JP6478836B2 - ガス遮断器 - Google Patents

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Description

実施形態は、ガス遮断器に関する。
従来知られたガス遮断器は、電路を構成する二つの接触子部を有し、二つの接触子部の間に生じたアーク放電を、消弧性ガスを吹き付けることによって、消弧する。
特開2015−11875号公報
この種のガス遮断器では、例えば、よりスムーズにあるいはより確実にアーク放電を消弧することができれば、有意義である。
実施形態のガス遮断器は、例えば、容器と、可動部と、対向部と、ノズルと、を備える。容器には、消弧性ガスが充填される。可動部は、容器内に収容され、可動アーク接触子を有する。可動部には、消弧性ガスの圧力を高める蓄圧部が設けられる。対向部は、容器内に収容され、対向アーク接触子と、排気筒と、遮蔽部と、を有する。遮蔽部は、排気筒内に排気筒内での消弧性ガスの流れを許容した状態で設けられる。ノズルは、容器内に収容される。ノズルには、可動アーク接触子と対向アーク接触子との間でのアーク放電が生じる空間が設けられる。ガス遮断器は、蓄圧部で圧力が高められた消弧性ガスが、空間内に流入してアーク放電を消弧するとともに、排気筒内に流入するよう構成される。遮蔽部は、排気筒の軸方向と交差する第一の遮蔽壁と、排気筒の可動アーク接触子から遠い側の端部に位置され排気筒の軸方向と交差する第三の遮蔽壁と、を有する。
図1は、第1実施形態のガス遮断器の模式的かつ例示的な軸方向に沿った断面図であって、接続状態を示す図である。 図2は、第1実施形態のガス遮断器の模式的かつ例示的な軸方向に沿った断面図であって、図1の後の遮断状態を示す図である。 図3は、第1実施形態のガス遮断器の模式的かつ例示的な軸方向に沿った断面図であって、図2よりも後の遮断状態を示す図である。 図4は、図3の部分的な拡大図である。 図5は、図4のV−V断面図である。 図6は、図4のVI−VI断面図である。 図7は、図4のVII−VII断面図である。 図8は、第1実施形態の変形例のガス遮断器の図4と同等位置での断面図である。 図9は、第1実施形態の図8とは異なる変形例のガス遮断器の図6と同等位置での断面図である。 図10は、第1実施形態の図8,9とは異なる変形例のガス遮断器の図6と同等位置での断面図である。 図11は、第1実施形態の図8〜10とは異なる変形例のガス遮断器の図4と同等位置での断面図である。 図12は、図11の変形例のガス遮断器における、第二の遮蔽壁に設けられた貫通孔の軸方向の開口比と、消弧性ガスの流量比との相関関係を示す図である。 図13は、図11の変形例のガス遮断器の図6と同等位置での断面図である。 図14は、第1実施形態の図8〜13とは異なる変形例のガス遮断器の図4と同等位置での断面図である。 図15は、第2実施形態のガス遮断器の模式的かつ例示的な軸方向に沿った断面図である。 図16は、第3実施形態のガス遮断器の模式的かつ例示的な軸方向に沿った断面図である。 図17は、第4実施形態のガス遮断器の模式的かつ例示的な軸方向に沿った断面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態が開示される。以下に示される実施形態や変形例の構成や制御(技術的特徴)、ならびに当該構成や制御によってもたらされる作用および結果(効果)は、一例である。また、以下に例示される複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。以下、同様の構成要素には共通の符号が付与され、重複する説明が省略される。
<第1実施形態>
ガス遮断器1は、電路を構成する二つの接触子部10,20を有する。ガス遮断器1では、二つの接触子部10,20が互いに接触された接続状態(図1)と、二つの接触子部10,20が互いに離間された遮断状態(図2,3)とが、切り替わる。接続状態の後の遮断状態では、二つの接触子部10,20間にアーク放電が生じる。アーク放電に消弧性ガスの流れが吹き付けられることにより、アーク放電は、冷却されるとともに、電流零点で消弧される。
