JP6471819B2 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラムに関する。
空港において預けた手荷物は、到着した空港でベルトコンベア等の搬出路に乗せられる。搭乗客は、ベルトコンベアに乗せられた多数の荷物の中から、自分の荷物を探し出し、受け取る。
また、預けた荷物には、荷物を識別する情報がタグ付けされ、それに対応する情報が搭乗客に渡される。
特許文献1には、荷物の搬出路上の引き取り可能位置にある手荷物についての情報を出力する仕組みについて記載がされている。
特開平9−249309号公報
しかしながら、自分の手荷物が、いつ、どこにあるのかといった情報を提供する技術については記載がなく、自分の手荷物がいつ出てくるのか、いつ何処にあるのかといったことを把握することができず、効率的に手荷物受け取りをすることができない。
また、自分が複数の手荷物を管理している場合には、効率的かつ確実な手荷物受取のためにも、全ての手荷物を取り終わるまでどの程度時間がかかるのかといった情報を把握したり、全ての手荷物を取り終えたのか(取り忘れはないのか)を確認できる仕組みが求められる。
そこで、本発明は、自分の手荷物を効率的に受け取ることが可能な仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、荷物が搬出される搬出路を撮影する複数の撮影装置と通信可能な情報処理装置であって、荷物とその持ち主である搭乗者とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得された画像を解析することで、前記搬出路上の荷物を認識する認識手段と、前記持ち主に対応付けられた荷物のうち、搬出路上で認識された荷物の個数と、まだ搬出路上で認識されていない荷物の個数とを、当該持ち主に対して通知する通知手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、荷物が搬出される搬出路を撮影する複数の撮影装置と通信可能な情報処理装置であって、荷物とその持ち主である搭乗者とを対応付けて記憶する情報処理装置における情報処理方法であって、前記情報処理装置の画像取得手段が、前記撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得工程と、前記情報処理装置の認識手段が、前記画像取得工程により取得された画像を解析することで、前記搬出路上の荷物を認識する認識工程と、前記情報処理装置の通知手段が、前記持ち主に対応付けられた荷物のうち、搬出路上で認識された荷物の個数と、まだ搬出路上で認識されていない荷物の個数とを、当該持ち主に対して通知する通知工程と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、荷物が搬出される搬出路を撮影する複数の撮影装置と通信可能な情報処理装置であって、荷物とその持ち主である搭乗者とを対応付けて記憶する情報処理装置において実行可能なプログラムであって、前記情報処理装置を、前記撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得された画像を解析することで、前記搬出路上の荷物を認識する認識手段と、前記持ち主に対応付けられた荷物のうち、搬出路上で認識された荷物の個数と、まだ搬出路上で認識されていない荷物の個数とを、当該持ち主に対して通知する通知手段として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、自分の手荷物を効率的に受け取ることが可能となる。
本発明のシステム構成を示す図。 情報処理装置101のハードウエア構成を示す図 画像を解析し、荷物情報を更新する処理を示すフローチャート 荷物が搬出路から取られた場合の通知処理を示すフローチャート ユーザから荷物情報の取得要求があった場合の処理を示すフローチャート 搭乗者情報が登録された搭乗者情報テーブルの一例を示す図 荷物情報が登録された荷物情報登録テーブルの一例を示す図 カメラ情報が登録されたネットワークカメラテーブルの一例を示す図 航空便の情報が登録された便情報テーブルの一例を示す図 搬出路の周回時間が登録されたテーブルの一例を示す図 搬出路の周回速度が登録されたテーブルの一例を示す図 ステップS307において表示される画面の一例を示す図 ステップS207において搭乗者に対して送信されるメールの一例を示した図 ステップS101において搭乗者が荷物情報の取得要求を出す際に用いられる端末103に表示される画面の一例を示した図 荷物が搬出路から取られたことを示すイメージ図 荷物が取られた位置を通知する画面の一例を示す図 荷物の現在位置と所定時間後の位置とがマッピングされた画面の一例を示す図 二次元コードの一例を示す図 一人の搭乗客が複数の荷物を管理している場合の処理を示すフローチャートである 荷物の取り逃しを検知した場合の通知処理を示すフローチャート 搬出路に乗せられた荷物の個数と、まだ乗せられていない個数とを通知する画面の一例を示す図 どの荷物からピックアップするのが効率的なのかを通知する画面の一例を示す図 搬出路上のピックアップされていない荷物について受取区間に到達するまでの時間を通知する画面の一例を示す図 受取区間を通り過ぎた荷物がある旨を通知する画面の一例を示す図 搬出路上のピックアップされていない荷物について受取区間に到達するまでの時間を通知する画面の一例を示す図 すべての荷物がピックアップされた場合の通知画面の一例を示す図
図1は、本発明の概要を示す図である。
本発明におけるシステムは、情報処理装置101、ネットワークカメラ102、端末103から構成される。
情報処理装置101は、ネットワークカメラ102と端末103のそれぞれと通信可能に接続されている。
また、荷物105を乗せて運ぶレーン(搬出路)104があり、レーン104に乗せられた荷物105を、ネットワークカメラ102が撮影する。荷物105には、それぞれ二次元コード106が貼付されているものとする。二次元コードについては、図18を用いて説明する。
