JP6460174B1 - 電話システム、および電話システムにおける課金情報の出力方法 - Google Patents

電話システム、および電話システムにおける課金情報の出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】課金制御装置にコンソール端末を接続しなくても、課金情報を出力することのできる技術を提供する。【解決手段】課金制御装置4は、ID情報毎に、ID情報に対応付けられた内線端末2の電話番号を記憶している。また、課金制御装置4は、内線端末3−1〜3−nの発信毎に、発信による通話の利用料金を算出し、算出された通話の利用料金を発信元の電話番号に対応付けて記憶する。構内交換機1は、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を内線端末2から受信すると、このID情報に対応する電話番号を特定し、この電話番号に対応付けられて記憶されている通話の利用料金を課金制御装置4から取得する。そして、取得した利用料金を含む課金情報をID情報とともに印刷装置5に出力して印刷する。【選択図】図1

Description

本発明は、内線端末を収容する構内交換機を備えた電話システムに関し、特に、電話システムにおける課金情報の出力技術に関する。
特許文献1には、課金を可能とする電話システムが開示されている。この電話システムには、構内交換機に課金制御装置が共有装置として接続されている。課金制御装置は、構内交換機に収容された内線端末から送出された発信ダイヤル情報に基づいて課金処理を実施し、その課金情報を記憶する。また、課金制御装置にはコンソール端末が接続されている。コンソール端末は、課金制御装置に記憶されている課金情報の印刷装置への出力等を実施する。
特開2001−268276号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電話システムでは、課金情報を印刷装置に出力等するために、課金制御装置にコンソール端末を接続する必要があり、コンソール端末がない環境を想定していない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、課金制御装置にコンソール端末を接続しなくても、課金情報を出力することのできる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明において、構内交換機は、ID情報の指定を伴う課金情報の出力要求を内線端末から受け付けると、指定されたID情報に対応付けられた電話番号を発信元とする通話の利用料金を課金制御装置から取得し、取得した利用料金を含む課金情報を、ID情報とともに、印刷装置、表示装置等の出力装置に出力する。ここで、課金制御装置は、構内交換機に内蔵されていてもよい。
例えば、本発明の一態様は、
内線端末を収容する構内交換機と、前記構内交換機に接続された課金制御装置および複写装置と、を備えた電話システムであって、
前記課金制御装置は、
ID情報毎に、当該ID情報に対応付けられた前記内線端末の電話番号を記憶する番号情報記憶手段と、
前記内線端末の発信毎に、当該発信による通話の利用料金を算出する通話料金算出手段と、
前記通話料金算出手段により算出された通話の利用料金を発信元の電話番号に対応付けて記憶する通話料金記憶手段と、
前記構内交換機より受け付けた複写の利用料金を、当該利用料金に対応付けられているID情報に対応付けて記憶する複写料金記憶手段と、を有し、
前記構内交換機は、
前記内線端末から、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を受信する課金情報出力要求受信手段と、
前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求で指定されたID情報に対応付けられて前記番号情報記憶手段に記憶されている電話番号に対応付けられて前記通話料金記憶手段に記憶されている通話の利用料金と、当該ID情報に対応付けられて前記複写料金記憶手段に記憶されている複写の利用料金とを、前記課金制御装置から取得する利用料金取得手段と、
前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求に従い、前記利用料金取得手段により取得された利用料金を含む課金情報を、当該課金情報出力要求で指定されているID情報とともに所定の出力装置に出力する課金情報出力手段と、
前記複写装置より受け付けた複写の利用料金を前記課金制御装置に転送する複写料金転送手段と、を有し、
前記複写装置は、
複写に先立ってID情報を受け付けるID情報受付手段と、