図1に示すように、ガス遮断器1は、密閉容器30を有する。密閉容器30には、消弧性ガスが充填されている。密閉容器30は、例えば、金属材料や碍子等で構成され、グラウンドに接続されている。密閉容器30は、容器の一例である。
消弧性ガスは、例えば、六フッ化硫黄ガス(SF6ガス)や、空気、二酸化炭素、酸素、窒素、それらの混合ガス、その他等の、消弧性能および絶縁性能に優れたガスである。なお、消弧性ガスは、例えば、SF6ガスよりも地球温暖化係数が低くかつ分子量が小さく、かつ少なくとも1気圧以上および摂氏20度以下で気相であるガスであってもよい。
密閉容器30内では、二つの接触子部10,20、すなわち、対向接触子部10と可動接触子部20とが、互いに対向して配置されている。対向接触子部10および可動接触子部20は、それぞれ、円筒状または円柱状等の複数の部材を有しており、互いに中心軸Ax回りに同心に配置されている。なお、以下では、「軸方向」は中心軸Axの軸方向であり、「径方向」は中心軸Axの径方向であり、「周方向」は中心軸Axの周方向である。対向接触子部10は、対向部の一例であり、可動接触子部20は、可動部の一例である。また、以下では、便宜上、軸方向における対向接触子部10側、すなわち図1〜3では左方を軸方向Aと称し、軸方向における可動接触子部20側、すなわち、図1〜3では右方を軸方向Aの他方と称する。また、本実施形態では、対向接触子部10は、密閉容器30に固定されているため、固定接触子部とも称されうる。
密閉容器30の内面からは、径方向の内方に向けて、支持部材31が突出している。対向接触子部10は、支持部材31を介して密閉容器30に固定されている。支持部材31は、密閉容器30と対向接触子部10とを絶縁している。よって、支持部材31は、絶縁支持部材とも称されうる。
可動接触子部20は、操作ロッド40と接続されている。操作ロッド40は、中心軸Axを中心として軸方向Aに沿って延びる円筒状に構成され、中心軸Axに沿って往復動可能に構成されている。操作ロッド40は、不図示の駆動装置によって、軸方向Aに沿って動かされる。可動接触子部20は、操作ロッド40と連動して軸方向Aに移動する。操作ロッド40が対向接触子部10に近付く方向、すなわち軸方向Aへ動くと、図1に示すように、対向接触子部10と可動接触子部20とが接続状態となる。操作ロッド40が対向接触子部10から離れる方向、すなわち軸方向Aの他方に動くと、図2,3に示すように、対向接触子部10と可動接触子部20とが遮断状態となる。また、操作ロッド40は、消弧性ガスの排出管としても機能する。すなわち、消弧性ガスは、軸方向Aの端部から操作ロッド40の筒内に入り、当該筒内を経由し、開口部21bを介して流出することができる。
対向接触子部10は、対向アーク接触子11および対向通電接触子12を有する。また、可動接触子部20は、可動アーク接触子21および可動通電接触子22を有する。対向アーク接触子11と可動アーク接触子21とが軸方向Aに互いに対向し、接続状態で電気的に接続される。また、対向通電接触子12と可動通電接触子22とが軸方向Aに互いに対向し、接続状態で電気的に接続される。なお、対向接触子部10が密閉容器30に固定されている場合、対向アーク接触子11は、固定アーク接触子とも称され、対向通電接触子12は、固定通電接触子とも称されうる。
対向アーク接触子11は、棒状の導体であり、中心軸Axを中心として軸方向Aに沿って延びている。対向接触子部10の排気筒13内には、軸方向Aと直交する円板状の遮蔽壁14が設けられている。対向アーク接触子11は、遮蔽壁14上で軸方向Aの他方に向けて、中心軸Axに沿って突出している。
可動アーク接触子21は、筒状の導体であり、中心軸Axを中心として軸方向Aに沿って延びている。本実施形態では、一例として、可動アーク接触子21は、操作ロッド40と一体化されている。可動アーク接触子21の軸方向Aの端部には、円形の貫通孔21aが設けられている。貫通孔21aが設けられている端部は、軸方向Aに沿って延びる複数の不図示のスリットによって、軸方向Aに沿って延びる複数の指状電極に分割されている。複数の指状電極の端部は、対向アーク接触子11の外周面よりも狭い直径の円に沿って並んでいる。操作ロッド40の移動に伴って、可動アーク接触子21は、対向アーク接触子11に近付き、図1に示すように、対向アーク接触子11が貫通孔21a内に挿入される。これにより、複数の指状電極は、対向アーク接触子11の外周面に押されて径方向の外方に広がり、指状電極の弾性力によって、対向アーク接触子11の外周面と接触する。
