JP6481352B2 - ガイドベーンキー引き抜き工具 - Google Patents

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本発明は、水力発電用水車に用いられるガイドベーンにおけるガイドベーンスピンドルと、ガイドベーンスピンドルと一体に回動するガイドベーンアームとの回り止めに用いられるガイドベーンキーを、キー溝から引き抜くガイドベーンキー引き抜き工具に関する。
中落差の水力発電に好適なフランシス水車は、導水管の下端に接続されて導水管からの流水を受ける渦巻状のケーシングと、流水のエネルギーを回転エネルギーに変換して主軸に回転力を伝達するランナと、ケーシングに供給される流水を効率よく加速してランナへ供給するように環状に配列された複数の可動式のガイドベーンと、ガイドベーンを一斉に揺動させて水口開度を可変するガイドベーン開度調節機構と、ランナを通過して軸方向に流出する水の流速を漸減して放水口へ導くドラフト管と、を備えている。
ガイドベーン開度調節機構は、例えば、駆動源の動きを円周方向の動きに変換するガイドリングと、ガイドリングに偏芯ピンを介して一端部が連結されたメガネリンクと、このメガネリンクの他端部に弱点ピンを介して連結されたガイドベーンアームと、を備える。ガイドベーンアームは、その揺動中心において、ガイドベーンの羽根部と一体となったガイドベーンスピンドルの上部に固定されている。したがって、ガイドリングが円周方向に回動することで、偏芯ピン、メガネリンク及び弱点ピンを介して、ガイドベーンアームは、その揺動中心を中心にして揺動する。この揺動に伴って、ガイドベーンは一斉に揺動して水口を開閉する(特許文献1参照)。
また、ガイドベーンスピンドル及びガイドベーンアームには、キー溝が設けられている。両キー溝に跨がって、ガイドベーンキーを嵌合させることにより、ガイドベーンスピンドルとガイドベーンアームとの回り止めが行われる。水力発電所において水車の分解作業時には,ガイドベーンキーを引き抜いて、ガイドベーンスピンドルとガイドベーンアームとを分解して、メンテナンスを行っている。ガイドベーンキーの引き抜きには、特殊な工具が必要であり,例えばネジを締めこむことによりガイドベーンキーを引き抜いている。
特開2011−256751号公報
しかし、特殊な工具による分解作業には、高度な技術及び技能が必要であり、また、長い作業時間を要している。また、発電所ごとでガイドベーンキーの形状及び寸法が異なっていることが多いが,その場合、適合する工具を十分に用意することが困難であり、作業効率が低い。
本発明は、複数種類の形状、寸法などを有するガイドベーンキーに適合が容易であると共に、ガイドベーンキーを容易にキー溝から引き抜くことができるガイドベーンキー引き抜き工具を提供することを目的とする。
(1)本発明に係るガイドベーンキー引き抜き工具は、ガイドベーンスピンドルと、前記ガイドベーンスピンドルと一体に回動するガイドベーンアームとの回り止めに用いられるガイドベーンキーを、前記ガイドベーンスピンドルのキー溝及び前記ガイドベーンアームのキー溝から引き抜くガイドベーンキー引き抜き工具であって、前記ガイドベーンキーは、前記キー溝に挿入されるキー本体部と、前記キー本体部から突出するキー頭部と、を有し、前記ガイドベーンスピンドル又は前記ガイドベーンアームの上面と、前記キー頭部の下面との間に挿入される一対のフォークと、前記一対のフォークを上下に移動させるフォーク移動機構と、前記一対のフォークの間隔を調整する間隔調整機構と、を備える、ガイドベーンキー引き抜き工具に関する。
(2)前記フォーク移動機構は、油圧ジャッキにより構成されることが好ましい。
本発明によれば、複数種類の形状、寸法などを有するガイドベーンキーに適合が容易であると共に、ガイドベーンキーを容易にキー溝から引き抜くことができるガイドベーンキー引き抜き工具を提供することができる。
