JP6484696B2 - 箱型車載制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子部品が実装された回路基板、この回路基板が固定されるベース、及び回路基板を覆うようにベースに組み付けられるカバーを備えた箱型車載制御装置に係り、特に、放熱性を向上させ得るようにした箱型車載制御装置に関する。
従来、自動車に搭載される箱型車載制御装置(箱型電子モジュール)は、通常、半導体素子等の発熱素子を含む電子部品が実装された回路基板と、この回路基板が収容される筐体とを含んで構成され、筐体は、回路基板が固定されるベースと回路基板を覆うようにベースに組み付けられるカバーとからなるものが一般的である。
かかる箱型車載制御装置においては、近年、スペースの制約による小型化、多機能化に伴って発熱量が増加する傾向にあることから、例えば特許文献1に見られるように、電子部品(発熱素子)で発生した熱を筐体へと移動させ、筐体の外面から大気中へと放熱する目的で、筐体に表面処理を施すことが提案されている。
また特許文献2には、回路基板に取着されたコネクタ近傍におけるクラックの発生を抑制する目的で、回路基板上に表面処理を施すことが提案されている。
特開2004−304200号公報 特開2012−204729号公報
ところで、近年においては、省資源の観点等よりエンジンルームを高密度化して小型化する社会的要請がある。箱型車載制御装置においても、小型化が進められており、それに伴い基板面積の縮小化や電子部品の集約化で発熱密度が増加するため、放熱性のより一層の向上が要望されている。
従来の提案技術では、筺体表面に施された表面処理で、発熱素子から熱を吸収する構造であったが、回路基板及び発熱素子から筺体への熱移動量が小さく十分に行われないおそれがあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電子部品及び回路基板から筺体(ベース及びカバー)への熱移動量を効果的に増大させることのできる、放熱性に優れた箱型車載制御装置を提供することにある。
上記目的を達成すべく、本発明に係る箱型車載制御装置は、基本的には、電子部品が実装された回路基板と、第一の部材と第二の部材で構成され、当該第一の部材と当該第二の部材を接続することによってできた空間に前記回路基板を格納する筐体と、前記回路基板と外部とを電気的に接続するための接続端子と、前記接続端子を保持するコネクタハウジングと、を備える。
そして、前記第一の部材の前記回路基板と対向する面には、第一の熱放射性コーティング層が形成され、前記第一の熱放射性コーティング層と対向する前記回路基板の面には第二の熱放射性コーティング層が形成され、前記第一の部材は、前記第一の熱放射性コーティング層が設けられた側とは反対側に放熱フィンを有し、前記第二の部材の前記回路基板と対向する面には熱放射性コーティング層が形成されていないことを特徴としている。
本発明に係る箱型車載制御装置に用いられる熱放射性コーティング層を形成する材料は、熱放射性を有する材料であれば特に限定されるものではないが、有機樹脂と無機粒子からなる複合材料が最も好ましい。この場合、無機粒子としては、従来公知のものを使用でき、特に限定されないが、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、ジルコニア、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化リチウム、酸化亜鉛、二酸化珪素等のセラミックス粉末等が好ましい例として挙げられ、これらから少なくとも一つを配合することが望ましい。
本発明によれば、少なくとも二つの熱放射性コーティング層が形成されることにより、高熱放射面積が増大せしめられるとともに、発熱素子を含んだ電子部品から発生した熱及び回路基板に伝導した熱を一つの熱放射性コーティング層で熱放射し、この熱放射性コーティング層に対向して形成されたもう一つの熱放射性コーティング層が熱吸収するので、電子部品及び回路基板から筐体への熱移動量を増大させることができる。そのため、箱型車載制御装置の放熱性を向上させることができ、これによって、電子部品(発熱素子)をはじめとする箱型車載制御装置の筐体内の温度を低く抑えることができ、装置の信頼性が増す。
上記した以外の、課題、構成、及び効果は、以下の実施形態により明らかにされる。
