JP6490716B2 - キャリアアグリレーションのための動的局部発振器(lo)方式及び切替え可能な受信(rx)チェーン - Google Patents

キャリアアグリレーションのための動的局部発振器(lo)方式及び切替え可能な受信(rx)チェーン Download PDF

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Description

関連出願への相互参照
[0001]本願は、2014年5月15日に出願された「DYNAMIC LOCAL OSCILLATOR (LO) SCHEME AND SWITCHABLE RECEIVE (RX) CHAIN FOR CARRIER AGGREGATION」と題する米国特許仮出願第61/993,334号の利益を主張する、2015年3月3日に出願された米国特許出願第14/636,591号の優先権を主張し、両方とも全体が参照により組み込まれる。
[0002]本開示の特定の態様は一般に、ワイヤレス通信のための無線周波数(RF)回路に関し、より具体的には、キャリアアグリゲーション(CA)のための動的局部発振器(LO)方式及び再設定可能な受信経路に関する。
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、ブロードキャスト、等の、様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。このようなネットワークは、通常は多元接続ネットワークであり、利用可能なネットワークリソースを共有することで複数のユーザのための通信をサポートする。例えば、1つのネットワークは、3G(第3世代携帯電話の標準と技術の)システムであり得、これは、EVDO(進化データ最適化)、1xRTT(1回無線送信技術又は単純に1x)、W−CDMA(登録商標)(広帯域符号分割多元接続)、UMTS−TDD(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム−時分割複信)、HSPA(高速パケットアクセス)、GPRS(汎用パケット無線サービス)又はEDGE(グローバルエボリューションのための強化データレート)を含む様々な3G無線アクセス技術(RAT)のうちの何れか1つを介してネットワークサービスを提供し得る。3Gネットワークは、音声通信に加え、高速インターネットアクセス及びビデオ電話を組み込むように進化した広域セルラ電話ネットワークである。更に、3Gネットワークは、より確立されており、他のネットワークシステムよりも広いカバレッジエリアを提供し得る。このような多元接続ネットワークはまた、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリアFDMA(SC−FMDA)ネットワーク、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))ロングタームエボリューション(長期的進化)(LTE(登録商標))ネットワーク及びロングタームエボリューションアドバンスド(長期的進化高度)(LTE−A)ネットワークを含み得る。
[0004]ワイヤレス通信ネットワークは、多数のモバイル局のための通信をサポートすることができる多数の基地局を含み得る。モバイル局(MS)は、ダウンリンク及びアップリンクを介して基地局(BS)と通信し得る。ダウンリンク(即ち、順方向リンク)は、基地局からモバイル局への通信リンクを指し、アップリンク(即ち、逆方向リンク)は、モバイル局から基地局への通信リンクを指す。基地局は、ダウンリンクでモバイル局にデータ及び制御情報を送信し得及び/又は、アップリンクでモバイル局からデータ及び制御情報を受信し得る。
[0005]本開示の特定の態様は一般に、キャリアアグリゲーションのための動的な局部発振器(LO)方式及び再構成可能な受信経路に関する。これは、受信機(Rx)デセンス性能を維持しつつ(即ち、電圧制御型発振器(VCO)、LO及び送信機信号の結合を回避しつつ)、最小限の電流消費を提供する。
[0006]本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は一般に、第1の低ノイズ増幅器(LNA)及び第1のミキサを備える第1の受信経路を介してキャリアアグリゲーション方式において第1のコンポーネントキャリア(CC)を受信及び処理することと、ここにおいて、第1のLNAは、第1のCCを増幅するように構成され、第1のミキサは、増幅された第1のCCに、第1のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を生成するために出力周波数が第1の分周率で分周される第1の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号を乗じるように構成される、キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止することと、ここで、第2のCCは、第1のCCとは異なる周波数を有する、第2のCCの追加又は停止された受信に基づいて、(1)第1の周波数シンセサイザを異なる出力周波数に再同調すること、(2)第1の分周率を変えること又は(3)増幅された第1のCCを、第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を生成するために出力周波数が第2の分周率で分周される第2の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること、のうちの少なくとも1つを行うこととを含む。
[0007]本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は一般に、第1のLO信号を作成するために出力周波数が第1の分周率で分周される第1の周波数シンセサイザと、キャリアアグリゲーション方式において第1のコンポーネントキャリア(CC)を受信及び処理するように構成された第1の受信経路と、ここで、第1の受信経路は、増幅された第1のCCに、第1のCCを増幅するように構成された第1の低ノイズ増幅器(LNA)及び第1のLO経路を介して受信された第1のLO信号を乗じるように構成された第1のミキサを備える、処理システムとを備える。処理システムは典型的に、キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止することと、ここで、第2のCCは、第1のCCとは異なる周波数を有する、第2のCCの追加又は停止された受信に基づいて、第1の周波数シンセサイザを異なる出力周波数に再同調すること、第1の分周率を変えること又は増幅された第1のCCを、第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を生成するために出力周波数が第2の分周率で分周される第2の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること、のうちの少なくとも1つを行うことと、を行うように構成される。
[0008]本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための非一時的なコンピュータ可読媒体を提供する。媒体は一般に、それに記憶された命令を含み、それら命令は、第1のLNA及び第1のミキサを備える第1の受信経路を介してキャリアアグリゲーション方式において第1のCCを受信及び処理することと、ここにおいて、第1のLNAは、第1のCCを増幅するように構成され、第1のミキサは、増幅された第1のCCに、第1のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を作成するために出力周波数が第1の分周率で分周される第1の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号を乗じるように構成される、キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止することと、ここで、第2のCCは、第1のCCとは異なる周波数を有する、第2のCCの追加又は停止された受信に基づいて、第1の周波数シンセサイザを異なる出力周波数に再同調すること、第1の分周率を変えること又は増幅された第1のCCを、第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を作成するために出力周波数が第2の分周率で分周される第2の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること、のうちの少なくとも1つを行うことと、を行うために実行可能である。
[0009]本開示の特定の態様は、ワイヤレス通信のための装置を提供する。装置は一般に、第1の周波数を合成するための手段と、第1のLO信号を作成するために第1の周波数を第1の分周率で分周するための手段と、キャリアアグリゲーション方式において第1のCCを受信及び処理するための手段と、ここで、受信及び処理するための手段は、第1のCCを増幅するための手段及び増幅された第1のCCを、第1のLO経路を介して受信された第1のLO信号と混合するための第1の手段を備える、キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止するための手段と、ここで、第2のCCは、第1のCCとは異なる周波数を有する、第2のCCの追加又は停止された受信に基づいて、第1の周波数を合成するための手段を異なる出力周波数に再同調すること、第1の分周率を変えること又は増幅された第1のCCを、混合するための第1の手段によって混合されることから、第2のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を作成するために第2の分周率で分周される第2の周波数を合成するための手段によって生成された第1のLO信号が、混合するための第2の手段によって混合されることに切り替えること、のうちの少なくとも1つから選択するための手段とを含む。
[0010]本開示の上述された特徴が詳細に理解されることができるように、上で簡潔に要約された内容についてのより具体的な説明が、複数の態様を参照することによってなされ得、そのうちの幾つかは、添付の図面に例示されている。しかしながら、添付の図面が本開示の特定の典型的な態様のみを例示しており、従って、その説明が他の同等に効果的な態様を認め得るので、その範囲を限定するとみなされるべきではないことに留意されたい。
[0011]図1は、本開示の特定の態様に係る、例となるワイヤレス通信ネットワークの図である。 [0012]図2は、本開示の特定の態様に係る、例となるアクセスポイント(AP)及び例となるユーザ端末のブロック図である。 [0013]図3は、本開示の特定の態様に係る、例となるトランシーバフロントエンドのブロック図である。 [0014]図4は、本開示の特定の態様に係る、異なる領域におけるダウンリンクキャリアアグリゲーション(CA)についての例となる周波数帯域組み合わせ(frequency band combination)の表である。 [0015]図5Aは、本開示の特定の態様に係る、異なるCA周波数シンセサイザについての例となる局部発振器(LO)分周率の表である。 [0016]図5Bは、本開示の特定の態様に係る、例となる電圧制御型発振器(VCO)及びLO分周器の電流消費が追加されている、図5Aの表の再編成されたバージョンである。 [0017]図6は、本開示の特定の態様に係る、B1,B3,B7,及びB28の様々な例となるCA周波数帯域組み合わせについての結合違反(coupling violation)の数を提供する表である。 [0018]図7Aは、本開示の特定の態様に係る、ダウンリンクコンポーネントキャリア(CC)を連続的に追加するときの、動的LO方式及び受信経路構成を例示する。 図7Bは、本開示の特定の態様に係る、ダウンリンクCCを連続的に追加するときの、動的LO方式及び受信経路構成を例示する。 図7Cは、本開示の特定の態様に係る、ダウンリンクCCを連続的に追加するときの、動的LO方式及び受信経路構成を例示する。 図7Dは、本開示の特定の態様に係る、ダウンリンクCCを連続的に追加するときの、動的LO方式及び受信経路構成を例示する。 [0019]図8は、本開示の特定の態様に係る、異なる数のダウンリンクCCに対する、動的LO方式と静的LO方式との間での例となる電流消費を比較する棒グラフである。 [0020]図9Aは、本開示の特定の態様に係る、動的LO方式についての異なる数のダウンリンクCCに対するVCO周波数の棒グラフ及び対応する表を提供する。 [0021]図9Bは、本開示の特定の態様に係る、静的LO方式についての異なる数のダウンリンクCCに対するVCO周波数の棒グラフ及び対応する表を提供する。 [0022]図10は、本開示の特定の態様に係る、動的LO方式及び切替え可能な受信経路を実装するための例となる動作のフロー図である。
