JP6501595B2 - 画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置およびその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、画像形成装置におけるファームウェアアップデート処理時の電力制御方法に関する。
複合機等の画像形成装置のファームウェアは、機能改善や障害対応などに応じてアップデートする必要が生じた場合に、効率的に、安全にこれを行うことが要求されている。
画像形成装置は、画像形成装置全体を制御している本体コントローラユニットのCPUと、FAX、フィニッシング機能等のオプション機能を個別に制御しているオプションユニットのCPUとを有する。オプションユニットそれぞれに対してファームウェアを記憶させる必要があり、別個にアップデートするケースが存在する。
近年、ネットワーク経由でプログラム配信サーバに接続される電子機器が増加している。このような電子機器は、ファームウェアのアップデートの際に、サーバ側に登録された多数のファームウェアの中から、適用可能なファームウェアを自動的に選択して受信することが可能になっている。例えば、特許文献1では、携帯用端末が、定期的に最新のファームウェアをサーバに問い合わせて、自動的にアップデート処理を実行する機能も実現されている(特許文献1等参照)。
特許文献2では、ファームウェアアップデート開始時に省電力状態だった場合、システムは、省電力状態を解除させる制御を行い、アップデート終了後に再度省電力状態に移行させるという技術が提案されている。特許文献2によれば、ファームウェアアップデート処理前後の省電力状態を意識することなく、必要な電量供給を行ってファームウェアのアップデートを可能にすることができる。
特開2006−072761号公報 特開2013−240946号公報
従来、ファームウェアアップデートを安全に実施するために、ジョブの処理を停止してから一度システムをリブートさせ、その後、アップデート用の特殊な動作状態にしてからファームウェアのアップデート処理を行う。複数のオプションユニットを装着した画像形成装置からなるシステムの場合、このリブートの時点ですべてのユニットの電源が投入される。これは、ハードウェアの構成によっては、電源投入直後、電力制御を行うシステムが起動するまでの間に、複雑な電力制御ができない場合があるためである。ファームウェアアップデート処理中の電源制御を考慮しない場合、リブート後、電源的には常にスタンバイ状態として動作する。サーバ経由のアップデートが普及する中、定期的なファームウェアアップデートも実施されるようになっている。このようなアップデート中に不要なユニットへの電源を入れたままにすることで、無駄な消費電力が発生してしまう、あるいは、初期動作音や振動等の発生してしまうという問題がある。
特許文献1のようにサーバからファームウェアを自動的にダウンロードして更新処理を行うような技術では、ユーザが電子機器を使用していないタイミング等に自動的にファームウェアを取得することができる。しかしながら、一般的な電子機器は、画像形成装置のように複数のオプションユニットが接続されるケースが少ないため、ファームウェア更新中の詳細な電力制御については言及されていない。
また、特許文献2のようにファームウェアアップデート前後に省電力状態から復帰し、処理後に省電力状態に戻すという技術は、バージョンアップ前後の電力状態を最適にすることができる。しかしながら、ファームウェアアップデート中のユニットごとの電力制御については言及されていないため、アップデートの頻度が多い場合や、アップデート処理に時間がかかってしまった場合の省電力効果が期待できないという問題がある。
上記課題を解決するため、本願発明は以下の構成を有する。すなわち、ファームウェアを実行する処理部および当該ファームウェアが格納された記憶部をそれぞれが備える複数のユニットを含む画像形成装置であって、ファームウェアを更新するための更新データを受信する受信手段と、前記更新データ受信に基づいて、前記画像形成装置を再起動する再起動手段と、前記画像形成装置再起動に、前記複数のユニットそれぞれに対して電力を供給する電力制御手段と、前記受信手段によって受信された前記更新データに対応する1または複数のユニットを特定する特定手段と、前記更新データを用いて、前記特定手段によって特定された前記1または複数のユニットの記憶部に格納されたァームウェアを更新する更新手段とを有し、前記電力制御手段は、前記更新手段による更新が完了する前に、前記再起動時に電力が供給された前記複数のユニットそれぞれのうち、前記特定手段によって特定された前記1または複数のユニット以外の1または複数のユニットへの電力の供給を停止る。
本願発明により、ファームウェアアップデート中の各ユニットの電力供給を適切に制御することで、省電力を図ることができる。
本実施形態に係る画像形成装置のハードウェアの構成例を示す図。 本実施形態に係る画像形成装置のソフトウェアの構成例を示す図。 本実施形態に係る外部記憶装置から転送されるファームウェアファイルの例を示す図。 本実施形態に係る電力制御の構成例を示す図。 本実施形態に係る処理のフローチャート。 本実施形態に係る画像形成装置にアップデート時の電力供給状態の例を示す図。 本実施形態に係る消費電力のイメージ図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第一の実施形態>
