JP6481617B2 - 回避行動検出装置、回避行動検出方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
〔装置構成〕
図2は、第1実施形態における監視画像解析装置(以降、単に解析装置と表記する場合もある)10のハードウェア構成例を概念的に示す図である。解析装置10は、いわゆるコンピュータであり、例えば、バスで相互に接続される、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、入出力インタフェース(I/F)13、通信ユニット14等を有する。メモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク等である。通信ユニット14は、他のコンピュータや機器と信号のやりとりを行う。第1実施形態では、通信ユニット14には監視カメラ17が接続される。通信ユニット14は、監視カメラ17から映像信号を取得する。また、通信ユニット14には、可搬型記録媒体等も接続され得る。
図3は、第1実施形態における解析装置10の処理構成例を概念的に示す図である。図3に示されるように、解析装置10は、取得部21、推定部22、保持部23、検出部24、画像処理部25、表示処理部26等を有する。これら各処理部は、例えば、CPU11によりメモリ12に格納されるプログラムが実行されることにより実現される。また、当該プログラムは、例えば、CD(Compact Disc)、メモリカード等のような可搬型記録媒体やネットワーク上の他のコンピュータから入出力I/F13又は通信ユニット14を介してインストールされ、メモリ12に格納されてもよい。
検出部24は、保持部23に保持される混雑度の時間推移を用いて、非混雑状態が継続している対象部分エリアを特定し、次に、その対象部分エリアの非混雑状態の継続中に、継続的な非混雑状態となっていない、少なくとも1つの他の部分エリアが存在するか否かを判定する。
検出部24は、保持部23に保持される或る時点の各部分エリアの混雑度に基づいて、非混雑状態を示す部分エリア及び混雑度が閾値より高い混雑状態を示す少なくとも1つの他の部分エリアが共存していることを検出し、次に、保持部23に保持される混雑度の時系列データを用いて、非混雑状態を示す部分エリアが非混雑状態を継続しているか否かを判定する。
図6は、回避原因箇所を特定可能な表示要素が付加された監視画像の例を示す図である。図6の例によれば、検出対象場所である通路の或る箇所に実際の回避原因となる異常状態が発生しており、その箇所を含む部分エリアが回避原因箇所に決定される。但し、図6では、検出部24により検出される回避原因箇所に対応する部分エリアそのものについては特に明示されていない。図6に示される監視画像には、画像処理部25により、当該回避原因箇所を取り囲む四角形が表示要素として付されている。
図7及び図8は、第1実施形態における解析装置10の動作例を示すフローチャートである。特に、図7は、時間優先手法の処理フローを示し、図8は、空間優先手法の処理フローを示す。以下の説明では、解析装置10が当該方法の実行主体となるが、解析装置10に含まれる上述の各処理部が実行主体となってもよいし、複数のコンピュータが実行主体となってもよい。
解析装置10は、保持部23から部分エリア毎の混雑度の時系列データを取得する(S61)。
解析装置10は、その表示要素が付された監視画像を表示装置15に表示させる。
(S71)は、図7に示される(S61)と同様である。
解析装置10は、取得された時系列データの中の或る時点の各部分エリアの混雑度に基づいて、非混雑状態を示す部分エリア及び混雑度が閾値より高い混雑状態を示す少なくとも1つの他の部分エリアが共存していることを検出する(S72)。
以降、(S77)及び(S78)は、図7に示される(S67)及び(S68)と同様である。
上述したように第1実施形態では、撮影時間の異なる監視画像が逐次取得され、各監視画像に関し、部分エリア毎の混雑度がそれぞれ推定され、部分エリア毎の混雑度の時系列データが保持される。部分エリア毎の混雑度の時系列データによれば、混雑度の監視画像内の分布状況及び混雑度の時間推移を得ることができる。第1実施形態では、このような時系列データに基づいて、非混雑状態が継続している対象部分エリア、及び、継続的な非混雑状態となっていない少なくとも1つの他の部分エリアが共存している状態が回避行動状態として検出され、この検出により、当該対象部分エリアが回避原因箇所に決定される。このように、第1実施形態によれば、監視画像に写る検出対象場所に関し、人の回避行動を検出すると共に、回避行動原因箇所を特定することができる。