発明の詳細な説明
[0023]本開示の様々な態様が以下に説明される。本明細書での教示が幅広い形式で具現化され得ること及び本明細書で開示されている任意の特定の構造、機能又は両方が、代表的なものにすぎないことが明らかであるべきである。本明細書での教示に基づいて、当業者は、本明細書で開示される態様が、任意の他の態様から独立して実装され得ること及びこれらの態様のうちの2つ以上が様々な方法で組み合わせられ得ることを認識すべきである。例えば、本明細書に示される任意の数の態様を使用して、装置が実装され得、かつ方法が実施され得る。加えて、本明細書に示される態様のうちの1つ又は複数に加えて又はそれ以外の、他の構造、機能性又は構造と機能性を使用して、そのような装置が実装され得るか又はそのような方法が実施され得る。更に、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
[0024]「例示的」という用語は、本明細書では、「一例、事例又は例示として機能する」という意味で使用される。「例示的」として本明細書で説明される任意の態様は、必ずしも、他の態様よりも好ましい又は有利であると解釈されるべきではない。
[0025]本明細書で説明される技法は、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多重(OFDM),時分割分割接続(TDMA)、空間分割多元接続(SDMA)、単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA)、等の様々なワイヤレス技術と組み合わせて使用され得る。複数のユーザ端末は、異なる(1)CMDAの場合直交符号チャネルを、(2)TDMAの場合タイムスロットを又は(3)OFDMの場合サブ帯域を介してデータを同時に送信/受信することができる。CDMAシステムは、IS−2000、IS−95、IS−856、広帯域CDMA(W−CDMA)又は幾つかの他の規格で実装し得る。OFDMシステムは、電気電子技術者協会(IEEE)802.11、IEEE802.16、ロングタームエボリューション(LTE)(例えば、TDD及び/又はFDDモードにおいて)又は幾つかの他の規格を実装し得る。TDMAシステムは、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標)」)又は幾つかの他の規格を実装し得る。これらの様々な規格は、当技術分野において知られている。
ワイヤレスシステムの例
[0026]図1は、アクセスポイント110及びユーザ端末120を有するワイヤレス通信システム100を例示する。簡潔にするために、図1には1つのアクセスポイント110のみが示されている。アクセスポイント(AP)は一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局(BS)、発展型ノードB(eNB)又は何らかの他の専門用語でも呼ばれ得る。ユーザ端末(UT)は、固定又はモバイルであり得、モバイル局(MS)、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、局(STA)、クライアント、ワイヤレスデバイス又は何らかの他の専門用語でも呼ばれ得る。ユーザ端末は、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ワイヤレスモデム、ラップトップコンピュータ、タブレット、パーソナルコンピュータ、等のワイヤレスデバイスであり得る。
[0027]アクセスポイント110は、ダウンリンク及びアップリンクで、いつ何時でも1つ又は複数のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(即ち、順方向リンク)は、アクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(即ち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアで通信し得る。システムコントローラ130は、アクセスポイントに結合し、そのアクセスポイントに調整及び制御を提供する。
[0028]システム100は、ダウンリンク及びアップリンクでのデータ送信のために、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを用いる。アクセスポイント110には、ダウンリンク送信のための送信ダイバーシティ及び/又はアップリンク送信のための受信ダイバーシティを達成するために数Nap個のアンテナが備わっている。選択されたユーザ端末120のセットNは、ダウンリンク送信を受信し、アップリンク送信を送信し得る。選択された各ユーザ端末は、アクセスポイントにユーザ固有のデータを送信し及び/又はアクセスポイントからユーザ固有のデータを受信する。一般に、選択された各ユーザ端末には、1つ又は複数(即ち、Nut≧1)のアンテナが備わっている。選択されたN個のユーザ端末は、同一の数又は異なる数のアンテナを有することができる。
[0029]ワイヤレスシステム100は、時分割複信(TDD)システム又は周波数分割複信(FDD)システムであり得る。TDDシステムでは、ダウンリンク及びアップリンクは、同一の周波数帯域を共有する。FDDシステムでは、ダウンリンク及びアップリンクは、異なる周波数帯域を使用する。システム100はまた、送信のために、単一のキャリア又は複数のキャリアを利用し得る
各ユーザ端末には、(例えば、コストを低く抑えるために)単一のアンテナが又は(例えば、追加のコストがサポートされることができる場合には)複数のアンテナが備わっている。
[0030]図2は、ワイヤレスシステム100における、アクセスポイント110及び2つのユーザ端末120mと120xのブロック図を示す。アクセスポイント110には、Nap個のアンテナ224a〜224apが備わっている。ユーザ端末120mには、Nut,m個のアンテナ252ma〜252muが備わっており、ユーザ端末120xには、Nut,x個のアンテナ252xa〜252xuが備わっている。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。本明細書で使用される場合、「送信エンティティ」とは、周波数チャネルを介してデータを送信することができる独立して動作される装置又はデバイスであり、「受信エンティティ」とは、周波数チャネルを介してデータを受信することができる独立して動作される装置又はデバイスである。以下の説明では、下付きの文字「dn」はダウンリンクを表し、下付きの文字「up」はアップリンクを表し、Nup個のユーザ端末が、アップリンクでの同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末が、ダウンリンクでの同時送信のために選択されるが、Nupは、Ndnと等しい場合も等しくない場合もあり、Nup及びNdnは、静的な値であり得るか又はスケジューリング間隔ごとに変化することができる。ビームステアリング又は何らかの他の空間処理技法が、アクセスポイント及びユーザ端末において使用され得る。
[0031]アップリンクでは、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、TXデータプロセッサ288が、データソース286からトラフィックデータを、コントローラ280から制御データを受ける。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末についてのトラフィックデータ{dup}を、そのユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられたコード化及び変調方式に基づいて処理(例えば、符号化、インターリーブ及び変調)し、Nut,m個のアンテナのうちの1つにデータシンボルストリーム{sup}を提供する。トランシーバフロントエンド(TX/RX)254(無線周波数フロントエンド(RFFE)としても知られている)は、それぞれのシンボルストリームを受け、処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ掛け及び周波数アップコンバート)して、アップリンク信号を生成する。トランシーバフロントエンド254はまた、例えば、RFスイッチを介して、送信ダイバーシティのためにNut,m個のアンテナのうちの1つにアップリンク信号をルーティングし得る。コントローラ280は、トランシーバフロントエンド254内でこのルーティングを制御し得る。
[0032]数Nup個のユーザ端末が、アップリンクでの同時送信のためにスケジューリングされ得る。これらユーザ端末の各々は、その処理されたシンボルストリームのセットをアップリンクでアクセスポイントに送信する。
[0033]アクセスポイント110では、Nap個のアンテナ224a〜224apが、アップリンクで送信するNup個のユーザ端末全てからアップリンク信号を受信する。受信ダイバーシティの場合、トランシーバフロントエンド222は、処理のために、アンテナ224のうちの1つから受信される信号を選択し得る。本開示の特定の態様について、複数のアンテナ224から受信される信号の組み合わせは、強化受信ダイバーシティのために組み合わせられ得る。アクセスポイントのトランシーバフロントエンド222はまた、ユーザ端末のトランシーバフロントエンド254によって実行される処理に相補的な処理を実行し、復元されたアップリンクデータシンボルストリームを提供する。復元されたアップリンクデータシンボルストリームは、ユーザ端末によって送信されるデータシンボルストリーム{sup}の推定値である。RXデータプロセッサ242は、復元されたアップリンクデータシンボルストリームを、そのストリームに使用されたレートに従って処理(例えば、復調、デインターリーブ及び復号)して、復号されたデータを取得する。各ユーザ端末についての復号されたデータが、記憶のためにデータシンク244に及び/又は更なる処理のためにコントローラ230に、供給され得る。
[0034]ダウンリンクでは、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、データソース208から、ダウンリンク送信のためにスケジューリングされたNdn個のユーザ端末についてのトラフィックデータを受け、コントローラ230から制御データを受け、場合によっては、スケジューラ234から他のデータを受ける。様々なタイプのデータが、異なるトランスポートチャネルで送られ得る。TXデータプロセッサ210は、各ユーザ端末についてのトラフィックデータを、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて処理(例えば、符号化、インターリーブ及び変調)する。TXデータプロセッサ210は、Nap個のアンテナのうちの1つから送信されるべきダウンリンクデータシンボルストリームを、より多くのNdn個のユーザ端末のうちの1つに提供し得る。トランシーバフロントエンド222は、シンボルストリームを受け、処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ掛け及び周波数アップコンバート)して、ダウンリンク信号を生成する。トランシーバフロントエンド222はまた、例えば、送信ダイバーシティのために、RFスイッチを介して、Nap個のアンテナ224のうちの1つ又は複数にダウンリンク信号をルーティングし得る。コントローラ230は、トランシーバフロントエンド222内でこのルーティングを制御し得る。
