JP6493172B2 - 電池の接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数個の電池を並列接続して構成した電池電源装置における電池の並列接続方法に関する。
ここでいう「電池」とは、原理的には1つの電池を含み得るが、むしろ多数の直列接続された電池からなるいわゆる列電池もしくは電池集合体のことである。このような列電池を複数個並列接続して構成した電池電源装置は、電池を充電するための発電装置を有する例えば電気自動車又は電気推進船舶などのいわゆるハイブリッド電源システムにおいて使用されている。この種のシステムにおいては、電池電源の組み立て時に複数の電池を相互に並列接続する必要があり、また、使用中に特性の劣化した電池の交換のために、新しい電池を既存電池に並列接続する必要がある。このように電池の並列接続を行うとき、並列接続する電池間に僅かでも電圧差があると、電池間に過大な突入電流が流れ、電池にダメージを与えるとともに、回路に設けた保護装置を作動させるなどの問題が発生する。
特に、リチウムイオン電池を用いた大容量の電池電源では、電池の内部抵抗が微小であることから、並列接続する2つの電池間に電池特性のバラツキ等に起因してほんの僅かな電圧差が生じても、電池を並列接続するとき、過大な突入電流が流れるため、これを防止することが重要な課題となっている。
このような、電池電源における電池の並列接続時の過大な突入電流を防止するために、特許文献1に示すように、並列接続する両電池間に双方向チョッパ回路を接続し、このチョッパ回路により両電池間に流れる電流を抑制しながら両電池の電圧を等しい電圧になるように均圧したうえで、並列接続を行う方法がすでに知られている。
特開2015‐019447号公報
前記の従来の双方向チョッパ回路を用いた電池の並列接続方法によれば、電池を並列接続するとき、並列接続する電池間に流れる電圧差による突入電流を抑制することができるので、過大な突入電流による電池のダメージを回避することができる。
この発明は、前記の双方向チョッパ回路を用いた電池の並列接続方法を改良して、並列接続の前の均圧動作時に電池間に流れる電流を、電池に許容される最大電流まで流すことにより、並列接続する電池間の電圧の均圧時間を短縮し、並列接続作業を迅速に行うことが可能な電池の並列接続方法を提供することを課題とするものである。
この発明は、前記の課題を解決するため、電池電源等を構成する既存電池に新たな電池を並列接続する際、前記既存電池に接続スイッチを介して前記新たな電池を並列接続するとともに、前記並列接続した両電池の間に前記接続スイッチをバイパスして双方向チョッパ回路を接続し、前記接続スイッチを開放して、前記両電池間の電圧差に基づいて両電池間に流れる充放電電流を前記双方向チョッパ回路の断続制御により両電池の電圧を等しくする均圧動作を行った後、前記接続スイッチを投入して前記両電池を並列接続する電池の並列接続方法において、
前記双方向チョッパ回路の断続制御により前記両電池の均圧動作を行う際、前記双方向チョッパ回路を通して前記両電池間に流れる充放電電流の最大値が、前記各電池の最大許容電流以下になるように前記双方向チョッパ回路の断続比を制御することを特徴とするものである。
この発明おいては、前記双方向チョッパ回路の断続比を1にして断続制御し、かつ、前記双方向チョッパ回路のオン期間において前記双方向チョッパ回路の通流する電流が前記各電池の最大許容電流に達するように前記双方向チョッパ回路のリアクトルのリアクタンスを選定することができる。
また、この発明においては、前記双方向チョッパ回路を複数(N)個設け、これらの複数の双方向チョッパ回路を並列接続し、前記各双方向チョッパ回路の断続制御を互いにその断続周期の1/Nの期間ずつずらして多重運転することができる。
この発明においては、前記双方向チョッパ回路の通流電流がゼロのときにこの双方向チョッパ回路のスイッチング素子をオンにし、前記通流電流が前記各電池の最大許容電流に達したところでオンしている前記スイッチング素子をオフにすることにより前記双方向チョッパ回路の断続制御を行うのがよい。
2つの電池を相互に並列接続する前に、両電池間に接続した双方向チョッパ回路を断続制御して両電池電圧を等しくする均圧過程で、両電池間の電圧差によって相互間に流れる充放電電流の最大値を前記各電池の最大許容電流に保って両電池間の充放電を行うので、両電池間の充放電電流を許容される最大電流とすることができるため、両電池間の電圧の均圧時間を短縮することができ、電池の並列接続作業を迅速に行うことが可能なとなる。