第2実施形態では、回避行動及び回避原因箇所の検出のために、混雑度の分布状況及び時間推移に加えて、画像の動き情報が更に用いられる。以下、第2実施形態における解析装置10について、第1実施形態と異なる内容を中心に説明する。以下の説明では、第1実施形態と同様の内容については適宜省略する。
検出部24は、第1実施形態の手法で回避原因箇所に決定された対象部分エリアに関する監視画像内の位置情報を用いて、解析部31により得られる動き情報に基づいて、対象部分エリアを挟んで対向する他の部分エリア間で動きの方向が平行か否かを判定し、この判定結果を用いて、対象部分エリアを最終的な回避原因箇所に決定する。検出部24は、対象部分エリアを挟んで対向する他の部分エリアの各々に関し、動き方向のヒストグラムに基づいて、主要な動き方向を決定し、この動き方向が平行か否かを判定する。動き方向が平行とは、完全なる平行のみでなく、平行に近似する関係も含む。具体的には、例えば、主要な動き方向を表すベクトル間の角度を算出し、これが一定値以下であれば、平行に近いと判定することができる。また、主要な動き方向を表す単位ベクトル間の内積を算出し、これが一定値以下のときに平行に近いと判定することもできる。検出部24は、動き方向が平行の場合に、対象部分エリアを最終的な回避原因箇所に決定し、動き方向が平行でない場合に、対象部分エリアを回避原因箇所でないと判定する。
この手法では、検出部24は、解析部31により取得される動き情報を用いて、監視画像内で静止領域、及び、静止領域を挟んで対向する位置に動きの方向が平行である平行動作領域が共存する状態を検出し、静止領域に対応する部分エリアが非混雑状態を継続していることを確認する。検出部24は、その確認ができた場合に、静止領域に対応する部分エリアを回避原因箇所に決定し、その確認ができなかった場合に、回避原因箇所なしと判定する。
図11、図12及び図13は、第2実施形態における解析装置10の動作例を示すフローチャートである。特に、図11及び図12は、混雑度先行手法の処理フローを示し、図13は、動き先行手法の処理フローを示す。以下の説明では、解析装置10が当該方法の実行主体となるが、解析装置10に含まれる上述の各処理部が実行主体となってもよいし、複数のコンピュータが実行主体となってもよい。
解析装置10は、保持部23から取得される部分エリア毎の混雑度の時系列データに基づいて、上述の回避行動状態を検出すると(S64;YES)、(S111)以降を実行する。
上述のように、第2実施形態では、混雑度の分布状況及び時間推移に加えて、画像の動き情報が更に用いられて、回避行動及び回避原因箇所が検出される。画像の動き情報により、図10に示されるような迂回行動を含む回避行動が確認される。具体的には、或る特定の部分領域(静止領域又は対象部分エリア)を挟んで対向する位置に相互に平行な動き方向を示す部分領域(平行動作領域又は他の部分エリア)が存在するか否かが判定される。また、その特定の部分領域に向かって分かれる複数の動き方向を示す部分領域(分離領域又は分離部分エリア)、及び、その特定の部分領域を背に合流する複数の動き方向を示す部分領域(合流領域又は合流部分エリア)の少なくとも一方が存在するか否かが判定される。
上述の各実施形態では、表示装置15が解析装置10に接続されていたが、表示装置15は、他の装置に接続されており、解析装置10から送られる画像データに基づいて、画面の表示を行うようにしてもよい。監視カメラ17についても同様に、他の装置に接続されていてもよい。
対象画像の複数の部分エリアに関し、人の混雑度をそれぞれ推定する推定部と、
前記推定部により推定される前記混雑度の分布状況及び時間推移を用いて、人の回避行動を検出する検出部と、
を備える回避行動検出装置。
(付記2)
前記検出部は、
混雑度が閾値より低い非混雑状態が継続している対象部分エリア、及び、継続的な該非混雑状態となっていない少なくとも1つの他の部分エリアが共存している状態を検出し、
前記対象部分エリアを前記回避行動の原因が存在する回避原因箇所に決定する、
付記1に記載の回避行動検出装置。
(付記3)
前記検出部は、
前記混雑度の時間推移を用いて、前記非混雑状態が継続している対象部分エリアを特定し、
前記対象部分エリアの前記非混雑状態の継続中に、継続的な該非混雑状態となっていない、少なくとも1つの他の部分エリアが存在するか否かを判定する、
付記2に記載の回避行動検出装置。
(付記4)
前記検出部は、
