JP6472136B2 - 質量計測装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の速度が変化している間にその物品の質量を検出する質量計測装置の零点調整に関する。
ばね秤や電子秤では、重力加速度以外の加速度の影響を排除するため、物品を静止させた状態でその質量を測定している。しかし、最近では、ロボットハンドで物品を移動させる機会が増え、それに伴い、物品を移動させている間に、その質量を測定して、後処理に利用したいという要求がある。
この要求に応えるために、本件出願人は、下記特許文献に開示されるような一連の質量測定装置を開発してきた。この質量測定装置は、物品の速度が変化している間に、その物品に作用する力と加速度から物品の質量を測定することを基本としている。
特開2013−079931号公報 特開2013−174503号公報 特開2013−174570号公報 特開2013−185846号公報 特開2013−185847号公報 特開2013−185848号公報 特開2013−195197号公報 特開2013−195200号公報
この質量測定装置は、物品に作用する力を検出する力センサと、物品を把持するロボットハンドと、物品を加速しながら移動させるロボットアームと、物品に作用する加速度を検出する加速度センサとを備えたものである。そして、ここで使用する力センサは、機械的歪を電気信号に変換して出力する歪みゲージ式ロードセルであるから、使用中にロボットハンドが何かにぶつかって力センサに衝撃が加わると、零点がずれてしまう。また、繰り返し使用によって、あるいは、周囲温度変化によって零点がずれてしまう問題がある。
こうした零点変化は、運転開始前に後述の「ゼロキー」を操作することによって解消することはできるが、この装置は、移動中に物品の質量を測定するものであるため、運転中は、そうした操作ができないという問題があった。
本発明は、こうしたロボットアームに組み込まれた質量測定装置に特有な問題を解決せんとするもので、力センサの零点調整を自動的に行って、計量精度を維持することのできる、使い勝手の良い質量測定装置を提供することを課題とする。
本発明に係る質量測定装置は、移動中の物品に作用する力と加速度から、該物品の質量を測定する質量測定装置であって、
前記物品に作用する力を検出する力センサと、
前記物品に作用する加速度を検出する加速度センサと、
前記各センサの出力を入力する制御部とを備え、
前記制御部は、前記力センサの出力が無負荷であり、前記加速度センサの出力がゼロであるときに、前記力センサの出力を零点として自動更新することを特徴とする。
生産ラインに組み込まれるロボットアームの場合は、運転中であっても、次の物品が送られてくるまで待機する時間帯がある。制御部は、各センサの出力から、そうした時間帯を見つけ、力センサの出力が無負荷であるときに、力センサの零点を自動更新するのである。これにより、運転中にロボットアームを強制的に止めて零点調整を行う必要がないから、連続運転中であっても計量精度を一定に維持することができる。
また、前記制御部は、前記力センサの無負荷状態が所定時間持続しているときに、該力センサの出力を零点として自動更新することを特徴とする。例えば、この種のセンサ出力は、フィルタを介して出力されるから、入力に対して一定の遅れ時間が生ずる。そこで、その遅れ時間が経過し、続く複数回のサンプリングによって力センサの出力が無負荷状態であると確認されれば、そのときに入力した複数回のサンプリングデータの平均値を零点として自動更新するのである。これにより、より確実な零点更新が可能になる。
また、前記制御部は、前記加速度センサの出力に代えて、該加速度センサの移動を制御するコントローラからの信号を入力し、それによって前記加速度センサの出力がゼロと看做せるときは、そのときの力センサの出力を零点として自動更新することを特徴とする。
例えば、ロボットアームが停止しても、加速度センサとロボットアームとの間にバネ系が介在すると、加速度センサは、ロボットアームが静止するまで、バネ系の振動に起因する加速度を検出する。しかし、力センサは、そうした振動をフィルタで除去することができるから、コントローラから停止信号を受け、その後の力センサの無負荷状態が所定時間持続していれば、力センサの出力を零点として記憶更新する。これにより、例えば、ロボットアームが一連の処理を終えて次の物品を待機している僅かな時間帯であっても、力センサの零点更新を行うことができる。
本発明によれば、運転中にロボットアームをわざわざ止めて、力センサの零点調整を行う必要がないから、連続運転中であっても計量精度を一定に維持することができる。したがって、使い勝手の良い質量測定装置を提供することができる。また、制御部は、コントローラからの信号を入力し、それによって加速度センサの出力がゼロと看做せるときは、力センサの出力を零点として自動更新するから、ロボットアームが一連の処理を終えて次の物品を待機している僅かな時間帯であっても零点更新ができる。したがって、ロボットを連続運転していても、計量精度を低下させない効果がある。
本発明の一実施形態に係る質量測定装置と、それが組み込まれたロボットの概略構成図。 他の実施形態に係るロボットハンドの概略構成図。 上記質量測定装置とロボット制御系の構成ブロック図。 零点を自動更新するフローチャートの一例。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)質量測定装置とロボットの基本構成
図1は、本発明の一実施形態に係る質量測定装置10と、それが組み込まれたロボット20の概略構成図を示す。この図において、質量測定装置10は、移動中の物品Qに作用する力を検出する力センサ11と、物品Qに作用する加速度を検出する加速度センサ12とを備える。ロボット20は、ロボットアーム21と、物品Qを把持するロボットハンド22とを備える。
力センサ11としては、例えば、歪みゲージ式ロードセルが使用される。歪ゲージ式ロードセルは、物品Qの負荷によって自由端側が固定端側に対して相対的に変位し、それによってロードセルに生ずる機械的歪を電気信号に変換し、それを負荷された力として出力する。
加速度センサ12としては、例えば、歪みゲージ式ロードセルの他、MEMS型の小型加速度センサ、及び一般的な市販の加速度センサのいずれかが適宜採用される。この加速度センサ12とロボットハンド22が力センサ11の自由端側に取り付けられている。
ロボットアーム21は、ロボットハンド22を3次元的に移動させるもので、その先端部23には、力センサ11の一端が固定されている。このロボットアーム21としては、例えば、多関節ロボットやパラレルリンクロボット等が採用可能である。
ロボットハンド22は、物品Qを把持するもので、図1のロボットハンド22は、モータで駆動されるフィンガータイプの一例を示すが、これに代えて、図2に示すような負圧で物品Qを吸着保持するエアー吸着タイプを使用することができる。図1のフィンガータイプは、物品Qが固形物である場合に適し、図2のエアー吸着タイプは、例えば、袋詰め商品のように、形状が一定しない場合に適する。
図2は、このエアー吸着タイプの概略構成図を示したものである。このタイプは、アルミニウム製の箱Bにシリコンゴム製の蛇腹状の吸着パッドPを取り付けて、吸着パッドPと箱B内とを連通させたものである。このアルミニウム製の箱B内を負圧に保持することにより、各吸着パッドPで物品Qを吸着保持する。また、多数の吸着パッドPで複数の物品Qを同時に把持する場合もあるので、吸着パッドの数、形状、配置等は、物品Qの種類に応じて適宜変更される。したがって、物品Qの種類に応じてロボットハンド22も複数種類用意され、これらを物品Qの種類に応じて使い分けている。
(2)制御系の基本構成
図3は、一実施形態に係る質量測定装置10と、それが組み込まれたロボット20の制御系の構成ブロック図を示す。この図において、質量測定装置10の力センサ11と加速度センサ12は、制御部30に電気的に接続され、力センサ11からは、物品Qに作用する力が検出信号として制御部30に入力され、加速度センサ12からは、物品Qに作用する加速度が検出信号として制御部30に入力されている。この制御部30は、コンピュータで構成され、記憶部31に記憶された各種のプログラムを読み出して実行することにより、後述の各種の機能を実現する。また、この制御部30には、操作表示部13が接続されている。
操作表示部13は、質量測定に必要な各種のパラメータの設定や、ロボット20に対する運転開始、停止等を操作するものである。具体的には、キーボードやタッチパネル等で構成され、キーの種類としては、図示はしていないが、数字キーの他に、後述の「スパンキー」と、移動中に操作する「第1のゼロキー」と、静止中に操作する「第2のゼロキー」とがある。
制御部30は、プログラムを実行することにより、速度が変化している物品Qの質量を次の計算式から求める。
m=S{(Fm/Fa)−(Fmz/Faz)}
ここで、Sはスパン係数。Fmは、質量mの物品Qを移動させている時の力センサ11の出力、Faは、そのときの加速度センサ12の出力である。また、Fmzは、ロボットハンド22を無負荷状態にして移動させた時の力センサ11の出力、Fazは、そのときの加速度センサ12の出力である。
また、スパン係数Sは、以下の関係式で表される係数である。
S=ms/{(Fms/Fas)−(Fmz/Faz)}
ここで、msは、スパン分銅の質量、Fmsは、そのスパン分銅をロボットハンド22が持ち上げたときの力センサ11の出力、Fasは、そのときの加速度センサ12の出力である。FmzやFazは、前述と同様、ロボットハンド22を無負荷状態にして移動させたときの力センサ11の出力と、そのときの加速度センサ12の出力である。
これらのスパン係数Sや出力比(Fmz/Faz)は、初期設定において、次のような操作によって設定登録される。
