JP6485233B2 - 無線端末装置、情報処理装置、位置情報報告プログラム及び位置情報報告方法 - Google Patents

無線端末装置、情報処理装置、位置情報報告プログラム及び位置情報報告方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線端末装置、情報処理装置、位置情報報告プログラム及び位置情報報告方法に関する。
近年、子供の誘拐や認知症などによる高齢者の徘徊を未然に防ぐために、GPS(Global Positioning System)モジュールなどを内蔵した無線端末装置が監視対象者(子供や高齢者)によって携帯されることがある。このような無線端末装置のGPSモジュールは、例えば所定の周期で位置情報を取得し、監視対象者の位置情報を所定のサーバ装置に報告する。そして、例えば監視対象者の保護者は、サーバ装置にアクセスすることで、監視対象者の位置情報を取得することができる。
無線端末装置により取得された位置情報は、例えば移動体通信網や公衆無線LAN(Local Area Network)などの公衆無線通信を利用してサーバ装置へ送信される。このため、比較的広域なエリアにおいて監視対象者の位置情報をサーバ装置へ報告することが可能であり、保護者は、監視対象者の正確な位置を追跡することができる。
特表2003−529083号公報 特開2004−80540号公報 特開2002−101444号公報
しかしながら、公衆無線通信によって消費される電力が比較的大きいため、監視対象者が携帯する無線端末装置の連続稼働時間が短いという問題がある。すなわち、公衆無線通信によって位置情報を送信するのに消費される電力は、GPSモジュールによる測位などに消費される電力と比較して大きい。このため、周期的に公衆無線通信が用いられて位置情報が報告されると、無線端末装置のバッテリー消費が早く、連続稼働時間が短くなる。
無線端末装置のバッテリーの充電量が不足すると、サーバ装置に対する位置情報の報告が困難となり、監視対象者の最新の位置情報が収集されないことになる。結果として、保護者は、監視対象者の正確な位置を追跡することが困難となる。
開示の技術は、かかる点に鑑みてなされたものであって、消費電力を低減し、連続稼働時間を長くすることができる無線端末装置、情報処理装置、位置情報報告プログラム及び位置情報報告方法を提供することを目的とする。
本願が開示する無線端末装置は、1つの態様において、近距離無線通信を利用してビーコンを送信するビーコン送信部と、公衆無線通信を利用した無線通信を実行し、ビーコンを利用する第1の通信モード及び公衆無線通信を利用する第2の通信モードのいずれか一方の通信モードを指定するモード信号を少なくとも所定の周期ごとに受信する無線通信部と、自無線端末装置の位置情報を取得する取得部と、前記無線通信部によって受信されたモード信号が指定する通信モードに従って、前記取得部によって取得された位置情報を前記ビーコン送信部及び前記無線通信部のいずれか一方から送信させる送信制御部とを有する。
本願が開示する無線端末装置、情報処理装置、位置情報報告プログラム及び位置情報報告方法の1つの態様によれば、消費電力を低減し、連続稼働時間を長くすることができるという効果を奏する。
図1は、一実施の形態に係る位置情報取得システムの構成を示す図である。 図2は、一実施の形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。 図3は、一実施の形態に係るプロセッサの機能を示すブロック図である。 図4は、位置情報テーブルの具体例を示す図である。 図5は、一実施の形態に係る無線端末装置の構成を示すブロック図である。 図6は、一実施の形態に係るプロセッサの機能を示すブロック図である。 図7は、一実施の形態に係るモード通知処理を示すフロー図である。 図8は、監視対象者と協力者の位置の具体例を示す図である。 図9は、監視対象者と協力者の位置の他の具体例を示す図である。 図10は、一実施の形態に係る位置情報報告処理を示すフロー図である。 図11は、無線端末装置の消費電力の変化の具体例を示す図である。 図12は、一実施の形態に係る中継処理を示すフロー図である。
以下、本願が開示する無線端末装置、情報処理装置、位置情報報告プログラム及び位置情報報告方法の一実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。
図1は、一実施の形態に係る位置情報取得システムの構成を示す図である。図1に示す位置情報取得システムは、サーバ装置100、基地局装置200、無線端末装置300及び中継装置400を有する。
サーバ装置100は、無線端末装置300の位置情報を収集して記録する。そして、図示しない端末装置から無線端末装置300の位置情報が要求された場合には、サーバ装置100は、要求された位置情報を提供する。また、サーバ装置100は、無線端末装置300から通信モードが問い合わせられた場合に、公衆無線通信及びビーコンのどちらを利用する通信モードに設定するかを示すモード信号を送信する。このとき、サーバ装置100は、無線端末装置300及び中継装置400の位置情報に基づいて、無線端末装置300からビーコンによる近距離無線通信が可能な範囲内に中継装置400が存在するか否かを判定し、判定結果に応じたモード信号を送信する。サーバ装置100の構成及び具体的な動作については、後に詳述する。
