JP6504274B2 - 三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム、撮影制御プログラム、及び三次元形状データおよびテクスチャ情報生成方法並びに情報記録媒体 - Google Patents

三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム、撮影制御プログラム、及び三次元形状データおよびテクスチャ情報生成方法並びに情報記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、被写体の三次元形状およびテクスチャ情報を取得するシステム等の技術分野に関する。
従来から、被写体の三次元形状を取得するツールは様々なものが提案されているが、その全てが一定の条件下での機能に限定されている。従来は、作業者がその条件を満たすように撮影環境や方法を調整しているが、位置や向きの高精度な制御ができないため、取得されたデータの結合処理などで計算時間が長くなったり、位置合わせの結果精度が低いなどの問題が発生している。また、一度デジタル化されたデータから、撮影条件に起因するボケやノイズなどを除去することが困難であり、データ整備工程の長大化につながっている。また、被写体の三次元形状と形状表面の模様の双方が表現された被写体のデジタルデータでは、表面の模様を表現するテクスチャ情報は形状情報よりも高精細なデータとなることが多く、より精細な画像を撮影することが要求されてきている。
一方、特許文献1には、持運びできる可搬式三次元形状計測装置において、素早く高精度の三次元形状データが得られるようにする可搬式三次元形状計測装置が開示されている。この可搬式三次元形状計測装置では、基部に立設された関節アームの先端部に、形状センサとして三次元形状を検知し得る三次元形状センサを取付け、三次元形状センサを計測対象物の計測領域に向けて三次元位置及び姿勢を調整して非接触状態で対面させ、三次元形状センサの静止状態で、形状センサから面走査により計測対象物の三次元形状データが出力されるようになっている。特許文献2には、複数の画像から三次元形状データを生成する手法が示されている。この手法を用いると、画像を撮影したカメラの位置と向きを計算によって求めることができるため、カメラの位置と向きの精度によらない三次元形状が生成できるようになっている。特許文献3では、単一のカメラを用い、照明条件を変えて撮影することで被写体の三次元形状とテクスチャ情報を生成している。単一のカメラを使用することで、レンズの歪みによる三次元形状とテクスチャの位置ずれを回避している。
特開2003−148926号公報 特開2001−338279号公報 特開2014−55810号公報
しかしながら、例えば特許文献1に開示された三次元形状センサは、有効に機能する距離範囲が決まっており、距離範囲外のデータは取得できないか、或いはエラーとなる。そのため、作業者はエラーが出ない位置へ三次元形状センサを移動する必要がある。三次元形状に対して三次元形状センサの位置を正確に定めることができれば、取得される三次元形状の精度向上を図ることができるものも、関節アームの関節角や外部のマーカなどによる位置や向きの精度を高めることは実現できていない。一方、特許文献2に基づく手法で生成する三次元形状は、カメラの解像度に依存しているため、高精細な三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成するためには高解像度のカメラを使用し、接写する必要がある。その場合、ピントが合う範囲が極端に狭くなるため、画像がぼけないようにオートフォーカス機構を併用することになるが、これは画像撮影手段の光学系を定義した撮影系モデルが変化することとなり、高精細な三次元形状データおよびテクスチャ情報の生成における精度低下を及ぼすため、実用に至らない。また、特許文献3に基づく方法でテクスチャ情報と三次元形状の位置を合わせる場合、テクスチャ画像を撮影した方向からは正しいテクスチャとなるが、他の方向から見た場合に正しい位置にテクスチャが設定されない課題がある。これは、三次元形状の情報とテクスチャの色情報が独立した情報であることに起因するため、三次元形状の生成方法とテクスチャの生成方法が異なる手法であるかぎり、課題が解決されない。
そこで、本発明は、被写体の撮影条件に起因するボケやノイズの発生を抑え、高精細な三次元形状データおよびテクスチャ情報を得ることが可能な三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム、撮影制御プログラム、及び三次元形状データおよびテクスチャ情報生成方法並びに情報記録媒体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、マクロレンズを用いて被写体を一部領域毎に撮影する一の撮影手段と、前記撮影手段の位置に対応した所定位置から測距対象点までの距離を計測する測距手段と、前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を駆動する駆動手段と、前記撮影手段、前記測距手段、及び前記駆動手段を制御する制御手段と、前記撮影手段により撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成手段と、を備える三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムであって、前記制御手段は、前記被写体上における前記測距対象点を含む前記一部領域に前記撮影手段のピントが合った状態で、前記所定位置から前記測距対象点までの距離を前記測距手段に計測させ、前記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段により駆動させ、前記被写体の各前記一部領域を前記撮影手段に撮影させることで前記一部領域毎の画像を取得する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおいて、前記制御手段は、前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら、変更される前記一部領域と、当該変更される一部領域に隣接する一部領域とがオーバーラップするように前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