JP6472362B2 - ガスタービン用ケーシング及びガスタービン - Google Patents

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Description

本発明は、ケーシング内に圧縮機と燃焼器とタービンが収容されて構成されるガスタービンにおいて、このガスタービン用ケーシング及びガスタービンに関するものである。
例えば、ヘリコプターやジェット機などの航空機エンジンとしてガスタービンが使用されている。この航空用のガスタービンは、圧縮機と燃焼器とタービンにより構成されている。そのため、空気取入口から取り込まれた空気を圧縮機により圧縮することで高温・高圧の圧縮空気を生成し、燃焼器によりこの圧縮空気に対して燃料を供給して燃焼することで高温・高圧の燃焼ガスを生成し、この燃焼ガスによりタービンを駆動する。そして、ヘリコプターの場合、このタービンの駆動力によりロータを回転し、ジェット機の場合、排気ガスのエネルギにより推力を得る。
航空用のガスタービンを構成する圧縮機と燃焼器とタービンは、円筒形状をなすケーシング内に収容されている。このケーシングは、例えば、圧縮機を収容する第1ケーシングと、燃焼器を収容する第2ケーシングと、タービンを収容する第3ケーシングとを有し、3つのケーシングが直列に連結されて構成されている。この場合、各ケーシングは、円筒形状をなすケース本体の端部にリング形状をなすフランジ部が設けられ、各フランジ部同士が密着した状態で複数のボルトにより締結されることで連結される。
ところで、航空用のガスタービンの運転時に、ケーシングは、内部に高温の燃焼ガスや排気ガスが流れることから高温となる。そして、ケーシングは、外部が低温の外気にさらされ、内部が高温のガスに接触する。そのため、航空用のガスタービンは、起動時や停止時に、急激な温度変化が発生して外部と内部で温度差が大きくなり、大きな熱応力が発生し、それに伴う熱変形量も大きくなる。特に、ケーシング連結部では、ケーシング本体とフランジ部における外周部との温度勾配が大きくなり、フランジ部のボルト孔や外周部で降伏応力を超える高い応力が発生し、起動と停止を繰り返すことでフランジ部に作用する低サイクル疲労により寿命が大幅に低下してしまう。
このような課題を解決するものとして、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。この特許文献1に記載された配管のフランジ構造は、配管のフランジの外周部に、フランジの半径方向内側に向けて窪む複数の切欠部をフランジの周方向に間隔を隔てて形成するものである。
特開2012−021618号公報
上述した特許文献1では、配管のフランジの外周部に複数の切欠部を所定の間隔を隔てて形成し、フランジの半径方向の幅寸法に対し各切欠部の間口寸法を2から3倍とし、切欠部相互の間隔をフランジの幅寸法以下とし、各切欠部におけるフランジの外周部から半径方向内側へ入り込む深さ寸法をフランジの幅寸法の2分の1以上としている。ところが、この特許文献1は、単なる配管のフランジ部に関するものであり、ボルト孔を考慮したものとなっていない。
本発明は上述した課題を解決するものであり、フランジ部に発生する熱応力を低減することで寿命の延長や信頼性の向上を図るガスタービン用ケーシング及びガスタービンを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明のガスタービン用ケーシングは、圧縮機と燃焼器とタービンが収容されるガスタービン用ケーシングにおいて、円筒形状をなして軸方向の端部にリング形状をなす第1フランジ部が設けられると共に前記第1フランジ部に周方向に沿って複数の第1連結孔が設けられる第1ケーシングと、前記第1フランジ部における外周部で且つ前記複数の第1連結孔の間に設けられる複数の第1切欠部と、円筒形状をなして軸方向の端部にリング形状をなす第2フランジ部が設けられると共に前記第2フランジ部に周方向に沿って複数の第2連結孔が設けられる第2ケーシングと、前記第2フランジ部における外周部で且つ前記複数の第2連結孔の間に設けられる複数の第2切欠部と、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部が密着した状態で前記第1連結孔と前記第2連結孔を貫通して締結される複数の締結ボルトと、を備え、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部における径方向長さをHとし、前記第1切欠部及び前記第2切欠部における径方向長さをLとすると、第1径方向割合L/Hが0.09から0.11に設定される、ことを特徴とするものである。
従って、各ケーシングの各フランジ部における外周部で各連結孔の間に複数の第2切欠部を設けることで、ケーシングの外部と内部での温度差により熱応力が発生しても、この発生する熱応力の増大を抑制することができる。そして、フランジ部における径方向長さと切欠部における径方向長さとの関係を最適値とすることで、フランジ部に発生する熱応力を低減して寿命を延長することができると共に、信頼性を向上することができる。
本発明のガスタービン用ケーシングでは、前記第1径方向割合L/Hの設定値は、第1連結孔及び前記第2連結孔に作用する最大応力と、前記第1切欠部及び前記第2切欠部に作用する最大応力が予め設定された基準値以下になるように設定されることを特徴としている。
従って、各連結孔に作用する最大応力と各切欠部に作用する最大応力が基準値以下になるように第1径方向割合L/Hを設定することで、連結孔や切欠部に作用する応力を低減することができる。
本発明のガスタービン用ケーシングでは、前記第1ケーシング及び前記第2ケーシングの内径をRとすると、第2径方向割合H/Rが0.254から0.258に設定されることを特徴としている。
従って、各フランジ部の径方向長さと各ケーシングの内径との関係を最適値とすることで、フランジ部に発生する熱応力を低減して寿命を延長することができると共に、信頼性を向上することができる。
本発明のガスタービン用ケーシングでは、前記第2径方向割合H/Rの設定値は、前記第1連結孔及び前記第2連結孔に作用する最大応力と、前記第1切欠部及び前記第2切欠部に作用する最大応力が予め設定された基準値以下になるように設定されることを特徴としている。
従って、各連結孔に作用する最大応力と各切欠部に作用する最大応力が基準値以下になるように第2径方向割合H/を設定することで、連結孔や切欠部に作用する応力を低減することができる。
本発明のガスタービン用ケーシングでは、前記第1ケーシング及び前記第2ケーシングの内径Rと、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部における径方向長さHと、前記第1ケーシング及び前記第2ケーシングの中心から前記第1連結孔及び前記第2連結孔の中心までの径方向長さDは、前記圧縮機と前記燃焼器と前記タービンの設計仕様により設定されることを特徴としている。
従って、圧縮機と燃焼器とタービンの設計仕様により、ケーシングの内径と、フランジ部における径方向長さと、ケーシングの中心から連結孔の中心までの径方向長さを設定し、これに基づいて第1径方向割合L/Hや第2径方向割合H/Rの設定値を設計することで、第1径方向割合L/Hや第2径方向割合H/Rを容易に設定することができる。
本発明のガスタービン用ケーシングでは、航空用エンジンのケーシングに用いられることを特徴としている。
従って、航空用エンジンのケーシングのフランジ部に発生する熱応力を低減して寿命を延長することができると共に、信頼性を向上することができる。
また、本発明のガスタービンは、前記ガスタービン用ケーシングと、前記ケーシング内に収容される圧縮機と、前記ケーシング内に収容される燃焼器と、前記ケーシング内に収容されるタービンと、を備えることを特徴とするものである。
従って、フランジ部における径方向長さと切欠部における径方向長さとの関係を最適値とすることで、フランジ部に発生する熱応力を低減して寿命を延長することができると共に、信頼性を向上することができる。
本発明のガスタービン用ケーシング及びガスタービンによれば、第1径方向割合L/Hを0.09から0.11に設定するので、フランジ部における径方向長さと切欠部における径方向長さとの関係を最適値とすることで、フランジ部に発生する熱応力を低減して寿命を延長することができると共に、信頼性を向上することができる。