この発明の接続方法を実施するための第1の実施例を示す回路構成図。 この発明の第1の実施例の動作を説明するための電流経路図。 この発明の第1の実施例の動作を説明するためのチョッパ回路の動作波形図。 この発明の第1の実施例の動作を説明するための電圧および電流の時間経過図。 この発明の接続方法を実施するための第2の実施例を示す回路構成図。 この発明の第2の実施例の動作を説明するためのチョッパ回路の動作波形図。 この発明の接続方法を実施するための第3の実施例を示す回路構成図。 この発明の第3の実施例の動作を説明するためのチョッパ回路の動作波形図。 この発明の第3の実施例の応用動作を説明するためのチョッパ回路の動作波形図。 この発明の接続方法を実施するための第4の実施例を示す回路構成図。 この発明の第4の実施例の動作を説明するためのチョッパ回路の動作波形図。
この発明の実施の形態を図に示す実施例について説明する。
図1は、この発明の接続方法を実施するための第1の実施例を示す回路構成である。
図1において、1は、電池電源を構成する既存の電池回路である。この電池回路1は、例えば、小さい内部抵抗RB1を有するリチウムイオン電池からなる電池B1とこれに直列接続された好ましくは機械的スイッチで構成された電池回路を開閉するスイッチS1とで構成される。
2は、電池電源を構成する既存の電池回路1に並列接続する新たな電池回路である。この電池回路2も、電池回路1と同様に小さな内部抵抗RB2を有するリチウムイオン電池で構成された電池B2と、これに直列接続された好ましくは機械的スイッチで構成されたスイッチS2とで構成される。
電池B1、B2は、1個の電池であっても、または複数個の電池を直列接続して構成した列電池あってもよいので、ここでは単に電池という。
3は、双方向チョッパ回路である。この双方向チョッパ回路3は、ダイオードブリッジ回路DBとチョッパ回路CHとを備える。ダイオードブリッジ回路DBは、4個のダイオードD11〜D14をブリッジ接続して構成される。チョッパ回路CHは、スイッチングトランジスタTとダイオードD5を逆並列接続して構成したスイッチング素子QとリアクトルLとを直列接続し、スイッチング素子QとリアクトルLの接続点に還流ダイオードD6を接続して構成される。ダイオードブリッジ回路DBの直流側端子間にチョッパ回路CHを接続して双方向チョッパ回路3が構成される。
双方向チョッパ回路3には、ダイオードブリッジ回路DBから引き出した入出力端子A1、A2、還流ダイオードD6から引き出しした負側端子FおよびスイッチングトランジスタTのゲート端子から引き出した制御端子Gを備える。
電池回路1に、電池回路2を並列接続する場合は、電池回路2のスイッチS2をオフにしてその両端の端子T2、N2を電池回路1の両端の端子T1、N1に接続する。そして、電池回路2側のスイッチS2をバイパスするように、電池回路2の正端子P2と、端子T2との間に双方向チョッパ回路3の入出力端子A1、A2を接続する。これにより、電池回路2の電池B2が双方向チョッパ回路3を介して、電池回路1の電池B1に並列に接続される。双方向チョッパ回路3の負側端子Fは、電池回路1の負側端子N1および電池回路2の負側端子N2共通に接続する。制御端子Gは、チョッパ制御回路CTRに接続する。
ダイオードブリッジ回路DBのチョッパ回路CHの接続された直流側端子間には、電圧検出器VDが接続され、電池B1の電圧VB1と電池B2の電圧VB2の差電圧ΔVBを検出する。電圧検出器VDによって検出された電池B1と電池B2の差電圧ΔVBは、電圧判定部VCに入力される。電圧判定部VCは、電池B1の電圧VB1と電池B2の電圧VB2が等しくなってΔVBがゼロになると、判定出力Vcを発生し、チョッパ制御回路CTRに加える。チョッパ制御回路CTRは、電圧判定部VCから判定出力Vcが加わると、チョッパ回路CHのスイッチング素子Qへの断続制御信号GSを停止して、チョッパ回路CHの動作を停止させる。
この発明において双方向チョッパ回路3を使用するのは、電池電源側の既存の電池B1の電圧VB1とこれに並列接続する側の電池B2の電圧VB2のどちらの電圧が高いか、低いかに関係なしに、両電池間に電流調整用のチョッパ回路CHを自由に接続できるようにするためである。