基地局装置200は、ネットワークを介してサーバ装置100と接続されており、無線端末装置300及び中継装置400から受信された情報をサーバ装置100へ送信する。具体的には、基地局装置200は、無線端末装置300の位置情報を無線端末装置300から直接受信したり、中継装置400を経由して間接的に受信したりする。そして、基地局装置200は、受信された無線端末装置300の位置情報をサーバ装置100へ送信する。また、基地局装置200は、サーバ装置100から送信されたモード信号を受信し、無線端末装置300へ無線送信する。
無線端末装置300は、例えば子供や高齢者などの監視対象者によって携帯される小型機器である。無線端末装置300は、監視対象者の身体に装着可能なウェアラブル機器であっても良い。無線端末装置300は、例えば周期的に到来する報告タイミングでGPSを利用して自身の位置情報を取得し、取得された位置情報をサーバ装置100へ報告する。このとき、無線端末装置300は、モード信号によって指定された通信モードで位置情報を含む報告情報を無線送信する。すなわち、公衆無線通信を利用する公衆無線通信モードに設定されている場合には、無線端末装置300は、報告情報を直接基地局装置200へ無線送信する。一方、ビーコンを利用するビーコンモードに設定されている場合には、無線端末装置300は、報告情報をビーコンによって中継装置400へ送信する。
また、無線端末装置300は、設定されている通信モードに関わらず、周期的に到来するモード問い合わせタイミングにおいては、報告情報を直接基地局装置200へ無線送信するとともに、サーバ装置100に対する通信モードの問い合わせを実行する。そして、無線端末装置300は、通信モードの問い合わせに対する応答としてモード信号を受信し、モード信号に従って通信モードを設定する。無線端末装置300の構成及び具体的な動作については、後に詳述する。
中継装置400は、監視対象者の位置情報収集に協力する協力者が所有する通信機器である。図1においては、中継装置400は、基地局装置200と無線通信するものとしているが、ネットワークに接続され直接サーバ装置100と有線通信する通信機器であっても良い。中継装置400は、例えばGPSを利用して自身の位置情報を取得し、取得された位置情報を定期的にサーバ装置100に登録させる。すなわち、中継装置400は、基地局装置200を介して又は直接、自身の位置情報をサーバ装置100へ送信して登録させる。また、中継装置400は、ビーコンモードに設定中の無線端末装置300から報告情報をビーコンによって受信し、基地局装置200を介して又は直接、無線端末装置300の報告情報をサーバ装置100へ送信する。すなわち、中継装置400は、あらかじめ協力者が所有する通信機器としてサーバ装置100に登録されており、近傍の無線端末装置300からビーコンによって送信される報告情報をサーバ装置100へ中継する。
図2は、一実施の形態に係るサーバ装置100の構成を示すブロック図である。図2に示すように、サーバ装置100は、プロセッサ110、メモリ120及び通信部130を有する。
プロセッサ110は、例えばCPU(Central Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)又はDSP(Digital Signal Processor)などを備え、メモリ120を使用して種々のアプリケーションの処理を実行する。プロセッサ110は、例えば無線端末装置300から報告される位置情報をメモリ120に記憶させたり、無線端末装置300の近傍に存在する中継装置400を検索したりする。なお、プロセッサ110の詳細な機能については、後に詳述する。
メモリ120は、例えばRAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory)などを備え、プロセッサ110が用いる種々の情報を記憶する。メモリ120は、例えば無線端末装置300及び中継装置400の位置情報を記録する位置情報テーブルを保持する。
通信部130は、ネットワークに接続され、プロセッサ110による制御に従って信号を送受信する。すなわち、通信部130は、例えば無線端末装置300の位置情報を含む報告情報を受信したり、無線端末装置300の通信モードを指定するためのモード信号を送信したりする。
図3は、一実施の形態に係るプロセッサ110の機能を示すブロック図である。図3に示すように、プロセッサ110は、報告情報取得部111、ID判定部112、位置情報記録部113、中継装置検索部114及びモード信号生成部115を有する。これらの各処理部は、ハードウェアで実現されても良いし、ソフトウェアで実現されても良い。
報告情報取得部111は、無線端末装置300から送信され、通信部130によって受信された報告情報を取得する。報告情報には、無線端末装置300が測位して取得した位置情報と無線端末装置300を識別するIDとが含まれる。
ID判定部112は、報告情報に含まれるIDが有効なIDであるか否かを判定する。具体的には、ID判定部112は、例えばあらかじめ認証された正規のIDを記憶するデータベースを参照し、報告情報に含まれるIDがデータベースに登録されているか否かを判定する。判定の結果、IDが無効なIDである場合には、ID判定部112は、報告情報を破棄する。一方、IDが有効なIDである場合には、ID判定部112は、報告情報を位置情報記録部113へ出力する。
