JP6467784B2 - 転写フィルムおよび加飾成形品 - Google Patents

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Description

本発明は、物品の表面加飾に用いる光輝性の転写フィルム、および該転写フィルムにより加飾された加飾成形品に関する。
物品の表面に加飾を施す方法として、転写フィルムを用いる技術が従来より提案されている。転写フィルムは離型性のある基材フィルム上に転写層が形成された構成からなり、転写フィルムを用いた加飾方法としては例えば、射出成形と同時に転写層を転写する方法や、熱ロールの熱圧で転写層を被転写体へ転写する方法、真空及び圧空、加熱機を利用して被転写体へ転写する方法など様々の手法が用いられている。
転写フィルムによる加飾が使用されている用途例として、日用品や生活用品などの機器本体、食品や各種物品の容器類、電子機器や事務用品などの筐体類などが挙げられる。このような用途では、しばしば誘目性の高い意匠が求められ、そのための方法の一つとして所謂パール顔料や金属小片などの光輝材を含有するインキを用いる手法がある。光輝材を用いた場合、光輝材による光の反射、散乱の効果により、被転写体表面に観察角度の変化に伴う明度や色相の変化、あるいは立体感や光輝感などの意匠を付与することができる。
しかしながら、光輝材含有インキを用いて表面加飾を行う方法では、光輝材含有インキの構成材料や塗工方法によっては、個々の光輝材の傾きや並び方が想定通りとならず、意匠性が低下する不具合が起きてしまうことがある。
そのため、光輝材の使用における不具合を解消する方法について、各種の提案がなされている。
例えば、立体感のあるパール意匠を有する加飾成形品を提供するために、粒径の異なる2種類の光輝材をそれぞれ含む2層の光輝材含有層を重ねることが提案されている(特許文献1参照)。また、光輝材含有層の光輝性を向上させるために、下地印刷層を光輝材層の下面に設けて基材面の平滑性を増すことが提案されている(特許文献2参照)。
実開平5−80793号公報 特開2006−218690号公報
一方、転写フィルムにて光輝材による加飾を被転写物に付与する場合、被転写物の加飾表面は塗工時の下層側から視認されるため、転写フィルム特有の外観課題が生じる。すなわち、光輝材含有層の塗工時に光輝材が下層の構成樹脂を侵食し、下層側から視認したときに光輝材が下層から露出する不具合が生じる。光輝材を用いた意匠では、下層を通して光輝材を視認することになるが、下層を顔料や染料にて着色した光透過性のある着色透明層とすることで、光輝材を着色したような外観とすることが出来、このような意匠を用いることで、角度に応じた色変化や立体感、光輝感、などを表現することができる。しかしながら着色透明層から光輝材が露出する場合、光輝材上の着色透明層の厚さにバラツキや局所的に薄い部分が発生してしまうことで、加飾表面の色の不均一や、金属光沢色により加飾表面が白くなる不具合が生じる。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、均一で良好な外観を付与可能な転写フィルム、および転写フィルムを用いた加飾成形品を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様である転写フィルムは、少なくとも離型性フィルムと、着色透明層と、光輝材安定化層と、前記光輝材安定化層の直上に積層された光輝材含有層と、接着層とが、この順に積層され、前記光輝材含有層は、光輝材と透明バインダーからなるインキにより構成された転写フィルムにおいて、前記光輝材安定化層の全光線透過率が50%以上であり、且つ前記光輝材安定化層は、光輝材含有層に含まれる溶剤に対して耐溶剤性を有することを特徴とする。
本発明の他の態様の発明は、上記の一態様である転写フィルムにより表面加飾された加飾成形品である。
