JP6486438B1 - トロリー線引上装置及び設置位置調整方法 - Google Patents

トロリー線引上装置及び設置位置調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トロリーバーの設置位置を適正な位置に調整する作業の労力及び時間を低減できるトロリー線引上装置及び設置位置調整方法を提供すること。
【解決手段】トロリー線引上装置50が、載置面63を有する載置部61、及び載置部61に繋がると共に、載置面63が上を向く設置状態でエレベーター1の静止部64に取り付けられる取付部62を有するジャッキ台60と、設置状態の載置面63上に載置され、ピストン収容室を含む本体71、及び少なくとも一部がピストン収容室に収容され、ピストン収容室に対して進退移動するピストン72を有するジャッキ装置70と、ピストン72の先端部に固定されるピストン固定部81、及びトロリー線4の下方側端部に固定されるトロリー線固定部82を有し、ピストン72とトロリー線4の下方側端部を連結する連結部材80と、を備えるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベーターのトロリー線引上装置に関する。また、本発明は、トロリー線設置位置調整方法に関する。
電波塔等の高い施設で用いられるエレベーターは、一般的に、カゴに電力を供給する手段として、ケーブルの代わりに鉛直方向に延在する複数の金属製のトロリー線を備える。そして、鉛直方向に昇降するカゴに設置したパンタグラフをトロリー線に対して摺動させることで電力をカゴに供給する。異なる電圧の電力をカゴに供給するため、複数のトロリー線は電位が互いに異なる。特許文献1に記載されているように、各トロリー線は、複数のトロリーバー(セグメント)を所定間隔毎に鉛直方向に継接することで構成される。
特開昭52−86195号公報
トロリー線4において鉛直方向に隣り合うトロリーバー12の継接部分は、図8及び図9に示すジョイントクランプ13及びハンガークランプ18でクランプされる。図8及び図9を参照して、ジョイントクランプ13は、ハンガークランプ18によりエレベーター1の静止部19に固定される。また、図9に示すように、ジョイントクランプ13は、例えば、金属製の一対の挟持板13aと、ボルト13bと、ナット13cを含む。一対の挟持板13aは、隣り合う2つのトロリーバー12を跨ぐように2つのトロリーバー12の接続部を挟持する。ボルト13b及びナット13cで一対の挟持板13aを互いに接近するように締め付けることで、2つのトロリーバー12の継接を行う。ジョイントクランプ13は、トロリーバー12の環境温度の変化による伸縮を許容する程度に締め付けられる。
再度、図8を参照して、ハンガークランプ18は、一対の挟持板18a,18b、締結手段18c、及び固定部18dを有する。固定部18dは、雄ねじが設けられた軸部18eと、ナット18fを含む。軸部18eをエレベーター1の静止部19の貫通孔に挿通した後、ナット18fを軸部18eの先端側に締め込むことで、ハンガークランプ18を静止部19に固定する。締結手段18cは、ボルト及びナットで構成される。一対の挟持板18a,18bを、締結手段18cで互いに接近させるように締め付けることで、ハンガークランプ18で、ジョイントクランプ13を挟持すると共に、静止部19に対して位置決めする。
なお、追加のハンガークランプ18が、隣り合うトロリーバー12のジョイント部以外の箇所に設けられてもよい。また、仕様によっては、ハンガークランプ18が設けられないトロリーバー12のジョイント部の箇所が存在してもよい。トロリーバー12の劣化等により、僅かな隙間が2つのトロリーバー12間に生じても、一方のトロリーバー12と他方のトロリーバー12は、金属製のジョイントクランプ13を介して電気的に接続される。よって、トロリー線4の継接部分に電流を確実に流すことができる。