水力発電用のフランシス水車の一部を示す斜視図である。 ガイドベーンスピンドルとガイドベーンアームとの固定箇所の分解斜視図である。 ガイドベーンスピンドルとガイドベーンアームとの固定箇所について、ガイドベーンキーを引き抜く前の状態を示す斜視図である。 図3の平面図である。 ガイドベーンスピンドルとガイドベーンアームとの固定箇所について、ガイドベーンキーを引き抜いた後の状態を示す斜視図である。 幅が太いキー本体部を有するガイドベーンキーを引き抜く前の状態を示す平面図である(図4対応図)。
以下、本発明の実施形態のガイドベーンキー引き抜き工具1について、図面を参照しながら説明する。図1は、水力発電用のフランシス水車の一部を示す斜視図である。図2は、ガイドベーンスピンドルとガイドベーンアームとの固定箇所の分解斜視図である。図3は、ガイドベーンスピンドルとガイドベーンアームとの固定箇所について、ガイドベーンキーを引き抜く前の状態を示す斜視図である。図4は、図3の平面図である。図5は、ガイドベーンスピンドルとガイドベーンアームとの固定箇所について、ガイドベーンキーを引き抜いた後の状態を示す斜視図である。図6は、幅が太いキー本体部を有するガイドベーンキーを引き抜く前の状態を示す平面図である(図4対応図)。
まず、本発明の実施形態のガイドベーンキー引き抜き工具1が用いられる、水力発電用のフランシス水車について説明する。
図1に示すように、フランシス水車6は、ケーシング(不図示)と、主軸73と、流水のエネルギーを回転エネルギーに変換して主軸に回転力を伝達するランナ64と、主軸73を中心としてその周囲に環状に配列された複数のガイドベーン61と、ガイドベーン61の水口開度を調節するためのガイドベーン開度調節機構62と、を備える。
ガイドベーン61は、ケーシングに供給される流水を効率よく加速してランナ64へ供給するように環状に配列された可動式のものである。本実施形態においては、ガイドベーン61は、中心角20度の間隔で18枚設けられている。ガイドベーン61は、回転伝達軸であるガイドベーンスピンドル61aと、ガイドベーンスピンドル61aの下部に一体に固定される羽根部61bと、を備える。羽根部61bは、ガイドベーンスピンドル61aの軸方向に対して直交する方向に、一方向のみに延びている。
ガイドベーン開度調節機構62は、ガイドベーン61を一斉に揺動させて水口開度を可変する。ガイドベーン開度調節機構62は、平面視で複数のガイドベーン61を囲むように配置されたガイドリング63と、コネクティングロッド65と、操作リンクピン66と、偏芯ピン67と、メガネリンク68と、弱点ピン69と、ガイドベーンアーム70と、ガイドベーン押え板71(図2、図3参照)と、を備える。
ガイドベーン開度調節機構62は、リンク機構を介してガイドリング63の回動力をガイドベーン61に伝達することで、ガイドベーン61の羽根部61bを開閉して水車内での流量を調整又は遮断する。具体的には、サーボモータ(不図示)からの動きを伝達するコネクティングロッド65の先端部は、操作リンクピン66を介してガイドリング63に連結される。ガイドリング63に固着された偏芯ピン67に、メガネリンク68の一端部は連結される。メガネリンク68の他端部は、弱点ピン69を介してガイドベーンアーム70に連結される。主軸73の回転中心とガイドリング63の中心とは一致している。
図2に示すように、ガイドベーンスピンドル61aは、その外周部にその上端面から下方に向けて延びる第1キー溝61cを備える。ガイドベーンアーム70は、ガイドベーンスピンドル61aが嵌入される嵌入孔70bを備える。ガイドベーンアーム70は、嵌入孔70bに、上端面から下方に向けて延びる第2キー溝70aを備える。ガイドベーンアーム70の嵌入孔70bにガイドベーンスピンドル61aが嵌入された状態において、ガイドベーンスピンドル61aの上端面とガイドベーンアーム70の上端面とは一致する。この状態において、第1キー溝61cと第2キー溝70aとは、対向して配置される。