図1は、第1実施形態の航空用エンジンを表す概略構成図である。 図2は、第1実施形態の航空用エンジンのケーシングを表す要部拡大図である。 図3は、ケーシングの連結部を表す概略図である。 図4は、ケーシングの連結部を表す図3のIV−IV断面図である。 図5は、第1径方向割合L/Hに対する連結部の最大応力を表すグラフである。 図6は、第1ケーシングのフランジ部を表す斜視図である。 図7は、第2ケーシングのフランジ部を表す斜視図である。 図8は、第2実施形態の航空用エンジンのケーシングにおける第2径方向割合H/Rに対する連結部の最大応力を表すグラフである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るガスタービン用ケーシング及びガスタービンの好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の航空用エンジンを表す概略構成図である。
第1実施形態において、図1に示すように、ガスタービンとしての航空用エンジン10は、ファンケーシング11と本体ケーシング12とを有し、ファンケーシング11内にファン13が収容され、本体ケーシング12内に圧縮機14と燃焼器15とタービン16が収容されて構成されている。
ファン13は、回転軸21の外周部に複数のファンブレード22が装着されて構成されている。圧縮機14は、低圧コンプレッサ23と高圧コンプレッサ24とを有している。燃焼器15は、圧縮機14より圧縮空気の長方向の下流側に配置され、周方向に複数配置されている。タービン16は、燃焼器15より燃焼ガスの流れ方向の下流側に配置され、高圧タービン25と低圧タービン26とを有している。そして、ファン13の回転軸21と低圧コンプレッサ23とが連結され、低圧コンプレッサ23と低圧タービン26とが第1ロータ軸27により連結されている。また、高圧コンプレッサ24と高圧タービン25とが、第1ロータ軸27の外周側に位置する円筒形状をなす第2ロータ軸28により連結されている。
従って、圧縮機14は、空気取入口から取り込まれた空気が低圧コンプレッサ23と高圧コンプレッサ24における図示しない複数の静翼と動翼を通過することで圧出され、高温・高圧の圧縮空気を生成する。燃焼器15は、この圧縮空気に対して所定の燃料を供給することで燃焼し、高温・高圧の燃焼ガスを生成する。タービン16は、燃焼器15により生成された燃焼ガスが高圧タービン25及び低圧タービン26における図示しない複数の静翼と動翼を通過することで駆動回転する。この場合、低圧タービン26の回転力が第1ロータ軸27により低圧コンプレッサ23に伝達されて駆動する。また、高圧タービン25の回転力が第2ロータ軸28により高圧コンプレッサ24に伝達されて駆動する。その結果、ファン13を駆動することができると共に、タービン16から排出される排気ガスにより推力を得ることができる。
圧縮機14と燃焼器15とタービン16を収容する本体ケーシング12は、複数のケーシングが直列に連結され、複数の締結ボルトにより連結されている。
図2は、第1実施形態の航空用エンジンのケーシングを表す要部拡大図、図3は、ケーシングの連結部を表す概略図、図4は、ケーシングの連結部を表す図3のIV−IV断面図である。
本体ケーシング12は、図2から図4に示すように、第1ケーシング31と第2ケーシング32とを有している。第1ケーシング31は、第1ケーシング本体41と、第1フランジ部42と、複数の第1連結孔43と、複数の第1切欠部44とを有している。第1ケーシング本体41は、円筒形状をなし、第1フランジ部42は、この第1ケーシング本体41における軸方向の一端部にリング形状をなして一体に設けられている。複数の第1連結孔43は、この第1フランジ部42に周方向に沿って所定間隔(等間隔)を空けて設けられ、第1ケーシング本体41の軸方向に貫通する孔である。複数の第1切欠部44は、第1フランジ部42における外周部に周方向に沿って所定間隔(等間隔)を空けて設けられ、第1ケーシング本体41の軸方向に貫通する切欠である。この複数の第1切欠部44は、複数の第1連結孔43の間に設けられている。
第2ケーシング32は、第2ケーシング本体51と、第2フランジ部52と、複数の第2連結孔53と、複数の第2切欠部54とを有している。第2ケーシング本体51は、円筒形状をなし、第2フランジ部52は、この第2ケーシング本体51における軸方向の一端部にリング形状をなして一体に設けられている。複数の第2連結孔53は、この第2フランジ部52に周方向に沿って所定間隔(等間隔)を空けて設けられ、第2ケーシング本体51の軸方向に貫通する孔である。複数の第2切欠部54は、第2フランジ部52における外周部に周方向に沿って所定間隔(等間隔)を空けて設けられ、第2ケーシング本体51の軸方向に貫通する切欠である。この複数の第2切欠部54は、複数の第2連結孔53の間に設けられている。
ここで、第1ケーシング31の第1ケーシング本体41と、第2ケーシング32の第2ケーシング本体51は、対向する各端部の近傍にて、外径及び内径が同径に設定されている。また、第1ケーシング31の第1フランジ部42と複数の第1連結孔43と複数の第1切欠部44は、第2ケーシング32の第2フランジ部52と複数の第2連結孔53と複数の第2切欠部54とは、ほぼ同形状であって、各第1連結孔43及び各第1切欠部44の位置と、各第2連結孔53及び各第2切欠部54との位置が一致している。
第1ケーシング31と第2ケーシング32は、第1フランジ部42と第2フランジ部52とが密着した状態で、複数の締結ボルト33が各第1連結孔43及び各第2連結孔53をそれぞれ貫通し、複数のナット34が螺合して締結されることで連結されている。
第1実施形態にて、第1ケーシング31(第1ケーシング本体41、第1フランジ部42)及び第2ケーシング32(第2ケーシング本体51、第2フランジ部52)の内径Rと、第1フランジ部42及び第2フランジ部52における径方向長さをHと、第1ケーシング31(第1ケーシング本体41)及び第2ケーシング32(第2ケーシング本体51)の中心から第1連結孔43及び第2連結孔53の中心までの径方向長さDは、航空用エンジン10、つまり、圧縮機14と燃焼器15とタービン16の設計仕様により決定される。
そして、第1実施形態では、第1切欠部44及び第2切欠部54における径方向長さをLとするとき、第1径方向割合L/Hが0.09から0.11に設定されている。この場合、第1径方向割合L/Hを0.1に設定することが望ましい。
この第1径方向割合L/Hの設定値は、第1連結孔43及び第2連結孔53に作用する最大応力と、第1切欠部44及び第2切欠部54に作用する最大応力が、予め設定された基準値以下になるように設定される。
即ち、各ケーシング31,32の内径R、各フランジ部42,52の径方向長さH、各ケーシング31,32の中心から各連結孔43,53の中心までの径方向長さDの体格寸法は、エンジン設計仕様から決定される。ここで、フランジ部42,52の内外で温度差が大きくなると、フランジ部42,52の外周部での周方向引張応力が高くなる。そのため、切欠部44,54を設けることで、この周方向引張応力が低減されるが、切欠部44,54により剛性が下がることで、フランジ部42,52の内周部での周方向圧縮応力が高くなる。このフランジ部42,52の外周部での周方向引張応力と内周部での周方向圧縮応力が基準値以下となるように、第1径方向割合L/Hを選定する。
図5は、第1径方向割合L/Hに対する連結部の最大応力を表すグラフ、図6は、第1ケーシングのフランジ部を表す斜視図、図7は、第2ケーシングのフランジ部を表す斜視図である。
図5に表す6個の線は、第1フランジ部42及び第2フランジ部52における各点にて、第1径方向割合L/Hを変化させたときの最大応力を表すものである。図5に表す線Aは、図6に示す第1切欠部44の応力であり、図5に表す線Bは、図6に示す第1連結孔43における外周側の応力であり、図5に表す線Cは、図6に示す第1連結孔43における内周側の応力である。同様に、図5に表す線Dは、図7に示す第2切欠部54の応力であり、図5に表す線Eは、図7に示す第2連結孔53における外周側の応力であり、図5に表す線Fは、図7に示す第2連結孔53における内周側の応力である。
図5のグラフにおいて、第1径方向割合L/Hが増加すると、第1切欠部44の応力A1、第1連結孔43における内周側の応力C1、第2切欠部54の応力D1、第2連結孔53における内周側の応力F1が増加する一方、第1連結孔43における外周側の応力B1、第2連結孔53における外周側の応力E1が減少する。これは、第1径方向割合L/Hが増加、つまり、各切欠部44,54の径方向長さLが長くなると、各フランジ部42,52における外周側の剛性が低下するからであると考えられる。
そして、各応力A1,B1,C1,D1,E1,F1がほぼ同程度となる第1径方向割合L/H=0.09から0.11の範囲S1が良好なものであり、各応力A1,B1,C1,D1,E1,F1が最低値P1で一致する第1径方向割合L/H=0.1が最適なものである。
このように第1実施形態の航空用エンジンのケーシングにあっては、第1フランジ部42と複数の第1連結孔43と複数の第1切欠部44が設けられる第1ケーシング31と、第2フランジ部52と複数の第2連結孔53と複数の第2切欠部54が設けられる第2ケーシング32と、第1フランジ部42と第2フランジ部52が密着した状態で第1連結孔43と第2連結孔53を貫通して締結される複数の締結ボルト33とを備え、第1フランジ部42及び第2フランジ部52における径方向長さをHとし、第1切欠部44及び第2切欠部54における径方向長さをLとしたとき、第1径方向割合L/Hを0.09から0.11に設定している。
従って、各ケーシング31,32の各フランジ部42,52における外周部で各連結孔43,53の間に第2切欠部44,54を設けることで、ケーシング31,32の外部と内部での温度差により熱応力が発生しても、この発生する熱応力の増大を抑制することができる。そして、フランジ部42,52における径方向長さHと切欠部44,54における径方向長さLとの関係を最適値とすることで、フランジ部42,52に発生する熱応力を低減して寿命を延長することができると共に、信頼性を向上することができる。
第1実施形態の航空用エンジンのケーシングでは、第1径方向割合L/Hの設定値を、第1連結孔43及び第2連結孔53に作用する最大応力と、第1切欠部44及び第2切欠部54に作用する最大応力が予め設定された基準値以下になるように設定している。従って、連結孔43,53や切欠部44,54に作用する応力を低減することができる。
第1実施形態の航空用エンジンのケーシングでは、第1ケーシング31及び第2ケーシング32の内径Rと、第1フランジ部42及び第2フランジ部52における径方向長さHと、第1ケーシング31及び第2ケーシング32の中心から第1連結孔43及び第2連結孔53の中心までの径方向長さDを、圧縮機14と燃焼器15とタービン16の設計仕様により設定している。従って、圧縮機14と燃焼器15とタービン16の設計仕様により、ケーシング31,32の内径Rと、フランジ部42,52における径方向長さHと、ケーシング31,32の中心から連結孔43,53の中心までの径方向長さDを設定し、これに基づいて第1径方向割合L/Hや第2径方向割合H/Rの設定値を設計することで、第1径方向割合L/Hや第2径方向割合H/Rを容易に設定することができる。
また、第1実施形態の航空用エンジンにあっては、航空用エンジンの本体ケーシング12と、本体ケーシング12内に収容される圧縮機14と、本体ケーシング12内に収容される燃焼器15と、本体ケーシング12内に収容されるタービン16とを設けている。従って、フランジ部42,52における径方向長さHと切欠部44,54における径方向長さLとの関係を最適値とすることで、フランジ部42,52に発生する熱応力を低減して寿命を延長することができると共に、信頼性を向上することができる。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態の航空用エンジンのケーシングにおける第2径方向割合H/Rに対する連結部の最大応力を表すグラフである。なお、本実施形態の航空用エンジンのケーシングの基本的な構成は、上述した第1実施形態とほぼ同様の構成であり、図2から図4、図6及び図7を用いて説明すると共に、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態にて、図3及び図4に示すように、第1ケーシング31(第1ケーシング本体41、第1フランジ部42)及び第2ケーシング32(第2ケーシング本体51、第2フランジ部52)の内径Rと、第1フランジ42部及び第2フランジ部52における径方向長さをHと、第1ケーシング31(第1ケーシング本体41)及び第2ケーシング32(第2ケーシング本体51)の中心から第1連結孔43及び第2連結孔53の中心までの径方向長さDは、航空用エンジン10、つまり、圧縮機14と燃焼器15とタービン16の設計仕様により決定される。
そして、第2径方向割合H/Rが0.254から0.258に設定されている。この場合、第2径方向割合H/Rを0.256に設定することが望ましい。
第2径方向割合H/Rの設定値は、第1連結孔43及び第2連結孔53に作用する最大応力と、第1切欠部44及び第2切欠部54に作用する最大応力が予め設定された基準値以下になるように設定される。
即ち、各ケーシング31,32の内径R、各フランジ部42,52の径方向長さH、各ケーシング31,32の中心から各連結孔43,53の中心までの径方向長さDの体格寸法は、エンジン設計仕様から決定される。ここで、フランジ部42,52の内外で温度差が大きくなると、フランジ部42,52の外周部での周方向引張応力が高くなる。そのため、切欠部44,54を設けることで、この周方向引張応力が低減されるが、切欠部44,54により剛性が下がることで、フランジ部42,52の内周部での周方向圧縮応力が高くなる。このフランジ部42,52の外周部での周方向引張応力と内周部での周方向圧縮応力が基準値以下となるように、第2径方向割合H/Rの設定値を選定する。
図8に表す6個の線は、第1フランジ部42及び第2フランジ部52における各点にて、第2径方向割合H/Rを変化させたときの最大応力を表すものである。図8に表す線Aは、図6に示す第1切欠部44の応力であり、図8に表す線Bは、図6に示す第1連結孔43における外周側の応力であり、図8に表す線Cは、図6に示す第1連結孔43における内周側の応力である。同様に、図8に表す線Dは、図7に示す第2切欠部54の応力であり、図8に表す線Eは、図7に示す第2連結孔53における外周側の応力であり、図8に表す線Fは、図7に示す第2連結孔53における内周側の応力である。
図8のグラフにおいて、第2径方向割合H/Rが減少すると、第1切欠部44の応力A2、第1連結孔43における外周側の応力B2、第2切欠部54の応力D2、第2連結孔53における外周側の応力E2が減少する一方、第1連結孔43における内周側の応力C2、第2連結孔53における内周側の応力F1が増加する。これは、第2径方向割合H/Rが減少、つまり、各フランジ42,52における径方向長さHが短くなると、各フランジ部42,52における外周側と内周側との温度差が低下し、周方向に発生する熱応力が低下するためと考えられる。
そして、各応力A2,B2,C2,D2,E2,F2がほぼ同程度となる第2径方向割合H/R=0.254から0.258の範囲S2が良好なものであり、各応力A2,B2,C2,D2,E2,F2が最低値P2で一致する第2径方向割合H/R=0.256が最適なものである。
このように第2実施形態の航空用エンジンのケーシングにあっては、第1ケーシング31及び第2ケーシング32の内径をRとしたとき、第2径方向割合H/Rを0.254から0.258に設定している。
従って、各フランジ部42,52の径方向長さHと各ケーシング31,32の内径Rとの関係を最適値とすることで、フランジ部42,52に発生する熱応力を低減して寿命を延長することができると共に、信頼性を向上することができる。
第2実施形態の航空用エンジンのケーシングでは、第2径方向割合H/Rの設定値を、第1連結孔43及び第2連結孔53に作用する最大応力と、第1切欠部44及び第2切欠部54に作用する最大応力が予め設定された基準値以下になるように設定している。従って、連結孔43,53や切欠部44,53に作用する応力を低減することができる。
なお、上出した実施形態では、本発明のガスタービン用ケーシングを航空用エンジンのケーシングとして説明し、ガスタービンを航空用エンジンとして説明したが、本発明のガスタービン用ケーシング及びガスタービンを陸上や船舶などで使用される発電用または推進用のガスタービン用ケーシング及びガスタービンに適用してもよい。
10 航空用エンジン(ガスタービン)
11 ファンケーシング
12 本体ケーシング(ガスタービン用ケーシング)
13 ファン
14 圧縮機
15 燃焼器
16 タービン
21 回転軸
22 ファンブレード
23 低圧コンプレッサ
24 高圧コンプレッサ
25 高圧タービン
26 低圧タービン
27 第1ロータ軸
28 第2ロータ軸
31 第1ケーシング
32 第2ケーシング
33 締結ボルト
34 ナット
41 第1ケーシング本体
42 第1フランジ部
43 第1連結孔
44 第1切欠部
51 第2ケーシング本体
52 第2フランジ部
53 第2連結孔
54 第2切欠部

Claims (7)

  1. 圧縮機と燃焼器とタービンが収容されるガスタービン用ケーシングにおいて、
    円筒形状をなして軸方向の端部にリング形状をなす第1フランジ部が設けられると共に前記第1フランジ部に周方向に沿って複数の第1連結孔が設けられる第1ケーシングと、
    前記第1フランジ部における外周部で且つ前記複数の第1連結孔の間に設けられる複数の第1切欠部と、
    円筒形状をなして軸方向の端部にリング形状をなす第2フランジ部が設けられると共に前記第2フランジ部に周方向に沿って複数の第2連結孔が設けられる第2ケーシングと、
    前記第2フランジ部における外周部で且つ前記複数の第2連結孔の間に設けられる複数の第2切欠部と、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部が密着した状態で前記第1連結孔と前記第2連結孔を貫通して締結される複数の締結ボルトと、
    を備え、
    前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部における径方向長さをHとし、前記第1切欠部及び前記第2切欠部における径方向長さをLとすると、第1径方向割合L/Hが0.09から0.11に設定される、
    ことを特徴とするガスタービン用ケーシング。
  2. 前記第1径方向割合L/Hの設定値は、第1連結孔及び前記第2連結孔に作用する最大応力と、前記第1切欠部及び前記第2切欠部に作用する最大応力が予め設定された基準値以下になるように設定されることを特徴とする請求項1に記載のガスタービン用ケーシング。
  3. 前記第1ケーシング及び前記第2ケーシングの内径をRとすると、第2径方向割合H/Rが0.254から0.258に設定されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガスタービン用ケーシング。
  4. 前記第2径方向割合H/Rの設定値は、前記第1連結孔及び前記第2連結孔に作用する最大応力と、前記第1切欠部及び前記第2切欠部に作用する最大応力が予め設定された基準値以下になるように設定されることを特徴とする請求項3に記載のガスタービン用ケーシング。
  5. 前記第1ケーシング及び前記第2ケーシングの内径Rと、前記第1フランジ部及び前記第2フランジ部における径方向長さHと、前記第1ケーシング及び前記第2ケーシングの中心から前記第1連結孔及び前記第2連結孔の中心までの径方向長さDは、前記圧縮機と前記燃焼器と前記タービンの設計仕様により設定されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のガスタービン用ケーシング。
  6. 航空用エンジンのケーシングに用いられることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のガスタービン用ケーシング。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のガスタービン用ケーシングと、
    前記ケーシング内に収容される圧縮機と、
    前記ケーシング内に収容される燃焼器と、
    前記ケーシング内に収容されるタービンと、
    を備えることを特徴とするガスタービン。
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