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[ハードウェア構成]
図1は、本願発明に係るシステムとしての画像形成装置100のハードウェアの構成例を示す図である。図1において、メインコントローラ110は、画像形成装置100全体を制御する。メインコントローラ110は、CPU111、ROM112、RAM113、HDD114、CPLD115、操作部I/F116、プリンタI/F117、スキャナI/F118、USB−HostI/F119、およびネットワークI/F120を含む。更に、メインコントローラ110には各インターフェースを介して、それぞれがCPUおよびROMを備える複数のユニットに接続される。各ユニットは、自身の動作を制御するためにCPUを備える。各ユニットのCPUは、それぞれが備えるROMに格納されたプログラムを読み出して実行することにより、メインコントローラ110からの指示の他、独自に動作することが可能である。
CPU111は、ROM112に記憶されたメインコントローラ110用のプログラムをRAM113に読出して実行する。ROM112は、FlashROMなどが該当し、ライセンスや機器構成情報、ファームウェアバージョンといった機器情報も記憶されている。
HDD114は、不揮発性の記憶部であり、ネットワークI/F120を介してPC102から受信した印刷データを記憶する。なお、CPU111により実行されるプログラムには、プリント用アプリケーションプログラム(不図示)が含まれる。そして、このプリント用アプリケーションプログラムにより、HDD114に記憶された印刷データがプリンタユニット140によるプリントが可能な画像データに変換される。そして、HDD114には、プリンタユニット140による印刷が可能な画像データも記憶される。また、CPU111により実行されるプログラムには、スキャン用アプリケーションプログラムが含まれる。そして、このスキャン用アプリケーションプログラムにより、スキャナユニット150により画像データが読み取られるとともに、読み取られた画像データがHDD114に転送される。そして、HDD114には、読み取られた画像データが記憶される。
CPLD(Complex Programable Logic Device)115は、予め電力制御に関する所望の動作を実行するようプログラムされている。CPLD115はCPU111と通信することで、メインコントローラ110の他、各ユニットに対する電力の供給の制御を行う。各ユニットに対する電源からの電力供給の制御例については、図4を用いて後述する。
操作部I/F116は、操作部ユニット130を介して画像形成装置100の使用者により入力される指示をCPU111に伝達するためのインターフェースである。また、操作部I/F116は、操作部ユニット130に表示される内容を切替えるための処理内容をCPU111から受信して操作部ユニット130に伝達する。なお、操作部ユニット130は、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボード(不図示)などが備えられ、使用者の指示を受け付けることが可能である。
プリンタI/F117は、メインコントローラ110とプリンタユニット140を接続するためのインターフェースである。プリンタユニット140は、プリンタI/F117を介してHDD114から転送される画像データに基づいて、紙等の記録媒体上に印刷を行う。
フィニッシャユニット170、180、190は、プリンタユニット140により印刷が行われた記録媒体に対して各種のフィニッシング処理を行う。フィニッシング処理とは、例えば、シートに対するステイプル処理、シートへのパンチ処理(穿孔処理)、中綴じ製本処理、トリミング処理等である。各種フィニッシャユニットの接続の状態は本体の構成により異なり、図1のように、フィニッシャユニット170とフィニッシャユニット180が直列につながっている場合もあれば、それぞれ別に接続されている場合もある。また、図1には示していないが、プリンタユニット140により印刷された記録媒体が、フィニッシング処理に応じて各種フィニッシャユニットに搬送されるように搬送路が構成されてもよい。
スキャナI/F118は、メインコントローラ110とスキャナユニット150を接続するためのインターフェースである。スキャナユニット150は、画像データを入力する入力手段としても機能し、原稿上の画像をCCD(Charge Coupled Device)等により構成されるラインセンサを用いて画像データとして読み取る。そして、スキャナユニット150は、読み取った画像データをスキャナI/F118を介してHDD114へ転送する。HDD114へ転送され、記憶された画像データは、プリンタユニット140により印刷することが可能である。また、スキャナユニット150により読み取った画像データをプリンタユニット140により印刷することにより、複写(コピー)処理が可能となる。