図18は、二次元コードの一例を示す図である。
二次元コードとは、例えば特開2009−78973号公報にあるように、複数種類のセルが配列されて構成されるコードのことをいう。特開2009−78973号公報に記載された二次元コードは、静止画中に当該二次元コードが含まれている場合、当該二次元コードのID(識別情報)と、当該二次元コードの静止画中の位置(座標)とが取得されるという特徴を有するものである。
なお、二次元コードについては、一度に複数のコードを認識できるものであればいずれでもよい。
図2を用いて、図1に示した情報処理装置101のハードウエア構成の一例について説明する。
図2において、201はCPUで、システムバス204に接続される各デバイスやコントローラを統括的に制御する。また、ROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるBIOS(Basic Input / Output System)やオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要な各種プログラム等が記憶されている。
202はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。CPU201は、処理の実行に際して必要なプログラム等をROM203あるいは外部メモリ211からRAM202にロードして、該ロードしたプログラムを実行することで各種動作を実現するものである。
また、205は入力コントローラで、入力装置209等からの入力を制御する。206はビデオコントローラで、液晶ディスプレイ等のディスプレイ装置210への表示を制御する。なお、ディスプレイ装置は、液晶ディスプレイに限られず、CRTディスプレイなどであっても良い。これらは必要に応じてクライアントが使用するものである。
207はメモリコントローラで、ブートプログラム,各種のアプリケーション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイル,各種データ等を記憶するハードディスク(HD)や、フレキシブルディスク(FD)、或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
208は通信I/Fコントローラで、ネットワーク(例えば、図1に示したLAN400)を介して外部機器と接続・通信するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。例えば、TCP/IPを用いた通信等が可能である。
なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、ディスプレイ装置210上での表示を可能としている。また、CPU201は、ディスプレイ装置210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
ハードウエア上で動作する各種プログラムは、外部メモリ211に記録されており、必要に応じてRAM202にロードされることによりCPU201によって実行されるものである。
なお、全ての装置がこれらの構成を備えているわけではなく、必要なものを備えていればよい。
次に、図3に示すフローチャートを用いて、ネットワークカメラ102によって撮影された画像を解析し、荷物情報を更新する処理について説明する。
なお、図3のフローチャートに示す処理は、情報処理装置101のCPU201が所定の制御プログラムを読み出して実行する処理である。
ステップS101では、情報処理装置101のCPU201は、ネットワークカメラ102から画像を取得し、取得した画像から二次元コードを検出する。
ステップS102では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS101で検出した二次元コードのIDを取得する。
ステップS103では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS102で取得した二次元コードIDに基づき、図7の荷物情報テーブルから当該IDに対応する荷物情報を取得する。
例えば、ステップS102で取得した二次元コードIDが「301」である場合、当該IDに対応する荷物情報は、701で示すレコードである。
ステップS104では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS103で取得した荷物情報について、撮影フラグの項目が「1」であるかを判断する。撮影フラグの項目は、すでに他のカメラ等で当該荷物を撮影済みである(すでに当該荷物の二次元コードを検出済みである)場合には、「1」が登録され、今回の検出が初めての検出である場合は「0」が登録されている項目である。
なお、撮影済みであるか否かの判断は、撮影フラグではなく、X座標、Y座標の項目に値が登録されているか否かによって判断しても良い。X座標、Y座標の項目は、撮影された画像において二次元コードが映っている位置を示す情報であり、撮影される度に登録・更新されるものである。
撮影フラグが1である場合(ステップS104:YES)は、処理をステップS111に移行する。
撮影フラグが0である場合(ステップS104:NO)は、処理をステップS105に移行する。
ステップS105では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS101で受信した画像の送信元であるカメラのIPアドレスを取得する。
ステップS106では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS105で取得したIPアドレスの情報から、カメラを特定する。
カメラ情報については、図8に示すカメラ情報テーブルに、カメラID、IPアドレスなどが登録されている。このカメラ情報テーブルを用いて、カメラを特定する。
