JP6498109B2 - 移動通信サービスの認証無しに端末情報を取得する方法、通信サービス装置及びプログラム - Google Patents

移動通信サービスの認証無しに端末情報を取得する方法、通信サービス装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、緊急時に利用可能な移動通信サービスシステムの技術に関する。
移動通信サービスシステムは、概念的に、以下の3つのネットワークを有する。
「無線アクセスネットワーク」
「パケット・コアネットワーク」
「サービス・コアネットワーク」
「無線アクセスネットワーク」は、多数の基地局としてのeNB(evolved Node B)によって構成され、例えばUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)やLTE(Long Term Evolution)の無線技術が適用される。
特に、LTEに対応する「パケット・コアネットワーク」としては、EPC(Evolved Packet Core)が規定されている(例えば非特許公報1参照)。EPCは、多数のeNBを、MME(Mobility Management Entity)及びSGW(Serving-Gateway)によって収容する。MMEは、コアネットワーク制御装置として、無線アクセスネットワークを介して移動端末(UE(User Equipment))とインタフェースを持つ。MMEは、端末の移動管理だけでなく、IP伝達経路の設定制御も実行する。また、SGWは、MMEからの制御に基づいてIPパケットの伝達制御を実行する。
EPCには、更に、PGW(PDN-Gateway)及びPCRF(Policy and Charging Rules Function)も配置される。
PGWは、インターネットやIMS(IP Multimedia Subsystem)などのPDN(Packet Data Network)との接続点となり、PDNと移動端末との間で送受信されるIPパケットを中継する。
PCRFは、PGW及びSGWにおける伝達品質制御を実行するための、QoS(Quality of Service)、課金方法などのIPパケット伝達ポリシーを決定する。
「サービス・コアネットワーク」は、アプリケーションサーバにおける「位置情報サービス」「ブロードキャストサービス」のような標準化されたサービス制御方式が規定されている。
「位置情報サービス」には、パケット・コアネットワークの制御信号を用いて(例えば非特許公報2参照)、例えばSUPL(Secure User Plane Location)(例えば非特許公報3参照)によって提供される。サービス・コアネットワークに配置されたSLP(SUPL Location Platform)が、移動端末に対して位置測位を送信し、移動端末のSET(SUPL Enabled Terminal)が、GPS(Global Positioning System)に基づく測位を計算する。
「ブロードキャストサービス」も、パケット・コアネットワークの制御信号を用いて(例えば非特許公報4参照)、サービス・コアネットワークのCBC(Cell Broadcast Centre)によって提供される。CBCは、公的機関等に相当するCBE(Cell Broadcast Entity)からの緊急要求に基づいて、MME/eNBを介して指定地域範囲の端末へ、緊急ページング信号及びシステム情報ブロックを同報的に発信する。
3GPP TS 23.401 「General Packet Radio Service (GPRS) enhancements for Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN) access」 3GPP TS 23.271 「Functional stage 2 description of Location Services (LCS)」 OMA Secure User Plane Location V2.1 「Secure User Plane Location Architecture」 3GPP TS 23.041 「Technical realization of Cell Broadcast Service (CBS)」
例えば広範囲の地域で自然災害等が発生した場合、停電や基地局倒壊、バックホール回線切断などによって、ユーザが所持する端末から広域ネットワークへの接続が断絶される通信孤立地域が生じる。この場合、通信事業者が、通信孤立地域に広域ネットワークへの接続機能を備えた基地局や通信事業設備を運び込むことによって、できる限り、端末から広域ネットワークへの接続を可能とするように対策される。基地局や通信事業設備は、例えば自動車や気球、ヘリコプターのようなもので運び込まれるために、実際に通信が可能となるまでに比較的長時間を要する。
一方で、自然災害が発生した地域では、多くの救助隊が投入され、救助者は最優先に要救助者を探索するため、救助活動には、要救助者が所持する端末の端末情報をいち早く得ることが望まれる。端末情報としては例えば、GPSに基づく位置情報や、端末の電話番号がある。しかしながら、端末から広域ネットワークへの接続が断絶されている限り、端末から端末情報を取得することはできない。
また、通信孤立地域範囲でのみ使用される専用の通信事業設備を構築することは、コスト的に問題がある。そのために、ソフトウェア的に構築された既存のEPCやアプリケーションサーバのシステム全体を、可搬型ハードウェアに実装してその通信事業設備として利用することが考えられる。ソフトウェア的なシステム全体は、1つの通信サービス装置に内蔵することもできる。
