JP6498624B2 - 掘削工法模擬装置 - Google Patents

掘削工法模擬装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6498624B2
JP6498624B2 JP2016055426A JP2016055426A JP6498624B2 JP 6498624 B2 JP6498624 B2 JP 6498624B2 JP 2016055426 A JP2016055426 A JP 2016055426A JP 2016055426 A JP2016055426 A JP 2016055426A JP 6498624 B2 JP6498624 B2 JP 6498624B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
excavation
cutter
operation rod
excavation method
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2016055426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017166295A (ja
Inventor
貴司 仲山
貴司 仲山
智哉 中村
智哉 中村
和宜 西山
和宜 西山
究 津野
究 津野
陽太 富樫
陽太 富樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Railway Technical Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Railway Technical Research Institute filed Critical Railway Technical Research Institute
Priority to JP2016055426A priority Critical patent/JP6498624B2/ja
Publication of JP2017166295A publication Critical patent/JP2017166295A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6498624B2 publication Critical patent/JP6498624B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

本発明は、トンネル掘削による地盤が受ける影響を評価する際に使用される掘削工法模擬装置に関するものである。
トンネルを構築するために地盤を掘削すると、応力開放が起きて周辺地盤や地表面が変形することがある。このようなトンネル掘削による地盤が受ける影響は、施工前に適切に評価され、変形を防止するための対策が講じられる必要がある。
特許文献1には、シールドトンネルを構築するに際してその影響を評価するために、遠心力載荷装置を利用してシールド掘進模型試験を行うことが開示されている。
また、特許文献2は、遠心力載荷装置を利用してシールド掘削機模型試験を行うことで、掘進速度や排土量などのトンネル掘削作業時の運転データを予め得ておくことが記載されている。
特開平8−29297号公報 特開2002−365170号公報
しかしながら土被りの浅い箇所にトンネルを掘削する場合は、地表面を変形させる可能性が高くなるため、人力掘削、オーガー掘削、カッタフェイス掘削などによって慎重に行われることになるが、そのような掘削工法の違いによる地盤が受ける影響の差を評価する手段がなかった。
そこで、本発明は、様々な掘削工法を模擬することが可能な掘削工法模擬装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の掘削工法模擬装置は、トンネル掘削による地盤が受ける影響を評価する際に使用される掘削工法模擬装置であって、中空かつ長尺状のケーシング部と、前記ケーシング部の内部に軸方向の移動及び軸まわりの回転が可能となるように支持された操作ロッド部と、前記操作ロッド部の前端に俯仰可能に取り付けられたカッタ部と、前記操作ロッド部の後端に設けられた操作ハンドル部とを備え、前記操作ハンドル部によって、前記操作ロッド部の移動及び回転並びに前記カッタ部の俯仰の操作が行われることを特徴とする。
ここで、前記カッタ部は、先端のビット部と、前記ビット部を回転させる回転駆動部とを有する構成にすることができる。また、前記カッタ部は、先端のビット部が交換可能に設けられている構成とすることができる。