位置情報記録部113は、ID判定部112から出力された報告情報に含まれる位置情報をメモリ120に記録する。具体的には、位置情報記録部113は、位置情報とIDを、例えば図4に示すような位置情報テーブルに格納する。図4に示す位置情報テーブルは、無線端末装置のIDに対応付けて、位置情報と通信モードを記憶している。そこで、位置情報記録部113は、報告情報に含まれるIDに対応付けて記憶された位置情報を、報告情報に含まれる位置情報に更新する。例えば報告情報に含まれるIDが「監視対象者A」であり、位置情報が「X,Y」である場合には、位置情報記録部113は、図4に示す位置情報テーブルにおいて、ID「監視対象者A」に対応付けて記憶されている位置情報「X0,Y0」を「X,Y」に更新する。なお、位置情報「X0,Y0」、「X,Y」はいずれも、例えば経度(X0及びX)と緯度(Y0及びY)の組み合わせを示している。
位置情報テーブルには、監視対象者が携帯する無線端末装置の位置情報のみではなく、協力者が所有する中継装置の位置情報も記憶されている。中継装置の位置情報は、これらの中継装置から位置情報が送信されてきた場合に更新される。また、図4に示す位置情報テーブルにおいては、監視対象者のIDに対応付けて通信モードが記憶されている。通信モードは、それぞれの監視対象者が携帯する無線端末装置に現在設定されている通信モードを示す。
なお、位置情報記録部113は、位置情報テーブルに対する位置情報の記録に加えて、例えば地図上に監視対象者及び協力者の位置をプロットしても良い。このように地図上に監視対象者及び協力者の位置をプロットしておくことにより、例えばサーバ装置100の管理者などが監視対象者及び協力者の位置を視覚的に確認可能な地図情報を得ることができる。
図3に戻って、中継装置検索部114は、無線端末装置300から通信モードの問い合わせがあった場合、及び無線端末装置300の通信モードが公衆無線通信モードに設定中である場合に、無線端末装置300の近傍にある中継装置を検索する。無線端末装置300が公衆無線通信モードに設定中であるか否かは、位置情報テーブルから把握可能である。このように、中継装置検索部114は、公衆無線通信によって無線端末装置300から報告情報が送信された場合に、無線端末装置300の周囲にビーコンによる近距離無線通信が可能な中継装置があるか否かを判断する。
このとき、中継装置検索部114は、位置情報テーブルを参照して、報告情報に含まれる位置情報から所定範囲内に存在する中継装置を検索する。具体的には、中継装置検索部114は、無線端末装置300の位置からビーコンによる近距離無線通信が可能な範囲内に存在する中継装置を検索する。換言すれば、中継装置検索部114は、無線端末装置300の位置を中心とする例えば半径数十メートル程度の円内に含まれる中継装置の位置情報が位置情報テーブルに登録されているか否かを判断する。そして、中継装置検索部114は、条件に該当する中継装置が位置情報テーブルに登録されているか否かをモード信号生成部115へ通知する。条件に該当する中継装置が位置情報テーブルに登録されている場合には、無線端末装置300は、ビーコンによる近距離無線通信が可能であることになる。
モード信号生成部115は、中継装置検索部114による検索の結果に従ったモード信号を生成する。具体的には、モード信号生成部115は、無線端末装置300の位置からビーコンによる近距離無線通信が可能な範囲内に中継装置が存在しない場合には、公衆無線通信モードを指定するモード信号を生成する。一方、モード信号生成部115は、無線端末装置300の位置からビーコンによる近距離無線通信が可能な範囲内に中継装置が存在する場合には、ビーコンモードを指定するモード信号を生成する。また、モード信号生成部115は、生成したモード信号に対応する通信モードを位置情報テーブルに登録する。すなわち、モード信号生成部115は、位置情報テーブルにおいて、無線端末装置300のIDに対応付けて、無線端末装置300に対して指定する通信モードを登録する。そして、モード信号生成部115は、生成したモード信号を通信部130を介して無線端末装置300へ送信する。
次に、無線端末装置300の構成について、図5を参照して説明する。図5は、一実施の形態に係る無線端末装置300の構成を示しブロック図である。図5に示す無線端末装置300は、プロセッサ310、メモリ320、公衆無線通信部330、ビーコン送信部340及びGPSモジュール350を有する。
プロセッサ310は、例えばCPU、FPGA又はDSPなどを備え、メモリ320を使用して種々のアプリケーションの処理を実行する。プロセッサ310は、例えば所定の周期ごとに無線端末装置300の位置情報を報告するための報告情報を生成したり、報告情報を送信するための通信モードを切り替えたりする。なお、プロセッサ310の詳細な機能については、後に詳述する。
メモリ320は、例えばRAM又はROMなどを備え、プロセッサ310が用いる種々の情報を記憶する。メモリ320は、例えば設定中の通信モードが公衆無線通信モードであるかビーコンモードであるかを記憶する。