複写の利用料金を、当該複写に先立って前記ID情報受付手段により受け付けたID情報に対応付けて、前記構内交換機に送信する複写料金送信手段と、を有する
また、本発明の他の態様は、
内線端末を収容する構内交換機と、前記構内交換機に接続された課金制御装置と、を備えた電話システムであって、
前記課金制御装置は、
ID情報毎に、当該ID情報に対応付けられた前記内線端末の電話番号を記憶する番号情報記憶手段と、
前記内線端末の発信毎に、当該発信による通話の利用料金を算出する通話料金算出手段と、
前記通話料金算出手段により算出された通話の利用料金を発信元の電話番号に対応付けて記憶する通話料金記憶手段と、を有し、
前記構内交換機は、
前記内線端末から、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を受信する課金情報出力要求受信手段と、
前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求で指定されたID情報に対応付けられて前記番号情報記憶手段に記憶されている電話番号に対応付けられて前記通話料金記憶手段に記憶されている通話の利用料金を、前記課金制御装置から取得する利用料金取得手段と、
前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求に従い、前記利用料金取得手段により取得された利用料金を含む課金情報を、当該課金情報出力要求で指定されているID情報とともに所定の出力装置に出力する課金情報出力手段と、を有し、
前記出力装置は、
操作者から署名を受け付けて表示中の情報に付与する署名機能を備えた表示装置であり、
前記課金情報出力手段は、
課金情報をID情報とともに前記表示装置に出力して、当該表示装置に表示させ、
前記構内交換機は、
前記表示装置が備える署名機能により表示中の課金情報およびID情報に対して生成された署名情報を課金情報およびID情報とともに当該表示装置から受信して、前記課金制御装置に送信し、
前記課金制御装置は、
前記構内交換機より受信した署名情報、課金情報およびID情報を記憶する。
本発明では、構内交換機が、ID情報の指定を伴う課金情報の出力要求を内線端末から受け付けると、指定されたID情報に対応付けられた電話番号の通話の利用料金を課金制御装置から取得し、取得した利用料金を含む課金情報をID情報とともに出力装置に出力するので、課金制御装置にコンソール端末を接続しなくても、課金情報を出力することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電話システムの概略構成図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る電話システムの課金処理例を示すシーケンス図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係る電話システムの課金情報出力処理例を示すシーケンス図である。 図4は、構内交換機1の概略機能構成図である。 図5は、構内交換機1の動作を説明するためのフロー図である。 図6は、課金制御装置4の概略機能構成図である。 図7は、番号情報記憶部401の登録内容例を模式的に表した図である。 図8は、通話料金記憶部402の登録内容例を模式的に表した図である。 図9は、複写料金記憶部403の登録内容例を模式的に表した図である。 図10は、課金制御装置4の動作を説明するためのフロー図である。 図11は、複写装置6の概略機能構成図である。 図12は、複写装置6の動作を説明するためのフロー図である。 図13は、内線端末2の概略機能構成図である。 図14は、内線端末2の動作を説明するためのフロー図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施の形態に係る電話システムの概略構成図である。
本実施の形態に係る電話システムは、ホテル、旅館等の宿泊施設に設置されるものであり、図示するように、客室毎に設置された内線端末3−1〜3−n(以下、単に内線端末3とも呼ぶ)と、フロント、管理室等に設置された内線端末2と、内線端末2、3を収容し、電話網7に接続された構内交換機1と、構内交換機1に接続された課金制御装置4と、内線端末2とともにフロント、管理室等に設置され、構内交換機1に接続された印刷装置5と、ロビー等の共用スペースに設置され、構内交換機1に接続された複写装置6と、を備えている。
図2は、本実施の形態に係る電話システムの課金処理例を示すシーケンス図である。