本発明に係る箱型車載制御装置の実施形態(実施例1〜9)の基本構成を示す分解斜視図。 実施例1の説明に供される断面図。 実施例2の説明に供される断面図。 実施例3の説明に供される断面図。 実施例4の説明に供される断面図。 実施例5の説明に供される断面図。 図6のコネクタ周りを示す部分切欠拡大断面図。 実施例6の説明に供される断面図。 実施例7の説明に供される断面図。 実施例8の説明に供される断面図。 実施例9の説明に供される断面図。 比較例1の説明に供される断面図。 比較例2の説明に供される断面図。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1〜図11は、本発明に係る箱型車載制御装置の実施形態(実施例1〜9)の説明に供される図であり、各図において、同一構成部分、同一機能部分、あるいは、対応関係にある部分には共通の符号ないし関連した符号が付されている。なお、本発明を理解しやすくするため、図1〜図11において、各部の厚み等(特に熱放射性コーティング層の膜厚)は誇張して描かれている。
[各実施例1〜9に共通の基本構成]
図1は、実施例1(〜9)の箱型車載制御装置1の主要構成を示す分解斜視図、図2は、実施例1の断面図である。
箱型車載制御装置1は、ICや半導体素子等の発熱素子を含む電子部品11、11、・・・が半田により上下(表裏)両面に実装された回路基板12と、この回路基板12が収容される筐体10とを含んで構成されている。筐体10は、回路基板12が固定されるベース13と回路基板12を覆うようにベース13に組み付けられる下面が開口した箱状ないし蓋状のカバー14とからなっている。
回路基板12の長手方向一端側には、該回路基板12と外部とを電気的に接続するためのコネクタ15が取着されている。コネクタ15は、所要本数のピン端子15aと、該ピン端子15aが圧入等により挿着される通し孔15cが設けられたハウジング15bとを備えている。このコネクタ15においては、ピン端子15aをハウジング15bの通し孔15cに挿着した後、ピン端子15aの下端部(連結接合部15f)が回路基板12に半田によりスポットフロー工程等で連結接合される。
ベース13は、カバー14の下面開口を閉鎖するように全体が概略矩形平板状とされている。詳しくは、ベース13は、矩形板状部13aと、この矩形板状部13a上に突設された矩形枠状部13bと、この矩形枠状部13bの四隅に設けられた、回路基板12の座面となる台座部13dと、矩形板状部13aの外周に延設された車両組付固定部13eと、を備えている。車両組付固定部13eは、当該箱型車載制御装置1を車体ボディに組み付けるためのもので、例えば車体ボディの所定部位にボルト類を螺合させること等により固定されるようになっている。
箱型車載制御装置1の筺体10を構成するベース13とカバー14は、コネクタ15が取着された回路基板12を挟み込んで組み立てられている。より詳しくは、回路基板12は、ベース13の四隅に設けられた台座部13dとカバー14との間に挟持されつつ、締結部材の一例としての止めねじ17で固定されている。
カバー14とベース13とを組み合わせ固定する構造としては、上記のように止めねじ17により螺合固定する構造に限らず、例えばベース13から立ち上がる起立部に設けられた組付孔と、カバー14に設けられた突起部とを嵌合固定する構成、あるいは接着固定する構成等であってもよい。
ベース13とカバー14は、金属材料もしくは樹脂材料を用いた鋳造、プレス又は切削加工などにより製造される。より詳しくは、アルミニウム、マグネシウム、鉄などを主成分とする合金もしくはポリブチレンテレフタレートなどの樹脂材料を用いた鋳造、プレス又は切削加工などにより作製されている。
なお、カバー14には、コネクタ15を介して回路基板12が外部から給電、もしくは外部装置との入、出力信号の授受が行えるようにコネクタ15用窓14aが形成されている。
回路基板12には、例えば4個の電子部品11、11、・・・(上面側に3個、下面側に1個)が実装されており、回路基板12に設けられた回路配線は、各電子部品11、11、・・・に接続されるとともに、コネクタ15のピン端子15aにも接続されている。 また、回路基板12における電子部品11、11、・・・が実装されている部分にはサーマルビア(スルーホール)19が設けられている。
回路基板12の上面側に実装された3個の電子部品11、11、11のうちの中央に位置する電子部品11の下側には、サーマルビア19が設けられるとともに、ベース13における、前記サーマルビア19の真下に位置する部位には矩形凸部21が突設されており、前記回路基板12の下面とベース13の矩形凸部21上面との間には、両者に接触するように高熱伝導層20が介在せしめられている。高熱伝導層20としては、ここでは、接着剤、グリース、放熱シートなどが用いられている。