段により駆動させることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおいて、前記制御手段は、前記被写体を構成する同一の箇所が複数回撮影されるように、前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段により駆動させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおいて、前記駆動手段は、前記被写体が設置されるターンテーブルを備えており、前記制御手段は、前記一部領域が順次変更されるように前記ターンテーブルを駆動させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一項に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおいて、前記撮影手段及び前記測距手段は、前記測距対象点からの距離を変更可能なスライダに取り付けられており、前記制御手段は、前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離が被写界深度の範囲内に保たれるように前記スライダを駆動させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおいて、前記撮影手段及び前記測距手段は、前記測距対象点に対する前記撮影手段及び前記測距手段の位置と姿勢との少なくとも何れか一方を変更可能なロボットアームに取り付けられており、前記制御手段は、前記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記ロボットアームを駆動させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、マクロレンズを用いて被写体を一部領域毎に撮影する一のカメラと、前記カメラの位置に対応した所定位置から測距対象点までの距離を計測する測距センサと、前記被写体と前記カメラとの少なくとも何れか一方を駆動する駆動装置と、前記カメラ、前記測距センサ、及び前記駆動装置を制御するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記測距対象点を含む前記一部領域に前記カメラのピントが合った状態で、前記所定位置から前記測距対象点までの距離を前記測距センサに計測させ、前記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記カメラとの少なくとも何れか一方を前記駆動装置により駆動させ、前記被写体の各前記一部領域を前記カメラに撮影させ、前記カメラにより撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成処理を実行するプロセッサを、さらに備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、マクロレンズを用いて被写体を一部領域毎に撮影する一の撮影手段と、前記撮影手段の位置に対応した所定位置から測距対象点までの距離を計測する測距手段と、前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を駆動する駆動手段と、前記撮影手段、前記測距手段、及び前記駆動手段を制御する制御手段と、前記撮影手段により撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成手段と、を備える三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおける前記制御手段に含まれるコンピュータに、前記被写体上における前記測距対象点を含む前記一部領域に前記撮影手段のピントが合った状態で、前記所定位置から前記測距対象点までの距離を前記測距手段に計測させるステップと、前記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段に駆動させるステップと、前記被写体の各前記一部領域を前記撮影手段に撮影させることで前記一部領域毎の画像を取得するステップと、を実行させることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、マクロレンズを用いて被写体上における測距対象点を含む一部領域に一のカメラのピントが合った状態で、前記カメラの位置に対応した所定位置から前記測距対象点までの距離を、測距センサにより計測するステップと、前記計測された距離から計算される前記カメラの位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記カメラとの少なくとも何れか一方を、駆動装置により駆動させるステップと、前記一部領域が順次変更される過程において、前記被写体の各前記一部領域を前記カメラに撮影させるステップと、前記カメラにより撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報をプロセッサにより生成するステップと、を含むことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、マクロレンズを用いて被写体を一部領域毎に撮影する一の撮影手段と、前記撮影手段の位置に対応した所定位置から測距対象点までの距離を計測する測距手段と、前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を駆動する駆動手段と、前記撮影手段、前記測距手段、及び前記駆動手段を制御する制御手段と、前記撮影手段により撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成手段と、を備える三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおける前記制御手段に含まれるコンピュータに、前記被写体上における前記測距対象点を含む前記一部領域に前記撮影手段のピントが合った状態で、前記所定位置から前記測距対象点までの距離を前記測距手段に計測させるステップと、前記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段に駆動させるステップと、前記被写体の各前記一部領域を前記撮影手段に撮影させることで前記一部領域毎の画像を取得するステップと、を実行させる撮影制御プログラムを前記コンピュータにより読み取り可能に記録したことを特徴とする。
