JP6482434B2 - データ処理システム - Google Patents

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Description

本発明は、データ処理システムのログデータを書き出す技術に関するものである。
データ処理システムのログデータを書き出す技術としては、テレビジョン受像機において、ログデータの書き出しの操作受け付け用の画面を表示し、当該画面上で書き出しの指示を受け付けたログデータをテレビジョン受像機に接続されたUSBメモリに書き出す技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2011-130237号公報
従来より、表示装置や入力装置を用いたUIを提供しつつ処理を行うメインユニットと、メインユニットに機能を付加する、直接的にユーザと入出力を行うためのUIを持たないサブユニットとを接続したデータ処理システムが存在する。
そして、このようなデータ処理システムにおいては、上述したログデータの書き出しの操作受け付け用の画面を表示し、当該画面上で書き出しの指示を受け付けたログデータをUSBメモリに書き出す技術は、UIを持たないサブユニットには適用することができない。
また、このようなデータ処理システムのログデータを取得する際には、メインユニットにUSBメモリを接続しメインユニットのログデータをUSBメモリに書き出す作業と、サブユニットにUSBメモリを接続しサブユニットのログデータをUSBメモリに書き出す作業との双方を別々に行わなければならないため、作業が繁雑となる。
また、ログデータの書き出し時に、メインユニットとサブユニットの一方のユニットにおいて、他方のユニットからログデータを取得し、ログデータを取得するユニットに接続したUSBメモリに、両ユニットのログデータを書き出すようにした場合には、次のような問題が生じる。
すなわち、メインユニットとサブユニットの双方が、USBメモリを接続できるUSBポートを備えている場合に、ログデータをUSBメモリに書き出すために、どちらのUSBポートにUSBメモリを装着すれば良いのか直ちには把握し難い。
また、ログデータを取得するユニットのUSBポートを当該ユニットが処理するデータを格納したUSBメモリの接続に用いつつ、各ユニットのログデータを取得するような動作の実行は困難となる。
そこで、本発明は、複数のユニットを接続して構成されるデータ処理システムにおいて、リムーバブルな記憶装置への各ユニットのログデータの書き出しを容易に行えるようにすることを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、第1のユニットと、前記第1のユニットと相互に通信を行うことのできる第2のユニットとを含むデータ処理システムにおいて、前記第1のユニットに、当該第1のユニットのログデータである第1ログデータを記憶した第1ログデータ記憶手段と、第1ログデータ書出手段と、リムーバブルな記憶装置を接続可能な、前記第1ログデータ書出手段に接続した第1のポートと、ユーザの操作を受け付けるUI制御部とを設け、前記第2のユニットに、当該第2のユニットのログデータである第2ログデータを記憶した第2ログデータ記憶手段と、第2ログデータ書出手段と、リムーバブルな記憶装置を接続可能な第2のポートと、前記第2のポートを前記第2ログ書出手段に接続している接続状態と、前記第2のポートを前記第1ログ書出手段に接続している接続状態を含む複数の接続状態の間で接続状態を切り替えることのできるスイッチとを設けたものである。ここで、前記第1ログデータ書出手段は、前記UI制御手段が、ユーザからログデータの書き出しの指示操作を受け付けたときに、前記第1のポートに前記記憶装置が接続されており、前記第2のポートに前記記憶装置が接続されていない場合に、第1の動作を行い、前記UI制御手段が、ユーザからログデータの書き出しの指示操作を受け付けたときに、前記第2のポートに前記記憶装置が接続されており、前記第1のポートに前記記憶装置が接続されていない場合に、第2の動作を行う。そして、前記第1の動作において、前記第1ログデータ書出手段は、前記第1ログデータ記憶手段に記憶されている第1ログデータを読み出して前記第1のポートに接続された記憶装置に書き出すと共に、前記通信を介して、前記第2のユニットから、前記第2ログデータ記憶手段に記憶されている前記第2ログデータの転送を受け、転送を受けた前記第2ログデータを前記第1のポートに接続された記憶装置に書き出し、前記第2の動作において、前記第1ログデータ書出手段は、前記スイッチの接続状態を、前記第2のポートを前前記第1ログ書出手段に接続している接続状態に前記通信を介して制御すると共に、前記第1ログデータ記憶手段に記憶されている第1ログデータを読み出して前記第2のポートに接続された記憶装置に書き出すと共に、前記通信を介して、前記第2のユニットの前記第2ログデータ書出手段に前記第2ログデータの書き出しを指示する。また、前記第2のユニットの前記第2ログデータ書出手段は、前記第2ログデータの書き出しを指示された場合に、前記スイッチの接続状態を、前記第2のポートを前前記第2ログ書出手段に接続している接続状態に制御すると共に、前記第2ログデータ記憶手段に記憶されている第2ログデータを読み出して前記第2のポートに接続された記憶装置に書き出す。