課金制御装置4は、構内交換機1による内線端末3の通話状態を監視している。いずれかの客室に設置された内線端末3が外線発信して(S100)、構内交換機1を介して発信元の内線端末3と電話網7との間に通話路が確立され、通話が開始されると(S101)、課金制御装置4は、通話時間を計測する(S102)。通話が終了すると(S103)、課金制御装置4は、通話相手(外線発信先)の電話番号および通話時間に基づいて、通話の利用料金を算出し、通話の利用料金情報を発信元の内線端末3の電話番号(内線番号)に対応付けて記憶する(S104)。
また、利用客が宿泊施設から貸与されたIDカード(例えば利用客が利用客に割り当てた客室を利用するためのカードキー)等に記憶されているID情報(例えば客室番号)を複写装置6に読み取らせるなどして、ID情報を複写装置6に入力すると(S105)、複写装置6は、この利用客による利用を許可する。そして、複写装置6は、利用客の指示に従い複写を実施すると(S106)、複写枚数から複写の利用料金を算出し(S107)、複写の利用料金情報を、利用客から入力されたID情報とともに構内交換機1に送信する(S108)。構内交換機1は、複写装置6から受け付けたID情報および複写の利用料金情報を課金制御装置4に転送する(S109)。課金制御装置4は、構内交換機1から受け取った複写の利用料金情報を、この利用料金情報とともに構内交換機1から受け取ったID情報に対応付けて記憶する(S110)。
図3は、本実施の形態に係る電話システムの課金情報出力処理例を示すシーケンス図である。
従業員が、例えば利用客の要求に従い、この利用客に貸与したIDカードに記憶されているID情報の指定を伴う出力要求操作を内線端末2に対して行うと(S120)、内線端末2は、このID情報の指定を伴う課金情報出力要求を構内交換機1に送信する(S121)。
これを受けて、構内交換機1は、課金情報出力要求で指定されているID情報の指定を伴う利用料金取得要求を課金制御装置4に送信する(S122)。課金制御装置4は、構内交換機1から利用料金取得要求を受信すると、この利用料金取得要求で指定されているID情報に対応付けて記憶している電話番号を特定して、この電話番号に対応付けて記憶している通話の利用料金情報を検索する。また、このID情報に対応付けて記憶している複写の利用料金情報を検索する(S123)。それから、課金制御装置4は、検索した通話および複写の利用料金情報を構内交換機1に送信する(S124)。
つぎに、構内交換機1は、課金制御装置4から受信した通話および複写の利用料金情報を含む課金情報を、内線端末2から受信した課金情報出力要求で指定されているID情報とともに内線端末2に送信する(S125)。
これを受けて、内線端末2は、構内交換機1から受信した課金情報をID情報とともに表示する(S126)。そして、内線端末2は、従業員から課金情報の出力操作を受け付けると(S127)、課金情報とともに表示中のID情報の指定を伴う出力指示を構内交換機1に送信する(S128)。
つぎに、構内交換機1は、印刷装置5に、内線端末2から受け付けた出力指示で指定されているID情報に対応する課金情報をこのID情報とともに送信して、課金情報およびID情報の印刷を指示する(S129)。これを受けて、印刷装置5は、構内交換機1から受信した課金情報をID情報とともに印刷する(S130)。
それから、印刷装置5は、構内交換機1に印刷完了通知を送信する(S131)。これを受けて、構内交換機1は、内線端末2に印刷完了通知を転送する(S132)。そして、内線端末2は、構内交換機1から受け取った印刷完了通知を表示する(S133)。
これにより、従業員は、出力要求操作で指定されたID情報に対する課金情報が印刷されたことを知ることができ、この課金情報が印刷された紙を、このID情報を含むIDカードが貸与された利用客に提供することができる。
つぎに、本実施の形態に係る電話システムを構成する構内交換機1、内線端末2、課金制御装置4、および複写装置6の詳細を説明する。なお、内線端末3には既存の内線端末を利用することができ、また、印刷装置5にも既存の印刷装置を利用できるので、これらの詳細な説明を省略する。
まず、構内交換機1の詳細を説明する。
図4は、構内交換機1の概略機能構成図である。
図示するように、構内交換機1は、内線端末インターフェース部100と、電話網インターフェース部101と、課金制御装置インターフェース部102と、印刷装置インターフェース部103と、複写装置インターフェース部104と、交換制御部105と、課金情報出力要求受信部106と、利用料金取得部107と、課金情報出力部108と、課金情報送信部109と、複写料金転送部110と、を備えている。
内線端末インターフェース部100は、内線端末2、3に接続するためのインターフェースであり、電話網インターフェース部101は、電話網7に接続するためのインターフェースである。また、課金制御装置インターフェース部102、印刷装置インターフェース部103、および複写装置インターフェース部104は、それぞれ、課金制御装置4、印刷装置5、および複写装置6に接続するためのインターフェースである。