このように構成された本発明の掘削工法模擬装置は、中空のケーシング部の内部に軸方向の移動及び軸まわりの回転が可能となるように操作ロッド部が支持され、操作ロッド部の前端には俯仰可能にカッタ部が取り付けられる。また、操作ロッド部の後端には、操作ハンドル部が設けられる。
このため、ケーシング部の前方に様々な形状の掘削面を形成することができ、様々な掘削工法を模擬してそれによって地盤が受ける影響を適切に評価することが可能になる。
また、カッタ部の先端のビット部を回転させる回転駆動部を有する構成であれば、試験時の掘削を効率的に行うことができる。
さらに、カッタ部の先端のビット部が交換可能に設けられていれば、工法によるビット部の違いによる影響も評価することができる。また、より幅広く多くの掘削工法が、ビット部を交換するだけで模擬できるようになるので経済的である。
本実施の形態の掘削工法模擬装置を使って行われるトンネル掘削試験を模式的に説明する斜視図である。 本実施の形態の掘削工法模擬装置の構成を説明する縦断面図である。 図2のA−A矢視方向で見た背面図である。 図2のB−B矢視方向で見た横断面図である。 実施例の掘削工法模擬装置の構成を説明する縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の掘削工法模擬装置1を使って行われるトンネル掘削試験の概略を説明する図である。
トンネル掘削試験は、トンネルを構築する現地の地盤を模した模擬地盤Mを使って行われる。また、模擬地盤Mに対しては、図示していないが、表面や内部に変位計、ひずみ計、土圧計などのセンサが設置されたり、外側から観測するための公知の計測システムが配置されたりして、掘削によって模擬地盤Mの表面や内部がどのように変化するかが把握できるようになっている。
すなわち掘削開始から終了までや掘削後の任意の時間が経過したときのトンネル掘削による地盤が受ける影響を、模擬地盤Mを掘削工法模擬装置1で掘削することによって評価することができる。
本実施の形態の掘削工法模擬装置1は、図1,2に示すように、中空かつ長尺状のケーシング部2と、ケーシング部2の内部に軸方向の移動及び軸まわりの回転が可能となるように支持された操作ロッド部3と、操作ロッド部3の前端31に俯仰可能に取り付けられたカッタ部4と、操作ロッド部3の後端32に設けられた操作ハンドル部5とを主に備えている。
ケーシング部2は、例えば断面略長方形となる四角筒状の角形鋼管などによって形成される。このケーシング部2は、例えば上下に2分割できるように構成されており、分割された状態のときに操作ロッド部3やカッタ部4などが配置される。
このケーシング部2は、掘削されたトンネルの周面を保護する覆工部を模擬させた部材である。このため、模擬させる掘削工法によっては、ケーシング部2を円筒状や断面馬蹄形の筒状や楕円管状などに形成することもできる。
ケーシング部2は、カッタ部4によって掘削された模擬地盤Mの空洞に向けて押し込まれる。そこで、ケーシング部2の前方掘削面に対面させる端面を前端面21とし、模擬地盤Mから突出される後方の端面を後端面22とする。
このケーシング部2の内部には、ケーシング部2の長手方向と略一致する方向に軸方向が向けられた棒状の操作ロッド部3が吊り下げられる。この操作ロッド部3は、軸まわりに回転可能かつケーシング部2の長手方向(軸方向)に前後移動可能となるように吊り下げられる。
図4は、図2のB−B矢視方向で見た横断面図である。この図に示すように、円柱状の操作ロッド部3は、ベアリング部331に通されて支持されるため、軸まわりの回転が自在となる。
この操作ロッド部3を支持するベアリング部331は、スライダ33に取り付けられる。このスライダ33は、レール34に沿って直線の往復移動を行うことができる(図2のS1方向参照)。このようなスライダ33とレール34との組み合わせは、公知のリニアガイドなどによって構成することができる。
レール34は、図2に示すように、操作ロッド部3の前端31側と後端32側とにそれぞれ配置される。詳細には、ケーシング部2の天井面に、長手方向(軸方向)に向けて長尺状のリブ部35が取り付けられ、その両端に長手方向を一致させたレール34,34がそれぞれ取り付けられる。
スライダ33は、レール34の長さの範囲で自由にスライド移動させることができる。すなわち、操作ロッド部3に軸方向の力が作用すると、その力によって前後のスライダ33,33が直線的に移動することで、操作ロッド部3の軸方向の移動が可能になる(図1,2のS1方向参照)。
操作ロッド部3の前端31には、回動部311が設けられ、その回動部311にカッタ部4の後端が取り付けられる。回動部311は、面内で軸まわりに回転させる機構である。