また、回路基板12の上面側に実装された3個の電子部品11、11、11のうちの右端に位置する電子部品11(の本体部分)は、回路基板12の上面から浮かせられて取り付けられており、この電子部品11と回路基板12との間には隙間が形成されている。
以上の構成の箱型車載制御装置1では、電子部品11、11、・・・で発生した熱は、サーマルビア19及び高熱伝導層20を介して、ベース13へと伝熱され、筺体10から大気中へと放熱される。
[各実施例1〜9に形成される熱放射性コーティング層について]
各実施例(1〜9)においては、特定の部位に熱放射性コーティング層(31、32、33、34)が形成される。
この場合、回路基板12には、電子部品11及びコネクタ15が実装された後に、その一方の面及び/又は他方の面に熱放射性コーティング層31が形成(塗布)され、また、ベース13及びカバー14には、それらが所定寸法形状に作製された後に、それらの内面及び/又は外面に熱放射性コーティング層32、33が形成(塗布)され、また、コネクタ15のピン端子15aには、回路基板12側の連結接合部15fからコネクタハウジング15bまでの間の部分に熱放射性コーティング層34が形成(塗布)される。
塗布方法としては、ハケ塗布、吹付塗装、侵漬塗装等での塗布が好ましいが、塗布する対象物により、静電塗装、カーテン塗装、電着塗装等でもよい。材料塗布後、乾燥させ塗膜化する方法において、好ましくは自然乾燥、焼付等の方法を用いる。
熱放射性コーティング層(31、32、33、34)を形成する材料は、熱放射性を有する材料であれば特に限定されるものではないが、有機樹脂と無機粒子からなる複合材料が最も好ましい。この場合、無機粒子としては、従来公知のものを使用でき、特に限定されないが、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、ジルコニア、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化リチウム、酸化亜鉛、二酸化珪素等のセラミックス粉末等が好ましい例として挙げられ、これらから少なくとも一つを配合することが望ましい。
前記セラミックス粉末を配合する場合、その平均粒子径は、特に限定されるわけではないが、0.01〜200μmが好ましい。セラミックス粉末の平均粒子径が大きすぎる(200μmを超える)と、効率よく熱放射するための推奨膜厚を貫通してしまい、塗布膜の強度や被塗布体の接着強度及び密着力が低下する嫌いがある。それに対し、セラミックス粉末の平均粒子径が小さすぎる(0.01μm未満である)と、セラミックス粉末がバインダーである有機樹脂に覆われてしまい、熱放射性能が低下する嫌いがある。
また、各熱放射性コーティング層は、その膜厚は、好ましくは約1μm〜200μmとされる。膜厚が厚いと吸収した熱を断熱しやすくなり、膜厚が薄いと熱放射性能が低下しやすくなる傾向があり、厚すぎたり薄すぎたりすると、電子部品及び回路基板から筐体(ベース及びカバー)への熱移動量が小さくなる。各熱放射性コーティング層の膜厚は、より好ましくは20μm〜40μmとされ、膜厚が40μmよりも厚すぎると吸収した熱を断熱し、20μmよりも薄すぎると熱放射性能が低下し、電子部品11、11、・・・及び回路基板12から筐体10(ベース13、カバー14)への熱移動量が小さくなる。
前記有機樹脂としては、従来公知のものを使用でき、特に限定されないが、一例として、合成樹脂や水系エマルション樹脂が挙げられる。前記合成樹脂としては、フェノール樹脂、アルキド樹脂、メラミン尿素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂等を用いることができ、これらのうち最も好ましいのは、安価なアクリル樹脂である。また、水系エマルションとしては、シリコンアクリルエマルション、ウレタンエマルション、アクリルエマルション等を用いることができる。
次に、実施例1〜9を順次詳細に説明する。
[実施例1]
実施例1は、図2に示される如くに、電子部品11が実装してある回路基板12の下面(ベース13側)における電子部品11及び高熱伝導層20以外の部分に、放射率0.80以上の第一の熱放射性コーティング層31が形成されるとともに、ベース13の内面(詳しくは、第一の熱放射性コーティング層31に対向している面)側に放射率0.80以上の第二の熱放射性コーティング層32が形成されている。また、回路基板12の下面側に実装された電子部品11の外周にも熱放射性コーティング層31(32)が形成されている。