公衆無線通信部330は、基地局装置200との間で無線接続を確立し、プロセッサ310によって生成された報告情報を送信したり、サーバ装置100から基地局装置200を介して送信されたモード信号を受信したりする。すなわち、公衆無線通信部330は、例えば3GPP(3rd Generation Partnership Project)の規格に準拠した移動体通信網や公衆無線LANなどを利用する公衆無線通信によって、報告情報及びモード信号を送受信する。ただし、公衆無線通信部330は、通信モードが公衆無線通信モードに設定されている場合、及びモード問い合わせタイミングが到来した場合に起動し、通信モードがビーコンモードに設定されている場合は、電力を消費しないオフ状態となる。
ビーコン送信部340は、通信モードがビーコンモードに設定されている場合に、プロセッサ310によって生成された報告情報をビーコンによって送信する。すなわち、ビーコン送信部340は、例えばBluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)などを利用する近距離無線通信によって、報告情報を報知する。ただし、ビーコン送信部340は、通信モードがビーコンモードに設定されている場合に起動し、通信モードが公衆無線通信モードに設定されている場合、及びモード問い合わせタイミングが到来した場合は、電力を消費しないオフ状態となる。
GPSモジュール350は、プロセッサ310からの指示に応じてGPS衛星を捕捉し、無線端末装置300の位置情報を取得する。そして、GPSモジュール350は、取得した位置情報をプロセッサ310へ出力する。
図6は、一実施の形態に係るプロセッサ310の機能を示すブロック図である。図6に示すように、プロセッサ310は、モード信号取得部311、時間計測部312、報告情報生成部313及び送信制御部314を有する。これらの各処理部は、ハードウェアで実現されても良いし、ソフトウェアで実現されても良い。
モード信号取得部311は、サーバ装置100から送信され、公衆無線通信部330によって受信されたモード信号を取得する。モード信号は、無線端末装置300の通信モードを公衆無線通信モード及びビーコンモードのどちらに設定するかを指定する。モード信号取得部311は、取得されたモード信号に従って、送信制御部314が制御する通信モードを切り替える。すなわち、モード信号取得部311は、公衆無線通信モードを指定するモード信号を取得した場合には、送信制御部314における通信モードを公衆無線通信モードに設定させ、ビーコンモードを指定するモード信号を取得した場合には、送信制御部314における通信モードをビーコンモードに設定させる。
時間計測部312は、所定の周期で繰り返される報告タイミングを計測し、報告タイミングが到来すると、報告情報生成部313に対して報告情報を生成するように指示する。また、時間計測部312は、報告タイミングの周期よりも長いモード問い合わせ周期を計測し、モード問い合わせ周期が経過するたびに、送信制御部314に対して、公衆無線通信によって通信モードの問い合わせをするように指示する。モード問い合わせ周期が報告タイミングの周期よりも長いため、モード問い合わせ周期には、複数の報告タイミングが含まれる。
報告情報生成部313は、時間計測部312からの指示に従って、GPSモジュール350によって取得された位置情報に無線端末装置300のIDを付加することによって報告情報を生成する。具体的には、報告情報生成部313は、報告タイミングが到来すると、GPSモジュール350に対して位置情報の取得を指示し、位置情報が取得されると、この位置情報に無線端末装置300のIDを付加する。そして、報告情報生成部313は、位置情報とIDを含む報告情報を送信制御部314へ出力する。
送信制御部314は、報告情報生成部313から出力される報告情報を、設定中の通信モードで送信する。すなわち、送信制御部314は、公衆無線通信モードに設定中は、報告情報を公衆無線通信部330へ出力し、基地局装置200へ送信させる。一方、送信制御部314は、ビーコンモードに設定中は、報告情報をビーコン送信部340へ出力し、報知させる。
また、送信制御部314は、時間計測部312から通信モードの問い合わせをするように指示されると、公衆無線通信部330を起動し、次のモード問い合わせ周期における通信モードを基地局装置200を介してサーバ装置100に問い合わせる。すなわち、送信制御部314は、設定中の通信モードに関わらず、モード問い合わせ周期が経過するたびに、公衆無線通信を利用して次のモード問い合わせ周期における通信モードをサーバ装置100に問い合わせる。なお、モード問い合わせ周期ごとに到来するモード問い合わせタイミングと報告タイミングとは、重なっても良い。これらのタイミングが重なった場合には、送信制御部314は、設定中の通信モードに関わらず、報告情報を公衆無線通信部330から送信させるとともに、通信モードを問い合わせる。
次いで、上記のように構成された位置情報取得システムにおけるサーバ装置100のモード通知処理について、図7に示すフロー図を参照しながら説明する。
サーバ装置100は、無線端末装置300から周期的に送信される報告情報を待機しており(ステップS101)、通信部130による報告情報の受信が監視される(ステップS102)。報告情報は、無線端末装置300が公衆無線通信モードに設定されている間は、基地局装置200を介して通信部130に受信される。一方、無線端末装置300がビーコンモードに設定されている間は、中継装置400及び基地局装置200を介して通信部130に受信される。