本発明によれば、被写体の撮影条件に起因するボケやノイズの発生を抑え、高精細な三次元形状データおよびテクスチャ情報を得ることができる。また、単一の撮影装置で撮影した画像から三次元形状データとテクスチャ情報を同時に生成することで、得られる三次元形状とテクスチャ情報の位置が合った状態で生成することができる。
本実施形態に係る三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムSの概要構成を示すブロック図である。 実施例1において、ターンテーブルに設置された被写体(例えば、地球儀)と、カメラ1及び測距センサ2との位置関係の一例を示す図である。 実施例1における撮影制御処理、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成処理の一例を示すフローチャートである。 実施例2において、基台に設置された被写体と、カメラ1及び測距センサ2との位置関係の一例を示す図である。 実施例2における撮影制御処理、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[1.三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムSの構成及び機能]
先ず、図1等を参照して、本実施形態に係る三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムSの構成及び機能について説明する。図1は、本実施形態に係る三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムSの概要構成を示すブロック図である。図1に示すように、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムSは、カメラ1、測距センサ2、駆動装置3、及び三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4等を備えて構成される。ここで、カメラ1は本発明における撮影手段の一例であり、測距センサ2は本発明における測距手段の一例であり、駆動装置3は本発明における駆動手段の一例である。カメラ1及び測距センサ2は、被写体(撮影対象となる対象物)の三次元形状の取得用センサとして使用される。本実施形態に係る三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムSは、例えば、対象物の三次元形状や対象物に描かれた模様等のテクスチャを高精度に取得する必要が生じる場合として、産業用ロボットにおける加工前の三次元形状検出用、加工後の作業確認用、または、美術品のデジタル化プロセスにおける詳細形状及びテクスチャの取得用として利用される。
カメラ1は、マクロレンズ、シャッター及び撮像素子(イメージセンサ)等を備え、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4による制御の下、被写体を一部領域毎に撮影し、撮影した画像を三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4へ出力する。なお、カメラ1には、一眼レフカメラが適用される。マクロレンズは、焦点距離(光学的なレンズの中心から焦点までの距離)が変化しない単焦点レンズの一種であり、ピントが合う範囲が非常に狭く(例えば、絞り値F5.6程度で被写界深度は数mm)、狭い範囲を高倍率で撮影するためのレンズである。厳密にはピントが合う範囲は、理論上、一つの平面上にしかないが、当該平面から深度方向の前後に所定距離(つまり、被写界深度)の許容範囲があり、この許容範囲はピントが合っている範囲として扱うことができる。ピントは、マクロレンズに写った画像が三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4に取り込んだ画像またはカメラ1のファインダーで確認される画像で合わせられる。なお、本実施形態においてはオートフォーカス機構を有しないカメラ1が適用されるか、或いはオートフォーカス機構を有するカメラ1であっても当該オートフォーカス機構を使用しない。
測距センサ2は、光源(例えば、発光ダイオードやレーザダイオード)及び受光素子等を備え、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4による制御の下、カメラ1の位置(実空間上の位置)から被写体上における測距対象点(一部領域の画素の中心に相当)までの距離を計測し、計測した距離を三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4へ出力する。ここで、カメラ1の位置は、カメラ1のレンズの中心を通る光軸上にあり、例えば当該レンズの焦点である。カメラ1の位置と測距センサ2の位置とが一致する場合、測距センサ2で計測した距離をそのまま用いることができるが、カメラ1の位置と測距センサ2の位置とが一致していない場合、測距センサ2で計測した距離は、公知の三角測距の原理に基づきカメラ1の位置からの距離になるように三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4により補正される。なお、測距センサ2は、カメラ1の筐体内にカメラ1と一体的に設けられてもよい。また、ピントがあう範囲は、深度方向の前後に所定距離であるため、被写体の形状を考慮し、より広範囲にピントがあるよう、オフセットを計算して補正されることもできる。
駆動装置3は、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4による制御の下、被写体とカメラ1との少なくとも何れか一方を駆動する(つまり、被写体とカメラ1との少なくとも何れか一方を動力により動かす)駆動機構及び当該駆動機構を制御する制御回路を備える。ここで、駆動機構には、例えば、被写体が設置されるターンテーブル、及びカメラ1と測距センサ2とが取り付けられるスライダが備えられる。或いは、駆動機構には、カメラ1と測距センサ2とが取り付けられる多関節ロボットアームが備えられる。