本発明の転写フィルムは、着色透明層と光輝材含有層の間に光輝材安定化層を形成し、光輝材安定化層が、光輝材含有層に含まれる溶剤に対して耐溶剤性を有することで、光輝材含有層を塗工した際の光輝材含有層による光輝材安定化層への侵食が緩和され、着色透明層から光輝材が露出する不具合を防ぐことができる。
従って均一で良好な外観をもつ転写フィルム、および転写フィルムを用いた加飾成形品を提供する事が可能となる。
本発明の実施形態に係る転写フィルムの一例を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る転写フィルムの他の例を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る転写フィルムの他の例を示す概略断面図である。
以下、本発明の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態に係る転写フィルム10は、図1に示すように、少なくとも離型性フィルム1および転写層4からなる積層体である。転写層4は、離型性フィルム1側から、少なくとも着色透明層5、光輝材安定化層6、前記光輝材安定化層6の直上に積層される光輝材含有層7、接着層8が、この順に積層されてなる。
離型性フィルム1は、図2に示すように、基材フィルム2に離型層3が積層された構成としても良い。
また、転写層4は、図3に示すように、離型性フィルム1側から、少なくとも表面保護層9、着色透明層5、光輝材安定化層6、前記光輝材安定化層6の直上に積層される光輝材含有層7、接着層8が、この順に積層された構成としても良い。
(基材フィルム)
基材フィルム2は、転写フィルム10の基体となる部位である。
基材フィルム2は、可撓性を有する材料から適宜選択して用いる事が出来る。例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリカーボネート、ナイロン、ポリ塩化ビニル、アクリルなどからなる基材フィルム2が使用可能である。本実施形態の転写フィルム10において基材フィルム2は上記に限定されるものではなく、また、基材フィルム2は2種以上のフィルムを貼り合わせた複層の複合フィルムであってもよい。
また、基材フィルム2の厚みは、5μm以上200μm以下の範囲内が好ましく、25μm以上100μm以下の範囲内にあることがより好ましい。上記範囲内の厚みの基材フィルム2は、各種印刷法(例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、など)において好適に取り扱うことの出来る厚みであり、効率よく転写フィルム10を生産することが出来る。ただし、本実施形態の転写フィルム10において、基材フィルム2の厚みは上記範囲に限定されるものではない。
基材フィルム2が離型性を有する場合、単独で離型性フィルム1として用いても良い。
基材フィルム2が離型性を有さない場合、基材フィルム2上に離型層3を形成し、基材フィルム2と離型層3との積層体を離型性フィルム1とする。
(離型層)
離型層3は、前記基材フィルム2上に形成される。
離型層3の材料としては、離型性樹脂として知られる材料から適宜選択し用いてよい。例えば、メラミン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ウレタン系樹脂、弗素系樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、などが使用可能である。また、離型層3の材料は、複数の樹脂を混合した樹脂混合物であってもよい。
特に、イソシアネート硬化によってなされたアクリルウレタン樹脂は、塗工欠陥を生じにくく、加工温度が比較的低いことから、多くの基材フィルム2に適用可能であり、より好適である。ただし、本実施形態の転写フィルム10において離型層3の材料は上記に限定されるものではない。
また、離型層3の形成は、離型層3の材料を溶剤へ分散・溶解させた離型層塗液を調整し、該離型層塗液を適宜公知の塗布形成方法を用いて塗布し、乾燥させることにより、行ってよい。このとき、塗布形成方法としては、例えば、ロールコート、リバースロールコート、グラビアコート、リバースグラビアコート、バーコート、ロッドコート、キスコート、ナイフコート、ダイコート、コンマコート、フローコート、スプレーコート、などのコーティング方法を用いることができる。
