JP6467755B2 - Led照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、LED照明器具に関し、より詳細には、複数のLEDモジュールを有するLED照明器具に関する。
従来例として、特許文献1に記載されている照明器具を例示する。特許文献1記載の照明器具は、筐体と、パネルと、複数のLEDと、基板とからなるLEDモジュールを備えている。特許文献1記載の照明器具は、例えばビルの壁面等において直線上に配置され、複数のLEDを直線状に発光させることにより、演出照明に用いられている。
特開2006−196684号公報
ところで、特許文献1記載の従来例のように、複数の照明器具が用いられる場合、各照明器具の明るさ(光束)が大きくばらつくことは好ましくない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされており、均斉度の低下を抑えることを目的とする。
本発明のLED照明器具は、第1基板に複数の第1LED及び第1定電流回路を実装した第1LEDモジュールと、第2基板に複数の第2LED及び第2定電流回路を実装した第2LEDモジュールと、前記第1LEDモジュール及び前記第2LEDモジュールを支持する支持部材とを備え、前記第1基板は、単位面積当たりにm個(mは2以上の自然数)の前記第1LEDを実装するように構成され、前記第2基板は、前記第1基板よりも大きく、且つ前記単位面積当たりにn個(nはmよりも小さい自然数)の前記第2LEDを実装するように構成され、前記第1定電流回路は、前記複数の第1LEDに第1電流を流すように構成され、前記第2定電流回路は、前記複数の第2LEDに第2電流を流すように構成され、さらに、前記第2定電流回路は、前記n個の第2LEDから放射される光束と、前記m個の第1LEDから放射される光束とを等しくする大きさの前記第2電流を流すように構成されることを特徴とする。
本発明のLED照明器具は、均斉度の低下を抑えることができるという効果がある。
本実施形態に係るLED照明器具を示し、図1Aは中継用の第1LEDモジュールの正面図、図1Bは入力用の第1LEDモジュールの正面図、図1Cは中継用の第2LEDモジュールの正面図、図1Dは入力用の第2LEDモジュールの正面図である。 本実施形態に係るLED照明器具を示し、図2Aは第1LEDモジュールの回路図、図2Bは第2LEDモジュールの回路図である。 本実施形態に係るLED照明器具を示し、図3Aは2つの第1LEDモジュールを繋いだ状態の正面図、図3Bは2つの第2LEDモジュールを繋いだ状態の正面図、図3Cは1つの第1LEDモジュールと2つの第2LEDモジュールを繋いだ状態の正面図、図3Dは2つの第1LEDモジュールと2つの第2LEDモジュールを繋いだ状態の正面図である。 図4Aは本実施形態に係るLED照明器具の正面図、図4Bは本実施形態に係るLED照明器具の右側面図である。 本実施形態に係るLED照明器具のケースと第1LEDモジュールの断面図である。 本実施形態に係るLED照明器具のエンドキャップを示し、図6Aは正面図、図6Bは右側面図、図6Cは背面図、図6Dは平面図である。 本実施形態に係るLED照明器具のエンドキャップの斜視図である。 本実施形態に係るLED照明器具を示し、図8Aは取付部材に取り付けられた状態の一部省略した正面図、図8Bは取付部材に取り付けられた別の状態の一部省略した正面図である。 本実施形態に係るLED照明器具が用いられる冷蔵ショーケースの正面図である。
以下、本実施形態に係るLED照明器具について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態で説明する構成は本発明の一例にすぎない。本発明は、以下の実施形態に限定されず、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態のLED照明器具は、第1LEDモジュール1と、第2LEDモジュール2と、支持部材とを備える。
第1LEDモジュール1は、図1A及び図1Bに示すように、複数個(図示例では21個)の第1LED10と、第1基板11とを有する。さらに、第1LEDモジュール1は、第1定電流回路12(図2参照)と、雄コネクタ13又は端子台15と、雌コネクタ14とを有する。
第1基板11は、長方形の平板状に形成されている。ここで、第1基板11の長手方向の長さ寸法を「1単位」と定義する。なお、「1単位」は、例えば、およそ30[cm]程度が好ましい。ただし、「1単位」は30[cm]に限定されず、30[cm]より長くてもよいし、あるいは、30[cm]より短くてもよい。
第1LED10は、例えば、白色光を放射する白色LED(白色発光ダイオード)である。21個の第1LED10は、第1基板11の表面における短手方向の中央に、長手方向に沿って等間隔に並ぶように実装される。ここで、第1基板11に実装された第1LED10の間隔を第1ピッチP1と呼ぶ(図1A参照)。ただし、両端の2個の第1LED10は、第1ピッチP1よりも若干大きい間隔を空けて実装されてもよい。
また、第1基板11の長手方向の一方の端における短手方向の両端近くに、一対の雌コネクタ14が実装される。さらに、第1基板11の長手方向の他方の端における短手方向の両端近くには、一対の雄コネクタ13又は一対の端子台15が実装される。雄コネクタ13は、雌コネクタ14と対をなしてコネクタを構成し、雌コネクタ14と挿抜可能に接続される。一方、端子台15は、直流電源から直流電圧・直流電流が供給される被覆電線の導体が電気的に接続される(図4A参照)。なお、以下の説明においては、第1基板11に端子台15が実装されている第1LEDモジュール1を、入力用の第1LEDモジュール1Aと呼ぶ(図1A参照)。一方、第1基板11に雄コネクタ13が実装されている第1LEDモジュール1を、中継用の第1LEDモジュール1Bと呼ぶ(図1B参照)。
第2LEDモジュール2は、図1C及び図1Dに示すように、複数個(図示例では28個)の第2LED20と、第2基板21とを有する。さらに、第2LEDモジュール2は、第2定電流回路22(図2参照)と、雌コネクタ24及び端子台25若しくは雄コネクタ23とを有する。
第2基板21は、長方形の平板状に形成されている。ここで、第2基板21の長手方向の長さ寸法は、第1基板11の長手方向の寸法(1単位)の1.5倍とされている。例えば、1単位を30[cm]とすると、第2基板21の長手方向の寸法は、30[cm]×1.5=45[cm]となる。なお、第2基板21の短手方向の長さ寸法は、第1基板11の短手方向の長さ寸法と等しくされている。
第2LED20は、第1LED10と同じ白色LEDである。28個の第2LED20は、第2基板21の表面における短手方向の中央に、長手方向に沿って等間隔に並ぶように実装される。ここで、第2基板21に実装された第2LED20の間隔を第2ピッチP2と呼ぶ(図1D参照)。ただし、両端の2個の第2LED20は、第2ピッチよりも若干大きい間隔を空けて実装されてもよい。
また、第2基板21の長手方向の一方の端における短手方向の両端近くに、一対の雌コネクタ24が実装される。さらに、第2基板21の長手方向の他方の端における短手方向の両端近くには、一対の雄コネクタ23又は一対の端子台25が実装される。雄コネクタ23は、雌コネクタ24と対をなしてコネクタを構成し、雌コネクタ24と挿抜可能に接続される。ただし、雄コネクタ23は、第1LEDモジュール1の雄コネクタ13と同一であり、かつ雌コネクタ24は、第1LEDモジュール1の雌コネクタ14と同一である。ゆえに、雄コネクタ23は、いずれの雌コネクタ14、24とも挿抜可能に接続される。同様に、雄コネクタ13も、いずれの雌コネクタ14、24とも挿抜可能に接続される。なお、以下の説明においては、第2基板21に雌コネクタ24及び端子台25が実装されている第2LEDモジュール2を、入力用の第2LEDモジュール2Aと呼ぶ(図1C参照)。一方、第2基板21に雄コネクタ23のみが実装されている第2LEDモジュール2を、中継用の第2LEDモジュール2Bと呼ぶ(図1D参照)。
ここで、第2LEDモジュール2の第2ピッチP2は、図1A〜図1Dに示すように、第1LEDモジュール1の第1ピッチP1よりも大きく(広く)されている(P1<P2)。つまり、第1LEDモジュール1の第1基板11は、単位面積(例えば、1単位の長さに対応する面積)当たりに21個の第1LED10を実装するように構成されている。これに対して、第2LEDモジュール2の第2基板21は、単位面積(1単位の長さに対応する面積)当たりに19個の第2LED20を実装するように構成されている。したがって、第1LEDモジュール1に流す電流(第1電流I1)と、第2LEDモジュール2に流す電流(第2電流I2)とが等しい場合、単位面積当たりの光束は、第1LEDモジュール1よりも第2LEDモジュール2の方が少なくなる。ゆえに、第1LEDモジュール1の単位面積当たりの光束と、第2LEDモジュール2の単位面積当たりの光束とを同程度とするためには、第2電流I2を第1電流I1よりも大きくする必要がある。
第1定電流回路12は、図2Aに示すように、7個の第1LED10の直列回路ごとに1つずつ設けられる。つまり、第1LEDモジュール1は、21個の第1LED10を有しているので、合計3つの第1定電流回路12を備えればよい。これら3つの第1定電流回路12は、全て共通の回路構成を有している。なお、3つの第1定電流回路12を区別するときは、12A、12B、12Cの符号を付す。これら3つの第1定電流回路12A、12B、12Cは、一対の雄コネクタ13(又は一対の端子台15)及び一対の雌コネクタ14に対して、電気的に並列接続されている。
第1定電流回路12は、2つのバイポーラトランジスタQ11、Q12と、3つの抵抗器R11、R12、R13とを有する。ただし、図2Aにおいては、代表して第1定電流回路12Aの回路素子にのみ符号を付し、他の2つの第1定電流回路12B、12Cの回路素子の符号を省略している。
一方のバイポーラトランジスタQ11(以下、第1トランジスタと呼ぶ)のコレクタが第1LED10の直列回路の一端(負極)と電気的に接続され、第1トランジスタQ11のエミッタが抵抗器R13の一端と電気的に接続される。抵抗器R13の他端は、低電位側(負極側)の雌コネクタ14及び低電位側(負極側)の雄コネクタ13又は端子台15と電気的に接続される。また、第1トランジスタQ11のベースは、抵抗器R12の一端と電気的に接続される。
他方のバイポーラトランジスタQ12(以下、第2トランジスタと呼ぶ)のコレクタが抵抗器R12の他端及び抵抗器R11の一端と電気的に接続される。第2トランジスタQ12のエミッタは、低電位側の雌コネクタ14及び低電位側の雄コネクタ13又は端子台15と電気的に接続される。第2トランジスタQ12のベースは、第1トランジスタQ11のエミッタと電気的に接続される。なお、抵抗器R11の他端は、第1LED10の直列回路の他端(正極)、並びに、高電位側(正極側)の雌コネクタ14及び高電位側(正極側)の雄コネクタ13又は端子台15と電気的に接続される。
第1LEDモジュール1は、一対の端子台15(又は一対の雄コネクタ13)間に所定の直流電圧が印加されている場合、第1LED10の3つの直列回路がそれぞれ導通する。そして、3つの第1定電流回路12A、12B、12Cは、抵抗器R13に流れる電流(第1電流I1)を一定とするように動作する。つまり、第1電流I1の大きさは、抵抗器R13の抵抗値に応じて決まる。なお、第1定電流回路12は、第1基板11の裏面(第1LED10の実装面と反対側の面)に実装されることが好ましい。
第2定電流回路22は、図2Bに示すように、7個の第2LED20の直列回路ごとに1つずつ設けられる。つまり、第2LEDモジュール2は、28個の第2LED20を有しているので、合計4つの第2定電流回路22を備えればよい。これら4つの第2定電流回路22は、全て共通の回路構成を有している。なお、4つの第2定電流回路22を区別するときは、22A、22B、22C、22Dの符号を付す。これら4つの第2定電流回路22A、22B、22C、22Dは、一対の雄コネクタ23(又は一対の端子台25)及び一対の雌コネクタ24に対して、電気的に並列接続されている。
第2定電流回路22は、2つのバイポーラトランジスタQ21、Q22と、3つの抵抗器R21、R22、R23とを有する。ただし、図2Bにおいては、代表して第2定電流回路22Aの回路素子にのみ符号を付し、他の3つの第2定電流回路22B、22C、22Dの回路素子の符号を省略している。
一方のバイポーラトランジスタQ21(以下、第3トランジスタと呼ぶ)のコレクタが第2LED20の直列回路の一端(負極)と電気的に接続され、第3トランジスタQ21のエミッタが抵抗器R23の一端と電気的に接続される。抵抗器R23の他端は、低電位側(負極側)の雌コネクタ24若しくは低電位側(負極側)の雄コネクタ23又は端子台25と電気的に接続される。また、第3トランジスタQ21のベースは、抵抗器R22の一端と電気的に接続される。
他方のバイポーラトランジスタQ22(以下、第4トランジスタと呼ぶ)のコレクタが抵抗器R22の他端及び抵抗器R21の一端と電気的に接続される。第4トランジスタQ22のエミッタは、低電位側の雌コネクタ24若しくは低電位側の雄コネクタ23又は端子台25と電気的に接続される。第4トランジスタQ22のベースは、第3トランジスタQ21のエミッタと電気的に接続される。なお、抵抗器R21の他端は、第2LED20の直列回路の他端(正極)、並びに、高電位側(正極側)の雌コネクタ24若しくは高電位側(正極側)の雄コネクタ23又は端子台25と電気的に接続される。
第2LEDモジュール2は、一対の端子台25(又は一対の雄コネクタ23)間に所定の直流電圧が印加されている場合、第2LED20の4つの直列回路がそれぞれ導通する。そして、4つの第2定電流回路22A、22B、22C、22Dは、抵抗器R23に流れる電流(第2電流I2)を一定とするように動作する。つまり、第2電流I2の大きさは、抵抗器R23の抵抗値に応じて決まる。なお、第2定電流回路22は、第2基板21の裏面(第2LED20の実装面と反対側の面)に実装されることが好ましい。
上述のように構成される第1LEDモジュール1及び第2LEDモジュール2は、図3A〜図3Dに示すように、複数のパターンで組み合わせて使用される。例えば、図3Aに示すように、入力用の第1LEDモジュール1Aの雌コネクタ14と、中継用の第1LEDモジュール1Bの雄コネクタ13とが接続されれば、1単位の2倍の長さ(2単位)のLEDモジュールが構成される。あるいは、図3Bに示すように、入力用の第2LEDモジュール2Aの雌コネクタ24と、中継用の第2LEDモジュール2Bの雄コネクタ23とが接続されれば、1単位の3倍の長さ(3単位)のLEDモジュールが構成される。また、図3Cに示すように、入力用の第2LEDモジュール2Aと中継用の第2LEDモジュール2Bとの間に、中継用の第1LEDモジュール1Bが挿入されれば、1単位の4倍の長さ(4単位)のLEDモジュールが構成される。さらに、図3Dに示すように、入力用の第2LEDモジュール2Aと中継用の第2LEDモジュール2Bとの間に、中継用の第1LEDモジュール1Bが2つ挿入されれば、1単位の5倍の長さ(5単位)のLEDモジュールが構成される。
ここで、図3Cや図3Dに示すパターンにおいては、第1LEDモジュール1と第2LEDモジュール2が混在しており、両者の単位面積当たりの光束が大きく異なっていると、全体としての均斉度が低下してしまう。ただし、既に説明したように、第1LEDモジュール1の単位面積当たりの光束と、第2LEDモジュール2の単位面積当たりの光束とを同程度とするためには、第2電流I2を第1電流I1よりも大きくする必要がある。
そこで、本実施形態では、第1定電流回路12の抵抗器R13の抵抗値よりも、第2定電流回路22の抵抗器R23の抵抗値が小さくされることにより、第2電流I2を第1電流I1よりも大きくしている。一例として、第1電流I1を67[mA]としたとき、第2電流I2を70[mA]とするように、抵抗器R23の抵抗値が設定される。
上述のように、本実施形態における第2定電流回路22は、n個(19個)の第2LED20から放射される光束と、m個(21個)の第1LED10から放射される光束とを等しくする大きさの第2電流I2を流すように構成される。したがって、図3Cや図3Dに示すように第1LEDモジュール1と第2LEDモジュール2が混在していても、単位面積当たりの光束が等しいので、均斉度の低下を抑えることができる。さらに、本実施形態のLED照明器具は、必要な明るさを維持しつつ、第2LED20の個数を減らしてコストの低下を図ることができる。
次に、本実施形態における支持部材を説明する。支持部材は、図4Aに示すように、ケース3と、一対のエンドキャップ4とで構成される。
ケース3は、ポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂材料によって長尺の筒状に形成される。そして、ケース3の内部には、第1LEDモジュール1及び第2LEDモジュール2の少なくともいずれか一方が収容される(図5参照)。なお、以下の説明においては、図5において、上下、左右及び前後の各方向を規定する。詳しくは、ケース3の長手方向(紙面に垂直な方向)を前後方向とし、基板(第1基板11及び第2基板21)の厚み方向を上下方向とし、基板の短手方向を左右方向とする。
ケース3は、下壁30、上壁31、一対の側壁32を有する。下壁30は、下向きに突出する半円筒形状に形成される。下壁30の内周面(上面)には、細かな凹凸300が形成されている(図5参照)。ゆえに、第1LEDモジュール1及び第2LEDモジュール2から放射される光は、下壁30を透過する際に拡散されることになる。
一対の側壁32は、下壁30の左右両端から上向きに立ち上がるように、下壁30と一体に形成される。また、各側壁32の上部には、前後方向から見て、外側に向かって突出するV字形状の引掛部321が形成されている(図5参照)。また、各側壁32には、第1基板11及び第2基板21を支持する支持片320がそれぞれ一体に形成されている。支持片320は、側壁32の内側面における、上下方向のほぼ中央の位置から斜め上向きに突出するように形成されている。そして、第1基板11(及び第2基板21)は、図5に示すように、第1LED10(及び第2LED20)を下壁30に対向させる向きで、短手方向の両端部を支持片320の先端に載せるようにして支持片320に支持される。
上壁31は、長尺の矩形板状であって、長手方向に沿った両端で各側壁32と連結されるように形成される。上壁31の左右方向の中央部には、下向きに凹む凹部310が、前後方向に沿い、かつ全長に渡って形成されている(図4A参照)。また、上壁31の上面には、一対の第1突部311が前後方向に沿い、かつ全長に渡って形成されている。これらの第1突部311は、凹部310の左右方向の両端から上向きに突出している(図5参照)。さらに、上壁31の下面には、一対の第2突部312が前後方向に沿い、かつ全長に渡って形成されている。これらの第2突部312は、左右方向の両端近くから下向きに突出している(図5参照)。上壁31は、これら各一対の第1突部311及び第2突部312により、上下方向及び左右方向の曲げ強度の向上が図られている。
エンドキャップ4は、図7に示すように、シリコーンゴムなどの可撓性を有する材料によって、有底筒状に形成される。エンドキャップ4は、ケース3の前後方向(長手方向)の両端部に装着されてケース3内を密閉するように構成される(図4A参照)。なお、以下の説明においては、図7において、上下、左右及び前後の各方向を規定する。
エンドキャップ4は、エンド下壁40、エンド上壁41、一対のエンド側壁42を有する。エンド下壁40は、下向きに突出する半円筒形状に形成される。一対のエンド側壁42は、エンド下壁40の左右両端から上向きに立ち上がるように、エンド下壁40と一体に形成される。ただし、各エンド側壁42の上半分は、前後方向から見て、外側に向かって突出するV字形状に形成されている(図6A参照)。
エンド上壁41は、前後方向に沿った両端で各エンド側壁42と連結されるように形成される。エンド上壁41の左右方向の中央部には、下向きに凹む凹部410が、前後方向に沿い、かつ全長に渡って形成されている(図7参照)。また、エンド上壁41の上面には、一対の第3突部411が前後方向に沿い、かつ全長に渡って形成されている。これらの第3突部411は、凹部410の左右方向の両端から上向きに突出している(図7参照)。さらに、エンド上壁41の下面における凹部410の左右両側に、前後方向を長手方向とする溝412が、それぞれ設けられている。
エンド底壁43は、エンド下壁40、エンド上壁41、エンド側壁42で囲まれる筒状の空間の一端(例えば後端)を塞ぐように形成される(図6A参照)。エンド底壁43の後面には、前後方向から見て十字状、かつ前向きに凹む凹所430が形成されている(図6B〜図6D参照)。また、エンド底壁43の内底面(前面)には、一対の突起431及び突片432が、前向きに突出するように形成されている(図6A及び図7参照)。突起431は、図6Aに示すように、直方体状に形成される。また、突片432は、図6A及び図7に示すように、上下方向から見て矩形であり、かつ弧状に湾曲する形状に形成される。エンド底壁43は、突片432により、前後方向、上下方向及び左右方向の曲げ強度の向上が図られている。なお、2つのエンドキャップ4のうち、片方のエンドキャップ4のエンド底壁43には、それぞれに電源ケーブル5の被覆電線が挿通される一対の孔433が貫通している(図6A及び図6C参照)。
そして、エンドキャップ4は、ケース3の前後方向の端部を外側から覆うように、ケース3に装着される(図4A参照)。つまり、エンドキャップ4のエンド下壁40がケース3の下壁30の外側面に密着し、エンドキャップ4のエンド上壁41がケース3の上壁31の外側面に密着し、エンドキャップ4のエンド上壁41がケース3の側壁32の外側面と密着する。その結果、エンドキャップ4とケース3の端部との隙間から、水などがケース3内に浸入し難くなるという利点がある。
電源ケーブル5は、2本の被覆電線と、これら2本の被覆電線を覆って保護する保護チューブ50と、2本の被覆電線の先端に設けられるプラグコネクタ51とを有する。保護チューブ50は、筒状の熱収縮チューブで構成される。プラグコネクタ51は、対となるレセプタクルコネクタと挿抜可能に接続される。なお、レセプタクルコネクタは、直流電源装置の出力ケーブルの先端に設けられる。直流電源装置は、従来周知のスイッチング電源回路を有し、電力系統から供給される交流電圧(実効値100[V]又は200[V])を、例えば、24[V]の直流電圧に変換して出力するように構成される。
本実施形態のLED照明器具は、第1LEDモジュール1及び第2LEDモジュール2の少なくともいずれか一方をケース3内に収容し、ケース3の両端にエンドキャップ4をそれぞれ装着することで組み立てられる。ただし、電源ケーブル5の2本の被覆電線の導体は、入力用の第1LEDモジュール1Aの端子台15又は入力用の第2LEDモジュール2Aの端子台25と電気的に接続される。そして、本実施形態のLED照明器具は、直流電源装置から電源ケーブル5を介して直流電圧・直流電流が供給されることにより、第1LEDモジュール1及び第2LEDモジュール2を発光(点灯)させる。ここで、第1LEDモジュール1及び第2LEDモジュール2から放射される光(光束)は、ケース3の下壁30の凹凸300で拡散される。そのため、本実施形態のLED照明器具は、照明空間に照射する光(光束)の均斉度の向上を図ることができる。
上述のように本実施形態のLED照明器具は、第1基板11に複数の第1LED10及び第1定電流回路12を実装した第1LEDモジュール1を備える。また、本実施形態のLED照明器具は、第2基板21に複数の第2LED20及び第2定電流回路22を実装した第2LEDモジュール2と、第1LEDモジュール1及び第2LEDモジュール2を支持する支持部材とを備える。第1基板11は、単位面積当たりにm個(例えば、m=19)の第1LED10を実装するように構成される。第2基板21は、第1基板11よりも大きく、且つ単位面積当たりにn個(例えば、n=28)の第2LED20を実装するように構成される。第1定電流回路12は、複数の第1LED10に第1電流I1を流すように構成される。第2定電流回路22は、複数の第2LED20に第2電流I2を流すように構成される。さらに、第2定電流回路22は、n個の第2LED20から放射される光束と、m個の第1LED10から放射される光束とを等しくする大きさの第2電流I2を流すように構成される。
本実施形態のLED照明器具は上述のように構成され、第1LEDモジュール1と第2LEDモジュール2が混在していても、単位面積当たりの光束が等しいので、全体としての均斉度の低下を抑えることができる。
また、本実施形態のLED照明器具において、第1基板11及び第2基板21は、長方形状に形成されることが好ましい。第1基板11は、長手方向に沿って、第1ピッチP1で複数の第1LED10を並べて実装するように構成されることが好ましい。第2基板21は、長手方向に沿って、第1ピッチP1よりも広い第2ピッチP2で複数の第2LED20を並べて実装するように構成されることが好ましい。支持部材(ケース3及び一対のエンドキャップ4)は、第1基板11及び第2基板21を長手方向に揃えて一列に並べるようにして第1LEDモジュール1及び第2LEDモジュール2を支持するように構成されることが好ましい。
本実施形態のLED照明器具が上述のように構成されれば、第1LEDモジュール1と第2LEDモジュール2を適当に組み合わせることで任意の寸法のLED照明器具が実現できる。
ところで、本実施形態のLED照明器具は、図8A及び図8Bに示すように、取付部材6を用いて任意の場所に設置される。取付部材6は、固定板60、第1ばね片61、第2ばね片62を備える。固定板60は、矩形平板状に形成される。固定板60の中央には、円形のねじ挿通孔が貫通している。第1ばね片61は、Z字状に形成され、固定板60の一端と連結されている。第1ばね片61は、外向きに凹んだ引掛凹部610を有している。第2ばね片62は、第1ばね片61と同様に、外向きに凹んだ第1引掛凹部620と、同じく外向きに凹んだ第2引掛凹部621とを有し、固定板60の他端と連結されている。
LED照明器具は、一方の側壁32の引掛部321を第1ばね片61の引掛凹部610に引っ掛け、他方の側壁32の引掛部321を第2ばね片62の第1引掛凹部620に引っ掛けて取付部材6に取り付けられる(図8A参照)。あるいは、LED照明器具は、一方の側壁32の引掛部321を第1ばね片61の引掛凹部610に引っ掛け、他方の側壁32の引掛部321を第2ばね片62の第2引掛凹部621に引っ掛けて取付部材6に取り付けられる(図8B参照)。なお、図8Aに示すように、ケース3は、上壁31に設けられた凹部310によって、固定ねじ63の頭部630との干渉を回避することができる。
ここで、本実施形態のLED照明器具は、図9に示す冷蔵ショーケース7に用いられてもよい。冷蔵ショーケース7は、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店舗に設置され、商品を陳列しながら冷蔵するように構成されている。冷蔵ショーケース7は、前方に開放された陳列室70を有する。陳列室70には、商品を陳列するための陳列棚71が、上下方向に間隔を空けて複数段(図示例では4段)設けられている。LED照明器具は、各段の陳列棚71における前方の下面側に、複数個の取付部材6を用いて取り付けられる。つまり、LED照明器具は、各陳列棚71に陳列されている商品を、それぞれの上段の陳列棚71の前方かつ上方から照明するように設置される。
このように本実施形態のLED照明器具が冷蔵ショーケース7の照明に用いられれば、陳列棚71に陳列された商品を均一に照明することができる。
1 第1LEDモジュール
2 第2LEDモジュール
3 ケース(支持部材)
4 エンドキャップ(支持部材)
10 第1LED
11 第1基板
12 第1定電流回路
20 第2LED
21 第2基板
22 第2定電流回路
P1 第1ピッチ
P2 第2ピッチ

Claims (2)

  1. 第1基板に複数の第1LED及び第1定電流回路を実装した第1LEDモジュールと、第2基板に複数の第2LED及び第2定電流回路を実装した第2LEDモジュールと、前記第1LEDモジュール及び前記第2LEDモジュールを支持する支持部材とを備え、
    前記第1基板は、単位面積当たりにm個(mは2以上の自然数)の前記第1LEDを実装するように構成され、
    前記第2基板は、前記第1基板よりも大きく、且つ前記単位面積当たりにn個(nはmよりも小さい自然数)の前記第2LEDを実装するように構成され、
    前記第1定電流回路は、前記複数の第1LEDに第1電流を流すように構成され、
    前記第2定電流回路は、前記複数の第2LEDに第2電流を流すように構成され、
    さらに、前記第2定電流回路は、前記n個の第2LEDから放射される光束と、前記m個の第1LEDから放射される光束とを等しくする大きさの前記第2電流を流すように構成されることを特徴とするLED照明器具。
  2. 前記第1基板及び前記第2基板は、長方形状に形成され、
    前記第1基板は、長手方向に沿って、第1ピッチで前記複数の第1LEDを並べて実装するように構成され、
    前記第2基板は、長手方向に沿って、前記第1ピッチよりも広い第2ピッチで前記複数の第2LEDを並べて実装するように構成され、
    前記支持部材は、前記第1基板及び前記第2基板を長手方向に揃えて一列に並べるようにして前記第1LEDモジュール及び前記第2LEDモジュールを支持するように構成されることを特徴とする請求項1記載のLED照明器具。
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