ガイドベーンキー74は、ガイドベーンスピンドル61aとガイドベーンアーム70との回り止め及び位置決めに用いられるキーである。
ガイドベーンキー74は、キー溝75(後述)に挿入されるキー本体部74aと、キー本体部74aから突出するキー頭部74bと、を備える。キー頭部74bは、キー本体部74aの上部からキー本体部74aが延びる方向(上下方向)に対して直交する方向(横方向)の両方向に、突出している。
ガイドベーン押え板71は、ガイドベーンスピンドル61aの上端面とガイドベーンアーム70の上端面とを跨がって、両上端面を覆って押さえる板部材である。ガイドベーン押え板71は、矩形の第3キー溝71aを備える。ガイドベーン押え板71は、ガイドベーンアーム70の嵌入孔70bにガイドベーンスピンドル61aが嵌入された状態において、ガイドベーンスピンドル61aの上端面にボルト(不図示)によって固定されている。この状態において、第3キー溝71aは、第1キー溝61cと第2キー溝70aとが対向して配置されて形成される矩形孔に、上下方向に一致する。第1キー溝61cと第2キー溝70aと第3キー溝71aとから、ガイドベーンキー74のキー本体部74aが嵌入(挿入)されるキー溝75が形成される。キー溝75にガイドベーンキー74が嵌入された状態において、ガイドベーンアーム70は、ガイドベーンスピンドル61aと一体に回動する。
サーボモータ(不図示)は、調速機(不図示)からの指令によってコネクティングロッド65を往復動させるように回転力を発生させる。サーボモータ(不図示)は、コネクティングロッド65を介してガイドリング63に接続されている。ガイドリング63におけるコネクティングロッド65が接続された箇所は、動力伝達部位である。
したがって、サーボモータの駆動によりコネクティングロッド65が往復動すると、その直線駆動力が操作リンクピン66を介してガイドリング63に伝達される。そして、ガイドリング63は回動する(揺動する)。そして、ガイドリング63の円周方向の回動変位は、偏芯ピン67、メガネリンク68、弱点ピン69からなるリンク機構、及びガイドベーンアーム70を介して、ガイドベーンスピンドル61aに伝達する。これにより、ガイドベーン61の羽根部61bは一斉に揺動されて、水口開度は可変する。このように、水車のランナ側へ流れる水流は制御(調整又は遮断)される。
次に、本実施形態のガイドベーンキー引き抜き工具1の詳細について説明する。図3〜図5に示すように、ガイドベーンキー引き抜き工具1は、ガイドベーンキー74をキー溝75(ガイドベーンスピンドル61aの第1キー溝61c、ガイドベーンアーム70の第2キー溝70a、ガイドベーン押え板71の第3キー溝71a)から引き抜く工具である。
ガイドベーンキー引き抜き工具1は、一対のフォーク2,2と、一対のフォーク2,2を上下に移動させるフォーク移動機構3と、一対のフォーク2,2の間隔を調整する間隔調整機構4と、基台部5と、を備える。
一対のフォーク2は、ガイドベーンスピンドル61a又はガイドベーンアーム70の上面と、キー頭部74bの下面との間に挿入される。本実施形態においては、一対のフォーク2は、ガイドベーン押え板71を挟んで、ガイドベーンスピンドル61a及びガイドベーンアーム70の上面と、キー頭部74bの下面との間に挿入される。フォーク2は、短冊板状の部材からなる。一対のフォーク2は、並行に延びている。一対のフォーク2の基端部は、間隔調整機構4に連結されている。