すなわち図2で示した状態では、回動部311の軸は紙面直交方向に向いており、長尺状のカッタ部4が回動部311を支点に上下、換言すると仰角側と俯角側に回転する(図1,2のR1方向参照)。この仰角側と俯角側に回転する角度は、例えば水平からそれぞれ30度程度確保できればよい。
カッタ部4の円筒状の胴部42の先端には、地盤を切削する刃となるビット部41が取り付けられる。このビット部41は、任意の形状のビット部に交換することができるように着脱可能な構成となっている。
また、ビット部41は、カッタ部4の軸まわりに回転させることができる(図1のR2方向参照)。このビット部41は、回転駆動部としての駆動モータ43の駆動力によって回転する。
図示していないが、操作ハンドル部5には、駆動モータ43のオンとオフを切り替えるスイッチが設けられており、任意のタイミングでビット部41を回転させることができる。また、正逆両方向に回転可能な構成とすることもできる。
一方、操作ロッド部3の後端32には、操作ロッド部3の軸方向の移動(図1のS1方向)及び軸まわりの回転(R3方向)、及びカッタ部4の俯仰方向の回転(R1方向)を操作するための操作ハンドル部5が設けられる。
操作ハンドル部5は、図2のA−A矢視方向で見た背面図である図3に示すような逆U字状の把持部51と、カッタ部4を操作するための首振り用ロッド52と、把持部51に操作ロッド部3及び首振り用ロッド52を接続させるための中央垂下部511とによって主に構成される。
把持部51は、図2に示すように、連絡部55を介して操作ロッド部3の後端32に接続される。操作ロッド部3の後端32には、上述した回動部311と同様の回動部321が設けられており、この回動部321と把持部51の中央垂下部511とが連絡部55によって接続される(図3参照)。
このため、把持部51を揺動又は回転(R4方向)させると、把持部51に接続された操作ロッド部3に軸まわりの揺動又は回転(R3方向)が起きることになる。
一方、把持部51をケーシング部2側に押したり引いたりすると、スライダ33,33に取り付けられた操作ロッド部3が、レール34,34の長さの範囲内で前後移動することになる。
さらに、把持部51の中央垂下部511に端部が接続された首振り用ロッド52は、操作ロッド部3と略平行に前端31に向けて延伸される。この首振り用ロッド52は、複数の吊下げ部53,・・・によって軸方向(図2のS1方向参照)の移動が自由になる状態で操作ロッド部3に吊り下げられる。
そして首振り用ロッド52の前端は、側面視略L字形の連結部54を介してカッタ部4の後端に接続される。すなわち、把持部51とカッタ部4とは、首振り用ロッド52を介して連続した状態になる。
首振り用ロッド52は、操作ロッド部3に吊り下げられているので、操作ロッド部3が前後移動すればそれに伴って前後し、操作ロッド部3が回転すればそれに伴って回転する。
これに対して操作ロッド部3が静止した状態で、図2に示すように把持部51の下部をケーシング部2側(R5方向)に傾けると、首振り用ロッド52が前端31側に移動し、カッタ部4を持ち上げて仰角方向に回転させることができる。
これと反対に、把持部51の下部をケーシング部2から離れる方向に傾けると、首振り用ロッド52が後端32側に引き戻されて、カッタ部4を引き下げて俯角方向に回転させることができる。
カッタ部4によって掘削された掘削土M1は、図1に示すようにケーシング部2の前端面21付近の底部に堆積される。この掘削土M1は、図示しないバキューム装置等によって取り除かれる。
例えば、バキューム装置に接続された排土パイプ6を、ケーシング部2の底面に沿って敷設し、先端61を掘削土M1付近に配置する。この状態でバキューム装置を稼働させれば、掘削土M1を外部に排出させることができる。
次に、本実施の形態の掘削工法模擬装置1を使用したトンネル掘削試験の方法、及び掘削工法模擬装置1の作用について説明する。
まず試験を行う模擬地盤Mを製作し、変位計、ひずみ計、土圧計などのセンサを計測が必要となる箇所に設置する。また、模擬地盤Mを外側から計測する場合は、それに必要な計測システムを構築する。
続いて、トンネルを構築する実際の地盤の土被り厚に相当する深さの模擬地盤Mの側面に、ケーシング部2の前端面21を貫入できる程度の穴を余掘りする。そして、掘削工法模擬装置1のケーシング部2の前端面21をその穴に押し込み、掘削試験が行える状態にする。
掘削試験は、実際に実施したい掘削工法の掘削形状に合わせて行われる。本実施の形態の掘削工法模擬装置1であれば、あらゆる形状の掘削面を成形することができる。
例えば、横断面であれば長方形、円形、馬蹄形、楕円形など、あらゆる形状の掘削断面を形成することができる。また、縦断面であれば、掘削上面(天端)が撓んだ形状、掘削前面(切羽)が傾斜した形状、掘削側面が撓んだ形状など様々な掘削形状を模擬することができる。