USB−HostI/F119は、メインコントローラ110とFAXユニット160を接続するためのインターフェースである。FAXユニット160は、USB−HostI/F119を介してHDD114から転送される画像データに基づいてFAX回線105を介したFAX送信を行う。また、FAXユニット160は、FAX回線105を介して受信するデータに基づいて画像データを生成し、USB−HostI/F119を介してHDD114に画像データを転送する。なお、HDD114に記憶された画像データは、前述したようにプリンタユニット140により紙等の記憶媒体へ印刷される。なお、USB−HostI/F119は、外部USBデバイス104とも接続可能である。外部USBデバイス104は、USBメモリやUSBキーボードなど(不図示)が例として挙げられる。USBメモリからはアップデートに必要な更新ファイルの転送も可能である。
ネットワークI/F120は、メインコントローラ110をLAN101に接続し、LAN101上のPC102との通信を行う。PC102は画像形成装置100とLAN101で接続され、画像形成装置100に対して、印刷データの送信、WEBブラウザ(不図示)経由での機器の操作、ファームウェアファイルの転送等が可能である。
さらに画像形成装置100は、LAN101を介してサーバ装置103と接続され、ファームアップデートに必要な更新ファイルをダウンロードすることができる。ここでの更新ファイルのダウンロードの手段にて用いられるプロトコルは、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、FTP(File Transfer Protocol)他、いずれのものであってよい。なお、図1では、LAN101上にサーバ装置103が接続された構成であるが、これに限定するものではなく、例えば、画像形成装置100は、インターネットなどの外部のネットワーク上にあるサーバ装置103に接続されるようにしてもよい。
サーバ装置103には、出荷された製品に対して、アップデートが必要な最新のプログラムが常にアップロードされており、画像形成装置100から問い合わせを行うことで、最新のプログラムを取得することができる。ただし、画像形成装置100の設置環境によっては、サーバ装置103には接続しないケースもある。
操作部ユニット130、プリンタユニット140、スキャナユニット150、FAXユニット160、フィニッシャユニット170、180、190はそれぞれ、CPU131、141、151、161、171、181、191、ROM132、142、152、162、172、182、192を備える。これらはメインコントローラ110が備えるCPU111やROM112ほど規模は大きくはないが、各CPUがROMに格納されたプログラムを読み込んで、デバイスの制御や、他デバイスとの通信が可能である。ファームウェアバージョンアップ時には、ROM132、142、152、162、172、182、192に記憶されたプログラムも更新対象となり得る。
なお、操作部ユニット130、スキャナユニット150、FAXユニット160、フィニッシャユニット170、180、190は、後から追加オプションとして取り付けられるケースや、故障等によって交換されるケースがあり、用途に応じて着脱が可能である。
[ソフトウェア構成]
メインコントローラ110のCPU111により実行されるソフトウェアの構成例について図2を用いて説明する。なお、図2に示される各処理部は、それに対応するプログラムが図1のROM112に記憶されているものとする。
メインシステム210は、本実施形態に係る画像形成装置100の各種機能を実現するためのプログラムが配置される。操作部制御部211は、操作部I/F116を介して、操作部ユニット130の制御を行う。プリンタ制御部212は、プリンタI/F117を介したプリンタユニット140の制御を行う。スキャナ制御部213は、スキャナI/F118を介したスキャナユニット150の制御を行う。
USB制御部214は、USB−HostI/F119を介して、その先の外部USBデバイス104の制御を行う。外部USBデバイス104としてUSBメモリが接続されている場合、USB制御部214は、USBメモリから、ファームウェアアップデートに必要な更新ファイル及び更新情報の転送処理に関する制御を行う。転送されたファイルはHDD114に保存される。
通信制御部215は、ネットワークI/F120を介して、PC102やサーバ装置103との通信を行う。また、通信制御部215は、LAN101を介して、ファームアップデートに必要な更新ファイル及び更新情報の転送処理を行う。転送されたファイルはHDD114に保存される。
ファームウェアバージョン記憶部216は、メインコントローラ110のROM112と、画像形成装置100に接続された各オプションユニット内のROM142、152、162、172、182、192に記憶されたファームウェアのバージョンを記憶する。各ROMに記憶されるファームウェアのバージョン情報はアップデート完了後に更新され、この部分により記憶され、次のアップデート時のバージョン比較に使用される。
バージョン比較部217は、ファームウェアバージョン記憶部216に記憶された各ROMのプログラムのバージョンと、HDD114に保存されたファームウェアバージョンリストに記載されたバージョンとの比較処理を行う。ファームウェアバージョンリストについては、図3を用いて後述する。
電力供給ユニット特定部218は、バージョン比較部217で比較されたバージョン情報、各オプションユニットの電力的な依存関係、外部への通知機能の有無を元に、ファームウェアアップデート時に電力供給が必要なユニットの特定を行う。
プログラム更新処理部219は、操作部ユニット130を介してユーザからファームウェアバージョンアップの実行の指示があった際、あるいは事前に予約されたバージョンアップ時刻になった際に、各ROMに記憶されたプログラムの更新処理を行う。
