JP6491957B2 - 電子機器および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本開示は、電子機器および画像処理方法に関する。
画面に表示される表示オブジェクトの視認性を向上させることができる電子機器が知られている。特開2008−97197号公報(特許文献1)には、画面上に表示される表示オブジェクト(たとえば文字)の色とその背景色の配色を、色彩感覚的に良く違和感も少ない配色に、効率よく設定することが可能な携帯電話端末が開示されている。
特開2008−97197号公報
特許文献1に記載の携帯電話端末においては、単一の色の背景を対象にしている。しかし、表示オブジェクトが表示される画面の背景に含まれる色は単一とは限らない。例えば、画面の背景に風景を写したデジタル写真を設定した場合、背景に含まれる色は複数になり得る。この場合、表示オブジェクトが表示される領域によって背景の色は異なり得る。したがって、複数の色を含む背景上に表示される表示オブジェクトの視認性を向上させるにあたって、特開2008−97197号公報(特許文献1)に記載されている方法をそのまま適用しても視認性を向上させることができない場合が生じ得る。
本開示の目的は、複数の色が含まれる背景画像上に表示される表示オブジェクトの視認性を向上させることができる電子機器および画像処理方法を提供することである。
一実施の形態に従う電子機器は、表示部と、制御装置とを備える。表示部は、複数の色が含まれる背景画像および背景画像に配置される1または複数の表示オブジェクトを表示するように構成される。制御装置は、表示部を制御する。制御装置は、第1の特定部と、第2の特定部と、判定部と、強調部とを含む。背景画像の全部または一部を含む第1の領域について、第1の特定部は、第1の領域において最も広い面積を占めている第1の色を特定するように構成される。第2の特定部は、第1の領域に含まれる1または複数の表示オブジェクトの1つである表示オブジェクトにおいて最も広い面積を占めている第2の色を特定するように構成される。判定部は、第1の色と第2の色とが類似しているか否かを判定するように構成される。強調部は、第1の色と第2の色とが類似している場合、第1の色および第2の色とは異なる第3の色を用いて表示オブジェクトの表示を強調するように構成される。
背景画像に使用されている色であって背景画像上の或る領域において最も広い面積を占めている色、あるいは表示オブジェクトに使用されている色であって当該表示オブジェクトにおいて最も広い面積を占めている色を以下では「支配色」ともいう。
他の実施の形態に従う画像処理方法は、複数の色が含まれる背景画像および背景画像に配置される1または複数の表示オブジェクトを表示するように構成される表示部と、表示部を制御するための制御装置とを備える電子機器において、当該表示部を制御するために当該制御装置によって行なわれる画像処理方法である。画像処理方法は、背景画像の全部または一部を含む領域について、領域において最も広い面積を占めている第1の色を特定するステップと、領域に含まれる1または複数の表示オブジェクトの1つである表示オブジェクトにおいて最も広い面積を占めている第2の色を特定するステップと、第1の色と第2の色とが類似しているか否かを判定するステップと、第1の色と第2の色とが類似している場合、第1の色および第2の色とは異なる第3の色を用いて表示オブジェクトの表示を強調するステップとを含む。
本開示に係る電子機器および画像処理方法によれば、表示オブジェクトが表示される領域毎の支配色、または背景画像の支配色を特定することにより、複数の色が含まれる背景画像上に表示される表示オブジェクトの視認性を向上させることができる。
第1の実施の形態に従う電子機器であるスマートフォンの正面図である。 図1の表示部に表示されている背景画像を示す図である。 図1の表示部に表示されている表示オブジェクトを示す図である。 図1のスマートフォンの機能を説明するための機能ブロック図である。 図4の制御部の画像処理に関する機能を説明するための機能ブロック図である。 図4の制御部によって行なわれる表示オブジェクトの強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図1の背景画像が複数の領域に分割された様子を示す図である。 図4の制御部によって文字列に行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。 RGB色空間における2つの色の距離と2つの色の類似を判定するときに用いられる閾値の関係を模式的に示す図である。 図4の制御部によって表示オブジェクトである画像オブジェクトに行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図4の制御部による表示オブジェクトの強調処理が行なわれた後の表示部の様子を示す図である。 第1の実施の形態の変形例に従うスマートフォンが備える制御部によって文字列に行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例に従うスマートフォンが備える制御部による表示オブジェクトの強調処理が行なわれた後の表示部の様子を示す図である。 第2の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部によって文字列に行なわれる強調処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部によって画像オブジェクトに行なわれる強調処理を説明するためのフローチャートである。 注目領域の支配色と注目領域に含まれる表示オブジェクトの強調処理前の支配色との色空間における距離を示す図(a)、および注目領域の支配色と注目領域に含まれる表示オブジェクトの強調処理後の支配色との距離を示す図(b)である。 第3の実施の形態に従うスマートフォンが備える表示部に表示されている背景画像と当該背景画像上に配置されている表示オブジェクトを示す図である。 第3の実施の形態に従うスマートフォンが備える表示部に表示されている背景画像を示す図である。 第3の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部によって行なわれる表示オブジェクトの強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部によって文字列に行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部によって表示オブジェクトである画像オブジェクトに行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。 第3の実施の形態に従う制御部による表示オブジェクトの強調処理が行なわれた後の表示部の様子を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に従う電子機器であるスマートフォン1の正面図である。図1を参照して、スマートフォン1は本体部の長手方向の上部にスピーカ70と、本体部の長手方向の下部にマイク60と、中央部に表示部20と入力部50とを備える。表示部20には、背景画像上にアイコン、ピクト、および文字列が表示されている。表示部20に表示されている画面は、ユーザがスマートフォン1の操作を開始するときに最初に表示されるホーム画面である。ホーム画面の背景画像はユーザが任意に設定可能であるとする。
図2は、図1の表示部に表示されている背景画像BP1を示す図である。図2を参照して、背景画像BP1は、5つの色C1〜C5を含む。これらの色は、色C2,C1,C3,C4,C5の順に明度が小さくなり、白色系の色から黒色系の色に変化している。
図3は、図1の表示部20に表示されている表示オブジェクトを示す図である。表示部20には、ピクトP1〜P3、文字列T1〜T17、およびアイコンI1〜I15を含む。図3においては、文字列および画像の輪郭線を点線で表示している部分があるが、当該点線は文字列および画像の存在を示すために付したものであって、表示部20においては表示されない。
図1、図2および図3を参照して、表示部20に表示されているピクト、文字列およびアイコンの中には、見えにくいものがある。たとえば、ピクトP1〜P3、および文字列T16,T17はそれぞれの色が色C2であって、色C2の明度と背景の色C1との明度の差が小さいため、いずれもほとんど見えない。文字列T15はその色が色C2であり、その明度と背景の色である色C1,C2の明度との差は小さいあるいは無いため、文字列T15のうち、背景が色C1の部分に時刻を表示している部分は輪郭線がぼやけてはっきりと見えず、背景が色C2の部分に日付・曜日を表示している部分はまったく見えない。
表示部20に表示されているピクト、文字列およびアイコンの中で、ピクトP1,P2,P3、文字列T15,T16,T17と同じ色C2でありながらはっきりと見えているものもある。たとえば、文字列T11〜T14は、それぞれの文字色が色C2でありながら、当該文字色の明度と背景の色C5の明度との差が大きいためいずれもはっきりと見えている。
このように、背景画像に複数の色が含まれる場合、表示オブジェクトが表示される領域毎に背景画像の色が異なるため、同じ色調の表示オブジェクト(たとえば同じ色の文字列)であったとしても、表示される領域によって見えにくさが異なる。そのため、視認性を向上させる方法は各表示オブジェクトが表示されている領域毎に異なり、画面全体に一律に適用可能な方法を決めることはできない。
そこで、第1の実施の形態においては、背景画像を複数の領域に分割し、領域毎に文字列の支配色および画像オブジェクトの周辺領域の色を各領域の支配色の補色に変更することにより、表示オブジェクトの視認性を向上させる。
図4は、図1のスマートフォン1の機能を説明するための機能ブロック図である。図4を参照して、スマートフォン1は、制御部10と、表示部20と、記憶部30と、通信部40と、入力部50と、マイク60と、スピーカ70とを備える。
制御部10は、図示はしないがCPU(Central Processing Unit)、および記憶素子としてSRAM(Static Random Access Memory)またはDRAM(Dynamic Random Access Memory)を含むことができ、スマートフォン1を統合的に制御することができる。たとえば、制御部10は、表示部20に表示する画像に対して画像処理を行なうことができ、当該処理後の画像の情報を表示部20へ出力することができる。
表示部20は、制御部10から受信した信号に基づいて表示を行なうことができる。表示部20は、例えば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、または有機ELディスプレイから構成されてもよい。
記憶部30は、制御部10に読み出されて実行されるOS(Operating System)、各種アプリケーションのプログラム(たとえば画像処理を行なうプログラム)、および当該プログラムによって使用される各種データ(たとえば背景画像として使用可能な画像ファイル)を保存することができる。記憶部30は、例えば、不揮発性の半導体メモリであるROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、または記憶装置であるHDD(Hard Disk Drive)を含んでもよい。
通信部40は、いずれも図示しないが、アンテナスイッチ、デュプレクサ、電力増幅器、低雑音増幅器、および帯域通過フィルタを含む。通信部40は、LTE(Long Term Evolution)またはCDMA(Code Division Multiple Access)の方式に従い、通信事業者の通信網において通信を行なうことができる。通信部40は、アンテナで受信した信号を処理して、当該信号を制御部10に送信することができる。また、制御部10は、通信部40へ信号を送信し、通信部40において信号処理された信号を送信することができる。通信部40は、いずれも図示しないが無線LAN回路および無線LANアンテナを含み、WiFi(登録商標)に基づいて、例えばWiFiアクセスポイントのようなWiFi対応機器と通信を行なうことができる。
入力部50は、ユーザからの入力を受け付け、制御部10にその入力に基づく信号を送信することができる。入力部50は、例えばボタンまたはタッチパネルから構成されてもよい。
図5は、図4の制御部10の画像処理に関する機能を説明するための機能ブロック図である。図5を参照して、制御部10は、分割部11と、第1特定部12と、第2特定部13と、判定部14と、強調部15とを含む。
分割部11は、表示部20の解像度、各表示オブジェクトの表示に必要な最小の面積、各表示オブジェクトの座標などに基づいて表示部20に表示されている背景画像を複数の領域に分割し、分割された背景画像の情報を第1特定部および第2特定部へ出力する。
第1特定部12は、分割部11から得た分割された背景画像の各領域の支配色DC1を特定することができる。第1の実施の形態においては、第1特定部12は、各領域に含まれるピクセル毎のRGB値をカウントすることで、最も使われているRGB値を算出し、当該RGB値によって表される色を当該領域の支配色DC1として特定し、判定部14へ出力することができる。なお、RGB値とは、赤(R)、緑(G)、および青(B)の各色を0〜255の値で指定した値の組み合わせ(R,G,B)である。例えば、白は(255,255,255)と表され、黒は(0,0,0)と表され、灰色は(128,128,128)と表される。
第2特定部13は、各領域に含まれる各表示オブジェクトの支配色DC2を特定することができる。第2特定部13も第1特定部12と同様に、たとえばピクセル毎のRGB値をカウントすることで表示オブジェクトの支配色DC2を特定し、判定部14へ出力することができる。
判定部14は、第1特定部12によって特定された支配色DC1と、第2特定部13によって特定された支配色DC2とが類似しているか否かを判定することができる。第1の実施の形態においては、判定部14は、支配色DC1および支配色DC2のそれぞれのRGB値をRGB色空間の座標としてとらえ、支配色DC1と支配色DC2とのRGB色空間での距離が所定の閾値未満である場合に、支配色DC1と支配色DC2とが類似していると判定し、各領域についての当該判定結果と分割された背景画像の情報を強調部に出力する。
強調部15は、判定部14の判定結果に基づいて、背景画像の各領域に表示されている表示オブジェクトの強調処理を行なう。第1の実施の形態においては、背景画像の支配色DC1と表示オブジェクトの支配色DC2とが類似している場合に、支配色DC1の補色を用いて表示オブジェクトの表示を強調する。支配色DC1の補色は、色相環上で支配色DC1の正反対に位置する関係の色である。表示オブジェクトの具体的な強調方法については後述する。
以下では、図6〜図9を用いて、第1の実施の形態に従うスマートフォン1が備える制御部10によって行なわれる表示オブジェクトの強調処理について説明する。
図6は、図4の制御部10によって行なわれる表示オブジェクトの強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。図6を参照して、制御部10は、ステップS10において背景画像BP1の解像度、背景画像BP1上に配置されている各表示オブジェクトの表示に必要な最小面積、各表示オブジェクトの座標などに基づいて背景画像BP1を複数の領域に分割し、処理をステップS20に進める。制御部10は、ステップS20において表示オブジェクトの強調処理を行なう。
図7は、背景画像BP1が複数の領域に分割された様子を示す図である。図7を参照して、背景画像BP1は、領域R1〜R23に分割されている。分割線は説明のために付したものであって、実際の画面には表示されない。図3も併せて参照して、領域R2,R3,R5は、それぞれピクトP1〜P3を含んでいる。領域R4,R6は、それぞれ文字列T16,T17を含んでいる。領域R7は文字列T15を含んでいる。領域R8はアイコンI1と文字列T1とを含む。領域R10はアイコンI2と文字列T2とを含む。領域R11はアイコンI3と文字列T3とを含む。領域R12はアイコンI4と文字列T4とを含む。領域R13はアイコンI5と文字列T5とを含む。領域R14はアイコンI6と文字列T6とを含む。領域R15はアイコンI7と文字列T7とを含む。領域R16はアイコンI8と文字列T8とを含む。領域R17はアイコンI9と文字列T9とを含む。領域R18はアイコンI10と文字列T10とを含む。領域R19はアイコンI11と文字列T11とを含む。領域R20はアイコンI12と文字列T12とを含む。領域R21はアイコンI15を含む。領域R22はアイコンI13と文字列T13とを含む。領域R23はアイコンI14と文字列T14とを含む。領域R1,R9は表示オブジェクトを含まない。
再び図6を参照して、制御部10は、ステップS20において領域R1〜R23の各々について当該領域に含まれる表示オブジェクトの強調処理を行なう。
図8は、図4の制御部10によって文字列に行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。制御部10は、ステップS201において、強調処理が行なわれる領域(以下では「注目領域」ともいう。)の各ピクセルのRGB値をカウントすることにより、最も多く使用されているRGB値を算出して当該RGB値に対応する色を支配色DC1として特定し、処理をステップS202に進める。制御部10は、ステップS202において、注目領域に含まれる文字列の各ピクセルのRGB値をカウントすることにより、最も多く使用されているRGB値を算出して当該RGB値に対応する色を支配色DC2として特定し、処理をステップS203に進める。制御部10は、ステップS203において支配色DC1と支配色DC2とが類似しているか否かを判定する。
既に説明したように、2つの色が類似しているか否かは、それぞれの色のRGB値を色空間における座標と考え、色空間における2つの色の距離が所定の閾値Cth未満である場合に、当該2つの色が類似していると判定する。図9は、RGB色空間における2つの色の距離と閾値Cthの関係を模式的に示す図である。図9を参照して、支配色DC1に対応するRGB空間内の点を点CP1とし、支配色DC2に対応するRGB空間内の点を点CP2とする。また、点CP1と点CP2との距離を距離D12とする。たとえば、支配色DC1のRGB値を(R1,G1,B1)とし、支配色DC2のRGB値を(R2,G2,B2)とすると、点CP1は(R1,G1,B1)となり、点CP2は(R2,G2,B2)となり、距離D12は以下の式(1)となる。
距離D12={(R1−R2)2+(G1−G2)2+(B1−B2)21/2 …(1)
点CP1を中心にし、半径が閾値Cthに等しい球Sの内部に点CP2がある場合、距離D12は閾値Cthより小さい。一方、球Sの球面上、あるいは球Sの外部にある場合、距離D12は閾値Cth以上となる。したがって、点CP2がRGB色空間内における球Sの内部にある場合に支配色DC1と支配色DC2とは類似していると判定され、点CP2が球Sの球面上あるいは球Sの外部にある場合に支配色DC1と支配色DC2とは非類似であると判定される。
再び図8を参照して、支配色DC1と支配色DC2とが非類似の場合(S203においてNO)、制御部10は注目領域における文字列に対する強調処理を終了する。支配色DC1と支配色DC2とが類似している場合(S203においてYES)、制御部10はステップS204に処理を進める。制御部10は、ステップS204において注目領域に含まれる文字列の支配色を支配色DC1の補色に変更する。
図10は、図4の制御部10によって表示オブジェクトである画像オブジェクト(たとえばアイコンまたはピクト)に行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図10を参照して、制御部10は、ステップS211において、注目領域の各ピクセルのRGB値をカウントすることにより、最も多く使用されているRGB値を算出して当該RGB値に対応する色を支配色DC1として特定し、処理をステップS212に進める。制御部10は、ステップS212において、注目領域に含まれる画像オブジェクトの各ピクセルのRGB値をカウントすることにより、最も多く使用されているRGB値を算出して当該RGB値に対応する色を支配色DC2として特定し、処理をステップS213に進める。制御部10は、ステップS213において支配色DC1と支配色DC2とが類似しているか否かを判定する。
支配色DC1と支配色DC2とが非類似の場合(S213においてNO)、制御部10は注目領域における画像オブジェクトに対する強調処理を終了する。支配色DC1と支配色DC2とが類似している場合(S213においてYES)、制御部10はステップS214に処理を進める。制御部10は、ステップS214において注目領域に含まれる画像オブジェクトの周辺領域の色を支配色DC1の補色に変更する。第1の実施の形態においては、周辺領域は当該画像オブジェクトを含む長方形あるいは正方形のうち、最小の面積であるものを所定の倍率だけ拡大したものとしている。周辺領域は円、四角形以外の多角形であってもよく、注目領域内で表示オブジェクトを包摂する領域であって、注目領域よりも面積が小さい領域であればどのような形状であっても構わない。
図11は、図4の制御部10による表示オブジェクトの強調処理が行なわれた後の表示部20の様子を示す図である。図11、図7、および図3を参照して、強調処理前の図7と比較すると、図11においては多くの表示オブジェクトの視認性が向上していることがわかる。たとえば領域R2〜R6にそれぞれ表示されているピクトP1,P2、文字列T16、ピクトP3、および文字列T17は、図7においてはほとんど見えていなかったが、図11においてはすべてのピクト,文字列がはっきりと見える。領域R2,R3,R5においてはピクトP1,P2,P3の周辺領域の色が色C1の補色に変更されている。領域R4,R6においては文字列T16,T17の色が色C1の補色に変更されている。領域R10に表示されているアイコンI2および文字列T2について、図7においては、アイコンI2はその支配色が色C2に類似した色であるため輪郭線がぼやけており、文字列T2はその文字色が色C2であるためまったく見えていなかった。図11においてはアイコンI2および文字列T2はいずれもはっきりと見える。領域R10においてはアイコンI2の周辺領域の色が色C2の補色に変更されており、文字列T2の文字色が色C2の補色に変更されている。
以上のように、スマートフォン1によれば、複数の色が含まれる背景画像上に表示されているテキストについてはその支配色を注目領域の支配色の補色に変更し、画像オブジェクトについてはその周辺領域の色を注目領域の支配色の補色に変更することにより、表示オブジェクトの視認性を向上させることができる。
[第1の実施の形態の変形例]
第1の実施の形態においては、文字列に関しては当該文字列の支配色を当該文字列が含まれる領域の支配色の補色に変更することによって、文字列の視認性を向上させた。文字列の視認性を向上させる方法は文字列の支配色の変更に限られない。第1の実施の形態の変形例においては、画像オブジェクトと同様に、文字列の周辺領域の色を変更することによって文字列の視認性を向上させる場合について説明する。
図12は、第1の実施の形態の変形例に従うスマートフォンが備える制御部10によって文字列に行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。第1の実施の形態の変形例が第1の実施の形態と異なる点は、図12のステップS224のみであり、それ以外の構成は第1の実施の形態と同様である。すなわち、第1の実施の形態の変形例においては、図8のステップS204が図12のステップS224に置き換えられる。同様の構成についての説明は繰り返さない。図12を参照して、制御部10は、ステップS224において注目領域に含まれる文字列の周辺領域の色を支配色DC1の補色に変更する。
図13は、第1の実施の形態の変形例に従うスマートフォンが備える制御部10による表示オブジェクトの強調処理が行なわれた後の表示部20の様子を示す図である。図13、図11、図7、および図3を参照して、強調処理前の図7と比較すると、図13においても多くの表示オブジェクトの視認性が向上していることがわかる。図11と比較すると、強調処理後のアイコンまたはピクトは第1の実施の形態と同様であるが、強調処理後の文字列が第1の実施の形態とは異なっている。たとえば、文字列T16,T17は図11においては文字色が変更されていたが、図13においては周辺領域の色が変更されている。他の文字列についても同様である。
以上のように、第1の実施の形態の変形例に従うスマートフォンによれば、表示オブジェクトの周辺領域の色を注目領域の支配色の補色に変更することにより、複数の色が含まれる背景画像上に表示される表示オブジェクトの視認性を向上させることができる。
[第2の実施の形態]
第1の実施の形態と第1の実施の形態の変形例においては、注目領域の支配色DC1の補色を用いて当該注目領域に含まれる表示オブジェクトの強調処理を行なっていた。強調処理に用いる色は注目領域の支配色DC1の補色に限られない。第2の実施の形態においては、強調処理に用いる色が支配色DC1の補色以外の色になり得る場合について説明する。
図14は、第2の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部10によって文字列に行なわれる強調処理を説明するためのフローチャートである。図15は、第2の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部10によって画像オブジェクトに行なわれる強調処理を説明するためのフローチャートである。第2の実施の形態が第1の実施の形態および第1の実施の形態の変形例と異なるのは、図14のステップS234および図15のステップS244のみであり、それ以外の構成については、第1の実施の形態および第1の実施の形態の変形例と同様である。すなわち、第2の実施の形態においては、図8のステップS204(図12のステップS224)が図14のステップS234に置き換わり、図10のステップS214が図15のステップS244に置き換わる。同様の構成についての説明は繰り返さない。
図14を参照して、制御部10は、ステップS234において注目領域の文字列の支配色を支配色DC3に変更する。ステップS234においては、文字列の周辺領域の色を支配色DC3に変更しても構わない。図15を参照して、ステップS244において注目領域に含まれる画像オブジェクトの周辺領域の色を支配色DC3に変更する。
図16は、注目領域の支配色DC1と、注目領域に含まれる表示オブジェクトの強調処理前の支配色DC2との色空間における距離を示す図(a)、および注目領域の支配色DC1と注目領域に含まれる表示オブジェクトの強調処理後の支配色DC3との距離を示す図(b)である。図16(a)を参照して、支配色DC1と支配色DC2とが類似している場合、色空間における支配色DC1に対応する点CP1と支配色DC2に対応する点CP2との距離D12は、閾値Cthよりも小さい。図16(b)を参照して、この場合、制御部10は、表示オブジェクトの支配色を支配色DC2から、点CP1からの色空間における距離が閾値Cthよりも大きくなるような支配色DC3に変更する。色空間における支配色DC3に対応する点CP3と点CP1との距離D13は閾値Cthよりも大きい。このような支配色DC3は、予め設定した色の対応表に基づいて決定してもよいし、支配色DC1のRGB値から、所定の関係式を用いて支配色DC3のRGB値を求めても構わない。
以上のように、第2の実施の形態に従うスマートフォン1によれば、注目領域の支配色と当該注目領域に含まれる表示オブジェクトの支配色の明度の差が大きくなるように文字列の支配色または文字列の周辺領域の色、および画像オブジェクトの周辺領域の色を設定することにより、複数の色が含まれる背景画像上に表示される表示オブジェクトの視認性を向上させることができる。
[第3の実施の形態]
第1の実施の形態、第1の実施の形態の変形例、および第2の実施の形態においては、背景画像を複数の領域に分割していた。第3の実施の形態においては、背景画像を複数の領域に分割せずに表示オブジェクトの視認性を向上させる場合について説明する。
第3の実施の形態と、第1の実施の形態、第1の実施の形態の変形例、および第2の実施の形態とが異なる点は、表示オブジェクトの強調処理に先立って背景画像を複数の領域に分割する代わりに背景画像の支配色を特定し、当該支配色を表示オブジェクトの強調処理に用いる点、および背景画像として図18に示す背景画像BP2を用いる点のみであり、それ以外の構成については同様である。すなわち、第3の実施の形態においては、図6は図19に置き換わり、図8(図12,図14)および図10(図15)は、それぞれ図20および図21に置き換わり、図2は図18に置き換わる。同様の構成についての説明は繰り返さない。
図17は、表示部20に表示されている背景画像と当該背景画像上に配置されている表示オブジェクトを示す図である。表示オブジェクトは図3と同様であるが、背景画像は図18に示す背景画像BP2を用いる。図17を参照して、背景画像BP2は、3つの色C1〜C3を含む。これらの色は、色C2,C1,C3の順に明度が小さくなり、白色系の色から黒色系の色に変化している。
図19は、第3の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部10によって行なわれる表示オブジェクトの強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。図19を参照して、制御部10は、ステップS31において背景画像BP2に含まれるピクセル毎のRGB値をカウントすることで、最も使用されているRGB値を算出し、当該RGB値によって表される色を背景画像BP2の支配色DC1として特定し、処理をステップS32に進める。第3の実施の形態においては、背景画像BP2の支配色DC1は色C2である。制御部10は、ステップS32において各表示オブジェクトの強調処理を行なう。
図20は、第3の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部10によって文字列に行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。制御部10は、ステップS321において全ての文字列の支配色を支配色DC1(色C2)の補色に変更する。第3の実施の形態においては、文字列の支配色を支配色DC1の補色に変更するが、文字列の周辺領域の色を支配色DC1の補色に変更しても構わない。
図21は、第3の実施の形態に従うスマートフォンが備える制御部10によって表示オブジェクトである画像オブジェクト(たとえばアイコンまたはピクト)に行なわれる強調処理の流れを説明するためのフローチャートである。制御部10は、全ての画像オブジェクトの周辺領域の色を支配色DC1の補色に変更する。
図22は、第3の実施の形態に従う制御部10による表示オブジェクトの強調処理が行なわれた後の表示部20の様子を示す図である。図22、図17、および図3を参照して、強調処理前の図17と比較すると、図22においては多くの表示オブジェクトの視認性が向上していることがわかる。たとえばピクトP1,P2、文字列T16、ピクトP3、および文字列T17は、図17においてはほとんど見えていなかったが、図22においてはすべてのピクト,文字列がはっきりと見える。ピクトP1,P2,P3の周辺領域の色は色C2の補色に変更されている。文字列T16,T17の色は色C2の補色に変更されている。アイコンI2および文字列T2について、図17においては、アイコンI2はその支配色が色C2に類似した色であるため輪郭線がぼやけており、文字列T2はその文字色が色C2であるためまったく見えていなかった。図22においてはアイコンI2および文字列T2はいずれもはっきりと見える。アイコンI2の周辺領域の色が色C2の補色に変更されており、文字列T2の文字色が色C2の補色に変更されている。
以上のように、第3の実施の形態に従うスマートフォンによれば、複数の色が含まれる背景画像上に表示される文字列の支配色または文字列の周辺領域の色、および画像オブジェクトの周辺領域の色を背景画像の支配色の補色に変更することにより、表示オブジェクトの視認性を向上させることができる。
第3の実施の形態においては、文字列の支配色(または文字列の周辺領域の支配色)および画像オブジェクトの周辺領域の支配色が同じ色になるため、統一した視認性を提供することができる。
第1〜3の実施の形態において行なわれる表示オブジェクトの強調処理は、たとえば、表示部の表示が変更されて、背景画像上に表示オブジェクトが表示される場合に行なわれる。このような場合としては、たとえば、ユーザがスマートフォンを起動した場合、ユーザが画面ロックを解除した場合、通信事業者の通信網との接続状況またはWiFi対応機器との接続状況の変化によりピクトの表示が変更になった場合、或いはユーザがタッチパネルをタップ、フリックまたはスワイプして表示部の表示を変更した場合を挙げることができる。また、このような場合としては、たとえば、ユーザが背景画像を変更した場合、ユーザが設定を変更したことにより新たなピクトが表示された場合、或いはユーザが新しいアプリケーションをインストールしたことにより新たなアイコンまたはピクトが追加された場合を挙げることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 スマートフォン、10 制御部、11 分割部、12 第1特定部、13 第2特定部、14 判定部、15 強調部、20 表示部、30 記憶部、40 通信部、50 入力部、60 マイク、70 スピーカ、BP1,BP2 背景画像、I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,I8,I9,I10,I11,I12,I13,I14,I15 アイコン、P1,P2,P3 ピクト。

Claims (9)

  1. 複数の色が含まれる背景画像および前記背景画像に配置される1または複数の表示オブジェクトを表示するように構成される表示部と、
    前記表示部を制御するための制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記背景画像の全部または一部を含む第1の領域について、前記第1の領域において最も広い面積を占めている第1の色を特定するように構成される第1の特定部と、
    前記第1の領域に含まれる前記1または複数の表示オブジェクトの1つである表示オブジェクトにおいて最も広い面積を占めている第2の色を特定するように構成される第2の特定部と、
    前記第1の色と前記第2の色とが類似しているか否かを判定するように構成される判定部と、
    前記第1の色と前記第2の色とが類似している場合、前記第1の色および前記第2の色とは異なる第3の色を用いて前記表示オブジェクトの表示を強調するように構成される強調部とを含み、
    前記強調部は、前記第1の色と前記第2の色とが類似している場合、前記第1の領域に含まれる表示オブジェクトを含む領域であって、前記第1の領域よりも面積が小さい第2の領域において、前記背景画像に使用されている色のうち最も広い面積を占める色を前記第3の色に変更することによって前記表示オブジェクトの表示を強調するように構成される、電子機器。
  2. 前記第1の特定部は、前記第1の色の第1のRGB値を算出することによって前記第1の色を特定するように構成され、
    前記第2の特定部は、前記第2の色の第2のRGB値を算出することによって前記第2の色を特定するように構成され、
    前記判定部は、RGB色空間における前記第1のRGB値に対応する点と、前記第2のRGB値に対応する点との距離が所定の閾値より小さい場合に前記第1の色と前記第2の色とが類似していると判定するように構成され、
    RGB色空間における前記第1のRGBと前記第3の色のRGB値に対応する点との距離は、前記所定の閾値よりも大きい、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第3の色は、前記第1の色の補色である、請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記強調部は、前記第1の色と前記第2の色とが類似している場合、前記第2の色を前記第3の色に変更することによって前記表示オブジェクトの表示を強調するように構成される、請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記強調部は、前記第1の色と前記第2の色とが類似している場合、前記第2の領域において前記背景画像に使用されている全ての色を前記第3の色に変更することによって前記表示オブジェクトの表示を強調するように構成される、請求項に記載の電子機器。
  6. 前記制御装置は、前記背景画像を複数の領域に分割するように構成される分割部をさらに含み、
    前記第1の領域は、前記複数の領域のうちの1つである、請求項1に記載の電子機器。
  7. 前記第1の領域は、前記背景画像の全部を含む、請求項1に記載の電子機器。
  8. 前記電子機器は、携帯端末である、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 複数の色が含まれる背景画像および前記背景画像に配置される1または複数の表示オブジェクトを表示するように構成される表示部と、前記表示部を制御するための制御装置とを備える電子機器において、当該表示部を制御するために当該制御装置によって行なわれる画像処理方法であって、
    前記背景画像の全部または一部を含む第1の領域について、前記第1の領域において最も広い面積を占めている第1の色を特定するステップと、
    前記第1の領域に含まれる前記1または複数の表示オブジェクトの1つである表示オブジェクトにおいて最も広い面積を占めている第2の色を特定するステップと、
    前記第1の色と前記第2の色とが類似しているか否かを判定するステップと、
    前記第1の色と前記第2の色とが類似している場合、前記第1の色および前記第2の色とは異なる第3の色を用いて前記表示オブジェクトの表示を強調するステップとを含み、
    前記強調するステップは、前記第1の色と前記第2の色とが類似している場合、前記第1の領域に含まれる表示オブジェクトを含む領域であって、前記第1の領域よりも面積が小さい第2の領域において、前記背景画像に使用されている色のうち最も広い面積を占める色を前記第3の色に変更することによって前記表示オブジェクトの表示を強調する、画像処理方法。
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