JP6500967B2 - エンジンの排気装置 - Google Patents
エンジンの排気装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6500967B2 JP6500967B2 JP2017224923A JP2017224923A JP6500967B2 JP 6500967 B2 JP6500967 B2 JP 6500967B2 JP 2017224923 A JP2017224923 A JP 2017224923A JP 2017224923 A JP2017224923 A JP 2017224923A JP 6500967 B2 JP6500967 B2 JP 6500967B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- exhaust gas
- pipe
- purification device
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
前記排気マニホールドの排気ガス流れ方向の下流側に接続され、中心軸が気筒列方向と平行になるように配置された排気浄化装置としての触媒とを備え、
前記排気マニホールドは、
前記エンジン本体の各排気ポートに接続された複数の独立排気管と、
前記エンジン本体の気筒列方向の一端側に配置され、前記複数の独立排気管のうちの当該気筒列方向の一端側の独立排気管の先端部から下方に延びる集合管と、
前記複数の独立排気管のうちの残りの各独立排気管から流出する排気ガスを前記一端側の独立排気管の方に導いて前記集合管に案内する気筒列方向に延びた案内管と、
前記集合管の下部に形成され、排気ガスが前記排気浄化装置の上流側の端面に向かうように横方向にL字状に屈曲したL字状屈曲部と、
前記集合管の前記L字状屈曲部の下面側に形成され、該集合管における前記一端側の独立排気管の先端側から下方に続く壁面に沿って該集合管を下方に流れる排気ガスが、前記排気浄化装置の軸心まわりを旋回しながら該排気浄化装置に流入するように、該排気ガスの旋回を促進するための、前記排気浄化装置に向かって開口した前記L字状屈曲部の出口よりも半径が大きくなった円弧状凹部とを備えていることを特徴とする。
前記排気浄化装置と前記下流側排気浄化装置は、互いの中心軸が交差し、且つ前記下流側排気浄化装置の軸方向に視て、前記排気浄化装置の下流部が前記下流側排気浄化装置の上流側の端面の一部に重なる関係になるように配設されている。
<エンジン>
実施形態1に係る排気装置1が適用されるエンジンは、自動車に搭載された直列4気筒ガソリンエンジン(直列多気筒エンジン)である。このエンジンは、FF車両の前方に横置きされている。
上述の排気ポートには、図1及び図2に示すように、本実施形態に係る排気装置1が接続され、さらにその下流側に、テールパイプを有する下流側排気システム(図示せず)が接続されている。このようにエンジンの排気経路は、上述の排気ポートと、排気装置1と、下流側排気システムとにより構成されている。
本実施形態に係る排気装置1は、図1〜図4に示すように、エンジン本体Eの4つの排気ポートに接続された排気マニホールドMと、排気マニホールドMの下流端出口M7に接続部Nを介して接続された排気浄化装置Qと、排気ガス排出管5と、EGRガス取出管6とを備えている。
本明細書の説明において、「上下方向」及び「前後方向」とは、図1に示すように、エンジン本体Eを基準として、シリンダヘッドE2側を上側、シリンダブロックE1側を下側、エンジン本体E側を前側、排気マニホールドM側を後側とする方向をいうものとする。また、「左右方向」とは、図1及び図2に示すように、エンジン本体Eを基準として気筒の配列方向、言い換えると、図1の紙面に垂直であって、手前側を右側、奥側を左側とする方向をいうものとする。さらに、「上流」や「下流」は、燃焼室から排気ポートを通じて排出される排気ガスの流れる方向を基準とし、「排気ガス流れ方向上流側」や「排気ガス流れ方向下流側」と称することがある。
接続部Nは、排気マニホールドMから排気ガスを触媒装置Qに導入する管状の部材である。
排気浄化装置Qは、図2〜図5に示すように、接続部Nの出口に接続された上流側排気浄化装置としての三元触媒2と、その下流側に配置された下流側排気浄化装置としてのGPF(ガソリンパティキュレートフィルタ)3と、これら三元触媒2とGPF3とを接続するL字状排気管4とを備えている。
三元触媒2は、排気ガス中の炭化水素HC、一酸化炭素CO、窒素酸化物NOxを浄化するための触媒である。三元触媒2は、詳細な説明は省略するが、例えばPt、Pd、Rh等の貴金属を金属酸化物からなるサポート材上に担持してなる触媒成分を、ハニカム担体上にコートしてなる触媒等が挙げられる。三元触媒2としては、特に限定されるものではなく、いかなる公知のものも用いることができる。
図5に示すように、GPF3は、三元触媒2の下流側に配設されており、三元触媒2を通過した排気ガス中のパティキュレートマター(以下、「PM」と称する。)をトラップするためのフィルタ本体(浄化装置本体)33を備えている。フィルタ本体33は、詳細な説明は省略するが、例えばハニカム担体等に目封じを施し、フィルタ機能を追加したものであり、トラップしたPMの燃焼を促進するため触媒コートを有するものであってもよい。排気ガス中のPMはフィルタ本体33の隔壁に捕集され、PMが堆積したところで、例えば、出力を得るために燃料をエンジンの燃焼室に噴射するメイン噴射の後、エンジンの膨張行程においてフィルタ本体33の温度を高めるための燃料を燃焼室に噴射するポスト噴射を行い、フィルタ本体33に堆積したPMを焼却除去する。フィルタ本体33としては、特に限定されるものではなく、いかなる公知のものも用いることができる。