通信部130によって報告情報が受信されると(ステップS102Yes)、報告情報は、プロセッサ110の報告情報取得部111によって取得される。そして、ID判定部112によって、報告情報に含まれるIDが有効なIDであるか否かが判定される(ステップS103)。すなわち、例えば、有効なIDをあらかじめ記憶するデータベースが参照され、報告情報に含まれるIDがデータベースに登録されているか否かが判定される。
この判定の結果、報告情報に含まれるIDが無効なIDである場合には(ステップS103No)、この報告情報が破棄されて処理が終了する。一方、報告情報に含まれるIDが有効なIDである場合には(ステップS103Yes)、位置情報記録部113によって、報告情報に含まれる位置情報が位置情報テーブルに記録される(ステップS104)。具体的には、位置情報テーブルにおいて、報告情報に含まれるIDに対応付けて記憶された位置情報が、報告情報に含まれる位置情報に更新される。このとき、報告情報に含まれるIDが位置情報テーブルに未登録である場合には、報告情報に含まれるIDと位置情報が新たに位置情報テーブルに登録される。
無線端末装置300の最新の位置情報が位置情報テーブルに登録されると、報告情報に含まれるIDが無線端末装置300のIDであるか否かが判定される(ステップS105)。この判定の結果、IDが無線端末装置300のIDではない場合は(ステップS105No)、無線端末装置300は中継装置400などを経由して報告情報を送信していると判断される。そこで、サーバ装置100は、基地局装置200を介したモード信号の送信を実行することなく処理を終了する。
一方、ステップS105の判定の結果、IDが無線端末装置300のIDである場合は(ステップS105Yes)、無線端末装置300は基地局装置200に対して直接報告情報を送信していると判断される。そこで、サーバ装置100は、基地局装置200を介してモード信号を無線端末装置300へ送信する。
具体的には、中継装置検索部114によって、無線端末装置300の近傍に位置する中継装置が位置情報テーブルから検索される(ステップS106)。すなわち、あらかじめ登録された協力者が所有する中継装置は、定期的に自身の位置情報をサーバ装置100へ報告しており、報告された位置情報は、IDとともに位置情報テーブルに記憶される。このため、無線端末装置300の最新の位置情報と各中継装置の最新の位置情報とから、無線端末装置300からビーコンによる近距離無線通信が可能な範囲内に位置する中継装置が検索される。
ここでの検索は、監視対象者の近傍に位置する協力者を検索することを意味する。すなわち、例えば図8に示すように、監視対象者501が携帯する無線端末装置300からビーコンによる近距離無線通信が可能な範囲502内の協力者が検索される。図8に示す例では、協力者503〜505のうち、協力者503、504が範囲502内に位置する。このため、監視対象者501が携帯する無線端末装置300からビーコンが送信されると、このビーコンは、協力者503、504が所有する中継装置によって受信可能である。
なお、中継装置検索部114による検索は、必ずしも各中継装置の最新の位置情報のみを用いて行われなくても良い。すなわち、例えば中継装置の位置情報の履歴から中継装置の移動の傾向が推定され、無線端末装置300からビーコンによる無線通信が可能な範囲内に今後進入すると予想される中継装置を検索することなども可能である。例えば図9に示すように、協力者506、507の移動速度や移動方向などが位置情報の履歴から推定され、推定結果に基づいて、無線端末装置300から近距離無線通信が可能な範囲502内に進入すると予想される中継装置が検索される。図9に示す例では、協力者506が範囲502から退出すると予想される一方で、協力者507が範囲502へ進入すると予想される。このため、中継装置検索部114による検索では、協力者507が所有する中継装置が条件に該当する中継装置となる。
また、無線端末装置300の移動履歴から無線端末装置300の今後の位置が予測され、予測された位置の近傍に存在する中継装置が検索されるようにすることも当然可能である。さらに、無線端末装置300及び中継装置に例えば地磁気センサ及び加速度センサなどが設けられている場合には、これらのセンサによって得られる移動速度や移動方向に基づいて、条件に該当する中継装置が検索されても良い。
検索の結果、例えば中継装置400のように無線端末装置300の近傍に位置する中継装置がある場合は(ステップS106Yes)、その旨がモード信号生成部115へ通知され、ビーコンモードを指定するモード信号が生成される。このとき、無線端末装置300の近傍に位置する中継装置が所定数以上ある場合にのみ、ビーコンモードを指定するモード信号が生成されるようにしても良い。すなわち、無線端末装置300から送信されるビーコンを受信可能な中継装置が複数存在する場合にのみ、ビーコンモードが指定されるようにしても良い。生成されたビーコンモード信号は、通信部130から基地局装置200を介して無線端末装置300へ送信される(ステップS107)。
一方、無線端末装置300の近傍に位置する中継装置がない場合は(ステップS106No)、その旨がモード信号生成部115へ通知され、公衆無線通信モードを指定するモード信号が生成される。生成された公衆無線通信モード信号は、通信部130から基地局装置200を介して無線端末装置300へ送信される(ステップS108)。