ここで、以上のデータ処理システムは、前記UI制御手段が、ユーザからログデータの書き出しの指示操作を受け付けたときに、前記第1のポートにも前記第2のポートにも前記記憶装置が接続されている場合に、前記第1ログデータ書出手段において、前記第1の動作と前記第2の動作とのうちの、予め定めた一方の動作を行うように構成してもよい。
また、以上のデータ処理装置において、前記記憶装置は、たとえばUSBメモリである。
以上のようなデータ処理システムによれば、ユーザは、第1のユニットの第1のポートと第2のユニットの第2のポートのうちの任意のポートにリムーバブルな記憶装置を接続して、第1のユニットにログデータの書き出しの指示操作を行うだけで、記憶装置に第1のユニットのログデータと、第2のユニットのログデータとの双方のログデータを書き出すことができる。よって、ユーザは、リムーバブルな記憶装置への各ユニットのログデータの書き出しを容易に行えるようになる。
また、このようなログデータの書き出しは、第2のユニットにUIを設けることなく実現できる。
以上のように、本発明によれば、複数のユニットを接続して構成されるデータ処理システムにおいて、リムーバブルな記憶装置への各ユニットのログデータの書き出しを容易に行えるようになる。
本発明の実施形態に係るデータ処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るログデータの書出処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るログデータの書き出し動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るログデータの書き出し動作を示す図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理システムの他の構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に本実施形態に係る実施形態について、自動車に搭載されるデータ処理システムへの適用を例にとる。
図1に、本実施形態に係るデータ処理システムの構成を示す。
図示するように、データ処理システムは、メインユニット1とサブユニット2とより構成される。
ここで、メインユニット1は、たとえば、自動車のダッシュボードなどに搭載されたカーナビゲーションシステムやAVシステムであり、サブユニット2は、たとえば、メインユニット1に、ポータブルプレイヤとのインタフェースを付加するユニットである。
そして、メインユニット1は、タッチパネルなどの入力装置101、表示装置102、記憶装置103、USBポート104、通信インタフェース105、その他の周辺装置106、オペレーティングシステム107、USBコントローラ108、オペレーティングシステム107によって管理されオペレーティングシステム107上で稼働するアプリケーションを備えている。
ここで、USBポート104には、リムーバブルな記憶媒体であるUSBメモリ3などの、USBインタフェースを備えた各種USB装置を接続することができる。また、USBコントローラ108は、オペレーティングシステム107からの要求に従って、USBコントローラ108が接続したUSBポートに接続されたUSB装置との間で通信を行う。
また、メインユニット1は、上述したアプリケーションとして、メインユニット1の各種動作の履歴を記憶装置103にログデータとして格納するログ管理プリケーション111と、ログ書出アプリケーション112と、サービスアプリケーション113とを備えている。ここで、サービスアプリケーション113は、たとえば、カーナビゲーションアプリケーションやメディアプレイヤアプリケーションなどの、メインユニット1をカーナビゲーションシステムやAVシステムとして機能させるアプリケーションである。
ここで、メインユニット1は、ハードウエア的には、CPUやメモリなどを備えたコンピュータを用いて構成されるものであり、オペレーティングシステム107や、アプリケーションなどは、当該コンピュータが、記憶装置103に格納されているプログラムを実行することにより実現されるものである。
次に、サブユニット2は、記憶装置201、周辺装置202、通信インタフェース203、USBポート204、スイッチ205、オペレーティングシステム206、USBコントローラ207、オペレーティングシステム206によって管理されオペレーティングシステム206上で稼働するアプリケーションを備えている。
ここで、USBポート204には、リムーバブルな記憶媒体であるUSBメモリ3などの、USBインタフェースを備えた各種USB装置を接続することができる。
また、USBコントローラ207は、オペレーティングシステム206からの要求に従って、USBコントローラ207が接続したUSBポートに接続されたUSB装置との間で通信を行う。
また、サブユニット2は、上述したアプリケーションとしてサブユニット2の各種動作の履歴を記憶装置201にログデータとして格納するログ管理プリケーション211と、ログ書出アプリケーション212と、サービスアプリケーション213とを備えている。ここで、サービスアプリケーション213は、サブユニット2がメインユニット1に付加する機能を実行するアプリケーションであり、たとえば、車載装置とUSBポート204に接続されたポータブルプレイヤとの間のインタフェースの変換処理などを行う。