また、離型層3の厚みは、0.01μm以上5.0μm以下程度の範囲内にあることが好ましい。上記範囲内の厚みの離型層3は、一般的な各種塗布形成方法で均一な膜形成を行うことが出来る。ただし、本実施形態の転写フィルム10において離型層3の厚みは上記範囲に限定されるものではない。
離型層3には、後述する転写層4の表面形状を制御する(例えば凹凸を付与する)ために、任意の粒径の粒子を添加しても良い。転写層4の凹凸は、得られた転写フィルム10を転写した加飾成形品の表面にマット感を与えることができ、離型層3に添加する粒子の形状や粒径、添加量を適宜調整することによりマット感を自由に調整することができる。さらに、マット感調整のため、離型層3を多層にすることも可能である。ただし、本実施形態の転写フィルム10は、離型層3における粒子の有無や添加量において限定されるものではない。
(転写層)
続いて、本実施形態に係る転写フィルム10の転写層4を構成する各層について説明する。
(表面保護層)
被転写体の要求性能に応じて、離型性フィルム1上に表面保護層9を積層し、さらに表面保護層9上に着色透明層5を積層する構成としても良い。このような構成では、転写フィルム10を被転写体と一体化させた後、離型性フィルム1を剥離する界面は、離型性フィルム1と表面保護層9との界面であり、表面保護層9が得られる加飾成形品の最表面の層となる。
表面保護層9は被転写体の要求性能に応じて、表面の保護、加飾などを付与する機能を有するものである。
表面保護層9の材料としては、耐候性、耐摩耗性、耐傷性、耐薬品性、透明性などの諸物性について要求される性能を考慮し、適宜公知の材料から選択し用いてよい。例えば、ウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、などを用いてよい。
また、表面保護層9の形成は、適宜公知の塗布形成方法を用いて塗布し、乾燥させることにより、行ってよい。このとき、塗布形成方法としては、例えば、ロールコート、リバースロールコート、グラビアコート、リバースグラビアコート、バーコート、ロッドコート、キスコート、ナイフコート、ダイコート、コンマコート、フローコート、スプレーコート、などのコーティング方法を用いることができる。
また、表面保護層9の厚みは、3μm以上20μm以下程度の範囲内にあることが好ましい。ただし、本実施形態の転写フィルム10において表面保護層9の厚みは上記範囲に限定されるものではない。
また、表面保護層9の材料として、活性エネルギー線硬化型樹脂を用いることが好ましい。活性エネルギー線硬化型樹脂は、活性エネルギー線を照射することにより、樹脂内の官能基同士が架橋し、硬化する樹脂である。例えば、活性エネルギー線硬化型樹脂として、少なくともアクリロイル基またはメタクリロイル基を含有する樹脂、などが挙げられる。表面保護層9の材料として活性エネルギー線硬化型樹脂を用いた場合、転写フィルム10を被転写体と一体化させた後に活性エネルギー線を照射することにより、下記(1)、(2)の効果を有する。
(1)表面保護層9に熱可塑性を維持したまま被転写体の表面形状に追従させつつ転写することが出来る。
(2)転写フィルム10の成形後、架橋硬化を行うことで加飾成形品の最表面部位の表面強度を向上させることが出来る。
このため、表面保護層9の材料として活性エネルギー線硬化型樹脂を用いることにより、形状追従性および充分な強度を両立させることができる。
また、表面保護層9の材料として活性エネルギー線硬化型樹脂を用いた場合、表面保護層9を塗布形成後、完全架橋しない程度の活性エネルギー線を照射や、加熱などを行い、表面保護層9を不完全(一部分)架橋状態としてもよい。表面保護層9を不完全(一部分)架橋状態とすることにより、未架橋状態に比べてより完全に乾燥させることが出来、転写フィルム10の取り扱い性が向上する、被転写体への転写時の熱や応力による表面保護層9の流動を抑制することが出来る、などの効果を奏する。
