JP6482350B2 - 気化設備 - Google Patents

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Description

本発明は、外部から導かれるLNGを加熱して気化する気化設備に関する。
従来、LNGタンク等から導かれるLNGを気化する気化設備としては、特許文献1の図2に示すように、通常、熱源として大気や海水を利用することができる観点から、オープンラック式の気化器が採用されている。
当該オープンラック式の気化器は、一般的には、LNGが外部から導入される下部ヘッダと、LNGを内部に通流する複数の伝熱管と、LNGを気化して得られる天然ガスが導入される上部ヘッダとから構成されており、下部ヘッダと上部ヘッダとに複数の伝熱管が連通接続されると共に、複数の伝熱管の内部を通流するLNGと外部を通流する熱媒(大気又は海水)とを熱交換する形態で、LNGを気化するように構成されている。
当該オープンラック式気化器は、伝熱管において、熱媒としての海水や大気が、非常に低い温度のLNG(例えば、―165℃程度)と熱交換するため、伝熱管の外部に着霜する場合がある。この場合、着霜が発生している部分においては、LNGと熱媒との熱交換が行われなくなる。
そこで、従来の気化設備においては、特許文献1の図1に示すように、一対の気化器を備え、外部から導かれるLNGを、一対の気化器に対して所定時間毎に交互に導いて気化するように構成し、伝熱管にLNGを通流しない時間を設ける形態で、伝熱管の外部に付着した霜を除去している。
特開2012−077778号公報
以上のような構成の気化設備では、気化器の伝熱管の外部に付着する霜を除去するためだけに、気化器を2つ(一組)設ける必要があると共に、所定時間毎にLNGを一対の気化器に対して交互に導くための切り換え機構を備える必要があり、構成が複雑となっていた。また、LNGが有する冷熱は、大気又は海水に捨てられていたため、冷熱エネルギを有効に利用できておらず、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成のコンパクト化を図ることができながらも、気化器での着霜を抑制することができ、LNGの保有する冷熱から良好にエネルギを取り出すことができる気化設備を提供する点にある。
上記目的を達成するための気化設備は、外部から導かれるLNGを加熱して気化する気化設備であって、その特徴構成は、
作動媒体が充填され音波が伝播する音響筒に、前記作動媒体を外部から加熱する加熱器と前記作動媒体を外部から冷却する冷却器と前記加熱器と前記冷却器との間で音波を増幅する再生器とから成る原動機を少なくとも1つ以上設けると共に、音波の振動から電力を発生させる電力発生機を設ける熱音響機関を少なくとも1つ以上備え、
外部から導かれるLNGを加熱用媒体と熱交換させて気化する気化器を備え、
外部から導かれるLNGの導入温度よりも低い融点を有する第1熱媒を循環する第1熱媒循環路を備え、
前記第1熱媒循環路は、前記加熱用媒体として第1熱媒を前記気化器へ導くと共に、前記作動媒体を冷却する冷却用熱媒として第1熱媒を前記冷却器へ導くように配設されている点にある。
上記特徴構成によれば、まずもって、外部から導かれるLNGの導入温度よりも低い融点を有する第1熱媒を循環する第1熱媒循環路を備えており、気化器では、当該第1熱媒循環路を循環する第1熱媒と外部から導かれるLNGとを熱交換する形態で、LNGを気化するから、LNGの冷熱を回収する第1熱媒が凝固することはなく、当該第1熱媒にて十分な熱量の供給が維持されるから、従来の如く、着霜することを抑制できる。このため、単一の気化器を設ければ良く、構成の小型化を図ることができる。
更には、第1熱媒循環路は、第1熱媒を熱音響機関の冷却器へ導くため、当該冷却器にて、第1熱媒が回収したLNGの冷熱にて、作動媒体を良好に冷却することができ、当該冷熱エネルギを原動機にて音波の振動エネルギに変換し、更には、電力発生機にて音波の振動を電力に変換する形態で、LNGが冷熱として保有するエネルギを、電力として取り出すことができる。
以上より、気化器を単一として構成の小型化を図ることができながらも、気化器での着霜を防ぐことができ、LNGの保有する冷熱から良好に電力としてエネルギを取り出すことができる気化設備を提供できる。