L字状排気管4は、三元触媒2とGPF3とを接続するためのL字状に屈曲した管状部材であり、排気経路の一部を形成している。
図5に示すように、GPF3の下流側の端部7には、GPF3を通過した排気ガスの出口である排気ガス排出管5と、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側に環流するEGRガス取出路管6とが取り付けられている。
排気ガス排出管5は、GPF3を通過した排気ガスを下流側排気システムへ導くとともに、三元触媒2及びGPF3による排気ガスの浄化に伴い発生した水分を溜めて除去するためのものである。
エンジン本体Eの構成として、ノッキングの発生防止や窒素酸化物NOx量の低減を目的として、排気ガスの一部をエンジンの吸気系に再循環させるEGRを採用しており、GPF3の下流側の端部に排気ガスのEGRガス取出管6が接続されている。
エンジンの4つの燃焼室から排気ポートを通して排出される排気ガスは、排気マニホールドMから接続部Nを介して触媒装置Qに送り込まれる。
図10に、円弧状凹部M51及び膨出部M52を形成していない場合の排気ガスの流れを示す。
図2及び図3に示すように、案内管M6は、前記気筒列方向の一端側に、一端側の第1独立排気管M1のエンジン本体からの突出方向に湾曲して該第1独立排気管M1の先端部に連なる湾曲部M61を備えている。
集合管M5の下流端出口M7に対向する壁面であって、膨出部M52の下方に酸素センサ用台座M53が形成されている。この台座M53に酸素センサ93(酸素濃度検出手段)が設けられて、該酸素センサ93の酸素濃度検出部がL字状屈曲部M50の内部空間に突出している。
以下、本発明に係る実施形態2について詳述する。なお、実施形態2の説明において、実施形態1と同じ部分については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
実施形態1,2では、上流側排気浄化装置が三元触媒2、下流側排気浄化装置がGPF3であったが、排気浄化装置はかかる構成に限られるものではなく、種々の浄化装置を採用することができる。例えば、排気装置1をディーゼルエンジンに適用する場合には、GPFに代えてディーゼルパティキュレートフィルタを採用してよい。また、上流側排気浄化装置として酸化触媒を採用し、下流側排気浄化装置としてNOx浄化用触媒を採用し、或いはその逆の構成としてもよい。
(三元触媒に対するガス当たり性の評価)
数値流体力学(CFD:Computational Fluid Dynamics)モデルを作成して解析を行った。そして、この解析結果に基づき、三元触媒2に流入する排気ガスの流速、圧力、温度等を推定し、三元触媒始端面2Aにおける排気ガスの流速分布から、各気筒のガス当たりの均一性をガス当たり改善指標として評価した。結果を図11に示す。
2 三元触媒(上流側排気浄化装置)
2A 三元触媒の上流側の端面
2B 三元触媒の下流側の端面
3 GPF(下流側排気浄化装置)
3A GPFの上流側の端面
3B GPFの下流側の端面
4 L字状排気管
4A 上流側開口
4B 下流側開口
4C 曲がり部
5 排気ガス排出管
6 EGRガス取出管
31 重複部分
33 フィルタ本体(浄化装置本体)
E エンジン
L2 三元触媒の中心軸
L3 GPFの中心軸
L5 排気ガス排出管の中心軸
M 排気マニホールド
M1 第1独立排気管(一端側の独立排気管)
M2 第2独立排気管(残りの独立排気管)
M3 第3独立排気管(残りの独立排気管)
M4 第4独立排気管(残りの独立排気管)
M5 集合管
M6 案内管
M7 下流端出口
M50 L字状屈曲部
M51 円弧状凹部
M52 膨出部
M61 湾曲部
N 接続部
Claims (5)
- 複数の気筒を備えたエンジン本体を有する直列多気筒エンジンの排気ポートに接続された排気マニホールドと、
前記排気マニホールドの排気ガス流れ方向の下流側に接続され、中心軸が気筒列方向と平行になるように配置された排気浄化装置としての触媒とを備えたエンジンの排気装置であって、
前記排気マニホールドは、
前記エンジン本体の各排気ポートに接続された複数の独立排気管と、
前記エンジン本体の気筒列方向の一端側に配置され、前記複数の独立排気管のうちの当該気筒列方向の一端側の独立排気管の先端部から下方に延びる集合管と、
前記複数の独立排気管のうちの残りの各独立排気管から流出する排気ガスを前記一端側の独立排気管の方に導いて前記集合管に案内する気筒列方向に延びた案内管と、
前記集合管の下部に形成され、排気ガスが前記排気浄化装置の上流側の端面に向かうように横方向にL字状に屈曲したL字状屈曲部と、
前記集合管の前記L字状屈曲部の下面側に形成され、該集合管における前記一端側の独立排気管の先端側から下方に続く壁面に沿って該集合管を下方に流れる排気ガスが、前記排気浄化装置の軸心まわりを旋回しながら該排気浄化装置に流入するように、該排気ガスの旋回を促進するための、前記排気浄化装置に向かって開口した前記L字状屈曲部の出口よりも半径が大きくなった円弧状凹部とを備えていることを特徴とするエンジンの排気装置。 - 請求項1において、
前記集合管における前記気筒列方向の一端側の壁面に、前記案内管から前記集合管に流入する排気ガスの流れを前記排気浄化装置の上流側の端面の中央部に向かうように変更する、外側への膨出部を備えていることを特徴とするエンジンの排気装置。 - 請求項1又は請求項2において、
前記案内管は、前記気筒列方向の一端側に、前記一端側の独立排気管のエンジン本体からの突出方向に湾曲して該一端側の独立排気管の先端部に連なる湾曲部とを備えていることを特徴とするエンジンの排気装置。 - 請求項2、又は請求項2を引用する請求項3において、
前記集合管における前記膨出部の下方に酸素濃度検出手段が設けられていることを特徴とするエンジンの排気装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一において、