電力制御部220は、画像形成装置100の状態に応じてCPLD115や各オプションユニットと通信して、画像形成装置100の電源供給の制御を行う。電力制御部220により、各オプションユニットの電力供給制御が可能となっており、画像形成装置100が一定時間使用されない場合には、不要なユニットの電源を落として、節電モードやスリープモードといった省電力状態へ移行させる。電力制御部220およびCPLD115の制御内容については図4を用いて後述する。
[データ構成例]
図3は、USB制御部214もしくは通信制御部215が、外部USBデバイス104、PC102、もしくはサーバ装置103から転送されるデータの構成例を示す。
更新データ301は、外部記憶装置から画像形成装置100に転送されるデータ全体を示す。更新データ301にはファームウェアファイル311とファームウェアバージョンリスト312が含まれる。
ファームウェアファイル311は、ROM112、132、142、152、162、172、182、192に記憶させるため各プログラムが含まれている。図3に示すように、メインコントローラのような比較的規模の大きなプログラムは複数のファイル(ここでは、メインコントローラ用ファームウェア1〜3)に分かれて転送されていてもよい。この場合、それぞれの差分を比較することで、更新対象を極小化することができる。また、ファームウェアファイル311には、画像形成装置100が備えるすべてのユニットに対するファームウェアが含まれていなくてもよい。外部記憶装置から転送される前にバージョン比較により、必要なものを特定した上で転送することで、転送データ量を削減するようにしてもよい。
ファームウェアバージョンリスト312は、更新データ301に含まれるファームウェアファイル311のすべてのファイルのバージョンが記載される。ファームウェアバージョンリスト312を参照することで、更新対象のファームウェアのバージョンを特定することが可能である。バージョン比較部217は、ファームウェアバージョンリスト312の内容とファームウェアバージョン記憶部216に記憶されたファームウェアバージョンとの比較を行い、バージョン差分を特定することで更新対象のユニットを判定する。
[電源構成]
図4は、図1に示した画像形成装置100の電源構成を説明するための図である。以下、画像形成装置100における、メインコントローラ110と、オプションユニットのうちのプリンタユニット140を例に挙げて、電源401の構成について説明する。
図4において、電源制御ユニット403は、メインコントローラ110の中のCPLD115を含むユニットであり、第1の電源ラインである電源ラインJ402経由で常時電源が供給されている。電源制御ユニット403による電力消費は微弱な電力消費にとどまるため、省電力時やシャットダウン状態などでも電源制御ユニット403には電源401から常に通電され、電力制御が行われる。
CPLD115は、予め下記に示す所望の動作を実行するようプログラムされている。すなわち、第1の電源制御信号であるIO信号V_ON406によって、リレースイッチ407が切り替えられる。これにより、電源401から第2の電源ラインである電源ラインV408経由で電力が供給され、メインコントローラ110への給電が制御される。また、CPU111からの通信により複数のタイマ値が設定され、タイマ起動時にはCPU111によって設定された動作を実行する。
また、第2の電源制御信号であるIO信号P_ON409によって、リレースイッチ410が切り替えられる。これにより、電源401から第3の電源ラインである電源ラインP411経由で電力が供給され、プリンタユニット140の給電が制御される。
また、第3、第4の電源制御信号であるIO信号Fa_ON412、Fb_ON415によって、リレースイッチ413、416が切り替えられる。これにより、電源401から電源ラインFa414、Fb417経由で電力が供給され、フィニッシャユニット170、180の給電が制御される。いずれも、メインコントローラ110のCPU111によって設定された動作を通信することにより、CPLD115が電源制御信号の制御を行う。
画像形成装置100全体の電源制御は電源制御ユニット403が主体となって実施するが、フィニッシャユニット170、180の動作の制御については、プリンタユニット140を経由する場合がある。例えば、フィニッシャユニット180のROM182をアップデートする際には、経路となるプリンタユニット140とフィニッシャユニット170の電源が投入されている必要があるため、この経路上にあるユニットに対しても適切な電力制御を実施する必要がある。つまり、各ユニットの接続形態と、ファームウェアを更新するべきユニットの位置に応じて、電力が供給されるユニットが特定される。
なお、オプションユニット140、150、160、190についても、図4で説明したユニットと同様に、CPLD115からリレースイッチを使用した電力制御の構成となるが、内容が重複するため割愛する。すなわち、他のオプションユニットについてもプリンタユニット140と同様の電源制御が行われる。