トロリー線4は、2〜3箇所が図10に示すアンカークランプ15でクランプされる。アンカークランプ15は、本体15a、アンカーピン15b、及び絶縁キャップ15cを備え、本体15aは、ハンガークランプ18と同様に一対の挟持板15d,15eを有する。一対の挟持板15d,15eは、ハンガークランプ18と同様にトロリーバー12aを挟持することで保持する。本体15aは、ハンガークランプ18と同様の構造でエレベーター1の静止部(図示せず)に固定され、アンカーピン15bは、アンカークランプ15が固定された状態で本体15aから水平方向に突出する。アンカーピン15bのピン部15fは、絶縁キャップ15cにより取り囲まれる。
図11に示すように、アンカークランプ15で固定されるトロリーバー12aは、専用構造を有する。詳しくは、トロリーバー12aは、アンカーピン15bのピン部15fに対応する形状の凹部23を有し、アンカーピン15bのピン部15fが凹部23に嵌め込まれる。このピン部15fの嵌め込みで、トロリーバー12aの下方へのズレ落ちを防止する。
ハンガークランプ18は、ボルト及びナットの締結力のみで上記接続部の固定を行っているので、トロリーバー12の下方への移動を阻止する力が弱い。このような背景において、アンカーピン15bが経年や振動等で劣化し、トロリーバー12aのズレ落ちが発生することがあり、これに起因して、本来隙間無く設置されるべき隣り合う2つのトロリーバー12間に許容長さを超えた隙間24が生じることがある。そして、図12に示すように、カゴ5のパンタグラフ20付属のシュー21が隙間24を移動する際に異音が発生することがある。
この異音を抑えるには、多数のトロリーバー12の適切な位置への引き上げ再固定を必要とする。しかし、この引き上げ作業に特化した工具や冶具等は、現在一切存在しない。よって、異音が発生すると、保守作業員が、高い電波塔等の施設において多数存在するトロリーバー12を一本一本適切な位置に再固定しなければならず、その作業に多大な時間及び労力が必要になる。
そこで、本発明の課題は、トロリーバーの設置位置を適正な位置に調整する作業の労力及び時間を低減できるトロリー線引上装置及び設置位置調整方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るトロリー線引上装置は、略一直線上に延在するように継接された複数のトロリーバーを備え、エレベーターのカゴに電力を供給するトロリー線における少なくとも1つの前記トロリーバーを引き上げるのに用いられるトロリー線引上装置であって、載置面を有する載置部、及び前記載置部に繋がると共に、前記載置面が上を向く設置状態で前記エレベーターの静止部に取り付けられる取付部を有するジャッキ台と、前記設置状態の前記載置面上に載置され、ピストン収容室を含む本体、及び少なくとも一部が前記ピストン収容室に収容され、前記ピストン収容室に対して進退移動するピストンを有するジャッキ装置と、前記ピストンの先端部に固定されるピストン固定部、及び前記トロリー線の下方側端部に固定されるトロリー線固定部を有し、前記ピストンと前記トロリー線の下方側端部を連結する連結部材と、を備える。
トロリー線は、複数のセグメントが継接された構造を含む。本明細書では、このセグメントをトロリーバーと表現する。
本発明によれば、トロリー線引上装置をエレベーターの静止部に取り付けた状態で、連結部材でジャッキ装置のピストンとトロリー線の下方側端部を連結できる。そして、その状態で、1以上のトロリーバーのズレ落ちによって発生している隙間までの全てのトロリーバーに関し、各トロリーバーを保持しているハンガークランプ又はアンカークランプの保持力を弱めるか又は消失させた上で、ピストンを上側に移動させるだけで、1以上のトロリーバーを引き上げることができる。したがって、ズレ落ちが発生している最上位のトロリーバーの高さが、その適切な設置高さになるまで、ジャッキ装置で1以上のトロリーバーを引き上げることで、複数のトロリーバーを同時に適切な設置高さに引き上げることができる。よって、トロリーバーの設置位置を適正な位置に調整する作業の労力及び時間を大幅に低減できる。
また、本発明において、前記載置面が、略平面からなり、前記設置状態において前記載置面は鉛直方向に略直交し、前記取付部が、前記載置面に繋がると共に前記設置状態で前記鉛直方向に延在する長孔を有する平板部と、前記長孔に締め込まれる締結手段を含んでもよい。