掘削は、操作ハンドル部5の把持部51を握って行う。まずはカッタ部4のビット部41をケーシング部2の前端面21より前方に突出させるために、把持部51をケーシング部2に向けて押す。
ビット部41が模擬地盤Mに接触した状態で駆動モータ43のスイッチを入れると、ビット部41がR2方向に回転して掘削が行われ、掘削土M1が発生する。ケーシング部2内に崩落してきた掘削土M1は、排土パイプ6の先端61から吸い込ませる。
続いて把持部51をR4方向に揺動又は回転させると、操作ロッド部3が軸まわり(R3方向)に回転して、掘削範囲を広げていくことができる。さらに掘削範囲を広げる場合は、把持部51を傾けることで、カッタ部4を仰角又は俯角方向(R1方向)に振り、操作ロッド部3を軸まわりに回転させることで、掘削空洞を徐々に広げていくことができる。
このように操作ハンドル部5を操作することによって、先端のビット部41を前後だけでなく上下左右とあらゆる方向の任意の位置に配置することができるので、模擬させたい任意の掘削形状を自由に成形することができる。
そして、掘削中又は掘削後に計測された変位や応力などの計測結果を検討することで、設定された形状で掘削が行われたトンネル掘削による地盤が受ける影響が評価される。
このように構成された本実施の形態の掘削工法模擬装置1は、中空のケーシング部2の内部に軸方向の移動及び軸まわりの回転が可能となるように操作ロッド部3が吊り下げられ、操作ロッド部3の前端31には俯仰可能となるように回動部311を介してカッタ部4が取り付けられる。また、操作ロッド部3の後端32には、操作ハンドル部5が設けられる。
このため、ケーシング部2の前方に様々な形状の掘削面を形成することができ、様々な掘削工法を模擬してそれによって地盤が受ける影響を適切に評価することが可能になる。
特に鉄道の下にトンネルを構築する際には、地表面の変形は厳密に管理されることになるため、掘削の影響を受けやすい土被りの浅い箇所でのトンネルの構築においては、事前に地盤が受ける影響を高精度で把握しておくことが欠かせなくなる。
そして、掘削工法模擬装置1によって様々な掘削工法による地盤が受ける影響を、共通の基準で対比して検証することができれば、掘削工法の選択を合理的に行うことができるようになる。
また、カッタ部4の先端のビット部41を回転させる駆動モータ43を有する構成であれば、試験時の掘削を効率的に行うことができる。すなわち、駆動モータ43が無くてもビット部41を回転させることができるので掘削は行えるが、駆動モータ43による回転力を利用することで迅速に掘削作業を進めることができる。
さらに、カッタ部4の先端のビット部41が交換可能に設けられていれば、工法によるビット部41の形状や大きさなどの違いによる影響も評価することができる。また、より幅広く多くの掘削工法が、ビット部41を交換するだけで模擬できるようになるので経済的である。
以下、前記した実施の形態とは別の形態の掘削工法模擬装置1Aについて、図5を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一符号を付して説明する。
本実施例で説明する掘削工法模擬装置1Aは、カッタ部4を仰角又は俯角方向に回転させる構成が、前記実施の形態とは異なっている。すなわち、前記実施の形態で説明した操作ハンドル部5とは異なる構成の操作ハンドル部7が設けられる。
この操作ハンドル部7は、操作ハンドル部5と同様の逆U字状の把持部71と、カッタ部4を操作するための一対のワイヤ部72,72と、ワイヤ部72,72を把持部71の位置で操作するためのレバー部721,721とよって主に構成される。
把持部71は、操作ロッド部3の後端32に直接、接続される。すなわち本実施例の把持部71は、傾けることができない構成となっている。それに代わって把持部71の両側のハンドルには、ワイヤ部72,72を操作するレバー部721,721が取り付けられる。
レバー部721に一端が接続されたワイヤ部72は、他端がカッタ部4の後端の回動部311Aに接続される。すなわち把持部71の両側のレバー部721,721に接続された2本のワイヤ部72,72は、面内で軸まわりに回転する回動部311Aに接続される。
回動部311Aには、直径方向の上面と下面からそれぞれ突出される連結部74,74が設けられており、2本のワイヤ部72,72のそれぞれの先端が接続される。
ワイヤ部72は、チューブの内部にワイヤが滑動自在に挿入された構成となっており、ワイヤを覆うチューブは、複数の取付バンド73,・・・を介して操作ロッド部3に取り付けられる。