或る時点の前記混雑度の前記分布状況に基づいて、前記非混雑状態を示す部分エリア及び混雑度が閾値より高い混雑状態を示す少なくとも1つの他の部分エリアが共存していることを検出し、
前記混雑度の時間推移を用いて、前記非混雑状態を示す前記部分エリアが前記非混雑状態を継続しているか否かを判定する、
付記2に記載の回避行動検出装置。
(付記5)
前記少なくとも1つの他の部分エリアは、前記対象部分エリアの周囲の複数の部分エリアである、
付記2から4のいずれか1つに記載の回避行動検出装置。
(付記6)
前記検出部は、前記対象画像の前記部分エリアに関し設定される所定時間単位毎の標準混雑度の中の、前記対象画像の撮影時間に対応する標準混雑度を用いて、前記閾値を決定する、
付記2から5のいずれか1つに記載の回避行動検出装置。
(付記7)
前記所定時間単位毎の前記標準混雑度は、更に、前記対象画像の部分エリア毎にそれぞれ設定されており、
前記検出部は、前記標準混雑度の中の、前記対象画像の撮影時間に対応しかつ前記各部分エリアに対応する標準混雑度を用いて、前記各部分エリアについて前記閾値をそれぞれ決定する、
付記6に記載の回避行動検出装置。
(付記8)
前記対象画像の動きを解析する解析部、
を更に備え、
前記検出部は、前記解析部により得られる動き情報を更に用いて、前記回避原因箇所を決定する、
付記2から7のいずれか1つに記載の回避行動検出装置。
(付記9)
前記検出部は、
前記動き情報に基づいて、前記対象部分エリアを挟んで対向する他の部分エリア間で動きの方向が平行か否かを判定し、
前記判定結果を用いて、前記対象部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
付記8に記載の回避行動検出装置。
(付記10)
前記検出部は、
前記動き情報に基づいて、前記少なくとも1つの他の部分エリアに、前記対象部分エリアに向かって分かれる複数の動き方向を示す分離部分エリア、及び、前記対象部分エリアを背に合流する複数の動き方向を示す合流部分エリアの少なくとも一方が含まれるか否かを判定し、
前記判定結果を用いて、前記対象部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
付記8又は9に記載の回避行動検出装置。
(付記11)
前記検出部は、
前記動き情報を用いて、前記対象画像内で静止領域、及び、該静止領域を挟んで対向する位置に動きの方向が平行である平行動作領域が共存する状態を検出し、
前記静止領域に対応する部分エリアが前記非混雑状態を継続していることを確認し、
前記確認結果に基づいて、前記静止領域に対応する部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
付記8に記載の回避行動検出装置。
(付記12)
前記検出部は、
前記動き情報を用いて、前記対象画像内で静止領域と、該静止領域の近傍に該静止領域に向かって分かれる複数の動き方向を示す分離領域及び該静止領域を背に合流する複数の動き方向を示す合流領域の少なくとも一方とが共存する状態を検出し、
前記静止領域に対応する部分エリアが前記非混雑状態を継続していることを確認し、
前記確認結果に基づいて、前記静止領域に対応する部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
付記8に記載の回避行動検出装置。
(付記13)
前記検出部により前記回避原因箇所に決定された部分エリアの、前記対象画像内の位置情報に基づいて、前記対象画像上に前記回避原因箇所を特定可能な表示要素を付す画像処理部と、
前記表示要素が付された前記対象画像を表示部に表示させる表示処理部と、
を更に備える付記2から12のいずれか1つに記載の回避行動検出装置。
(付記14)
前記表示部に表示される前記対象画像に対するユーザ操作に応じて、前記回避原因箇所を撮像可能な撮像装置に、前記回避原因箇所を拡大撮影させる撮影指示部、
を更に備える付記13に記載の回避行動検出装置。
(付記15)
人の回避行動の原因が存在する回避原因箇所を特定可能な表示要素を対象画像上に付す画像処理部と、
前記表示要素が付された前記対象画像を表示部に表示させる表示処理部と、
を備える回避原因処理装置。
(付記16)
前記表示部に表示される前記対象画像に対するユーザ操作に応じて、前記回避原因箇所を撮像可能な撮像装置に、前記回避原因箇所を拡大撮影させる撮影指示部、
を更に備える付記15に記載の回避原因処理装置。
(付記17)
少なくとも1つのコンピュータに実行される回避行動検出方法において、
対象画像の複数の部分エリアに関し、人の混雑度をそれぞれ推定し、