気化設備の更なる特徴構成は、
少なくとも前記第1熱媒よりも高温の第2熱媒を内部に通流する第2熱媒通流路を備え、
一の前記熱音響機関が、前記音響筒に複数の前記原動機を備え、
前記第1熱媒循環路は、前記原動機の夫々に設けられる前記冷却器へ、前記原動機の特定並び方向で、順に第1熱媒を導くように配設され、
前記原動機の夫々に設けられる前記加熱器へ、前記特定並び方向と逆方向で、順に第2熱媒を導く第2熱媒循環路が設けられている点にある。
上記特徴構成によれば、一の熱音響機関が、音響筒に複数の原動機を備える場合において、原動機の夫々に設けられる冷却器へ、原動機の特定並び方向で、順に第1熱媒を導く第1熱媒循環路と、原動機の夫々に設けられる加熱器へ、特定並び方向と逆方向に沿って、順に第2熱媒を導く第2熱媒循環路とを備えており、第1熱媒と第2熱媒とは、所謂、対向流の形態で通流されることになるから、原動機において、冷却器を通過する第1熱媒と加熱器を通過する第2熱媒との温度差を、夫々で一定以上に確保することができ、全体として、熱エネルギから音波の振動エネルギへの変換効率を高めることができる。
気化設備の更なる特徴構成は、
一の前記熱音響機関が、前記音響筒に複数の前記原動機を備え、
前記第1熱媒循環路は、前記熱音響機関に第1熱媒を導く前に、前記熱音響機関に設けられる前記原動機の数に1対1に対応する複数の第1熱媒循環支管に分岐され、
複数の前記第1熱媒循環支管の夫々が、対応する複数の前記原動機が有する前記冷却器の夫々に第1熱媒を各別に導くように配設され、
前記原動機の夫々に設けられる前記加熱器へ第2熱媒を導く第2熱媒循環路が設けられ、
前記第2熱媒循環路は、前記熱音響機関に第2熱媒を導く前に、前記熱音響機関に設けられる前記原動機の数に1対1に対応する複数の第2熱媒循環支管に分岐され、
複数の前記第2熱媒循環支管の夫々が、対応する複数の前記原動機が有する前記加熱器の夫々に第2熱媒を各別に導くように配設されている点にある。
上記特徴構成によれば、一の熱音響機関が複数の原動機を設けている場合において、夫々の原動機の冷却器へ同一の温度の第1熱媒を導くことができると共に、夫々の原動機の加熱器へ同一の温度の第2熱媒を導くことができるから、各原動機での冷却器を通過する第1熱媒と加熱器を通過する第2熱媒との温度差を、複雑な流量制御をすることなく、容易に一定以上にすることができ、熱エネルギから音波の振動エネルギへの変換効率を高く維持できる。
更に、上記特徴構成によれば、各原動機での冷却器を通過する第1熱媒と加熱器を通過する第2熱媒との温度差を同一にでき、熱音響機関の設計が容易になる。
気化設備の更なる特徴構成は、
前記音響筒の外径部位には、前記音響筒の筒軸心方向において、前記再生器が設けられている部分の筒外周部位に沿い、且つ前記音響筒の筒径よりも大径の外形を有する円環状の断熱部材が設けられている点にある。
これまで説明してきた熱音響設備の冷却器には、LNGと熱交換した比較的低温の第1熱媒を導く構成を採用しているが、当該構成にあっては、冷却器の周囲において外気に含まれる水蒸気が冷却され凝固して着霜する場合がある。
このように形成された霜は、冷却器の周囲にあっては、LNGの冷熱が大気へ放熱することを防止する効果を発揮するため、好ましいが、加熱器の周囲まで広がって形成されると、加熱器の温熱を奪う虞がある。
そこで、上記特徴構成にあっては、音響筒の外径部位に、音響筒の筒軸心方向において、再生器が設けられている部分の筒外周部位に沿い、且つ音響筒の筒径よりも大径の外形を有する円環状の断熱部材を設けることで、冷却器の周囲に形成される霜が、加熱器の側まで広がることを防止し、加熱器の回りに霜が形成され加熱器の温熱が当該霜により奪われることを良好に防止できる。
気化設備にあっては、前記第1熱媒は、プロパン、エタンの何れか又は両方を含む流体であることが好ましい。
気化設備にあっては、前記気化器が、大気から気密に分離されていることが好ましい。
本実施形態に係る気化設備の概略構成図 別実施形態に係る熱音響機関の斜視図 複数の熱音響機関を設けた場合の流路構成を示す斜視図
実施形態に係る気化設備200を、図1に基づいて説明する。