すなわち、電池B2の電圧VB2が電池B1の電圧VB1より高い場合は、チョッパ回路CHのスイッチング素子Qがオンしたとき、図2に実線矢印で示すようにチョッパ回路CHを通して電池B2から電池B1側へ充電電流I2が流れ、電池B2によって電池B1を充電することができる。また、電池B1の電圧VB1が電池B2の電圧VB2より高い場合は、双方向チョッパ回路3の接続は変更しないでも、チョッパ回路CHのスイッチング素子Qがオンすると、図2に点線矢印で示すようにチョッパ回路CHを通して電池B1から電池B2側に充電電流I1が流れ、電池B1によって電池B2を充電することができる。
この発明においては、このように並列接続された2つの電池の電圧の高い方の電池から電圧の低い方の電池を充電し、これを、両電池の電圧が等しくなるまで実行する。両電池の電圧が等しくなると、両電池の差電圧ΔVBが0となり、電圧判定部VCがこれを検知し、判定出力Vcをチョッパ制御回路CTRに加える。これにより、チョッパ回路CHが断続動作を停止したところで、並列接続する方の電池回路のスイッチを投入(オンに)することにより、突入電流なしで安全に両電池の並列接続を行うことができる。
次に、この発明の実施例1の並列接続方法について説明する。
図1における電池電源を構成する既存の電池回路1の電池B1に、この電池B1の交換等のために、電池B2を有する外部の新たな電池回路2を並列に接続する場合の接続方法である。
ここでは、初期充電された電池B2の電圧VB2が、既存の電池B1の電圧VB1より高い(VB2>VB1)状態にあるとして説明する。もちろん、電池B1の電圧VB1が電池B2の電圧VB2より高い(VB1>VB2)状態であってもよい。
電池電源を構成する電池回路1のスイッチS1は、電池B1からここには図示しない負荷に給電するためにオンにされている。
この電池回路1の両端の端子T1、N1に、スイッチS2をオフにして電池回路2の両端の端子T2、N2を接続する。電池回路2のスイッチS2の両端の端子P2、T2に、双方向チョッパ回路3の入出力端子A1、A2を接続し、チョッパ回路3の負端子Fを電池回路1、2の負端子N1、N2に共通に接続する。これにより電池回路2の電池B2が、スイッチS2をバイパスして、双方向チョッパ回路3を介して電池回路1の電池B1に並列接続される。
このような接続を行った後に、チョッパ制御回路CTRからチョッパ回路3のスイッチング素子Qのゲートに図3(a)に示すように所定の周期Tで、通流率を50%にした断続制御信号GSを加え、スイッチング素子Qを断続(オンオフ)制御する。通流率50%は、断続制御信号GSのオン期間αが断続周期Tに対して50%になることである。これは、断続制御信号GSのオン期間αとオフ期間βが等しくなるので、断続制御信号の断続比(α/β)を1にすることと同じである。
スイッチング素子Qがオンする期間αにおいて、チョッパ回路CHには、スイッチング素子Q、リアクトルLを通して電圧の高い側の電池B2から図3(b)に示すように電流IQが流れる。この電流IQは、図2に示すように、電池回路2の電池B2から放電し、電池回路1の電池B1を充電する電流I2となる。
チョッパ回路CHを流れる電流IQは、t0時点で断続制御信号GSが立ち上がってオン状態になると、スイッチング素子Qがオンして流れ始めるが、リアクトルLにより制限されるため、図3(b)に示すように、時間とともに上昇する。この電流IQは、オン期間αの終りの時点、すなわちt1時点で、電池B1およびB2の予め規定された最大許容電流Ipに達するようにリアクトルLのリアクタンスLxの値を選定する。このため、電流IQはチョッパ回路CHのオン期間αにおいてIpまでしか上昇せず、これ以上の大きさにはならない。
断続制御信号GSが、立ち下がってオフ状態になると、スイッチング素子Qがオフする。スイッチング素子Qがオフすると電池B2から供給される電流は遮断されるが、リアクトルLにはスイッチング素子Qがオンしているときの電流によって蓄積されたエネルギにより還流ダイオードD6を通して電池B1に還流電流ILが流れ続け、充電が継続される。この還流電流ILは、リアクトルLに蓄えたエネルギが消費されることにより、図3(b)に点線で示すようにIpから次第に減少し、オフ期間βが、オン期間αと等しい期間に選ばれているので、オフ期間βの終わる時点、すなわち断続制御信号GSがオフ状態からオン状態に立ち上がるt2時点で0となる。