このように、無線端末装置300から報告情報を受信したサーバ装置100は、無線端末装置300の位置情報を登録し、無線端末装置300の通信モードが公衆無線通信モードに設定中であれば、無線端末装置300の近傍にある中継装置を検索する。そして、近距離無線通信が可能な中継装置が存在する場合には、サーバ装置100は、通信モードをビーコンモードへ切り替えさせるために、ビーコンモード信号を無線端末装置300へ送信する。一方、近距離無線通信が可能な中継装置が存在しない場合には、サーバ装置100は、公衆無線通信モード信号を無線端末装置300へ送信する。これらの中継装置の検索及びモード信号の送信は、報告情報が受信された際のみではなく、無線端末装置300から通信モードの問い合わせがあった際にも同様に実行される。すなわち、公衆無線通信モードに設定中の報告タイミングと、モード問い合わせ周期ごとに到来するモード問い合わせタイミングとにおいて、サーバ装置100によって、中継装置の検索及びモード信号の送信が実行される。
次に、無線端末装置300の位置情報報告処理について、図10に示すフロー図を参照しながら説明する。
無線端末装置300の位置情報をサーバ装置100に定期的に報告するために、プロセッサ310の時間計測部312によって、所定周期の報告タイミングの到来が監視される(ステップS201)。時間計測部312によって報告タイミングが到来したことが検知されると(ステップS201Yes)、報告情報生成部313によって、位置情報を含む報告情報が生成される(ステップS202)。具体的には、報告情報生成部313によって、GPSモジュール350から無線端末装置300の位置情報が取得され、位置情報と無線端末装置300のIDとを含む報告情報が生成される。
また、時間計測部312では、報告タイミングの周期より長いモード問い合わせ周期が計測されている(ステップS203)。そして、報告タイミングとモード問い合わせタイミングとが重なっていない場合には(ステップS203No)、報告情報生成部313によって生成された報告情報は、送信制御部314によって、公衆無線通信部330又はビーコン送信部340から送信される。このとき、送信制御部314は、モード信号取得部311によって設定された通信モードに従って、公衆無線通信部330及びビーコン送信部340のいずれか一方を選択して報告情報を送信させる(ステップS204)。
なお、図10においては省略したが、通信モードが公衆無線通信モードであり、公衆無線通信部330から報告情報が送信された場合は、上述したように、サーバ装置100からモード信号が送信される。モード信号は、公衆無線通信部330によって受信され、モード信号取得部311によって改めて送信制御部314の通信モードが公衆無線通信モード又はビーコンモードに設定される。このように、モード問い合わせタイミングが到来していなくても公衆無線通信モードからビーコンモードへの切り替えを可能にすることにより、消費電力が小さいビーコンモードに設定される期間を長くすることができる。
ところで、報告タイミングとモード問い合わせタイミングとが重なっている場合には(ステップS203Yes)、報告情報生成部313によって生成された報告情報は、送信制御部314によって、公衆無線通信部330から送信される。すなわち、モード問い合わせタイミングが到来すると、ビーコンモードに設定中の場合でも公衆無線通信部330が起動され、基地局装置200を介した公衆無線通信が実行される。ここでは、報告タイミングとモード問い合わせタイミングとが重なっているため、公衆無線通信が利用されて、報告情報の送信とともに通信モードの問い合わせが実行される(ステップS205)。
公衆無線通信部330から送信された報告情報は、基地局装置200を介してサーバ装置100によって受信され、サーバ装置100は、上述したモード通知処理を実行することにより、モード信号を送信する。モード信号は、基地局装置200から無線端末装置300へ送信され、公衆無線通信部330によって受信される(ステップS206)。そして、モード信号は、プロセッサ310のモード信号取得部311によって取得され、送信制御部314の通信モードがモード信号に従った通信モードに設定される。具体的には、モード信号取得部311によって、モード信号が公衆無線通信モード信号であるか否かが判断され(ステップS207)、公衆無線通信モード信号である場合には(ステップS207Yes)、通信モードが公衆無線通信モードに設定される(ステップS208)。この場合には、次回以降の報告タイミング又はモード問い合わせタイミングにおいてビーコンモード信号が受信されるまで、送信制御部314の通信モードが公衆無線通信モードに設定されることになる。
また、モード信号がビーコンモード信号である場合には(ステップS207No)、通信モードがビーコンモードに設定される(ステップS209)。この場合には、公衆無線通信部330が電力を消費しないオフ状態に設定され、無線端末装置300の消費電力を低減することができる。また、次回以降の報告タイミングでは、報告情報がビーコン送信部340から送信され、中継装置400によって中継されることにより、サーバ装置100へ到達する。そして、次回のモード問い合わせタイミングが到来すると、再び公衆無線通信部330が起動し、サーバ装置100に対する通信モードの問い合わせが実行される。
