをτM4とする。モーメントτM4は角度θ方向に働
く。第2回転軸7と点Mの間の長さlm2の部分のモーメントをτM2とする。モーメ
ントτM2は角度θ方向に働く。第2回転軸7と点Mの間の長さlm3の部分のモー
メントをτM3とする。モーメントτM3は角度θ方向に働く。
モーメントτM1、τM2、τM3およびτM4はそれぞれ(26)式、(27)式、(
28)式、および(29)式で表される。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
Figure 0006507094
Figure 0006507094
第2回転軸7まわりのモーメントの釣り合いが取れているとき(30)式および(31)
式が成り立つ。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
(30)式および(31)式に上述した(26)〜(29)式を代入して計算すると(3
2)式および(33)式が成り立つ。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
(23)式と(32)式は同じである。(24)式と(33)式は同じ式である。
マニピュレータを構成するものの各寸法や各重量が(34)式、(35)式および(36
)式を満たすように設計されることで、角度θ、角度θ、および角度θによらず、
第1回転軸4まわりのモーメントと、第2回転軸7まわりのモーメントが釣り合う。これ
により、第1関節3および第2関節6を駆動する力が抑えられる。したがって、第1関節
3および第2関節6を駆動するのに必要なアクチュエータのモータが小さくなり、アクチ
ュエータ自体も小型化できる。なお、(34)式、(35)式および(36)式は概略満
たされればよい。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
Figure 0006507094
図11Aに第1関節3の第1回転軸4の方向から見たマニピュレータのモデル図を示す
。図11Bに第2関節6の第2回転軸7の方向から見たマニピュレータのモデル図を示す
図11Aは、図10Aと同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。図11Bは、図
10Bと同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
図9のマニピュレータの保持部9が物体を保持したときを考える。
図11Aにおいて、第4アーム部材8G、第3関節20、保持部9、および保持した物体
の重心を示す点をM’(重量M’)とする。yz平面に投影された、第2回転軸7と
点M’の間の長さをLm1(yz)とする。z軸と第2アーム部材8Bの間の角度をθ
とする。
保持部9が物体を保持したとき、カウンタウエイト10内にある重り可動装置120aお
よび重り可動装置120bが駆動する。
第1アーム部材8Aに接続されたカウンタウエイト部10にある重り可動装置120aの
第1の重り125aを第1アーム部材8Aと点Mの間の長さが長くなるように、第2の
方向に移動させる。このとき図11Aの第1アーム部材8Aと点Mの間の長さはL’
と、第1回転軸4まわりモーメントの釣り合いが取れるようになる。
第3アーム部材8Cに接続されたカウンタウエイト部10にある重り可動装置120aの
第1の重り125aを第1アーム部材8Cと点Mの間の長さが長くなるように、第2の
方向に移動させる。このとき第1アーム部材8Cと点Mの間の長さはL’m3となる。
図11Aにおける点M’、点M、および点Mによるモーメントをそれぞれτ’M’
、τ’M2、およびτ’M3とする。
図11Bにおいて、第7回転軸72と点Mの間の長さをLm1とする。z軸と第2アー
ム部材8Bの間の角度をθとする。x軸と第3アーム部材8Cの間の角度をθとする
第1アーム部材8Aに接続されたカウンタウエイト部10にある重り可動装置120bの
第2の重り125bを第2回転軸7と点Mの間の長さが長くなるように、第3の方向に
移動させる。このとき図11Bの第2回転軸7と点Mの間の長さはLm2となる。
第1アーム部材8Cに接続されたカウンタウエイト部10にある重り可動装置120bの
第2の重り125bを第2回転軸7と点Mの間の長さが長くなるように、第3の方向に
移動させる。このとき図11Bの第2回転軸7と点Mの間の長さはLm3となる。
図11Bにおいて、第7回転軸72と点Mの間の長さlm1の部分のモーメントをτ’
M’1とする。第2回転軸7と第7回転軸72の間の長さlm4の部分のモーメントをτ