なお、図4のようなユニットごとの給電は、例えば、電源をオフするユニットにつながるリレースイッチのみをオフとし、他方をオンとしたままとすることで実現できる。シャットダウン状態ではすべてのユニットのリレースイッチがオフにされる。また、ユニット内のブロックごとに詳細な制御を行う場合は、リレースイッチを複数の系統で再構成し、電源制御信号は二値ではなく、通電状態に応じた多値制御信号とすることで実現できる。本実施形態では特にそのような記載は省くが、スリープ状態やシャットダウン状態などの各電力状態は、このような制御により電源供給がなされる。
[電源制御ユニットの電源監視:起動時の給電]
続いて、画像形成装置100の起動処理について説明する。操作者が画像形成装置100を使用する場合は、電源スイッチ(不図示)をONにする。すると電源制御ユニット403は電源ラインJ402より電源ONを検知し、電源スイッチ制御信号V_ON406、P_ON409によりリレースイッチ407、410をそれぞれオンにして電源401が電源電力を画像形成装置100全体に供給する。更に、電源制御ユニット403は、画像形成装置100全体に電源ON時に応じた電力供給を行う。具体的には、電源制御ユニット403は、メインコントローラ110、各オプションユニットに各DC電源供給径路を介して通電を行う。通電された各オプションユニットは、それぞれのCPUが電源ONによる初期化動作を開始する。
通電が行われると、メインコントローラ110のCPU111は、ハードウェアおよびソフトウェアの初期化を行う。ハードウェアの初期化は、レジスタ初期化、割り込み初期化、カーネル起動時のデバイスドライバの登録、操作部ユニット130の初期化などがある。ソフトウェアの初期化は、各ライブラリの初期化ルーチンの呼び出し、プロセスやスレッドの起動、プリンタユニット140やスキャナユニット150とコミュニケーションを行うソフトウェアサービスの起動、操作部ユニット130の描画などがある。そして、メインコントローラ110は、スタンバイ状態へ移行する。
[電源制御ユニットの電源監視:通常状態の給電]
続いて、画像形成装置100の、プリンタユニット140やスキャナユニット150を使っていない通常状態の給電について説明する。通常状態は、すべてのユニットに給電されている状態だけでなく。印刷していない時はプリンタユニット140に給電しない状態や、操作部ユニット130が点灯しておらず、ユーザが画像形成装置100の前にいないことが分かっている場合は、スキャナユニット150に対して給電しない状態などがある。
[電源制御ユニットの電源監視:ファームウェアアップデート時の給電]
続いて、ファームアップデート時のオプションユニットの電源停止処理について説明する。ファームウェアのアップデート時の電力供給ユニット特定部218により、電力供給が不要であると判定されたユニットがある場合、該当するオプションユニットの電源を停止状態にする。つまり、電源制御ユニット403は、電力供給ユニット特定部218にて電力の供給が必要であると特定されたユニットには電力が供給されるように制御し、それ以外のユニットには電力の供給を停止する。CPU111は、電源制御ユニット403に電力状態の移行を通知し、各オプションユニットへの給電を変更する。給電状態の例は、図6を用いて後述する。
各オプションユニットへの給電の停止は、例えば、図4のようにリレースイッチをユニットごとに制御し、給電を停止するユニットにつながるリレースイッチのみをオフとし、給電が必要な他方をオンとしたままとすることで実現される。
[処理フロー]
次に、図5を用いて、本実施形態に係る画像形成装置100の処理フローを説明する。本フローチャートの動作に係るプログラムは、上述したように、メインコントローラ110のROM112に記憶され、CPU111により読み出されて実行されることで実現される。
S501にて、画像形成装置100は、ファームウェアアップデートの指示を受け付ける。この指示は、操作部ユニット130を介したユーザからの入力である場合もあるし、PC102やサーバ装置103からの通信により実行される場合もある。
S502にて、画像形成装置100は、外部記憶装置から更新すべきファームウェアファイル311を転送し、HDD114に保存する。ここで、ファームウェアファイル311の転送元である外部記憶装置は、USB−HostI/F119を介した外部USBデバイス104であってもよいし、ネットワークI/F120を介したPC102あるいはサーバ装置103でもよい。
S503にて、画像形成装置100は、ファームウェアアップデートのための再起動処理を行う。ハードウェアの構成等によっては、再起動直後のシステムの起動段階ではオプションユニットを選択して電力を投入することができないので、再起動直後の時点ではすべてのユニットの電源が投入されることとなる。
S504にて、画像形成装置100は、バージョン比較部217により、ファームウェアファイル311に含まれるファームウェアバージョンリスト312の内容と、各ROMに記憶されているファームウェアのバージョンとの比較を行う。具体的には、S502で転送されたファームウェアファイル311に含まれるファームウェアバージョンリスト312の内容と、ファームウェアバージョン記憶部216により記憶された、各ROMに記憶されているファームウェアのバージョンとが比較される。比較の結果、バージョン比較部217は、バージョンの差分を元に、アップデートが必要なファームウェアが格納されたROMを備えるユニットを特定する。
S505〜S508は、各ユニットに対する判定のステップとなる。これらの判定は、電力供給ユニット特定部218により、各ユニットを判定対象のユニットとして行われる。