ステップS107では、情報処理装置101のCPU201はステップS106で特定されたカメラが、レーンの最初のネットワークカメラ102であるかを判断する。
最初のカメラであるか否かは、図8に示すカメラ情報テーブルの「最初」項目に、1が設定されているか否かにより判断する。図8の例では、1が設定されているカメラがレーンの最初のネットワークカメラであることを意味している。
最初のネットワークカメラである場合(ステップS107:YES)は、処理をステップS108に移行する。
最初のネットワークカメラではない場合(ステップS107:NO)は、処理をステップS113に移行する。
ステップS108では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS103で取得した荷物情報から搭乗者コードを取得する。
ステップS109では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS108で取得した搭乗者コードに対応付けられたメールアドレスを取得する。
メールアドレスは、図6に示す搭乗者情報テーブルに登録されているものとする。
ステップS110では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS109で取得したメールアドレスに対して、荷物がレーンに乗って出てくる旨のメールを送信する。
このように、レーンの最初の位置に設置されたカメラによって初めて荷物が撮影された場合にメールにて荷物が出てくる旨の通知を出すことで、搭乗者に対して荷物が受け取り可能になったことを知らせることが可能となる。すなわち、当該通知がなされるまでは、搭乗者はレーンの近くで待機している必要がなく、通知がなされてからレーンに向かい荷物を取りに行けばよいため、効率的に行動することが可能となる。
ステップS111では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS101で受信した画像の送信元であるカメラのIPアドレスを取得する。
ステップS112では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS105で取得したIPアドレスの情報から、カメラを特定する。
カメラ情報については、図8に示すカメラ情報テーブルに、カメラID、IPアドレスなどが登録されている。このカメラ情報テーブルを用いて、カメラを特定する。
ステップS113では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS106、S112で特定したカメラIDと図8に示すカメラ情報テーブルとに基づき、当該特定されたカメラの次のカメラのIDを取得する。
例えば、図8の例では、カメラID:A1のカメラの次のカメラは、カメラID:A2となる。
ステップS114では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS113で特定された次のカメラまでの時間を図8のカメラ情報テーブルから取得し、当該取得した時間と現在時刻とに基づき、当該次のカメラに荷物が到達する時刻を算出する。
ステップS115では、情報処理装置101のCPU201は、荷物情報テーブルの次のカメラIDと、次のカメラに到達する時刻と、撮影フラグと、X座標・Y座標とを更新する。
以上の処理を、画像に含まれる全ての二次元コードに対して実行する。
次に図4のフローチャートを用いて、荷物がレーンから取られた場合の通知処理について説明する。
ステップS201では、情報処理装置101のCPU201は、図7に示す荷物情報のうち、撮影済みかつ荷物有(レーン上に荷物が有る)のレコードを取得する。
撮影済みか否かは、荷物情報テーブルにおける撮影フラグやX座標・Y座標の項目に登録された情報から判断する。荷物の有無については、「有無」の項目に登録された情報から判断する。
そして、取得したレコードの全てに対して、ステップS203〜S208の処理を実行する(S202、S209)。
ステップS203では、情報処理装置101のCPU201は、処理対象のレコード(荷物情報)について、次のカメラまでに到達する時刻(次カメラ到達時刻)を取得する。
ステップS204では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS203で取得した時刻と現在時刻とを比較し、現在時刻が到達時刻を過ぎているか否かを判断する。
到達時刻を過ぎている場合(ステップS204:YES)は、処理をステップS205に移行する。
到達時刻を過ぎていない場合(ステップS204:NO)は、次の荷物情報(レコード)に対して、S203〜S208の処理を実行する(S209、S202)。
すなわち、本来は次のカメラに到達している時刻であり、当該次のカメラによって撮影がなされるはずであるのに、まだ撮影されていない場合(ステップS204:YES)は、荷物がレーンから取られた(持ち出された)場合であるといえる。その場合には、ステップS205以降の処理を実行する。
他方、到達時刻が到来していない場合(ステップS204:NO)は、まだ荷物がレーンから取られたか否かを判定できないため、次の荷物に対する処理に移行する。なお、本フローチャートに示す処理は、常に繰り返し実行されるものとする。
ステップS205では、情報処理装置101のCPU201は、処理対象の荷物情報から搭乗者IDを取得する。
ステップS206では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS205で取得した搭乗者IDに対応付けられたメールアドレスを、図6の搭乗者情報から取得する。
ステップS207では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS206で取得したメールアドレスに対して、荷物の取られた旨のメールを送信する。メールの一例を図13に示す。