前記推定された混雑度の分布状況及び時間推移を用いて、人の回避行動を検出する、
ことを含む回避行動検出方法。
(付記18)
前記回避行動の検出は、
混雑度が閾値より低い非混雑状態が継続している対象部分エリア、及び、継続的な該非混雑状態となっていない少なくとも1つの他の部分エリアが共存している状態を検出し、
前記対象部分エリアを前記回避行動の原因が存在する回避原因箇所に決定する、
ことを含む付記17に記載の回避行動検出方法。
(付記19)
前記状態の検出は、
前記混雑度の時間推移を用いて、前記非混雑状態が継続している対象部分エリアを特定し、
前記対象部分エリアの前記非混雑状態の継続中に、継続的な該非混雑状態となっていない、少なくとも1つの他の部分エリアが存在するか否かを判定する、
ことを含む付記18に記載の回避行動検出方法。
(付記20)
前記状態の検出は、
或る時点の前記混雑度の前記分布状況に基づいて、前記非混雑状態を示す部分エリア及び混雑度が閾値より高い混雑状態を示す少なくとも1つの他の部分エリアが共存していることを検出し、
前記混雑度の時間推移を用いて、前記非混雑状態を示す前記部分エリアが前記非混雑状態を継続しているか否かを判定する、
ことを含む付記18に記載の回避行動検出方法。
(付記21)
前記少なくとも1つの他の部分エリアは、前記対象部分エリアの周囲の複数の部分エリアである、
付記18から20のいずれか1つに記載の回避行動検出方法。
(付記22)
前記回避行動の検出は、前記対象画像の前記部分エリアに関し設定される所定時間単位毎の標準混雑度の中の、前記対象画像の撮影時間に対応する標準混雑度を用いて、前記閾値を決定することを含む、
付記18から21のいずれか1つに記載の回避行動検出方法。
(付記23)
前記所定時間単位毎の前記標準混雑度は、更に、前記対象画像の部分エリア毎にそれぞれ設定されており、
前記閾値の決定は、前記標準混雑度の中の、前記対象画像の撮影時間に対応しかつ前記各部分エリアに対応する標準混雑度を用いて、前記各部分エリアについて前記閾値をそれぞれ決定する、
付記22に記載の回避行動検出方法。
(付記24)
前記対象画像の動きを解析する、
ことを更に含み、
前記回避行動の検出は、前記得られる動き情報を更に用いて、前記回避原因箇所を決定する、
付記18から23のいずれか1つに記載の回避行動検出方法。
(付記25)
前記回避行動の検出は、
前記動き情報に基づいて、前記対象部分エリアを挟んで対向する他の部分エリア間で動きの方向が平行か否かを判定する、
ことを更に含み、
前記判定結果を用いて、前記対象部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
付記24に記載の回避行動検出方法。
(付記26)
前記回避行動の検出は、
前記動き情報に基づいて、前記少なくとも1つの他の部分エリアに、前記対象部分エリアに向かって分かれる複数の動き方向を示す分離部分エリア、及び、前記対象部分エリアを背に合流する複数の動き方向を示す合流部分エリアの少なくとも一方が含まれるか否かを判定する、
ことを更に含み、
前記判定結果を用いて、前記対象部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
付記24又は25に記載の回避行動検出方法。
(付記27)
前記回避行動の検出は、
前記動き情報を用いて、前記対象画像内で静止領域、及び、該静止領域を挟んで対向する位置に動きの方向が平行である平行動作領域が共存する状態を検出し、
前記静止領域に対応する部分エリアが前記非混雑状態を継続していることを確認する、
ことを更に含み、
前記確認結果に基づいて、前記静止領域に対応する部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
付記24に記載の回避行動検出方法。
(付記28)
前記回避行動の検出は、
前記動き情報を用いて、前記対象画像内で静止領域と、該静止領域の近傍に該静止領域に向かって分かれる複数の動き方向を示す分離領域及び該静止領域を背に合流する複数の動き方向を示す合流領域の少なくとも一方とが共存する状態を検出し、
前記静止領域に対応する部分エリアが前記非混雑状態を継続していることを確認する、
ことを更に含み、
前記確認結果に基づいて、前記静止領域に対応する部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
付記24に記載の回避行動検出方法。
(付記29)
前記回避原因箇所に決定された部分エリアの、前記対象画像内の位置情報に基づいて、前記対象画像上に前記回避原因箇所を特定可能な表示要素を付し、
前記表示要素が付された前記対象画像を表示部に表示させる、
ことを更に含む付記18から28のいずれか1つに記載の回避行動検出方法。
(付記30)
前記表示部に表示される前記対象画像に対するユーザ操作に応じて、前記回避原因箇所を撮像可能な撮像装置に、前記回避原因箇所を拡大撮影させる、
ことを更に含む付記29に記載の回避行動検出方法。
(付記31)
少なくとも1つのコンピュータにより実行される回避原因処理方法において、
人の回避行動の原因が存在する回避原因箇所を特定可能な表示要素を対象画像上に付し、
前記表示要素が付された前記対象画像を表示部に表示させる、
ことを含む回避原因処理方法。
(付記32)
前記表示部に表示される前記対象画像に対するユーザ操作に応じて、前記回避原因箇所を撮像可能な撮像装置に、前記回避原因箇所を拡大撮影させる、
ことを更に含む付記31に記載の回避原因処理方法。
(付記33)
付記17から30のいずれか1つに記載の回避行動検出方法、又は、付記31又は32に記載の回避原因処理方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラム又はそのプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録する記録媒体。
画像の部分領域の混雑度を推定する推定部と、
前記推定部により推定される複数の部分領域の混雑度の時間推移を用いて、予め定められた行動を検出する検出部と、
を備える情報処理装置。
(付記35)
回避行動が発生している領域を示す指示手段を画像に付す画像処理部と、
前記指示手段が付された画像を表示する表示部と、
を備える情報処理装置。
(付記36)
画像の部分領域の混雑度を推定し、
前記推定される複数の部分領域の混雑度の時間推移を用いて、予め定められた行動を検出する、
ことを含む方法。
(付記37)
回避行動が発生している領域を示す指示手段を画像に付し、
前記指示手段が付された画像を表示する、
ことを含む方法。
(付記38)
付記36又は37に記載の方法をコンピュータに実行させるプログラム又はそのプログラムをコンピュータに読み取り可能に記録する記録媒体。
Claims (19)
- 対象画像の複数の部分エリアに関し、人の混雑度をそれぞれ推定する推定部と、
前記推定部により推定される前記複数の部分エリアそれぞれの前記混雑度を用いて、前記対象画像における前記混雑度の分布状況及び前記複数の部分エリアそれぞれの前記混雑度の時間推移を取得し、前記分布状況及び前記時間推移を用いて、人の回避行動を検出する検出部と、
を備える回避行動検出装置。 - 前記検出部は、
混雑度が閾値より低い非混雑状態が継続している対象部分エリア、及び、継続的な該非混雑状態となっていない少なくとも1つの他の部分エリアが共存している状態を検出し、
前記対象部分エリアを前記回避行動の原因が存在する回避原因箇所に決定する、
請求項1に記載の回避行動検出装置。 - 前記検出部は、
前記混雑度の時間推移を用いて、前記非混雑状態が継続している対象部分エリアを特定し、
前記対象部分エリアの前記非混雑状態の継続中に、継続的な該非混雑状態となっていない、少なくとも1つの他の部分エリアが存在するか否かを判定する、
請求項2に記載の回避行動検出装置。 - 前記検出部は、
或る時点の前記混雑度の前記分布状況に基づいて、前記非混雑状態を示す部分エリア及び混雑度が閾値より高い混雑状態を示す少なくとも1つの他の部分エリアが共存していることを検出し、
前記混雑度の時間推移を用いて、前記非混雑状態を示す前記部分エリアが前記非混雑状態を継続しているか否かを判定する、
請求項2に記載の回避行動検出装置。 - 前記少なくとも1つの他の部分エリアは、前記対象部分エリアの周囲の複数の部分エリアである、
請求項2から4のいずれか1つに記載の回避行動検出装置。 - 前記検出部は、前記対象画像の前記部分エリアに関し設定される所定時間単位毎の標準混雑度の中の、前記対象画像の撮影時間に対応する標準混雑度を用いて、前記閾値を決定する、
請求項2から5のいずれか1つに記載の回避行動検出装置。 - 前記所定時間単位毎の前記標準混雑度は、更に、前記対象画像の部分エリア毎にそれぞれ設定されており、
前記検出部は、前記標準混雑度の中の、前記対象画像の撮影時間に対応しかつ前記各部分エリアに対応する標準混雑度を用いて、前記各部分エリアについて前記閾値をそれぞれ決定する、
請求項6に記載の回避行動検出装置。 - 前記対象画像の動きを解析する解析部、
を更に備え、