当該実施形態に係る気化設備200は、設備のコンパクト化を図りながらも、LNGを気化する際の着霜を十分に抑制し、且つLNGの保有する冷熱から良好にエネルギを取り出すことができるものに関する。
当該実施形態に係る気化設備200は、図1に示すように、外部から導かれるLNGを加熱用媒体と熱交換させて気化する単一の気化器80と、当該LNGの冷熱を音波の振動エネルギに変換すると共に当該音波の振動エネルギから電力を発生させる熱音響機関100とを備えて構成されている。
説明を追加すると、当該実施形態に係る気化設備200は、作動媒体が充填され音波が伝播する音響筒Cに、作動媒体を外部から加熱する加熱器11と作動媒体を外部から冷却する冷却器12と加熱器11と冷却器12との間で音波を増幅する再生器13とから成る原動機10を少なくとも1つ以上設ける(当該実施形態では4つ)と共に、音波の振動から電力を発生させる電力発生機40を設ける熱音響機関を少なくとも1つ以上(当該実施形態では1つ)備え、外部から導かれるLNGを加熱用媒体と熱交換させて気化する単一の気化器80を備え、外部から導かれるLNGの導入温度(例えば、−163℃)よりも低い融点を有する第1熱媒CW(例えば、プロパン:融点−182℃、沸点−42.1℃、エタン:融点−183℃、沸点−89℃)を循環する第1ポンプP1を有する第1熱媒循環路20を備え、当該第1熱媒循環路20は、気化器80にてLNGを加熱する加熱用媒体として第1熱媒CWを気化器80へ導くと共に、作動媒体を冷却する冷却用媒体として第1熱媒CWを熱音響機関100の原動機10の冷却器12へ導くように配設されている。
〔気化器に係る構成〕
気化器80は、主にLNGに熱を加えて気化させる気化用熱交換器81と、気化用熱交換器81にてある程度気化されたLNGを更に加熱して天然ガス(以下、NGと略称することがある)とする加熱用熱交換器82とから構成されている。
当該気化用熱交換器81及び加熱用熱交換器82では、図示は省略するが、LNGは外気と気密に分離された空間で第1熱媒CWと熱交換するように構成されている。これにより、外気に含まれる水分が凝固して着霜することが良好に防止される。
気化用熱交換器81では、LNGが導入される下部ヘッダと、当該下部ヘッダから分岐する複数のLNG用伝熱管83a、83b、83c、83d、83e(当該実施形態では5つ)と、複数のLNG用伝熱管83a、83b、83c、83d、83eを合流させる上部ヘッダを備えていると共に、第1熱媒CWが導入される上部ヘッダと、当該上部ヘッダから分岐する複数の第1熱媒用伝熱管20a、20b、20c、20d、20e(当該実施形態では5つ)と、複数の第1熱媒用伝熱管20a、20b、20c、20d、20eを合流させる上部ヘッダを備えており、例えば、LNG用伝熱管83a、83b、83c、83d、83eと第1熱媒用伝熱管20a、20b、20c、20d、20eとは、伝熱面積が十分に大きくなるように、互いに熱的に接触する状態で配設されている。このように、LNGと第1熱媒CWとを複数の伝熱管に分岐させる形態で熱交換させることにより、伝熱面積の増大を図ると共に両者の流速を低下させて熱交換量の増大を図っている。
尚、LNGの気化熱量が、1t/hである場合、当該気化用熱交換器81で回収できるLNGの冷熱量は、250kW(潜熱:137kW、顕熱:113kW)である。
加熱用熱交換器82では、気化用熱交換器81を通過したLNGでLNG通流路83を通流するLNGと、熱音響機関100の原動機10の冷却器12を通過した第1熱媒CWで第1熱媒循環路20を通流する第1熱媒CWとが熱交換する形態で、LNGがNGへ気化される。当該加熱用熱交換器82においても、LNG通流路83と第1熱媒循環路20とは、互いに熱的に接触する状態で配設されている。
尚、LNGの気化熱量が、1t/hである場合、当該加熱用熱交換器82で回収できるLNGの冷熱量は、215kW(潜熱:137kW、顕熱:78kW)である。
尚、上述したように、第1熱媒CWとしては、LNGの導入温度よりも低い融点を有する熱媒を用いているから、気化器80にて凝固することはなく、LNGの気化を、当該単一の気化器80にて連続的に実行し続けることができる。
〔熱音響機関に係る構成〕