ここで、広域ネットワークから断絶された地域では、移動通信サービスシステムが、端末との間で加入者情報に基づく認証シーケンスを実行することなく、どのように端末を特定して位置情報を取得するか?が問題となる。
加入者情報は、通常、ユーザの加入契約時に登録されるものである。しかしながら、突発的に自然災害等が発生した通信孤立地域に対して、その地域範囲やそこに滞在する端末の加入者情報を事前に登録しておくことはできない。勿論、日本国内の携帯電話契約者の全ての加入者情報を、通信孤立地域に設置される可搬型装置に事前に登録することもできない。
そこで、本発明は、緊急時に、移動通信サービスシステムが端末との間で加入者情報に基づく認証シーケンスを実行することなく、端末情報を取得することができる端末情報取得方法、通信サービス装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明によれば、端末と、基地局、コアネットワーク制御装置及びアプリケーションサーバとを有するシステムについて、アプリケーションサーバが、端末とコアネットワーク制御装置との間で認証シーケンスを実行することなく端末情報を取得する方法であって、
基地局が、緊急アクセス要求信号を、端末へ同報発信する第1のステップと、
端末が、コアネットワーク制御装置との間で、緊急アクセス通信路を確立する第2のステップと、
コアネットワーク制御装置が、緊急アクセス通信路に基づく端末のアドレス情報を、アプリケーションサーバへ送信する第3のステップと、
アプリケーションサーバが、アドレス情報に基づく端末から、端末情報を取得する第4のステップと
を有することを特徴とする。
本発明の端末情報取得方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、
アプリケーションサーバが、アドレス情報に基づく端末へ、情報取得要求を送信し、
端末が、アプリケーションサーバとの間でセキュア通信路を確立し、
端末が、セキュア通信路を通してアプリケーションサーバへ、端末情報を送信することも好ましい。
本発明の端末情報取得方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、
端末情報は、当該端末のA−GPS(Assisted-GPS)測位方式に基づく位置情報であり、
アプリケーションサーバは、セキュア通信路を通して端末へ、アシストデータを送信し、
端末は、アシストデータに基づいてGPS測位を実行し、その位置情報を端末情報として、セキュア通信路を通してアプリケーションサーバへ送信する
ことも好ましい。
本発明の端末情報取得方法における他の実施形態によれば、
第4のステップについて、
端末情報は、当該端末の電話番号であり、
端末は、電話番号を端末情報として、セキュア通信路を通してアプリケーションサーバへ送信することも好ましい。
本発明の端末情報取得方法における他の実施形態によれば、
アプリケーションサーバは、CBC(Cell Broadcast Centre)機能を有しており、
第1のステップについて、
アプリケーションサーバが、コアネットワーク制御装置へ、緊急要求を送信し、
コアネットワーク制御装置が、緊急要求に対応する緊急アクセス要求信号を、基地局を介して端末へ発信することも好ましい。
本発明の端末情報取得方法における他の実施形態によれば、
第1のステップにおける緊急アクセス要求信号は、
地震津波警報システムETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)のビットが付与されたページング信号と、地震津波警報システムETWSの第1報と第2報に相当するシステム情報ブロックとからなる、又は、
システム情報ブロックのみからなる、ことも好ましい。
本発明の端末情報取得方法における他の実施形態によれば、
第1のステップにおける前記緊急アクセス要求信号は、
前記端末が第2のステップを起動する条件として、要求種別と、ランダムアクセスタイマ及び対象端末識別子とからなる、又は、
要求種別のみからなる、ことも好ましい。
本発明の端末情報取得方法における他の実施形態によれば、
コアネットワーク制御装置は、EPC(Evolved Packet Core)におけるMME(Mobility Management Entity)及びPCRF(Policy and Charging Rules Function)を備えており、
第3のステップについて、PCRFが、緊急アクセス通信路に基づく端末のアドレス情報を、アプリケーションサーバへ送信する
ことも好ましい。
本発明の端末情報取得方法における他の実施形態によれば、
基地局、コアネットワーク制御装置及びアプリケーションサーバは、広域ネットワークに対して断絶された通信孤立地域に配置されたものである
ことも好ましい。
本発明によれば、基地局機能、コアネットワーク制御機能及びアプリケーションサーバ機能を一体的に組み込み、端末との間で認証シーケンスを実行することなく端末情報を取得する通信サービス装置であって、
基地局機能は、緊急アクセス要求信号を、端末へ同報発信するものであり、
コアネットワーク制御機能は、端末との間で、緊急アクセス通信路を確立し、当該緊急アクセス通信路に基づく端末のアドレス情報を、アプリケーションサーバ機能へ送信するものであり、
アプリケーションサーバ機能は、アドレス情報に基づく端末から、端末情報を取得するものである
ことを特徴とする。
本発明によれば、基地局機能、コアネットワーク制御機能及びアプリケーションサーバ機能を一体的に組み込み、端末との間で認証シーケンスを実行することなく端末情報を取得する通信サービス装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
基地局機能は、緊急アクセス要求信号を、端末へ同報発信するものであり、
コアネットワーク制御機能は、端末との間で、緊急アクセス通信路を確立し、当該緊急アクセス通信路に基づく端末のアドレス情報を、アプリケーションサーバ機能へ送信するものであり、
アプリケーションサーバ機能は、アドレス情報に基づく端末から、端末情報を取得するものである
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする。
本発明の端末情報取得方法、通信サービス装置及びプログラムによれば、緊急時に、移動通信サービスシステムが端末との間で加入者情報に基づく認証シーケンスを実行することなく、端末情報を取得することができる。これによって、事前に加入者情報を登録していないコアネットワークであっても、端末情報をセキュアに取得することができる。
本発明におけるシステム構成図である。 本発明におけるシーケンス図である。 EPC内における緊急アクセス通信路の確立を表すシーケンス図である。 アプリケーションサーバが端末から位置情報又は電話番号を取得するためのシーケンス図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明におけるシステム構成図である。
図1によれば、通信サービス装置1は、例えば空中で待機可能なヘリコプターや気球、又は、地上で移動可能な自動車に搭載されている。また、本発明の通信サービス装置1は、ソフトウェア的に構築された基地局機能、コアネットワーク制御機能及びアプリケーションサーバ機能を一体的に組み込む。ここで、通信サービス装置1は、端末認証のための加入者情報サーバも搭載していない。本発明の通信サービス装置1は、端末との間で加入者情報に基づく認証シーケンスを実行することなく、端末情報をセキュアに取得することによって、移動通信サービスを提供する。
図1によれば、通信サービス装置1は概念的に、以下の3つの機能に分類されている。
RAN(Radio Access Network)機能
EPC(Evolved Packet Core)機能
アプリケーションサーバ(Application Server)機能
これら機能構成部は、通信サービス装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。
端末2は、ユーザ所持の既存の携帯電話機やスマートフォン、タブレット端末のようなものである。
「RAN」は、無線アクセスネットワークとして、多数の基地局としてのeNB(e-Node B)13によって構成され、例えばLTEに基づく無線方式によって端末2と通信する。
「EPC」は、パケット・コアネットワークとして機能する。
「アプリケーションサーバ」は、サービス・コアネットワークとして、通信サービスを制御するサーバとして機能する。
例えば広範囲の地域で自然災害等が発生した場合、通信サービス装置1(基地局、コアネットワーク制御装置及びアプリケーションサーバ)は、広域ネットワークに対して断絶された通信孤立地域に配置される。広域ネットワークへの接続が断絶された地域に位置する端末2は、通信サービス装置1のみと通信する。
例えば自然災害が発生した場合、通信サービス装置1は、その地域に存在する全ての端末の加入者情報を、事前に登録しておくことはできない。また、通信サービス装置1としては、特定の通信事業者と契約した端末に限定することなく、少なくともeNB13と通信できる多くの端末2から、端末情報を取得できるようにする。自然災害が発生した場合、救助者によって操作される通信サービス装置1が、できる限り多くの端末と通信できるようにすることによって、要救助者との連絡を可能とする。このような通信サービス装置1を配置することによって、通信孤立地域でのみ使用される専用の通信事業設備を構築する必要がない。
図1によれば、アプリケーションサーバ11は、以下の3つの機能を有する。
AF/SLP
(Application Function/SUPL(Secure User Plane Location) Location Platform)
CBC (Cell Broadcast Centre)
AF/SLPについて、SLPは、端末2との間で、例えばTLS(Transport Layer Security)のようなセキュア通信路を確立し、その通信路を介してSUPL(Secure User Plane Location)通信シーケンスを実行し、端末2に対してA−GPS(Assisted-GPS)測位方式に基づく位置情報を要求する機能である。
AFは、例えば通常、特定機関によって運営されるCBE(Cell Broadcast Entity)として、CBCとの間で緊急要求を送信する機能を有する。また、例えばTLSのようなセキュア通信路を確立し、その通信路を介して電話番号などの端末情報を取得する機能を有するものであってもよい。
CBCは、指定地域範囲に在圏している不特定多数の端末に対して、メッセージを同報発信する機能である。CBCは、具体的には、AF/SLPから緊急要求を受信した際に、EPC12へ、緊急メッセージ信号を発信するように機能する。この緊急メッセージは、EPC12からeNB13へ転送される。eNB13は、この緊急メッセージを、緊急ページング信号及びシステム情報ブロックに分けて同報発信するように機能する。この技術は主に、地震津波警報システムETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)に利用されている。緊急ページング信号は、既存技術によれば、緊急地震速報のような信頼性及び緊急性が高いメッセージに限定されている。そのために、CBCは、通常、特定機関によって運営されるCBE(Cell Broadcast Entity)からの緊急要求を受信した際にのみ実行される。
しかしながら、自然災害が発生した地域では、多くの救助隊が投入され、被災者と救助者とが混在する状況となる。このような場合、ユーザが所持する端末に対して、例えば緊急速報のようなメッセージを同報発信することができれば、救助活動に有効であると考えられる。本発明によれば、広域ネットワークが断絶された地域範囲に在圏する多数の端末を想定しているために、CBCの機能を用いる。
図2は、本発明におけるフローチャートである。
端末2とアプリケーションサーバ11のAFとは、例えばTLSのようなセキュア通信路を確立する場合、事前に、サーバ証明書及びルート証明書を設定しておくことが好ましい。
[第1のステップ]
本発明によれば、端末2は、最初に少なくとも、緊急アクセス要求信号として、緊急ページング信号及びシステム情報ブロックを受信する。そのトリガとして、例えば、以下の2つの実施形態がある。
<実施形態1:アプリケーションサーバから送信された緊急要求に基づくもの>
<実施形態2:災害専用モードの起動に基づくもの>
<実施形態1:アプリケーションサーバから送信された緊急要求に基づくもの>
アプリケーションサーバ11は、EPC(コアネットワーク制御装置)12へ、緊急要求を送信する。アプリケーションサーバ11内では最初に、AFが、緊急要求(Emergency Broadcast Request)を、CBCへ送信する。緊急要求には、以下のパラメータが含まれる。
Type :メッセージ種別
Timer :アクセス起動タイマ
Flag :アクセス対象フラグ
Area :発信地域範囲識別子
Message :”所在確認のために端末情報を取得します”
Typeは、”緊急アクセス要求”を含む。具体的には、”位置情報を取得するための緊急アクセス要求”や”電話番号を取得するための緊急アクセス要求”という目的を含む形式であってもよい。
Timerは、端末に対してタイマ時間内でのランダムなアクセスを要求する。例えばTimer=30秒であるとすると、端末に対して30秒以内でランダムなタイミングでアクセスすることを要求する。
Flagは、そのフラグ条件を真とする端末のみがアクセスすることを要求する。例えば1桁以上の数字であってもよい。端末2は、この数字が、電話番号MSISDN(Mobile Station International Subscriber Directory Number)や端末番号IMEI(International Mobile Equipment Identity)の末尾と一致する場合、緊急アクセス対象であると認識する。勿論、上位桁数の一致や全桁数の一致であってもよい。
Timer及びFlagは、多数の端末2が、緊急アクセスのためのアプリケーションを同時に起動し、それによって発生するネットワーク輻輳を回避するために、対象端末を絞り込むべく機能する。
アプリケーションサーバ12のCBCは、受信した緊急要求を、緊急ブロードキャストメッセージ(SBc: WRITE-REPLACE WARNING REQUEST)に変換して、EPC12のMMEへ送信する。例えば以下のようにマッピングされる。
[AFから受信した緊急要求]->[MME向け緊急ブロードキャストメッセージ]
Type -> Warning-Type
Timer -> Warning Message Content E-UTRAN
CBS-Message-Information-Page 1
Flag -> Warning Message Content E-UTRAN
CBS-Message-Information-Page 2
Area -> Warning Area List
Message -> Warning Message Content E-UTRAN
CBS-Message-Information-Page 3
CBCは、Warning Area Listに基づくeNBを管理しているMMEを特定し、そのMMEへ緊急ブロードキャストメッセージを送信する。
Warning-Typeは、端末が緊急アプリケーションを起動するパラメータと一致する値であればよい。既存のWarning-Type Valueと重複してもよいが、重複しない値を用いることが望ましい。本パラメータ値は、地震津波警報システムETWSの第1報に含む要素値である。
Warning Message Content E-UTRANのCBS-Message-Information-Pageは、メッセージ文字列を示すものであり、端末が緊急アプリケーションを起動するパラメータと一致する値であればよい。勿論、Timer, Flag, Messageの順序が異なっていてもよい。本パラメータ値は、地震津波警報システムETWSの第2報に含む要素値である。
またTimer及びFlagは、以下のような新規パラメータであってもよい。この場合、MessageのみWarning Message Content E-UTRANのCBS-Message-Information-Pageに含まれるものとする。これらの新規パラメータ値は、地震津波警報システムETWSの第1報に含む要素値に位置付けられるものとする。
Timer -> 新規パラメータ(Emergency-Access-Timer)
Flag -> 新規パラメータ(Emergency-Access-Terminal-Flag)
Message -> Warning Message Content E-UTRAN
CBS-Message-Information-Page 1
EPC12のMMEは、受信した緊急ブロードキャストメッセージを、eNB向け緊急ブロードキャストメッセージ(S1AP: WRITE-REPLACE WARNING REQUEST)に変換して、eNB13へ転送する。例えば以下のようにマッピングされる。
[MME受信メッセージ] ->[eNB向け緊急ブロードキャストメッセージ]
Warning-Type -> Warning Type
Warning Area List -> Warning Area List
Warning Message Content E-UTRAN
CBS-Message-Information-Page 1 -> Warning Message Contents
Warning Message Content E-UTRAN
CBS-Message-Information-Page 2 -> Warning Message Contents
Warning Message Content E-UTRAN
CBS-Message-Information-Page 3 -> Warning Message Contents
またTimer及びFlagが新規パラメータの場合は、例えば以下のようにマッピングされる。
Emergency-Access-Timer -> 新規パラメータ(Emergency-Access-Timer)
Emergency-Access-Terminal-Flag
-> 新規パラメータ(Emergency-Access-Terminal-Flag)
eNB13は、緊急ブロードキャストメッセージを受信した場合、緊急アクセス要求信号として緊急ページング信号(RRC:Paging)をeNB13配下の端末2へブロードキャストする。Warning Area Listが設定されている場合、緊急ページング信号は、その地域範囲に滞在する端末2へのみ発信される。
緊急ページング信号は、端末2がネットワークに対して何ら登録することなく受信することができる。緊急ページング信号は、地震津波警報システムETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)のビット(etws-Indication)が付与されたページング信号である。
eNB13は、緊急ページング信号に続いて、緊急アクセス要求信号として地震津波警報システムETWSの第1報(SIB10: SystemInformationBlockType10)に、緊急内容を送信する。
その数秒後に、緊急アクセス要求信号として地震津波警報システムETWSの第2報(SIB11: SystemInformationBlockType11)に緊急メッセージを送信する。例えば、以下のようにマッピングされる。
[eNB受信メッセージ] ->[端末向け第1報]
Warning Type -> warningType
[eNB受信メッセージ] ->[端末向け第2報]
Warning Message Contents -> warningMessageSegmentNumber 及び
warningMessageSegment
warningMessageSegmentは、Warning Message Contentsを最大64個の領域に分割したものであり、warningMessageSegmentNumberは、その分割された領域の番号である。Timer, Flag, Messageが格納されている領域が、端末が緊急アプリケーションを起動するパラメータと一致すればよい。
またTimer及びFlagが新規パラメータの場合は、例えば以下のようにマッピングされる。
[eNB受信メッセージ]->[UE向け第1報]
Emergency-Access-Timer -> 新規パラメータ(Emergency-Access-Timer)
Emergency-Access-Terminal-Flag -> 新規パラメータ
(Emergency-Access-Terminal-Flag)
eNB13配下で、ユーザによって所持される端末は、地震津波警報システムETWSの第1報及び第2報を受信した時、ディスプレイを直ぐにONにして、その内容をユーザに明示する。
これによって、例えば自然災害が発生した地域であっても、救援隊からの緊急メッセージを同報発信することができる。
<実施形態2:災害専用モードの起動に基づくもの>
EPC12によって災害専用モードが起動された場合、eNB13は、緊急アクセス要求信号として、システム情報ブロックを同報発信する。これは、実施形態1のようにCBCの基づくものではなく、少なくともeNB13が、システム情報ブロックを発信すればよい。緊急ページング信号は不要であり、端末2がネットワークに対して何ら登録することなく受信することができるSIB1(SystemInformationBlockType1)を利用してもよい。Type:”緊急アクセス要求”に相当するパラメータとして、例えばPLMN-IdentityListに緊急PLMN-IDを含めることを利用してもよい。
またTimer:”アクセス起動タイマ”及びFlag:”アクセス対象フラグ”は、端末が緊急アプリケーションを起動するパラメータと一致する値であればよい。そのために、SIB1の既存パラメータを利用してもよいし、新規パラメータを利用してもよい。又は、SIB1以外のパラメータを利用してもよい。
[第2のステップ]
緊急アクセス要求信号としてシステム情報ブロックを受信した端末2は、システム情報ブロックのTypeによって、緊急アクセス要求であることを識別する。システム情報ブロックのTimerによって、そのタイマ時間内でランダムにアクセスする。各端末の固有端末情報(例えばIMSIやIMEI)や時刻情報などに基づいて、ランダムなアクセスタイミングを担保する。また、システム情報ブロックのFlagによって、MSISDNやIMEIなどの固有情報がFlag条件に一致するか否かを判定する。例えばFlagが1桁の数字である場合、IMEIの各桁の総和の1の位がFlagと一致するか否かを判定するものであってもよい。この場合、端末アクセス数を平均的に10分の1にすることができる。また、Flagが14桁の数字の場合、IMEIと完全一致するか否かを判定するものであってもよい。この場合、1端末のみに限定することができる。勿論、理想的には、全端末を対象とすることが好ましい。
端末2は、アクセスすべき対象端末であると判定した場合、緊急アプリケーションを直ぐに起動する(本発明によれば図2のS2を開始するトリガとなる)。勿論、緊急アクセス要求信号を受信した全ての端末2が、緊急アプリケーションを直ぐに起動することが好ましい。
緊急アプリケーションが起動することによって、各端末2は、EPC(コアネットワーク制御装置)12との間で、「緊急アクセス通信路」を確立する。この緊急アクセス通信路を確立するために、具体的には緊急アタッチ/セッション確立手順が実行される。
(S21)端末2は、eNB13との間で、無線コネクション(RRC Connection)を確立する。このとき、端末2は、無線コネクションを確立する際に、以下のようなパラメータを含める。
(パラメータ) (情報)
RRC Establishment Cause -> emergency
(S22)端末2は、eNB13へ、緊急アタッチ(NAS: Attach Request)を、RRC信号に含めて送信する。NAS: Attach Requestには、以下のようなパラメータが含められる。
(パラメータ) (情報)
EPS attach type IE -> EPS emergency attach
EPS mobile identity -> IMSI/IMEI
EPS mobile identityには、端末2がUSIMを持つ場合にはIMSI(International Mobile Subscriber Identity)が含められ、端末2がUSIMを持たない場合には端末番号IMEI(International Mobile Equipment Identity)が含められる。
eNB13は、その緊急アタッチをS1AP: INITIAL UE MESSAGEに含めて、EPC12のMMEへ転送する。
(S23)EPC12のMMEは、eNB13へ、セキュリティモード指示(NAS: SECURITY MODE COMMAND)を送信する。この信号には、セキュリティ無しを指示するパラメータを含める。また、EPC12のMMEが、S22でIMEIを受信しなかった場合、端末番号IMEIを要求するパラメータも含める。
そして、eNB13は、その信号を、端末2へ転送する。
(S24)端末2は、eNB13へ、セキュリティモード応答(NAS: SECURITY MODE COMPLETE)を返信する。この信号には、S23の要求によって、端末番号IMEIが含められる。
そして、eNB13は、その信号を、EPC12のMMEへ転送する。
図3は、EPC内における緊急アクセス通信路の確立を表すシーケンス図である。
図3によれば、EPCとしてのコアネットワーク制御装置には、MME(Mobility Management Entity)と、SGW(Serving-Gateway)と、PGW(PDN-Gateway)と、PCRF(Policy and Charging Rules Function)とが配置されており、相互にシーケンスを実行する。
(S241)MMEは、緊急セッション生成要求(Create Session Request)を、SGWへ送信し、SGWは、その信号をPGWへ転送する。その信号には、以下のようなパラメータを含める。
APN -> sos
IMSI -> S21〜S23で取得したIMEIの一部
MEI(ME Identity) -> 端末番号IMEI
(S242)PGWは、緊急ポリシー要求(Gx: Credit Control Request)を、PCRFへ送信する。緊急ポリシー要求には、以下のようなパラメータを含める。
Called-Station-Id AVP -> APN (sos)
Subscription-Id AVP -> IMSI(S241におけるIMEIの一部)
(又は、User-Equipment-Info AVP -> 端末番号IMEI)
IPv4ならばFramed-IP-Address AVP -> 端末2にアサインされるIPアドレス
(IPv6ならばFramed-Ipv6-Prefix -> 端末2にアサインされるIPアドレス)
(S243)PCRFは、緊急ポリシー要求のパラメータを判定する。パラメータCalled-Station-Id AVPにAPN(sos)が含まれており、且つ、Subscription-Id AVP又はUser-Equipment-Info AVPに端末番号IMEI若しくはその一部が含まれている場合に、「無認証の緊急アタッチが実行された」と判定する。
そして、PCRFは、緊急ポリシー応答(Gx: Credit Control Answer)を、PGWへ送信する。
(S244)PGWは、緊急ポリシー応答に基づいて緊急アクセス通信路を生成する。ここで、パラメータPCO(Protocol Configuration Options)に、端末2にアサインされるIPアドレスが含まれる。
そして、PGWは、緊急セッション生成応答(Create Session Response)をSGWへ送信する。
同様に、SGWも、緊急アクセス通信路を生成し、緊急セッション生成応答をMMEへ転送する。
(S25)EPC12のMMEは、緊急アタッチ成功応答(S1AP: INITIAL CONTEXT SETUP REQUEST / NAS: Attach Accept)を、eNB13へ送信する。
eNB13は、INITIAL CONTEXT SETUP REQUESTに基づいて緊急アクセス通信路を生成する。
そして、eNB13は、RRC Connection ReconfigurationメッセージにNAS: Attach Acceptを含めて、端末2へ送信する。
端末2は、RRC Connection Reconfiguration及びNAS: Attach Acceptに基づいて緊急アクセス通信路を確立する。また、NAS: Attach Accept に含まれるPCOには、端末2にアサインされるIPアドレスが含まれており、これを緊急アクセス通信路で利用する。
その後、端末2、eNB13及びMME間で、RRC Connection Reconfiguration処理とS1AP: INITIAL CONTEXT SETUP RESPONSE処理とが実行される。
(S26)端末2は、緊急アタッチ完了(NAS: Attach Complete)をeNB13に送信する。eNB13は、その信号をMMEへ転送する。
これによって、緊急アクセス通信路が確立し、緊急アタッチ/セッション確立手順が完了する。
[第3のステップ]
EPC(コアネットワーク制御装置)12のPCRFは、S243で「無認証の緊急アタッチが実行された」と判定した場合に、「緊急アクセス端末通知」を、アプリケーションサーバ11のAFへ送信する。緊急アクセス端末通知には、端末のアドレス情報としての「端末番号IMEI」及び「IPアドレス」が含められる。
これによって、アプリケーションサーバ11のAFは、緊急アクセス要求信号を受信した多数の端末2における「端末番号IMEI」及び「IPアドレス」を取得することができる。
[第4のステップ]
アプリケーションサーバ11は、アドレス情報に基づく端末から、「端末情報」を取得する。端末情報としては、「位置情報」であってもよいし、「電話番号」であってもよい。
アプリケーションサーバ11のAFは、緊急アクセス端末通知によって受信した「端末番号IMEI及びIPアドレス」と、既に取得した「位置情報又は電話番号」と、「取得時刻」とをテーブルとして記憶することも好ましい。緊急アクセス端末通知を受信した際に、所定時間だけ過去に、既に位置情報又は電話番号を取得した場合、第4のステップを実行する必要もない。
図4は、アプリケーションサーバが端末から位置情報又は電話番号を取得するためのシーケンス図である。
図4(a)は、アプリケーションサーバが端末から「位置情報」を取得するためのシーケンスを表す。端末情報は、当該端末のA−GPS(Assisted-GPS)測位方式に基づく位置情報であるとする。
最初に、アプリケーションサーバ11のSLPが、アドレス情報に基づく端末へ、位置情報取得要求(情報取得要求:SUPL INIT)を送信する。
これに対し、端末2は、アプリケーションサーバとの間でセキュア通信路を確立する。
そして、端末2は、アシストデータ要求(SUPL POS INIT)を、セキュア通信路を介してアプリケーションサーバ11のSLPへ送信する。
これに対し、アプリケーションサーバ11のSLPは、アシストデータ応答(SUPL POS)を、セキュア通信路を介して端末2へ返信する。
端末2は、アシストデータに基づいてGPS測位を実行し、位置測位終了通知(SUPL END)を、セキュア通信路を介してアプリケーションサーバ11のSLPへ送信する。
そして、端末2は、その位置情報を端末情報として、セキュア通信路を通してアプリケーションサーバ11へ送信する
図4(b)は、アプリケーションサーバが端末から「電話番号」を取得するためのシーケンスを表す。端末情報は、当該端末の電話番号であるとする。
最初に、アプリケーションサーバ11のAFが、アドレス情報に基づく端末へ、電話番号取得要求(情報取得要求)を送信する。
これに対し、端末2は、アプリケーションサーバとの間でセキュア通信路を確立する。
そして、端末2は、SIMカード又は端末メモリから電話番号MSISDNを取得し、その電話番号を端末情報として、セキュア通信路を通してアプリケーションサーバ11へ送信する。
以上、詳細に説明したように、本発明の端末情報取得方法、通信サービス装置及びプログラムによれば、緊急時に、移動通信サービスシステムが端末との間で加入者情報に基づく認証シーケンスを実行することなく、端末情報を取得することができる。これによって、事前に加入者情報を登録していないコアネットワークであっても、端末情報をセキュアに取得することができる。
本発明によれば、自然災害が発生した地域や、広域ネットワークとの通信が遮断された特定のイベント会場で、そこに滞在するユーザに通信サービスを提供することができる。また、例えば自然災害が発生した場合に、通信事業設備が未復旧の他事業者のユーザの通信を救済するために、通信事業設備が復旧済の事業者が、一時的に当該ユーザへ通信サービスを提供することもできる。
前述した本発明の種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の範囲の種々の変更、修正及び省略は、当業者によれば容易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であって、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ制約される。
1 通信サービス装置
11 アプリケーションサーバ
12 コアネットワーク制御装置
13 eNB
2 端末

Claims (11)

  1. 端末と、基地局、コアネットワーク制御装置及びアプリケーションサーバとを有するシステムについて、アプリケーションサーバが、端末とコアネットワーク制御装置との間で認証シーケンスを実行することなく、端末情報を取得する方法であって、
    基地局が、緊急アクセス要求信号を、端末へ同報発信する第1のステップと、
    端末が、コアネットワーク制御装置との間で、緊急アクセス通信路を確立する第2のステップと、
    コアネットワーク制御装置が、前記緊急アクセス通信路に基づく端末のアドレス情報を、アプリケーションサーバへ送信する第3のステップと、
    アプリケーションサーバが、前記アドレス情報に基づく端末から、端末情報を取得する第4のステップと
    を有することを特徴とする方法。
  2. 第4のステップについて、
    前記アプリケーションサーバが、前記アドレス情報に基づく端末へ、情報取得要求を送信し、
    前記端末が、アプリケーションサーバとの間でセキュア通信路を確立し、
    前記端末が、前記セキュア通信路を通して前記アプリケーションサーバへ、前記端末情報を送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 第4のステップについて、
    前記端末情報は、当該端末のA−GPS(Assisted-GPS)測位方式に基づく位置情報であり、
    前記アプリケーションサーバは、前記セキュア通信路を通して前記端末へ、アシストデータを送信し、
    前記端末は、前記アシストデータに基づいてGPS測位を実行し、その測位情報を前記端末情報として、前記セキュア通信路を通して前記アプリケーションサーバへ送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 第4のステップについて、
    前記端末情報は、当該端末の電話番号であり、
    前記端末は、前記電話番号を前記端末情報として、前記セキュア通信路を通して前記アプリケーションサーバへ送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. アプリケーションサーバは、CBC(Cell Broadcast Centre)機能を有しており、
    第1のステップについて、
    アプリケーションサーバが、コアネットワーク制御装置へ、緊急要求を送信し、
    コアネットワーク制御装置が、前記緊急要求に対応する前記緊急アクセス要求信号を、基地局を介して端末へ発信する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 第1のステップにおける前記緊急アクセス要求信号は、
    地震津波警報システムETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)のビットが付与されたページング信号と、地震津波警報システムETWSの第1報と第2報に相当するシステム情報ブロックとからなる、又は、
    システム情報ブロックのみからなる
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 第1のステップにおける前記緊急アクセス要求信号は、
    前記端末が第2のステップを起動する条件として、要求種別と、ランダムアクセスタイマ及び対象端末識別子とからなる、又は、
    要求種別のみからなる
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記コアネットワーク制御装置は、EPC(Evolved Packet Core)におけるMME(Mobility Management Entity)及びPCRF(Policy and Charging Rules Function)を備えており、
    第3のステップについて、前記PCRFが、前記緊急アクセス通信路に基づく端末のアドレス情報を、アプリケーションサーバへ送信する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記基地局、前記コアネットワーク制御装置及び前記アプリケーションサーバは、広域ネットワークに対して断絶された通信孤立地域に配置されたものである
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 基地局機能、コアネットワーク制御機能及びアプリケーションサーバ機能を一体的に組み込み、端末との間で認証シーケンスを実行することなく端末情報を取得する通信サービス装置であって、
    前記基地局機能は、緊急アクセス要求信号を、端末へ同報発信するものであり、
    前記コアネットワーク制御機能は、前記端末との間で、緊急アクセス通信路を確立し、当該緊急アクセス通信路に基づく端末のアドレス情報を、アプリケーションサーバ機能へ送信するものであり、
    前記アプリケーションサーバ機能は、前記アドレス情報に基づく端末から、端末情報を取得するものである
    ことを特徴とする通信サービス装置。
  11. 基地局機能、コアネットワーク制御機能及びアプリケーションサーバ機能を一体的に組み込み、端末との間で認証シーケンスを実行することなく端末情報を取得する通信サービス装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記基地局機能は、緊急アクセス要求信号を、端末へ同報発信するものであり、
    前記コアネットワーク制御機能は、前記端末との間で、緊急アクセス通信路を確立し、当該緊急アクセス通信路に基づく端末のアドレス情報を、アプリケーションサーバ機能へ送信するものであり、
    前記アプリケーションサーバ機能は、前記アドレス情報に基づく端末から、端末情報を取得するものである
    ようにコンピュータを機能させることを特徴とする通信サービス装置用のプログラム。
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