対向アーク接触子11および可動アーク接触子21の先端部は、絶縁ノズル50によって隙間をあけて覆われている。絶縁ノズル50は、例えば、ポリテトラフルオロエチレンなどの耐熱性かつ絶縁性の材料で構成される。本実施形態では、一例として、絶縁ノズル50は、可動接触子部20の軸方向Aの端部に固定され、操作ロッド40およびシリンダ23と一体に軸方向Aに移動する。絶縁ノズル50は、円筒状の外面を有し、中心軸Axを中心として軸方向Aに沿って延びている。絶縁ノズル50は、ノズルの一例である。
絶縁ノズル50には、中心軸Axを中心として軸方向Aに貫通する開口部50aが設けられている。図1に示すように、開口部50aの軸方向Aの中間部分50mには、隙間をあけて対向アーク接触子11が挿入されうる。中間部分50mは、スロートとも称されうる。また、図2,3に示すように、開口部50aの、中間部分50mと熱パッファ室25との間には、隙間をあけて可動アーク接触子21が挿入されている。この隙間によって、中間部分50mと熱パッファ室25との間の消弧性ガスの通路50pが構成されている。また、中間部分50mと、絶縁ノズル50の軸方向Aの端部との間では、当該端部に向かうにつれて直径が広がる円錐面状の拡径部が構成されている。図3に示すように、この拡径部によって、中間部分50mと排気筒13内との間の消弧性ガスの通路50sが構成されている。開口部50aは、空間の一例である。
対向通電接触子12は、筒状の導体であり、中心軸Axを中心として軸方向Aに沿って延びている。対向通電接触子12は、排気筒13の軸方向Aの他方の端部の外周面に、接合されている。対向通電接触子12の長手方向の対向通電接触子12の開口縁は、径方向の内側に突出している。
可動通電接触子22は、筒状の導体であり、中心軸Axを中心として軸方向Aに沿って延びている。可動接触子部20は、操作ロッド40を収容する円筒状のシリンダ23を有している。可動通電接触子22は、シリンダ23の軸方向Aの端部に、接合されている。操作ロッド40の移動に伴って、可動通電接触子22は、対向通電接触子12に近付き、図1に示すように、対向通電接触子12内に挿入される。対向通電接触子12の開口縁の内径と可動通電接触子22の外径とは略一致しており、可動通電接触子22が対向通電接触子12内に挿入された状態で、対向通電接触子12と可動通電接触子22とが電気的に接続される。
上述した構成では、接続状態の後の遮断状態においては、図2,3に示すように、絶縁ノズル50の開口部50a内で、対向アーク接触子11と可動アーク接触子21との間に、アーク放電Adが生じる。発生したアーク放電Adは、消弧性ガスの流れによって消弧される。以下、消弧性ガスの流れは、単にガス流とも称されうる。
ガス流は、シリンダ23内で生成される。シリンダ23は、筒状の導体であり、中心軸Axを中心として軸方向Aに沿って延びている。シリンダ23は、操作ロッド40と固定されている。すなわち、操作ロッド40の移動に伴って、シリンダ23も移動する。
シリンダ23と操作ロッド40との間には、円環状の空間が設けられている。この円環状の空間が、径方向に延びる隔壁24によって軸方向Aに仕切られることにより、熱パッファ室25と機械パッファ室26とが構成されている。アーク放電Adに吹き付けられるガス流は、熱パッファ室25および機械パッファ室26において生成される。隔壁24には、複数の貫通孔24aが設けられている。消弧性ガスは、複数の貫通孔24aを介して、熱パッファ室25と機械パッファ室26との間で往来することができる。熱パッファ室25および機械パッファ室26は、蓄圧部の一例であり、蓄圧空間とも称されうる。
熱パッファ室25では、図2に示されるような対向アーク接触子11と可動アーク接触子21との間のアーク放電Adによって生じた熱エネルギによって、消弧性ガスの圧力が高められる。具体的には、図2中に矢印で示すように、アーク放電Adの熱エネルギによって生じた圧力波が熱パッファ室25に導入され、これにより、熱パッファ室25内の圧力が高まる。
機械パッファ室26の、隔壁24の反対側には、密閉容器30と固定されたピストン27が位置されている。ピストン27は、シリンダ23および操作ロッド40と軸方向Aに相対的にスライド可能に、シリンダ23内に収容されている。図2,3を図1と比較すれば明らかとなるように、シリンダ23および操作ロッド40が軸方向Aの他方に移動すると、隔壁24とピストン27との間の距離が縮まって、機械パッファ室26の容積が小さくなる。このような機械パッファ室26の容積の縮小によって、機械パッファ室26内の消弧性ガスの圧力が高められる。なお、ピストン27には、所定値以上の圧力で開弁するリリーフ弁28が設けられている。リリーフ弁28によって機械パッファ室26内の所定値以上の圧力の上昇が抑制されている。
図2に示すように、対向アーク接触子11と可動アーク接触子21との間にアーク放電Adが生じると、絶縁ノズル50の通路50pを介して、消弧性ガスの圧力波が熱パッファ室25へ導入され、熱パッファ室25内の圧力が高まる。また、上述したようにシリンダ23および操作ロッド40とピストン27との相対的な移動に伴って、機械パッファ室26の圧力が高まる。図3に示すように、これらの圧力の高まりに応じて、機械パッファ室26内の消弧性ガスは、貫通孔24aを介して熱パッファ室25へ流れ、熱パッファ室25内の消弧性ガスとともに、絶縁ノズル50内の通路50pを介してアーク放電Adに作用し、アーク放電Adを消弧する。
排気筒13は、円筒部13aと、円錐部13bとを有する。円筒部13aは、排気筒13のうち軸方向A側に位置されている。また、円錐部13bは、排気筒13のうち軸方向Aの他方側に位置されている。円錐部13bは、円筒部13aから可動接触子部20側の端部13cに向かうにつれて徐々に細くなるよう構成されている。円錐部13bは、ディフューザとも称されうる。
図4〜7に示すように、排気筒13内には、遮蔽壁14,15が設けられている。遮蔽壁14は、軸方向Aと直交した円板状に構成されている。遮蔽壁14は、排気筒13の内面から径方向内方に突出した支持部16によって、内面と隙間Gをあけた状態で支持されている。支持部16は、例えば、棒状や板状に構成される。図5に示すように、本実施形態では、遮蔽壁14は、二つの支持部16によって支持されているが、支持部16の数は、一つでも良いし三つ以上の複数であってもよい。遮蔽壁14は、遮蔽部の一例である。なお、遮蔽壁14は、遮蔽板とも称されうる。
遮蔽壁15は、中心軸Axを中心として軸方向Aに沿って延びた円筒状に構成されている。遮蔽壁15は、遮蔽壁14の径方向の外方の端部から、排気筒13の端部13cに向けて軸方向Aの他方へ延びている。遮蔽壁15は、排気筒13の端部13c、すなわち開口縁と接している。すなわち、遮蔽壁15と円錐部13bとの間の空間は、端部13cでほぼ塞がれている。なお、遮蔽壁15は、円筒状以外の筒状、例えば、多角形断面の筒状等であってもよい。遮蔽壁15は、遮蔽部の一例である。遮蔽壁15は、遮蔽筒とも称されうる。
図1,2から明らかとなるように、絶縁ノズル50は、遮蔽壁15内に挿入され、遮蔽壁15内を軸方向Aに沿って移動する。また、遮蔽壁15の内面と絶縁ノズル50の外面との間には、比較的狭いクリアランスが設けられている。これにより、遮蔽壁15と絶縁ノズル50との間の隙間から消弧性ガスが漏れるのが抑制されている。遮蔽壁15の内面は、絶縁ノズル50を案内する案内部の一例である。
遮蔽壁15には、貫通孔15aが設けられている。この貫通孔15aを介して、遮蔽壁15の内側の空間と遮蔽壁15の外側の空間とが繋がっている。図1に示すように、貫通孔15aは、可動接触子部20の軸方向Aへの移動量が最大の状態、すなわち、遮蔽壁15と絶縁ノズル50とが互いに重なり合う長さが最大の状態でも開口されるよう、設けられている。
したがって、図3に示すように、絶縁ノズル50からの消弧性ガスは、排気筒13内で、遮蔽壁15の内側の空間から、貫通孔15aを経由して、遮蔽壁15の外側の空間へ流れる。さらに、消弧性ガスは、排気筒13内で、遮蔽壁15の外側の空間から、隙間Gを経由して、円筒部13aの内側の空間へ流れ、排気筒13の端部13dから密閉容器30内へ排出される。このように、遮蔽壁14,15は、排気筒13内において、隙間Gや貫通孔15aを介しての消弧性ガスの流れを許容している。隙間Gや貫通孔15aは、消弧性ガスの通路である。なお、隙間Gは、支持部16を含む遮蔽壁14に設けられた開口部であると言うこともできる。
このような構成において、消弧性ガスが絶縁ノズル50から排気筒13内へ急激に流れ込むと、排気筒13内で消弧性ガスの圧力が急激に上昇し、圧力波が生じる虞がある。圧力波により消弧性ガスのスムーズな流れが阻害されると、消弧性ガスによるアーク放電Adの消弧が、よりスムーズにあるいはより確実に行われ難くなる虞がある。この点、本実施形態によれば、遮蔽壁14,15が適宜にガス流の抵抗要素として作用するため、遮蔽壁14,15が無い場合に比べて、排気筒13内での圧力の急激な上昇が抑制され、圧力波の発生が緩和されうる。本実施形態では、遮蔽壁14,15によって、排気筒13内に消弧性ガスの屈曲した通路が構成されている。よって、遮蔽壁14,15は、屈曲通路構成部や、ラビリンス構成部とも称されうる。なお、板状の遮蔽壁14は、その効果が得られる範囲で軸方向Aと交差していればよく、完全に直交している必要は無い。また、筒状の遮蔽壁15は、その効果が得られる範囲で軸方向Aに沿っていればよく、断面形状や直径が軸方向Aに沿う全範囲において一定である必要は無い。
また、円筒部13aで圧力波が生じた場合にあっては、圧力波が絶縁ノズル50側へ伝播し、消弧性ガスの絶縁ノズル50から排気筒13への流れが妨げられる虞がある。この点、本実施形態によれば、遮蔽壁14,15によって、圧力波が円筒部13aから絶縁ノズル50側へ伝播するのを抑制することができる。よって、本実施形態によれば、消弧性ガスによるアーク放電Adの消弧が、よりスムーズにあるいはより確実に行われうる。
また、本実施形態では、遮蔽壁15は、絶縁ノズル50を軸方向Aに案内する案内部として機能する。よって、本実施形態によれば、絶縁ノズル50が中心軸Axから離れたり傾いたりするのが抑制されうる。また、本実施形態では、絶縁ノズル50は遮蔽壁15内にクリアランスをあけて軸方向Aに移動可能に収容されている。よって、例えば、直径差で数マイクロメートルなど、クリアランスを比較的狭く設定することにより、絶縁ノズル50の外周に沿った消弧性ガスの漏れを抑制することができる。よって、本実施形態によれば、消弧性ガスによるアーク放電Adの消弧が、より確実にあるいはより効率良く行われうる。
また、本実施形態では、遮蔽壁15に、複数の貫通孔15aが設けられている。よって、比較的簡素な構成によって、排気筒13内で消弧性ガスの流れを許容しながら適宜に遮蔽でき、ひいては圧力波の発生や伝播を抑制できる。
なお、上記実施形態では、可動接触子部20のみが、密閉容器30に対して軸方向Aに移動可能に構成されたが、対向接触子部10も、軸方向Aに移動可能に構成されてもよい。また、熱パッファ室25と機械パッファ室26とは、一体化されてもよいし、熱パッファ室25および機械パッファ室26のうちいずれか一方のみが設けられてもよい。
<第1実施形態の変形例>
また、図8に示される変形例のように、遮蔽壁15には、軸方向Aに沿って複数の貫通孔15aが設けられうる。また、図9,10のそれぞれに示される変形例のように、遮蔽壁15には、周方向に沿って複数の貫通孔15aが設けられうる。なお、貫通孔15aの数は、これらの例には限定されない。
また、図11の変形例では、遮蔽壁15には、軸方向Aに沿って三つの貫通孔15a(貫通孔15a1,15a2,15a3)が設けられている。貫通孔15a1は、遮蔽壁14と隣接して設けられている。貫通孔15a2は、貫通孔15a1よりも遮蔽壁14から離れて位置され、その開口面積が貫通孔15a1よりも小さい。また、貫通孔15a3は、貫通孔15a1,15a2よりも遮蔽壁14から離れて位置され、その開口面積が貫通孔15a2よりも大きい。貫通孔15a1の開口面積と貫通孔15a3の開口面積は、略同等であってもよいが、異なる大きさであってもよい。
絶縁ノズル50から排気筒13内に当初到来したガス流は、遮蔽壁15の内側から貫通孔15a3を介して遮蔽壁15の外側へ流れる。本実施形態では、貫通孔15a3の開口面積が、貫通孔15a2の開口面積よりも大きいため、ガス流は、当初貫通孔15a3を介して遮蔽壁15の外側へよりスムーズに流れることができる。また、絶縁ノズル50から排気筒13内へのガス流の流量が増大すると、遮蔽壁15の内側の遮蔽壁14に近い領域で圧力が高まりやすい。本実施形態では、遮蔽壁14に近い貫通孔15a1の開口面積が、貫通孔15a2の開口面積よりも大きいため、ガス流は、遮蔽壁15の内側の遮蔽壁14に近い領域から貫通孔15a1を介して遮蔽壁15の外側へよりスムーズに流れることができる。