(着色透明層)
着色透明層5は、前記離型フィルム上もしくは前記表面保護層9上に形成される。
着色透明層5は、転写フィルム10を被転写体と一体化させた後、離型性フィルム1と着色透明層5との界面より離型性フィルム1を剥離することによって得られる、加飾成形品の最表面となる層である。
着色透明層5は、染料や顔料などの着色剤にて着色された光透過性のある層であり、着色透明層5を通して光輝材を視認させることで、光輝材が反射、散乱する光を着色して視認させる機能を有する。
着色透明層5の材料としては適宜公知のインキから選択し用いてよいが、着色透明層5は光透過性を有するものとする。着色透明層5の光透過性は、求められる意匠に応じて調節してよいが、少なくとも全光線透過率が5%以上であることが好ましく、10%以上であることがさらに好ましい。着色透明層5の全光線透過率が上記範囲内であれば、着色透明層5を通して光輝材含有層7内の光輝材を視認することが容易となる。
着色透明層5の形成は、適宜公知の塗布形成方法を用いて塗布し、乾燥させることにより、行ってよい。このとき、塗布形成方法としては例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、凹版印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、静電印刷、インクジェット印刷、などを用いてよい。
着色透明層5はベタ意匠でも良く、図柄やパターンを形成していても良い。
また、着色透明層5の厚みは、0.5μm以上10μm以下の範囲内にあることが好ましく、0.8μm以上6μm以下の範囲内にあることがより好ましい。ただし、本実施形態の転写フィルム10において着色透明層5の厚みは上記範囲に限定されるものではない。
(光輝材安定化層)
光輝材安定化層6は、前記着色透明層5上に形成される。光輝材安定化層6は、光輝材含有層7に含まれる光輝材による、塗工時の下層への侵食が着色透明層5に達するのを防ぐために導入される層である。
転写層4を被転写体に転写させた後、着色透明層5及び光輝材安定化層6を通して光輝材含有層7内の光輝材を視認することから、光輝材安定化層6の全光線透過率は少なくとも50%以上が好ましく、70%以上であればより好ましく、85%以上であればさらに好ましい。光輝材安定化層6の全光線透過率が上記範囲内であれば、意匠性及び視認性を損なわずに、光輝材安定化層6を通して光輝材を視認することが可能となる。
光輝材安定化層6として光輝材含有層7に含まれる溶剤に対して耐溶剤性を有する層とする。
光輝材安定化層6の役割としては、着色透明層5への光輝材(含有インキ)の侵食を抑制する事であるが、光輝材含有インキに用いられる溶剤に対しての耐性が悪い場合、光輝材(含有インキ)の侵食を抑える事が出来ず十分な効果を得る事が出来ない。
光輝材安定化層6の耐溶剤性を改善する方法としては、アクリル樹脂やエステル樹脂などに水酸基を導入したプレポリマーと、別途用意したイソシアネート基を有する硬化剤と反応させ、樹脂中にウレタン反応物を生成させる事により架橋構造を付与する方法が挙げられる。
イソシアネートによる2液硬化型樹脂としては、被転写体形状に追従する柔軟性を満たす材料から適時選択する事が出来るが、アクリルポリオールをイソシアネート化合物で架橋したアクリルウレタンを主成分とする事が柔軟性および印刷適正の点より好適である。
イソシアネート化合物の配合比として、アクリルポリオール100質量部に対して、1質量部以上、50質量部以下である事が好ましく、より好ましくは2質量部以上、10質量部以下である。イソシアネート化合物の配合量が1質量部未満である場合、光輝材安定化層6を十分に硬化させる事が出来ず、目的である光輝材(含有インキ)の侵食を抑制する事が出来ない。配合比が50質量部を超えた場合、着色透明層5または光輝材含有層7との密着不良の可能性があり、また、ウレタン反応によるインキ粘度変化の制御が難しく印刷時の作業性を悪化させる。
また、耐溶剤性を改善する方法としては、低分子量のエポキシ樹脂溶液と、ポリアミド樹脂、ポリアミンアダクト等の硬化剤とを反応させ、2液反応型とし架橋構造を付与する方法があげられる。
また、耐溶剤性を改善する方法としては、光輝材安定化層6のバインダー樹脂として、耐溶剤性に優れる樹脂、具体的には塩素化ポリオレフィン樹脂を用いる事でも耐溶剤性を改善する事が可能である。塩素化ポリオレフィン樹脂とは、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂を塩素ガスにより塩素化して作られる樹脂である。
また、耐溶剤性を改善する方法としては、光輝材安定化層6に紫外線重合開始剤を添加し、紫外線を照射する方法(紫外線硬化法)、電子線を照射する方法(電子線硬化法)などの活性エネルギー線を照射する方法を用いて架橋構造を付与しても良い。また、これらの硬化方法を複数組み合わせても良い。
活性エネルギー線硬化型樹脂として、分子中にアクリロイル基又はメタクリロイル基を有するアクリル樹脂であり、エポキシアクリレート系,ウレタンアクリレート系,ポリエステルアクリレート系,ポリエーテルアクリレート系のオリゴマー、ポリマーと単官能・2官能・あるいは多官能重合性(メタ)アクリル系モノマー、例えばテトラヒドロフルフリルアクリレート,2ーヒドロキシエチルアクリレート,2ーヒドロキシー3ーフェノキシプロピルアクリレート,ポリエチレングリコールジアクリレート,ポリプロピレングリコールジアクリレート,トリメチロールプロパントリアクリレート,ペンタエリトリトールトリアクリレート,ペンタエリトリトールテトラアクリレートなどのモノマー、オリゴマー、ポリマーなどの混合物が使用される。電子線で硬化させる際は、上記樹脂のみで架橋硬化するが、紫外線で架橋硬化させるためには紫外線重合開始剤を0.5〜10重量%添加する。
光輝材安定化層6には、所望する意匠に即して染料または顔料等の着色剤、体質顔剤等を添加してもよい。また、光輝材安定化層6は複数の層によって構成されても良い。
光輝材安定化層6の形成は、適宜公知の塗布形成方法を用いて塗布し、乾燥させることにより、行ってよい。このとき、塗布形成方法としては、例えば、ロールコート、リバースロールコート、グラビアコート、リバースグラビアコート、バーコート、ロッドコート、キスコート、ナイフコート、ダイコート、コンマコート、フローコート、スプレーコート、などのコーティング方法、またはグラビア印刷、オフセット印刷、凹版印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、静電印刷、インクジェット印刷などの印刷方法を用いることができる。
(光輝材含有層)
光輝材含有層7は、前記光輝材安定化層6の直上に形成される。
光輝材含有層7は光輝材を透明バインダーに分散させたインキを塗工することにより形成し、被転写体に意匠性を付与するための層である。
光輝材としては、光を散乱・反射可能な材料から適宜選択し、用いてよい。例えば、貝殻の内側の部分を粉砕した物、真珠を砕粉した物、雲母(マイカ)、マイカを金属酸化物で被膜した物、アルミニウム粉などの金属粉、アルミニウムなどの金属粉を展伸して鱗片状に加工した金属片などを用いることができる。
本実施形態の転写フィルム10では着色透明層5を通して光輝材を視認することから、反射率の高い光輝材を用いることでより視認が容易となり、光輝材による光輝感や立体感の効果を高めることができる。鱗片状金属片は表面が均一であるために散乱光が少なく、反射率が高いことから好適である。
光輝材を分散させる透明バインダーは、選択した光輝材に応じて公知のインキ・樹脂材料から選択し、用いてよい。また、光輝性材料を分散させるインキに、所望する意匠に即して、染料または顔料等の着色剤、体質顔剤等を添加してもよい。
また、光輝材の添加量は、透明バインダー100質量部に対し、1質量部以上30質量部以下程度の範囲内にあることが好ましい。ただし、本実施形態の転写フィルム10において、用いる光輝材の添加量は上記範囲に限定されるものではない。
また、光輝材の粒径は、1μm以上150μm以下の範囲内にあることが好ましく、5μm以上100μm以下の範囲内にあることがさらに好ましい。上記範囲内の光輝材は、各種印刷法(例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、スクリーン印刷、フレキソ印刷、など)において好適に塗工することが出来る。ただし、本実施形態の転写フィルム10において用いる光輝材の粒径は上記範囲に限定されるものではない。
また、光輝材含有層7の厚みは、0.5μm以上20μm以下の範囲内にあることが好ましく、0.8μm以上10μm以下の範囲無いにあることがさらに好ましい。ただし、本実施形態の転写フィルム10において光輝材含有層7の厚みは上記範囲に限定されるものではない。
(接着層)
接着層8は、前記光輝材含有層7上に形成される。接着層8は、転写フィルム10を被転写体と一体化させたとき、被転写体と接触し、転写フィルム10を被転写体に接着させる部位となる。
接着層8に用いる材料は、常温・加熱時において被転写体の表面材料との接着性・粘着性を備える材料から、適宜選択してよい。具体的には、接着剤、粘着剤、ホットメルト、などとして知られた材料から適宜選択してよい。例えば、アクリル系、エポキシ系、酢酸ビニル系、塩化ビニル系、イソシアネート系、シリコーン系、スチレン−ブタジエン系、塩化ビニル−酢酸ビニル系、エチレン−酢酸ビニル系、ポリエステル系、塩化ゴム系、塩素化ポリプロピレン系、ポリウレタン系などの樹脂を単独で使用、またはこれらの混合物を主成分とするエマルジョン系樹脂、有機溶剤型樹脂、水溶性樹脂、などを用いることができる。
接着層8の厚みは、0.5μm以上10μm以下程度の範囲内にあることが好ましい。ただし、本実施形態の転写フィルム10において、接着層8の厚みは上記範囲に限定されるものではない。
なお、本実施形態の転写フィルム10は、光輝材安定化層6の直上に光輝材含有層7を形成する構成であれば、求める効果を奏する。このため、本実施形態の転写フィルム10は、光輝材安定化層6/光輝材含有層7の層界面を除く、その他の層界面において、更に、別途、機能層を追加した構成であってもよい。
以下、本実施形態の加飾成形品について説明を行う。
本実施形態の加飾成形品は、上述に記載の転写フィルム10を用いた加飾成形品である。本実施形態の転写フィルム10を被転写体と一体化させた後、離型性フィルム1と転写層4との界面で離型性フィルム1を剥離することにより、転写層4による表面加飾がなされた加飾成形品を得ることが出来る。
また、転写フィルム10を転写する被転写体の材料は、転写フィルム10の接着層8に選択した材料と接着可能な材料であればよく、特に限定されるものではない。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリカーボネート系樹脂、フェノール樹脂、などの樹脂類、あるいは、アルミニウム、鉄、ステンレス、真鍮等の金属或いは金属化合物類、木質合板、木質単板、中密度繊維板(MDF)等の木材類、ガラス、陶磁器等のセラミック類、ALC(軽量気泡コンクリート)、GRC(硝子繊維強化コンクリート)、スラグセメント等のセメント、ケイ酸カルシウム、紙、布帛、不織布等と任意である。
また、被転写体の形状は、形状に応じて適宜転写方法を選択して用いればよく、特に限定されるものではない。例えば、被転写体の形状は、シート(フィルム)、平板、曲面板、棒状体、立体物等、などであってもよい。
以下、本発明の転写フィルム10および加飾成形品について具体的に実施の一例を挙げながら説明を行う。なお、以下に列挙する塗工液、インキについては主材料のみ示しており、選択する塗工、印刷方式に応じて最適な粘度となるよう、適宜溶媒を添加することができる。また、特に記載の無い限り、乾燥は熱風乾燥にて行うものとする。
<実施例1>