引き続き、オン、オフする断続制御信号GSに応じてスイッチング素子Qが両電池間の電流を断続することにより、リアクトルLには、図3(b)に実線と点線で示すように、最大値が規定された電池の最大許容電流Ipとなる三角波状の電流が所定の周期Tで流れ、電池B2、B1間に流れる充放電電流の最大値が電池の最大許容電流Ipに制限される。
この結果、双方向チョッパ回路3を通して、電圧の高い方の電池B2からは、図3(c)に示すように最大値がIpに制限された鋸歯状波の放電電流IB2が流れる。そして電圧の低い方の電池B1には、この電流にリアクトルLの還流電流ILが加わるので、図3(d)に示すように、最大値がIpに制限された3角波状の充電電流IB1が流れる。これにより、電圧の高い方の電池B2から電圧の低い方の電池B1が充電される。
このように、電池電源1を構成する既存の電池B1に新たな電池B2を並列接続する際、電池B2を、双方向チョッパ回路3を介して電池B1に並列接続し、この双方向チョッパ回路3を断続制御することにより、両電池間に流れる充放電電流の最大値を規定された電池の最大許容電流に制限しながら両電池間の充放電を行うことができる。これにより、電圧の高い方の電池B2は、電池電圧VB2が次第に低下し、電圧の低い方の電池B1は、電池電圧VB1が次第に上昇するので両電池の電圧は急速に接近し、短時間で等しくなる。
両電池B1、B2の電池電圧が等しくなると、図1における電圧検出器VDから検出される電圧ΔVBが0になるので、電圧判定部VCがこれを検知し、判定出力Vcを発生し、チョッパ制御回路CTRに加える。これにより、チョッパ制御回路CTRがスイッチング素子Qに与える断続制御信号GSを停止するので、チョッパ回路CHが断続動作を停止する。チョッパ回路CHが断続動作を停止したところで、自動または手動で電池回路2のスイッチS2を投入し、これをオンにすれば、突入電流なしで電池回路2を電池回路1に並列接続することができる。
図4に、このような電池電圧を等しくする均圧動作過程におけるチョッパCHの電圧(VL)および電圧の低い側の電池B1に供給される充電電流(IB1)の時間的変化を示す。ここで電圧(VL)は、電圧の低い方の電池B1の電圧VB1を基準にして、電圧の高い方の電池B2の電圧VB2との差電圧であり、実線で示す。また電流は、電圧の低い方の電池B1を充電する電流IB1を点線で示す。
この図から明らかなように、両電圧の差電圧ΔVBが最大のΔVB1となる開始時点t0からこの電圧差ΔVBが所定のΔVBmに低下するまでは、差電圧ΔVBが大きくても充電電流IB1の最大電流が電池の最大許容電流Ipに抑えられている。
差電圧ΔVBが所定の電圧ΔVBmより低下すると、この差電圧ΔVBの低下によって充電電流IB1の最大電流が抑えられるので、差電圧ΔVBの低下とともに最大電流が最大許容電流Ipから次第に減少し、tx時点で、両電池の電圧が等しくなり、差電圧ΔVBが0となったところで、0となる。これによって、チョッパ回路CHの断続動作が停止され、両電池の電圧均圧動作が停止される。
ここで、スイッチS2を投入して電池回路2を電池回路1に並列接続する。この時は両電池の差電圧ΔVBが0となっているので、突入電流なしに安全に両電池の並列接続を行うことができる。
この発明の第2の実施例を図5示す。
この第2の実施例は、電池電源を構成する電池回路1とこれに並列接続する新たな電池回路2との間に、2個の双方向チョッパ回路31、32を、スイッチS3を介して並列接続したものである。
電池の並列接続を行うときは、実施例1と同様に、スイッチS1をオン、スイッチS2をオフ、スイッチS3をオンにし、双方向チョッパ回路31、32を断続動作して両電池の電圧の均圧動作を行い、両電池間の差電圧ΔVBを0になったところで、スイッチS2をオンにして並列投入を行う。
双方向チョッパ回路31、32による電池電圧の均圧動作を、図6に示す動作波形図を参照して説明する。
双方向チョッパ回路31、32のチョッパ回路CH1、CH2のスイッチング素子Q1、Q2へは、それぞれ図6(a1)、(a2)に示すように周期Tにおける断続期間αとβとの比が1となる断続制御信号GS1、GS2が、相互にT/2だけ位相をずらして与えられる。
これにより、チョッパ回路CH1、CH2は、図6(b1)、(b2)に示すように断続制御信号の周期Tの1/2だけずれた位相で電圧、電流の断続制御を行う。各チョッパ回路CH1、CH2に流れる電流IQ1、IQ2は、それぞれの周期の半周期(T/2)において予め規定された電池B1、B2の最大許容電流Ipになるように、各チョッパ回路CH1、CH2のリアクトルL1、L2のリアクタンスが選定されているので、各チョッパ回路CH1、CH2に流れる電流IQ1、IQ2の最大値はIpに制限される。