三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4は、インターフェース部41a〜41c、表示部42、操作部43、記憶部44、制御部(コントローラ)45、及び計算部46等を備えて構成され、これらはバス47を介して相互に接続される。インターフェース部41aは、制御部45がカメラ1との間で有線または無線により通信を行うときのインターフェースを担う。インターフェース部41bは、制御部45が測距センサ2との間で有線または無線により通信を行うためのインターフェースを担う。インターフェース部41cは、制御部45が駆動装置3との間で有線または無線により通信を行うためのインターフェースを担う。表示部42は、各種情報を表示するための表示画面を有する。表示画面には、例えばカメラ1により撮影された被写体の一部領域毎の画像(二次元画像)や、当該被写体全体の三次元形状を表す三次元画像等、被写体とカメラ1との距離が表示される。操作部43は、ユーザからの操作指示を受け付け、受け付けた操作指示に応じた信号を制御部45へ出力する。操作部43には例えばマウスが適用される。或いは、表示部42及び操作部43には、各種情報を表示画面に表示する表示機能と、人の指やペン等による操作を受け付ける入力機能とを有するタッチパネルが適用されてもよい。
記憶部44は、例えばハードディスクドライブや不揮発性半導体メモリからなり、OS(オペレーティングシステム)、撮影制御プログラム、及び三次元形状生成プログラム、並びに各種設定データ等を記憶する。また、記憶部44には、被写体の一部領域毎に撮影された画像のデータ、及び当該一部領域毎の画像に基づいて生成された三次元形状データおよびテクスチャ情報が記憶される。この三次元形状データおよびテクスチャ情報は、被写体全体または一部の三次元形状またはおよびテクスチャ情報を表す三次元画像を構成するデータである。
制御部45は、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory),及びRAM(Random Access Memory)等を備える。そして、制御部45は、記憶部44に記憶された撮影制御プログラムにしたがって、被写体の撮影制御処理を実行する。この撮影制御処理において、制御部45は、カメラ1、測距センサ2、及び駆動装置3を制御する制御手段として機能する。具体的には、制御部45は、被写体上における測距対象点を含む一部領域にカメラ1のピントが合った状態で、カメラ1の位置から測距対象点までの距離を測距センサ2に計測させる。そして、制御部45は、計測された距離または計測された距離から計算される距離を一定(数mmの被写界深度を考慮して一定)に保ちながら一部領域が順次変更されるように被写体とカメラ1との少なくとも何れか一方を駆動装置3により駆動させ、被写体の各一部領域をカメラ1に撮影させることで上記一部領域毎の画像を取得する。すなわち、制御部45は、被写体とカメラ1との距離を一定(数mmの被写界深度を考慮して一定)に保ちながら被写体とカメラ1との少なくとも何れか一方を例えば数cmずつ所定方向にずらし、なおかつ、上記変更される一部領域と、当該変更される一部領域に隣接する一部領域がオーバーラップ(重複)するように被写体とカメラ1との少なくとも何れか一方を駆動(つまり、駆動ON信号を駆動装置3に与えることで駆動)させ、この駆動制御の過程(つまり、一部領域が順次変更される過程)において各一部領域をカメラ1に撮影(つまり、シャッターON信号をカメラ1に与えることで撮影)させてカメラ1から一部領域毎の画像を取得する。これにより、前記被写体を構成する同一の箇所は少なくとも2回以上撮影されていることになり、前記被写体を構成する同一の箇所を、相対的に異なる撮影位置から撮影することができ、前記相対的に異なる撮影位置から取得された画像からフォトグラメトリに基づき、前記同一の箇所の三次元位置を特定することができる。加えて、例えばレンズキャリブレーションを行ったパラメータそのままで被写体の形状全周の画像をピントがあった状態で取得することができる。
計算部46は、CPU,ROM,及びRAM等を備える。そして、計算部46は、記憶部44に記憶された三次元形状およびテクスチャ情報生成プログラムにしたがって、被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する三次元形状データおよびテクスチャ情報生成処理を実行する。この三次元形状データおよびテクスチャ情報生成処理において、計算部46は、カメラ1により撮影された一部領域毎の画像(二次元画像)に基づいて被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成手段として機能する。ここで、三次元空間内の被写体をカメラ1で撮影して二次元画像を取得する場合、三次元空間内の座標(X Y Z)は、二次元画像内の座標(u v)へ、カメラの位置姿勢を表す行列Mouter及びカメラ1内の光学変換を表す行列Minnerの積による次の(1)式で変換される。
この式に対し、十分な数の三次元空間内の座標(X Y Z)とその座標に対応する二次元画像内の座標(u v)の組が与えられれば、計算部46は、行列Mouter及び行列Minnerが計算できる。行列Mouter及び行列Minnerが求まれば、計算部46は、二次元画像内の座標(u v)から三次元空間内の座標(X Y Z)が計算でき、これをもとに二次元画像から三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成することができる。このような手法は、例えばAutomated Pavement Distress Survey through Stereovision(Prepared by :Kelvin C.P Wang University of Arkansas, Fayetteville,AR)の文献などで提案されている。ところで、カメラ1の位置姿勢を表す行列Mouterは、三次元空間内の座標(X Y Z)と二次元画像内の座標(u v)の組から計算できるため、十分に特徴的な座標を含んでいる画像であれば行列Mouterを計算するために必要な組を得ることができる。一方、カメラ1内の光学変換を表す行列Minnerを得るためには、行列Minnerが一定であることを仮定した上で、既知の三次元空間内の座標(X Y Z)を含むキャリブレーションパターンを撮影して計算されることが多い。しかし、行列Minnerはカメラ1のオートフォーカス機構によるピント位置調整の影響を受けており、三次元空間内の座標(X Y Z)を高精度で復元する上での障害となる。本発明では、行列Minnerが完全に固定であるような撮影環境を実現するため、被写体にピントを合わせる作業を行列Minnerではなく、行列Mouterの位置成分(tx ty tz)で実現している。これにより、高精度にキャリブレーションまたは計算された行列Minnerを、精度低下を引き起こさずに三次元空間内の座標(X Y Z)を計算するために用いることができる。