[0035]各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252が、アクセスポイント110から、Nap個のダウンリンク信号を受信する。ユーザ端末120における受信ダイバーシティのために、トランシーバフロントエンド254は、処理するための、アンテナ252のうちの1つから受ける信号を選択し得る。本開示の特定の態様について、複数のアンテナ252から受ける信号の組み合わせは、強化受信ダイバーシティのために組み合わせられ得る。ユーザ端末のトランシーバフロントエンド254はまた、アクセスポイントのトランシーバフロントエンド222によって実行される処理に相補的な処理を実行し、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。RXデータプロセッサ270が、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーブ及び復号)して、そのユーザ端末のための復号されたデータを取得する。
[0036]当業者は、本明細書で説明される技法が一般に、TDMA、SDMA、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、CDMA、SC−FDMA、TD−SCDMA及びそれらの組み合わせといった多元接続方式のうちの何れかのタイプを利用するシステムにおいて適用され得ることを認識するだろう。
[0037]図3は、本開示の特定の態様に係る、図2のトランシーバフロントエンド222,254のような例となるトランシーバフロントエンド300のブロック図である。トランシーバフロントエンド300は、1つ又は複数のアンテナを介して信号を送信するための送信(TX)経路302(送信チェーンとしても知られている)及びアンテナを介して信号を受信するための受信(RX)経路304(受信チェーンとしても知られている)を含む。TX経路302及びRX経路304がアンテナ303を共有する場合、これら経路は、デュプレクサ、スイッチ、ダイプレクサ、等の任意の様々な適切なRFデバイスを含み得るインターフェース306を介してアンテナと接続され得る。
[0038]デジタル/アナログ変換器(DAC)308から同相(I)又は直交(Q)ベースバンドアナログ信号を受けるため、TX経路302は、ベースバンドフィルタ(BBF)310、ミキサ312、ドライバ増幅器(DA)314及び電力増幅器316を含み得る。BBF310、ミキサ312及びDA314は、無線周波数集積回路(RFIC)に含まれ得、PA316は、多くの場合、RFICの外側にある。BBF310は、DAC308から受けたベースバンド信号をフィルタに掛け、ミキサ312は、フィルタに掛けられたベースバンド信号を送信局部発振器(LO)信号と混合して、対象のベースバンドを異なる周波数に変換する(例えば、ベースバンドからRFにアップコンバートする)。この周波数変換プロセスは、LO周波数の和周波数及び差周波数と、対象の信号の周波数を生成する。和周波数及び差周波数は、ビート周波数と呼ばれる。ビート周波数は典型的にRF範囲内にあり、それによって、ミキサ312によって出力される信号は典型的に、RF信号であり、これは、アンテナ303による送信の前に、DA314によって及びPA316によって増幅される。
[0039]RX経路304は、低ノイズ増幅器(LNA)322、ミキサ324及びベースバンドフィルタ(BBF)326を含む。LNA322、ミキサ324及びBBF326は、TX経路構成要素を含む無線周波数集積回路(RFIC)と同一である場合もそうでない場合もあるRFIC内に含まれ得る。アンテナ303を介して受信されるRF信号は、LNA322によって増幅され得、ミキサ324は、この増幅されたRF信号を、受信局部発振器(LO)信号と混合して、対象のRF信号を異なるベースバンド周波数に変換(即ち、ダウンコンバート)する。ミキサ324によって出力されたベースバンド信号は、アナログ/デジタル変換器(ADC)328によって、デジタル信号処理のためのデジタルI又はQ信号に変換される前にBBF326によってフィルタに掛けられ得る。
[0040]周波数が安定した状態を維持することがLOの出力にとって望ましいが、異なる周波数に同調することは、可変周波数発振器を使用することを示し、これは、安定性と同調性(tunability)との間の折衷(compromise)を伴う。現代のシステムは、特定の同調範囲で、安定しており同調可能なLOを生成するために、電圧制御型発振器(VCO)を有する周波数シンセサイザを用いる。故に、送信LOは典型的に、TX周波数シンセサイザ318によって生成され、これは、ミキサ312においてベースバンド信号と混合される前に増幅器320によってバッファ又は増幅(及び/又は、分周)され得る。同様に、受信LOは典型的に、RX周波数シンセサイザ330によって生成され、これは、ミキサ324においてRF信号と混合される前に増幅器332によってバッファ又は増幅(及び/又は、分周)され得る。
キャリアアグリゲーションにおける例となる動的LO方式及び切替え可能なRXチェーン
[0041]帯域幅を増加させ、それによってビットレートを増加させるために、キャリアアグリゲーションが、LTE−Aのような幾つかの無線アクセス技術(RAT)において使用される。キャリアアグリゲーションでは、複数の周波数リソース(即ち、キャリア(搬送波))は、データを送るために割り当てられる。アグリゲートされたキャリアの各々は、コンポーネントキャリア(CC)と呼ばれる。LTEリリース10では、例えば、最大で5つのコンポーネントキャリアがアリグレートされ得、結果として、100MHzという最大のアリグレートされた帯域幅に至る。リソースの割振りは、連続的又は非連続的であり得る。非連続的な割振りは、帯域内(即ち、コンポーネントキャリアは、同一の動作周波数帯域に属するが、それらの間には1つ又は複数のギャップがある)又は帯域間のいずれかであり得、このケースでは、コンポーネントキャリアは、異なる動作周波数帯域に属する。
[0042]LTE−Aキャリアアグリゲーション(CA)では、複数のキャリアが、データスループットを増加させるために、モバイルトランシーバで使用される。各キャリアは、電圧制御型発振器(VCO)を利用して、その局部発振器(LO)周波数を生成する。VCO同士でそれらの間の結合及びVCOと送信機(TX)信号との間の結合を最小化又は少なくとも低減するために、包括的なVCO周波数計画(comprehensive VCO frequency plan)及びLO分周率方式(LO divide ratio scheme)が使用され得る。これは、同一のLO周波数が異なる方法で生成されることを可能にし、それによって、特定のCA周波数帯域組み合わせについて、1つ又は数個のVCO/LO組み合わせが、最小結合及びRxデセンスを生み出すだろう。現在の解決策は、(1)所与のCA組み合わせにVCO周波数計画及びLO分周率を事前割当てすること及び(2)非線形干渉キャンセレーション(NLIC)のようなデジタル結合キャンセレーションを使用すること、を含む。両方の解決策とも、本開示の特定の態様と比べて電流ペナルティを有する(即ち、不必要に、より多くの電流を消費する)。
[0043]静的LO方式の代わりに、本開示の特定の態様は、動的LO生成を提供する。CA結合が存在しない(例えば、CA周波数シンセサイザCA1を使用する)場合、1つのダウンリンクコンポーネントキャリア(1DL)の最低電流消費は、開始点である。次に、より多くのダウンリンクコンポーネントキャリアオプションが利用可能な場合、例えば、2DL又は3DLに対して最小電流解決策が選択される。動的LO方式は、最大数のダウンリンクコンポーネントキャリアに達するとき、静的方式と同一の電流消費にまとまるだろう。1DLから最大数のダウンリンクコンポーネントキャリアまで、全てが最も低い電流を消費しつつ最小結合を達成するために、VCOは新しい構成のために再同調され得、LO分周率が変えられ得及び/又は、受信経路が、異なるLOドライブ(例えば、異なるLNA)を有する異なるミキサに切り替えられ得る。
[0044]各キャリアは、異なる領域において異なるCA周波数帯域組み合わせを有する。図4の表400は、4つのダウンリンクコンポーネントキャリア(4DL)キャリアアグリゲーションについての幾つかの例を提供する。周波数帯域組み合わせB1/B3/B7/B28(表400の第3の行)が、本開示では例示的な目的で使用されるが、本明細書に提示される概念は、任意の周波数帯域組み合わせに適用される。
[0045]VCO及びLO結合を回避するために、VCO周波数計画、特定のLO分周率及び特定の受信チェーン構成を伴う包括的な方式が利用され得る。これは、同一の帯域のLO周波数が、異なる方法で生成されることを可能にする。例えば、90を超える数の異なるVCO/LO結合メカニズムが、異なる周波数及びLO分周率を有する帯域組み合わせごとに分析され得る。下記式のうちの1つが満たされる場合、結合妨害が存在する:
Figure 0006490716
ここで、f_VCOは、VCO周波数であり、f_Txは、送信機周波数であり、f_sigは、受信信号周波数であり、PRxは、一次受信機(Rx)であり、SRxは、二次受信機であり、TRxは、三次受信機であり、Txは、送信機であり、GPSは、全地球測位システムである。
[0046]図5Aは、本開示の特定の態様に係る、4つの異なるCA周波数シンセサイザ(CA0−CA3)及び送信機(TX)についての例となるLO分周率の表500である。所与の4DL CA組み合わせに対して最小結合を達成するために、特定のVCO周波数及びLO分周率(例えば、div2,div3及びdiv6)が関与している。例えば、組み合わせB1+B3+B7+B28について、B1(CA2 div3)+B3(CA3 div2)+B28(CA1 div6)+B7(CA0 div2)が、ゼロ結合違反を要望され得る。表400によれば、B28は、低周波数帯域(LB)であり、B1及びB3は、中間周波数帯域(MB)であり、B7は、高周波数帯域(HB)である。
[0047]異なるCA周波数シンセサイザ及び分周率で同一のLO周波数が生成され得るが、電流消費は、図5Bの表550に例示されるように、かなり異なり得る。表550は、例となるVCO及びLO分周器の電流消費値が追加された、図5Aの表500の再編成されたバージョンである。
[0048]図6は、本開示の特定の態様に係る、B1,B3,B7及びB28の例となる様々なCA周波数帯域組み合わせについての結合違反の数を提供する表600である。表600では、「Pcell」は一次セル帯域であり、ここで、送信機(Tx)はPcell内にあり、「Scell」は二次セル帯域であり、「Tcell」は、三次セル帯域であり、「PT」は、一次送信機であり、「PR」は、一次Rxであり、「SR」は、二次Rxであり、「TR」は、三次Rxである。また表600において、「div_」は、LO分周率(例えば、2から12の範囲)であり、「VCO_」は、CA周波数シンセサイザである。
[0049]B1からCA2/div3、B3からCA3/div2、B28からCA1/div6、B7からCA0/div2という割当てが固定である場合、この割当ては、表600の第2の行においてみられるように、4つ全てのダウンリンクCCが使用されるとき、最小結合違反にすべきであった。しかしながら、B1,B3又はB7における1つのダウンリンク(1DL)コンポーネントキャリア(これは、非CAである)のケースについて、電流消費は、CA1周波数シンセサイザが(B28の代わりに)これらの帯域に使用されるケースと比べて最適ではない。2DLのケースについても同様に、CA2/div3+CA3/div2を有するB1+B3は、CA1/div2+CA3/div2よりも多くの電流を消費する。
[0050]4DLのケースが、1DLから4DLへ上げられるあらゆるシーケンスを有し得ることに留意されたい。例として、B1→B1+B3→B1+B3+B28→B1+B3+B28+B7である。代替的な例として、B3→B3+B7→B3+B7+B1→B3+B7+B1+B28である。
[0051]静的LO方式の代わりに、本開示の特定の態様は、動的LO生成を提供する。特定の態様は典型的に、CA結合が存在しない(例えば、CA1)場合、最低電流解決策によって1DLを開始し得る。次に、CCが追加されると、より多くの最小結合違反オプションが利用可能な場合、2DL又は3DLに対して最小電流解決策が選択され得る。意図的に(By design)、この動的LO方式は、ダウンリンクコンポーネントキャリアの数がDL CCの最大数(max DL)達するとき、静的LO方式と同一の電流消費にまとめられる。
[0052]1DLからmax DLまで、CA周波数シンセサイザにおけるVCOは、新しい構成に対して再同調され得、LO分周率が変えられ得及び/又は受信経路が、例えば、異なるLOドライブ(例えば、異なるLNA)を有する異なるミキサに切り替えることで再構成され得る。このように、最小結合は、最も低い又は少なくとも低減された電流を消費しつつ達成され得る。