間隔調整機構4は、モンキーレンチにおけるボルト又はナットを掴むための対向する部分(可動アゴ)の可動機構(間隔調整機構)と同様の構成を有する。間隔調整機構4は、固定側部位41と、可動側部位42と、ウォームギヤ43と、を備える。ウォームギヤ43は、固定側部位41に保持されており、固定側部位41から露出している。可動側部位42の一部は、固定側部位41に挿入されている。可動側部位42における、固定側部位41に挿入されている部分には、ウォームギヤ43と噛み合うラック(不図示)が設けられている。これにより、ウォームギヤ43を作業者の指で回転させると、ウォームギヤ43と噛み合うラックが直線状に移動し、これに伴って、可動側部位42は、固定側部位41から離れる方向に又は固定側部位41に近づく方向に移動する(スライドする)。一対のフォーク2のうちの一方は固定側部位41に一体に連結されている。一対のフォーク2のうちの他方は可動側部位42に一体に連結されている。
基台部5は、間隔調整機構4の固定側部位41におけるフォーク2とは反対側に、一体に連結されている。基台部5は、可動側部位42のスライド方向に延びる第1基台部分51と、一対の第2基台部分52とを備える。第1基台部分51は、間隔調整機構4の外側まで延びている。一対の第2基台部分52は、第1基台部分51の両端部それぞれから、可動側部位42のスライド方向に対して直交する水平方向に延びている。一対の第2基台部分52は、可動側部位42が固定側部位41から最も突出した状態においても間隔調整機構4に接触しない間隔を有している。第2基台部分52は、ガイドベーンキー74の引き抜き時にガイドベーンスピンドル61aの側(本実施形態においては、ガイドベーン押え板71の上面)に当接する部分となる。
フォーク移動機構3は、第1基台部分51の上部に一体に連結されている。フォーク移動機構3の構造は、一対のフォーク2,2を上下に移動させることができれば、制限されない。本実施形態におけるフォーク移動機構3は、油圧ジャッキにより構成される。油圧ジャッキの構成は周知であるため、その説明を簡略に行う。油圧ジャッキにより構成されるフォーク移動機構3は、例えば、上下方向に延びるシリンダー31と、シリンダー31の内部を可動なラム32と、プランジャーピストン(不図示)と、ジャッキアップ操作を行うためのレバーハンドル33と、フォーク・ラム連結部材34と、を備える。レバーハンドル33の操作に伴ってプランジャーピストンが動き、オイルがシリンダー31の内部に供給される。これにより、ラム32が上昇する。
フォーク・ラム連結部材34は、ラム32と間隔調整機構4の固定側部位41とを連結している。そのためラム32が上昇すると、間隔調整機構4の固定側部位41も上昇する。
次に、本実施形態のガイドベーンキー引き抜き工具1を用いて、ガイドベーンキー74をキー溝75から引き抜く動作について説明する。
図3及び図4に示すように、ガイドベーンキー74の一対のキー頭部74bそれぞれの下方(ガイドベーン押え板71の上面とキー頭部74bの下面との間)には、隙間が空いている。この隙間それぞれに一対のフォーク2,2を挿入する。また、基台部5の一対の第2基台部分52をガイドベーン押え板71の上面に設置する。この状態でフォーク移動機構3のレバーハンドル33を操作し、ジャッキアップを行う。これによりラム32が上昇し、これに伴ってフォーク・ラム連結部材34、間隔調整機構4及び一対のフォーク2,2も上昇する。これにより、一対のフォーク2,2は、一対のキー頭部74bを持ち上げ、図5に示すように、ガイドベーンキー74のキー本体部74aは、キー溝75から引き抜かれる。
ガイドベーンキー74のキー本体部74aの形状(構造)や寸法(幅など)は異なることがある。その場合であっても、本実施形態のガイドベーンキー引き抜き工具1は適合が容易である。具体的には、図6に示すようにガイドベーンキー74のキー本体部74aの幅が、図3に示すガイドベーンキー74のキー本体部74aの幅よりも広い場合には、間隔調整機構4のウォームギヤ43を操作し、固定側部位41からの可動側部位42の突出長さを長くする。これにより、固定側部位41及び可動側部位42それぞれに連結されている一対のフォーク2,2の間隔は、広くなる。従って、一対のフォーク2を、キー本体部74aの幅が広いガイドベーンキー74における一対のキー頭部74bそれぞれの下方の隙間に、挿入させることができるようになる。