熱音響機関100は、第1ポンプP1にて第1熱媒循環路20を循環する第1熱媒CWが、原動機10の冷却器12を通過するように構成されると共に、第2ポンプP2にて第2熱媒循環路70を循環する第2熱媒HWが、原動機10の加熱器11を通過するように構成されている。
当該熱音響機関100は、図1に示すように、作動媒体が充填され音波が伝播するループ管から成る円筒状の音響筒Cと、作動媒体を外部から加熱する加熱器11a、11b、11c、11dと、作動媒体を外部から冷却する冷却器12a、12b、12c、12dと、当該冷却器12a、12b、12c、12dと加熱器11a、11b、11c、11dとの間で音波を増幅する再生器13a、13b、13c、13dとから成る原動機10a、10b、10c、10dを少なくとも1つ以上(当該実施形態では、4つ)有すると共に、音波の振動から電力を発生する電力発生機40を有する。
音響筒Cは、図1に示すように、一対の直管状部位を有しており、原動機10a、10b、10c、10dの夫々は、一対の直管状部位の夫々に対し2つづつ設けられている。また、当該実施形態においては、原動機10a、10b、10c、10dは、音響筒Cの筒軸心方向において、略等間隔に配設されている。
詳細な図示は省略するが、加熱器11a、11b、11c、11dは、第2熱媒循環路70を通流する第2熱媒HW(例えば、エタノールを主に含む不凍液)を通流するジャケット部(図示せず)と、当該ジャケット部から音響筒Cの内部に延びるフィン(図示せず)とから成る。加熱器11a、11b、11c、11dは、フィンがジャケット部を通流する第2熱媒HWにて加熱され、当該フィンから音響筒Cの内部の作動流体へ温熱を伝導する形態で、作動流体を加熱する。
当該実施形態にあっては、第2熱媒循環路70は、音響筒Cの筒軸心方向において、順に並べられる原動機10の加熱器11a、11b、11c、11dに対し、並び順に直列に、第2熱媒HWを通流させる状態で、即ち、加熱器11d、加熱器11c、加熱器11b、加熱器11aに記載の順に第2熱媒HWを通流させるように、配設されている。
更に、第2熱媒循環路70には、第2熱媒HWを加熱する(昇温させる)ための一対の昇温用熱交換器71、72と、第2熱媒HWを一対の昇温用熱交換器71、72に対して択一的に導くように、第2熱媒循環路70の流路を切り換える第1三方弁V1及び第2三方弁V2を備えている。
制御装置(図示せず)は、第1三方弁V1及び第2三方弁V2の開度状態を、所定時間毎(例えば、数時間毎)に、第2熱媒HWを昇温用熱交換器71に導く状態と、第2熱媒HWを昇温用熱交換器72に導く状態とに切り替えるように構成されている。これにより、昇温用熱交換器71、72において、第2熱媒HWを加熱する熱源媒体として、大気を用いる場合であっても、着霜が発生することを良好に防止できる。
冷却器12a、12b、12c、12dは、第1熱媒循環路20の第1熱媒CWを通流するジャケット部(図示せず)と、当該ジャケット部から音響筒Cの内部に延びるフィン(図示せず)とから成る。冷却器12a、12b、12c、12dは、フィンがジャケット部を通流する第1熱媒CWにて冷却され、当該フィンから音響筒Cの内部の作動流体へ冷熱を伝導する形態で、作動流体を冷却する。
第1熱媒循環路20は、気化器80にて冷熱を回収した後の第1熱媒CWを、音響筒Cの筒軸心方向で、順に並べられる原動機10a、10b、10c、10dの冷却器12a、12b、12c、12dに対し、並び方向に直列に、第1熱媒CWを通流させる状態で、即ち、冷却器12a、冷却器12b、冷却器12c、冷却器12dに記載の順に第1熱媒CWを通流させるように、配設されている。
当該実施形態にあっては、音響筒Cの筒軸心方向で並べられる原動機10a、10b、10c、10dに関してみれば、第1熱媒CWと第2熱媒HWとが対向流となるように、第1熱媒循環路20と第2熱媒循環路70とが配設されている。これにより、各原動機10a、10b、10c、10dの夫々において、加熱器11a、11b、11c、11dと冷却器12a、12b、12c、12dとの間での温度差を一定以上に確保することができる。
加熱器11a、11b、11c、11dと冷却器12a、12b、12c、12dとの間に設けられる再生器13a、13b、13c、13dは、例えば、音響筒Cの筒軸心方向に直交する方向に板面を沿わせた状態で、当該筒軸心方向に沿って複数並べられる薄板状部材(図示せず)から構成されている。
当該薄板状部材は、例えば、厚さが50μm以上100μm以下で、300枚〜600枚程度設けられる。当該薄板状部材には、筒軸心方向に沿う方向に貫通する多数の管通孔(図示せず)が、その直径が200μm〜300μm程度で、設けられる。
作動流体は、音響筒Cの内部において、その筒軸心方向で、微小な揺らぎを生じる状態で、存在している。換言すると、作動流体は、加熱器11a、11b、11c、11dと冷却器12a、12b、12c、12dとの両者間において、一方側から他方側への進行波と、他方側から一方側への進行波とを形成する形態で、揺らいでいる。
作動流体は、冷却器12a、12b、12c、12dから加熱器11a、11b、11c、11dの側への進行波を形成する場合、加熱器11a、11b、11c、11d近傍での再生器13a、13b、13c、13dとしての薄板状部材の複数の管通孔を通過するときに当該管通孔の内壁に接触して加熱されると共に、加熱器11a、11b、11c、11dのフィンにて直接加熱されることで、膨張する。一方、作動流体は、加熱器11a、11b、11c、11dから冷却器12a、12b、12c、12dの側への進行波を形成する場合、冷却器12a、12b、12c、12dの近傍での再生器13a、13b、13c、13dとしての薄板状部材の複数の管通孔を通過するときに当該管通孔の内壁に接触して冷却されると共に、冷却器12a、12b、12c、12dのフィンにて直接冷却されることで、収縮する。
これにより、進行波としての音波が自己励起振動を起こし、その振動エネルギが増幅される形態で、熱エネルギが音波の振動エネルギに変換される。
作動媒体としては、音波を伝播する気体から構成することができる。ここで、再生器13a、13b、13c、13dでの熱交換が迅速になされることが望ましいため、作動媒体としては、熱拡散係数の高いヘリウム、水素が望ましい。また、発電を目的とする場合には、分子量の高い気体が望ましいため、アルゴン等の気体を混合しても良い。尚、熱的に安定していることから、当該実施形態では、作動媒体としてヘリウムを用いている。
以上の如く、原動機10a、10b、10c、10dにて増幅された音波の振動エネルギは、音響筒Cにおいて、音波の振動から電力を発生させる電力発生機40にて電力へ変換される。
当該電力発生機40は、図1に示すように、音響筒Cの筒内部において、一の回転翼40cと、当該回転翼40cを挟む状態で設けられる一対の固定翼40a、40bを備えている。当該構成においては、回転翼40cは、一方の固定翼40aにて旋回され回転翼40cへ向かう音波と、他方の固定翼40bにて旋回され回転翼40cへ向かう音波との双方により、回転力を付与されることとなるが、一対の固定翼40a、40bは、両者により旋回される音波が回転翼40cへ付与する回転力の回転方向が同一方向となるように設けられている。
更に、回転翼40cには、誘導発電機としての回転子(図示せず)が設けられると共に、音響筒Cの筒軸心方向で回転翼40cが設けられている部位で音響筒Cの筒外径部位には、誘導発電機としての固定子40dが設けられおり、回転翼40cと共に回転子が回転することで固定子40dとしてのコイルにて誘導起電力Eを発生する。
当該構成を採用することにより、音響筒Cの内部で発生する音波の振動エネルギが、電気エネルギに変換される。
更に、当該実施形態にあっては、第1熱媒CWとしてLNGを用いている関係で、冷却器12a、12b、12c、12dの周囲に着霜する場合がある。当該霜は、冷却器12a、12b、12c、12dの周囲に付着する分には、冷却器12a、12b、12c、12dからの冷熱の外部への拡散を抑制する意味で好ましいが、加熱器11a、11b、11c、11dの側まで広がると、加熱器11a、11b、11c、11dから温熱を奪う虞がある。
音響筒Cには、音響筒Cの筒軸心方向において、再生器13a、13b、13c、13dが設けられている部分の筒外周部位に沿い且つ音響筒Cの筒径よりも大径の外形を有する円環状の断熱部材51a、51bが設けられている。これにより、原動機10a、10b、10c、10dの夫々において、冷却器12a、12b、12c、12dの周囲に付着する霜が、加熱器11a、11b、11c、11dの側へ広がることを防止している。