S505にて、画像形成装置100は、S504でのバージョン比較の結果、対象のユニットのファームウェアがアップデート対象となるか否かを判定する。ファームウェアバージョンに差分がない、すなわちアップデート対象ではない場合は(S505にてNO)、S506に進む。ファームウェアバージョンに差分がある場合は(S505にてYES)、S509へ進む。
S506にて、画像形成装置100は、アップデート処理の経路となるユニットがアップデート対象になっているかを判定する。言い換えると、判定対象のユニットよりも処理の経路において下位に位置するユニットが、アップデート対象であるか否かを判定する。例えば、図1において、プリンタユニット140のROM142に記憶されたファームウェアがアップデート対象ではなく、フィニッシャユニット180のROM182に記憶されたファームウェアがアップデート対象であるとする。この場合、経路となるプリンタユニット140、およびフィニッシャユニット170は給電の必要がある。図1の例では、プリンタユニット140は、自身のファームウェアがアップデート対象ではなく、かつ、フィニッシャユニット170、180、190がアップデート対象ではない場合に、S506の判定がNOとなる。アップデート処理の経路となるユニットがアップデート対象になっている場合(S506にてYES)、S509へ進み、なっていない場合は(S506にてNO)、S507に進む。
S507にて、画像形成装置100は、対象のユニットがユーザへの画面表示や状況通知に関わるユニットであるか否かを判定する。例えば、操作部ユニット130はアップデートの進捗表示処理を行うように設定されている場合、ユーザにアップデート処理の状況を通知するために、給電が必要となる。またアラームや、警報等の機能を有するユニットが接続され、アップデート対象となるファームウェアが搭載されている場合も、給電は停止しない方が望ましい。通知に係わるユニットである場合(S507にてYES)S509へ進み、そうでない場合(S507にてNO)S508へ進む。
S508にて、画像形成装置100は、対象ユニットを、ファームウェアバージョンアップの処理時において電源投入不要なユニットとして登録する。
S509にて、画像形成装置100は、すべての判定対象のユニットに対して、電力供給が必要か否かを判定したか否かを確認する。すべての判定対象のユニットの判定が完了していない場合は(S509にてNO)S510へ進み、完了した場合は(S509にてYES)S511へ進む。
S510にて、画像形成装置100は、判定対象を次の未判定のユニットとし、S505に戻り同様の判定を繰り返す。
S511にて、画像形成装置100は、S505〜S507での各ユニットに対する電源供給の判定の結果、S508で電源投入不要として登録されたユニットがあるか否かを判定する。登録されたユニットがある場合は(S511にてYES)、S512に進み、ない場合は(S511にてNO)、S513へ進む。
S512にて、画像形成装置100は、電力制御部220により、電源制御ユニット403と通信を行い、図4で述べた処理により該当ユニットの給電を停止させる。
S513にて、画像形成装置100は、プログラム更新処理部219により、HDD114に保存されたファームウェアファイルを用いて、S504でアップデートが必要と判定されたユニットのROMに対して、ファームウェアのアップデート処理を実行する。
ファームウェアのアップデート処理が完了すると、S514にて、画像形成装置100において再起動処理が行われる。この起動後にすべてのユニットに電源が投入され、画像形成装置100の各種機能が使用可能な状態となる。以上により、本処理フローを終了する。
[ファームウェアアップデート時の電力制御の具体例]
本実施形態に係る図5で説明したフローチャートに沿った処理での各ユニットへの給電状態の一例を図6に示す。図6における網掛け部分のユニットは、S512で給電が停止されたユニット、すなわち、S513でのファームウェアアップデート処理中に電源が供給されていないユニットを示す。
図6では、ROM112、132、142、152、162、172、182、192のうち、メインコントローラ110内のROM112のみが、ファームウェアのアップデート対象になった場合の例を想定している。操作部ユニット130は、進捗表示に使用するユニットとして機能しているため、給電している状態となっている。
なお、メインコントローラ110のROM112に記憶されたプログラムは、画像形成装置100の多くの機能を実現するためのものである。従って、ROM112のプログラムの規模は、ROM132、142、152、162、172、182、192のようなオプションユニットのCPUが読み込むプログラムに比べて大きくなる。それ故に、ROM112に対しては機能改善や障害対応などによるアップデートの頻度が多くなる傾向があり、図6のような判定結果(電力制御)になることが多くなると想定される。
プリンタユニット140やフィニッシャユニット170、180、190は、定着ユニットや、紙搬送のための装置、記憶媒体に対して各種処理を行うためのハードウェアが含まれる。そのため、給電状態のまま処理を継続すると、電力消費量が多くなってしまうため、図6のような制御を行うことは、消費電力観点で大きなメリットがある。また、起動が不要なオプションユニットへの電力供給が行われなくなるため、ファームウェアアップデート時にはそれらのオプションユニットの動作音や振動音が生じなくなるというメリットも生じる。