ここで、サブユニット2は、ハードウエア的には、CPUやメモリなどを備えたコンピュータを用いて構成されるものであり、オペレーティングシステム206や、アプリケーションなどは、当該コンピュータが、記憶部に格納されているプログラムを実行することにより実現されるものである。
さて、このようなデータ処理システムの構成において、メインユニット1の通信インタフェース105とサブユニット2の通信インタフェース203はユニット間通信のインタフェースであり、メインユニット1とサブユニット2とは、通信インタフェース105と通信インタフェース203を介して相互に接続することができる。そして、当該接続を介して、メインユニット1のオペレーティングシステム107とサブユニット2のオペレーティングシステム206は、相互に通信を行うことができると共に、メインユニット1のアプリケーションとサブユニット2のアプリケーションは、オペレーティングシステム107、オペレーティングシステム206の機能を利用しつつ、相互に通信を行うことができる。
また、サブユニット2のスイッチ205には、サブユニット2のUSBコントローラ207に接続したサブユニット2のUSB通信用の信号線220と、メインユニット1のUSBコントローラ108に接続したメインユニット1のUSB通信用の信号線120とが接続している。そして、スイッチ205は、サブユニット2のUSB通信用の信号線220とメインユニット1のUSB通信用の信号線120とを、選択的にサブユニット2のUSBポート204に接続することができる。
なお、メインユニット1のUSBコントローラ108は、USB通信用の信号線の入出力ポートを二つ備えており、一方の入出力ポートのUSB通信用の信号線はUSBポート104に接続し、他方の入出力ポートのUSB通信用の信号線120がスイッチ205に接続している。
以下、このようなデータ処理システムにおけるログデータの書き出し動作について説明する。
図2に、メインユニット1のログ書出アプリケーション112が行うログ書出処理の手順を示す。
ここで、このログ書出アプリケーション112は、入力装置101を介してユーザからログデータの書き出し処理の開始を指示されたときに実行される。
さて、ログ書出アプリケーション112はログ書出処理において、まず、メインユニット1のUSBポート104とサブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかを判別する(ステップ202)。
ここで、メインユニット1のUSBポート104にUSBメモリが接続されているかどうかの判別は、ログ書出アプリケーション112が、オペレーティングシステム107がUSBコントローラ108を介して検出し管理している、USBポート104に接続しているUSBデバイスの情報を取得し、メインユニット1のUSBポート104にUSBメモリが接続されているかどうかを判別することにより行う。
また、サブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかの判別は、以下のように行う。
すなわち、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、通信インタフェース105を介してサブユニット2のログ書出アプリケーション212に、USBポート204の使用権を要求する。一方、USBポート204の使用権の要求を受けたサブユニット2のログ書出アプリケーション212は、オペレーティングシステム206を介してスイッチ205を制御し、メインユニット1のUSB通信用の信号線120を、サブユニット2のUSBポート204に接続する。そして、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、これによりオペレーティングシステム107がUSBコントローラ108を介して検出するUSBポート204に接続しているUSBデバイスの情報を取得し、サブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかを判別する。
または、サブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかの判別は、以下のように行ってもよい。
すなわち、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、通信インタフェース105を介してサブユニット2のログ書出アプリケーション212に、USBポート204へのUSBメモリの接続の有無を問い合わせる。問い合わせを受けたサブユニット2のログ書出アプリケーション212は、オペレーティングシステム206を介してスイッチ205を制御し、サブユニット2のUSB通信用の信号線220を、サブユニット2のUSBポート204に接続する。そして、サブユニット2のログ書出アプリケーション212は、これによりオペレーティングシステム206がUSBコントローラ207を介して検出する、USBポート204に接続しているUSBデバイスの情報を取得し、サブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかを判別し、通信インタフェース203を介して、メインユニット1のログ書出アプリケーション112にサブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかを応答する。そして、この応答より、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、サブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかを判別する。
次に、以上のようにして、メインユニット1のUSBポート104とサブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかを判別したならば(ステップ202)、メインユニット1のUSBポート104とサブユニット2のUSBポート204とのどちらにもUSBメモリが接続されていないかどうかを判定し(ステップ204)、どちらにもUSBメモリが接続されていない場合には、USBメモリが接続されていない旨を通知する所定のエラーメッセージを表示装置102に表示し(ステップ206)、ログ書出処理を終了する。
一方、メインユニット1のUSBポート104とサブユニット2のUSBポート204のいずれかにUSBメモリが接続されている場合には(ステップ204)、メインユニット1のUSBポート104にUSBメモリが接続されているかどうかを判定し(ステップ208)、メインユニット1のUSBポート104にUSBメモリが接続されている場合には、まず、メインユニット1の記憶装置103のログデータを、オペレーティングシステム107USBコントローラ108を介して、メインユニット1のUSBポート104に接続されているUSBメモリに書き込む(ステップ210)。
そして、次に、サブユニット2からサブユニット2のログデータを取得する(ステップ212)。
ここで、サブユニット2からサブユニット2のログデータの取得は以下のように行う。
すなわち、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、通信インタフェース105を介してサブユニット2のログ書出アプリケーション212に、サブユニット2のログデータの転送を要求する。転送の要求を受けたサブユニット2のログ書出アプリケーション212は、記憶装置201からログデータを読み出し、通信インタフェース203を介して、メインユニット1のログ書出アプリケーション112に転送し、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は転送されたログデータをサブユニット2のログデータとして取得する。
そして、以上のようにしてサブユニット2からサブユニット2のログデータを取得したならば(ステップ212)、取得したサブユニット2のログデータを、オペレーティングシステム107、USBコントローラ108を介して、メインユニット1のUSBポート104に接続されているUSBメモリに書き込む(ステップ214)。
そして、サブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されているかどうかを判定し(ステップ216)、接続されていない場合には、ログデータの書き出し完了を通知するメッセージを表示装置102に表示し(ステップ218)、ログデータ書出処理を終了する。
一方、サブユニット2のUSBポート204にUSBメモリが接続されている場合には(ステップ216)、メインユニット1のUSBポート104に接続されているUSBメモリにログデータを書き出したことを通知するメッセージを表示装置102に表示し(ステップ220)、ログデータ書出処理を終了する。
さて、次に、ステップ208で、メインユニット1のUSBポート104にUSBメモリが接続されていないと判定された場合、すなわち、サブユニット2のUSBポート104にUSBメモリが接続されている場合には、まず、メインユニット1のUSB通信用の信号線120の、サブユニット2のUSBポート204への接続を制御する(ステップ222)。
ここで、この接続の制御は、以下のように行う。
すなわち、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、通信インタフェース105を介してサブユニット2のログ書出アプリケーション212に、USBポート204の使用権を要求する。一方、USBポート204の使用権の要求を受けたサブユニット2のログ書出アプリケーション212は、オペレーティングシステム206を介してスイッチ205を制御し、メインユニット1のUSB通信用の信号線120を、サブユニット2のUSBポート204に接続する。
そして、次に、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、メインユニット1の記憶装置103のログデータを、オペレーティングシステム107、USBコントローラ108を介して、サブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリに書き込む(ステップ224)。
そして、次に、サブユニット2のログデータのサブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリへの書き込みを制御する(ステップ226)。
ここで、この制御は、以下のように行う。