また、図8,11のように、遮蔽壁15に複数の貫通孔15aが設けられた場合にあっては、貫通孔15aの開口面積が小さすぎると、貫通孔15aにおけるガス流の通流抵抗が大きくなって、消弧効率が低下する。一方、貫通孔15aの開口面積が大きすぎると、消弧性ガスが貫通孔15aを通過する際に当該貫通孔15aの縁で剥離による渦が生じ、この渦によりガス流の通流抵抗が大きくなって、消弧効率が低下する。その具体例を説明するための図12では、横軸は、軸方向の開口比αである。軸方向の開口比αとは、複数(m個)の貫通孔15aの軸方向Aに沿った1列における値であって、複数の貫通孔15aの開口高さhの合計値Σh(=h1+h2+・・・+hm)の、遮蔽壁15の高さHに対する比である。なお、図11の例では、m=3である。また、縦軸は、流量比Fである。流量比Fは、遮蔽壁15に設けられた複数の貫通孔15aを通過するガス流の流量の、絶縁ノズル50から流出するガス流の合計流量に対する比である。なお、第1実施形態では、蓄圧部は、熱パッファ室25および機械パッファ室26である。発明者らの鋭意研究により、図12に示すように、0.2≦α≦0.4において流量比Fが0.8以上となり、効率良く消弧できることが判明した。
また、発明者らの鋭意研究により、周方向の開口比βについても、効率良く消弧できる範囲があることが判明した。すなわち、周方向の開口比βは、図13に示すような複数(n個)の貫通孔15aの周方向に沿った1列における値であって、複数の貫通孔15aの開口幅cの合計値Σc(=c1+c2+・・・+cn)の、遮蔽壁15の外周長さCに対する比である。なお、図13の例では、n=4である。発明者らの鋭意研究により、β≧2/3の場合に流量比Fが0.8以上となり、効率良く消弧できることが判明した。なお、図12は、β≧2/3の場合の特性を示している。また、軸方向の開口比αおよび周方向の開口比βに対する流量比Fの特性は、貫通孔15aの形状が長方形状や、楕円形状、円形状等の場合において、同様であることが判明している。
また、図14に示される変形例では、遮蔽壁14には、遮蔽壁15よりも径方向外方に向けて張り出したフランジ状の張出部14aが設けられている。本実施形態では、張出部14aは、遮蔽壁15の一周にわたって径方向外方に突出した円環状に構成されている。なお、張出部14aは、部分的に切り欠かれていてもよいし、張出部14aの周縁部には、周期的あるいはランダムな凹凸形状が設けられてもよい。図14の変形例では、張出部14aによって、ガス流が張出部14aの径方向外方を迂回するため、円筒部13a内で圧力が急激に上昇するのがより一層抑制されるとともに、円筒部13a内で生じた圧力波が絶縁ノズル50側へ伝播するのがより一層抑制される。
また、遮蔽壁14から突出する対向アーク接触子11の根元には、遮蔽壁14から離れるにつれて細くなるテーパ部14bが設けられている。これにより、対向アーク接触子11の根元近傍の渦領域が減る分、消弧性ガスが流れる際の抵抗が減り、消弧性ガスがよりスムーズに流れることができる。よって、消弧性ガスによるアーク放電Adの消弧が、よりスムーズにあるいはより確実に行われうる。なお、テーパ部14bは、径方向内方および遮蔽壁14に近付く方向に凹む曲面状であるのが好ましいが、これには限定されない。
<第2実施形態>
図15に示される本実施形態のガス遮断器1Aも、上記実施形態と同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、当該同様の構成に基づく同様の結果が得られる。ただし、本実施形態では、排気筒13の開口縁側の端部13dと遮蔽壁14との間の距離、本実施形態では、円筒部13aの軸方向Aの長さSが、排気筒13に生じる圧力波の波長よりも短い。よって、本実施形態によれば、円筒部13aすなわち排気筒13の内部に圧力波が生じ難いか、あるいは生じない。したがって、本実施形態によれば、消弧性ガスによるアーク放電Adの消弧が、よりスムーズにあるいはより確実に行われうる。