[0053]図7A−7Dは、本開示の特定の態様に係る、ダウンリンクコンポーネントキャリアを連続的に追加する(1DL→2DL→3DL→4DL)ときの、動的LO方式及び受信経路構成を例示する。このシーケンスは、ダウンリンクCCの受信を連続的に停止するとき同一の構成で逆に(4DL→3DL→2DL→1DL)発生し得る。
[0054]図7Aの構成700では、最も低い電流消費を有する周波数シンセサイザ(例えば、CA1 VCO704)が1DLに対して使用され、ここでは、他のVCOからの結合は、問題ではない。ここで、B1内の受信されたコンポーネントキャリアは、LNA702によって増幅され得、ミキサ706は、増幅されたB1 CCに、LO分周率div2を有するCA1によって供給されるLO信号708を乗じる。B1がMBである場合、CA1 div2方式は、21mAという最低合計電流消費を有すること、ここで、図5Bの表550に例示されているように、VCO電流は12mAであり、分周器電流は9mAである、に留意されたい。
[0055]図7Bの構成730では、B28内のコンポーネントキャリアが追加される。従って、CA3 VCO732がイネーブルにされ、B1内のコンポーネントキャリアは、今度は、B1のための異なるミキサ734に切り替えることで、分周率div3を有するCA3に移転される。B28内のコンポーネントキャリアは、別のLNA736によって増幅され、ミキサ738は、増幅されたB28 CCに、LO分周率div6を有するCA1によって供給されるLO信号740を乗じる。CA1 VCOもまた、B28に再同調される。
[0056]図7Cの構成760では、B7内のコンポーネントキャリアが追加される。従って、CA2 VCO762がイネーブルにされ、B1 CCは、今度は、B1のための更に別のミキサ764に切り替えることで、分周率div4を有するCA2に移転される。CA3 VCO732は、B7に再同調され、B7 CCは、更に別のLNA766によって増幅され、ミキサ768は、増幅されたB7 CCに、異なるLO分周率div2を有するCA3によって供給されるLO信号770を乗じる。
[0057]図7Dの構成390では、B3内のコンポーネントキャリアが追加される。結果として、CA0 VCO792がイネーブルにされ、B7 CCは、今度は、B7のための異なるミキサ794に切り替えることで、分周率div2を有するCA0に移転される。B1 CCは、CA2に留まるが、異なるLO分周率div3が使用される。CA3 VCO732は、B3に再同調され、B3 CCは、更に別のLNA796によって増幅され、ミキサ734は、増幅されたB3 CCに、分周率div2を有するCA3によって供給されるLO信号798を乗じる。
[0058]図8は、本開示の特定の態様に係る、異なる数のダウンリンクCCに対する、動的LO方式と静的LO方式との間での例となる電流消費を比較する棒グラフ800及び対応する表820である。動的及び静的LO方式は、最大数のダウンリンクコンポーネントキャリア(このケースでは4DL)を使用するときには同様の電流消費を有するが、動的LO方式は、より少ない数のダウンリンクコンポーネントキャリアを用いるケースでは大幅に低い電流消費を有することに留意されたい。
[0059]図9Aは、本開示の特定の態様に係る、動的LO方式についての異なる数のダウンリンクCCに対するVCO周波数の棒グラフ900及び対応する表910を提供する。動的LO方式について、より多くのダウンリンクコンポーネントキャリアが追加されるに伴い、より多くのVCOスペクトルが現れる。既存のダウンリンクCCのVCOスペクトルは、本明細書ではB1について例示されるように、キャリアが追加又は除去されるに伴い、変化し得る。
[0060]図9Bは、本開示の特定の態様に係る、静的LO方式についての異なる数のダウンリンクCCに対するVCO周波数の棒グラフ950及び対応する表960を提供する。静的LO方式について、既存のダウンリンクコンポーネントキャリアのVCOスペクトルは、図9Aの棒グラフ900とは対照的に、キャリアが追加又は除去されることに伴い変化することはない。
[0061]図10は、本開示の特定の態様に係る、動的LO方式及び切替え可能な受信経路を実装するための例となる動作1000のフロー図である。動作1000は、基地局又はモバイル局のような、ワイヤレス通信のための装置によって実行され得る。
[0062]動作1000は、1002において、第1の受信経路を介して、キャリアアグリゲーション方式において第1のCCを受信及び処理することから開始する。第1の受信経路は、第1のLNA及び第1のミキサを含み得る。第1のLNAは、第1のCCを増幅するように構成され、第1のミキサは、増幅された第1のCCに、第1のLO経路によって受信され、第1のLO信号を作成するために出力周波数が第1の分周率で分周される第1の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号を乗じるように構成される。
[0063]1004において、キャリアアグリゲーション方式における第2のCCの受信が、追加又は停止され得る。換言すると、ダウンリンクCCの数は、それぞれ、増加又は減少され得る。第2のCCは、第1のCCとは異なる周波数を有するが、第2のCCは、第1のCCと同じ又は異なる発展型UMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム)地上無線アクセス(E−UTRA)周波数帯域内にある。
[0064]1004における第2のCCの追加又は停止された受信に基づいて、以下の動作のうちの少なくとも1つが1006において発生し得る、即ち、(1)第1の周波数シンセサイザを異なる出力周波数に再同調すること、(2)第1の分周率を変えること又は(3)増幅された第1のCCを、第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を作成するために出力周波数が第2の分周率で分周される第2の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること。
[0065]特定の態様によれば、第1の周波数シンセサイザは、第1のCCが唯一のコンポーネントキャリアであるとき、キャリアアグリゲーション方式のための全ての周波数シンセサイザの中で最も低い電流消費を有する。
[0066]特定の態様によれば、再同調すること、変えること又は切り替えることのうちの最も小さいものが、(1)第1及び第2の分周率に並びに第1及び第2の周波数シンセサイザに関連付けられた電流消費又は(2)第1のLO信号、第1のコンポーネントキャリア、第2のコンポーネントキャリア、送信信号の第1若しくは第2の高調波又は送信信号に関連付けられたLO信号のうちの少なくとも1つの間の結合、のうちの少なくとも1つに基づいて選択される。
[0067]特定の態様によれば、第2のCCの受信を追加することは、第2の受信経路を介して第2のCCを受信及び処理することを伴う。第2の受信経路は、第2のLNA及び第3のミキサを含む。第2のLNAは、第2のCCを増幅するように構成され、第3のミキサは、増幅された第2のCCに、第3のLO経路を介して受信され、第2のLO信号を作成するために出力周波数が第3の分周率で分周される第3の周波数シンセサイザによって生成された第2のLO信号を乗じるように構成される。特定の態様の場合、第3の周波数シンセサイザは、第1の周波数シンセサイザと同じである。
[0068]特定の態様によれば、動作1000は、キャリアアグリゲーション方式において第3のCCの受信を追加又は停止することを更に伴い得る。第3のCCは、第1及び第2のCCとは異なる周波数を有する。第3のCCの追加又は停止された受信に基づいて、以下の動作のうちの少なくとも1つが発生し得る、即ち、(1)第1、第2又は第3の周波数シンセサイザのうちの少なくとも1つを異なる出力周波数に再同調すること、(2)第1、第2又は第3の分周率のうちの少なくとも1つを変えること、(3)増幅された第1のCCを、第1のミキサによって乗じられることから、第2のミキサによって乗じられることに切り替えること、(4)増幅された第1のCCを、第2のミキサによって乗じられることから、第1のミキサによって乗じられることに切り替えること又は(5)増幅された第1のCCを、第1又は第2のミキサによって乗じられることから、第4のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を作成するために出力周波数が第4の分周率で分周される第4の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号が第4のミキサによって乗じられることに切り替ええること。特定の態様について、第3のCCの受信を追加することは、第3のLNA及び第5のミキサを備える第3の受信経路を介して第3のCCを受信及び処理することを含み、第3のLNAは、第3のCCを増幅するように構成され、第5のミキサは、増幅された第3のCCに、第5のLO経路を介して受信され、第3のLO信号を作成するために出力周波数が第5の分周率で分周される第5の周波数シンセサイザによって生成された第3のLO信号を乗じるように構成される。第5の周波数シンセサイザは、(例えば、4つのCA周波数シンセサイザしか存在しないケースでは)第1、第2、第3又は第4の周波数シンセサイザと同じであり得る。
[0069]特定の態様によれば、動作1000は、キャリアアグリゲーション方式において第4のCCの受信を追加又は停止することを更に含み得る。第4のCCは、第1、第2及び第3のCCとは異なる周波数を有する。第4のCCの追加又は停止された受信に基づいて、以下の動作のうちの少なくとも1つが発生し得る、即ち、(1)第1、第2、第3の又は第4の周波数シンセサイザのうちの少なくとも1つを異なる出力周波数に再同調すること、(2)第1、第2、第3の又は第4の分周率のうちの少なくとも1つを変えること、(3)増幅された第1のCCを、第1のミキサによって乗じられることから第2又は第4のミキサによって乗じられることに切り替えること、(4)増幅された第1のCCを、第2のミキサによって乗じられることから、第1又は第4のミキサによって乗じられることに切り替えること、(5)増幅された第1のCCを、第4のミキサによって乗じられることから、第1又は第2のミキサによって乗じられることに切り替えること又は(6)増幅された第1のCCを、第1、第2又は第4のミキサによって乗じられることから、第6のLO経路を介して受信され、第1のLO信号を作成するために出力周波数が第6の分周率で分周される第6の周波数シンセサイザによって生成された第1のLO信号が第6のミキサによって乗じられることに切り替えること。特定の態様について、第4のCCの受信を追加することは、第4のLNA及び第7のミキサを有する第4の受信経路を介して第4のCCを受信及び処理することを伴う。第4のLNAは、第4のCCを増幅するように構成され、第7のミキサは、増幅された第4のCCに、第7のLO経路によって受信され、第4のLO信号を作成するために出力周波数が第7の分周率で分周される第7の周波数シンセサイザを介して生成された第4のLO信号を乗じるように構成される。第7の周波数シンセサイザは、第2の周波数シンセサイザと同じであり得、第7のミキサは、第2のミキサを同じであり得る。特定の態様について、第6の周波数シンセサイザは、第1、第2又は第3の周波数シンセサイザではない。
[0070]前述された様々な動作又は方法は、対応する機能を実行することができる任意の適切な手段によって実行され得る。これらの手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)又はプロセッサを含むがこれらに限定されない、様々なハードウェア及び/又はソフトウェア構成要素及び/又はモジュールを含み得る。一般に、動作が図中に例示されている場合、それらの動作は、同様の参照番号を付した、対応する対照のミーンズプラスファンクション構成要素を有し得る。