このように、無線端末装置300は、報告タイミングが到来すると公衆無線通信又はビーコンを利用して、位置情報を含む報告情報をサーバ装置100へ送信する。また、公衆無線通信によって報告情報が送信された場合や、モード問い合わせタイミングが到来して通信モードを問い合わせた場合には、無線端末装置300は、サーバ装置100が送信するモード信号を受信する。そして、無線端末装置300は、ビーコンモードを指定するモード信号を受信した場合には、以後の報告タイミングにおいてビーコンを利用して報告情報を送信する。このため、ビーコンを利用して報告情報を送信する間は、公衆無線通信部330をオフ状態とすることができ、消費電力を低減することができる。
図11は、無線端末装置300の報告タイミングごとの消費電力の具体例を示す図である。図11に示す時刻T1、T2及びT3は、モード問い合わせ周期ごとに到来するモード問い合わせタイミングであるため、これらの時刻においては公衆無線通信部330が起動される。このため、時刻T1、T2及びT3においては、消費電力が大きくなっている。また、時刻T1のモード問い合わせタイミングでは、公衆無線通信モード信号が受信されたため、時刻T1から時刻T2までの間の各報告タイミングでは、公衆無線通信を利用して報告情報が送信される。したがって、これらの報告タイミングにおいては、消費電力が大きくなっている。
一方、時刻T2のモード問い合わせタイミングでは、ビーコンモード信号が受信されたため、時刻T2から時刻T3までの間の各報告タイミングでは、ビーコンを利用して報告情報が送信される。したがって、この間は公衆無線通信部330がオフ状態となり、各報告タイミングでの消費電力が小さくなっている。
このように消費電力が小さくなるビーコンモードでは、報告情報は、ビーコンを受信する中継装置400によって中継され、サーバ装置100へ到達する。中継装置400は、例えば図12に示すような中継処理を実行する。
すなわち、中継装置400は、無線端末装置300からビーコンによって送信される報告情報を待機しており(ステップS301)、報告情報の受信が監視される(ステップS302)。中継装置400によって報告情報が受信されると(ステップS302Yes)、報告情報に含まれるIDが有効なIDであるか否かが判定される(ステップS303)。すなわち、例えば、有効なIDをあらかじめ記憶するデータベースが参照され、報告情報に含まれるIDがデータベースに登録されているか否かが判定される。
この判定の結果、報告情報に含まれるIDが無効なIDである場合には(ステップS303No)、この報告情報は中継されることなく破棄される(ステップS305)。一方、報告情報に含まれるIDが有効なIDである場合には(ステップS303Yes)、報告情報が基地局装置200へ送信され(ステップS304)、サーバ装置100によって受信される。そして、送信済みの報告情報が破棄される(ステップS305)。
なお、中継装置400は、基地局装置200との間で公衆無線通信を利用した無線通信をするため、報告情報が基地局装置200を介してサーバ装置100へ送信されるが、中継装置は、ネットワークに有線接続されていても良い。この場合には、中継装置は、ネットワークを通じて直接サーバ装置100へ報告情報を送信する。
以上のように、本実施の形態によれば、サーバ装置100は、無線端末装置300の近傍に位置する中継装置の有無を判定し、判定結果に応じた通信モードを指定するモード信号を無線端末装置300が公衆無線通信を実行するタイミングで送信する。そして、無線端末装置300は、モード信号に従って通信モードを設定し、近傍に中継装置があるビーコンモード設定中は、ビーコンを利用してサーバ装置100に位置情報を報告する。このため、ビーコンを利用した位置情報の報告が可能な間は、無線端末装置300の公衆無線通信部330をオフ状態とすることができ、消費電力を低減することができる。結果として、無線端末装置300のバッテリーの消費が抑制され、連続稼働時間を長くすることができる。
また、無線端末装置300は、ビーコンモード設定中であっても、所定のモード問い合わせ周期ごとに公衆無線通信部330を起動して、サーバ装置100に対する通信モードの問い合わせを実行する。このため、無線端末装置300の近傍に位置する中継装置がなくなった場合などは、無線端末装置300の通信モードを公衆無線通信モードに切り替えることができ、サーバ装置100に対する確実な位置情報の報告を実現することができる。
なお、上記一実施の形態においては、報告タイミングが到来するたびに無線端末装置300によって報告情報が送信されるものとしたが、例えば無線端末装置300が監視対象者によって携帯されていない場合には、報告情報の送信は実行されなくても良い。そこで、無線端末装置300に例えば温度センサ及び加速度センサなどの各種センサを設け、これらのセンサによって無線端末装置300が監視対象者に携帯されていることを検知するようにしても良い。具体的には、例えば温度センサ又は加速度センサによって無線端末装置300が監視対象者の身体に装着されているか否かを検知し、監視対象者の身体に装着されていない場合には、公衆無線通信部330及びビーコン送信部340の双方をオフ状態としても良い。こうすることにより、不要な報告情報の送信が実行されず、無線端末装置300の消費電力をさらに低減することができ、連続稼働時間をさらに長くすることができる。