<第3実施形態>
図16に示される本実施形態のガス遮断器1Bも、上記実施形態と同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、当該同様の構成に基づく同様の結果が得られる。ただし、本実施形態では、排気筒13の出口側、可動接触子部20から遠い側、図16では左側の端部13dの内側に、別の遮蔽壁17が設けられている。遮蔽壁17は、軸方向Aと直交した円板状に構成されている。遮蔽壁17は、排気筒13の端部13dの内面から径方向内方に突出した不図示の支持部によって、内面と円環状の隙間G2をあけた状態で支持されている。遮蔽壁17によって、円筒部13aで生じた圧力波の反射ひいては円筒部13aにおける圧力波(反射波)の往復が抑制される。よって、本実施形態によれば、圧力波によって消弧性ガスのスムーズな流れが阻害されるのが、抑制されうる。したがって、消弧性ガスによるアーク放電Adの消弧が、よりスムーズにあるいはより確実に行われうる。なお、遮蔽壁17は、その効果が得られる範囲で軸方向Aと交差していればよく、完全に直交している必要は無い。また、発明者らの鋭意研究により、遮蔽壁14または遮蔽壁15の直径D1が、遮蔽壁17の直径D2以下であると、遮蔽壁17による効果がより確実に得られることが判明している。遮蔽壁17は、遮蔽部の一例であるとともに、第三の遮蔽壁の一例である。
<第4実施形態>
図17に示される本実施形態のガス遮断器1Cも、上記実施形態と同様の構成を備えている。よって、本実施形態によっても、当該同様の構成に基づく同様の結果が得られる。ただし、本実施形態では、遮蔽壁15が、上記実施形態や変形例よりも長く、遮蔽壁15の可動接触子部20から遠い側、図17では左側の端部が、円筒部13a内に位置され、遮蔽壁15が、円筒部13aと円錐部13bとに跨っている。このような構成によっても、上記実施形態や変形例と同様の効果が得られる。また、図示されないが、遮蔽壁14および遮蔽壁15は、円錐部13b内のみに配置されてもよい。
以上、本発明の実施形態および変形例を例示したが、上記実施形態や変形例は一例であって、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態や変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、各実施形態や各変形例の構成や形状は、部分的に入れ替えて実施することも可能である。また、各構成や形状等のスペック(構造や、種類、方向、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜に変更して実施することができる。
1,1A,1B,1C…ガス遮断器、10…対向接触子部(対向部)、11…対向アーク接触子、13…排気筒、14…遮蔽壁(第一の遮蔽壁、遮蔽部)、14a…張出部、14b…テーパ部、15…遮蔽壁(第二の遮蔽壁、遮蔽部、案内部)、15a…貫通孔、15a1…第一の貫通孔(貫通孔)、15a2…第二の貫通孔(貫通孔)、15a3…第三の貫通孔(貫通孔)、17…遮蔽壁(第三の遮蔽壁、遮蔽部)、20…可動接触子部(可動部)、21…可動アーク接触子、25…熱パッファ室(蓄圧部)、26…機械パッファ室(蓄圧部)、30…密閉容器(容器)、50…絶縁ノズル(ノズル)、50a…開口部(空間)。

Claims (11)

  1. 消弧性ガスが充填された容器と、
    前記容器内に収容され、可動アーク接触子を有し、消弧性ガスの圧力を高める蓄圧部が設けられた可動部と、
    前記容器内に収容され、対向アーク接触子と、排気筒と、前記排気筒内に前記排気筒内での消弧性ガスの流れを許容した状態で設けられた遮蔽部と、を有した対向部と、
    前記容器内に収容され、前記可動アーク接触子と前記対向アーク接触子との間でのアーク放電が生じる空間が設けられたノズルと、
    を備え、
    前記蓄圧部で圧力が高められた消弧性ガスが、前記空間内に流入して前記アーク放電を消弧するとともに、前記排気筒内に流入するよう構成され、