まず、質量msのスパン分銅を用意し、次に「スパンキー」を押す。すると、ロボットハンド22が質量msのスパン分銅を持ち上げて降ろす。その間、力センサ11からは、Fmsが出力され、加速度センサ12からは、Fasが出力されるから、制御部30は、そのときの出力比(Fms/Fas)を記憶部31に記憶する。
続いて、「第1のゼロキー」を押す。すると、ロボットハンド22は、何も持たずに、すなわち、無負荷状態で上下動する。その間、力センサ11からは、Fmzが出力され、加速度センサ12からは、Fazが出力されるから、制御部30は、その出力比(Fmz/Faz)を記憶部31に記憶する。
一方、「第2のゼロキー」は、力センサ11の初期荷重、すなわち、力センサ11に負荷されるロボットハンド22の質量と加速度センサ12の質量の和を零点として記憶させるもので、ロボットハンド22に何も持たせずに「第2のゼロキー」を操作すると、静止中の力センサ11の出力(初期荷重)が零点として記憶される。この零点は、基本的には変化しない値であるが、ロボットハンド22が物にぶつかって力センサ11に衝撃が加わると、その零点がずれてしまう。また、周囲温度が変化した場合も零点がずれでしまう。制御部30は、そうしたオフセット量を、零点の自動更新によって、キャンセルする。
運転中においては、各センサ11、12の出力は、制御部30に常時入力される。そして、力センサ11の出力が無負荷状態の範囲内にあり、加速度センサ12の出力もゼロであると、制御部30が判断すると、制御部30は、そのときの力センサ11の出力を零点として自動更新するのである。これにより、零点が変化しても、オフセット量がキャンセルされるから、計量誤差は解消される。
また、こうした自動更新において、力センサ11の出力が無負荷になれば、直ちに零点を更新してもよいが、制御部30は、それをより慎重に行うために、デジタルフィルタによる遅れ時間が経過し、続く複数回のサンプリングによって力センサ11の出力が無負荷状態を持続していると確認できれば、そのときに入力した複数回のサンプリングデータの平均値を零点として自動更新する。これにより、より確実な零点更新を行う。
さらに、制御部30は、後述のロボットコントローラ24から停止信号を受け取ると、力センサ11の出力が無負荷であり、かつ、その停止信号を受けてから所定時間、その無負荷状態が持続していると確認できれば、そのときの力センサ11の出力を零点として自動更新する。これにより、例えば、ロボットアーム21が物品Qを放出して元の位置に戻ろうとする僅かな時間でも零点更新を行うことができる。
記憶部31は、制御部30が実行する各種のプログラムの他に、初期設定されたスパン係数Sや初期荷重としての零点、自動更新された零点、さらには、算出された物品Qの質量等を記憶する。
一方、ロボットコントローラ24は、コンピュータで構成され、そこにロボットアーム21とロボットハンド22が電気的に接続されている。また、図示しない撮像装置も接続されている。そして、内蔵のプログラムが実行されることにより、ロボットアーム21とロボットハンド22が駆動制御されて、撮像装置で物品Qの位置を確認しながら、物品Qを持ち上げたり、移動させたりするようになっている。
また、このロボットコントローラ24と制御部30とは、通信ケーブル40を介して電気的に接続され、持ち上げられた物品Qの質量が求まると、それをロボットコントローラ24に送信する。ロボット20は、その質量に基づいて、それが基準値に満たない不良品と判断すれば、それをライン外へ排出し、正量品と判断すれば、それを規定の場所へ移動させる。また、そうした動作中に、例えば、次の物品Qの到来を待機するために、あるいは、元の位置に戻るために、ロボットアーム21が僅かな時間停止すると、そのタイミングでコントローラ24は、停止信号を制御部30に出力する。制御部30は、それに基づいて、前述の零点の自動更新に入るか否かを判断する。
次に、制御部30の基本動作を、図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
運転に際しては、まず、前述の初期設定を行う(ステップS1)。これにより、スパン係数Sと各センサ11、12の移動中の零点(Fmz、Faz)が記憶部31に記憶される。続いて、スタートボタンを押して、ロボット20の運転を開始する。すると、制御部30は、各センサ11、12の出力を周期的に入力しそれを記憶する(ステップS2)。続いて、制御部30は、力センサ11の出力が安定状態にあるか否かをチェックする(ステップS3)。安定か否かの判断は、力センサ11の出力が同じ値を所定回数示すかどうかで判断する。安定状態であれば、次のステップS4でタイマーがスタートしているか否かを確認し、不安定であれば、ステップS5に移行して、タイマーがリセットされたか否かを判断する。このタイマーは、デジタルフィルタの遅れ時間を経過したか否かを見るもので、ソフトタイマーで構成されている。
ステップS4において、タイマーがスタートしていないときは、次のステップS6でソフトタイマーをスタートさせてから、元のステップS2に戻る。タイマーがスタートしているときは、タイマーがタイムアップしたか否かをチェックする(ステップS7)。その結果、タイムアップしていなければ元のステップS2に戻り、タイムアップしていれば、次のステップS8でタイマーをリセットした後、零点の自動更新に移行する(ステップS9)。この自動更新は、タイマーが作動している間に入力した力センサ11の複数個の出力値であり、それを平均して零点として記憶更新する。
一方、そのタイムアップまでに力センサ11の出力が変化した場合、あるいは、当初から変化している場合は、ステップS5において、タイマーがリセットされたか否かをチェックする。リセットされていなければ、次のステップS10で作動中のタイマーをリセットする。既にリセットされていれば、次のステップS11で、各センサ11、12の出力のピーク値を検出する。ピーク値が検出できなければ、物品Qの移動速度が変化の途上にあるから、元のステップS2に戻って、ピーク値が現れるのを待つ。そして、再び、ステップS2からステップS11に移行して、ピーク値が見つかれば、そのピーク値を使って前述の計算式から物品Qの質量mを求める。
以上のステップをコンピュータの演算処理速度で繰り返しながら、物品Qの質量mを求めるとともに、零点も自動更新していく。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、他の実施形態も採用可能である。例えば、この質量測定装置に、静止計量モードを新たに加え、ロボット20の使い方に応じて、移動中の各センサの出力に基づいて物品の質量を求める動的計量モードと、静止計量モードとに切り替えようにしても良い。静止計量モードとは、例えば、ロボットハンド22が物品Qを持ち上げて静止し、力センサ11の出力が安定すれば、その出力から物品Qの質量を検出する。あるいは、ロボットハンド22に容器を持たせ、その容器に流動物を供給する。そして、容器内の流動物が安定すると、力センサ11の出力から流動物の質量を求める。そして、物品Qの質量が求まると、次の物品と持ち替える。あるいは、流動物を他の容器に移し替え、続いて、把持した容器に新たな物品を供給する。こうした場合においても、運転中に力センサの零点が自動更新されるから、より精度の高い計量を行うことができる。
本発明によれば、ロボットハンドで物品を移動しながらその物品の質量をより正確に測定することができるから、産業用ロボットを使用する分野において利用可能である。
Q 物品
10 質量測定装置
11 力センサ
12 加速度センサ
20 ロボット
21 ロボットアーム
22 ロボットハンド
24 ロボットコントローラ
30 制御部

Claims (6)

  1. 物品の速度が変化している間に該物品に作用する力と加速度から、前記物品の質量を測定する質量測定装置であって、
    前記物品に作用する力を検出する力センサと、
    前記物品に作用する加速度を検出する加速度センサと、
    前記各センサの出力を入力する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記力センサの出力が無負荷であり、前記加速度センサの出力がゼロであるときに、前記力センサの出力を零点として自動更新することを特徴とする質量測定装置。
  2. 前記制御部は、前記力センサの無負荷状態が所定時間持続しているときに、該力センサの出力を零点として自動更新することを特徴とする請求項1に記載の質量測定装置。
  3. 物品の速度が変化している間に該物品に作用する力と加速度から、前記物品の質量を測定する質量測定装置であって、
    前記物品に作用する力を検出する力センサと、
    前記物品に作用する加速度を検出する加速度センサと、
    前記各センサの出力を入力する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記加速度センサの移動を制御するコントローラからの信号をさらに入力し、前記力センサの出力が無負荷であり、前記コントローラからの信号によって前記加速度センサの出力がゼロと看做せるときは、そのときの前記力センサの出力を零点として自動更新することを特徴とする、質量測定装置。
  4. 前記制御部は、振動をフィルタで除去した前記力センサの出力を零点として自動更新することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の質量測定装置。
  5. ロボットハンドと、
    前記ロボットハンドと、前記加速度センサと、が取り付けられた前記力センサが固定されるロボットアームと、をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の質量測定装置。
  6. 前記制御部は、前記ロボットハンドが何も持たない状態である無負荷状態で、前記力センサの出力を零点として自動更新することを特徴とする、請求項5に記載の質量測定装置。
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