M4とする。第2回転軸7と点Mの間の長さlm2の部分のモーメントをτ’M2
する。第2回転軸7と点Mの間の長さlm3の部分のモーメントをτ’M3とする。
保持部9が物体を保持したとき、第1アーム部材8Aに接続されたカウンタウエイト1
0内および第3アーム部材8Cに接続されたカウンタウエイト10内にある重り可動装置
120aおよび重り可動装置120bが駆動することで、(34)’式、(35)’式、
および(36)’式が成り立つ。保持部9が物体を保持していない時と同様に、第1関節
3および第2関節6を駆動する力が抑えられる。なお、(34)’式、(35)’式、お
よび(36)’式は概略満たされればよい。
Figure 0006507094
Figure 0006507094
Figure 0006507094
(第四実施形態)
図12に重力補償モータを用いたマニピュレータを示す。
図12のマニピュレータは、図5のマニピュレータにワイヤ(第1のワイヤ)90、重力
補償モータ(モータ)92、張力センサ(第1のセンサ)91、保持検知部(第2のセン
サ)93、および手先力センサ(第3のセンサ)100を備えたものである。図5と同じ
部分には同じ符号を付して、説明を省略する。
ワイヤ90の一端には、カウンタウエイト部10が接続されている。ワイヤ90のもう一
端には、重力補償モータ92が接続されている。
重力補償モータ92は、ロボットの胴体1に固定接続されている。重力補償モータ92と
カウンタウエイト部10の間のワイヤ90には、張力センサ91が設けられている。
張力センサ91は、ワイヤ90にかかる張力(第1の張力)を検知できる。
保持部9には、保持検知部93および手先力センサ100が設置されている。保持検知部
93は、保持部9が物体を保持したかどうかを検知できる。手先力センサ100は、保持
部9が物体を保持したときの保持部9の重心の位置および保持した物体の質量を検知する
保持部9が物体を保持したとき、ワイヤ90に張力がかかる。この張力を張力センサ91
で検知する。張力センサ91で検知した張力に基づいて、重量補償モータ92は、ワイヤ
90にさらに張力をかけてカウンタウエイト部10を引っ張る。
図12のマニピュレータの保持部9が物体を保持したとき、図4Aおよび図4Bに示した
ようなモーメントτ’m1が発生する。保持部9が物体を保持したとき、図4Aおよび図
4Bに示したモーメントτ’m2が発生するように、重力補償モータ92は、ワイヤ90
を介してカウンタウエイト部10を引っ張る。
第1関節3の第1回転軸4まわりでモーメントτ’m2がモーメントτ’m1に対して反
対方向に働き、かつ第2関節6の第2回転軸7まわりでモーメントτ’m2がモーメント
τ’m1に対して反対方向に働くため、第1関節3および第2関節6を駆動する力が抑え
られる。したがって、第1関節3および第2関節6を駆動するのに必要なアクチュエータ
のトルクが小さくなり、アクチュエータ自体も小型化できる。
(第五実施形態)
図13に変速機111および定荷重ばね113を用いたマニピュレータを示す。
図13のマニピュレータは、図12のマニピュレータに、ワイヤ90を介してカウンタウ
エイト部10を引っ張る変速機111、およびワイヤ90を介して変速機111と接続さ
れる定荷重ばね113を備えたものである。図12と同じ部分には同じ符号を付して、説
明を省略する。
ワイヤ90の一端はカウンタウエイト部10に接続され、ワイヤ90のもう一端は定荷重
ばね(ばね)113に接続される。
カウンタウエイト部10と定荷重ばね113の間のワイヤ90には、ワイヤ90を引っ張
る変速機111が接続されている。
定荷重ばね113により、定荷重ばね113と変速機111の間のワイヤ90には、常に
ほぼ一定の張力がかけられている。
変速機111は、ワイヤ90を介してカウンタウエイト部10を引っ張っている。変速機
111にはモータが備わっている。変速機111に備わるギヤを変えることで、変速機1
11の変速比を変えて、ワイヤ90を引く速度を変えることができる。変速機111のギ
ヤを変えてワイヤ90を引く速度を変えると、ワイヤ90の張力が変化する。たとえば、
変速比111のギヤを変えて、ワイヤ90を引く速度を2倍にすると、ワイヤ90にかか
る張力は半分になる。
ワイヤ90を介して定荷重ばね113がカウンタウエイト部10を引っ張ることで、保持
部9が物体を保持した場合でも、第1関節3の第1回転軸4まわりおよび第2関節6の第
2回転軸7まわりで重力補償を行うことができる。
図13のマニピュレータの保持部9が物体を保持したとき、図4Aおよび図4Bに示した
ようなモーメントτ’m1が発生する。保持部9が物体を保持したとき、図4Aおよび図