    前記遮蔽部は、前記排気筒の軸方向と交差する第一の遮蔽壁と、前記排気筒の前記可動アーク接触子から遠い側の端部に位置され前記排気筒の軸方向と交差する第三の遮蔽壁と、を有した、ガス遮断器。
  2. 前記遮蔽部は、前記第一の遮蔽壁から前記可動部側に前記排気筒の軸方向に沿って延びる筒状の第二の遮蔽壁を有した、請求項1に記載のガス遮断器。
  3. 消弧性ガスが充填された容器と、
    前記容器内に収容され、可動アーク接触子を有し、消弧性ガスの圧力を高める蓄圧部が設けられた可動部と、
    前記容器内に収容され、対向アーク接触子と、排気筒と、前記排気筒内に前記排気筒内での消弧性ガスの流れを許容した状態で設けられた遮蔽部と、を有した対向部と、
    前記容器内に収容され、前記可動アーク接触子と前記対向アーク接触子との間でのアーク放電が生じる空間が設けられたノズルと、
    を備え、
    前記蓄圧部で圧力が高められた消弧性ガスが、前記空間内に流入して前記アーク放電を消弧するとともに、前記排気筒内に流入するよう構成され、
    前記遮蔽部は、前記排気筒の軸方向と交差する第一の遮蔽壁と、前記第一の遮蔽壁から前記可動部側に前記排気筒の軸方向に沿って延びる筒状の第二の遮蔽壁と、を有し、
    前記第二の遮蔽壁には、複数の貫通孔が設けられ、
    前記複数の貫通孔は、
    前記第一の遮蔽壁と隣接した第一の貫通孔と、
    前記第一の貫通孔よりも前記第一の遮蔽壁から離れて位置し前記第一の貫通孔よりも開口面積が小さい第二の貫通孔と、
    前記第二の貫通孔よりも前記第一の遮蔽壁から離れて位置し前記第二の貫通孔よりも開口面積が大きい第三の貫通孔と、を含む、ガス遮断器。
  4. 消弧性ガスが充填された容器と、
    前記容器内に収容され、可動アーク接触子を有し、消弧性ガスの圧力を高める蓄圧部が設けられた可動部と、
    前記容器内に収容され、対向アーク接触子と、排気筒と、前記排気筒内に前記排気筒内での消弧性ガスの流れを許容した状態で設けられた遮蔽部と、を有した対向部と、
    前記容器内に収容され、前記可動アーク接触子と前記対向アーク接触子との間でのアーク放電が生じる空間が設けられたノズルと、
    を備え、
    前記蓄圧部で圧力が高められた消弧性ガスが、前記空間内に流入して前記アーク放電を消弧するとともに、前記排気筒内に流入するよう構成され、
    前記遮蔽部は、前記排気筒の軸方向と交差する第一の遮蔽壁と、前記第一の遮蔽壁から前記可動部側に前記排気筒の軸方向に沿って延びる筒状の第二の遮蔽壁と、を有し、
    前記軸方向に沿った複数の貫通孔をそれぞれ含む複数の列が、前記排気筒の周方向に間隔をあけて設けられ、
    前記列における、前記複数の貫通孔の前記軸方向に沿った高さの合計値の、前記第二の遮蔽壁の前記軸方向の高さに対する開口比が、0.2以上0.4以下である、ガス遮断器。
  5. 前記第二の遮蔽壁に、前記複数の貫通孔が設けられた、請求項に記載のガス遮断器。
  6. 前記複数の貫通孔は、
    前記第一の遮蔽壁と隣接した第一の貫通孔と、
    前記第一の貫通孔よりも前記第一の遮蔽壁から離れて位置し前記第一の貫通孔よりも開口面積が小さい第二の貫通孔と、
    前記第二の貫通孔よりも前記第一の遮蔽壁から離れて位置し前記第二の貫通孔よりも開口面積が大きい第三の貫通孔と、を含む、
    請求項5に記載のガス遮断器。
  7. 前記第一の遮蔽壁は、前記第二の遮蔽壁よりも前記排気筒の径方向外方に向けて張り出した張出部を有した、請求項2〜6のうちいずれか一つに記載のガス遮断器。
  8. 前記ノズルは、前記可動部に設けられ、
    前記第二の遮蔽壁は、前記ノズルの移動を案内する案内部を有した、請求項2〜7のうちいずれか一つに記載のガス遮断器。
  9. 前記対向アーク接触子は、前記第一の遮蔽壁から突出した、請求項2〜のうちいずれか一つに記載のガス遮断器。
  10. 前記対向アーク接触子の根元に、前記第一の遮蔽壁から離れるにつれて細くなるテーパ部を有した、請求項に記載のガス遮断器。
  11. 前記排気筒の軸方向の長さは、前記排気筒内で生じた圧力波の波長よりも短い、請求項1〜10のうちいずれか一つに記載のガス遮断器。
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