実施例1において、熱放射性コーティング層31、32には、酸化チタンをアクリル樹脂に対して45%含有させた材料を用い、回路基板12にハケ塗布で、80℃、30分で加熱乾燥させ、膜厚が30μmになるように塗装した。
このように第一の熱放射性コーティング層31及び第二の熱放射性コーティング層32が形成されることにより、高熱放射面積が増大せしめられるとともに、発熱素子を含んだ電子部品11、11、・・・から発生する熱及び回路基板12に伝導した熱は、回路基板12やサーマルビア19を介して第一の熱放射性コーティング層31に伝熱されて第一の熱放射性コーティング層31から熱放射され、対向面である第二の熱放射性コーティング層32で熱吸収されるので、電子部品11、11、・・・及び回路基板12からベース13(筐体10)への熱移動量を増大させることができる。
そのため、箱型車載制御装置1の放熱性を向上させることができ、これによって、電子部品11、11、・・・をはじめとする箱型車載制御装置1の筐体10内の温度を低く抑えることができ、装置の信頼性が増すものとなる。
また、電子部品11が実装されていない回路基板12面に第一の熱放射性コーティング層31を形成することにより、電子部品11からの熱がサーマルビア19を介して第一の熱放射性コーティング層31へ伝熱され、該コーティング層31が熱放射する。そのため電子部品11からベース13への放熱を促進できる。
なお、第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32の膜厚は、前述したように好ましくは約1μm〜200μmとされ、より好ましくは20μm〜40μmとされる。
第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32は異なる組成であってもよいが、好ましいのは、それぞれに含まれているフィラが同一である、もしくは1200〜500cm-1(波長をcmで表しその逆数をとったもの)の赤外吸収領域において吸光度0.5以上で重複している組成である。これにより、第一の熱放射性コーティング層31が放射した熱を、第二の熱放射性コーティング層32が効率良く熱吸収することができる。
電子部品11と回路基板12間に隙間がある状態で電子部品11が実装されている場合(図2において右端に位置している電子部品11)、熱放射性コーティング層31がこの隙間や電子部品11の裏側に形成されていることが好ましい(後述する実施例3、4では前記隙間に熱放射性コーティング層31が形成されている)。これにより電子部品11から発生した熱を第一の熱放射性コーティング層31が熱吸収し、回路基板12への熱移動量を高めることができる。
第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32は各基材に直接塗布されていることが好ましい。例えば回路基板12において、防湿材等の表面処理した後に熱放射性コーティング層を形成すると、回路基板12表面と熱放射性コーティング層の表面間は膜厚になり、熱移動量が小さくなり、放熱性が低下する。
第一の熱放射性コーティング層31と、第二の熱放射性コーティング層32は各面の全面に限らず、一部分、特に発熱部品とその周囲のみに形成するようにしてもよい。これにより、コーティング層31、32を形成するための塗料使用量を削減することができる。
また、第二の熱放射性コーティング層32が内面側に形成されたベース13の外面側に放熱フィンを設けることにより、回路基板12及び電子部品11から筺体10が吸収した熱を大気中に放熱しやすくなる。
さらに、第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32の表面状態を粗くすること(微細な凸凹を形成すること等)で、コーティング層31、32の表面積が増加し、第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32の熱移動量が増大し、これによって、放熱性が向上する。
[実施例2]
実施例2においては、図3に示される如くに、回路基板12における、熱源50(例えば車載エンジン)に対向していない側(ベース13側)の面に放射率0.80以上の第一の熱放射性コーティング層31が形成されるとともに、ベース13における内面(詳しくは、第一の熱放射性コーティング層31に対向している上面)に、放射率0.80以上の第二の熱放射性コーティング層32が形成され、さらに、第二の熱放射性コーティング層32が内面側に形成されたベース13の外面(下面)側に、放射率0.80以上の第三の熱放射性コーティング層33が形成されている。