前記検出部は、前記解析部により得られる動き情報を更に用いて、前記回避原因箇所を決定する、
請求項2から7のいずれか1つに記載の回避行動検出装置。 - 前記検出部は、
前記動き情報に基づいて、前記対象部分エリアを挟んで対向する他の部分エリア間で動きの方向が平行か否かを判定し、
前記判定結果を用いて、前記対象部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
請求項8に記載の回避行動検出装置。 - 前記検出部は、
前記動き情報に基づいて、前記少なくとも1つの他の部分エリアに、前記対象部分エリアに向かって分かれる複数の動き方向を示す分離部分エリア、及び、前記対象部分エリアを背に合流する複数の動き方向を示す合流部分エリアの少なくとも一方が含まれるか否かを判定し、
前記判定結果を用いて、前記対象部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
請求項8又は9に記載の回避行動検出装置。 - 前記検出部は、
前記動き情報を用いて、前記対象画像内で静止領域、及び、該静止領域を挟んで対向する位置に動きの方向が平行である平行動作領域が共存する状態を検出し、
前記静止領域に対応する部分エリアが前記非混雑状態を継続していることを確認し、
前記確認結果に基づいて、前記静止領域に対応する部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
請求項8に記載の回避行動検出装置。 - 前記検出部は、
前記動き情報を用いて、前記対象画像内で静止領域と、該静止領域の近傍に該静止領域に向かって分かれる複数の動き方向を示す分離領域及び該静止領域を背に合流する複数の動き方向を示す合流領域の少なくとも一方とが共存する状態を検出し、
前記静止領域に対応する部分エリアが前記非混雑状態を継続していることを確認し、
前記確認結果に基づいて、前記静止領域に対応する部分エリアを前記回避原因箇所に決定する、
請求項8に記載の回避行動検出装置。 - 前記検出部により前記回避原因箇所に決定された部分エリアの、前記対象画像内の位置情報に基づいて、前記対象画像上に前記回避原因箇所を特定可能な表示要素を付す画像処理部と、
前記表示要素が付された前記対象画像を表示部に表示させる表示処理部と、
を更に備える請求項2から12のいずれか1つに記載の回避行動検出装置。 - 前記表示部に表示される前記対象画像に対するユーザ操作に応じて、前記回避原因箇所を撮像可能な撮像装置に、前記回避原因箇所を拡大撮影させる撮影指示部、
を更に備える請求項13に記載の回避行動検出装置。 - 人の回避行動の原因が存在する回避原因箇所を特定可能な表示要素を対象画像上に付す画像処理部と、
前記表示要素が付された前記対象画像を表示部に表示させる表示処理部と、
を更に備える、
請求項1から14のいずれか1項に記載の回避行動検出装置。 - 前記表示部に表示される前記対象画像に対するユーザ操作に応じて、前記回避原因箇所を撮像可能な撮像装置に、前記回避原因箇所を拡大撮影させる撮影指示部、
を更に備える請求項15に記載の回避行動検出装置。 - 少なくとも1つのコンピュータに実行される回避行動検出方法において、
対象画像の複数の部分エリアに関し、人の混雑度をそれぞれ推定し、
前記推定された前記複数の部分エリアそれぞれの混雑度を用いて、前記対象画像における前記混雑度の分布状況及び前記複数の部分エリアそれぞれの前記混雑度の時間推移を取得し、前記分布状況及び前記時間推移を用いて、人の回避行動を検出する、
ことを含む回避行動検出方法。 - 人の回避行動の原因が存在する回避原因箇所を特定可能な表示要素を対象画像上に付し、
前記表示要素が付された前記対象画像を表示部に表示させる、
ことを更に含む、
請求項17に記載の回避行動検出方法。 - 請求項17または18に記載の回避行動検出方法を少なくとも1つのコンピュータに実行させるプログラム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013233493 | 2013-11-11 | ||
JP2013233493 | 2013-11-11 | ||
PCT/JP2014/079889 WO2015068854A1 (ja) | 2013-11-11 | 2014-11-11 | 回避行動検出装置及び回避原因処理装置並びにそれらの方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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