そして、一方のレバー部721を握ってR6方向に動かすと、ワイヤ部72のチューブ内の滑動自在のワイヤに上下の連結部74,74のいずれかが引っ張られて、カッタ部4は仰角又は俯角方向に回転される。
このように自転車のブレーキの構成を応用した簡単な仕組みによっても、カッタ部4の俯仰方向の回転の操作を行わせることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば前記実施の形態及び実施例では、操作ロッド部3がケーシング部2の天井面から吊り下げられて支持される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、操作ロッド部3をケーシング部2の底面や側面から突出させた支持機構によって支持させることができる。
また、前記実施の形態では、模擬地盤Mを使ったトンネル掘削試験に掘削工法模擬装置1を使用する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、トンネルを構築する原位置における試験施工の際にも掘削工法模擬装置1,1Aを使用することができる。
1 掘削工法模擬装置
2 ケーシング部
21 前端面
22 後端面
3 操作ロッド部
31 前端
311 回動部
32 後端
4 カッタ部
41 ビット部
43 駆動モータ(回転駆動部)
5 操作ハンドル部
1A 掘削工法模擬装置
7 操作ハンドル部
311A 回動部

Claims (3)

  1. トンネル掘削による地盤が受ける影響を評価する際に使用される掘削工法模擬装置であって、
    中空かつ長尺状のケーシング部と、
    前記ケーシング部の内部に軸方向の移動及び軸まわりの回転が可能となるように支持された操作ロッド部と、
    前記操作ロッド部の前端に俯仰可能に取り付けられたカッタ部と、
    前記操作ロッド部の後端に設けられた操作ハンドル部とを備え、
    前記操作ハンドル部によって、前記操作ロッド部の移動及び回転並びに前記カッタ部の俯仰の操作が行われることを特徴とする掘削工法模擬装置。
  2. 前記カッタ部は、先端のビット部と、前記ビット部を回転させる回転駆動部とを有することを特徴とする請求項1に記載の掘削工法模擬装置。
  3. 前記カッタ部は、先端のビット部が交換可能に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の掘削工法模擬装置。
JP2016055426A 2016-03-18 2016-03-18 掘削工法模擬装置 Expired - Fee Related JP6498624B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055426A JP6498624B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 掘削工法模擬装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016055426A JP6498624B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 掘削工法模擬装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017166295A JP2017166295A (ja) 2017-09-21
JP6498624B2 true JP6498624B2 (ja) 2019-04-10

Family

ID=59910062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016055426A Expired - Fee Related JP6498624B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 掘削工法模擬装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6498624B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108343445B (zh) 2018-04-19 2023-05-26 中国矿业大学 模拟隧道分部开挖的多功能智能掘进装置及方法
CN109973103B (zh) * 2019-03-22 2020-04-14 东北大学 一种角度可调的盾构模拟试验装置
CN113378284B (zh) * 2021-08-04 2022-05-13 华东交通大学 一种土-岩复合地层类马蹄形盾构隧道设计方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3998066A (en) * 1975-02-06 1976-12-21 Alexandr Nikolaevich Semenov Tunnel shield