このように、次のカメラに荷物が到達する(次のカメラによって撮影される)予定時刻になっても、荷物が撮影されない場合(S114において図7の荷物情報テーブルが更新されない場合)には、レーンの上から荷物が取られているものと言える。そして、搭乗者(荷物の持ち主)に対して荷物が取られたことを通知することで、「自分で荷物を取っていないのに通知がなされた=荷物が他人に持っていかれた」ということを認識することが可能となる。
ステップS208では、情報処理装置101のCPU201は、処理対象の荷物情報について、荷物の有無情報を更新し、取られた区間の情報を追加登録する。
取られた区間は、どのカメラとどのカメラの間の区間で荷物が取られたかを示す情報である。
例えば、次カメラがA2として設定されていた荷物情報について、到達時刻になってもA2カメラによって撮影されなかった場合は、A1カメラとA2カメラの間の区間で取られたと判断される。
以上の処理を実行し、次の荷物情報に対する処理を進める。
次に図5のフローチャートを用いて、ユーザ(搭乗者、荷物の持ち主)により荷物情報の取得要求があった場合の処理について説明する。
ステップS301では、情報処理装置101のCPU201は、荷物情報の取得要求に基づき、取得要求をした搭乗者のIDを取得する。例えばリクエスト情報に含まれる情報から、IDを取得する。
取得要求は、例えば図14に示す画面を介して行う。図14に示す画面については、後述する。
ステップS302では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS301で取得した搭乗者IDにより識別される搭乗者情報を図6に示すテーブルから取得する。
ステップS303では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS301で取得した搭乗者IDに対応する荷物コードを、図6のテーブルから取得し、当該荷物コードにかかる荷物情報を荷物情報テーブル(図7)から取得する。複数の荷物情報が該当する場合は、当該複数の荷物情報を取得する。
ステップS303−2では、情報処理装置101のCPU201は、図6において荷物コードが複数登録されているかを判断する。
複数登録されている場合(ステップS303−2:YES)は、処理を図19のフローチャートの処理に移行する。図19のフローチャートで示す処理については、後述する。
複数ではない場合(ステップS303−2:NO)は、処理をステップS304に移行する。
ステップS304では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS303で取得した荷物情報の撮影フラグまたはX座標・Y座標を確認し、撮影済みの荷物であるか否かを判断する。
撮影済みである場合(ステップS304:YES)は、処理をステップS308に移行する。
撮影済みでない場合(ステップS304:NO)は、処理をステップS305に移行する。
ステップS305では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS302で取得した搭乗者情報から、当該搭乗者が搭乗した便IDを取得する。
ステップS306では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS305で取得した搭乗便のIDに基づき、図9に示す搭乗便情報テーブルから、搭乗便情報を取得する。
ステップS307では、情報処理装置101のCPU201は、荷物準備中の旨を通知する画面(図12)を作成し、情報取得要求をした搭乗者に対して通知する。
このように、まだ荷物がレーンに載せられていない時点では、準備中である旨を通知することで、搭乗者は、まだ荷物を取りに行かなくても良いということを認識することができる。
また、荷物の搬送が開始されたら通知する依頼をすることで、搭乗者は、荷物の準備が完了するまで他の作業をすることも可能となり、通知があったら荷物を取りに行けばよいため、効率的な荷物の受け取りが可能となる。
次にステップS304でNOと判断された場合の処理について説明する。
ステップS308では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS303で取得した荷物情報の荷物の有無が、有であるか否かを判断する。すなわち、荷物が取られているか否かを判断する。
荷物がレーン上にある場合(ステップS308:YES)は、処理をステップS309に移行する。
荷物がすでに取られている場合(ステップS308:NO)は、処理をステップS315に移行する。
ステップS309では、情報処理装置101のCPU201は、搭乗者から荷物情報の取得要求があった時刻と、最後に当該荷物をカメラにより認識した時刻との時間差を算出する。
ステップS310では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS309で算出した時間差と、レーンの速さとから、荷物の現在位置を特定するする。
ステップS311では、情報処理装置101のCPU201は、現在の荷物の位置と、レーンの速さとから、所定時間後の荷物の位置(例えば10分後、20分後などの位置)を特定する。
ステップS312では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS311で特定した所定時間後の荷物の位置に、1周あたりの時間を追加することで、2周目、3周目における当該位置に到達する時間を算出する。
ステップS313では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS310、S311、S312で算出した情報をマッピングしたマップを作成する。
ステップS314では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS313で作成したマップを送信する(図17)。
このように、自分の荷物が何分後に何処にあるのかを把握することが可能となることで、荷物を探す手間が省け、さらに荷物が回ってくるまで待機する必要もなくなることから、効率的に荷物の受け取りが可能となる。