4Bに示したモーメントτ’m2が発生するように、重力補償モータ92は、ワイヤ90
を介してカウンタウエイト部10を引っ張る。
第1関節3の第1回転軸4まわりでモーメントτ’m2がモーメントτ’m1に対して反
対方向に働き、かつ第2関節6の第2回転軸7まわりでモーメントτ’m2がモーメント
τ’m1に対して反対方向に働くため、第1関節3および第2関節6を駆動する力が抑え
られる。したがって、第1関節3および第2関節6を駆動するのに必要なアクチュエータ
のトルクが小さくなり、アクチュエータ自体も小型化できる。
図14に、変速機111およびカウンタウエイト部114を用いたマニピュレータを示す
図14のマニピュレータは図8の構成と同様であるが、図13の定荷重ばね113をカウ
ンタウエイト部(第3の重り)114に替えている。図13と同じ部分には同じ符号を付
して、説明を省略する。
ワイヤ90の一端はカウンタウエイト部10に接続され、ワイヤ90のもう一端はカウン
タウエイト部114に接続される。
カウンタウエイト部10とカウンタウエイト部114の間のワイヤ90には、ワイヤ90
を引っ張る変速機111が接続されている。カウンタウエイト部114により、カウンタ
ウエイト部114と変速機111の間のワイヤ90には、常にほぼ一定の張力がかけられ
ている。
図14のマニピュレータは、カウンタウエイト部114を用いることで、図12に示した
重力補償モータ92を用いることなく消費エネルギーを抑えることができる。重りである
カウンタウエイト部114は、例えば、ロボットのバッテリなどを代わりに用いることも
できる。
図15にマニピュレータの処理部103、およびモータ制御部104を示す。
処理部103およびモータ制御部(制御部)104は、図7の基台1の中に備わる。処理
部103およびモータ制御部104は、1つの制御装置(回路)で動作させてもよい。
処理部103は、第1関節3、第2関節6、および第3関節20の関節の角度を検知する
保持姿勢検知部101、重力補償モータ92の力を算出する重力補償算出部102a、重
力補償モータ92の力と張力センサ91が検知した力をそれぞれ検知する接触検知部10
2b、およびモータ制御部104に停止命令を出す停止命令部102cを含む。
モータ制御部104は、処理部103からの命令に基づいて、第1関節3のモータ12、
第2関節6のモータ13、第3関節アクチュエータ22のモータ24、重力補償モータ9
2、カウンタウエイト部10内部のモータ120a、120b、および変速機111のモ
ータ115を制御する。
保持姿勢検知部101は、第1関節3、第2関節6、および第3関節20の関節の角度を
検知する。
図12の重量補償モータを備えたマニピュレータが物体を持ち上げる場合を考える。
保持部9が物体を保持すると、ワイヤ90に張力がかかる。ここで張力センサ91は、重
力補償モータ92とカウンタウエイト部10をつなぐワイヤ90の張力(第1の張力)を
検知する。手先力センサ100、保持姿勢検知部101、および保持検知部93がそれぞ
れ検知した情報に基づいて、処理部103の重力補償算出部102aは、保持部9が保持
した物体を目的の位置まで持ち上げるためにかかるワイヤ90の張力(第2の張力)を予
測し算出する。処理部103の接触検知部102bは、張力センサ91が検知した張力と
、重力補償算出部102aが予測し算出したワイヤ90の張力を比較する。
張力センサ91が検知した張力が、重力補償算出部102aが予測し算出したワイヤ90
の張力の±20%以内の範囲にあれば、モータ制御部104は、第1関節4のモータ12
、第2関節6のモータ13、第3関節アクチュエータ22のモータ24、重力補償モータ
92、および変速機111のモータ115を制御して、保持部9は保持した物体を目的の
位置まで持ち上げる。
張力センサ91が検知した張力が、重力補償算出部102aが予測し算出したワイヤ90
の張力の±20%以内の範囲外であれば、処理部103はアームが保持した物体ではない
他の物体に接触しているとみなす。
処理部103の停止命令部102cは、モータ制御部104に第1関節4のモータ12、
第2関節6のモータ13、第3関節アクチュエータ22のモータ24、重力補償モータ9
2、および変速機111のモータ115を停止するように命令を出す。
マニピュレータの周囲に接触センサを備えることなく、保持した物体ではない他の物体と
の接触を検知できるため、コンパクトで安全なマニピュレータを構成できる。
1 基台
2 接続部
3 第1回転軸
3a 固定部
3b 回転部
4 第1関節
5 第1リンク部
6 第2関節
6a 固定部
6b 回転部
7 第2回転軸