[0071]例えば、送信するための手段は、送信機(例えば、図2に描写されるユーザ端末120のトランシーバフロントエンド254又は図2に示されるアクセスポイント110のトランシーバフロントエンド222)及び/又はアンテナ(例えば、図2に描かれるユーザ端末120mのアンテナ252ma〜252mu又は図2に例示されるアクセスポイント110のアンテナ224a〜224ap)を備え得る。受信するための手段は、受信機(例えば、図2に描写されるユーザ端末120のトランシーバフロントエンド254又は図2に示されるアクセスポイント110のトランシーバフロントエンド222)及び/又はアンテナ(例えば、図2に描かれるユーザ端末120mのアンテナ252ma〜252mu又は図2に例示されるアクセスポイント110のアンテナ224a〜224ap)を備え得る。周波数(又は、特定の周波数を有する発振信号)を合成するための手段は、VCOを有する位相ロックドループ(PLL)を含み得る図3のRX周波数シンセサイザ330のような周波数シンセサイザを備え得る。分周するための手段は、LOを生成するための分周器のような分周器を備え得る。受信及び処理するための手段は、図3のRX経路304のような受信経路(即ち、受信チェーン)を備え得る。増幅するための手段は、図3のLNA332又は図7DのLNA702、736,766,及び796のような増幅器を備え得る。混合するための手段は、図3のミキサ324又は図7Dのミキサ738,764,734及び794のようなミキサを備え得る。
[0072]処理するための手段、受信を追加又は停止するための手段、選択するための手段又は決定するための手段は、処理システムを備え得、これは、図2に例示されるユーザ端末120のRXデータプロセッサ270、TXデータプロセッサ288及び/又はコントローラ280のような1つ又は複数のプロセッサを含み得る。追加的又は代替的に、受信を追加又は停止するための手段又は選択するための手段は、図3のインターフェース306のようなアンテナと受信経路との間のインターフェースを備え得る。例えば、処理システム(前文で説明されているような)は、このインターフェースを制御し得る。
[0073]本明細書で使用される場合、「決定すること」という用語は、幅広い動作(action)を包含する。例えば、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(例えば、表、データベース又は別のデータ構造をルックアップすること)、確定すること、等を含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)、等を含み得る。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、等を含み得る。
[0074]本明細書で使用される場合、複数の項目からなるリスト「のうちの少なくとも1つ」に関する表現は、単一のメンバを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。例として、「a,b又はcのうちの少なくとも1つ」は、a,b,c,a−b,a−c,b−c及びa−b−cだけでなく、同じ要素の倍数を伴った任意の組み合わせ(例えば、a−a,a−a−a,a−a−b,a−a−c,a−b−b,a−c−c,b−b,b−b−b,b−b−c,c−c及びc−c−c又はa,b,cの任意の他の順序)をカバーすることを想定している。
[0075]本開示に関連して説明された実例となる様々な論理ブロック、モジュール及び回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲート若しくはトランジスタ論理回路、ディスクリートハードウェア構成要素又は本明細書で説明された機能を実行するよう設計されたそれらの任意の組み合わせで実装又は実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替的に、プロセッサは、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ又はステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに連結した1つ以上のマイクロプロセッサ又は任意の他のそのような構成との組み合わせとして実装され得る。
[0076]本開示に関連して説明されたアルゴリズム又は方法のステップは、直接ハードウェアで、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで又は両者の組み合わせで具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、当技術分野で知られている任意の形式の記憶媒体中に存在し得る。使用され得る記憶媒体の幾つかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、等を含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令を備え得るか又は多くの命令を備え得、幾つかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で及び複数の記憶媒体にわたって分散され得る。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替として、記憶媒体は、プロセッサに一体化され得る。
[0077]本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1つ又は複数のステップ又は動作を備える。方法のステップ及び/又は動作は、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに置き換えられ得る。換言すると、ステップ又は動作の特定の順序が明記されない限り、特定のステップ及び/又は動作の順序及び/又は使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく修正され得る。
[0078]説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はこれらの任意の組み合わせで実装され得る。ハードウェアで実装される場合、例となるハードウェア構成は、ワイヤレスノードにおける処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャで実装され得る。バスは、処理システムの特定の用途と設計制約全体に依存して、任意の数の相互接続バス及びブリッジを含み得る。バスは、プロセッサ、機械可読媒体及びバスインターフェースを含む様々な回路をリンクさせ得る。バスインターフェースは、バスを介して、とりわけ、処理システムにネットワークアダプタを接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHY層の信号処理機能を実装するために使用され得る。ユーザ端末120(図1を参照)のケースでは、ユーザインターフェース(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック、等)もまた、バスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路及び同様なもののような様々な他の回路をリンクさせ得るが、これらは当技術分野において周知であるため、これ以上は説明されないだろう。
[0079]プロセッサは、バスを管理すること、機械可読媒体に記憶されたソフトウェアの実行を含む汎用処理を行うことを担い得る。プロセッサは、1つ又は複数の汎用及び/又は専用プロセッサで実装され得る。例には、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ及びソフトウェアを実行することができる他の回路が含まれる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれようが、別名で呼ばれようが、命令、データ又はそれらの任意の組み合わせを意味するものとして広く解釈されるものとする。機械可読媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取専用メモリ)、EPROM(消去可能なプログラマブル読取専用メモリ)、EEPROM(電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ又は任意の他の適切な記憶媒体若しくはそれらの任意の組み合わせを含み得る。機械可読媒体は、コンピュータプログラム製品で具現化され得る。コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を備え得る。
[0080]ハードウェアの実装形態では、機械可読媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者が容易に認識するように、機械可読媒体又はその任意の部分は、処理システムの外部にあり得る。例として、機械可読媒体は、送信回線、データによって変調された搬送波及び/又はワイヤレスノードとは別個の、命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体を含み得、それらは全てバスインターフェースを介してプロセッサによりアクセスされ得る。代替的に又は加えて、機械可読媒体又はその任意の部分は、例えば、キャッシュ及び/又は汎用レジスタファイルを有し得るケースにおいて、プロセッサに組み込まれ得る。
[0081]処理システムは、プロセッサ機能性を提供する1つ又は複数のマイクロプロセッサと、機械可読媒体の少なくとも一部を提供する外部メモリとを有し、それら全てが外部バスアーキテクチャを通して他のサポート回路とリンクされている、汎用処理システムとして構成され得る。代替的に、処理システムは、単一のチップに組み込まれた機械可読媒体の少なくとも一部と、プロセッサと、バスインターフェースと、(アクセス端末のケースでは)ユーザインターフェースと、サポート回路とを有するASIC(特定用途向け集積回路)で又は1つ又は複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理回路、ディスクリートハードウェア構成要素若しくは任意の他の適切な回路又は本開示全体を通して説明された様々な機能性を実行することができる回路の任意の組み合わせで実装され得る。当業者は、特定の用途とシステム全体に課された設計制約全体とに依存して、処理システムについて説明された機能性をどのように実装することが最善かを認識するだろう。
[0082]機械可読媒体は、多数のソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサのような装置によって実行されると、様々な機能を実行することを処理システムに行わせる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュール及び受信モジュールを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイスに存在し得るか又は複数の記憶デバイスにわたって分散され得る。例として、ソフトウェアモジュールは、トリガイベントが発生するとハードドライブからRAMへとロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、命令のうちの幾つかをキャッシュへとロードして、アクセススピードを上げ得る。次に、1つ又は複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行のために、汎用レジスタファイルへとロードされ得る。以下でソフトウェアモジュールの機能性について言及する場合、そのような機能性が、そのソフトウェアモジュールからの命令を実行するときにプロセッサによって実装されることは理解されるであろう。
[0083]ソフトウェアに実装される場合、これら機能は、コンピュータ可読媒体において、1つ又は複数の命令又はコードとして、記憶又は送信さ得る。コンピュータ可読媒体は、ある箇所から別の箇所へのコンピュータプログラの移送を容易にする任意の媒体を含むコンピュータ通信媒体及びコンピュータ記憶媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができるあらゆる入手可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、このようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置又は他の磁気記憶デバイス、或いはデータ構造又は命令の形式で所望のプログラムコードを記憶若しくは搬送するために使用されることができ、かつコンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備え得る。また、任意の接続は厳密にはコンピュータ可読媒体と称される。例えば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ又は他のリモートソースから、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)若しくは赤外線(IR)、電波及びマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して送信される場合、これら同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL又は赤外線、電波及びマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイディスクを含み、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。故に、幾つかの態様では、コンピュータ可読媒体は、非一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、有形媒体)を備え得る。加えて、他の態様について、コンピュータ可読媒体は、一時的なコンピュータ可読媒体(例えば、信号)を備え得る。上記の組み合わせもまた、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
[0084]故に、特定の態様は、本明細書で提示された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。例えば、そのようなコンピュータプログラム製品は、命令が記憶(及び/又は符号化)されているコンピュータ可読媒体を備え得、これらの命令は、本明細書で説明された動作を実行するために1つ又は複数のプロセッサによって実行可能である。特定の態様について、コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を含み得る
[0085]更に、本明細書で説明された方法及び技法を実行するためのモジュール及び/又は他の適切な手段は、適宜、ユーザ端末及び/又は基地局によってダウンロードされる及び/又は他の方法で取得され得ることが認識されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されることができる。代替的に、本明細書で説明された様々な方法は、ユーザ端末及び/又は基地局が、記憶手段をデバイスに結合又は提供することに応じて様々な方法を取得することができるように、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)又はフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して提供されることができる。更に、本明細書で説明された方法及び技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法が利用され得る。
[0086] 特許請求の範囲は、上に例示されたままの構成及び構成要素に限定されないことが理解されるべきである。様々な修正、変更及び変形は、特許請求の範囲から逸脱することなく、上述した方法及び装置の配置、動作及び詳細に対して行われ得る。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信のための方法であって、
第1の低ノイズ増幅器(LNA)及び第1のミキサを備える第1の受信経路を介してキャリアアグリゲーション方式において第1のコンポーネントキャリア(CC)を受信及び処理することと、ここにおいて、前記第1のLNAは、前記第1のCCを増幅するように構成され、前記第1のミキサは、増幅された前記第1のCCに、第1のLO経路を介して受信され、第1の局部発振器(LO)信号を生成するために出力周波数が第1の分周率で分周される第1の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号を乗じるように構成される、
前記キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止することと、前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる周波数を有し、
前記第2のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
前記第1の周波数シンセサイザを異なる出力周波数に再同調すること、
前記第1の分周率を変えること又は
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を生成するために出力周波数が第2の分周率で分周される第2の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること
のうちの少なくとも1つを行うことと
を備える方法。
[C2]
前記第1の周波数シンセサイザは、前記第1のCCが唯一のコンポーネントキャリアであるとき、前記キャリアアグリゲーション方式のための全ての周波数シンセサイザの中で最も低い電流消費を有する、C1に記載の方法。
[C3]
前記再同調すること、前記変えること又は前記切り替えることのうちの最も小さいものは、
前記第1の分周率及び前記第2の分周率に並びに前記第1の周波数シンセサイザ及び前記第2の周波数シンセサイザに関連付けられた電流消費又は、
前記第1のLO信号、前記第1のコンポーネントキャリア、前記第2のコンポーネントキャリア、送信信号の第1若しくは第2の高調波又は前記送信信号に関連付けられたLO信号のうちの少なくとも1つの間の結合
のうちの少なくとも1つに基づいて選択される、C1に記載の方法。
[C4]
前記第2のCCの受信を追加することは、第2のLNA及び第3のミキサを備える第2の受信経路を介して前記第2のCCを受信及び処理することを備え、ここにおいて、前記第2のLNAは、前記第2のCCを増幅するように構成され、前記第3のミキサは、増幅された前記第2のCCに、第3のLO経路を介して受信され、第2のLO信号を作成するために出力周波数が第3の分周率で分周される第3の周波数シンセサイザによって生成された前記第2のLO信号を乗じるように構成される、C1に記載の方法。
[C5]
前記第3の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザである、C4に記載の方法。
[C6]
前記キャリアアグリゲーション方式において第3のCCの受信を追加又は停止することと、前記第3のCCは、前記第1のCC及び前記第2のCCとは異なる周波数を有し、
前記第3のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ又は前記第3の周波数シンセサイザのうちの少なくとも1つを異なる出力周波数に再同調すること、
前記第1の分周率、前記第2の分周率又は前記第3の分周率のうちの少なくとも1つを変えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから、前記第2のミキサによって乗じられることに切り替えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第2のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサによって乗じられることに切り替えること又は、
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサ又は前記第2のミキサによって乗じられることから、第4のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を作成するために出力周波数が第4の分周率で分周される第4の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号が第4のミキサによって乗じられることに切り替えること
のうちの少なくとも1つを行うことと
を更に備える、C4に記載の方法。
[C7]
前記第3のCCの受信を追加することは、第3のLNA及び第5のミキサを備える第3の受信経路を介して前記第3のCCを受信及び処理することを備え、ここにおいて、前記第3のLNAは、前記第3のCCを増幅するように構成され、前記第5のミキサは、増幅された前記第3のCCに、第5のLO経路を介して受信され、第3のLO信号を作成するために出力周波数が第5の分周率で分周される第5の周波数シンセサイザによって生成された前記第3のLO信号を乗じるように構成される、C6に記載の方法。
[C8]
前記第5の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ、前記第3の周波数シンセサイザ又は前記第4の周波数シンセサイザである、C7に記載の方法。
[C9]
前記キャリアアグリゲーション方式において第4のCCの受信を追加又は停止することと、前記第4のCCは、前記第1のCC、前記第2のCC及び前記第3のCCとは異なる周波数を有し、
前記第4のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ、前記第3の周波数シンセサイザ又は前記第4の周波数シンセサイザのうちの少なくとも1つを異なる出力周波数に再同調すること、
前記第1の分周率、前記第2の分周率、前記第3の分周率又は前記第4の分周率のうちの少なくとも1つを変えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから前記第2のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることに切り替えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第2のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることに切り替えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第4のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサ又は前記第2のミキサによって乗じられることに切り替えること又は
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサ、前記第2のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることから、第6のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を作成するために出力周波数が第6の分周率で分周される第6の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号が第6のミキサによって乗じられることに切り替えること、切り替えること
のうちの少なくとも1つを行うことと
を更に備える、C7に記載の方法。
[C10]
前記第4のCCの受信を追加することは、第4のLNA及び第7のミキサを備える第4の受信経路を介して前記第4のCCを受信及び処理することを備え、ここにおいて、前記第4のLNAは、前記第4のCCを増幅するように構成され、前記第7のミキサは、増幅された前記第4のCCに、第7のLO経路を介して受信され、第4のLO信号を作成するために出力周波数が第7の分周率で分周される第7の周波数シンセサイザによって生成された前記第4のLO信号を乗じるように構成される、C9に記載の方法。
[C11]
前記第7の周波数シンセサイザは、前記第2の周波数シンセサイザであり、前記第7のミキサは、前記第2のミキサである、C10に記載の方法。
[C12]
前記第6の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ又は前記第3の周波数シンセサイザではない、C9に記載の方法。
[C13]
前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる発展型UMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム)地上無線アクセス(E−UTRA)周波数帯域である、C1に記載の方法。
[C14]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1の局部発振器(LO)信号を作成するために出力周波数が第1の分周率で分周される第1の周波数シンセサイザと、
キャリアアグリゲーション方式において第1のコンポーネントキャリア(CC)を受信及び処理するように構成された第1の受信経路と、ここで、前記第1の受信経路は、
前記第1のCCを増幅するように構成された第1の低ノイズ増幅器(LNA)及び
増幅された前記第1のCCに、第1のLO経路を介して受信された前記第1のLO信号を乗じるように構成された第1のミキサ
を備える、
処理システムと
を備え、前記処理システムは、
前記キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止することと、前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる周波数を有する、
前記第2のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
前記第1の周波数シンセサイザを異なる出力周波数に再同調すること、
前記第1の分周率を変えること又は
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を作成するために出力周波数が第2の分周率で分周される第2の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること
のうちの少なくとも1つを行うことと
を行うように構成される、装置。
[C15]
前記第1の周波数シンセサイザは、前記第1のCCが唯一のコンポーネントキャリアであるとき、前記キャリアアグリゲーション方式のための全ての周波数シンセサイザの中で最も低い電流消費を有する、C14に記載の装置。
[C16]
前記処理システムは、
前記第1の分周率及び前記第2の分周率に及び前記第1の周波数シンセサイザ及び前記第2の周波数シンセサイザに関連付けられた電流消費又は
前記第1のLO信号、前記第1のコンポーネントキャリア、前記第2のコンポーネントキャリア、送信信号の第1若しくは第2の高調波又は前記送信信号に関連付けられたLO信号のうちの少なくとも1つの間の結合
のうちの少なくとも1つに基づいて、前記再同調すること、前記変えること又は前記切り替えることのうちの最も小さいものを、選択するように構成される、C14に記載の装置。
[C17]
第2のLNA及び第3のミキサを備える第2の受信経路と、
第3の周波数シンセサイザと
を更に備え、前記処理システムは、前記第2の受信経路を介した前記第2のCCの受信及び処理を制御することで前記第2のCCの受信を追加するように構成され、前記第2のLNAは、前記第2のCCを増幅するように構成され、前記第3のミキサは、増幅された前記第2のCCに、第3のLO経路を介して受信され、第2のLO信号を作成するために出力周波数が第3の分周率で分周される前記第3の周波数シンセサイザによって生成された前記第2のLO信号を乗じるように構成される、
C14に記載の装置。
[C18]
前記第3の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザである、C17に記載の装置。
[C19]
前記処理システムは、
前記キャリアアグリゲーション方式において第3のCCの受信を追加又は停止することと、ここで、前記第3のCCは、前記第1のCC及び前記第2のCCとは異なる周波数を有する、
前記第3のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ又は前記第3の周波数シンセサイザのうちの少なくとも1つを異なる出力周波数に再同調すること、
前記第1の分周率、前記第2の分周率又は前記第3の分周率のうちの少なくとも1つを変えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから、前記第2のミキサによって乗じられることに切り替えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第2のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサによって乗じられることに切り替えること又は
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサ又は前記第2のミキサによって乗じられることから、第4のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を作成するために出力周波数が第4の分周率で分周される第4の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号が第4のミキサによって乗じられることに切り替えること
のうちの1つを行うことと
を行うように構成される、C17に記載の装置。
[C20]
第3のLNA及び第5のミキサを備える第3の受信経路と、
第5の周波数シンセサイザと
を更に備え、前記処理システムは、前記第3の受信経路を介した前記第3のCCの受信及び処理を制御することで前記第3のCCの受信を追加するように構成され、前記第3のLNAは、前記第3のCCを増幅するように構成され、前記第5のミキサは、増幅された前記第3のCCに、第5のLO経路を介して受信され、第3のLO信号を作成するために出力周波数が第5の分周率で分周される前記第5の周波数シンセサイザによって生成された前記第3のLO信号を乗じるように構成される、
C19に記載の装置。
[C21]
前記第5の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ、前記第3の周波数シンセサイザ又は前記第4の周波数シンセサイザである、C20に記載の装置。
[C22]
前記処理システムは、
前記キャリアアグリゲーション方式において第4のCCの受信を追加又は停止することと、前記第4のCCは、前記第1のCC、前記第2のCC及び前記第3のCCとは異なる周波数を有し、
前記第4のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ、前記第3の周波数シンセサイザ又は前記第4の周波数シンセサイザのうちの少なくとも1つを異なる出力周波数に再同調すること、
前記第1の分周率、前記第2の分周率、前記第3の分周率又は前記第4の分周率のうちの少なくとも1つを変えることと、
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから前記第2のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることに切り替えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第2のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることに切り替えること、
増幅された前記第1のCCを、前記第4のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサ又は前記第2のミキサによって乗じられることに切り替えること又は
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサ、前記第2のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることから、第6のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を作成するために出力周波数が第6の分周率で分周される第6の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号が第6のミキサによって乗じられることに切り替えること
のうちの少なくとも1つを行うことと
を行うように構成される、C20に記載の装置。
[C23]
第4のLNA及び第7のミキサを備える第4の受信経路と、
第7の周波数シンセサイザと
を更に備え、前記処理システムは、前記第4の受信経路を介した前記第4のCCの受信及び処理を制御することで前記第4のCCの受信を追加するように構成され、前記第4のLNAは、前記第4のCCを増幅するように構成され、前記第7のミキサは、増幅された前記第4のCCに、第7のLO経路を介して受信され、第4のLO信号を作成するために出力周波数が第7の分周率で分周される前記第7の周波数シンセサイザによって生成された前記第4のLO信号を乗じるように構成される、C22に記載の装置。
[C24]
前記第7の周波数シンセサイザは、前記第2の周波数シンセサイザであり、前記第7のミキサは、前記第2のミキサである、C23に記載の装置。
[C25]
前記第6の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ又は前記第3の周波数シンセサイザではない、C22に記載の装置。
[C26]
前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる発展型UMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム)地上無線アクセス(E−UTRA)周波数帯域である、C14に記載の装置。
[C27]
ワイヤレス通信のための非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記媒体は、命令を記憶しており、前記命令は、
第1の低ノイズ増幅器(LNA)及び第1のミキサを備える第1の受信経路を介してキャリアアグリゲーション方式において第1のコンポーネントキャリア(CC)を受信及び処理することと、ここにおいて、前記第1のLNAは、前記第1のCCを増幅するように構成され、前記第1のミキサは、増幅された前記第1のCCに、第1のLO経路を介して受信され、第1の局部発振器(LO)信号を生成するために出力周波数が第1の分周率で分周される第1の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号を乗じるように構成され、
前記キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止することと、前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる周波数を有し、
前記第2のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
前記第1の周波数シンセサイザを異なる出力周波数に再同調すること、
前記第1の分周率を変えること又は
増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を作成するために出力周波数が第2の分周率で分周される第2の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること
のうちの少なくとも1つを行うことと
を行うように実行可能である、非一時的なコンピュータ可読媒体。
[C28]
ワイヤレス通信のための装置であって、
第1の周波数を合成するための手段と、
第1の局部発振器(LO)信号を作成するために、前記第1の周波数を第1の分周率で分周するための手段と、
キャリアアグリゲーション方式において第1のコンポーネントキャリア(CC)を受信及び処理するための手段と、ここで、受信及び処理するための前記手段は、
前記第1のCCを増幅するための手段及び
増幅された前記第1のCCを、第1のLO経路を介して受信された前記第1のLO信号と混合するための第1の手段
を備える、
前記キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止するための手段と、前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる周波数を有し、
前記第2のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
前記第1の周波数を合成するための前記手段を異なる出力周波数に再同調すること、
前記第1の分周率を変えること又は
増幅された前記第1のCCを、混合するための前記第1の手段によって混合されることから、第2のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を作成するために第2の分周率で分周される第2の周波数を合成するための手段によって生成された前記第1のLO信号と、混合するための第2の手段によって混合されることに切り替えること
のうちの少なくとも1つから選択するための手段と
を備える装置。

Claims (15)