また、上記一実施の形態におけるサーバ装置100のモード通知処理及び無線端末装置300の位置情報報告処理をコンピュータが実行可能なプログラムとして記述することも可能である。この場合、これらのプログラムをコンピュータが読み取り可能な記録媒体に格納し、コンピュータに導入することも可能である。コンピュータが読み取り可能な記録媒体としては、例えばCD−ROM、DVDディスク、USBメモリなどの可搬型記録媒体や、例えばフラッシュメモリなどの半導体メモリが挙げられる。
100 サーバ装置
110 プロセッサ
111 報告情報取得部
112 ID判定部
113 位置情報記録部
114 中継装置検索部
115 モード信号生成部
120 メモリ
130 通信部
200 基地局装置
300 無線端末装置
310 プロセッサ
311 モード信号取得部
312 時間計測部
313 報告情報生成部
314 送信制御部
320 メモリ
330 公衆無線通信部
340 ビーコン送信部
350 GPSモジュール
400 中継装置

Claims (8)

  1. 近距離無線通信を利用してビーコンを送信するビーコン送信部と、
    公衆無線通信を利用した無線通信を実行し、ビーコンを利用する第1の通信モード及び公衆無線通信を利用する第2の通信モードのいずれか一方の通信モードを指定するモード信号を少なくとも所定の周期ごとに受信する無線通信部と、
    自無線端末装置の位置情報を取得する取得部と、
    前記無線通信部によって受信されたモード信号が指定する通信モードに従って、前記取得部によって取得された位置情報を前記ビーコン送信部及び前記無線通信部のいずれか一方から送信させる送信制御部と
    を有することを特徴とする無線端末装置。
  2. 前記無線通信部は、
    自無線端末装置の近傍に位置情報を中継可能な中継装置があると判定した情報処理装置から送信されるモード信号であって、前記第1の通信モードを指定するモード信号を受信することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  3. 前記無線通信部は、
    自無線端末装置の近傍に位置情報を中継可能な中継装置がないと判定した情報処理装置から送信されるモード信号であって、前記第2の通信モードを指定するモード信号を受信することを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  4. 前記送信制御部は、
    前記無線通信部がモード信号を受信する前記所定の周期よりも短い周期で位置情報を送信させることを特徴とする請求項1記載の無線端末装置。
  5. 無線端末装置の位置情報を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された位置情報に基づいて、前記無線端末装置の近傍に前記無線端末装置の位置情報を中継可能な中継装置があるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記無線端末装置の近傍に中継装置があると判定された場合に、ビーコンを利用して位置情報を送信する第1の通信モードを指定するモード信号を前記無線端末装置宛てに送信し、前記判定部によって前記無線端末装置の近傍に中継装置がないと判定された場合に、公衆無線通信を利用して位置情報を送信する第2の通信モードを指定するモード信号を前記無線端末装置宛てに送信する送信部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  6. 前記判定部は、
    前記無線端末装置の通信モードが前記第2の通信モードに設定されている場合に、前記無線端末装置の近傍に中継装置があるか否かを判定することを特徴とする請求項5記載の情報処理装置。
  7. コンピュータに、
    公衆無線通信を利用した無線通信を実行する無線通信部を用いて、ビーコンを利用する第1の通信モード及び公衆無線通信を利用する第2の通信モードのいずれか一方の通信モードを指定するモード信号を少なくとも所定の周期ごとに受信し、
    前記コンピュータの位置情報を取得し、
    受信されたモード信号が指定する通信モードに従って、近距離無線通信を利用してビーコンを送信するビーコン送信部及び前記無線通信部のいずれか一方から前記位置情報を送信する
    処理を実行させることを特徴とする位置情報報告プログラム。
  8. 近距離無線通信を利用してビーコンを送信するビーコン送信部と、公衆無線通信を利用した無線通信を実行する無線通信部とを有する無線端末装置によって実行される位置情報報告方法であって、
    前記無線通信部を用いて、ビーコンを利用する第1の通信モード及び公衆無線通信を利用する第2の通信モードのいずれか一方の通信モードを指定するモード信号を少なくとも所定の周期ごとに受信し、
    前記無線端末装置の位置情報を取得し、
    受信されたモード信号が指定する通信モードに従って、前記ビーコン送信部及び前記無線通信部のいずれか一方から前記位置情報を送信する
    処理を有することを特徴とする位置情報報告方法。
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