JPS52155838A (en) * 1976-06-18 1977-12-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Shield excavator
JPS6136627Y2 (ja) * 1976-07-13 1986-10-23
JPS6117103Y2 (ja) * 1980-12-04 1986-05-26
FR2528108A1 (fr) * 1982-06-02 1983-12-09 Bessac Michel Machine perfectionnee a bouclier pour le creusement de galeries souterraines
JPS60190819U (ja) * 1984-05-25 1985-12-18 清水建設株式会社 地盤剪断強度の測定装置
JPH086550B2 (ja) * 1989-02-02 1996-01-24 株式会社三井三池製作所 トンネル掘進方法及びその装置
JP3402519B2 (ja) * 1994-07-12 2003-05-06 西松建設株式会社 シールド掘進模型試験方法及びその装置
JP3705538B2 (ja) * 2000-06-22 2005-10-12 鹿島建設株式会社 土質評価装置
JP2002365170A (ja) * 2001-06-11 2002-12-18 Mitsubishi Heavy Ind Ltd トンネル掘削機模型試験方法及び装置
JP2012112920A (ja) * 2010-11-29 2012-06-14 Railway Technical Research Institute ひずみ測定装置とその製造方法及び載荷試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017166295A (ja) 2017-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6498624B2 (ja) 掘削工法模擬装置
JP5932958B2 (ja) 穴明け工具支持体及びカラーリング方法
ATE425658T1 (de) Stiftapparate und methoden
KR101660446B1 (ko) Tbm의 운용조건 결정 장치
CN102607967B (zh) 可缩张的连杆驱动式土石混合体剪切测量装置
JP6501554B2 (ja) ベントホール清掃治具、ベントホール清掃装置およびベントホール清掃方法
JP5268712B2 (ja) マンホールと下水道管の接続部分の耐震化工法及び装置
JP6033202B2 (ja) 挿入姿勢測定装置
JP2008169692A (ja) チャンバ内土砂流動の測定装置
JP5824927B2 (ja) 雪路面の密度測定方法
US20140245819A1 (en) Automatic impulse hammer for characterization of mechanical properties of a material
CN204788753U (zh) 一种泥石流冲击力实验撞击架
JP6283207B2 (ja) 刃口装置及び刃口装置を用いた推進工法
JP6661160B1 (ja) 標準貫入試験方法及び装置
US4145954A (en) Container cleaning apparatus
JP7050495B2 (ja) 練り付け具付き杭穴掘削ロッド
JP2010013895A (ja) チャンバ内土砂性状計測装置及びシールド掘進機
JPH11230743A (ja) 地盤内空洞の計測装置
CN219161168U (zh) 混凝土灌注桩桩长检测装置
CN219284166U (zh) 一种喷射混凝土厚度检测器
JP5419912B2 (ja) コンクリート柱の打撃装置
FI129930B (fi) Menetelmä ja laite reiän tekemiseksi putken seinämään
CN219455552U (zh) 一种用于定深度土壤采样的采样装置
JP7327797B2 (ja) 鋳砂掻き出し具及び鋳砂掻き出し具セット
JP7186077B2 (ja) 掘削装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6498624

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees