JP6497452B2 - 受電装置及び受電制御プログラム - Google Patents

受電装置及び受電制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、非接触型給電装置から受電する技術に関する。
例えば磁界共鳴方式の非接触型給電の場合、給電装置と受電装置とが或る程度離れていても電力供給できる。このような非接触型給電によれば、受電装置が近距離無線通信によって給電装置を検出し、検出した給電装置に給電を要求することによって、充電の手順を自動化することが考えられる。但し、一般的に近距離無線による通信距離の方が、給電可能な距離よりも長いので、検出した当該給電装置からの電力供給が失敗することもある。
また、受電装置は、複数の給電装置を検出することもある。
特開2013−172502号公報
本発明の目的は、一側面では、無用な給電要求を減らすことである。
一態様の受電装置は、(A)近距離無線通信によって給電装置を検出する検出部と、(B)複数の給電装置を検出した場合に、当該複数の給電装置のうち、電力供給を受けた実績がある給電装置が登録される実績リストに含まれる給電装置を優先して選択する選択部と、(C)近距離無線通信によって、選択した給電装置に対してワイヤレス給電を要求する要求部と、(D)未登録の給電装置から電力供給を受けた場合に、当該給電装置を実績リストに登録する登録部とを有する。
一側面においては、無用な給電要求を減らすことができる。
図1は、受電装置及び給電装置の配置例を示す図である。 図2は、シーケンスの例を示す図である。 図3は、検出リストの例を示す図である。 図4は、実績リストの例を示す図である。 図5は、シーケンスの例を示す図である。 図6は、実績リストの例を示す図である。 図7は、シーケンスの例を示す図である。 図8は、給電装置のハードウエア構成例を示す図である。 図9は、受電装置のハードウエア構成例を示す図である。 図10は、受電装置のモジュール構成例を示す図である。 図11は、メイン処理(A)フローを示す図である。 図12は、メイン処理(A)フローを示す図である。 図13は、メイン処理(A)フローを示す図である。 図14は、選択処理(A)フローを示す図である。 図15は、実施の形態2に係る受電装置及び給電装置の配置例を示す図である。 図16は、実施の形態2に係る検出リストの例を示す図である。 図17は、実施の形態2に係る実績リストの例を示す図である。 図18は、メイン処理(B)フローを示す図である。 図19は、選択処理(B)フローを示す図である。 図20は、実施の形態3に係る検出リストの例を示す図である。 図21は、実施の形態3に係る検出リストの例を示す図である。 図22は、メイン処理(C)フローを示す図である。 図23は、メイン処理(C)フローを示す図である。 図24は、メイン処理(C)フローを示す図である。 図25は、メイン処理(C)フローを示す図である。
[実施の形態1]
図1に、受電装置101及び給電装置103の配置例を示す。受電装置101は、給電装置103からの電力供給を受けて充電する。受電装置101は、例えば携帯電話端末又はウェアラブル端末のような携帯型電子機器である。受電装置101は、自動車、自転車又はドローンのような自ら移動する装置であってもよい。
従来の電磁誘導方式によるワイヤレス給電では、受電装置101を給電装置103に近接させて給電する。一方、磁界共鳴方式によるワイヤレス給電では、数十センチメートル〜数メートル離れていても給電することができる。磁界共鳴方式によるワイヤレス給電は、非接触のワイヤレス給電方式の一種である。
磁界共鳴方式によるワイヤレス給電では、磁界共鳴とは別に近距離無線による通信路を確立し、その通信路を介して電力供給の制御を行う。具体的には、受電装置101や給電装置103のID、受電電力値など、電力供給に必要なパラメータを通信する。
給電範囲105aは、給電装置103aによる電力供給が成功する範囲である。給電範囲105bは、給電装置103bによる電力供給が成功する範囲である。通信範囲107aは、給電装置103aによる近距離無線通信が成功する範囲である。通信範囲107bは、給電装置103bによる近距離無線通信が成功する範囲である。通信範囲107aは、給電範囲105aより広い。また、通信範囲107bは、給電範囲105bより広い。
この例の受電装置101は、通信範囲107a内に位置するので、近距離無線通信によって給電装置103aを検出する。但し、受電装置101が給電範囲105aの外側に位置するので、給電装置103aから受電装置101への電力供給は失敗する。
一方、受電装置101は、通信範囲107b内に位置するので、近距離無線通信によって給電装置103bを検出する。そして、受電装置101が給電範囲105b内に位置するので、給電装置103bから受電装置101への電力供給は成功する。
従来では、受電装置101が給電装置103a及び給電装置103bを検出した時点で、それぞれの給電装置103からの電力供給に関する成否は、判別できない。もし、先に給電装置103aに対して電力供給を要求すれば、無用な通信を行うことになる。また、受電の開始も遅れる。
本実施の形態では、受電装置101において、一度電力供給が成功した給電装置103を、自ら保持する実績リストに登録する。そして、次回から実績リストに登録されている給電装置103に対して先に給電要求を送る。受電装置101と給電装置103との配置が、毎度およそ同じであると仮定すれば、2回目以降において無用な通信を行わなくなる。また、受電の開始も遅れない。
図2に、シーケンスの例を示す。給電装置103aのIDは、PS020735であるものとする。給電装置103bのIDは、PS064824であるものとする。以下、給電装置103のIDを給電装置IDということがある。
受電装置101は、まず近距離無線通信によって近くの給電装置103を探索する。給電装置103aは、近距離無線通信のビーコン(給電装置103aのIDを含む。)を送信している(S201)。給電装置103bも、近距離無線通信のビーコン(給電装置103bのIDを含む。)を送信している(S203)。受電装置101は、これらのビーコンを受信することによって、給電装置103a及び給電装置103bを検出する(S205)。そして、受電装置101は、検出した給電装置103aのID及び給電装置103bのIDを、自ら保持する検出リストに登録する(S207)。検出リストは、給電装置103を探索する度、新たに生成される。
図3に、検出リストの例を示す。この例における検出リストは、検出した給電装置103に対応するレコード(以下、検出レコードという。)を有している。検出レコードは、給電装置IDを設定するためのフィールドと、選択フラグのフィールドとを有している。初期状態で、選択フラグはOFFに設定されている。給電要求先として給電装置103を選択すると、当該給電装置103に対応する選択フラグがONに切り替わる。この例における1番目の検出レコードは、給電装置103aに対応し、同じく2番目の検出レコードは、給電装置103bに対応する。
図2の説明に戻る。次に、受電装置101は、検出した給電装置103の各々を実績リストと照合して、同じ給電装置103が実績リストに登録されているか否かを判定する。
図4に、実績リストの例を示す。実績リストは、電力供給の実績がある給電装置103のIDを設定するためのレコード(以下、実績レコードという。)を有している。この例では、給電装置103a及び給電装置103bは登録されていないものとする。図示した給電装置ID「PS012345」は、他の場所で登録されたものと想定する。
図2の説明に戻る。この例では、一致する給電装置103がないと判定する(S209)。一致する給電装置103がない場合には、検出した給電装置103のいずれかを選択する。この例では、検出リストの順に従って、給電装置103aを選択する(S211)。
そして、受電装置101は、選択した給電装置103aに対して、通信路確立を要求する(S213)。具体的には、通信路確立の要求信号が給電装置103aに送られる(S215)。
給電装置103aは、通信路確立の要求信号を受けると、受電装置101へ応答する(S217)。具体的には、通信路確立の要求に対する応答信号が受電装置101に送られる(S219)。
受電装置101は、通信路確立の要求に対する応答信号を受けると、通信路確立処理を実行する(S221)。また、給電装置103aも、通信路確立処理を実行する(S223)。そして、受電装置101と給電装置103aとの間に、通信路が確立する。
この通信路を介して、受電装置101は、給電装置103aに給電を要求する(S225)。具体的には、給電の要求信号が給電装置103aに送られる(S227)。
給電装置103aは、給電の要求信号を受けると、受電装置101へ応答する(S229)。具体的には、給電の要求に対する応答信号が受電装置101に送られる(S231)。
そして、給電装置103aは、給電動作を開始する(S233)。しかし、受電装置101は、給電装置103aの給電範囲105aの外側に位置するので、受電しない。その結果、受電装置101は、受電失敗と判定する(S235)。
シーケンスは、端子A及び端子Bを介して、図5に続く。受電装置101は、検出リストから、次に給電装置103bを選択する(S501)。
そして、受電装置101は、選択した給電装置103bに対して、通信路確立を要求する(S503)。具体的には、通信路確立の要求信号が給電装置103bに送られる(S505)。
給電装置103bは、通信路確立の要求信号を受けると、受電装置101へ応答する(S507)。具体的には、通信路確立の要求に対する応答信号が受電装置101に送られる(S509)。
受電装置101は、通信路確立の要求に対する応答信号を受けると、通信路確立処理を実行する(S511)。また、給電装置103bも、通信路確立処理を実行する(S513)。そして、受電装置101と給電装置103bとの間に、通信路が確立する。
この通信路を介して、受電装置101は、給電装置103bに給電を要求する(S515)。具体的には、給電の要求信号が給電装置103bに送られる(S517)。
給電装置103bは、給電の要求信号を受けると、受電装置101へ応答する(S519)。具体的には、給電の要求に対する応答信号が受電装置101に送られる(S521)。
そして、給電装置103bは、給電動作を開始する(S523)。受電装置101は、給電装置103bの給電範囲105bの中に位置するので、受電動作を開始する(S525)。受電が成功したので、受電装置101は、給電装置103bのIDを実績リストに登録する(S527)。
その結果、図6に示すように、実績リストに、給電装置ID「PS064824」が設定された第2レコードが加えられる。
図7を用いて、次の充電機会におけるシーケンスについて説明する。受電装置101は、前回と同様に図1に示した位置にあるものとする。
給電装置103aは、近距離無線通信のビーコン(給電装置103aのIDを含む。)を送信している(S701)。給電装置103bも、近距離無線通信のビーコン(給電装置103bのIDを含む。)を送信している(S703)。受電装置101は、これらのビーコンを受信することによって、給電装置103a及び給電装置103bを検出する(S705)。そして、受電装置101は、検出した給電装置103aのID及び給電装置103bのIDを、検出リストに登録する(S707)。
受電装置101は、実績リストと照合して、一致する給電装置103があると判定する(S709)。一致する給電装置103がある場合には、当該給電装置103を選択する。この例では、ID=064824が一致するので、受電装置101は、給電装置103bを選択する(S711)。
そして、受電装置101は、選択した給電装置103bに対して、通信路確立を要求する(S713)。具体的には、通信路確立の要求信号が給電装置103bに送られる(S715)。
給電装置103bは、通信路確立の要求信号を受けると、受電装置101へ応答する(S717)。具体的には、通信路確立の要求に対する応答信号が受電装置101に送られる(S719)。
受電装置101は、通信路確立の要求に対する応答信号を受けると、通信路確立処理を実行する(S721)。また、給電装置103bも、通信路確立処理を実行する(S723)。そして、受電装置101と給電装置103bとの間に、通信路が確立する。
この通信路を介して、受電装置101は、給電装置103bに給電を要求する(S725)。具体的には、給電の要求信号が給電装置103bに送られる(S727)。
給電装置103bは、給電の要求信号を受けると、受電装置101へ応答する(S729)。具体的には、給電の要求に対する応答信号が受電装置101に送られる(S731)。
そして、給電装置103bは、給電動作を開始する(S733)。受電装置101は、給電装置103bの給電範囲105bの中に位置するので、受電動作を開始する(S735)。
このように、受電装置101は、給電装置103aとの間の無用な通信を行わないようになる。
図8に、給電装置103のハードウエア構成例を示す。給電装置103は、CPU(Central Processing Unit)801、ROM(Read Only Memory)803、RAM(Random Access Memory)805、通信アンテナ807、通信回路809、送電アンテナ811、送電回路813及び電源回路815を有する。
CPU801は、給電装置103を制御するためのプログラムを実行する。ROM803は、CPU801で実行されるプログラムを保持する。RAM805は、CPU801がプログラムを実行する際のロード領域として用いられる。通信アンテナ807は、受電装置101と近距離無線通信を行うための電波を送り又は受ける。通信回路809は、通信アンテナ807が送る電波の信号を生成し、且つ通信アンテナ807が受けた電波の信号を解析する。送電アンテナ811は、磁界共鳴方式の電力供給において、受電装置101の受電アンテナと磁界共鳴を行う。送電回路813は、電源回路815から得た電力を、磁界共鳴により供給するように送電アンテナ811に送出する。電源回路815は、外部電源(例えば、交流電源)からの電力を送電回路813への電力に変換する。
図9に、受電装置101のハードウエア構成例を示す。受電装置101は、CPU901、ROM903、RAM905、不揮発性メモリ907、通信アンテナ909、通信回路911、受電アンテナ913、受電回路915及び電源回路917を有する。
CPU901は、受電装置101を制御するためのプログラムを実行する。ROM903は、CPU901で実行されるプログラムを保持する。RAM905は、CPU901がプログラムを実行する際のロード領域として用いられる。不揮発性メモリ907は、検出リスト及び実績リストを記憶する。通信アンテナ909は、給電装置103と近距離無線通信を行うための電波を送り又は受ける。通信回路911は、通信アンテナ909が送る電波の信号を生成し、且つ通信アンテナ909が受けた電波の信号を解析する。受電アンテナ913は、磁界共鳴方式の電力供給において、給電装置103が生じさせる磁界と共鳴する。受電回路915は、受電アンテナ913から得た電力を電源回路917に提供する。更に、受電回路915は、受電電力を測定する。電源回路917は、受電回路915から提供される電力を受電装置101内の電子デバイス(或いは駆動装置)に適した電圧に変換する。電源回路917は、更に、受電回路915から提供される電力を充電する。
図10に、受電装置101のモジュール構成例を示す。受電装置101は、検出部1001、選択部1003、要求部1005、受電処理部1007、登録部1009、検出リスト記憶部1021及び実績リスト記憶部1023を有する。
検出部1001は、近距離無線通信によって給電装置103を検出する。選択部1003は、給電装置103を複数検出した場合に、1つずつ給電装置103を選択する。要求部1005は、選択した給電装置103に、ワイヤレスによる電力供給を要求する。受電処理部1007は、受電回路915を制御して、ワイヤレスによる電力供給を受ける処理を行う。登録部1009は、電力供給源となった給電装置103を実績リストに登録する。検出リスト記憶部1021は、検出リストを記憶する。実績リスト記憶部1023は、実績リストを記憶する。
上述した検出部1001、選択部1003、要求部1005、受電処理部1007及び登録部1009、は、ハードウエア資源(例えば、図9)と、以下で述べる処理をプロセッサ(例えば、CPU901)に実行させるプログラムとを用いて実現される。
上述した検出リスト記憶部1021及び実績リスト記憶部1023は、ハードウエア資源(例えば、図9)を用いて実現される。
続いて、受電装置101における処理について説明する。例えば充電量が閾値を下回った場合に、メイン処理が起動される。本実施の形態では、メイン処理(A)が起動される。図11に、メイン処理(A)フローを示す。検出部1001は、探索タイミングを待つ(S1101)。この例で、検出部1001は、周期的に給電装置103を探索する。
探索タイミングに至ると、検出部1001は、まず検出リストを初期化する(S1103)。初期状態における検出リストには、未だ検出レコードがない。
検出部1001は、探索期間において未受信のビーコンを受信したか否かを判定する(S1105)。つまり、検出部1001は、現在認識していない、新しいビーコンを受信したか否かを判定する。
未受信のビーコンを受信したと判定した場合には、検出部1001は、新たな検出レコードを設け(S1107)、ビーコンに含まれている給電装置IDを当該検出レコードに設定する(S1109)。検出部1001は、更に当該検出レコードにおける選択フラグをOFFに設定する(S1111)。そして、S1113に示した処理に移る。
一方、S1105において未受信のビーコンを受信しなかったと判定した場合には、そのままS1113に示した処理に移る。
検出部1001は、探索期間を経過したか否かを判定する(S1113)。探索期間は、例えばS1101における探索タイミングから所定時間長の期間である。探索期間を経過していないと判定した場合には、S1105に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、探索期間を経過したと判定した場合には、選択部1003は、当該探索期間において1台以上の給電装置103を検出したか否かを判定する(S1115)。つまり、選択部1003は、検出レコードが1つ以上設定されているか否かを判定する。
当該探索期間において1台も給電装置103を検出しなかったと判定した場合には、そのままS1101に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
当該探索期間において1台以上の給電装置103を検出したと判定した場合には、端子Cを介して、図12に示したS1201の処理に移る。
図12の説明に移る。選択部1003は、選択処理を実行する(S1201)。選択処理では、所定の手順で検出リストから1つずつ給電装置103のIDを選択する。本実施の形態では、選択処理(A)を実行する。選択処理(A)については、図14を用いて後述する。
選択処理を終えると、要求部1005は、選択処理において給電装置IDを選択したか否かを判定する(S1203)。尚、選択部1003は、すべての給電装置IDを選択しつくすと、例え次の選択処理を行うことになっても給電装置IDを選択しない。
選択処理において給電装置IDを選択したと判定した場合には、要求部1005は、当該IDによって特定される給電装置103へ通信路確立の要求信号を送信する(S1205)。そして、要求部1005は、通信路確立の要求に対する応答信号を受信したか否かを判定する(S1207)。通信路確立の要求に対する応答信号を受信していないと判定した場合には、要求部1005は、応答期間を経過したか否かを判定する(S1209)。応答期間を経過していないと判定した場合には、S1207に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。応答期間を経過したと判定した場合には、S1201に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。つまり、選択部1003が、次の給電装置IDを選択する。
一方、S1207において、通信路確立の要求に対する応答信号を受信したと判定した場合には、要求部1005は、通信路確立処理を実行する(S1211)。
そして、通信路が確立すると、要求部1005は、給電の要求信号を給電装置103へ送信する(S1213)。要求部1005は、給電の要求に対する応答信号を受信したか否かを判定する(S1215)。給電の要求に対する応答信号を受信していないと判定した場合には、要求部1005は、応答期間を経過したか否かを判定する(S1217)。応答期間を経過していないと判定した場合には、S1215に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。応答期間を経過したと判定した場合には、S1201に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。つまり、選択部1003が、次の給電装置IDを選択する。
一方、S1215において、給電の要求に対する応答信号を受信したと判定した場合には、端子Dを介して、図13に示したS1301の処理に移る。
図13の説明に移る。受電処理部1007は、給電装置103から受電したか否かを判定する(S1301)。給電装置103から受電したと判定した場合には、受電処理部1007は、充電が完了するまで、受電動作を継続する(S1305)。尚、図12のS1213において継続的な給電を要求した場合には、改めて処理を行わなくてもよい。S1213において一時的な給電を要求した場合には、改めて継続的な電力供給を要求する。登録部1009は、実績リストに新たな実績レコードを設けて、給電装置103のIDを当該実績レコードに設定する(S1307)。但し、当該給電装置103のIDが既に登録されている場合には、S1307の処理を省く。そして、メイン処理(A)を終える。
一方、S1301において給電装置103から受電していないと判定した場合には、受電処理部1007は、待機期間を経過したか否かを判定する(S1303)。待機期間を経過していないと判定した場合には、S1301に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。待機期間を経過したと判定した場合には、受電が失敗したことになるので、端子Eを介して、図12に示したS1201の処理に移る。そして、選択部1003が、次の給電装置IDを選択する。
図12の説明に戻る。上述したように、S1201で実行した選択処理において、検出リストに含まれる給電装置IDがすべて選択され、未選択の給電装置IDが無くなった場合には、給電装置IDが選択されない。そのようになれば、S1203において給電装置IDを選択しなかったと判定して、端子Fを介して、図11に示したS1101の処理に移る。つまり、当該探索タイミングにおいて受電せずに、次の探索タイミングを待つ。
図14に、選択処理(A)フローを示す。選択部1003は、検出リストに、未選択の給電装置IDがあるか否かを判定する(S1401)。具体的には、選択部1003は、選択フラグがOFFである検出レコードがあるか否かを判定する。選択フラグがOFFである検出レコードがある場合に、選択部1003は、未選択の給電装置IDがあると判定する。選択フラグがOFFである検出レコードがない場合に、選択部1003は、未選択の給電装置IDがないと判定する。
未選択の給電装置IDがないと判定した場合には、選択部1003は、給電装置IDを選択しない(S1403)。そして、選択処理(A)を終えて、呼び出し元のメイン処理(A)に復帰する。
一方、未選択の給電装置IDがあると判定した場合には、選択部1003は、実績リストに1つ以上の給電装置IDが登録されているか否かを判定する(S1405)。実績リストに1つ以上の給電装置IDが登録されていると判定した場合には、選択部1003は、実績リストの給電装置IDを1つ特定する(S1407)。実績リストにおける給電装置IDを特定する順序は、任意である。そして、選択部1003は、特定した給電装置IDが、検出リストにおける未選択の給電装置IDのいずれかと一致するか否かを判定する(S1409)。
S1407で特定した給電装置IDが、検出リストにおける未選択の給電装置IDのいずれかと一致すると判定した場合には、選択部1003は、当該給電装置IDを選択する(S1411)。更に、選択部1003は、検出リストにおいて当該給電装置IDに対応する選択フラグをONに設定する(S1413)。選択フラグがONになれば、当該給電装置IDは、次回以降の選択処理で選択されない。そして、選択処理(A)処理を終えると、呼び出し元のメイン処理(A)に復帰する。
一方、S1409において、S1407で特定した給電装置IDが、検出リストにおける未選択の給電装置IDのいずれとも一致しないと判定した場合には、選択部1003は、実績リストに、未特定の給電装置IDがあるか否かを判定する(S1415)。実績リストに、未特定の給電装置IDがあると判定した場合には、S1407に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
一方、実績リストに、未特定の給電装置IDがないと判定した場合には、S1417の処理に移る。
また、S1405において、実績リストに1つも給電装置IDが登録されていないと判定した場合にも、S1417の処理に移る。
選択部1003は、検出リストにおける未選択の給電装置IDを1つ特定する(S1417)。例えば、選択部1003は、検出リストの順序に従って給電装置IDを特定する。但し、特定の仕方は、任意である。そして、選択部1003は、当該給電装置IDを選択する(S1419)。選択部1003は、検出リストにおいて当該給電装置IDに対応する選択フラグをONに設定する(S1421)。選択処理(A)処理を終えると、呼び出し元のメイン処理(A)に復帰する。
本実施の形態によれば、無用な給電要求を減らすことができる。
例えば、通信量を抑制できる面がある。また、受電を早く開始させることができる面がある。更に、想定外の給電装置103(例えば、隣家の給電装置103)との通信を回避できる面もある。
[実施の形態2]
本実施の形態では、近距離無線通信のビーコンによって複数の給電装置103を検出した場合に、ビーコンの電波強度が高い方の給電装置103を優先的に選択する例について説明する。
図15に、実施の形態2に係る受電装置101及び給電装置103の配置例を示す。給電装置103cのIDは、PS085934であるものとする。
給電範囲105cは、給電装置103cによる電力供給が成功する範囲である。通信範囲107cは、給電装置103cによる近距離無線通信が成功する範囲である。通信範囲107cは、給電範囲105cより広い。
受電装置101は、通信範囲107a、通信範囲107b及び通信範囲107cの中に位置する。受電装置101は、給電範囲105b及び給電範囲105cに含まれるが、給電範囲105aには含まれない。この例では、給電装置103cのビーコンを受電装置101が受信する際の電波強度が、給電装置103bのビーコンを受電装置101が受信する際の電波強度よりも高いと想定する。
給電装置103bと給電装置103cとのいずれのIDも実績リストに登録されていない段階では、電波強度が高いビーコンの送信元である給電装置103cを先に選択する。
給電装置103bと給電装置103cとのいずれか一方のIDが実績リストに登録されていれば、実績リストに登録されているIDに相当する給電装置103を先に選択する。
給電装置103bと給電装置103cとの両方のIDが実績リストに登録されていれば、電波強度が高いビーコンの送信元である給電装置103cを先に選択する。
電波強度が高い方の給電装置103がより近くにあると想定されるので、受電が成功する可能性が高い。従って、無用な電力供給の要求を行う頻度が低くなる。
図16に、実施の形態2に係る検出リストの例を示す。本実施の形態における検出レコードは、電波強度を設定するためのフィールドを有している。この例における1番目の検出レコードは、給電装置103aに対応し、同じく2番目の検出レコードは、給電装置103bに対応し、同じく3番目の検出レコードは、給電装置103cに対応する。
1番目の検出レコードは、給電装置103aから受信したビーコンにおける電波強度が「S1」であったことを示している。2番目の検出レコードは、給電装置103bから受信したビーコンにおける電波強度が「S2」であったことを示している。3番目の検出レコードは、給電装置103cから受信したビーコンにおける電波強度が「S3」であったことを示している。
図17に、実施の形態2に係る実績リストの例を示す。実績リストの構成は、実施の形態1の場合と同様である。この例における1番目の実績レコードは、給電装置103bに対応し、2番目の実績レコードは、給電装置103cに対応する。つまり、この例は、給電装置103bと給電装置103cとが既に登録されていることを想定している。尚、3番目の実績レコードは、他の場所で登録されたものと想定する。
本実施の形態では、メイン処理(A)に代えて、メイン処理(B)を実行する。図18に、メイン処理(B)フローを示す。S1101乃至S1111に示した処理は、図11の場合と同様である。検出部1001は、ビーコンを受信した際の電波強度を、S1107で設けた新たな検出レコードに設定する(S1801)。S1113及びS1115に示した処理は、図11の場合と同様である。端子C以降の処理は、メイン処理(A)の場合と同様である。
また、本実施の形態では、図14に示した選択処理(A)に代えて、選択処理(B)を実行する。図19に、選択処理(B)フローを示す。S1901乃至S1905に示した処理は、図14に示したS1401乃至S1405の場合と同様である。
S1905において、実績リストに1つ以上の給電装置IDが登録されていると判定した場合には、選択部1003は、検出リストにおける未選択の給電装置IDを、電波強度が高い順に1つ特定する(S1907)。
選択部1003は、S1907において特定した給電装置IDが、実績リストにおける給電装置IDのいずれかと一致するか否かを判定する(S1909)。S1907において特定した給電装置IDが、実績リストにおける給電装置IDのいずれかと一致すると判定した場合には、選択部1003は、当該給電装置IDを選択する(S1911)。更に、選択部1003は、検出リストにおいて当該給電装置IDに対応する選択フラグをONに設定する(S1913)。そして、選択処理(B)処理を終えると、呼び出し元のメイン処理(B)に復帰する。
一方、S1909において、S1907で特定した給電装置IDが、実績リストにおける給電装置IDのいずれとも一致しないと判定した場合には、選択部1003は、検出リストにおける未選択の給電装置IDのうち、S1907において未特定のものがあるか否かを判定する(S1915)。
検出リストにおける未選択の給電装置IDのうち、未特定のものがあると判定した場合には、S1907に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。つまり、選択部1003は、次に電波強度が高い送電装置IDを選択する。
一方、検出リストにおける未選択の給電装置IDのうち、未特定のものがないと判定した場合には、S1917の処理に移る。
また、S1905において、実績リストに1つも給電装置IDが登録されていないと判定した場合にも、S1917の処理に移る。
選択部1003は、検出リストにおける未選択の給電装置IDのうち、電波強度が最も高いものを1つ特定する(S1917)。
S1919及びS1921に示した処理は、図14に示したS1419及びS1421の場合と同様である。選択処理(B)を終えると、呼び出し元のメイン処理(B)に復帰する。
本実施の形態によれば、近距離無線通信の電波強度がより高い給電装置を優先して選択するので、効果的に受電すると期待できる。
[実施の形態3]
本実施の形態では、実績リストに登録する給電装置103のデータを収集するモード(以下、収集モードという。)の例について説明する。また、本実施の形態では、受電電力がより大きい給電装置103を選択するようにする。
以下では、実施の形態1で説明したメイン処理(A)及び実施の形態2で説明したメイン処理(B)を通常モードという。通常モードでは、選択した給電装置103からの電力供給が成功すれば、その他の給電装置103からの受電は行わない。その結果、他の給電装置103は、実績リストに登録されない。
本実施の形態で説明する収集モードでは、検出した給電装置103の各々における一時的な電力供給を試行し、実績リストに登録する給電装置103のデータを収集する。つまり、収集モードで複数の給電装置103に関して受電が成功した場合には、受電が成功した給電装置103のいずれも実績リストに登録する。
このように、収集モードにおいて多くの給電装置103を実績リストに登録すれば、次の通常モードにおいて、実績のある一部の給電装置103における給電に支障が生じても、実績のある別の給電装置103を優先して選択するようになる。例えば、同一の給電装置103に負荷が集中した場合にも、無用な給電要求を行わなくて済む。
尚、以下の説明は、図15に示した配置を想定し、給電装置103cからの受電電力が給電装置103bからの受電電力より大きいものとする。従って、この例では給電装置103cを優先的に選択する。受電電力が大きい給電装置103から受電すれば、充電が早く完了する。
図20に、給電装置103を検出した段階における検出リストの例を示す。本実施の形態における検出レコードは、給電装置IDを設定するためのフィールドと、受電フラグのフィールドと、受電電力を設定するためのフィールドとを有している。
この例における1番目の検出レコードは、給電装置103aに対応し、同じく2番目の検出レコードは、給電装置103bに対応し、同じく3番目の検出レコードは、給電装置103cに対応する。この段階では、未だ給電装置103による一時的な電力供給を試行していないので、受電フラグはOFFである。また、受電電力も未設定である。
図21に、一時的な電力供給を試行した後の検出リストの例を示す。この例は、給電装置103b及び給電装置103cによる一時的な電力供給によって受電が成功した状態を示している。従って、給電装置103bに対応する2番目の検出レコードの受電フラグはONに切り替わり、受電電力の値が設定されている。同様に、給電装置103cに対応する3番目の検出レコードの受電フラグもONに切り替わり、受電電力の値が設定されている。そして、給電装置103cからの受電電力「E3」が給電装置103bからの受電電力「E2」よりも大きいものとする。
一方、給電装置103aによる一時的な電力供給による受電は失敗したと想定するので、給電装置103aに対応する1番目の検出レコードの受電フラグはOFFのままであり、受電電力の値も設定されていない。
図22に、収集モードであるメイン処理(C)フローを示す。S1101乃至S1109に示した処理は、図11の場合と同様である。検出部1001は、S1107で設けた新たな検出レコードにおける受電フラグをOFFに設定する(S2201)。尚、受電電力は、未設定である。S1113及びS1115に示した処理は、図11の場合と同様である。S1115の処理を終えると、端子Gを介して、図23に示したS1201の処理に移る。
図23の説明に移る。S1201乃至S1217に示した処理は、図12の場合と同様である。S1215において、給電の要求に対する応答信号を受信したと判定した場合には、端子Hを介して、図24に示したS1301の処理に移る。
図24の説明に移る。S1301及びS1303に示した処理は、図13の場合と同様である。S1303において待機期間を経過したと判定した場合には、受電が失敗したことになるので、端子Iを介して図23のS1201に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
S1301において給電装置103から受電したと判定した場合には、受電処理部1007は、受電動作を中断する(S2401)。この例は、図23のS1213において継続的な給電を要求した場合を想定している。但し、S1213において一時的な給電を要求した場合には、改めて処理を行わなくてもよい。登録部1009は、S1201の選択処理で選択した給電装置IDの検出レコードにおける受電フラグをONにする(S2403)。登録部1009は、当該検出レコードに、受電回路915で測定した受電電力を設定する(S2405)。登録部1009は、実績リストに新たな実績レコードを設けて、S1201の選択処理で選択した給電装置IDを当該実績レコードに設定する(S2407)。但し、当該給電装置IDが既に登録されている場合には、S2407の処理を省く。そして、端子Iを介して図23のS1201に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
図23の説明に戻る。図23のS1203で、給電装置IDが選択されていないと判定した場合には、端子Jを介して図25のS2501に示した処理に移る。尚、この例では、実施の形態1で説明した選択処理(A)を行う。但し、実施の形態2と同様に選択処理(B)を行うようにしてもよい。
図25の説明に移る。選択部1003は、受電フラグがONである検出レコードがあるか否かを判定する(S2501)。つまり、選択部1003は、いずれかの給電装置103から受電したか否かを判定する。
受電フラグがONである検出レコードがあると判定した場合には、選択部1003は、受電フラグがONである検出レコードのうち、最も大きい受電電力が設定されている検出レコードにおける給電装置IDを選択する(S2503)。
受電処理部1007は、選択したIDが示す給電装置103からの受電動作を再開する(S2505)。受電処理部1007は、充電が完了するまで、受電動作を継続する(S2507)。
一方、S2501において、受電フラグがONである検出レコードがないと判定した場合には、端子Kを介して図22のS1101に示した処理に戻って、上述した処理を繰り返す。
本実施の形態によれば、実績リストに登録する給電装置103を増やせる。
また、受電電力がより大きかった給電装置103に対してワイヤレス給電を要求するので、効果的に受電することができる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上述の機能ブロック構成はプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各記憶領域の構成は一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ、処理の順番を入れ替えることや複数の処理を並列に実行させるようにしても良い。
以上述べた実施の形態をまとめると、以下のようになる。
一態様の受電装置は、(A)近距離無線通信によって給電装置を検出する検出部と、(B)複数の給電装置を検出した場合に、当該複数の給電装置のうち、電力供給を受けた実績がある給電装置が登録される実績リストに含まれる給電装置を優先して選択する選択部と、(C)近距離無線通信によって、選択した給電装置に対してワイヤレス給電を要求する要求部と、(D)未登録の給電装置から電力供給を受けた場合に、当該給電装置を実績リストに登録する登録部とを有する。
このようにすれば、無用な給電要求を減らすことができる。つまり、同様の位置関係を前提として、実績のある給電装置から安定的に給電を受けることができる。
更に、所定モードにおいて、上記要求部は、上記複数の給電装置の各々に対してワイヤレス給電を要求し、一時的な電力供給を試みるようにしてもよい。上記所定モードにおいて、上記登録部は、上記複数の給電装置のうち、一時的な電力供給を受けた給電装置を実績リストに登録するようにしてもよい。
このようにすれば、実績リストに登録する給電装置を増やせる。
更に、上記所定モードにおいて、上記複数の給電装置のうち2以上の給電装置から一時的な電力供給を受けた場合に、上記選択部は、当該2以上の給電装置のうち、受電電力がより大きかった給電装置を選択するようにしてもよい。そして、上記所定モードにおいて、上記要求部は、受電電力がより大きかった給電装置に対して再びワイヤレス給電を要求するようにしてもよい。
このようにすれば、効果的に受電することができる。
更に、複数の給電装置のうち2以上の給電装置が実績リストに含まれる場合に、上記選択部は、当該2以上の給電装置のうち、近距離無線通信の電波強度がより高い給電装置を優先して選択するようにしてもよい。
このようにすれば、効果的に受電すると期待できる。
なお、上記受電装置の処理をプロセッサに行わせるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納されるようにしてもよい。尚、中間的な処理結果は、一般的にメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。

Claims (5)

  1. 近距離無線通信によって給電装置を検出する検出部と、
    複数の給電装置を検出した場合に、当該複数の給電装置のうち、電力供給を受けた実績がある給電装置が登録される実績リストに含まれる給電装置を、前記実績リストに含まれない給電装置よりも優先して選択する選択部と、
    前記近距離無線通信によって、選択した前記給電装置に対してワイヤレス給電を要求する要求部と、
    未登録の給電装置から電力供給を受けた場合に、当該給電装置を前記実績リストに登録する登録部と
    を有する受電装置。
  2. 所定モードにおいて、前記要求部は、前記複数の給電装置の各々に対してワイヤレス給電を要求し、一時的な電力供給を試み、
    前記所定モードにおいて、前記登録部は、前記複数の給電装置のうち、前記一時的な電力供給を受けた給電装置を前記実績リストに登録する
    請求項1記載の受電装置。
  3. 前記所定モードにおいて、前記複数の給電装置のうち2以上の給電装置から前記一時的な電力供給を受けた場合に、前記選択部は、当該2以上の給電装置のうち、受電電力がより大きかった給電装置を選択し、
    前記所定モードにおいて、前記要求部は、前記受電電力がより大きかった前記給電装置に対して再びワイヤレス給電を要求する
    請求項2記載の受電装置。
  4. 前記複数の給電装置のうち2以上の給電装置が前記実績リストに含まれる場合に、前記選択部は、当該2以上の給電装置のうち、前記近距離無線通信の電波強度がより高い給電装置を優先して選択する
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載の受電装置。
  5. 近距離無線通信によって給電装置を検出し、
    複数の給電装置を検出した場合に、当該複数の給電装置のうち、電力供給を受けた実績がある給電装置が登録される実績リストに含まれる給電装置を、前記実績リストに含まれない給電装置よりも優先して選択し、
    前記近距離無線通信によって、選択した前記給電装置に対してワイヤレス給電を要求し、
    未登録の給電装置から電力供給を受けた場合に、当該給電装置を前記実績リストに登録する
    処理をコンピュータに実行させる受電制御プログラム。
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