  1. ワイヤレス通信のための方法であって、
    第1の低ノイズ増幅器(LNA)及び第1のミキサを備える第1の受信経路を介してキャリアアグリゲーション方式において第1のコンポーネントキャリア(CC)を受信及び処理することと、ここにおいて、前記第1のLNAは、前記第1のCCを増幅するように構成され、前記第1のミキサは、増幅された前記第1のCCに、第1の局部発振器(LO経路を介して受信され、第1のLO信号を生成するために出力周波数が第1の分周率で分周される第1の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号を乗じるように構成される、
    前記キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止することと、前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる周波数を有し、
    前記第2のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
    幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、前記第1のLO信号を生成するために出力周波数が第2の分周率で分周される第2の周波数シンセサイザによって生成された前記第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること
    を備え、ここにおいて、前記第2のCCの受信を追加することは、第2のLNA及び第3のミキサを備える第2の受信経路を介して前記第2のCCを受信及び処理することを備え、前記第2のLNAは、前記第2のCCを増幅するように構成され、前記第3のミキサは、増幅された前記第2のCCに、第3のLO経路を介して受信され、第3の周波数シンセサイザによって生成される第2のLO信号を乗じるように構成され、前記第3の周波数シンセサイザの出力周波数が前記第2のLO信号を生成するために第3の分周率で分周される、方法。
  2. 前記第1の周波数シンセサイザは、前記第1のCCが唯一のコンポーネントキャリアであるとき、前記キャリアアグリゲーション方式のための全ての周波数シンセサイザの中で最も低い電流消費を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記再同調すること、前記変えること又は前記切り替えることのうちの最も小さいものは、
    前記第1の分周率及び前記第2の分周率に並びに前記第1の周波数シンセサイザ及び前記第2の周波数シンセサイザに関連付けられた電流消費又は、
    前記第1のLO信号、前記第1のコンポーネントキャリア、前記第2のコンポーネントキャリア、送信信号の第1若しくは第2の高調波又は前記送信信号に関連付けられたLO信号のうちの少なくとも1つの間の結合
    のうちの少なくとも1つに基づいて選択される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第3の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザである、請求項に記載の方法。
  5. 前記キャリアアグリゲーション方式において第3のCCの受信を追加又は停止することと、前記第3のCCは、前記第1のCC及び前記第2のCCとは異なる周波数を有し、
    前記第3のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
    前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ又は前記第3の周波数シンセサイザのうちの少なくとも1つを異なる出力周波数に再同調すること、
    前記第1の分周率、前記第2の分周率又は前記第3の分周率のうちの少なくとも1つを変えること、
    増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから、前記第2のミキサによって乗じられることに切り替えること、
    増幅された前記第1のCCを、前記第2のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサによって乗じられることに切り替えること又は、
    増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサ又は前記第2のミキサによって乗じられることから、第4のLO経路を介して受信され、第4の周波数シンセサイザによって生成される第1のLO信号が第4のミキサによって乗じられることに切り替えること
    のうちの少なくとも1つを行うことと
    を更に備え、前記第4の周波数シンセサイザの出力周波数が前記第1のLO信号を生成するために第4の分周率で分周される、請求項に記載の方法。
  6. 前記第3のCCの受信を追加することは、第3のLNA及び第5のミキサを備える第3の受信経路を介して前記第3のCCを受信及び処理することを備え、ここにおいて、前記第3のLNAは、前記第3のCCを増幅するように構成され、前記第5のミキサは、増幅された前記第3のCCに、第5のLO経路を介して受信され、第5の周波数シンセサイザによって生成される第3のLO信号を乗じるように構成され、前記第5の周波数シンセサイザの出力周波数が前記第3のLO信号を生成するために第5の分周率で分周される、請求項に記載の方法。
  7. 前記第5の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ、前記第3の周波数シンセサイザ又は前記第4の周波数シンセサイザである、請求項に記載の方法。
  8. 前記キャリアアグリゲーション方式において第4のCCの受信を追加又は停止することと、前記第4のCCは、前記第1のCC、前記第2のCC及び前記第3のCCとは異なる周波数を有し、
    前記第4のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
    前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ、前記第3の周波数シンセサイザ又は前記第4の周波数シンセサイザのうちの少なくとも1つを異なる出力周波数に再同調すること、
    前記第1の分周率、前記第2の分周率、前記第3の分周率又は前記第4の分周率のうちの少なくとも1つを変えること、
    増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから前記第2のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることに切り替えること、
    増幅された前記第1のCCを、前記第2のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることに切り替えること、
    増幅された前記第1のCCを、前記第4のミキサによって乗じられることから、前記第1のミキサ又は前記第2のミキサによって乗じられることに切り替えること又は
    増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサ、前記第2のミキサ又は前記第4のミキサによって乗じられることから、第6のLO経路を介して受信され、第6の周波数シンセサイザによって生成され第1のLO信号が第6のミキサによって乗じられることに切り替えること
    のうちの少なくとも1つを行うことと
    を更に備え、前記第6の周波数シンセサイザの出力周波数が前記第1のLO信号を生成するために第6の分周率で分周される、請求項に記載の方法。
  9. 前記第4のCCの受信を追加することは、第4のLNA及び第7のミキサを備える第4の受信経路を介して前記第4のCCを受信及び処理することを備え、ここにおいて、前記第4のLNAは、前記第4のCCを増幅するように構成され、前記第7のミキサは、増幅された前記第4のCCに、第7のLO経路を介して受信され、第7の周波数シンセサイザによって生成される第4のLO信号を乗じるように構成され、前記第7の周波数シンセサイザの出力周波数が前記第4のLO信号を生成するために第7の分周率で分周される、請求項に記載の方法。
  10. 前記第7の周波数シンセサイザは、前記第2の周波数シンセサイザであり、前記第7のミキサは、前記第2のミキサである、請求項に記載の方法。
  11. 前記第6の周波数シンセサイザは、前記第1の周波数シンセサイザ、前記第2の周波数シンセサイザ又は前記第3の周波数シンセサイザではない、請求項に記載の方法。
  12. 前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる発展型UMTS(ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム)地上無線アクセス(E−UTRA)周波数帯域である、請求項1に記載の方法。
  13. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1の周波数シンセサイザと、前記第1の周波数シンセサイザの出力周波数が第1の局部発振器(LO)信号を生成するために第1の分周率で分周される、
    キャリアアグリゲーション方式において第1のコンポーネントキャリア(CC)を受信及び処理するように構成された第1の受信経路と、ここで、前記第1の受信経路は、
    前記第1のCCを増幅するように構成された第1の低ノイズ増幅器(LNA)及び
    増幅された前記第1のCCに、第1のLO経路を介して受信された前記第1のLO信号を乗じるように構成された第1のミキサ
    を備える、
    前記キャリアアグリゲーション方式において第2のCCの受信を追加又は停止することと、前記第2のCCは、前記第1のCCとは異なる周波数を有する、
    前記第2のCCの前記追加又は停止された受信に基づいて、
    前記第1の周波数シンセサイザを異なる出力周波数に再同調すること、
    前記第1の分周率を変えること又は
    増幅された前記第1のCCを、前記第1のミキサによって乗じられることから、第2のLO経路を介して受信され、第2の周波数シンセサイザによって生成される第1のLO信号が第2のミキサによって乗じられることに切り替えること
    のうちの少なくとも1つを行うことと
    を行うように構成され、前記第2の周波数シンセサイザの出力周波数が前記第1のLO信号を生成するために第2の分周率で分周される、処理システムと
    を備え、
    第2のLNA及び第3のミキサを備える第2の受信経路と、
    第3の周波数シンセサイザと
    を更に備える、ここにおいて、前記処理システムは、前記第2の受信経路を介した前記第2のCCの受信及び処理を制御することで前記第2のCCの受信を追加するように構成され、前記第2のLNAは、前記第2のCCを増幅するように構成され、前記第3のミキサは、増幅された前記第2のCCに、第3のLO経路を介して受信され、前記第3の周波数シンセサイザによって生成される第2のLO信号を乗じるように構成され、前記第3の周波数シンセサイザの出力周波数が前記第2のLO信号を生成するために第3の分周率で分周される、
    装置。
  14. 前記第1の周波数シンセサイザは、前記第1のCCが唯一のコンポーネントキャリアであるとき、前記キャリアアグリゲーション方式のための全ての周波数シンセサイザの中で最も低い電流消費を有する、又は
    前記処理システムは、
    前記第1の分周率及び前記第2の分周率に並びに前記第1の周波数シンセサイザ及び前記第2の周波数シンセサイザに関連付けられた電流消費又は
    前記第1のLO信号、前記第1のコンポーネントキャリア、前記第2のコンポーネントキャリア、送信信号の第1若しくは第2の高調波又は前記送信信号に関連付けられたLO信号のうちの少なくとも1つの間の結合
    のうちの少なくとも1つに基づいて、前記再同調すること、前記変えること又は前記切り替えることのうちの最も小さいものを、選択するように構成される、請求項13に記載の装置。
  15. ワイヤレス通信のためのコンピュータ可読媒体であって、前記媒体は、請求項1−12のうちのいずれかに記載の方法を実施するために実行可能な命令を記憶している、コンピュータ可読媒体。
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