交換制御部105は、内線端末2、3と連携して呼制御処理を実施することにより、内線端末2、3間、あるいは、内線端末2、3と電話網7との間に、通話路を確立したり、確立した通話路を解放したりして、内線端末2、3に電話サービスを提供する。
課金情報出力要求受信部106は、内線端末インターフェース部100および交換制御部105を介して内線端末2から、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を受信する。
利用料金取得部107は、課金制御装置インターフェース部102を介して課金制御装置4に、ID情報の指定を伴う利用料金取得要求を送信して、このID情報が記憶されたIDカードが貸与された利用客の通話および複写の利用料金情報を課金制御装置4から取得する。
課金情報出力部108は、利用料金取得部107により取得された利用客の通話および複写の利用料金情報を含む課金情報を、この利用客に貸与されたIDカードに記憶されているID情報とともに、印刷装置インターフェース部103から印刷装置5に送信し、印刷装置5に課金情報およびID情報を印刷させる。
課金情報送信部109は、課金情報出力部108による課金情報の印刷装置5への送信に先立って、交換制御部105および内線端末インターフェース部100を介して内線端末2に課金情報をID情報とともに送信し、ID情報とともに課金情報を内線端末2に表示させる。
複写料金転送部110は、複写装置インターフェース部104を介して複写装置6からID情報とともに受け取った複写の利用料金情報を、課金制御装置インターフェース部102を介して課金制御装置4に、このID情報とともに送信する。
なお、図4に示す構内交換機1の機能構成は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSP(Digital Signal Processor)などの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびモデム、NIC(Network Interface Card)等の通信インターフェースを備えたPC(Personal Computer)等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
図5は、構内交換機1の動作を説明するためのフロー図である。
なお、構内交換機1の電話サービスに係る動作は、内線端末を収容する一般的な構内交換機のそれと同様であるので、その説明を省略している。
複写料金転送部110は、複写装置インターフェース部104を介して複写装置6から複写の利用料金情報をID情報とともに受信すると(S200でYES)、受信した複写の利用料金情報およびID情報を、課金制御装置インターフェース部102を介して課金制御装置4に送信する(S201)。
課金情報出力要求受信部106は、内線端末インターフェース部100および交換制御部105を介して内線端末2から、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を受信すると(S202でYES)、指定されたID情報を利用料金取得部107に通知する。これを受けて、利用料金取得部107は、課金制御装置インターフェース部102を介して課金制御装置4に、課金情報出力要求受信部106から受け取ったID情報の指定を伴う利用料金取得要求を送信し(S203)、このID情報を記憶するIDカードが貸与された利用客の通話および複写の利用料金情報が課金制御装置4から送られてくるのを待つ(S204)。
つぎに、利用料金取得部107は、課金制御装置インターフェース部102を介して課金制御装置4から通話および複写の利用料金情報をID情報とともに受信すると(S204でYES)、この通話および複写の利用料金情報をID情報とともに課金情報出力部108に渡す。これを受けて、課金情報出力部108は、利用料金取得部107から受け取った通話および複写の利用料金情報を含む課金情報を、この利用料金情報とともに利用料金取得部107から受け取ったID情報とともに課金情報送信部109に渡す。これを受けて、課金情報送信部109は、交換制御部105および内線端末インターフェース部100を介して内線端末2に、課金情報出力部108から受け取った課金情報およびID情報を送信する。そして、内線端末2に課金情報およびID情報を表示させる(S205)。