なお、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4は、複数のPC(パーソナルコンピュータ)に分けて構成されてもよい。例1として、撮影用PCでハードディスクに保管したデータをネットワーク接続された別PCが参照、計算して三次元形状データとテクスチャ情報を生成する。例2として、撮影用PCで外付けハードディスクに画像を保管し、これを別PCにつなぎかえ、計算して三次元形状データとテクスチャ情報を生成する。例3として、制御用PCでカメラと被写体を操作し、カメラの撮影ボタンが押されると、撮影用PCはカメラから画像データを受け取り、記憶する(なお、カメラが撮影したことはカメラのストロボ信号から判定される)。
[2. 三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムSの動作]
次に、本実施形態に係る三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムSの動作について、実施例1と実施例2とに分けて説明する。
(実施例1)
先ず、図2及び図3を参照して、実施例1について説明する。図2は、実施例1において、ターンテーブルに設置された被写体(例えば、地球儀)と、カメラ1及び測距センサ2との位置関係の一例を示す図である。図2に示すように、ターンテーブルは、制御部45の制御の下、中心軸まわりに回転(図2の破線矢印方向)する。カメラ1及び測距センサ2は、スライダに取り付けられている。スライダは、制御部45の制御の下、被写体上における測距対象点からの距離を変更可能に設けられており、例えば、被写体上における測距対象点に対して前後(図2の破線矢印方向)に移動する。
図3は、実施例1における撮影制御処理、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成処理の一例を示すフローチャートである。図3に示す処理は、例えば、ユーザが操作部43を操作して開始指示を行った場合に開始される。図3に示す処理が開始されると、制御部45は、カメラ1及び測距センサ2を起動させ、被写体の形状に基づき作成された想定パスを示す設定データを記憶部44から入力する(ステップS1)。図2の例では、この想定パスは、被写体を水平に例えば10度ずつ360度回転させることを示すものであり、予め作成されて記憶部44に記憶される。
次いで、制御部45は、ステップS1で入力された設定データが示す想定パスに基づいて被写体上における測距対象点を決定する(ステップS2)。次いで、制御部45は、ステップS2で決定された測距対象点を含む一部領域にカメラ1のピントが合うようにスライダを駆動(つまり、測距対象点に対して前後に移動)させて調整する(ステップS3)。これにより、測距対象点を含む一部領域にカメラ1のピントが合った場合にステップS4へ進む。
ステップS4では、制御部45は、測距対象点を含む一部領域にカメラ1のピントが合った状態で、測距センサ2に計測ON信号を与えることで、カメラ1の位置から測距対象点までの距離を測距センサ2に計測させ、測距センサ2により計測された距離を示す距離データを取得(RAMに記憶)する。次いで、制御部45は、カメラ1にシャッターON信号を与えることで、上記測距対象点を含む一部領域をカメラ1に撮影させ、カメラ1により撮影された画像(二次元画像)を取得する(ステップS5)。
次いで、制御部45は、ステップS1で入力された設定データが示す想定パスに基づいて撮影を終了するか否かを判定する(ステップS6)。図2の例では、被写体が水平に360度回転した場合、制御部45は、撮影を終了すると判定し(ステップS6:YES)、ステップS11へ進む。これにより、被写体の一周分の所定の縦幅の画像が得られる。なお、被写体の全面に亘って画像を取得するため、ユーザはターンテーブルに設置された被写体の角度を替え(例えば、被写体をターンテーブル上に置き直し)、再び、操作部43を操作して開始指示を行うことで、図3に示す処理を開始させる。
一方、ステップS6において、制御部45は、撮影を終了しないと判定した場合(ステップS6:NO)、ステップS7へ進む。ステップS7では、制御部45は、ステップS1で入力された設定データが示す想定パスに基づいて駆動装置3に駆動ON信号を与えることで、被写体の一部領域が変更(例えば、水平に10度変更)されるようにターンテーブルを駆動(つまり、回転)させる。被写体がターンテーブルに連動して回転するので、当該被写体の位置がユーザの意図に反してずれることを防止することができる。次いで、制御部45は、測距センサ2に計測ON信号を与えることで、カメラ1の位置から上記変更された一部領域に含まれる測距対象点までの距離を測距センサ2に計測させ、測距センサ2により計測された距離を示す距離データを取得する(ステップS8)。
次いで、制御部45は、ステップS4で取得した距離データが示す距離と、ステップS8(つまり、直前のステップS8)で取得した距離データが示す距離との差(距離差)が±所定値(望ましくは0であるが、被写界深度を考慮して数mmに設定される)の範囲内にあるか否かを判定する(ステップS9)。制御部45は、上記距離差が±所定値の範囲内にあると判定した場合(ステップS9:YES)、ステップS5へ戻り、カメラ1にシャッターON信号を与えることで、変更された測距対象点を含む一部領域をカメラ1に撮影させ、カメラ1により撮影された画像を取得する。