基材フィルム2として50μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルムを用い、前記基材フィルム2上に、リバースグラビアコート法で、アクリルポリオール100質量部に対してイソシアネート化合物を10質量部、水酸基を含有するアクリルシリコーン樹脂1質量部を添加した樹脂塗工液を乾燥後の厚さが0.5μmとなるように塗布乾燥して離型層3を形成し、離型性フィルム1を得た。
次に、離型層3上に、転写層4として以下の層を順次積層した。
まず、リバースグラビアコート法で、アクリルアクリレート100質量部に対して光重合開始剤4質量部を添加した樹脂塗工液を乾燥後の厚さが5.0μmになるように塗布乾燥し、表面保護層9を形成した。
次に、前記表面保護層9の表面に、グラビア印刷により着色透明層5、光輝材安定化層6、光輝材含有層7、接着層8を乾燥後の厚さが、それぞれ2.0μm、2.0μm、2.0μm、1.5μmとなるように順次塗布し、本発明に係る転写フィルム10を得た。
・着色透明層5
東洋インキ製 ファインスター 透明メジューム 40質量部
東洋インキ製 ファインスター 藍 60質量部
・光輝材安定化層6
大成ファイン製アクリルポリオール アクリット6DY169F
100質量部
三井化学製イソシアネート化合物 タケネートD110N 5質量部
・光輝材含有層7
東洋インキ製 ファインスター 透明メジューム 95質量部
東洋アルミニウム製 アルミペーストTD280T(最大粒径40μm)
5質量部
・接着層8
東洋インキ製K539HP接着ワニス
続いて、板状のポリカーボネイト/ABS樹脂成形品の表面に、得られた転写フィルム10を120℃にて熱圧着した後、離型性フィルム1を剥離し、本発明の転写フィルム10が転写した加飾成形品を得た。
<実施例2>
光輝材安定化層6として、実施例1に示す材料に東洋インキ製ファインスターR92墨を適量混合し、全光線透過率が50%となるように調整した樹脂塗工液を塗布乾燥することで形成した以外は実施例1と同様の方法によって、本発明に係る転写フィルム10を得た。
続いて、板状のポリカーボネイト/ABS樹脂成形品の表面に、得られた転写フィルム10を120℃にて熱圧着した後、離型性フィルム1を剥離し、本発明の転写フィルム10が転写した加飾成形品を得た。
<実施例3>
光輝材安定化層6を以下に示す材料に変更し、光輝材安定化層6塗工乾燥後に高圧水銀灯を用いて、積算光量100mJ/cmの紫外線を照射した後、光輝材含有層7、接着層8を順次塗布乾燥した以外は実施例1と同様の方法によって、本発明に係る転写フィルム10を得た。
光輝材安定化層6
三菱レイヨン製 ダイヤナールBR90 100質量部
光重合開始材 1質量部
続いて、板状のポリカーボネイト/ABS樹脂成形品の表面に、得られた転写フィルム10を120℃にて熱圧着した後、離型性フィルム1を剥離し、本発明の転写フィルム10が転写した加飾成形品を得た。
<比較例1>
光輝材安定化層として、実施例1に示す材料に東洋インキ製ファインスターR92墨を適量混合し、全光線透過率が40%となるように調整した樹脂塗工液を塗布乾燥することで形成した以外は実施例1と同様の方法によって、比較例1の転写フィルムを得た。
続いて、板状のポリカーボネイト/ABS樹脂成形品の表面に、得られた転写フィルムを120℃にて熱圧着した後、離型性フィルムを剥離し、比較例1の転写フィルムが転写した加飾成形品を得た。
<比較例2>
光輝材安定化層を以下に示す材料に変更した以外は実施例1と同様の方法によって、本発明に係る転写フィルムを得た。
・光輝材安定化層
大成ファイン製アクリルポリオール アクリット6DY169F
100質量部
三井化学製イソシアネート化合物 タケネートD110N0.5質量部
続いて、板状のポリカーボネイト/ABS樹脂成形品の表面に、得られた転写フィルムを120℃にて熱圧着した後、離型性フィルムを剥離し、比較例2の転写フィルムが転写した加飾成形品を得た。
<比較例3>
光輝材安定化層を以下に示す材料に変更した以外は実施例1と同様の方法によって、比較例3の転写フィルムを得た。
・光輝材安定化層
三菱レイヨン製 ダイヤナールBR90 100質量部
続いて、板状のポリカーボネイト/ABS樹脂成形品の表面に、得られた転写フィルムを120℃にて熱圧着した後、離型性フィルムを剥離し、本発明の転写フィルムが転写した加飾成形品を得た
実施例および比較例で得られた転写フィルムおよび加飾成形品について、以下の評価を実施した。
(光輝材露出)
得られた加飾成形品の表面を光学顕微鏡にて観察し、視認できる全光輝材に対し、光輝材表面の色相が着色透明層の色相から大きく異なり、光輝材特有の金属光沢色を有する光輝材の個数割合を目視にて算出した。さらに、算出した割合を以下のように分類し、判定を行った。
・金属光沢色粒子割合 100% : ◎ (合格)
・金属光沢色粒子割合 95%以上100%未満 : ○ (合格)
・金属光沢色粒子割合 50%以上95%未満: △ (不合格)
・金属光沢色粒子割合 50%未満 : × (不合格)
(全光線透過率)
光輝材安定化層の全光線透過率を算出するため、実施例1乃至3、比較例1乃至3について基材フィルムに光輝材安定化層まで積層した転写フィルム(構成A)および着色透明層まで積層した転写フィルム(構成B)を準備してそれぞれの全光線透過率を測定し、以下の式に従って光輝材安定化層の全光線透過率を算出した。
(光輝材安定化層) = (構成A)+(100%−(構成B))
全光線透過率の測定は日本電色株式会社製NDH−2000を用い、JIS K 7361に基づいて測定した。
(光輝材視認性)
得られた加飾成形品の表面を光学顕微鏡にて観察し、光輝材が明確に視認できるかどうか、以下の基準に基づいて評価を実施した。
・光輝材が明確に視認できる : ◎ (合格)
・光輝材粒子の外縁が視認できる : ○ (合格)
・光輝材粒子の外縁が視認できず一部が視認できる : △ (不合格)
・光輝材粒子が視認できない : × (不合格)
評価結果を表1に示す。
Figure 0006467784
比較例1の光輝材露出評価が「−」となっているが、これは光輝材視認性が「×」のため、光輝材露出評価が不可能であったことを示す。
表1の結果から分かるように、本発明に基づく転写フィルムによれば、光輝材安定化層6に架橋構造を付与し耐溶剤性を改善する事で光輝材の露出が抑制できることが確認された。
本発明の転写フィルムは、表面加飾が求められる物品に対し、広範な分野で利用が期待される。例えば、携帯情報端末筐体、パソコン筐体、エアコン筐体、テレビ筐体、カメラ筐体、家電製品操作パネル、オーディオ製品パネル、各種機器タッチパネル、自動車内装材、自動車外装材、自転車部材、化粧容器、食品外装材、食器、トイレタリー用品、玩具、などの分野に利用できる。
1……離型性フィルム
2……基材フィルム
3……離型層
4……転写層
5……着色透明層
6……光輝材安定化層
7……光輝材含有層
8……接着層
9……表面保護層
10……転写フィルム

Claims (3)

  1. 少なくとも離型性フィルムと、着色透明層と、光輝材安定化層と、前記光輝材安定化層の直上に積層された光輝材含有層と、接着層とが、この順に積層され、前記光輝材含有層は、光輝材と透明バインダーからなるインキにより構成された転写フィルムにおいて、
    前記光輝材安定化層の全光線透過率が50%以上であり、且つ前記光輝材安定化層は、前記光輝材含有層に含まれる溶剤に対し耐溶剤性を有し、
    前記光輝材安定化層は、エポキシ樹脂をポリアミド樹脂及びポリアミンアダクトの少なくとも一方を含む硬化剤で架橋した樹脂と、バインダー樹脂と、を含み、
    前記バインダー樹脂は、塩素化ポリエチレン樹脂であることを特徴とする転写フィルム。
  2. 前記光輝材は、鱗片状金属片を主成分とすることを特徴とする請求項1に記載の転写フィルム。
  3. 請求項1または請求項に記載の転写フィルムにより表面加飾された加飾成形品。
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