かかる実施例2では、熱源50側(回路基板12の上面及びカバー14の内外面)に熱放射性コーティング層が形成されていないことで、熱源50からの熱吸収を高まらせずに、第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32を介してベース13に移動した熱を、第三の熱放射性コーティング層33で大気中に熱放射させることができる。
これにより、実施例1に比べて、回路基板12及び電子部品11から大気中への熱移動量を増大させることでき、その結果、箱型車載制御装置1の放熱性を一層向上させることができ、これによって、電子部品11、11、・・・をはじめとする箱型車載制御装置1の筐体10内の温度を一層低く抑えることができ、装置の信頼性が増すものとなる。
第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32と第三の熱放射性コーティング層33は異なる組成であってもよいが、好ましいのは、それぞれに含まれているフィラが同一である、もしくは1200〜500cm-1の赤外吸収領域において吸光度0.5以上で重複している組成である。このようにされることにより、第一の熱放射性コーティング層31が放射した熱を、第二の熱放射性コーティング層32が効率良く熱吸収し、第三の熱放射性コーティング層33が放熱することができる。そのため放熱性が向上する。
第三の熱放射性コーティング層33の膜厚等の仕様は、第一の熱放射性コーティング層31、第二の熱放射性コーティング層32と同様であり、膜厚は約1μm〜200μmが好ましく、より好ましくは20μm〜40μmとされる。膜厚が厚すぎると吸収した熱を断熱し、薄すぎると熱放射性能が低下し、ベース13から大気中への熱移動量が小さくなる。
第三の熱放射性コーティング層33の表面状態を粗くすること(微細な凸凹を形成すること等)で、コーティング層33の表面積が増加し、放熱性が一層向上する。
[実施例3]
実施例3においては、図4に示される如くに、電子部品11が実装された回路基板12のカバー14側の面(上面)に放射率0.80以上の第一の熱放射性コーティング層31が形成されるとともに、カバー14の内面(詳しくは、第一の熱放射性コーティング層31に対向している下面)側に放射率0.80以上の第二の熱放射性コーティング層32が形成されている。ここでは、第一の熱放射性コーティング層31は、回路基板12の上面側に実装されている電子部品11、11、11を覆うように形成されている。
また、回路基板12との間に隙間が形成されている、右端に位置している電子部品11については、第一の熱放射性コーティング層31が前記隙間を埋めるように形成されている。
このように第一の熱放射性コーティング層31及び第二の熱放射性コーティング層32が形成されることにより、高熱放射面積が増大せしめられるとともに、発熱素子を含んだ電子部品11、11、・・・から発生する熱及び回路基板12に伝導した熱は、第一の熱放射性コーティング層31に伝熱されて第一の熱放射性コーティング層31から熱放射され、対向面である第二の熱放射性コーティング層32で熱吸収されるので、電子部品11、11、・・・及び回路基板12からカバー14(筐体10)への熱移動量を増大させることができ、その結果、箱型車載制御装置1の放熱性を向上させることができ、これによって、電子部品11、11、・・・をはじめとする箱型車載制御装置1の筐体10内の温度を低く抑えることができ、装置の信頼性が増すものとなる。
また、電子部品11が実装されていない回路基板12面に第一の熱放射性コーティング層31を形成することにより、電子部品11からの熱がサーマルビア19を介して第一の熱放射性コーティング層31へ伝熱され、該コーティング層31が熱放射する。そのため電子部品11からカバー14への放熱を促進できる。
また、第二の熱放射性コーティング層32が内面側に形成されたカバー14の外面側に放熱フィンを設けることにより、回路基板12及び電子部品11から筺体が吸収した熱を大気中に放熱しやすくなる。
さらに、第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32の表面状態を粗くすること(微細な凸凹を形成すること等)で、コーティング層31、32の表面積が増加し、第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32の熱移動量が増大し、これによって、放熱性が向上する。