一方、ステップS9において、制御部45は、上記距離差が±所定値の範囲内にないと判定した場合(ステップS9:NO)、駆動装置3に駆動ON信号を与えることで、当該距離差が無くなるようにスライダを駆動(つまり、測距対象点に対して前後に移動)させ(ステップS10)、ステップS9に戻る。つまり、制御部45は、計測された距離が被写界深度の範囲(つまり、上記「±所定値の範囲」)内に保たれるようにスライダを駆動させる。カメラ1がスライダに取り付けられているので、カメラ1の位置から測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に、より精度良く保つことができる。このように、ステップS5〜S10の処理により、測距センサ2により計測された測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら一部領域を順次変更することができる。
ステップS11では、計算部46は、記憶部44に記憶された三次元形状およびテクスチャ情報生成プログラムにしたがって、上述したように取得された画像(二次元画像)に基づいて被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する三次元形状データおよびテクスチャ情報生成処理を実行する。
(実施例2)
先ず、図4及び図5を参照して、実施例2について説明する。図4は、実施例2において、基台に設置された被写体と、カメラ1及び測距センサ2との位置関係の一例を示す図である。図4に示すように、カメラ1及び測距センサ2は、多関節ロボットアームの先端に取り付けられている。多関節ロボットアームは、複数のアームを関節を介して連結して構成され、制御部45の制御の下、駆動する。すなわち、多関節ロボットアームの各関節の角度(回転角度及び曲げ角度)は、制御部45により駆動するモータ(図示せず)により変化する。これにより、被写体上における測距対象点に対するカメラ1及び測距センサ2の位置と姿勢との少なくとも何れか一方が変更可能になっている。
図5は、実施例2における撮影制御処理、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成処理の一例を示すフローチャートである。図5に示す処理は、例えば、ユーザが操作部43を操作して開始指示を行った場合に開始される。図5に示す処理が開始されると、制御部45は、カメラ1及び測距センサ2を起動させ、ユーザが操作部43を操作して、被写体上における測距対象点の指定を受け付ける(ステップS21)。例えば表示部42の表示画面には、マクロレンズに写った画像(ファインダーで確認される画像)が表示され、ユーザはマウスを操作することで画像上の測距対象点に相当する位置にアイコンを合わせて当該マウスをクリックすることで当該測距対象点の指定が受け付けられる。
なお、ステップS21では、実施例1と同様に、被写体の形状に基づき作成された想定パスを示す設定データが入力されてもよく、この場合、ユーザにより指定された測距対象点から、想定パスに基づいて多関節ロボットアームが駆動されることになる。
次いで、制御部45は、ステップS21で指定された測距対象点を決定する(ステップS22)。次いで、制御部45は、ステップS22で決定された測距対象点を含む一部領域にカメラ1のピントが合うように多関節ロボットアームを駆動させる(ステップS23)。これにより、測距対象点を含む一部領域にカメラ1のピントが合った場合にステップS24へ進む。
ステップS24では、制御部45は、測距対象点を含む一部領域にカメラ1のピントが合った状態で、測距対象点に対するカメラ1の状態確認処理を行う。この状態確認処理では、制御部45は、カメラ1の位置から測距対象点までの距離を測距センサ2に計測させ、測距センサ2により計測された距離を示す距離データを取得し、さらに、測距対象点からの法線ベクトルを取得する。
次いで、制御部45は、カメラ1の状態が適正であるか否かを判定する(ステップS25)。例えば、測距対象点からの法線ベクトルとカメラ1の光軸とが一致するか否かが判断され、一致する場合、カメラ1の状態が適正であると判定される。制御部45は、カメラ1の状態が適正であると判定した場合(ステップS25:YES)、ステップS27へ進む。一方、制御部45は、カメラ1の状態が適正でないと判定した場合(ステップS25:NO)、ステップS26へ進む。
ステップS26では、制御部45は、駆動装置3に駆動ON信号を与えることで、カメラ1及び測距センサ2の姿勢(向き)が変わるように多関節ロボットアームを駆動させ、ステップS25に戻り、再度、カメラ1の状態が適正であるか否かを判定する。このような処理により、法線ベクトルとカメラ1の光軸とを一致させる。
ステップS27では、制御部45は、カメラ1にシャッターON信号を与えることで、測距対象点を含む一部領域をカメラ1に撮影させ、カメラ1により撮影された画像を取得する。次いで、制御部45は、撮影を終了するか否かを判定する(ステップS28)。例えば、ユーザが操作部43を操作して終了指示を行った場合、制御部45は、撮影を終了すると判定し(ステップS28:YES)、ステップS30へ進む。
一方、制御部45は、撮影を終了しないと判定した場合(ステップS28:NO)、ステップS29へ進む。ステップS29では、制御部45は、例えばユーザからの操作部43を介した指示に応じて(または想定パスに基づいて)駆動装置3に駆動ON信号を与えることで、被写体の一部領域が変更されるように多関節ロボットアームを駆動させ、ステップS24に戻る。
ステップS24に戻ると、制御部45は、状態確認処理において、カメラ1の位置から測距対象点までの距離を測距センサ2に計測させ、測距センサ2により計測された距離を示す距離データを取得し、さらに、測距対象点からの法線ベクトルを取得する。
次いで、カメラ1の状態が適正であるか否かを判定する(ステップS25)。この処理(つまり、2回目以降の処理)では、今回取得した距離データが示す距離と、前回取得した距離データが示す距離との差(距離差)が±所定値の範囲内にあり、且つ測距対象点からの法線ベクトルとカメラ1の光軸とが一致する場合、カメラ1の状態が適正であると判定され、ステップS27へ進む。
一方、今回取得した距離データが示す距離と、前回取得した距離データが示す距離との差(距離差)が±所定値の範囲内にないか、または測距対象点からの法線ベクトルとカメラ1の光軸とが一致しない場合、ステップS26へ進む。このような処理により、測距センサ2により計測された測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら一部領域を順次変更することができる。つまり、制御部45は、計測された距離を被写界深度の範囲内に保ちながら一部領域が順次変更されるように多関節ロボットアームを駆動させる。カメラ1及び測距センサ2がロボットアームに取り付けられているので、カメラ1及び測距センサ2の位置及び姿勢を自在に調整することができ、被写体を固定した状態でカメラ1の位置から測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に、より精度良く保つことができる。