本実施形態に係る消費電力のイメージを図7に示す。図7において、縦軸は消費電力、横軸は経過時間を示す。また、図7内に、図5のフローチャートの各ステップが行われるタイミングを併せて示す。
通常動作時消費電力701は、スタンバイ時及び起動時等、すべてのユニットに電源が投入された状態の消費電力を想定している。アップデート時消費電力702は本実施形態において、各オプションユニットの電源制御がされた場合の、ファームウェアアップデート処理実施中の消費電力を想定している。アップデート時消費電力702は、画像形成装置100のオプションユニットの構成や、更新ファームウェアによって大きく変化するが、図7では図6のような電力供給状態時の消費電力を示す。
S513におけるファームウェアアップデート時間703については、画像形成装置100の処理能力や、更新ファームウェアの差分量、あるいは、オプションユニットの数等によって変化するが、数十秒から数分かかることが予想される。
本願発明により削減される消費電力は図7の704で示す罫線部分、すなわち
((通常動作時消費電力701)−(アップデート時消費電力702))×(ファームウェアアップデート時間703)
で見積もることができる。
以上より、本体のメインコントローラのCPUと、FAXやフィニッシング機能等のオプション機能を個別に制御しているオプションユニットのCPUとを有する画像形成装置において、ファームウェアアップデート時の消費電力を削減することができる。
また、オプションユニットの電源の供給を停止するか否かを、状況に応じて動的に判定するので、適切な電力制御処理を行うことが可能である。また、ファームウェアバージョンアップ時において、オプションユニットの不要な起動を削減できるため、画像形成装置の動作音や振動音を削減することが期待できる。
<第二の実施形態>
ハードウェアの構成上、システム起動の電源投入時に、電源投入するユニットを自由に選択でき、かつ、画像形成装置100の起動パフォーマンス等に影響を与えない場合、図5のS504〜S510の処理をS503のシステム再起動前に実施する。これにより、更に消費電力を削減でき、第一の実施形態の効果をより顕著にできる。
S502で外部記憶装置から画像形成装置に更新のためのファームウェアのデータを転送した後、その次のステップで、電源投入が不要なユニットを判定し、システム再起動前にCPLD115の不揮発領域に起動ユニット情報を記憶する。システム起動時には起動ユニット情報を読み込み、電源供給が不要なオプションユニットは、ファーウェアアップデート処理終了後のシステム再起動まで電源投入しないという構成にすることが可能になる。
このようにすることで、第一の実施形態と比較して、消費電力の観点ではより大きな効果が得られる。具体的には、最初のシステム再起動の直後の消費電力を、図7に示すアップデート時消費電力702の値に抑えることが可能となる。
<その他の実施形態>
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
画像形成装置:100
メインコントローラ:110
CPU:111、131、141、151、161、171、181、191
ROM:112、132、142、152、162、172、182、192
CPLD:115
電源制御ユニット:403

Claims (18)

  1. ファームウェアを実行する処理部および当該ファームウェアが格納された記憶部をそれぞれが備える複数のユニットを含む画像形成装置であって、
    ファームウェアを更新するための更新データを受信する受信手段と、
    前記更新データ受信に基づいて、前記画像形成装置を再起動する再起動手段と、
    前記画像形成装置再起動に、前記複数のユニットそれぞれに対して電力を供給する電力制御手段と、
    前記受信手段によって受信された前記更新データに対応する1または複数のユニットを特定する特定手段と、
    前記更新データを用いて、前記特定手段によって特定された前記1または複数のユニットの記憶部に格納されたァームウェアを更新する更新手段と
    を有し、
    前記電力制御手段は、前記更新手段による更新が完了する前に、前記再起動時に電力が供給された前記複数のユニットそれぞれのうち、前記特定手段によって特定された前記1または複数のユニット以外の1または複数のユニットへの電力の供給を停止ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記電力制御手段は、前記更新手段による更新が完了する前に、前記特定手段によって特定された1または複数のユニットに前記更新データを通知するユニットへの電力の供給を停止しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記電力制御手段は、ファームウェアを更新している際電力が供給されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数のユニットは、前記画像形成装置の全体を制御するメインコントローラを含むユニットと、複数のオプションユニットとを含み、
    前記特定手段は、前記メインコントローラを含む前記1または複数のユニットを特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記再起動手段は更に、前記更新手段によるファームウェアの更新処理に前記画像形成装置の再起動を行ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記特定手段は、ファームウェアの更新処理の前に行われる再起動の前に特定を行って、当該特定された1または複数のユニットの情報を記憶部に記憶し、