第一の熱放射性コーティング層31及び第二の熱放射性コーティング層32の仕様等は、前述した実施例1、2と同じであるので省略する。
[実施例4]
実施例4においては、図5に示される如くに、回路基板12における、熱源50(例えば車載エンジン)に対向していない側(カバー14側)の面に放射率0.80以上の第一の熱放射性コーティング層31が形成されるとともに、カバー14における内面(詳しくは、第一の熱放射性コーティング層31に対向している下面)に、放射率0.80以上の第二の熱放射性コーティング層32が形成され、さらに、第二の熱放射性コーティング層32が内面側に形成されたカバー14の外面(上面)側に、放射率0.80以上の第三の熱放射性コーティング層33が形成されている。
かかる実施例4では、熱源50側(回路基板12の下面及びベース13の内外面)に熱放射性コーティング層が形成されていないことで、熱源50からの熱吸収を高まらせずに、第一の熱放射性コーティング層31と第二の熱放射性コーティング層32を介してカバー14に移動した熱を、第三の熱放射性コーティング層33で大気中に熱放射させることができる。
これにより、実施例3に比べて、回路基板12及び電子部品11から大気中への熱移動量を増大させることでき、その結果、箱型車載制御装置1の放熱性を一層向上させることができ、これによって、電子部品11、11、・・・をはじめとする箱型車載制御装置1の筐体10内の温度を一層低く抑えることができ、装置の信頼性が増すものとなる。
第一の熱放射性コーティング層31、第二の熱放射性コーティング層32、第三の熱放射性コーティング層33の仕様等は、前述した実施例1、2、3と同じであるので省略する。
[実施例5]
実施例5について、実施例1〜4と異なる部分について説明する。本実施例5では、図6、図7に示される如くに、実施例1と同様に第一の熱放射性コーティング層31、第二の熱放射性コーティング層32が形成されるとともに、コネクタ15のピン端子15aにおける回路基板12側の連結接合部15fからコネクタハウジング15bまでの間の部分の全周を覆うように、放射率0.80以上の第四の熱放射性コーティング層34が形成されている。
これにより、電子部品11、11、・・・及び回路基板12からピン端子15aに伝わる熱は、第四の熱放射性コーティング層34で吸収されるとともに、ピン端子15aから、これに接続される外部コネクタ(図示せず)及びケーブルへ伝えられ、筺体10外に放熱される。そのため、実施例1に比べて、回路基板12及び電子部品11から外部(大気中)への熱移動量を増大させることでき、その結果、箱型車載制御装置1の放熱性を一層向上させることができ、これによって、電子部品11、11、・・・をはじめとする箱型車載制御装置1の筐体10内の温度を一層低く抑えることができ、装置の信頼性が増すものとなる。
なお、第四の熱放射性コーティング層34は、必ずしもピン端子15aの全て(全周・全長)を覆う必要はない。これによりコーティングの塗料使用量を削減することができる。
また、好ましい態様では、第四の熱放射性コーティング層34は、図7を参照すればよくわかるように、各ピン端子15aと該ピン端子15aが挿着されたハウジング15bの通し孔15cとの間を埋めるように、言い換えれば、各通し孔15cの内端部と各ピン端子15aとの間に形成される微小な隙間部分15gを封止(シール)するように形成される(前記隙間部分15gより第四の熱放射性コーティング層34の膜厚を厚くする等して前記隙間部分15gを覆うように塗布する)。このように、ピン端子15aと通し孔15cとの間をシールすることで、箱型車載制御装置1(筐体10)内への外部からの浸水を防ぐことができる。
第四の熱放射性コーティング層34の仕様は、第一、第二、第三の熱放射性コーティング層31、32、33と同様であり、その膜厚は、好ましくは約1μm〜200μmとされ、より好ましくは膜厚が20μm〜40μmとされる。
なお、第一の熱放射性コーティング層31と、第二の熱放射性コーティング層32と、第四の熱放射性コーティング層34は異なる組成であってもよいが、好ましいのは、それぞれに含まれているフィラが同一である、もしくは1200〜500cm-1の赤外吸収領域において吸光度0.5以上で重複している組成である。これにより、第一の熱放射性コーティング層31が放射した熱を、第二の熱放射性コーティング層32及び第四の熱放射性コーティング層34が効率よく熱吸収することができる。そのため放熱性が向上する。