本発明の実施形態のガイドベーンキー引き抜き工具1によれば、次のような効果が奏される。
(1)本実施形態のガイドベーンキー引き抜き工具1は、ガイドベーンスピンドル61a又はガイドベーンアーム70の上面と、キー頭部74bの下面との間に挿入される一対のフォーク2,2と、一対のフォーク2,2を上下に移動させるフォーク移動機構3と、一対のフォーク2,2の間隔を調整する間隔調整機構4と、を備える。
そのため、ガイドベーンキーが複数種類の形状及び寸法を有する場合、例えば、ガイドベーンキー74のキー本体部74aの幅が広い場合であっても、間隔調整機構4により、そのようなガイドベーンキーに適合が容易であり、汎用性が高い。また、フォーク移動機構3によりガイドベーンキー74を容易に持ち上げ、キー溝75から引き抜くことができる。
(2)また、フォーク移動機構3は油圧ジャッキにより構成される。そのため、ガイドベーンキー74の引き抜きに必要な大きな持ち上げ力の発生を、低コストで実現することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。
例えば、フォーク移動機構3は、油圧ジャッキ以外から構成することができる。間隔調整機構4は、モンキーレンチにおける可動機構以外の機構から構成することができる。
一対のフォーク2,2は、ガイドベーン押え板71を介して(挟んで)、ガイドベーンスピンドル61a及びガイドベーンアーム70の上面と、キー頭部74bの下面との間に挿入されているが、これに制限されない。一対のフォーク2,2は、ガイドベーン押え板71等の部材を介することなく、ガイドベーンスピンドル61a又はガイドベーンアーム70の上面と、キー頭部74bの下面との間に挿入されてもよい。
1 ガイドベーンキー引き抜き工具
2 フォーク
3 フォーク移動機構
4 間隔調整機構
5 基台部
6 フランシス水車
61 ガイドベーン
61a ガイドベーンスピンドル
61b 羽根部
61c 第1キー溝
70 ガイドベーンアーム
70a 第2キー溝
71 ガイドベーン押え板
71a 第3キー溝
74 ガイドベーンキー
74a キー本体部
74b キー頭部1
75 キー溝

Claims (2)

  1. ガイドベーンスピンドルと、前記ガイドベーンスピンドルと一体に回動するガイドベーンアームとの回り止めに用いられるガイドベーンキーを、前記ガイドベーンスピンドルのキー溝及び前記ガイドベーンアームのキー溝から引き抜くガイドベーンキー引き抜き工具であって、
    前記ガイドベーンキーは、前記キー溝に挿入されるキー本体部と、前記キー本体部に対して前記キー本体部が延びる方向と直交する両方向に突出する一対のキー頭部と、を有し、
    上下方向と直交する方向に並行に短冊板状に延びている一方のフォーク及び他方のフォークを有し、前記ガイドベーンスピンドル又は前記ガイドベーンアームの上面と、前記一対のキー頭部の下面との間に挿入される一対のフォークと、
    前記一対のフォークを上下に移動可能であり、前記一対のフォークが前記一対のキー頭部の各々の下面を面接触した状態で持ち上げるように前記一対のフォークを移動可能なフォーク移動機構と、
    前記一対のフォークの間隔を調整する間隔調整機構と、を備える、
    ガイドベーンキー引き抜き工具。
  2. 前記フォーク移動機構は、油圧ジャッキにより構成される、
    請求項1に記載のガイドベーンキー引き抜き工具。
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