JP6482803B2 - シェーマ表示装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、シェーマを見ることで患者の概要が分かるシェーマ表示装置に関する。
電子カルテの診療入力画面から、病気の症状や処方した薬、治療の内容などを入力して、保存することができるが、患者の状態を一目で把握出来るものではなかった。したがって、患者の状態を知るために過去カルテを参照しなければならず、手間がかかっていた。
患者の状態を把握するものとして、特許第4959996号公報に示すように、被検体形状のシェーマの部位に画像検査情報を表示するものがある。画像検査情報には、検査日時が付加されており、過去のものか現在のものかの識別可能である。また、所見情報の重要度に応じて色分け表示して、指定した部位の詳細情報を表示することができる装置が提案されている。
また、出願人は、特開2012−3465号公報にて、多数に区分けされたシェーマの中で、疾病箇所の区分領域に対して色塗り表示、疾病レベル、テキスト入力が行える装置を提案している。
また、特開2012−45419号公報では、シェーマ図内の特定位置と内視鏡画像(静止画又は動画)とが対応付けられるようにリンク情報が付与され、そのリンク情報によって対応する内視鏡画像を読み出すことができる装置が提案されている。
特許第4959996号公報 特開2012−3465号公報 特開2012−45419号公報
しかしながら、上記した先行技術のいずれも、シェーマによって過去および現在の病歴が分かるが、患者の未来の状態をシェーマの表示で予測できるものはない。
そこで、本発明の解決しようとする課題は、一つのシェーマを見ることで患者の状態を俯瞰してみる事が出来るシェーマ表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、実施形態のシェーマ表示装置は、患者の電子カルテ情報から抽出した過去、現在の病名情報、並びに現在の病気の合併症、検査結果、既往歴、家族の病歴の少なくとも一つから予測した未来の病名情報とシェーマをリンクさせ、その症状が見られる部位およびその症状が予測される部位に前記シェーマをプロットし、前記シェーマ上の前記症状が見られる部位又は前記症状が予測される部位に対する操作に応答して、前記予測した未来の病名情報についての根拠を表示することを特徴とする。
実施形態のシェーマ表示装置によれば、一つシェーマを見ることで患者の状態を俯瞰してみる事が出来る。この事により、医師の診断が、迅速になり(一々過去カルテを見直さなくてもよくなる)、診療時間の短縮を行うことが出来きる。
また、現在、過去、未来の病名情報とシェーマをリンクさせ、その症状がみられる(または予測される)部位にプロットを行うことで、一目で患者の状態を把握することができる。またシェーマをコマ送り表示または時系列表示を行うことが可能で、患者の経過を見ることができます。また、プロット情報に重みづけをすることで、病気の進行状況、発症確率を一目で分かる。
実施形態に係るシェーマ表示装置の構成を示すブロック図である。 実施形態に係るシェーマのプロット情報の定義を示す図である。 実施形態に係るシェーマのコマ送り表示機能を示す図である。 同じ部位に複数の病名がある場合のシェーマ表示を示す図である。 全身性の疾患のシェーマ表示を示す図である。 病名により絞り込みを示す図である。 病名(例えば、糖尿病)に関連する病名により絞り込みを示す図である。 図7のシェーマ作成装置の動作を示すフローチャートである。 家族の病歴からの絞り込みを示す図である。 電子カルテの文章を読み取ってシェーマを表示する図である。 図10のシェーマ作成装置の動作を示すフローチャートである。 遺伝子情報によるシェーマのプロットを示す図である。 図12のシェーマ作成装置の動作を示すフローチャートである。 シェーマのマーク位置をクリックした時に、検査結果や手術、投薬情報などを表示する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
図1は、実施形態に係るシェーマ表示装置の構成を示すブロック図である。
図1において、シェーマ表示装置は、電子カルテDB(DB:データベース)10、病名予測DB20、シェーマ作成装置30、シェーマ作成装置30の入力手段30a、表示装置40などを有している。電子カルテDB10は、一般的な電子カルテであり、患者の個人情報の他に、当該患者が受診した過去から現在に至る診察および治療・入院・手術などの内容が病名と共に履歴として記録蓄積されている。病名予測DB20は、病気の症状や、検査結果データの基準値情報と異常値情報、その病気の経過状態に応じて発症することが予測される病名などが記憶されている。ここでは、電子カルテDB10と病名予測DB20を別々に構成するとしたが、一つのDBで構築しても良い。
電子カルテDB10や病名予測DB20は、病院情報システムを構成するサーバ装置に格納されている。ここでは、病院情報システムのネットワーク構成は省略するが、電子カルテDB10および病名予測DB20は、各病棟内の多数の端末装置とネットワーク(LANでもインターネットでも他の接続でも良い)で接続されている。
シェーマ作成装置30は、電子カルテDB10および病名予測DB20以外に、合併症のデータ50、薬の副作用のデータ60、家族の病歴データ70、DNA情報80、統計情報90なども参酌して過去、現在、未来(病状を予測)のシェーマを作成して表示装置40に出力する。表示装置40は、上述した病院情報システムに接続される端末装置が有している装置である。合併症のデータ50、薬の副作用のデータ60、家族の病歴データ70、DNA(ゲノム)情報80、統計情報90は、一つのファイル記憶装置に格納しても良いし、複数のファイル記憶装置に別々に格納しても良い。また、これらの情報は、病院情報システムに接続されているサーバ装置に格納しても良い。なお、家族の病歴データ70は、電子カルテDB30の家族の電子カルテから読み出しても良い。
以下、シェーマ作成装置30の動作を説明する。
図2は、シェーマ作成装置30によって作成されるシェーマのプロット情報を定義している。最初に、マークの定義(形状)として「×:病気中」、「△:発症する可能性がある」、「〇:完治」をそれぞれ表している。また、プロット数の定義(重み付け)として、病気中:×のプロット数が少なければ「軽症」、多ければ(高い×印)「重症」、その中間(中位の×印)は「軽度〜重症」と定義する。ここでは、3段階での重み付けとしたが、それ以上の重み付けであっても良い。
△印の「発症する可能性がある」のプロット数が少なければ「30%以下の確率で発症」、多ければ(高い△印)「70%以上の確率で発症」、その中間(中位の△印)では「30%〜70%の確率で発症」と定義する。また、色の定義として、「黒:過去」、「青:現在」、「赤:未来」と定義している。ここでは、3段階での重み付けとしたが、それ以上の重み付けであっても良い。
シェーマ作成装置30は、これらの定義を組み合わせることで過去、現在、未来のシェーマを作成して、表示装置40に表示することができる。
シェーマ作成装置30は、現在、過去、未来の病名情報とシェーマとをリンクさせ、その症状がみられる(または予測される)部位をプロットする。プロットは、図2の定義に従いマークが選択され、また症状に応じて大きさが選択され、更に現在のシェーマは青色、過去のシェーマは黒色、未来のシェーマは赤色で表示する。色の設定は、任意に行って良い。また、色以外に他の表示形式でも良い。
現在と過去の判断は、病名の転帰で切り分けを行う。転帰が治癒になった場合に、過去と判断する。
未来の予測としては、電子カルテDB10、病名予測DB20、合併症のデータ50、薬の副作用のデータ60、家族の病歴データ70、DNA(ゲノム)情報80、統計情報90のファイル記憶装置から得られる、現在の病気の合併症、薬の副作用、検査結果、既往歴、家族情報、DNA情報、統計情報などから予測し、図2の定義に従いシェーマをプロットする。また、医師が手動でプロットを行う事も可能とする。
また、本機能は、プロットをクリックすると、それぞれの電子カルテの情報に飛び、その情報を表示する。これらの詳細な動作を説明する。
図3は、シェーマ作成装置30のシェーマのコマ送り表示機能を図示したもので、時系列にコマ送りでシェーマを表示している。ここでは、糖尿病の患者の症状を例にして、6月1日を現在とすると、そこに現在のシェーマ(青)を表示し、過去の症状として1月1日と3月1日にシェーマ(黒)を表示している。また、未来の症状を予測して7月1日と9月1日にシェーマ(赤)を表示している。
図3の1月1日には、喉に×(軽症)、腎臓に×(軽症)のシェーマが表示されており、電子カルテ上の医師の所見欄から「既往歴に気管支炎あり」、「腎臓に病気」を抽出して表示している。
3月1日には、喉に〇(完治)、左の腎臓に×(軽度〜重症)、右の腎臓に△(30%以下の確率で発症)のシェーマが表示されており、同じく所見欄から「左:腎臓に病状進行」、「右:腎臓に発症の可能性あり」、「気管支炎は完治」を抽出して表示している。
6月1日には、両眼に△(30%以下の確率で発症)、喉に〇(完治)、左の腎臓に×(重症)、右の腎臓に△(30%〜70%の確率で発症)のシェーマが表示されており、同じく所見欄から「眼にも発症の可能性あり」、「左:腎臓の病状悪化」、「右:腎臓にも腎不全の可能性あり」を抽出して表示している。
7月1日の予測シェーマには、両目に△(70%以上の確率で発症)、喉に〇(完治)、左の腎臓に×(重症)、右の腎臓に△(30%〜70%の確率で発症)、両手/両足に△(30%以下の確率で発症)のシェーマが表示されており、同じく所見欄から「眼の病気発症の可能性が上がると想定」、「抹消神経に発症の予兆」を抽出して表示している。