ステップS315では、情報処理装置101のCPU201は、荷物が取られた区間を荷物情報テーブルから取得し、当該区間をマッピングしたマップを作成する。
ステップS316では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS315で作成したマップを送信する(図16)。
このように、荷物が取られた区間を通知することで、荷物の持ち主は、どこで荷物が取られたか認識可能となる。荷物の持ち主は、自分では荷物を取っていないのに、当該通知を受け取った場合は、他人が自分の荷物を持っていったことを認識できるので、迅速に持ち去られた場合の対処が可能となる。また、どの区間で取られたかを認識できるので、持ち去った人物を特定したり、探し出したりすることも、より容易になる。
次に、ステップS303−2でYESと判定された場合、すなわち、一人の搭乗客が複数の荷物を管理している場合の処理について、図19のフローチャートを用いて説明する。
ステップS1901では、情報処理装置101のCPU201は、取得した荷物情報について、すべて撮影済みであるか、すなわち、すべての荷物が搬出路に乗せられたか否かを判断する。撮影済みであるか否かは、撮影フラグやX座標・Y座標の値に基づき判断する。
すべて撮影済みである場合(ステップS1901:YES)は、処理をステップS1903に移行する。
撮影済みでない荷物(搬出路に乗せられていない荷物)がある場合(ステップS1901:NO)は、処理をステップS1902に移行する。
ステップS1902では、情報処理装置101のCPU201は、荷物の持ち主に対して、搬出路上に乗せられた荷物の個数と、乗せられていない荷物の個数とを認識できるよう通知する。
ステップS1902における通知画面の一例を図21に示す。
ステップS1903では、情報処理装置101のCPU201は、搬出路上から取られた(ピックアップされた)荷物があるかを判定する。具体的には、荷物情報における荷物の有無の項目に基づき判定する。
搬出路から取られた荷物がある場合、すなわち荷物の有無の項目が「無」の荷物がある場合(ステップS1903:YES)は、処理をステップS1909に移行する。
搬出路から取られた荷物がない場合(ステップS1903:NO)は、処理をステップS1904に移行する。
ステップS1904では、情報処理装置101のCPU201は、全ての荷物の搬出路上の位置を特定する。特定の方法は、ステップS309、S310の処理と同様である。
ステップS1905では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS1904で特定された位置をマッピングした通知画面を作成する。
ステップS1906では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS1905でマッピングされた荷物同士のそれぞれの間隔を求め、最も広い間隔を特定する。
ステップS1907では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS1906で特定された最も広い間隔を形成する2つの荷物のうち、後方の荷物を特定する。当該荷物が、効率的に荷物をピックアップする際に最初にピックアップすべき荷物となる。同じ位置で全ての荷物をピックアップする場合、最も広い間隔の後方の荷物を最初にピックアップすることで、最初の荷物をピックアップしてから、最後の荷物(全ての荷物)をピックアップするまでの要する時間が最も短くなるためである。
そして、ステップS1905で作成された画面において、特定した荷物については識別可能に表示されるよう処理する。
ステップS1908では、情報処理装置101のCPU201は、荷物の位置と、最初にピックアップすべき荷物を表示した画面を、当該荷物の持ち主に送信する。
ステップS1908で送信される画面の一例を図22に示す。
次に、ステップS1903でYESと判断された場合、すなわち搬出路上からピックアップされた荷物がある場合の処理について説明する。
ステップS1909では、情報処理装置101のCPU201は、ピックアップされた区間を荷物情報から取得する。
ステップS1910では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS1909で取得した区間に搬出路上にある荷物(ピックアップされていない荷物)が到達する時刻を算出する。
具体的には、搬出路上にある荷物における次カメラの情報と、カメラ情報テーブル(図8)に登録された各カメラ間の所要時間とを用いて、ピックアップされた区間までの所要時間を算出する。
ステップS1911では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS1910で算出した残り荷物の到達時刻等を当該荷物の持ち主に通知する。
ステップS1911における通知画面の一例を図23に示す。
図21は、ステップS1902において通知される画面の一例を示す図である。
図21に示すように、搬出路に乗せられた荷物の個数(図21の例では2個)と、まだ乗せられていない個数(図21の例では5個)とが表示されている。
図22は、ステップS1908において通知される画面の一例を示す図である。
図22に示すように、それぞれの荷物の位置が搬出路のイメージ図上に配置され、どの荷物からピックアップするのが効率的なのかが認識可能に表示されている。
また、最初の荷物をピックアップしてから、最後の荷物(全ての荷物)をピックアップし終わるまでに要する時間(最初の荷物の位置に、最後の荷物が到達するまでの時間)も通知される。この時間は、最初にピックアップする荷物と最後にピックアップされる荷物(最も広い間隔を形成する荷物の前方側の荷物)との距離と、搬出路の移動速度とに基づき求められる。
このように、最初にピックアップすべき荷物を認識できるように通知することで、搭乗者は効率的に荷物のピックアップをすることが可能となる。また、全てに荷物を取り終えるのにどの程度の時間がかかるのかを把握することが可能となる。
図23は、ステップS1911において通知される画面の一例を示す図である。
図23に示すように、荷物がピックアップされた区間(受取区間)が認識可能に表示され、搬出路上のピックアップされていない荷物について、当該受取区間に到達するまでの時間が表示されている。
これにより、搭乗者は、自分の荷物があとどれくらいの時間で目の前に来るのかを認識でき、荷物の取り逃しを防ぐことが可能となる。
図25は、図21に示す情報と図23に示す情報の両方が表示された画面の一例である。フローチャートにおいては不図示であるが、搬出路に乗せられていない荷物がある状態において、既にピックアップされた荷物がある場合に、搬出路に乗せられた荷物が受取区間に到達するまでの時間を表示したものである。
図25に示すように、荷物の総数(7個)と、搬出路上に乗せられた荷物の数(3個)と、まだ搬出路に乗せられていない荷物の数(4個)と、搬出路に乗せられたそれぞれの荷物が受取区間に到達するまでの時間と、が表示されている。
図26は、すべての荷物がピックアップされた場合の通知画面である。ステップS1911において、全ての荷物がピックアップされていた場合に通知される。また、ステップS207における通知も、図26と同様の内容となる。
次に、図20のフローチャートを用いて、荷物を取り逃した場合の通知処理について説明する。
ステップS2001では、情報処理装置101のCPU201は、ピックアップ済みの荷物情報を図7の荷物情報テーブルから取得する。
ステップS2002では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS2001で取得した荷物情報から、荷物がピックアップされた区間の情報(取られた区間の項目の情報)を取得する。
ステップS2003では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS2002で取得した区間の次の区間において、同一の持ち主の他の荷物を検出(認識)したか否かを判断する。
例えば、搭乗者ID:002の乗客が荷物コード:307、308、309、310の4つの荷物の持ち主であるとする。そして、荷物コード:307、308、309の3つの荷物を、A2−A3区間(カメラID:A2のカメラとカメラID:A3のカメラの間の区間)でピックアップしたとする。この場合において、307〜309の荷物をピックアップしたあとに、荷物コード:310の荷物をA3−A4区間(A2−A3区間の次の区間)で認識された場合は、持ち主が310の荷物に気づかずに取り逃してしまったものといえる。
そこで、ステップS2003の判断処理により、取り逃してしまったことを検知する。
次の区間で荷物を検出したと判定された場合(ステップS2003:YES)は、処理をステップS2004に移行する。次の区間で荷物を検出しない場合(ステップS2003:NO)は、本フローチャートの処理を終了する。
ステップS2004では、情報処理装置101のCPU201は、取り逃したと判断された荷物の持ち主の搭乗者IDを図6の搭乗者情報テーブルから取得する。
ステップS2005では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS2005で取得した搭乗者IDに対応付けられたメールアドレスを取得する。
ステップS2006では、情報処理装置101のCPU201は、ステップS2005で取得したメールアドレス宛に、取り逃した荷物がある旨の通知を送信する。ステップS2006で送信される情報の一例を、図24に示す。
図24は、ステップS2006における通知において表示される画面である。
図24に示すように、受取区間を通り過ぎた荷物がある旨の表示がなされている。また、通り過ぎた荷物が次に受取区間に到達するまでの時間が表示される。この時間は、搬出路を1周するのに要する時間から算出される。
この通知により、次に自分の前に自分の荷物が来るまでの時間を把握することができるので、常に注意して荷物を探している必要がなく、利便性が向上する。
また、荷物の取り忘れを防ぐことも可能となる。
図6は、搭乗者情報が登録された搭乗者情報テーブルの一例を示す図である。
搭乗者情報は、搭乗者コード(ID)と、メールアドレスと、通知設定と、搭乗便、荷物コード等の情報から構成される。
メールアドレスは、搭乗者に対して電子メールにて荷物情報を通知する際に用いられる。例えばステップS110やS207などの処理で用いられる。
通知設定は、電子メールによる通知をするか否かを示す情報である。ONとなっている場合に、ステップS110やS207において電子メールで通知がなされる。
搭乗便は、搭乗者が搭乗している航空便を識別する情報である。
荷物コードは、搭乗者が管理する荷物の識別情報であり、荷物情報テーブル(図7)におけるいずれの荷物を管理しているのかを示す情報である。例えば図7の例では、搭乗者コード001で識別される搭乗者は、荷物コード301、302、303、304、305、306の6個の荷物を管理していることを意味する。
図7は、荷物情報が登録された荷物情報テーブルの一例を示す図である。
荷物情報は、荷物コード、搭乗便、撮影フラグ、X座標・Y座標、次カメラ、次カメラ到達時刻、荷物の有無、荷物を取られた区間、荷物認識時刻などの情報から構成される。
荷物コードは、荷物を識別する情報である。
搭乗便は、当該荷物の持ち主が搭乗する搭乗便を識別する情報である。
撮影フラグは、荷物がレーン上のネットワークカメラ102によって撮影されたか否かを示すフラグである。一度でも撮影された場合は「1」が登録され、まだ撮影されていない場合は「0」が設定されている。
X座標・Y座標は、ネットワークカメラ102によって撮影された画像における二次元コードが映っている位置を示す情報であり、撮影される度に登録・更新されるものである。
次カメラは、レーン上のネットワークカメラのうち、次に当該荷物を撮影するカメラを示す情報である。例えば、A1のネットワークカメラで撮影された場合は、次カメラはA2のカメラとなる。次カメラの情報は、カメラ情報テーブル(図8)に登録された情報に基づき設定される。
次カメラ到達時刻は、次カメラによって荷物が撮影されるであろう時刻である。カメラ情報テーブルの次カメラまでの時間と、次カメラの情報とから算出される。
荷物の有無は、レーン上に荷物が乗っているかを示す情報である。レーン上に荷物が乗っている場合は「有」が設定されている。「有」の状態とは、レーンにおける最初のネットワークカメラで撮影済みであり、かつレーン上から取られていない状態を意味する。他方、「無」とは、レーン上から荷物が取られたことを意味する。
取られた区間は、荷物が取られた区間を示す情報である。例えばA3のネットワークカメラで撮影されたにもかかわらず、次カメラであるA4のネットワークカメラで撮影されなかった場合には、荷物が取られたと判断され、「無」が登録される。
荷物認識時刻は、最後にネットワークカメラ102に荷物が撮影された時刻が登録される。
図8は、カメラ情報が登録されたネットワークカメラテーブルの一例を示す図である。
カメラ情報は、カメラID、最初フラグ、IPアドレス、次カメラ、次カメラまでの時間などの情報から構成される。
カメラIDは、ネットワークカメラを識別するための情報である。
最初フラグは、レーンにおける最初のカメラであるかを示す情報である。「1」が登録されているネットワークカメラがレーンの最初のカメラであることを意味している。
IPアドレスは、ネットワークカメラのIPアドレスである。
次カメラの項目には、レーンにおいて当該ネットワークカメラの次に位置するネットワークカメラのカメラIDが登録されている。例えばA1のネットワークカメラの次カメラはA2であることを意味している。次のネットワークカメラとは、レーンの進行方向に進んで次にあるネットワークカメラである。
次カメラまでの時間の項目には、次のネットワークカメラまでレーン上の荷物が移動するのに、どれだけの時間かかるかが登録されている。
例えばA1からA2までは3分間かかることを意味している。
図9は、航空便の情報が登録された便情報テーブルの一例を示す図である。
航空便情報は、便ID、レーン、到着時刻、準備完了時刻などの情報から構成される。
便IDは、航空便を識別する情報である。
レーンは、当該航空便に積載された荷物が載せられるレーンを示す情報である。
到着時刻は、当該航空便が到着する予定時刻である。
準備完了時刻は、航空便に積載された荷物がレーンに載せれられて出てくる予定時刻である。
図10は、レーンの周回時間が登録されたテーブルの一例を示す図である。
レーン毎に、荷物が1周する時間が登録されている。
図11は、レーンの周回速度が登録されたテーブルの一例を示す図である。
レーン毎に、周回速度が登録されている。
図12は、ステップS307において表示される画面の一例を示す図である。図12に示すように、荷物準備中である旨が記載されている。
また、準備が整った場合(レーンに出てきたとき)にメールにてその旨の通知を受けたい場合には、ボタン1201を押下することで、メール通知を受けるよう設定することも可能となる。
図13は、ステップS207において搭乗者に対して送信されるメールの一例を示した図である。
図13に示すように、ステップS207では、荷物が持ち去られた旨の通知がなされる。具体的には、荷物コード、取られた時刻、取られたレーン情報が記載されている。
また、メールに記載されたURLにアクセスすることで、取られた区間を示す画面が表示される。取られた区間を示す画面については、図16に一例を示す。
図14は、ステップS101において搭乗者が荷物情報の取得要求を出す際に用いられる端末103に表示される画面の一例である。
ID、パスワード欄に搭乗者IDとパスワードを入力し、ログインボタンを押下することで、情報処理装置101に対して搭乗者IDなどの情報が送信される。
また、撮影開始ボタンを押下することで、端末103のカメラ機能が動作し、搭乗者が所持する二次元コードを読み込ませることでも、情報処理装置101に対して搭乗者ID(二次元コードから取得されるID)などの情報が送信されるものとする。
図15は、カメラA3とカメラA4の間の区間において、荷物がレーンから取られたことを示す図である。
この場合、ステップS207において図13に一例を示す電子メールが搭乗者に対して送信される。そして、電子メールに含まれるURLにアクセスすると、図16に示す図が端末103に表示される(S315、S316)。
図16は、矢印1601で示す区間(斜線部分で示す区間)において、荷物が取られたことを通知する画面である。
このように、荷物が取られたことを通知することで、他人が誤って自分の荷物を取っていった場合にも、すぐに気づくことが可能となる。また、荷物が取られた区間を通知することで、どのあたりで取られたのかを把握することが可能となり、自分の荷物を取っていった人物を見つけることが容易となる。
図17は、荷物の現在位置と所定時間後の位置とがマッピングされた画面の一例である。
図17の例では、現在位置と5分後の位置と10分後の位置が表示されている。また、20分後、25分後、30分後、40分後、45分後、50分後の位置についても表示している。
20分後、40分後の位置は、2周目、3周目において、現在位置と同じ場所に戻ってくることを意味している。同様に、2周目、3周目には、25分後、45分後に、5分後の位置と同じ場所に戻ってくることを意味している。30分後、50分後も同様である。
以上のように、本発明によれば、手荷物の数が多い場合にも、荷物の取り忘れを防いだり、効率的に荷物の受取りが可能となる。
例えば、修学旅行において生徒の荷物を教員が管理する荷物として登録しておくことで、教員は、生徒全員が荷物を取り終えたのか、全員が荷物を取り終えるまでにどの程度時間がかかるのかを把握することが可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
また、本発明におけるプログラムは、図3〜図4、図19、図20の処理をコンピュータに実行させるプログラムである。なお、本発明におけるプログラムは、図3〜図4、図19、図20の各処理ごとのプログラムであってもよい。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するプログラムを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムを読み出し、実行することによっても本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラム自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM、シリコンディスク等を用いることが出来る。
また、コンピュータが読み出したプログラムを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、ひとつの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適応できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成するためのプログラムを格納した記録媒体を該システムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。
さらに、本発明を達成するためのプログラムをネットワーク上のサーバ、データベース等から通信プログラムによりダウンロードして読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本発明の効果を享受することが可能となる。なお、上述した各実施形態およびその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
101 情報処理装置
102 ネットワークカメラ
103 端末
104 レーン
105 荷物
106 二次元コード

Claims (5)

  1. 荷物が搬出される搬出路を撮影する撮影装置と通信可能な情報処理装置であって、
    荷物とその持ち主を示す情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した画像に基づき、搬出路から荷物が取られたかを判定する判定手段と、
    前記画像取得手段により取得した画像に基づき、荷物が取られた搬出路上の位置を特定する位置特定手段と、
    前記搬出路が荷物を搬出する速度と、現時点の荷物の位置とに基づき、前記位置特定手段により特定された荷物が取られた位置に、当該荷物の同一の持ち主の他の荷物が到達するまでの時間を算出する到達時間算出手段と、
    前記到達時間算出手段により算出された時間を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記位置特定手段は、荷物が取られた搬出路上の区間を特定することを特徴とし、
    前記通知手段は、さらに、前記位置特定手段により特定された前記荷物が取られた区間の次の区間において、当該取られた荷物と同一の持ち主の他の荷物が認識された場合、当該持ち主に対して、取り逃した荷物がある旨の通知をすることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、さらに、
    前記持ち主に対応付けられた全ての荷物が取られた場合にその旨の当該持ち主に対して通知することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 荷物が搬出される搬出路を撮影する撮影装置と通信可能な情報処理装置であって、荷物とその持ち主を示す情報とを対応付けて記憶する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の画像取得手段が、前記撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得工程と、
    前記情報処理装置の判定手段が、前記画像取得工程により取得した画像に基づき、搬出路から荷物が取られたかを判定する判定工程と、
    前記情報処理装置の位置特定手段が、前記画像取得工程により取得した画像に基づき、荷物が取られた搬出路上の位置を特定する位置特定工程と、
    前記情報処理装置の到達時間算出手段が、前記搬出路が荷物を搬出する速度と、現時点の荷物の位置とに基づき、前記位置特定工程により特定された荷物が取られた位置に、当該荷物の同一の持ち主の他の荷物が到達するまでの時間を算出する到達時間算出工程と、
    前記情報処理装置の通知手段が、前記到達時間算出工程により算出された時間を通知する通知工程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  5. 荷物が搬出される搬出路を撮影する撮影装置と通信可能な情報処理装置であって、荷物とその持ち主を示す情報とを対応付けて記憶する情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理装置を、
    前記撮影装置により撮影された画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した画像に基づき、搬出路から荷物が取られたかを判定する判定手段と、
    前記画像取得手段により取得した画像に基づき、荷物が取られた搬出路上の位置を特定する位置特定手段と、
    前記搬出路が荷物を搬出する速度と、現時点の荷物の位置とに基づき、前記位置特定手段により特定された荷物が取られた位置に、当該荷物の同一の持ち主の他の荷物が到達するまでの時間を算出する到達時間算出手段と、
    前記到達時間算出手段により算出された時間を通知する通知手段として機能させるためのプログラム。

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