上記構成によれば、長孔に対する締結手段の挿入位置で平板部の取り付け高さを自在に調整できる。よって、ジャッキ装置の設置高さ位置を、ピストンが最も延びた位置で、ズレ落ちが発生している最上位のトロリーバーの高さが、適切な設置高さ位置になるように容易に調整できる。よって、引上長さの調整を容易に実行できる。
また、本発明において、前記連結部材は、一方向に延在する軸部材又は筒部材であり、前記連結部材は、軸方向の一方側に前記ピストンの前記先端部を収容する先端部収容室を有し、前記軸方向の他方側に前記トロリー線の前記下方側端部を収容する下側端部収容室を有してもよい。
上記構成によれば、簡易な構造で連結部材をピストン及びトロリーバーに確実に固定できる。
また、本発明において、前記トロリー線において環境温度の変化による前記トロリーバーの伸縮を吸収するための規定間隙を確保するエキスパンジョン部における前記規定間隙の高さ寸法に略一致する長さを有し、前記規定間隙に介在させる介在物を更に備えてもよい。
図13にエキスパンジョン部30の基本構成を示す。図13に示すように、エキスパンジョン部30においては、隣り合う二つのトロリーバー12が寸法Aの規定間隙35を介して鉛直方向に対向するように配置される。二つのトロリーバー12間の電気的な接続は、例えばジャンパー線31を介して実行される。規定間隙の寸法Aは10mm程度であるので、規定間隙が存在しても、パンタグラフがトロリー線から外れることはない。エキスパンジョン部30は、所定の高さ毎に設置される。
このような背景において、例えば、下から数えて2つ目のエキスパンジョン部よりも上方でトロリーバーのズレ落ちが発生して、上側エキスパンジョン部の間隙が規定よりも小さくなる一方、下側エキスパンジョン部の間隙が規定寸法のままであったとする。このような場合、以下に示す手順で引上作業を行うと、労力を格段に低減でき、作業を効率良く実行できる。
詳しくは、先ず、下側エキスパンジョン部の間隙に、その規定間隙の高さ寸法に略一致する長さを有する介在物を挿入する。次に、上側エキスパンジョン部の間隙が規定寸法になるまで上側エキスパンジョン部の間隙よりも下側に位置する全てのトロリーバーを下げた上で、上側エキスパンジョン部の規定間隙に、その規定間隙の高さ寸法に略一致する長さを有する介在物を挿入する。その上で、引上げ作業を行う。このように作業を行えば、上側及び下側のエキスパンジョン部の間隙長さを変えずにトロリー線引上作業を実行でき、作業を効率良く行うことができる。
上記構成によれば、トロリー線引上装置が、エキスパンジョン部の規定間隙の高さ寸法に略一致する長さを有する介在物を備える。したがって、少なくとも1つのエキスパンジョン部よりも上側でトロリー線のズレ落ちが発生した場合に、トロリー線引上作業を効率良く行うことができる。
また、本発明のトロリー線設置位置調整方法は、略一直線上に延在するように継接された複数のトロリーバーを備え、エレベーターのカゴに電力を供給するトロリー線における少なくとも1つの前記トロリーバーの設置位置を調整するトロリー線設置位置調整方法であって、1以上の前記トロリーバーのズレ落ちによって発生している隙間までの全ての前記トロリーバーに関し、前記各トロリーバーを保持しているハンガークランプ又はアンカークランプの保持力を弱めるか又は消失させる保持解除ステップと、保持解除ステップの後、最下方の前記トロリーバーの下端部に上側の力を付与することで、前記隙間までの前記全ての前記トロリーバーを上側に引き上げる引上ステップと、前記引上ステップの後、前記全てのトロリーバーに含まれる前記各トロリーバーを、所定位置で前記ハンガークランプ又はアンカークランプによって保持する再保持ステップと、を含む。
本発明によれば、トロリーバーの設置位置を適正な位置に調整する作業の労力及び時間を低減できる。
また、本発明において、前記トロリー線において前記隙間が発生している高さまでに、環境温度の変化による前記トロリー線の伸縮を吸収するための規定間隙を確保するエキスパンション部が存在し、前記引上ステップを行う前に、前記規定間隙と同じ長さを有する介在物を、前記規定間隙が存在する箇所か又は前記規定間隙が存在すべき箇所に挿入する介在物挿入ステップを行ってもよい。