チョッパ回路CH1、CH2が互いに断続周期Tの半周期(T/2)ずれて動作するので、並列接続する側の新たな電池B2から、既存の電池B1へ放電する電流IB2は、図6(c)に示すように、T/2周期で変化する最大値がIpの鋸歯状波となる。
電池B1へは、チョッパ回路CH1、CH2からこの電池B2からの放電電流IB2による充電電流と各チョッパ回路のリアクトルL1、L2の蓄積エネルギによる充電電流が供給される。チョッパ回路CH1、CH2から電池B1へ供給される充電電流IQ1、IQ2は最大値がIpとなる3角波状の電流となり図6(d)で示すように互いに半周期(T/2)ずれて流れる。電池B1に供給される充電電流IB1は、チョッパ回路CH1、CH2の電流IQ1、IQ2を合成(加算)した電流となるので、図6(d)に実線の直線IB1で示すようにIp一定の電流となる。
このように、この第2の実施例によれば、電圧の高い方の電池から電圧の低い方の電池を充電して両電池電圧を均圧にするとき、充電電流を電池の最大許容電流Ipに維持することができるので、両電池電圧の均圧時間をより短縮することができる。
このような2個のチョッパ回路31、32により、2つの電池B1,B2間の電池電圧の均圧動作を実行することよって、両電池間電圧の差電圧ΔVBが0となったところで、並列接続する側の新たな電池回路2のスイッチS2を投入(オン)して、電池回路2を電池回路1に並列接続する。その後、スイッチS3をオフしてから、双方向チョッパ回路31、32を電池回路1、2から切り離すことができる。
この発明の第3の実施例を図7に示す。
この実施例は、電池の並列接続のために両電池間に複数の双方向チョッパ回路を並列に多重接続する場合の例である。
図7の実施例は、複数の電池回路11〜1nを並列接続して構成された電池電源BPを備える。この電池電源BPには、スイッチSLを介して負荷LOが接続されるとともに、電池電源BPを構成する電池B11〜B1nを充電するために、スイッチSGを介して発電機Gを備えた充電装置BCが接続される。
電池電源BPの任意の1つの電池回路を交換する等のために、外部に新たな電池回路2が設けられる。この新たな電池回路2を電池電源BPに並列接続する場合は、その両端の端子T2、N2を、スイッチS2をオフにして電池電源BPの出力端に並列接続する。
そして、電池回路B2の電池B2と電池電源の電池(B11〜B1n)との間に両電池間の電圧を均圧にするために接続する双方向チョッパ回路30は、複数の双方向チョッパ回路31〜34を並列接続して構成されている。この複数の双方向チョッパ回路31〜34を備えた双方向チョッパ回路30は、スイッチS3を介して、電池回路2の正極端子P2と出力端子T2との間および負極端子N2に接続される。
図7において、双方向チョッパ回路30のチョッパ回路33および34は、内部構成を省略したブロックで示されているが、チョッパ回路31および32と同様に構成された双方向チョッパ回路を備えている。チョッパ制御回路CTRも協調して動作可能に並列に接続される。
この実施例において、双方向チョッパ回路30の複数の双方向チョッパ回路31〜34を実施例2と同様に2重並列運転を行う場合は、例えば2個の双方向チョッパ回路31と32を選択して、それぞれの断続周期Tを1/2周期ずつずらして2重並列運転を行う。
また、3重並列運転を行う場合は、複数個の双方向チョッパ回路31〜34の中から3個の例えば双方向チョッパ回路31、32、33を選択し、それぞれの断続周期Tを1/3周期ずつずらして断続運転を行う。
3重並列運転を行う場合の各部の電圧、電流および信号の波形を図8に示す。
制御回路CTRからのチョッパ回路31、32、33への断続制御信号G1、G2、G3は、図8(a1)、(a2)、(a3)に示すように、断続周期Tの1/3周期ずつずれた信号となり、チョッパ回路31、32、33は、断続周期Tの1/3周期ずつずれて断続動作する。各断続制御信号の断続比(α/β)は1にされている。
このため、チョッパ回路31、32、33に加わる電圧および電流は図6(b1)、(b2)、(b3)のように変化する。この場合、各チョッパ回路の電流は、各チョッパの断続周期Tの1/2周期の時点で電池B11〜B1n、B2の規定された最大許容電流Ipに達するように各チョッパ回路のリアクトルLのリアクタンスLxが選定されている。このため、各チョッパ回路の電流IQ1、IQ2、IQ3は、最大値がこの最大許容電流Ipに制限されて、互いに断続周期Tの1/3周期ずつずれて流れる。
並列接続する側の新たな電池B2の電圧VB2が電池電源BPの電池B1の電圧VB1より高い場合は、チョッパ回路31、32、33の断続動作によって、電池B2からチョッパ回路電流IQ1、IQ2、IQ3を合成(加算)した放電電流IB2が流れる。この放電電流IB2は、図8(c)に示すように鋸歯状波となり、最大値が電池の最大許容電流Ipを超えるが、平均電流Iaは、最大許容電流Ip以下に抑えられる。
充電される電池電源側の電池B1〜Bnは、電池B2からの放電電流と各チョッパ回路31,32、33のスイッチング素子QがオンしているときにリアクトルLに蓄えられたエネルギがスイッチング素子Q(1〜3)のオフ時に還流ダイオードを通して放出される電流とを合成した電流IQ1、IQ2、IQ3により充電される。この電流IQ1、IQ2、IQ3を合成(加算)した充電電流IB1は、図8(d)に示すような最大値が最大許容電流Ipを越えた脈動電流となり、平均値IaもIpを超える。電池電源BPでは、この電流IB1が複数の電池回路11〜1nに分配されるので、各電池回路の電池の充電電流が最大許容電流Ipを超えることはない。
このようにして2つの電池間で、電圧の高い方の電池から電圧の低い方の電池を充電することにより、両電池間の差電圧ΔVBが、急速に0に向かって低減される。差電圧ΔVBが0となったところで、チョッパ回路の断続動作による均圧動作を停止し、並列接続する側の電池回路2のスイッチS2を投入(オン)して、電池回路2を電池回路1に並列接続する。これにより、電池の並列接続時の突入電流なくすことができるので、電池の並列接続を安全に行うことができる。
第3の実施例において、4個の双方向チョッパ回路を4重並列運転して均圧動作を行う場合は、図7における双方向チョッパ回路30を4個の双方向チョッパ回路31〜34を4重並列運転する。
この4重並列運転のときの電圧、電流および信号の波形を図9に示すので、この図を参照して均圧動作を説明する。
図9(a1)〜(a4)に示すように4個のチョッパ回路の各スイッチング素子Q1〜Q4に断続周期Tの1/4周期ずつずらして断続制御信号G1〜G4が与えられる。各断続制御信号の断続比α/βは、前記各実施例と同様に1にされている。
このため、チョッパ回路31〜34に流れる電流IQ1〜IQ4は、図9(b1)〜(b4)のように変化する。この場合、各チョッパ回路31〜34の電流は、各チョッパ回路の断続周期Tの1/2周期の時点で電池B11〜B1n、B2の規定された最大許容電流Ipに達するように各チョッパ回路のリアクトルL1〜L4のリアクタンスが選定されている。このため、各チョッパ回路の電流IQ1〜IQ4は、最大値がこの最大許容電流Ipに制限されて、互いに断続周期Tの1/4周期ずつずれて流れる。
並列接続する側の新たな電池B2の電圧VB2が電池電源BPの電池B1の電圧VB1より高い場合は、チョッパ回路31〜34の断続動作によって、電池B2から各チョッパ回路に流れる電流は、図9(c)に示すような鋸歯状波の電流IQ1〜IQ4となる。これらの電流は、最大値が電池の最大許容電流Ipを超えないが、電池B2から流れる放電電流IB2は、これらの電流を合成した電流となるので、最大許容電流Ipの1.5倍の電流となる。
充電される電池電源側の電池B1は、電池B2からの放電電流とチョッパ回路31〜34の各スイッチング素子Qがオンしている時にリアクトルLに蓄えられた磁気エネルギがスイッチング素子Qのオフ時に還流ダイオードを通して放出される電流とを合成した電流IQ1〜IQ4により充電される。この電流IQ1〜IQ4を合成した充電電流IB1は、図9(d)に示すように、最大許容電流Ipの2倍の直線状の電流となる。
このため、このように4個のチョッパ回路を4重並列運転して均圧動作を行う場合は、放電電流IB2および充電電流IB1が最大許容電流Ipに保たれるように、各チョッパ回路31〜34の通流率(スイッチング素子Qの断続周期Tに対するオン期間αの割合)を50%以下に低減することにより、放電側の電池および充電側の電池の損傷を避けるようにする。
このようにして2つの電池間で、電圧の高い方の電池から電圧の低い方の電池を充電することにより、両電池間の差電圧ΔVBが、急速に0に向かって低減される。差電圧が0となったところで、チョッパ回路の断続動作による均圧動作を停止し、並列接続する側の電池回路2のスイッチS2を投入(オン)して、電池回路2を電池回路1に並列接続する。これにより、電池の並列接続時に突入電流が流れることが防止され、電池の並列接続を安全に行うことができる。
この発明の第4の実施例を図10に示す。
この図4の第4の実施例は、基本的には図1に示す第1の実施例と同一の構成を有する。ただ、チョッパ回路CHのリアクトルLと直列にこのチョッパ回路CHの電流ILを検出する電流検出器IDとこの電流検出器IDの検出出力ILを予め設定した電流設定値IPと比較し、検出電流ILが設定電流IP以上になると、判定出力Icを発生する電流判定部ICを備えた点が実施例1とは異なる。
電流判定部ICの判定出力Icは、差電圧ΔVBが0になったことを判定する電圧判定部VCの判定出力Vcとともにチョッパ制御部CTRに加えられる。
チョッパ制御部CTRは、内部に断続制御信号GSを発生する断続制御信号発生部CSGを備える。この断続制御信号発生部CSGは、一定の周期Tでオン信号を発生するが、電流判定部ICから判定出力Icが加わると、その時点からオン信号をオフとする断続制御信号GSを発生する動作をする。また、チョッパ制御部CTRは、電圧判定部VCから判定出力Vcが加わると、断続制御信号発生部CSGからチョッパ回路CHへ加える断続制御信号GSを停止する。
この第4の実施例において、図10に示すように、電池電源を構成する既存の電池回路1に新たな電池回路2を接続する際の電池電圧均圧動作を、図11の動作波形図を参照して説明する。
電池回路2は、スイッチS2をオフにしてその両端の端子T2、N2を、電池回路1の両端の端子T1、N1に接続する。そして、双方向チョッパ回路3の入出力端子A1、A2をスイッチS2の両端の端子P2、T2に接続し、負端子Fを電池回路1、2の負極端子N1、N2に共通に接続するとともに、チョッパ制御部CTRから一定周期Tで断続される断続制御信号GSをゲート端子Gに加える。
これにより、双方向チョッパ回路3は断続動作し、電池回路1の電池B1と電池回路2の電池B2との間で流れる電流を断続制御する。この電流は、電圧の高い方の例えば電池B2から電圧の低い方の電池B1に流れ、電池B1が電池B2より充電される。
チョッパ回路CHは、t0時点で、チョッパ制御回路CTRから加えられる断続制御信号GSがオンレベルになるとオンし、両方の電池B2の電圧VB2と電池B1の電圧VB1との差電圧ΔVB(=VB2−VB1)とリアクトルLに基づいて決まる傾斜で図11(c)示すように電流ILが立ち上がる。電流検出回路IDがこのときの電流ILを検出し、この電流ILが予め電池の最大許容電流に設定された判定設定電流Ipに達した否かを電流判定部ICで判定する。t1時点で電流ILが設定電流Ipに達すると、電流判定部ICが判定出力Icを発生し、チョッパ制御部CTRの断続制御信号は発生部CSGに加える。
これによって、断続制御信号発生部CSGは、図11(b)に示すようにオンレベルとなっている断続制御信号GSを直ちにオフしてオフレベルにする。これにしがってチョッパ回路CHはオフして電池B2から電池B1に供給される充電電流を遮断するが、電池B1には、リアクトルLに蓄積されたエネルギにより還流電流が流れ続けるので、チョッパ回路電流ILは、図11(c)に示すように一定の傾斜で立ち下がる。
次の周期Tが開始されるt2時点で、再び断続制御信号GSがオンされオンレベルとなる。これによりチョッパ回路CHがオンし、チョッパ回路電流ILが再び立ち上がる。この電流が再びt3時点で設定電流Ipに達すると、電流判定部ICでこれが検知され、判定出力Icが断続制御信号発生部CSGに加わる。これにより、チョッパ回路CHへの断続制御信号GSがオフされるので、電流ILは所定の傾斜で立下る、次の周期Tとなるt4時点で、断続制御信号発生部CSGからの断続制御信号GSがオンとなり、チョッパ回路CHが、またオンして電流ILが立ち上がり、以後同様の動作を繰り返し行う。
これにより、電圧の高い方の電池B2から供給される電流により電圧の低い方の電池B1が充電されるようになり、電圧の高い方の電池B2は放電によりその電圧VB2が低下し、電圧の低い方の電池B1は充電によりその電圧VB1が上昇するので、両電池の差電圧ΔVBは、図11(a)に示すように急速に0へ向かい、所定時間経過後のtx時点で0となる。
差電圧ΔVBが0になると電圧判定部VCがこれを検知し、判定出力Vcを断続制御信号発生部CSGに加え、これの動作を止める。これにより、断続制御信号発生部CSGから出力される断続制御信号GSが停止されるので、チョッパ回路CHが断続動作を停止する。
このようにして両電池電圧の均圧動作が終了したところで、自動または手動で電池回路2のスイッチS2を投入(オン)して、電池回路2を電池回路1に並列に接続する。電池回路2を電池回路1に並列接続する際は、両電池B1、B2間の差電圧が0となっているので、突入電流なしで安全に並列接続を実行することができる。
この第4の実施例では、このように、チョッパ電流ILを監視しながら、これが電池の最大許容電流Ipを越えないようにチョッパ回路CHの断続制御を行うので、電圧の高い方の電池から電圧の低い方の電池への充電電流は、図11(c)示すように一定の周期Tで断続されてその最大値が電池の最大許容電流Ipに制限される。断続周期におけるオン期間αは、均圧動作開始時は、両電池間の差電圧ΔVBが大きいので、狭くなり、均圧動作時間の経過とともに両電池電圧の差電圧ΔVBが小さくなるのでオン期間αは広くなる。
この第4の実施例4によれば、双方向チョッパ回路3による並列接続を行う両電池の電圧の均圧動作時の電流の最大値が設定された電流値に制限される。このため、設定電流を、例えば電池の最大許容電流Ipに設定することにより、均圧動作時に両電池間に流れる電流の最大値を電池の最大許容電流Ip以下に保つことができるので、均圧動作を電池にダメージを与えることなく安全に行うことができる。
1:電池電源を構成する電池回路
2:新たな電池回路
B1、B2:電池
S1、S2、S3:スイッチ
3:双方向チョッパ回路
DB:ダイオードブリッジ回路
CH:チョッパ回路
Q:スイッチング素子
L:リアクトル
D6:還流ダイオード

Claims (3)

  1. 電池電源等を構成する既存電池に新たな電池を並列接続する際、前記既存電池に接続スイッチを介して前記新たな電池を並列接続するとともに、前記並列接続した両電池の間に前記接続スイッチをバイパスして双方向チョッパ回路を接続し、前記接続スイッチを開放して、前記両電池間の電圧差に基づいて両電池間に流れる充放電電流を前記双方向チョッパ回路の断続制御により両電池の電圧を等しくする均圧動作を行った後、前記接続スイッチを投入して前記両電池を並列接続する電池の並列接続方法において、
    前記双方向チョッパ回路の断続制御により前記両電池の均圧動作を行う際、前記双方向チョッパ回路を通して前記両電池間に流れる充放電電流の最大値が、前記各電池の最大許容電流以下になるように、前記双方向チョッパ回路を所定の断続周期で断続比を1にして断続制御し、かつ、前記双方向チョッパ回路のオン期間の終期において前記双方向チョッパ回路の通流電流が前記各電池の最大許容電流に達するように前記双方向チョッパ回路のリアクトルのリアクタンスを選定することにより前記電池間の電圧の均圧化を行うことを特徴とする電池の並列接続方法。
  2. 前記双方向チョッパ回路を複数(N)個設け、各双方向チョッパ回路の断続制御を互いにその断続周期の1/Nの期間ずつずらして行うことを特徴とする請求項に記載の電池の並列接続方法。
  3. 電池電源等を構成する既存電池に新たな電池を並列接続する際、前記既存電池に接続スイッチを介して前記新たな電池を並列接続するとともに、前記並列接続した両電池の間に前記接続スイッチをバイパスして双方向チョッパ回路を接続し、前記接続スイッチを開放して、前記両電池間の電圧差に基づいて両電池間に流れる充放電電流を前記双方向チョッパ回路の断続制御により両電池の電圧を等しくする均圧動作を行った後、前記接続スイッチを投入して前記両電池を並列接続する電池の並列接続方法において、
    前記双方向チョッパ回路の断続制御により前記両電池の均圧動作を行う際、前記双方向チョッパ回路を通して前記両電池間に流れる充放電電流の最大値が、前記各電池の最大許容電流以下になるように前記双方向チョッパ回路の断続比を制御することにより前記電池間の電圧の均圧化を行い、
    前記双方向チョッパ回路の通流電流がゼロになったところでこの双方向チョッパ回路のスイッチング素子をオンにし、前記通流電流が前記各電池の最大許容電流に達したところでオンしている前記スイッチング素子をオフにすることにより前記双方向チョッパ回路の断続制御を行うことを特徴とする電池の並列接続方法。
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