ステップS30では、計算部46は、記憶部44に記憶された三次元形状およびテクスチャ情報生成プログラムにしたがって、上述したように取得された画像(二次元画像)に基づいて被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する三次元形状データおよびテクスチャ情報生成処理を実行する。
なお、上記実施例2では多関節ロボットアームを用いたが、他の実施例として、多関節ロボットアームに代えて、ターンテーブル及び単関節ロボットアームを用いてもよい。この場合、ターンテーブルには被写体が設置され、単関節ロボットアームの先端にはカメラ1及び測距センサ2が取り付けられる。そして、制御部45は、上述したように計測された距離を被写界深度の範囲内に保ちながら一部領域が順次変更されるように、スライダ及び単関節ロボットアームを駆動させる。
以上説明したように、上記実施形態によれば、三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置4は、被写体上における測距対象点を含む一部領域にカメラ1のピントが合った状態で、カメラ1の位置から測距対象点までの距離を測距センサ2に計測させ、計測された距離または計測された距離から計算される距離を被写界深度の範囲内に保ちながら一部領域が順次変更されるように被写体とカメラ1との少なくとも何れか一方を駆動装置3により駆動させ、被写体の各一部領域をカメラ1に撮影させることで上記一部領域毎の画像を取得し、取得された画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成するように構成したので、被写体の撮影条件に起因するボケやノイズの発生を抑え、高精細な三次元形状データおよびテクスチャ情報を得ることができる。また、単一の撮影装置で撮影した画像から三次元形状データとテクスチャ情報を同時に生成することで、得られる三次元形状とテクスチャ情報の位置が合った状態で生成することができる。
また、上記実施形態によれば、ユーザがカメラ1の位置や向きなどのおおまかな撮影状況を設定するだけで高品質な画像を得ることができる。ユーザは、被写体を撮影したい位置や向きへカメラ1を移動させるだけで、フォーカス位置の変更をすることなく適切な位置や向きに設定して撮影することができる。これにより、一眼レフを用いたテクスチャ撮影では、レンズキャリブレーションを行ったパラメータそのままで形状全周のテクスチャ用画像を、ピントがあった状態で撮影することができる。また、上記実施形態によれば、回転中心よりも数ミリ以上ずれた位置に設置した被写体であっても、常に等距離から撮影され、被写体と光軸の交点を中心とした領域のテクスチャが、ピントがあった状態で撮影することができる。また、上記実施形態によれば、ユーザが撮影したい一部領域を予め、または動的に生成される形状に対して指定すると、距離を一定にし、一部領域のオーバーラップする面積を一定とする撮影位置と姿勢を計算し、カメラ1の移動及び撮影を行うことができる。一部領域間のオーバーラップする面積を一定とさせることで、被写体の形状全周について安定した品質の画像を取得することができる。また、一般的な質感に対しては形状の法線方向より撮影することが好ましいが、光沢の強い材質の場合は、撮影に適した位置や方向が異なるため、手作業で撮影環境を構築することは困難であるが、上記実施形態によれば、照明を含めた撮影に適した環境が自動的に構築されるため、安定した品質の画像群を撮影できるようになる。
1 カメラ
2 測距センサ
3 駆動装置
4 三次元形状データおよびテクスチャ情報生成装置
41a〜41c インターフェース部
42 表示部
43 操作部
44 記憶部
45 制御部
46 計算部
S 三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム

Claims (10)

  1. マクロレンズを用いて被写体を一部領域毎に撮影する一の撮影手段と、前記撮影手段の位置に対応した所定位置から測距対象点までの距離を計測する測距手段と、前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を駆動する駆動手段と、前記撮影手段、前記測距手段、及び前記駆動手段を制御する制御手段と、前記撮影手段により撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成手段と、を備える三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムであって、
    前記制御手段は、
    前記被写体上における前記測距対象点を含む前記一部領域に前記撮影手段のピントが合った状態で、前記所定位置から前記測距対象点までの距離を前記測距手段に計測させ、
    記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段により駆動させ、
    前記被写体の各前記一部領域を前記撮影手段に撮影させることで前記一部領域毎の画像を取得することを特徴とする三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム。
  2. 前記制御手段は、前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら、変更される前記一部領域と、当該変更される一部領域に隣接する一部領域とがオーバーラップするように前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段により駆動させることを特徴とする請求項1に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム。
  3. 前記制御手段は、前記被写体を構成する同一の箇所が複数回撮影されるように、前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段により駆動させることを特徴とする請求項2に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム。