上記構成によれば、少なくとも1つのエキスパンジョン部よりも上側でトロリー線のズレ落ちが発生した場合に、トロリー線引上作業を効率良く行うことができる。
また、本発明において、前記引上ステップを、本発明のトロリー線引上装置を用いて行ってもよい。
上記構成によれば、引上ステップを容易に実行できる。
本発明に係るトロリー線引上装置及び設置位置調整方法によれば、トロリーバーの設置位置を適正な位置に調整する作業の労力及び時間を低減できる。
電波塔等に配設されるエレベーターの昇降路を下から見たときの斜視図である。 一本のトロリー線と、それをエレベーターの補強材に位置決めする周辺構造を示す模式図である 本発明の一実施形態に係るトロリー線引上装置の斜視図である。 トロリー線引上装置の連結部材を斜め上方から見た時の斜視図である。 1以上のトロリーバーのズレ落ちで隙間が生じたトロリー線を表す模式図である。 本発明の一実施形態に係るトロリー線設置位置調整方法について説明するための模式図である。 介在物を側方から見たときの模式図である。 トロリーバーの継接構造について説明する斜視図である。 ハンガークランプに固定されるジョイントクランプによるトロリーバーのクランプ構造について説明する分解斜視図である。 アンカークランプの分解斜視図である。 アンカークランプ固定用のトロリーバーの斜視図である。 1以上のトロリーバーのズレ落ちによりトロリー線に隙間が生じた際の問題について説明するための模式図である。 エキスパンジョン部の構造について説明する模式図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。
図1は、電波塔等に配設されるエレベーター1の昇降路6を下から見たときの斜視図である。図1に示すように、エレベーター1は、例えば、鉛直方向に延在する2本のガイドレール2、水平方向に延在する複数の補強材3、複数のトロリー線4を含む。エレベーター1は、カゴ5(図6参照)に取り付けられたガイドシュー(図示せず)を備え、ガイドシューがガイドレール2上を摺動することでカゴ5(図6参照)が昇降路6内を昇降する。複数の補強材3は、高さ方向に間隔をおいて配設される。各補強材3の延在方向の一端部が一方のガイドレール2の内側面に固定されると共に、延在方向の他端部が他方のガイドレール2の内側面に固定されると、ガイドレール2の剛性を高くできて好ましい。
複数のトロリー線4は、カゴ5の幅方向に互いに間隔をおいて配設され、各トロリー線4は、鉛直方向に延在する。複数のトロリー線4は、電位が互いに異なり、例えば、互いに異なる電位の2以上の100V以上の高圧電線、互いに異なる電位の2以上の100V未満の低圧電線、及びグランド線を含む。例えば、1本の高圧電線とグランド線を用いてカゴ内の照明装置に電力を供給し、当該照明装置を点灯させる。また、他の高圧電線とグランド線を用いてエレベーター1のカゴ扉の開閉を行うための電力を供給する。また、例えば、1本の低圧電線とグランド線を用いて、エレベーター1のカゴ扉が閉まっていることを表す信号を送るための電力を供給する。
図2は、一本のトロリー線4と、それをエレベーター1の補強材3(図1参照)に位置決めする周辺構造を示す模式図である。図2及び図8を参照して、補強材3には、ハンガークランプ18(図8参照)やアンカークランプ15(図10参照)が取り付けられる。図8及び図9を用いて説明したように、ハンガークランプ18は、高さ方向に隣り合うトロリーバー12を継接固定するのに用いられる。ハンガークランプ18は、例えば1〜10mの間隔毎に設けられる。
また、図10及び図11を用いて説明したように、アンカークランプ15は、特殊構造を有するトロリーバー12aをエレベーター1の所定位置に配置させるために設けられる。アンカークランプ15は、例えば25m〜35mの間隔毎に設けられる。また、図13を用いて説明したように、トロリー線4は、エキスパンジョン部30を備える。エキスパンジョン部30は、環境温度の変化によるトロリーバー12の伸縮を吸収するために設けられる。エキスパンジョン部30では、隣り合うトロリーバー12が、10〜40mm程度の規定間隙35(図13参照)をおいて鉛直方向に対向する。
図3は、本発明の一実施形態に係るトロリー線引上装置50の斜視図である。図3に示すように、トロリー線引上装置50は、ジャッキ台60、ジャッキ装置70、及び連結部材80を備える。ジャッキ台60は、載置部61と、取付部62を有し、載置部61は、載置面63を含む。また、取付部62は、載置部61に繋がると共に、載置面63が上を向く設置状態でエレベーター1の静止部(例えば、アングル材)64に取り付けられる。本実施形態では、載置面63が略平面からなり、載置面63は設置状態において鉛直方向に略直交する。また、取付部62は、平板部65と、締結手段を66有する。平板部65は、設置状態で鉛直方向に延在する1以上の長孔67を有する。また、締結手段66は、ボルト68とナット(図示せず)を含む。長孔67に対するボルト68の締め込み位置を変えることでジャッキ台60の設置高さを適切に調整できるようになっている。本実施例では、載置部61が板状の形状を有し、設置状態において、取付部62の平板部65が、載置部61の奥行き方向の奥側かつ下側から載置部61に直交するように下側に延びる。載置部61及び平板部65は、側面視において略L字状の形状を有する。
ジャッキ装置70は、本体71と、ピストン72を有する。本体71は、設置状態の載置面63上に載置され、ピストン収容室を含む。また、ピストン72は、少なくとも一部がピストン収容室に収容され、ピストン収容室に対して進退移動する。ジャッキ装置70は、例えば市販の油圧ジャッキで構成できるが、電動シリンダを用いて構成されてもよい。本実施形態では、ジャッキ装置70が、油圧ジャッキで構成され、設置状態において本体71に設けられたレバー73を下方に移動させることでピストン72が鉛直方向上方に突出する。なお、本体71を載置部61に固定する固定部を有すると、ジャッキ装置70がその動作中に載置部61に対して動くことがなくて好ましい。固定部は、本体の載置部(土台部)に設けられたねじ孔、ジャッキ台の載置部に設けられたねじ孔、ボルト、及びナットで容易に実現できる。また、ジャッキ装置の載置部(土台部)の2箇所以上をジャッキ台の載置部に固定すると、トロリー線引上装置の動作中にジャッキ装置がジャッキ台に対して回転することを確実に防止できて好ましい。
連結部材80は、ピストン72とトロリー線4の下方側端部を連結する。連結部材80は、ピストン固定部81、及びトロリー線固定部82を有する。ピストン固定部81は、ピストン72の先端部に固定され、トロリー線固定部82は、トロリー線4の下方側端部に固定される。
図4は、連結部材80を斜め上方から見た時の斜視図である。図4に示すように、連結部材80は、筒状部材であり、例えば、金属製のパイプや塩化ビニール製のパイプ等で構成される。連結部材80は、第1大径円筒内面部85、小径円筒内面部86、及び第2大径円筒内周面部(図示せず)を含む。第1大径円筒内面部85は、連結部材80のトロリー線4側の端部に構成され、第2大径円筒内周面部は、連結部材80のピストン72側の端部に構成される。第1大径円筒内面部85は、トロリー線4の断面形状の外接円の直径以上の内径を有し、当該外接円の直径に略一致する内径を有すると好ましい。また、第2大径円筒内周面部は、ピストン72の断面形状の外接円の直径以上の内径を有し、当該外接円の直径に略一致する内径を有すると好ましい。
小径円筒内面部86は、連結部材80の軸方向において第1大径円筒内面部85と第2大径円筒内周面部との間に位置する。小径円筒内面部86は、径方向に延在する段部87を介して第1大径円筒内面部85に連なり、径方向に延在する段部(図示せず)を介して第2大径円筒内周面部に連なる。第1大径円筒内面部85と、小径円筒内面部86と、第2大径円筒内周面部とは、中心軸が全て略同一の直線上にあると好ましい。トロリー線4の下側端面が段部87に当接するまでトロリー線4の下側端部を第1大径円筒内面部85に押し込むことで、トロリー線4の下側端部を連結部材80に固定する。また、ピストン72の先端面が上記段部に当接するまでピストン72を第2大径円筒内周面部に押し込むことで、ピストン72の先端側を連結部材80に固定する。これらの固定により、ピストン72とトロリー線4の下側端部を連結部材80で連結でき、簡易な構造で連結部材80をピストン72及びトロリーバー12に確実に固定できる。
第1大径円筒内面部85及び段部87は、トロリー線4の下方側端部を収容する下側端部収容室88を画定し、第2大径円筒内周面部及びそれに連なる段部は、ピストンの先端部を収容する先端部収容室を画定する。なお、本実施形態では、連結部材80が、筒状部材であったが、連結部材は、貫通孔を有さない軸部材であってもよい。そして、その軸部材の両端部に深さ方向が軸方向に一致する凹部を設け、上端部側の凹部を下側端部収容室とし、下端部側の凹部を先端部収容室としてもよい。
図5は、1以上のトロリーバーのズレ落ちで隙間24が生じたトロリー線4を表す模式図であり、図6は、本発明の一実施形態に係るトロリー線設置位置調整方法について説明するための模式図である。図5を参照して、例えば、アンカークランプ15のアンカーピン15b(図10参照)の劣化によるアンカーピン15bのトロリーバー12aの支持機能の低下又は消失等により、1以上のトロリーバー12(図9参照)のズレ落ちが発生して、隙間24がそのズレ落ちに起因して生じることがある。隙間24は、例えば、5cm程度の長さを有する。
このような隙間24が生じたとき、例えば、次の手順で各トロリーバー12の設置位置を再調整する。詳しくは、先ず、図6(a)に示すように、作業を行う各箇所に人員を配置する。人員は、例えば、トロリー線4の下端部に接続されたトロリー線引上装置50のジャッキ装置70を操作する作業員、カゴ5上に配置される作業員、エレベーター1に隣り合うエレベーターのカゴ95上に配置される作業員、及びメンテナンスユニット等によりエレベーター1を手動で操作する作業員(図示せず)を含む。
次に、保持解除ステップを行う。図6(b)に示すように、この保持解除ステップでは、隙間24までの全てのトロリーバー12に関し、各トロリーバー12を保持しているハンガークランプ18又はアンカークランプ15の保持力を弱めるか又は消失させる。図6に示す例では、特定のアンカークランプ15の劣化により、トロリーバー12のズレ落ちが発生している。この例では、そのアンカークランプ15の保持力も弱めるか又は消失させる。
保持解除ステップの後、引上ステップを行う。この引上ステップでは、図6(c)に示すように、トロリー線引上装置50のピストン72を伸ばすことにより、最下方のトロリーバーの下端部に上側の力を付与し、隙間24までの全てのトロリーバー12を上側に引き上げる。この引き上げは、隙間24がなくなるまで実行される。隙間24がなくなったことは、例えば、カゴ5やカゴ95上に配置された作業員からトロリー線引上装置50付近の作業員へ携帯電話等を用いて連絡されてもよい。
隙間24がなくなると、トロリーバーの引上作業を完了する。引上ステップの後、再保持ステップを行う。この再保持ステップでは、上記全てのトロリーバー12に含まれる各トロリーバー12を、所定位置でハンガークランプ18又はアンカークランプ15によって保持する。再保持ステップが完了すると、トロリー線引上装置50をトロリーバーから取り外し、作業が終了する。
なお、トロリー線4において隙間24が発生している高さまでに、環境温度の変化によるトロリー線4の伸縮を吸収するための規定間隙(図13参照)35を確保するエキスパンション部(図13参照)30が存在していたとする。この場合、図7に側方から見た図を示す、規定間隙35と同じ長さ(高さ)Aを有する介在物89を、引上ステップを行う前に、規定間隙35が存在すべき箇所に挿入する介在物挿入ステップを行うと、規定間隙35を確保できて好ましい。
また、本説明では、図3及び図4で説明したトロリー線引上装置50を用いて引上ステップを行ったが、引上ステップは、本発明のトロリー線引上装置を用いて実行されなくてもよい。より詳しくは、例えば、エレベーター1のトロリー線の下端部の下方にジャッキ載置部を設けもよく、引上ステップは、ジャッキ載置部の上面に載置された市販の油圧ジャッキ等を用いて実行されてもよい。また、引上ステップを、連結部材を用いずに、市販のジャッキ装置のピストンの先端部とトロリー線の下端部を、ガムテープ、養生テープ、又はOPPテープ等の結束部材で結束した上で行ってもよい。
上記実施形態によれば、トロリー線引上装置50をエレベーターの静止部64に取り付けた状態で、連結部材80でジャッキ装置70のピストン72とトロリー線4の下方側端部を連結できる。そして、その状態で、1以上のトロリーバー12のズレ落ちによって発生している隙間24までの全てのトロリーバー12に関し、各トロリーバー12を保持しているハンガークランプ18又はアンカークランプ15の保持力を弱めるか又は消失させた上で、ピストン72を上側に移動させるだけで、該1以上のトロリーバー12を引き上げることができる。したがって、ズレ落ちが発生している最上位のトロリーバー12の高さが、その適切な設置高さになるまで、ジャッキ装置70で1以上のトロリーバー12を引き上げることで、複数のトロリーバー12を同時に適切な設置高さに引き上げることができる。よって、トロリーバー12の設置位置を適正な位置に調整する作業の労力及び時間を大幅に低減できる。
また、長孔67に対する締結手段66の挿入位置で平板部65の取り付け高さを自在に調整できる。よって、ジャッキ装置70の設置高さ位置を、ピストン72が最も延びた位置で、隙間24が無くなり、ズレ落ちが発生している最上位のトロリーバーの高さが、適切な設置高さ位置になるように容易に調整できる。よって、引上長さの調整を容易に実行できる。
また、トロリー線引上装置50は、トロリー線4において環境温度の変化によるトロリーバー12の伸縮を吸収するための規定間隙を確保するエキスパンジョン部30における規定間隙35の高さ寸法に略一致する長さを有し、規定間隙35に介在させる介在物89を更に備えてもよい。この介在物89は、例えば、トロリーバー12と同じ大きさ及び形状の断面を有し、規定間隙35と同じ高さを有する固体部材で構成されると好ましいが、それに限らず、トロリーバー12の断面より小さい断面又はトロリーバー12の断面より大きい断面を有してもよい。また、介在物89は、トロリーバー12と同じ材料で構成されると好ましいが、変形しにくい如何なる材料で構成されてもよい。
本構成によれば、エキスパンジョン部30の規定間隙35に介在物89を介在させた状態で引上作業を実行できる。よって、少なくとも1つのエキスパンジョン部30よりも上側でトロリー線4のズレ落ちが発生した場合に、トロリー線引上作業を効率良く行うことができる。
尚、本発明は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、ジャッキ台60の載置面63が平面である場合について説明した。しかし、ジャッキ台の載置面は、下に凸の湾曲面等であってもよく、ジャッキ装置の下面が載置面に対応する湾曲面等であってもよい。
また、ジャッキ台60が長孔67を用いてエレベーター1の静止部に固定される場合について説明した。しかし、ジャッキ台が長孔でないねじ孔を有し、ジャッキ台をそのねじ孔を用いてエレベーターの静止部に固定してもよい。又は、ジャッキ台が磁石を有し、ジャッキ台をその磁石を用いてエレベーターの静止部に固定してもよい。
また、ジャッキ台60が、側面視で略L字状の部分を有する場合について説明した。しかし、ジャッキ台は、載置面を含む載置部と、静止部に取り付ける取付部を有する如何なる構造を有してもよく、例えば、側面視で略L字状の部分を有さなくてもよい。また、ジャッキ台は、設置状態で水平方向に延在する長孔を有してもよい。また、介在物89を介在させて引上作業を行う場合、紙や布やビニール製のテープや結束体で介在物89とトロリーバーの接触部付近の外面を補強すると、引上作業中の介在物89の離脱を防止できて好ましい。
1 エレベーター、4 トロリー線、5 カゴ、12,12a トロリーバー、24 隙間、30 エキスパンジョン部、35 規定間隙、50 トロリー線引上装置、60 ジャッキ台、61 載置部、62 取付部、63 載置面、64 静止部、65 平板部、66 締結手段、67 長孔、70 ジャッキ装置、71 本体、72 ピストン、 80 連結部材、81 ピストン固定部、82 トロリー線固定部、88 下側端部収容室、89 介在物、A 規定間隙の寸法。

Claims (7)

  1. 略一直線上に延在するように継接された複数のトロリーバーを備え、エレベーターのカゴに電力を供給するトロリー線における少なくとも1つの前記トロリーバーを引き上げるのに用いられるトロリー線引上装置であって、
    載置面を有する載置部、及び前記載置部に繋がると共に、前記載置面が上を向く設置状態で前記エレベーターの静止部に取り付けられる取付部を有するジャッキ台と、
    前記設置状態の前記載置面上に載置され、ピストン収容室を含む本体、及び少なくとも一部が前記ピストン収容室に収容され、前記ピストン収容室に対して進退移動するピストンを有するジャッキ装置と、
    前記ピストンの先端部に固定されるピストン固定部、及び前記トロリー線の下方側端部に固定されるトロリー線固定部を有し、前記ピストンと前記トロリー線の下方側端部を連結する連結部材と、
    を備える、トロリー線引上装置。
  2. 請求項1に記載のトロリー線引上装置において、
    前記載置面が、略平面からなり、
    前記設置状態において前記載置面は鉛直方向に略直交し、
    前記取付部が、前記載置面に繋がると共に前記設置状態で前記鉛直方向に延在する長孔を有する平板部と、前記長孔に締め込まれる締結手段を含む、トロリー線引上装置。
  3. 請求項1又は2に記載のトロリー線引上装置において、
    前記連結部材は、一方向に延在する軸部材又は筒部材であり、
    前記連結部材は、軸方向の一方側に前記ピストンの前記先端部を収容する先端部収容室を有し、前記軸方向の他方側に前記トロリー線の前記下方側端部を収容する下側端部収容室を有する、トロリー線引上装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1つに記載のトロリー線引上装置において、
    前記トロリー線において環境温度の変化による前記トロリーバーの伸縮を吸収するための規定間隙を確保するエキスパンジョン部における前記規定間隙の高さ寸法に略一致する長さを有し、前記規定間隙に介在させる介在物を更に備える、トロリー線引上装置。
  5. 略一直線上に延在するように継接された複数のトロリーバーを備え、エレベーターのカゴに電力を供給するトロリー線における少なくとも1つの前記トロリーバーの設置位置を調整するトロリー線設置位置調整方法であって、
    1以上の前記トロリーバーのズレ落ちによって発生している隙間までの全ての前記トロリーバーに関し、前記各トロリーバーを保持しているハンガークランプ又はアンカークランプの保持力を弱めるか又は消失させる保持解除ステップと、
    保持解除ステップの後、最下方の前記トロリーバーの下端部に上側の力を付与することで、前記隙間までの前記全ての前記トロリーバーを上側に引き上げる引上ステップと、
    前記引上ステップの後、前記全てのトロリーバーに含まれる前記各トロリーバーを、所定位置で前記ハンガークランプ又はアンカークランプによって保持する再保持ステップと、
    を含む、トロリー線設置位置調整方法。
  6. 請求項5に記載のトロリー線設置位置調整方法において、
    前記トロリー線において前記隙間が発生している高さまでに、環境温度の変化による前記トロリー線の伸縮を吸収するための規定間隙を確保するエキスパンション部が存在し、
    前記引上ステップを行う前に、前記規定間隙と同じ長さを有する介在物を、前記規定間隙が存在する箇所か又は前記規定間隙が存在すべき箇所に挿入する介在物挿入ステップを行う、トロリー線設置位置調整方法。
  7. 請求項5又は6に記載のトロリー線設置位置調整方法において、
    前記引上ステップを、請求項1乃至4のいずれか1つに記載のトロリー線引上装置を用いて行う、トロリー線設置位置調整方法。
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