    前記電力制御手段は、前記記憶部に記憶された情報に基づき、前記特定手段にて特定された前記1または複数のユニット以外の1または複数のユニットへの電力の供給を停止することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記受信手段は、前記更新データを、外部記憶装置、もしくはネットワーク上のサーバのいずれかから受信することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記受信手段は、前記複数のユニットのうちファームウェアの更新が必要なユニットに対する更新データのみを取得することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 用紙に画像を印刷する印刷手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 原稿の画像を読み取る読取手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. ファームウェアを実行する処理部および当該ファームウェアが格納された記憶部をそれぞれが備える複数のユニットと、前記複数のユニットそれぞれに対して電力を供給する電力制御手段とを含む画像形成装置の制御方法であって、
    ファームウェアを更新するための更新データを受信する受信工程と、
    前記更新データ受信に基づいて、前記画像形成装置を再起動する再起動工程と、
    前記受信工程にて受信された前記更新データに対応する1または複数のユニットを特定する特定工程と、
    前記更新データを用いて、前記特定工程にて特定された前記1または複数のユニットの記憶部に格納されたァームウェアを更新する更新工程と
    を有し、
    前記電力制御手段により、前記更新工程による更新が完了する前に、前記画像形成装置の再起動時に電力が供給された前記複数のユニットそれぞれのうち、前記特定工程にて特定された前記1または複数のユニット以外の1または複数のユニットへの電力の供給を停止ることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 前記電力制御手段により、前記更新工程における更新が完了する前に、前記特定工程にて特定された1または複数のユニットに前記更新データを通知するユニットへの電力の供給を停止しないことを特徴とする請求項11に記載の制御方法。
  13. 前記電力制御手段には、ファームウェアを更新している際に電力が供給されることを特徴とする請求項11または12に記載の制御方法。
  14. 前記複数のユニットは、前記画像形成装置の全体を制御するメインコントローラを含むユニットと、複数のオプションユニットとを含み、
    前記特定工程において、前記メインコントローラを含む前記1または複数のユニットが特定されることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の制御方法。
  15. 前記再起動工程において更に、前記更新工程におけるファームウェアの更新処理後に前記画像形成装置の再起動を行うことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか一項に記載の制御方法。
  16. 前記特定工程において、ファームウェアの更新処理の前に行われる再起動の前に特定を行って、当該特定された1または複数のユニットの情報が記憶部に記憶され、
    前記電力制御手段により、前記記憶部に記憶された情報に基づき、前記特定工程にて特定された前記1または複数のユニット以外の1または複数のユニットへの電力の供給を停止することを特徴とする請求項11乃至15のいずれか一項に記載の制御方法。
  17. 前記受信工程において、前記更新データを、外部記憶装置、もしくはネットワーク上のサーバのいずれかから受信することを特徴とする請求項11乃至16のいずれか一項に記載の制御方法。
  18. コンピュータを、
    ファームウェアを更新するための更新データを受信する受信手段、
    前記更新データ受信に基づいて、前記コンピュータを再起動する再起動手段、
    前記コンピュータ再起動に、ファームウェアを実行する処理部および当該ファームウェアが格納された記憶部をそれぞれが備える複数のユニットそれぞれに対して電力を供給する電力制御手段、
    前記受信手段によって受信された前記更新データに対応する1または複数のユニットを特定する特定手段、
    前記更新データを用いて、前記特定手段によって特定された前記1または複数のユニットの記憶部に格納されたァームウェアを更新する更新手段
    として機能させ、
    前記電力制御手段は、前記更新手段による更新が完了する前に、前記再起動時に電力が供給された前記複数のユニットそれぞれのうち、前記特定手段によって特定された前記1または複数のユニット以外の1または複数のユニットへの電力の供給を停止ることを特徴とするプログラム。
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