9月1日の予測シェーマには、両目に×(70%以上の確率で発症)、喉に〇(完治)、左の腎臓に×(重症)、右の腎臓に△(30%〜70%の確率で発症)、両手/両足に△(70%以上の確率で発症)のシェーマが表示されており、同じく所見欄から「抹消神経の発症の確率が上がる」を抽出して表示している。
図4は、同じ部位に複数の病名がある場合のシェーマ表示を示す図である。同じ部位に複数の病名がある場合は、プロットした図形がかぶってしまい、症状が把握できなくなる。そこで、シェーマ作成装置30は、次の手順でプロットする。
まず、部位ごとにプロットエリア100‥を設定する(S10)。×→△→〇の順にプロット表示する(S20)。×は、重症度→開始日順で表示する(S30)。△は、発症確率順で表示する(S40)。〇は、開始日順で表示する(S50)。プロットエリア100内に表示しきれない場合は、縮小表示を示す虫眼鏡アイコンを表示する(S60)。虫眼鏡アイコンをクリックすると該当部位150を拡大して、全てのシェーマを表示する(S70)。
図5は、全身性の疾患のシェーマ表示を示す図である。血液疾患や神経疾患や精神疾患などの全身性の疾患は、場所を特定できないためシェーマとしてプロットすることができない。そこで、図5に示すように、プロットエリアを個別に設定してプロットを行う。例えば、血液疾患エリア200、精神疾患エリア250を設定して、そこに症状などをプロットする。プロットエリアの設定は、シェーマ作成装置30内にマスタ登録することで実現する。マスタには、プロットエリアの位置情報、名称、プロットする病名情報を設定する。これにより、病名とプロットエリアが紐付けされる。
次に、シェーマ作成装置30による絞り込み機能について説明する。
電子カルテDB10から取得した患者の電子カルテに多数の症状・病歴が記録されているような場合、全身に沢山のプロットが表示されることになる。このような場合、見たいプロットだけに絞り込んで見ることが望まれる。そこで、シェーマ作成装置30に絞り込み機能を搭載して、これを実現する。
(病名による絞り込み−その1)
図6は、病名による絞り込みを示す図である。ここでは、シェーマ作成装置30が患者の電子カルテから抽出した症状から左側に示したシェーマを表示した状態で、病名として「気管支炎」を入力手段30aから入力すると、シェーマ作成装置30は、その条件に合致するシェーマだけを抽出して、右側のように表示する。即ち、病名「気管支炎」で絞り込んでシェーマを表示する。病名だけでなく、病名の期間、或いは部位の位置を組み合わせて、絞り込みを行うこともできる。
(病名による絞り込み−その2)
図7は、入力手段30aから入力した病名に関連する病名により絞り込みを示す図である。図8は、この時のシェーマ作成装置30の動作を示すフローチャートである。
まず、入力手段30aから検索条件として病名(例えば、糖尿病)を入力して、表示したい患者の電子カルテから病名を検索する(S100)。
次に、検索された病名情報(例えば、糖尿病)に紐付いた部位をプロットする(S110)。
次に、入力された病名情報(例えば、糖尿病)と同一の病名を持つ患者を電子カルテDB10から検索する(S120)。
次に、検索結果から、同じ病名を持つ患者が同一病名以外に他の病気が有るかどうかを解析する(S130)。
S130で、他の病名がある場合は、統計情報80を参照して統計処理を行う(S140)。
そして、その統計処理を行った結果、有意性のある病名をプロットする(S150)。
糖尿病を例にすると、S130〜S140の結果として(1)糖尿病性腎症、(2)糖尿病性神経障害、(3)糖尿病網膜症などが抽出される。したがって、シェーマ作成装置30は、これらの症状を含めてシェーマ表示を行う。図7では、統計処理の予測結果、および又は同じ病名を持つ患者の解析結果から、5年後および10年後の発症リスクを併せて表示している。
このように、病名だけでなく、その入力した病名に関連する病名を取得してシェーマを表示することで、病気の影響の範囲が可視化でき診療に役立たせることができる。
(家族の病歴で絞り込み)
図9は、家族の病歴からの絞り込みを示す図である。患者の家族の病歴を家族の病歴データ70に記録しておき、シェーマ作成装置30は、この家族の病歴データ70を参照して未来の病歴を予測する。例えば、ある患者の家族の病歴として「糖尿病網膜症」が記録されている場合、当該患者にも同じ症状が発症する可能性が高いと考えられる。そこで、図9に示すように、シェーマ作成装置30は、家族の検索結果として「糖尿病網膜症」を示すシェーマ(赤の△)を表示する。
(文章を読み取ってシェーマをプロット)
図10は、電子カルテの文章を読み取ってシェーマを表示する図である。患者の電子カルテには、医師が患者の病状について所見(コメント)を記載している。その所見欄の文章を読み取って、シェーマ表示を行うことができれば、利便性が向上する。シェーマ作成装置30は図11のフローチャートにより、これを実現する。
例えば、患者の電子カルテの所見欄に「右手全体に火傷有り、軟膏を処方。また、めまいがすると言っているので、貧血の可能性があるため血液検査を行う。」の記載が有ったとする。この所見欄の文章から、語彙判別により単語を抽出する(S200)。
次に、抽出した単語と病名又は検査名とを比較する(S210)。病名又は検査名は、例えば病名予測DB20から取得する。
単語と病名が一致した場合、プロットする位置を特定する(S220)。位置の特定は、病名予測DB20を参照しても良いし、所見欄の記載から位置を特定する表現があれば、それを採用する。位置が特定できないと判断した場合は、位置不定としてフィードバックし、位置を入力する。
次に、一致した単語の前後の文章を取得して、発症を示唆する内容が記載されていれば、当該位置に△のシェーマをプロットする(S230)。
一方、前後に発症を示唆する記載がなければ、×のシェーマをプロットする(S240)。
図10の例では、上述した文例から「貧血の可能性があるため血液検査を行う」に注目して、検査項目に赤血球数、血色素量、ヘマトクリット値などの項目があれば、貧血の可能性があるので、プロットエリアとして血液疾患エリア200を作成して、そこに△のシェーマをプロットしている。
(遺伝子情報によるプロット)
図12、図13は、遺伝子情報によるシェーマのプロットを示す図である。患者の未来の症状を予測する方法として、遺伝子情報を利用することができる。シェーマ作成装置30は、患者の遺伝子情報から図13の処理を実行して、これを実現する。
まず、患者の電子カルテからゲノム情報を取得する(S300)。
次に、取得したゲノム情報に変異があるかを、DNA(ゲノム)情報80と比較する(S310)。
変異内容が病気に関連する場合、ゲノム情報から病名を確定してシェーマをプロットする(S320)。
また、該当の病名情報を基に同一の病名を持つ患者を電子カルテDB10から検索する(S330)。
同一病名を持つ患者の発症時期や生活習慣などの情報を取得して、統計情報90を参照して統計解析を行う(S340)。
有意な情報が得られた場合、当該患者と比較する(S350)。
有意な情報と患者の情報に一致した場合は、発症率を上昇してシェーマをプロットする(S360)。
図12では、遺伝子解析の結果、BRCA1/2遺伝子に変異があることが判明し、乳がんのリスクがあると判断して、胸部にそれを示すシェーマを表示した例を示している。この場合、統計情報から「30%〜70%の確率で発症」の大きさでシェーマを表示している。
図14は、シェーマのマーク位置をクリックした時に、検査結果や手術、投薬情報などを表示する例を示している。
例えば、図14で完治:○のマーク上をクリックの場合、当該患者の電子カルテを参照して、病名の開始日〜終了日までのカルテ内容を取得して表示する。
また、病気中:×のマーク上をクリックの場合、当該患者の電子カルテを参照して、病名の開始日〜クリックした日付までのカルテ内容を取得して表示する。
また、発症する可能性がある:△のマーク上をクリックの場合、予測した根拠を表示する。予測は、合併症の有無、薬の副作用の有無、検査結果の異常値の有無、既往歴の有無、家族の病名情報の有無、DNAの欠損または変異情報の有無、統計情報の有意性の有無から行い、これらの判断条件でHITした予測結果をプロットする。また、予測結果をプロットする際には、上記のどの判断条件にHITしたのかをプロット情報に持たせる。例えば、合併症有りの場合、合併症アイコンを表示する。また、薬の副作用有りの場合、副作用アイコンを表示する。また、統計情報の有意性有りの場合、環境アイコンを表示する。
図14のクリックした時の表示項目としては、病名情報、検査結果、バイタル情報、投薬情報、イベント情報、予測情報などを示している。
上述した実施形態によれば、一つシェーマを見ることで患者の状態を俯瞰してみる事が出来るようになる。この事により、医師の診断が、迅速になり(一々過去カルテを見直さなくてもよくなる)、診療時間の短縮を行うことが出来きる。
また、現在、過去、未来の病名情報とシェーマをリンクさせ、その症状がみられる(または予測される)部位にプロットを行うことで、一目で患者の状態を把握することができる。またシェーマをコマ送り表示または時系列表示を行うことが可能で、患者の経過を見ることができます。また、プロット情報に重みづけをすることで、病気の進行状況、発症確率を一目で分かる。
また、プロットをクリックすることで該当の病名に紐づいたカルテ情報(検査結果、投薬情報等)を表示することにより、該当の病名に対してどの様な処置や経過をたどっているかが分かります。
これらの機能を使うことで患者の状態を俯瞰してみる事が出来るようになります。また病気の経過を視覚的にみることができるようになり、患者への説明にも役立ちます。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10‥電子カルテDB(データベース)
20‥病名データDB
30‥シェーマ作成装置
30a‥入力手段
40‥表示装置
50‥合併症データ
60‥薬の副作用データ
70‥家族の病歴データ
80‥DNA(ゲノム)情報
90‥統計情報

Claims (13)

  1. 患者の電子カルテ情報から抽出した過去、現在の病名情報、並びに現在の病気の合併症、検査結果、既往歴、家族の病歴の少なくとも一つから予測した未来の病名情報とシェーマをリンクさせ、その症状が見られる部位およびその症状が予測される部位に前記シェーマをプロットし、前記シェーマ上の前記症状が見られる部位又は前記症状が予測される部位に対する操作に応答して、前記予測した未来の病名情報についての根拠を表示することを特徴とするシェーマ表示装置。
  2. 前記シェーマは、病気中、完治、および発症する可能性が区別できるように異なる形状で表示されることを特徴とする請求項1に記載のシェーマ表示装置。
  3. 前記シェーマは、前記病気の進行状況又は前記発症する可能性の確率から前記形状が重み付けされていることを特徴とする請求項2に記載のシェーマ表示装置。
  4. 前記過去、現在、未来のシェーマを時系列にコマ送りで表示することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  5. 前記未来の病名情報は、同じ病名を持つ他の患者の電子カルテ情報を検索し、同じ病名以外に他の病名がある場合、その統計処理にて有意性のあると判断した病名のシェーマをプロットすることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  6. 前記未来の病名情報は、患者のゲノム情報に変異があることを判別してその病名のシェーマをプロットすると共に、同じ病名を持つ患者の発症時期を統計処理にて推定した発症率を前記プロットに反映して表示することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  7. 一つの部位に複数の病名がある場合、重症度に応じて左右にずらして前記シェーマをプロットすると共に、前記シェーマがエリア内に表示しきれない場合は虫眼鏡アイコンを表示して全てのシェーマを表示可能に読み出せることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  8. 血液疾患又は精神疾患又は神経疾患などの全身性の疾患は個別のプロットエリアを設定して前記シェーマをプロットすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  9. 前記電子カルテ情報の所見欄に記載される文章を読み取って判別した病名のシェーマをプロットすることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  10. 入力された病名情報に紐付いた前記シェーマだけに絞り込んでプロットすることを請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  11. 入力された病名情報に紐付いた前記シェーマ、および同じ病名を持つ他の患者の電子カルテ情報を検索し、同じ病名以外に他の病名がある場合、その統計処理にて有意性のあると判断した病名のシェーマをプロットすることを請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  12. 前記プロットされた前記シェーマをクリックすることで、当該病名の症状に応じた期間のカルテ内容を読み出して表示することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載のシェーマ表示装置。
  13. 電子カルテDBと、
    病名データDBと、
    病気の合併症データ、家族の病歴データ、DNA情報、統計情報を記憶する記憶手段と、
    前記電子カルテDBから取得した患者の過去、現在の病名情報、並びに前記病名データDB並びに前記記憶手段からの少なくとも一つの情報から予測した未来の病名情報とシェーマをリンクさせ、その症状が見られる部位およびその症状が予測される部位に前記シェーマをプロットし、前記シェーマ上の前記症状が見られる部位又は前記症状が予測される部位に対する操作に応答して、前記予測した未来の病名情報についての根拠を表示するシェーマ作成手段と、
    を有することを特徴とするシェーマ表示装置。
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