すなわち、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、通信インタフェース105を介してサブユニット2のログ書出アプリケーション212に、サブユニット2のログデータの、サブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリへの書き込みを要求する。一方、書き込みの要求を受けたサブユニット2のログ書出アプリケーション212は、オペレーティングシステム206を介してスイッチ205を制御し、サブユニット2のUSB通信用の信号線220を、サブユニット2のUSBポート204に接続した上で、記憶装置201に格納されているログデータをオペレーティングシステム206、USBコントローラ207を介して、サブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリに書き込む。
そして、サブユニット2のログデータのサブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリへの書き込みが完了したならば、メインユニット1のログ書出アプリケーション112は、ログデータの書き出し完了を通知するメッセージを表示装置102に表示し(ステップ218)、ログデータ書出処理を終了する。
以上、メインユニット1のログ書出アプリケーション112が行うログ書出処理について説明した。
以上のようなメインユニット1のログ書出アプリケーション112とサブユニット2のログ書出アプリケーション212の動作によれば、メインユニット1のUSBポート104にUSBメモリが接続されている場合には、メインユニット1のログデータは、図3aに矢印で示したように、メインユニット1のログ書出アプリケーション112/オペレーティングシステム107によって、メインユニット1の記憶装置103から読み出され、USBコントローラ108を介してメインユニット1のUSBポート104に接続されているUSBメモリに書き出される。
また、サブユニット2のログデータは、図3bに矢印で示したように、サブユニット2のログ書出アプリケーション212/オペレーティングシステム206によってサブユニット2の記憶装置201から読み出されてメインユニット1に転送され、メインユニット1のログ書出アプリケーション112/オペレーティングシステム107によってUSBコントローラ108を介して、メインユニット1のUSBポート104に接続されているUSBメモリに書き出される。
一方、メインユニット1のUSBポート104にUSBメモリが接続されておらず、サブユニット2のUSBポート204にのみUSBメモリが接続されている場合には、メインユニット1のログデータは、図4aに矢印で示したように、サブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリに書き出される。すなわち、この場合には、サブユニット2のスイッチ(SW)205はメインユニット1のUSB通信用の信号線120をサブユニット2のUSBポート204に接続する状態に制御され、メインユニット1のログ書出アプリケーション112/オペレーティングシステム107は、メインユニット1のログデータを記憶装置103から読み出し、USBコントローラ108、USB通信用の信号線120、スイッチ(SW)206を介してサブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリに書き出す。
また、サブユニット2のログデータは、図4bに矢印で示したように、サブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリに書き出される。すなわち、この場合には、スイッチ(SW)205はサブユニット2のUSB通信用の信号線220をサブユニット2のUSBポート204に接続する状態に制御され、サブユニット2のログ書出アプリケーション212/オペレーティングシステム206は、ログデータをサブユニット2の記憶装置201から読み出し、USBコントローラ207、スイッチ(SW)206を介して、サブユニット2のUSBポート204に接続されているUSBメモリに書き出す。
以上、本発明の実施形態について説明した。
ここで、以上の実施形態では、サブユニット2のスイッチ205に、メインユニット1のUSBコントローラ108に接続したメインユニット1のUSB通信用の信号線120を接続したが、このUSB通信用の信号線120としては、図5に示すように、メインユニット1がUSBポート104とは別に備えている、USBコントローラ108に接続した信号線120が接続されたUSBポート500にUSBプラグを用いて接続した信号線1200を用いるようにしてもよい。
このように、メインユニット1がUSBポート104とは別に備えているUSBポート500を用いて、メインユニット1のUSB通信用の信号線120を接続サブユニットのスイッチ205に接続することにより、たとえば、既存のメインユニット1に対して、当該メインユニット1の機能を拡張するために新たにサブユニット2を設ける場合に、既存のメインユニット1のハードウエアの改修を行わなくても、メインユニット1のソフトウエアを更新するだけで、メインユニット1及びサブユニット2の上述したログデータの書き出しを実現することができる。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザは、メインユニット1のUSBポート104とサブユニット2のUSBポート204のうちの任意のポートにUSBメモリを接続して、メインユニット1にログデータの書き出し処理の開始を指示するだけで、USBメモリにメインユニット1のログデータと、UIを備えていないサブユニット2のログデータとの双方のログデータを書き出すことができる。
なお、以上の実施形態では、メインユニット1のUSBポート104とサブユニット2のUSBポート204の双方にUSBメモリが接続されている場合に、メインユニット1のUSBポート104に接続された方のUSBメモリにログデータを書き出すようにしたが、これは、サブユニット2のUSBポート204に接続された方のUSBメモリにログデータを書き出すようにしてもよい。
また、以上の実施形態では、USBメモリにログデータを書き出す場合について説明したが、ログデータを書き出す記憶媒体はUSBメモリ以外の任意のリムーバブルな記憶装置103であってよい。
1…メインユニット、2…サブユニット、3…メモリ、101…入力装置、102…表示装置、103…記憶装置、104…USBポート、105…通信インタフェース、106…周辺装置、108…USBコントローラ、107…オペレーティングシステム、111…ログ管理プリケーション、112…ログ書出アプリケーション、113…サービスアプリケーション、120…信号線、201…記憶装置、202…周辺装置、203…通信インタフェース、204…USBポート、205…スイッチ、206…オペレーティングシステム、207…USBコントローラ、211…ログ管理プリケーション、212…ログ書出アプリケーション、213…サービスアプリケーション、220…信号線、500…USBポート。

Claims (3)

  1. 第1のユニットと、前記第1のユニットと相互に通信を行うことのできる第2のユニットとを含むデータ処理システムであって、
    前記第1のユニットは、
    当該第1のユニットのログデータである第1ログデータを記憶した第1ログデータ記憶手段と、
    第1ログデータ書出手段と、
    リムーバブルな記憶装置を接続可能な、前記第1ログデータ書出手段に接続した第1のポートと、
    ユーザの操作を受け付けるUI制御部を有し、
    前記第2のユニットは、
    当該第2のユニットのログデータである第2ログデータを記憶した第2ログデータ記憶手段と、
    第2ログデータ書出手段と、
    リムーバブルな記憶装置を接続可能な第2のポートと、
    前記第2のポートを前記第2ログデータ書出手段に接続している接続状態と、前記第2のポートを前記第1ログデータ書出手段に接続している接続状態とを含む複数の接続状態の間で接続状態を切り替えることのできるスイッチとを有し、
    前記第1ログデータ書出手段は、前記UI制御部が、ユーザからログデータの書き出しの指示操作を受け付けたときに、前記第1のポートに前記記憶装置が接続されており、前記第2のポートに前記記憶装置が接続されていない場合に、第1の動作を行い、前記UI制御部が、ユーザからログデータの書き出しの指示操作を受け付けたときに、前記第2のポートに前記記憶装置が接続されており、前記第1のポートに前記記憶装置が接続されていない場合に、第2の動作を行い、
    前記第1の動作において、前記第1ログデータ書出手段は、前記第1ログデータ記憶手段に記憶されている第1ログデータを読み出して前記第1のポートに接続された記憶装置に書き出すと共に、前記通信を介して、前記第2のユニットから、前記第2ログデータ記憶手段に記憶されている前記第2ログデータの転送を受け、転送を受けた前記第2ログデータを前記第1のポートに接続された記憶装置に書き出し、
    前記第2の動作において、前記第1ログデータ書出手段は、前記スイッチの接続状態を、前記第2のポートを前記第1ログデータ書出手段に接続している接続状態に前記通信を介して制御すると共に、前記第1ログデータ記憶手段に記憶されている第1ログデータを読み出して前記第2のポートに接続された記憶装置に書き出すと共に、前記通信を介して、前記第2のユニットの前記第2ログデータ書出手段に前記第2ログデータの書き出しを指示し、
    前記第2のユニットの前記第2ログデータ書出手段は、前記第2ログデータの書き出しを指示された場合に、前記スイッチの接続状態を、前記第2のポートを前記第2ログデータ書出手段に接続している接続状態に制御すると共に、前記第2ログデータ記憶手段に記憶されている第2ログデータを読み出して前記第2のポートに接続された記憶装置に書き出すことを特徴とするデータ処理システム。
  2. 請求項1記載のデータ処理システムであって、
    前記UI制御部が、ユーザからログデータの書き出しの指示操作を受け付けたときに、前記第1のポートにも前記第2のポートにも前記記憶装置が接続されている場合に、前記第1ログデータ書出手段は、前記第1の動作と前記第2の動作とのうちの、予め定めた一方の動作を行うことを特徴とするデータ処理システム。
  3. 請求項1または2記載のデータ処理システムであって、
    前記記憶装置はUSBメモリであることを特徴とするデータ処理システム。
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