また、第四の熱放射性コーティング層34の表面状態を粗くすること(微細な凸凹を形成すること等)で、コーティング層34の表面積が増加し、熱吸収性が向上する。
[実施例6、7、8、9]
実施例6、7、8、9は、それぞれ図8、図9、図10、図11に示される如くに、実施例2、実施例3、実施例4、実施例1+実施例3、の構成に加えて、コネクタ15のピン端子15aにおける回路基板12との連結接合部15fからコネクタハウジング15bまでの間の部分を覆うように、放射率0.80以上の第四の熱放射性コーティング層34が形成されている。
これにより、各実施例2、3、4、1+3、の作用効果に加えて第四の熱放射性コーティング層34が形成されたことによる作用効果が加えられ、回路基板12及び電子部品11から外部(大気中)への熱移動量をさらに増大させることでき、その結果、箱型車載制御装置1の放熱性を一層向上させることができ、これによって、電子部品11、11、・・・をはじめとする箱型車載制御装置1の筐体10内の温度を一層低く抑えることができ、装置の信頼性が増すものとなる。
各熱放射性コーティング層31、32、33、34の仕様等は、前述した実施例1〜5と同じであるので省略する。
本発明に係る箱型車載制御装置1の各実施例の作用効果を確認すべく、次のような比較例1、比較例2を用意して、比較試験を行った。
[比較例1]
比較例1は、図12に示される如くに、箱型車載制御装置1に熱放射性コーティング層31、32、33、34のいずれもが形成されていない構成である。このため、発熱素子を含んだ電子部品11からの発熱及び回路基板12に伝導した熱の熱移動量が小さく、放熱性が不十分である。
[比較例2]
比較例2は、図13に示される如くに、箱型車載制御装置1の回路基板12の片面(下面)のみに第一の熱放射性コーティング層31が形成された構成である。このため、発熱素子を含んだ電子部品11からの発熱及び回路基板12に伝導した熱は熱放射されるが、対向面による熱吸収は望めない。
実施例1,2,5,6及び比較例1,2の箱型車載制御装置1の構成と放熱効果を表1に示す。表1から、回路基板12、ベース13、カバー14、コネクタ15のピン端子15aの特定部位に熱放射性コーティング層31、32、33、34が形成されていることで、発熱素子を含んだ電子部品11からの発熱及び回路基板12に伝導した熱の移動量が増え、放熱性が向上することが理解されよう。
Figure 0006484696
1 箱型車載制御装置
10 筐体
11 電子部品
12 回路基板
13 ベース
14 カバー
15 コネクタ
15a ピン端子
15b ハウジング
15c 通し孔
19 サーマルビア
20 高熱伝導層
31 第一の熱放射性コーティング層
32 第二の熱放射性コーティング層
33 第三の熱放射性コーティング層
34 第四の熱放射性コーティング層
50 熱源

Claims (16)

  1. 電子部品が実装された回路基板と、
    第一の部材と第二の部材で構成され、当該第一の部材と当該第二の部材を接続することによってできた空間に前記回路基板を格納する筐体と、
    前記回路基板と外部とを電気的に接続するための接続端子と、
    前記接続端子を保持するコネクタハウジングと、を備えた箱型車載制御装置であって、
    前記第一の部材の前記回路基板と対向する面には、第一の熱放射性コーティング層が形成され、
    前記第一の熱放射性コーティング層と対向する前記回路基板の面には第二の熱放射性コーティング層が形成され、前記回路基板の前記第二の熱放射性コーティング層が設けられた面とは反対側の面には熱放射性コーティング層が形成されておらず、
    前記第一の部材は、前記第一の熱放射性コーティング層が設けられた側とは反対側に放熱フィンを有し、
    前記第二の部材の前記回路基板と対向する面には熱放射性コーティング層が形成されていないことを特徴とする箱型車載制御装置。
  2. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記第二の部材は外部の熱源と対向することを特徴とする箱型車載制御装置。
  3. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記各熱放射性コーティング層の膜厚は、1μm〜200μmとされていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  4. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記第一の熱放射性コーティング層が内面側に形成された前記第一の部材の外面側には第三の熱放射性コーティング層が形成されていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  5. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記回路基板における電子部品が実装されている部分にサーマルビアが設けられていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  6. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記第二の熱放射性コーティング層は、前記回路基板とそれに浮かせた状態で実装された電子部品との間に形成された隙間部分にも形成されていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  7. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記各熱放射性コーティング層の表面状態が粗くされていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  8. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記各熱放射性コーティング層を形成する材料として、有機樹脂に無機粒子を配合してなる複合材料が用いられていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  9. 請求項8に記載の箱型車載制御装置において、
    前記無機粒子として、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、ジルコニア、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化リチウム、酸化亜鉛、二酸化珪素等のセラミックス粉末のうちの少なくとも一つが用いられることを特徴とする箱型車載制御装置。
  10. 請求項9に記載の箱型車載制御装置において、
    前記セラミックス粉末は、平均粒子径が0.01〜200μmであることを特徴とする箱型車載制御装置。
  11. 請求項8に記載の箱型車載制御装置において、
    前記有機樹脂として、合成樹脂又は水系エマルション樹脂が用いられていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  12. 請求項11に記載の箱型車載制御装置において、
    前記合成樹脂として、フェノール樹脂、アルキド樹脂、メラミン尿素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル樹脂、及びフッ素樹脂のうちのいずれかが用いられていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  13. 請求項11に記載の箱型車載制御装置において、
    前記水系エマルション樹脂として、シリコンアクリルエマルション、ウレタンエマルション、アクリルエマルションのうちのいずれかが用いられていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  14. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記接続端子は、前記コネクタハウジングに設けられた通し孔に挿着され、
    前記接続端子における前記回路基板側の連結接合部から前記コネクタハウジングまでの間の部分の一部ないし全部を覆うように第四の熱放射性コーティング層が形成されていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  15. 請求項14に記載の箱型車載制御装置において、
    前記第四の熱放射性コーティング層は、前記接続端子と前記通し孔との間に形成される微小隙間部分を封止するように形成されていることを特徴とする箱型車載制御装置。
  16. 請求項1に記載の箱型車載制御装置において、
    前記回路基板の前記第二の熱放射性コーティング層が形成された面は、外部の熱源に対向していないことを特徴とする箱型車載制御装置。
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