尚、当該実施形態に係る気化設備200において、1ton/hのLNGを気化する場合、音波に変換されるエネルギを以下に示す。
〔第2熱媒HWとして空気(−20℃)を用いる場合〕
学術論文(高効率熱回生用熱音響エンジンに関する研究:東海大学紀要工学部、vol52、No2、2012.pp。77−82)によると、第2熱媒HWとして、加熱器11における温度が−20℃となる空気を用いる場合、LNGの潜熱エネルギを音波の振動エネルギへ変換する効率(−160℃のLNGの熱音響効率)は、17.7%となり、LNGの顕熱エネルギを音波の振動エネルギへ変換する効率(−160℃〜−50℃の熱音響効率の平均値)は、10.8%となる。
当該効率により、上記実施形態に係る熱音響機関100において、熱エネルギが音波の振動エネルギへ変換されるとすると、LNGの潜熱エネルギ137kWの17.7%と、LNGの顕熱エネルギ78kWの10.7%との合計値である32.6kWが、音波の振動エネルギへ変換される。
〔第2熱媒HWとして湯水(50℃)を用いる場合〕
上述の学術論文よると、第2熱媒HWとして、加熱器11における温度が50℃となる湯水を用いる場合、LNGの潜熱エネルギを音波の振動エネルギへ変換する効率(−160℃のLNGの熱音響効率)は、20.8%となり、LNGの顕熱エネルギを音波の振動エネルギへ変換する効率(−160℃〜−50℃の熱音響効率の平均値)は、15.4%となる。
当該効率により、上記実施形態に係る熱音響機関100において、熱エネルギが音波の振動エネルギへ変換されるとすると、LNGの潜熱エネルギ137kWの20.8%と、LNGの顕熱エネルギ78kWの15.4%との合計値である40.5kWが、音波の振動エネルギへ変換される。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、熱音響機関100に対し、複数(4つ)の原動機10a、10b、10c、10dを備え、第1熱媒循環路20が、夫々の原動機10a、10b、10c、10dに対して、順に(直列に)第1熱媒CWを導くと共に、第2熱媒循環路70が、夫々の原動機10a、10b、10c、10dに対して、順に(直列に)に第2熱媒HWを導く構成例を示した。
しかしながら、複数の原動機10a、10b、10c、10dに対し、第1熱媒CW及び第2熱媒HWの夫々を並列に導くように、第1熱媒循環路20及び第2熱媒循環路70を配設しても構わない。
当該別実施形態にあっては、第1熱媒循環路20は、図2に示すように、気化器(図1に図示)から熱音響機関100へ第1熱媒CWを導く前に、熱音響機関100に設けられる原動機10a、10b、10c、10dの数に1対1に対応する複数(当該別実施形態では4つ)の第1熱媒循環支管20f、20g、20h、20iに分岐され、複数の第1熱媒循環支管20f、20g、20h、20iの夫々が、対応する複数の原動機10a、10b、10c、10dが有する冷却器12a、12b、12c、12dの夫々に第1熱媒CWを導くように配設されている。
一方、第2熱媒循環路70についても、図2に示すように、昇温用熱交換器(図1に図示)から熱音響機関100へ第2熱媒HWを導く前に、熱音響機関100に設けられる原動機10a、10b、10c、10dの数に1対1に対応する複数(当該別実施形態では4つ)の第2熱媒循環支管70a、70b、70c、70dに分岐され、複数の第2熱媒循環支管70a、70b、70c、70dの夫々が、対応する複数の原動機10a、10b、10c、10dが有する加熱器11a、11b、11c、11dの夫々に第1熱媒CWを導くように配設されている。
これにより、原動機10a、10bの冷却器12a、12bの夫々に対して、同一温度の第1熱媒CW、第2熱媒HWを通流することができる。
(2)上記実施形態にあっては、単一の熱音響機関100を設ける例を示したが、熱音響機関100は複数設けても構わない。
例えば、図3に示すように、第1熱音響機関100a、第2熱音響機関100bを備えて構成することができ、複数(当該別実施形態では2つ)の音響筒C1、C2の夫々は、同数(当該別実施形態では4つ)の原動機10を備えている。換言すると、第1音響筒C1は、4つの原動機10a、10b、10c、10dを備えると共に、第2音響筒C2は、4つの原動機10e、10f、10g、10hを備えている。
当該別実施形態(2)においては、上述した別実施形態(1)と同様に、第1熱媒循環路20は、第1熱媒循環路20から分岐されると共に、第1熱音響機関100a、第2熱音響機関100bの夫々に設けられる原動機の数と同数(4つ)の第1熱媒循環支管20f、20g、20h、20iを備えている。
当該第1熱媒循環支管20f、20g、20h、20iの夫々は、第1熱音響機関100aの夫々に設けられている複数の原動機10a、10b、10c、10dの何れか一つに第1熱媒CWを導いた後に、第2熱音響機関100bの夫々に設けられている複数の原動機10e、10f、10g、10hの何れか一つに第1熱媒CWを導くように構成されている。
更に、第2熱媒循環路70に関しても、当該第2熱媒循環路70から分岐されると共に、第1熱音響機関100a、第2熱音響機関100bの夫々に設けられる原動機の数と同数(4つ)の第2熱媒循環支管70a、70b、70c、70dを備えている。
当該第2熱媒循環支管70a、70b、70c、70dの夫々は、第2熱音響機関100bに設けられる複数の原動機10e、10f、10g、10hの何れか一つに第2熱媒HWを導いた後に、第1熱音響機関100aに設けられる複数の原動機10a、10b、10c、10dの何れか一つに第2熱媒HWを導くように構成されている。
当該構成を採用することにより、第1熱音響機関100aの原動機10a、10b、10c、10dについては、同程度の温度の第1熱媒CWが導かれると共に、同程度の温度の第2熱媒HWが導かれることととなり、各原動機10a、10b、10c、10dにて発生する温度差を略同程度にすることができる。
また、第2熱音響機関100bの原動機10e、10f、10g、10hについても、同程度の温度の第1熱媒CWが導かれると共に、同程度の温度の第2熱媒HWが導かれることとなり、各原動機10e、10f、10g、10hにて発生する温度差を略同程度にすることができる。
(3)上記実施形態では、一の熱音響機関100に設けられる原動機は、4つとしたが、別に4つ以外の数を設ける構成を採用しても構わない。
(4)音響筒Cは、上記実施形態に示すように、ループ形状のもののみでなく、直管形状のものも含むものとする。また、ループ形状の筒に直管形状の筒を連結した形状の音響筒も含むものとする。
(5)上記実施形態では、単一の気化器80を備える構成例を示したが、例えば、気化するLNGの流量が大きい場合には、複数の気化器80を備える構成を採用し、当該複数の気化器80を択一的に使用する形態で、LNGを冷却する構成を採用しても構わない。
(6)上記実施形態では、気化器80において、LNGと第1熱媒CWとを熱交換させる気化用熱交換器81や加熱用熱交換器82において、LNGと第1熱媒CWとを通流する伝熱管は、互いに並列に配設される構成例を示したが、両者を通流する伝熱管は、二重管にしても構わない。また、熱交換器は、プレートフィン型の熱交換器等、一般に知られている種々の熱交換器を用いることができる。
(7)LNG通流路83のLNG流れ方向で、加熱用熱交換器82の下流側において、NGを更に昇温させるための昇温用熱交換器を備えている構成を採用しても構わない。
当該昇温用熱交換器では、例えば、LNG通流路83を通流するNGと大気と熱交換する形態で、NGを加熱する構成を採用しても構わない。尚、この場合には、第1熱媒循環路20は、当該昇温用熱交換器を通過することはなく、直接気化器80の加熱用熱交換器82を通過する構成が採用される。
また、LNG通流路83を通流するNGと、第2熱媒循環路70を循環する第2熱媒HWで、熱音響機関100の原動機10の加熱器11を通過した後で、昇温用熱交換器71、72を通過する前の第2熱媒HWと熱交換する形態で、NGを加熱する構成を採用しても構わない。
(8)加熱器11に対し、第2熱媒HWを導く構成として、第2熱媒循環路70を備える構成例を示したが、別に循環路でなくても構わない。例えば、エンジンの排ガスを、加熱器11に対して直接通流する構成を採用しても構わない。