前記排気浄化装置よりも排気ガス流れ方向の下流側に設けられた下流側排気浄化装置をさらに備え、
前記排気浄化装置と前記下流側排気浄化装置は、互いの中心軸が略直交し、且つ前記下流側排気浄化装置の軸方向に視て、前記排気浄化装置の下流部が前記下流側排気浄化装置の上流側の端面の一部に重なる関係になるように配設されていることを特徴とするエンジンの排気装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CN201810120779.9A CN108571368B (zh) | 2017-03-10 | 2018-02-07 | 发动机的排气装置 |
DE102018001405.4A DE102018001405A1 (de) | 2017-03-10 | 2018-02-22 | Abgasvorrichtung für einen Motor und Verfahren zum Ausbringen von Abgas einer Brennkraftmaschine |
US15/905,410 US10385756B2 (en) | 2017-03-10 | 2018-02-26 | Exhaust device of engine |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017045690 | 2017-03-10 | ||
JP2017045690 | 2017-03-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018150926A JP2018150926A (ja) | 2018-09-27 |
JP6500967B2 true JP6500967B2 (ja) | 2019-04-17 |
Family
ID=63681542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017224923A Active JP6500967B2 (ja) | 2017-03-10 | 2017-11-22 | エンジンの排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6500967B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3572596B2 (ja) * | 1995-09-26 | 2004-10-06 | マツダ株式会社 | エンジンの排気装置及びこれに使用する排気マニホールド |
JP3566064B2 (ja) * | 1998-02-18 | 2004-09-15 | ダイハツ工業株式会社 | 多気筒内燃機関における排気ガス浄化装置 |
DE102009024718A1 (de) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh | Abgasbehandlungsvorrichtung für den motornahen Einsatz |
JP5983517B2 (ja) * | 2013-04-18 | 2016-08-31 | マツダ株式会社 | エンジンの触媒付き排気管構造 |
-
2017
- 2017-11-22 JP JP2017224923A patent/JP6500967B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018150926A (ja) | 2018-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN108571368B (zh) | 发动机的排气装置 | |
JP6299856B1 (ja) | エンジンの排気装置 | |
US20130118148A1 (en) | Advanced exhaust-gas sampler for exhaust sensor | |
JP2012031782A (ja) | 排気系のegr配管接続部構造 | |
US10557398B2 (en) | Exhaust pipe structure for internal combustion engine | |
US10626781B2 (en) | Exhaust device of engine | |
US10550750B2 (en) | Exhaust device of engine | |
JP6773129B2 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP6500967B2 (ja) | エンジンの排気装置 | |
CN108571404B (zh) | 发动机的排气装置 | |
EP3550116B1 (en) | Engine exhaust device | |
JP6319412B1 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP6436217B2 (ja) | エンジンの排気装置 | |
JP6460212B2 (ja) | エンジンの排気装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190219 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190304 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6500967 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |