JP6464361B2 - スピーカシステムと、これを用いた電子機器 - Google Patents

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Description

本開示は、エンクロージャ内にスピーカユニットが収納されたスピーカシステムと、これを用いた電子機器に関する。
以下、従来のスピーカシステムについて説明する。従来のスピーカシステムは、エンクロージャ(キャビネット)と、スピーカユニットと、活性炭弾性体シートと、を有している。エンクロージャの内部には、空隙が形成されており、その空隙の中にスピーカユニットと、活性炭弾性体シートが収納されている。活性炭弾性体シートとして、活性炭をシート状(直方体状)の塊にした活性炭繊維層が用いられる。
活性炭は、非常に多くの微細な孔を有している。この微細な穴により、低音の音圧レベルが向上する。しかし、活性炭の微細な孔に水蒸気が吸着すると、低音の音圧レベルが低下する。そこで、活性炭の吸湿を抑制するために、活性炭繊維層の表裏に、防湿性の樹脂を含浸させ、樹脂含浸層を形成する方法が考案されている。すなわち、活性炭繊維層(活性炭)を、樹脂含浸層(樹脂が含浸した活性炭)で挟んだ構造の活性炭弾性体シートが用いられている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2008−252908号公報
本開示のスピーカシステムは、エンクロージャと、スピーカユニットと、弾性体シートと、を備える。スピーカユニットは、エンクロージャ内に設置されている。弾性体シートは、樹脂製の第1繊維と、樹脂製の第2繊維とを有し、エンクロージャ内に設置されている。第2繊維は、第1繊維よりも太く、かつ、第1繊維と絡んでいる。
また、本開示の電子機器は、筐体と、本開示のスピーカシステムと、処理回路と、を備える。スピーカシステムは、筐体に収納されている。処理回路は、スピーカシステムに電気的に接続されている。
図1は、本実施の形態におけるスピーカシステムの断面図である。 図2は、本実施の形態におけるエンクロージャの断面図である。 図3Aは、本実施の形態における弾性体シートの概念図である。 図3Bは、本実施の形態における他の弾性体シートの概念図である。 図3Cは、本実施の形態におけるさらに他の弾性体シートの概念図である。 図4は、本実施の形態におけるスピーカシステムの最低共振周波数の特性図である。 図5は、本実施の形態におけるスピーカシステムの容積拡大効果を説明する特性図である。 図6は、本実施の形態におけるスピーカシステムの振動板の振幅特性図である。 図7は、本実施の形態におけるスピーカシステムの音圧周波数特性図である。 図8は、本実施の形態における弾性体シートの切断部の概念図である。 図9は、本実施の形態における電子機器の概念図である。
従来のスピーカシステムにおいて、活性炭の有する微細な孔が、低音の音圧レベルの改善に寄与している。しかしながら、活性炭繊維層の表裏の微細な孔は、樹脂によって塞がれている。そのため、活性炭繊維層の側面しか、活性炭の微細な孔が露出されていない。したがって、従来のスピーカシステムにおいて、低い音域の音を良好に再生するためには、エンクロージャに詰め込む活性炭弾性体シートの量を多くし、活性炭繊維層の側面の表面積を広くなければならない。そのために、エンクロージャ内の空隙の容量を大きくしなければならない。
以下、本実施の形態におけるスピーカシステムについて説明する。近年、スピーカシステムを搭載した小型の電子機器が開発されている。中でもタブレット端末や、スマートホンなどのような携帯機器は、持ち運びやすくするために、小さなサイズであることが要求される。そのために、このような電子機器に搭載されるスピーカシステムは、小型のスピーカユニットを小型のエンクロージャ内に収納することが要求される。また、一方で、綺麗な音とともに動画などを楽しむことができる電子機器が要求されている。
このような背景により、電子機器に搭載されるスピーカシステムは、小さく、かつ広い音域の音を再生できることが要求されている。一般的に、スピーカユニットの音圧レベルは、高音域に比べて低音域が小さい。そこで、小型のスピーカユニットにおいて、広い音域の音を再生できるようにするためには、スピーカシステムの低音域の音圧周波数特性を向上する必要がある。そのために、従来のスピーカシステムは、エンクロージャ内に大きな容積の空隙が必要となる。本開示のスピーカシステムは、小さな容積のエンクロージャでありながら、低音域の音圧レベルを大きくできる。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態におけるスピーカシステム21の断面図である。図2は、本実施の形態におけるエンクロージャ22の断面図である。本開示のスピーカシステム21は、エンクロージャ22と、スピーカユニット23と、弾性体シート24と、を備える。スピーカユニット23は、エンクロージャ22内に設置されている。弾性体シート24は、樹脂製の第1繊維24Aと、樹脂製の第2繊維24Eとを有し、エンクロージャ22内に設置されている。第2繊維24Eは、第1繊維24Aよりも太く、かつ、第1繊維24Aと絡んでいる。
以下、スピーカシステム21について、詳細に説明する。スピーカシステム21は、内部に空隙22Aを有したエンクロージャ22と、スピーカユニット23と、弾性体シート24とを有している。弾性体シート24は、エンクロージャ22の空隙22Aの収納空間22B内に設置されている。スピーカユニット23はエンクロージャ22の空隙22Aのスピーカ空間22Fに設置されている。
エンクロージャ22(キャビネット)は、壁面25を有している。壁面25は、上側壁面25Aと、下側壁面25Bと、側壁面25Cとを有している。上側壁面25Aと、下側壁面25Bと、側壁面25Cは、空隙22Aを囲んでいる。エンクロージャ22は、放音孔22Eを有している。放音孔22Eは、エンクロージャ22の上側壁面25Aを貫通し、空隙22Aとエンクロージャ22の外部とをつないでいる。放音孔22Eは、スピーカ空間22Fを囲む壁面25に形成されているのが好ましい。なお、図1、図2において、放音孔22Eが形成されている壁面25を上側(前面)とし、その反対側を下側(背面)としている。しかし、この構成に限らず、放音孔22Eは、他の壁面25に形成されていてもよい。
スピーカユニット23は、スピーカユニット23の出力する音を放音孔22Eから出力できるように、エンクロージャ22内に収納されている。
図3Aは、本実施の形態における弾性体シート24の概念図である。弾性体シートは、第1繊維24Aと、弾性部材24Bとを有している。第1繊維24Aは樹脂製である。第1繊維24Aは、第1の直径を有している。弾性部材24Bは、樹脂製の第2繊維24Eによって形成されている。第2繊維24Eは、第1繊維よりも太い第2の直径を有している。また、第2繊維24Eは、第1繊維24Aと互いに絡み合っている。
弾性体シート24は、細い直径の第1繊維24Aによって構成されており、小さい隙間を多数有している。そのために、図1に示すスピーカシステム21は、低い音域の音圧レベルを改善できる。したがって、弾性体シート24は、エンクロージャ22の空隙22Aの容積を擬似的に拡大させる効果(以下、容積拡大効果)を有している。すなわち、弾性体シート24は、エンクロージャ22の容積を擬似的に拡大する部材(以下、容積拡大部材)として働いている。
ここで、容積拡大効果というのは、実際にエンクロージャ22の容積が拡大しているという意味ではない。従来、低い音域の音圧レベルを向上するためには、エンクロージャ22の容積を拡大する必要があるが、本開示のスピーカシステム21は、エンクロージャ22の容積を拡大することなく、擬似的に、エンクロージャ22の容積を拡大したのと同様の効果がある。
ここで、弾性体シート24が、第1繊維24Aだけで形成されていた場合、第1繊維24Aを圧縮して詰め込むと、第1繊維24A間の隙間が殆どなくなってしまう。よって、弾性体シート24が、第1繊維24Aだけで形成されていた場合、一定の隙間を確保するためには、ある程度の大きさのエンクロージャ22が必要となる。しかし、本開示の弾性体シート24は、太い繊維径の第2繊維24Eを有している。よって、エンクロージャ22内に弾性体シート24を圧縮して詰め込んでも、繊維間の隙間は確保される。したがって、小さな空隙22Aに多量の弾性体シート24を圧縮して詰め込める。すなわち、大きなエンクロージャ22を用いないで、多量の弾性体シート24をエンクロージャ22内に詰め込める。よって、小さいスピーカシステム21で、低い音域の音圧レベルを向上できる。
以下、スピーカシステム21についてさらに詳しく説明する。スピーカユニット23は、フレームと、振動板と、ボイスコイル体と、磁気ギャップを有する磁気回路と、を有している(図示せず)。磁気回路は、フレーム内に収納され、かつフレームに結合されている。振動板の外周は、フレームに連結されている。ボイスコイル体の第1端部は、振動板に結合されている。一方、ボイスコイル体の第2端部は、磁気ギャップ内に配置されている。
図1に示すように、スピーカユニット23は、音を出力する前面と、端子23Aが形成された背面とを有している。端子23Aから音声信号がスピーカユニット23に供給されることによって、音が出力する。なお、スピーカユニット23の前面は、上側壁面25Aに接するように、設置されている。
配線基板26は、エンクロージャ22内に収納されている。配線基板26は、スピーカユニット23の背面側に配置されている。端子23Aは、ボイスコイルに電気的に接続されている。端子23Aは、配線基板26に弾性力によって押し当てられている。この構成により、スピーカユニット23の前面が、上側壁面25Aに押し付けられる。
エンクロージャ22は、スピーカユニット23を配置した空間(スピーカ空間22F)以外の場所に、収納空間22Bを有している。さらに、エンクロージャ22は、通気部22Dを有しているのが好ましい。なお、通気部22Dは、壁面25と接触していない面に形成されるのが好ましい。すなわち、収納空間22Bとスピーカ空間22Fは、通気部22Dによりつながっているのが好ましい。たとえば、通気部22Dは、スピーカユニット23に隣接するように形成されている。そして、弾性体シート24は、収納空間22Bに収納されている。この構成により、スピーカユニット23の背面から出力された音は、通気部22Dを介して、収納空間22Bへ進入できる。なお、収納空間22Bは、1箇所に限られず、2箇所以上であってもよい。あるいは、収納空間22Bは、複数の収納空間により構成されていてもよい。
エンクロージャ22は、突起22Cを含むことが好ましい。この場合、収納空間22Bは、上側壁面25Aと、下側壁面25Bと、側壁面25C、ならびに突起22Cに囲まれて形成されている。また、通気部22Dは、突起22Cの間に形成されている。この構成により、弾性体シート24が、エンクロージャ22内で移動するのが抑制される。なお、突起22Cは無くてもよい。なお、この場合、収納空間22Bは、上側壁面25Aと、下側壁面25Bと、側壁面25Cと、スピーカユニット23の側面で囲まれることにより形成される。
下側壁面25Bと側壁面25Cは一体に形成するのが好ましい。また、上側壁面25Aと側壁面25Cとを一体に形成しても良い。これらの場合、エンクロージャ22を組立てる工数が低減される。さらに、箱状となったエンクロージャ22内へ弾性体シート24を詰め込めるので、エンクロージャ22に蓋をする際に、弾性体シート24がエンクロージャ22の外へはみ出すのを抑制できる。したがって、エンクロージャ22の組立て工数が削減される。なお、側壁面25Cの一部を上側壁面25Aと一体に形成し、残りの側壁面25Cを下側壁面25Bと一体に形成してもかまわない。さらに、側壁面25Cは、二重に構成しても良い。
次に、弾性体シート24の詳細について、図3Aを参照しながら説明する。
第1繊維24Aは熱可塑性の樹脂により形成するのが好ましい。第1繊維24Aとして、たとえばポリプロピレンなどが用いられる。第1繊維24Aの直径は、第2繊維24Eに比べて細いことが好ましい。同じ重量の細い直径の繊維と太い直径の繊維とを比べた場合、細い直径の繊維の表面積は、太い直径の繊維の表面積に比べて大きい。したがって、細い第1繊維24Aを用いることにより、エンクロージャ22内の繊維と空気との接触面積を大きくできる。すなわち、弾性体シート24は、細い直径の第1繊維24Aを有しているので、容積拡大効果の値を大きくできる。
なお、第1繊維24Aの直径は、4μm以下であるのが好ましい。この構成により、弾性体シート24による容積拡大効果の値を大きくできる。また、第1繊維24Aの直径は、1μm以上であるのが好ましい。この構成により、第1繊維24Aの生産性が優れる。さらに、第1繊維24Aは、0.3μm以上の直径の繊維を含んでも構わない。あるいは、第1繊維24Aの直径は、0.3μm以上、1μm未満であっても良い。このように、細い繊維を含んでいるので、さらに弾性体シート24による容積拡大効果の値を大きくできる。弾性体シート24による容積拡大効果の値を大きくできる。
第2繊維24Eは、熱可塑性の樹脂により形成するのが好ましい。第2繊維24Eとして、たとえばポリプロピレンなどが用いられる。第2繊維24Eの直径は20μm以上、30μm以下であるのが好ましい。この構成により、第2繊維24Eに弾性を持たせることができる。なお、第2繊維24Eは、第1繊維24Aのみによる固まりを囲むように設けても良い。すなわち、第1繊維24Aのみによる固まりの表面を、第2繊維24Eにより覆うようにしてもよい。この場合、第1繊維24Aと第2繊維24Eが絡む箇所は、第1繊維24Aの固まりの表面部分となる。
なお、弾性部材24Bは、第2繊維24Eにより形成したが、これに限らない。図3Bは、本実施の形態における他の弾性体シートの概念図である。弾性部材24Bは、第1繊維24Aと同等の太さであり、かつ、第2繊維24Eと同等の弾性を有する第3繊維24Fを用いても良い。つまり、第3繊維24Fの引張弾性率の値は、第1繊維24Aよりも大きい。第3繊維24Fの材料は、エンジニアリングプラスチックなどのような強度の大きな材料の中から、適宜選定すればよい。また、図3Cに示すように、弾性部材24Bは、第2繊維24Eと第3繊維24Fとを有していても良い。
なお、図3A〜図3Cの構成において、第1繊維24Aとして、ナノファイバーを有していても良い。この場合の第1繊維24Aの直径は、300ナノメートル以上であるのが好ましい。このように非常に細い繊維を用いることにより、弾性体シート24による容積拡大効果の値をさらに大きくできる。また、ナノファイバー単独では、ナノファイバーをエンクロージャへ詰め込む際に、繊維内の隙間が潰れる。その結果、ナノファイバーの詰め込み量を多くし過ぎると、容積拡大効果が急激に減少する。しかしながら、弾性体シート24は、第2繊維24Eを有しているので、第1繊維24Aとしてナノファイバーを用いても、弾性体シート24が潰れることが抑制される。
次に、エンクロージャ内に詰め込む容積拡大部材と重量との関係について説明する。エンクロージャに異なった容積拡大部材を入れた実施例1と比較例1、2のサンプルを作製した。そして、それらのサンプルの容積拡大効果を測定した。なお、実施例1、比較例1、比較例2共に、エンクロージャの容積は、1cmである。
(実施例1)
容積拡大部材として、弾性体シート24をエンクロージャ内に詰め込んでいる。
(比較例1)
容積拡大部材として、活性炭弾性体シートをエンクロージャ内に詰め込んでいる。
(比較例2)
容積拡大部材として、フェルトをエンクロージャ内に詰め込んでいる。
図4は、本実施の形態におけるスピーカシステム21の最低共振周波数の特性図である。図4では、実施例1と、比較例1と、比較例2の最低共振周波数の値を示している。横軸は、エンクロージャ内に収納した容積拡大部材の単位体容積当たりの重量である。縦軸は、最低共振周波数の値である。なお、日本工業規格(Japanese Industrial Standards)において、最低共振周波数は、ボイスコイルの電気インピーダンスの絶対値が極大になる周波数のうち,最も低い周波数と規定されている。最低共振周波数の値は、周波数毎のインピーダンスを測定出来る機器を用いて測定している。以下の測定値は、エタニ電機株式会社(Etani Electronics Co.,Ltd.)のES−1 Audio Generatorを用いて測定している。図4において、特性曲線31は、容積拡大部材として活性炭弾性体シートを用いた場合を示している(比較例1)。特性曲線32は、容積拡大部材としてフェルトを用いた場合を示している(比較例2)。特性曲線33は、容積拡大部材として弾性体シート24を用いた場合を示している(実施例1)。
図5は、本実施の形態におけるスピーカシステム21の容積拡大効果を説明する特性図である。図5では、実施例1と、比較例1と、比較例2の容積拡大効果を示している。横軸は、エンクロージャ内に収納した容積拡大部材の単位体容積当たりの重量(以下、単に重量という)である。縦軸は、容積拡大率である。すなわち、図5は、容積拡大部材の重量と容積拡大効果との関係を示している。容積拡大率は、エンクロージャ内に容積拡大部材を収納した場合の最低共振周波数(A)と、エンクロージャ内の容積拡大部材の重量が0mgである場合の最低共振周波数(B)との比である。すなわち、容積拡大率の値は、(B)の値を(A)の値で除算することによって算出している。エンクロージャ内に何も収納していない状態での容積拡大率の値は、1である。容積拡大率は、エンクロージャ内に収納した材料による、エンクロージャの容積の擬似的な拡大率を表している。容積拡大率の値が大きいほど、容積拡大部材の効果が大きい。
特性曲線41は、活性炭弾性体シートの重量と容積拡大率との関係を示している(比較例1)。特性曲線42は、フェルト重量と容積拡大率との関係を示している(比較例2)。特性曲線43は、弾性体シート24の重量と容積拡大率との関係を示している(実施例1)。図5に示すように、実施例1における容積拡大部材の容積拡大効果は、重量50mg/cmにおいて最大となる。また、同じ容積拡大部材の重量を入れて比較した場合、いずれの重量に対しても弾性体シート24の容積拡大効果が最も大きい。
また、特性曲線42に示すように、フェルトの容積拡大効果の値は、50mg/cm以上で飽和している。この場合の容積拡大効果の値は、約1.25である。一方、弾性体シート24の容積拡大効果の値は、30mg/cmにおいて、約1.25である。すなわち、弾性体シート24を30mg/cm入れた場合の容積拡大効果の値と、フェルトを50mg/cm入れた場合の容積拡大効果の値とが、ほぼ同じである。したがって、弾性体シート24を30mg/cm以上詰めるのが好ましい。すなわち、フェルトや活性炭弾性体シートの重量を多く詰めるよりも、弾性体シート24を30mg/cmより多く詰めた方が、容積拡大効果を大きくできる。
特性曲線43に示すように、弾性体シート24の容積拡大効果の値は、40mg/cmにおいて、約1.3である。すなわち、弾性体シート24を入れた場合と比較して、容積拡大部材を入ない場合のエンクロージャは、30%大きい容積が必要となる。逆に言えば、容積拡大部材を入れない場合と比較して、弾性体シート24を入れた場合、エンクロージャの容量を約30%小さくできる。
なお、弾性体シート24を約30mg/cm入れた場合と、フェルトを約50mg/cm入れた場合の、弾性体シート24とフェルトとの容積拡大効果の値はほぼ同じである。したがって、弾性体シート24を、30mg/cm以上、好ましくは40mg/cm以上詰めるとよい。この構成により、フェルトよりも容積拡大効果を大きくできる。また、弾性体シート24を50mg/cm以上に詰めた場合、容積拡大効果の値は小さくなる。そこで、60mg/cm以下の弾性体シート24を詰めるのが好ましい。
次に、エンクロージャのそれぞれに、異なった容積拡大部材を50mg/cmずつ入れた実施例2と、比較例3と、比較例4のサンプルを作製している。さらに、エンクロージャ内に容積拡大部材を入れない比較例5のサンプルも作製している。そして、それらのサンプルの周波数特性を測定している。なお、実施例2、比較例3、比較例4、比較例5のエンクロージャの容積は、全て1cmである。
(実施例2)
容積拡大部材として、弾性体シート24をエンクロージャ内に詰め込んでいる。
(比較例3)
容積拡大部材として、活性炭弾性体シートをエンクロージャ内に詰め込んでいる。
(比較例4)
容積拡大部材として、フェルトをエンクロージャ内に詰め込んでいる。
(比較例5)
エンクロージャ内に容積拡大部材を収納していない。
図6は、本実施の形態におけるスピーカシステム21の振動板の振幅特性図である。図6は、実施例2と、比較例3と、比較例4と、比較例5における振動板の振幅特性を示している。横軸は周波数を示し、縦軸は振動板の振幅の値を示している。すなわち、図6は、周波数と振動板の振幅との関係を示している。特性曲線51は、容積拡大部材を収納しない場合の周波数と、振動板の振幅との関係を示している(比較例5)。特性曲線52は、容積拡大部材として活性炭弾性体シートを用いた場合の周波数と、振動板の振幅との関係を示している(比較例3)。特性曲線53は、容積拡大部材としてフェルトを用いた場合の周波数と、振動板の振幅との関係を示している(比較例4)。特性曲線54は、容積拡大部材として弾性体シート24を用いた場合の周波数と、振動板の振幅との関係を示している(実施例2)。
図6に示すように、1000Hz以下の低い音域の周波数に対して、弾性体シート24を用いた場合の振動板の振幅が、最も大きい。すなわち、弾性体シート24を用いた場合のスピーカシステム21の振動板は、低音域の周波数に対して、大きな振幅で振動できるので、綺麗に低音域の音を再生できる。
図7は、本実施の形態におけるスピーカシステム21の音圧周波数特性図である。図7は、実施例2と、比較例3と、比較例4と、比較例5におけるスピーカシステムの音圧周波数特性を示している。横軸は、周波数であり、縦軸は音圧レベルを示している。特性曲線61は、容積拡大部材を使用しない場合の周波数と、音圧周波数との関係を示している(比較例5)。特性曲線62は、容積拡大部材として活性炭弾性体シートを用いた場合の周波数と、音圧周波数との関係を示している(比較例3)。特性曲線63は、容積拡大部材としてフェルトを用いた場合の周波数と、音圧周波数との関係を示している(比較例4)。特性曲線64は、容積拡大部材として弾性体シート24を用いた場合の周波数と、音圧周波数との関係を示している(実施例2)。
図7に示すように、1000Hz以下の低い音域の周波数に対して、弾性体シート24を用いた場合のスピーカシステム21の音圧周波数特性が、最も良好である。ここで、300Hzと500Hzにおける実施例2と、比較例3、4、5の音圧レベルを、(表1)に示す。なお、一般的に男性の声の周波数は、300Hzから550Hzである。また、500Hzは、男性の平均的な話し声の周波数である。
Figure 0006464361
以上のように、弾性体シート24をエンクロージャ22へ詰め込むことにより、小さなエンクロージャ22でも優れた低音域の音が再生される。
弾性体シート24を収納空間22Bへ詰める場合、弾性体シート24は、少なくとも壁面のうちの対向する2面の間に挟まれて保持されるのが好ましい。すなわち、弾性体シート24は、エンクロージャ22の少なくとも2つの内壁に挟まれて保持されているのが好ましい。この構成により、弾性体シート24と壁面25との間の隙間の発生を抑制できる。したがって、収納空間22B内で、弾性体シート24を保持できる。さらに、弾性体シート24から出た第1繊維24Aや第2繊維24Eの切れ端が、スピーカユニット23内へ侵入するのを抑制できる。したがって、第1繊維24Aや第2繊維24Eが磁気ギャップ内へ進入しボイスコイルの動作を妨げることを抑制できる。
弾性体シート24は、少なくとも壁面25のうちの対向する2面によって圧縮されていることが好ましい。すなわち、弾性体シート24は、エンクロージャ22の少なくとも2つの内壁により圧縮されていることが好ましい。この構成により、エンクロージャ22に詰め込む弾性体シート24の量を調節でき、エンクロージャ22内の弾性体シート24を適した重さに設定できる。また、弾性体シート24から出た第1繊維24Aや第2繊維24Eの切れ端が、スピーカユニット23内へ侵入することをさらに抑制できる。さらに、収納空間22B内で、弾性体シート24を保持できるので、弾性体シート24の移動を抑制できる。
このように弾性体シート24を圧縮して、エンクロージャ22へ詰め込む場合、非圧縮状態の弾性体シート24の単位体積あたりの重さは、エンクロージャ22へ詰め込まれた状態での弾性体シート24の重さよりも小さい。ここで、非圧縮状態の弾性体シート24の単位体積あたりの重さは、10mg/cm以上、55mg/cm以下であることが好ましい。たとえば、非圧縮状態の単位体積あたりの重さが、10mg/cmの弾性体シート24を用いる場合、エンクロージャ22へ詰め込まれた状態の弾性体シート24は約5分の1の容積となるまで圧縮されている。
ただし、第2繊維24Eの含有量が少ないと、弾性体シート24を圧縮して収納空間へ詰め込んだ場合に、弾性体シート24の圧縮によって第2繊維24Eが潰れる。すなわち、弾性体シート24は、圧縮前の容積に復元しない。そこで、弾性体シート24は、弾性体シート24の圧縮によって、弾性限界を超えない程度の第2繊維24Eを有していることが好ましい。この構成により、弾性体シート24を所定の容積にまで圧縮して収納空間22Bへ詰め込んだ場合でも、図1に示すように、弾性体シート24は壁面25に接触する。
図8は、本実施の形態における弾性体シート24の切断部24Cの概念図である。大型の弾性体シートを切断して、弾性体シート24を作製し、エンクロージャ22へ詰め込む場合、弾性体シート24は、表面に切断部24Cを含んでも良い。大型の弾性体シートが切断された場合、弾性体シート24内に切断屑が残留する可能性がある。ここで、図1、図8に示すように、切断部24Cは、壁面25に接していることが好ましい。この構成により、切断部24Cと壁面25との間に隙間が発生することを抑制できる。したがって、弾性体シート24内に残留した切断屑が、スピーカユニット23内へ侵入するのを抑制できる。
なお、弾性体シート24において、図1に示す通気部22Dに接する面は、切断部24Cを形成しないことが好ましい。つまり、弾性体シート24において、通気部22Dに接する面は、大型の弾性体シートが切断される前の工程で形成されているのが好ましい。この構成により、弾性体シート24において、通気部22Dに接する面の繊維屑の残留を抑制できる。
さらに、切断部24Cに、第1繊維24A同士や、第2繊維24E同士、あるいは第1繊維24Aと第2繊維24Eとの融着部24Dを形成することが好ましい。ここで、融着部24Dとは、第1繊維24A同士や、第2繊維24E同士、あるいは第1繊維24Aと第2繊維24Eが、融着している箇所である。したがって、切断部24Cにおける切断屑の発生が抑制される。そのために、第1繊維24Aと第2繊維24Eは共に熱可塑性の樹脂を用いるのが好ましい。さらに、弾性体シート24は、熱を伴う切断方法、あるいは熱による切断方法によって切断するのが好ましい。この構成により、切断部24Cにおいて、第1繊維24A同士や第2繊維24E同士が溶融し、互いに融着する。そこで、弾性体シート24は、たとえばレーザ加工により切断すると良い。
次に、電子機器101について、図面を用いて説明する。図9は、本実施の形態における電子機器101の概念図である。電子機器101は、たとえば、タブレット端末や、スマートホン、携帯電話などの携帯機器である。なお、電子機器101は、携帯機器に限らず、パソコンやテレビ、ラジオ、ラジカセなどでも良い。電子機器101は、筐体102と、処理回路103と、スピーカシステム21とを有している。処理回路103と、スピーカシステム21とは、筐体102内に収納されている。また、処理回路103の出力端子は、スピーカシステム21と電気的に接続されている。処理回路103は、たとえば音声信号を出力する。そして、その音声信号が、図1に示す端子23Aに電気的に供給されることにより、スピーカシステム21から音が出力される。処理回路103は、たとえば増幅部である。なお、処理回路103は、さらに音源の再生部などを有していても良い。
本開示のスピーカシステム21を用いることにより、電子機器101を小さくできる。さらに電子機器101は、優れた低音域の音を再生できる。
本開示のスピーカシステムは、小さく、かつ優れた低音域の音を再生できるという効果を有し、小型の電子機器等に用いると有用である。
21 スピーカシステム
22 エンクロージャ
22A 空隙
22B 収納空間
22C 突起
22D 通気部
22E 放音孔
22F スピーカ空間
23 スピーカユニット
23A 端子
24 弾性体シート
24A 第1繊維
24B 弾性部材
24C 切断部
24D 融着部
24E 第2繊維
25 壁面
25A 上側壁面
25B 下側壁面
25C 側壁面
26 配線基板
31 特性曲線
32 特性曲線
33 特性曲線
41 特性曲線
42 特性曲線
43 特性曲線
51 特性曲線
52 特性曲線
53 特性曲線
54 特性曲線
61 特性曲線
62 特性曲線
63 特性曲線
64 特性曲線
101 電子機器
102 筐体
103 処理回路

Claims (11)

  1. エンクロージャと、
    前記エンクロージャ内に設置されたスピーカユニットと、
    樹脂製の第1繊維と、前記第1繊維と絡んでおり、かつ、前記第1繊維よりも太い、樹脂製の第2繊維とを有し、前記エンクロージャ内に設置された弾性体シートと、を備え、
    前記弾性体シートの単位体積あたりの重量は、30mg/cm3以上、60mg/cm3以下であるスピーカシステム。
  2. エンクロージャと、
    前記エンクロージャ内に設置されたスピーカユニットと、
    樹脂製の第1繊維と、前記第1繊維と絡んでおり、かつ、前記第1繊維より引張弾性率が大きい、樹脂製の第繊維とを有し、前記エンクロージャ内に設置された弾性体シートと、を備え、
    前記弾性体シートの単位体積あたりの重量は、30mg/cm3以上、60mg/cm3以下であるスピーカシステム。
  3. 前記エンクロージャは、収納空間と、スピーカ空間とを有しており、
    前記弾性体シートは、前記収納空間内に設置されており、
    前記スピーカユニットは、前記スピーカ空間内に設置されている、
    請求項1または2記載のスピーカシステム。
  4. 前記収納空間と前記スピーカ空間は、通気部によりつながっている、
    請求項3記載のスピーカシステム。
  5. 前記第1繊維の直径は、0.3μm以上、4μm以下である、
    請求項1または2記載のスピーカシステム。
  6. 前記第2繊維の直径は、20μm以上、30μm以下である、
    請求項1または2記載のスピーカシステム。
  7. 前記弾性体シートは、前記エンクロージャの少なくとも2つの内壁に挟まれて保持されている、
    請求項1または2記載のスピーカシステム。
  8. 前記弾性体シートは、前記エンクロージャの少なくとも2つの内壁により圧縮されている、
    請求項7記載のスピーカシステム。
  9. 前記弾性体シートは、前記エンクロージャの内壁に接する切断部を有している、
    請求項1または2記載のスピーカシステム。
  10. 前記第1繊維と前記第2繊維は、熱可塑性の樹脂であり、前記第1繊維と前記第2繊維とが融着している融着部を有している、
    請求項1または2記載のスピーカシステム。
  11. 筐体と、
    前記筐体に収納された請求項1または2記載のスピーカシステムと、
    前記スピーカシステムに電気的に接続された処理回路と、
    を備えた、
    電子機器。
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