また、上記実施形態では、第2熱媒循環路70は、原動機10の加熱器11と、エンジン(図示せず)との間に第2熱媒HW(エンジン冷却水)を循環するエンジン冷却水循環路としても構わない。
(9)上記実施形態にあっては、第2熱媒循環路70に関し、昇温用熱交換器を一対設ける構成例を示したが、別に、単一の昇温用熱交換器を設ける構成を採用しても構わない。
(10)上記実施形態にあっては、昇温用熱交換器71、72では、大気を熱源とする例を示したが、別にエンジン等の排熱を熱源とする構成を採用しても構わない。
尚、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
本発明の気化設備は、構成のコンパクト化を図ることができながらも、気化器での着霜を防ぐことができ、LNGの保有する冷熱から良好にエネルギを取り出すことができる気化設備として、有効に利用可能である。
10 :原動機
11 :加熱器
12 :冷却器
13 :再生器
20 :第1熱媒循環路
20a :第1熱媒用伝熱管
20b :第1熱媒用伝熱管
20f :第1熱媒循環支管
20g :第1熱媒循環支管
40 :電力発生機
51 :断熱部材
70 :第2熱媒循環路
70a :第2熱媒循環支管
70b :第2熱媒循環支管
80 :気化器
100 :熱音響機関
200 :気化設備
C :音響筒

Claims (6)

  1. 外部から導かれるLNGを加熱して気化する気化設備であって、
    作動媒体が充填され音波が伝播する音響筒に、前記作動媒体を外部から加熱する加熱器と前記作動媒体を外部から冷却する冷却器と前記加熱器と前記冷却器との間で音波を増幅する再生器とから成る原動機を少なくとも1つ以上設けると共に、音波の振動から電力を発生させる電力発生機を設ける熱音響機関を少なくとも1つ以上備え、
    外部から導かれるLNGを加熱用媒体と熱交換させて気化する気化器を備え、
    外部から導かれるLNGの導入温度よりも低い融点を有する第1熱媒を循環する第1熱媒循環路を備え、
    前記第1熱媒循環路は、前記加熱用媒体として第1熱媒を前記気化器へ導くと共に、前記作動媒体を冷却する冷却用熱媒として第1熱媒を前記冷却器へ導くように配設されている気化設備。
  2. 少なくとも前記第1熱媒よりも高温の第2熱媒を内部に通流する第2熱媒通流路を備え、
    一の前記熱音響機関が、前記音響筒に複数の前記原動機を備え、
    前記第1熱媒循環路は、前記原動機の夫々に設けられる前記冷却器へ、前記原動機の特定並び方向で、順に第1熱媒を導くように配設され、
    前記原動機の夫々に設けられる前記加熱器へ、前記特定並び方向と逆方向で、順に第2熱媒を導く第2熱媒循環路が設けられている請求項1に記載の気化設備。
  3. 一の前記熱音響機関が、前記音響筒に複数の前記原動機を備え、
    前記第1熱媒循環路は、前記熱音響機関に第1熱媒を導く前に、前記熱音響機関に設けられる前記原動機の数に1対1に対応する複数の第1熱媒循環支管に分岐され、
    複数の前記第1熱媒循環支管の夫々が、対応する複数の前記原動機が有する前記冷却器の夫々に第1熱媒を各別に導くように配設され、
    前記原動機の夫々に設けられる前記加熱器へ第2熱媒を導く第2熱媒循環路が設けられ、
    前記第2熱媒循環路は、前記熱音響機関に第2熱媒を導く前に、前記熱音響機関に設けられる前記原動機の数に1対1に対応する複数の第2熱媒循環支管に分岐され、
    複数の前記第2熱媒循環支管の夫々が、対応する複数の前記原動機が有する前記加熱器の夫々に第2熱媒を各別に導くように配設されている請求項1に記載の気化設備。
  4. 前記音響筒の外径部位には、前記音響筒の筒軸心方向において、前記再生器が設けられている部分の筒外周部位に沿い、且つ前記音響筒の筒径よりも大径の外形を有する円環状の断熱部材が設けられている請求項1〜3の何れか一項に記載の気化設備。
  5. 前記第1熱媒は、プロパン、エタンの何れか又は両方を含む流体である請求項1〜4の何れか一項に記載の気化設備。
  6. 前記気化器は、大気から気密に分離されている請求項1〜5の何れか一項に記載の気化設備。
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