8A 第1アーム部材
8B 第2アーム部材
8C 第3アーム部材
8D 第4アーム部材
8E 第5アーム部材
8F 第6アーム部材
8G 第7アーム部材
9 保持部
10 カウンタウエイト部
12 モータ
13 モータ
20 第3関節
21 第3回転軸
22 第3関節アクチュエータ
23 ワイヤ
24 モータ
31 第4回転軸
32 第4関節
35 第5回転軸
36 第5関節
38 第4関節アクチュエータ
40 第5関節アクチュエータ
41 第1軸部材
42 第1リンク部材
43 第2軸部材
44 第2リンク部材
45 第3軸部材
47 第1軸プーリ
48 ワイヤ
49 ワイヤ
50 中継プーリ
51 プーリ
52 プーリ
53 中継プーリ
63 第7関節
67 第6関節
70 第7関節
72 第6回転軸
73 プーリ
75A 第1ウエイト部
75B 第2ウエイト部
76 第5関節
77 第4回転軸
78 第5回転軸
79 第7回転軸
90 ワイヤ
91 張力センサ
92 重力補償モータ
93 保持検知部
100 手先力センサ
101 保持姿勢検知部
102a 重力補償算出部
102b 接触検知部
102c 停止命令部
103 処理部
104 モータ制御部
111 変速機
113 定荷重ばね
114 カウンタウエイト部
115 モータ
120a 重り可動装置
120b 重り可動装置
122a モータ
122b モータ
123a ねじ
123b ねじ
125a 第1の重り
125b 第2の重り
126a 支持部材
126b 支持部材

Claims (5)

  1. 基台と、
    重力方向と交差する第1の方向に回転軸を有する第1の関節と、
    前記基台と前記第1の関節を連結する第1の連結部と、
    前記第1の方向と交差する第2の方向に回転軸を有する第2の関節と、
    前記第1の関節と前記第2の関節を連結する第2の連結部と、
    前記第2の方向と交差する第3の方向に沿って前記第2の関節に連結された第1のアー
    ムと、
    前記第3の方向に沿って、かつ前記第1のアームの前記第2の関節と連結された側とは
    反対側の前記第2の関節に連結された第2のアームと、
    前記第1のアームの前記第2の関節と連結された側とは反対側の前記第1のアームに連
    結された重心可変部と、
    前記第2のアームの前記第2の関節と連結された側とは反対側の前記第2のアームに連
    結された保持部と、
    前記重心可変部は第1の重りと第2の重りを有し、前記保持部が物体を保持した状態にお
    いて、前記重心可変部の前記第1の重りを前記第1の関節の回転軸と交差する方向に移動
    させる第1の動作、および前記重心可変部の前記第2の重りを前記第2の関節の回転軸と
    交差する方向に移動させる第2の動作のうち少なくとも1つの動作を行うように前記重心
    可変部を制御する制御部と、
    を備えるマニピュレータ。
  2. 一端が前記重心可変部に接続された第1のワイヤと、
    前記第1のワイヤの他端に接続されたモータと、
    前記第1のワイヤに設けられ前記第1のワイヤにかかる第1の張力を検知する第1のセン
    サと、
    前記保持部に設けられ前記保持部が物体を保持したかどうかを検知する第2のセンサと、
    前記保持部に設けられ前記保持部が物体を保持した際の前記保持部の重心の位置と前記物
    体の質量を検知する第3のセンサと、
    をさらに備える請求項1に記載のマニピュレータ。
  3. 一端が前記重心可変部に接続された第1のワイヤと、
    前記第1のワイヤの他端に接続されたばねと、
    前記第1のワイヤに接続されギヤを変えることで前記第1のワイヤを引く速度を変える変
    速機と、
    をさらに備える請求項1に記載のマニピュレータ。
  4. 一端が前記重心可変部に接続された第1のワイヤと、
    前記第1のワイヤの他端に接続された第3の重りと、
    前記第1のワイヤに接続されギヤを変えることで前記第1のワイヤを引く速度を変える変
    速機と、
    をさらに備える請求項1に記載のマニピュレータ。
  5. 前記制御部は前記第2のセンサと前記第3のセンサで検知した情報に基づいて、前記保持
    部が保持した物体を持ち上げる際にかかる前記第1のワイヤの第2の張力を算出し、前記
    第2の張力と前記第1の張力を比較し、比較結果に基づいて、前記モータを動作させる請
    求項3に記載のマニピュレータ。
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