  4. 前記駆動手段は、前記被写体が設置されるターンテーブルを備えており、
    前記制御手段は、前記一部領域が順次変更されるように前記ターンテーブルを駆動させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム。
  5. 前記撮影手段及び前記測距手段は、前記測距対象点からの距離を変更可能なスライダに取り付けられており、
    前記制御手段は、前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離が被写界深度の範囲内に保たれるように前記スライダを駆動させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム。
  6. 前記撮影手段及び前記測距手段は、前記測距対象点に対する前記撮影手段及び前記測距手段の位置と姿勢との少なくとも何れか一方を変更可能なロボットアームに取り付けられており、
    前記制御手段は、前記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記ロボットアームを駆動させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム。
  7. マクロレンズを用いて被写体を一部領域毎に撮影する一のカメラと、
    前記カメラの位置に対応した所定位置から測距対象点までの距離を計測する測距センサと、
    前記被写体と前記カメラとの少なくとも何れか一方を駆動する駆動装置と、
    前記カメラ、前記測距センサ、及び前記駆動装置を制御するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、前記測距対象点を含む前記一部領域に前記カメラのピントが合った状態で、前記所定位置から前記測距対象点までの距離を前記測距センサに計測させ、前記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記カメラとの少なくとも何れか一方を前記駆動装置により駆動させ、前記被写体の各前記一部領域を前記カメラに撮影させ、
    前記カメラにより撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成処理を実行するプロセッサを、
    さらに備えることを特徴とする三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システム。
  8. マクロレンズを用いて被写体を一部領域毎に撮影する一の撮影手段と、前記撮影手段の位置に対応した所定位置から測距対象点までの距離を計測する測距手段と、前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を駆動する駆動手段と、前記撮影手段、前記測距手段、及び前記駆動手段を制御する制御手段と、前記撮影手段により撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成手段と、を備える三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおける前記制御手段に含まれるコンピュータに
    前記被写体上における前記測距対象点を含む前記一部領域に前記撮影手段のピントが合った状態で、前記所定位置から前記測距対象点までの距離を前記測距手段に計測させるステップと
    記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段に駆動させるステップと、
    前記被写体の各前記一部領域を前記撮影手段に撮影させることで前記一部領域毎の画像を取得するステップと、
    を実行させることを特徴とする撮影制御プログラム
  9. マクロレンズを用いて被写体上における測距対象点を含む一部領域に一のカメラのピントが合った状態で、前記カメラの位置に対応した所定位置から前記測距対象点までの距離を、測距センサにより計測するステップと、
    前記計測された距離から計算される前記カメラの位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記カメラとの少なくとも何れか一方を、駆動装置により駆動させるステップと、
    前記一部領域が順次変更される過程において、前記被写体の各前記一部領域を前記カメラに撮影させるステップと、
    前記カメラにより撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報をプロセッサにより生成するステップと、
    を含むことを特徴とする三次元形状データおよびテクスチャ情報生成方法
  10. マクロレンズを用いて被写体を一部領域毎に撮影する一の撮影手段と、前記撮影手段の位置に対応した所定位置から測距対象点までの距離を計測する測距手段と、前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を駆動する駆動手段と、前記撮影手段、前記測距手段、及び前記駆動手段を制御する制御手段と、前記撮影手段により撮影された前記一部領域毎の画像に基づいて前記被写体の三次元形状データおよびテクスチャ情報を生成する生成手段と、を備える三次元形状データおよびテクスチャ情報生成システムにおける前記制御手段に含まれるコンピュータに、
    前記被写体上における前記測距対象点を含む前記一部領域に前記撮影手段のピントが合った状態で、前記所定位置から前記測距対象点までの距離を前記測距手段に計測させるステップと、
    記計測された距離から計算される前記撮影手段の位置から前記測距対象点までの距離を被写界深度の範囲内に保ちながら前記一部領域が順次変更されるように前記被写体と前記撮影手段との少なくとも何れか一方を前記駆動手段に駆動させるステップと、
    前記被写体の各前記一部領域を前記撮影手段に撮影させることで前記一部領域毎の画像を取得するステップと、
    を実行させる撮影制御プログラムを前記コンピュータにより読み取り可能に記録したことを特徴とする情報記録媒体。
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