つぎに、課金情報出力部108は、内線端末インターフェース部100および交換制御部105を介して内線端末2から、ID情報の指定を伴う出力指示を受信すると(S206でYES)、印刷装置インターフェース部103を介して印刷装置5に、指定されたID情報およびこのID情報に対応する課金情報を送信して、課金情報およびID情報を印刷装置5に印刷させる(S207)。それから、課金情報出力部108は、印刷装置インターフェース部103を介して印刷装置5から印刷完了通知を受信し、この印刷完了通知を、内線端末インターフェース部100および交換制御部105を介して内線端末2に送信する。そして、内線端末2に印刷完了通知を表示させる(S208)。
つぎに、課金制御装置4の詳細を説明する。
図6は、課金制御装置4の概略機能構成図である。
図示するように、課金制御装置4は、構内交換機インターフェース部400と、番号情報記憶部401と、通話料金記憶部402と、複写料金記憶部403と、通話料金算出部404と、複写料金受信部405と、課金情報提供部406と、を備えている。
構内交換機インターフェース部400は、構内交換機1に接続するためのインターフェースである。
番号情報記憶部401には、内線端末3の電話番号が、この内線端末3が設置された客室の利用客に貸与するIDカードのID情報に対応付けられて記憶される。
図7は、番号情報記憶部401の登録内容例を模式的に表した図である。
図示するように、番号情報記憶部401には、内線端末3の電話番号毎に番号情報のレコード4010が登録されている。番号情報のレコード4010は、内線端末3の電話番号を登録するフィールド4011と、この内線端末3が設置された客室の利用客に貸与するIDカードのID情報(例えば客室番号)を登録するフィールド4012と、を有する。
通話料金記憶部402には、内線端末3毎に、内線端末3を発信元とする通話の利用料金情報が記憶される。
図8は、通話料金記憶部402の登録内容例を模式的に表した図である。
図示するように、通話料金記憶部402には、内線端末3の電話番号毎に、通話料金のテーブル4020が登録されている。また、通話料金のテーブル4020には、内線端末3を発信元とする通話毎に、利用料金情報のレコード4021が登録されている。利用料金情報のレコード4021は、通話開始日時を登録するフィールド4022と、発信先番号を登録するフィールド4023と、通話時間を登録するフィールド4024と、通話の利用料金を登録するフィールド4025と、を有する。
複写料金記憶部403には、ID情報毎に、そのID情報を記憶するIDカードが貸与された利用客による複写装置6の利用料金情報が記憶される。
図9は、複写料金記憶部403の登録内容例を模式的に表した図である。
図示するように、複写料金記憶部403には、ID情報毎に、複写料金のテーブル4030が登録されている。また、複写料金のテーブル4030には、対象のID情報を記憶するIDカードが貸与された利用客が複写装置6を利用する毎に、利用料金情報のレコード4031が登録される。利用料金情報のレコード4031は、複写の利用日時を登録するフィールド4032と、複写枚数を登録するフィールド4033と、複写の利用料金を登録するフィールド4034と、を有する。
通話料金算出部404は、構内交換機インターフェース部400を介して構内交換機1の通話状態を監視しており、内線端末3を発信元とする通話毎に、通話時間を計測し、計測した通話時間および発信先番号に基づいて通話料金を算出する。そして、算出結果を通話料金記憶部402に反映させる。
複写料金受信部405は、構内交換機インターフェース部400を介して構内交換機1から、ID情報とともに受信した複写の利用料金情報を、このID情報とともに複写料金記憶部403に記憶する。
課金情報提供部406は、構内交換機インターフェース部400を介して構内交換機1から受信した利用料金取得要求で指定されているID情報に対応付けられて番号情報記憶部401に記憶されている電話番号を特定し、この電話番号に対応付けられている通話料金のテーブル4020を通話料金記憶部402から検索する。また、このID情報に対応付けられている複写料金のテーブル4030を複写料金記憶部403から検索する。そして、検索した通話料金のテーブル4020および複写料金のテーブル4030を含む課金情報を、このID情報とともに構内交換機1に送信する。
なお、図6に示す課金制御装置4の機能構成も、図4に示す構内交換機1の機能構成と同様、ASIC、FPGAの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSPなどの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびモデム、NIC等の通信インターフェースを備えたPC等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
図10は、課金制御装置4の動作を説明するためのフロー図である。
通話料金算出部404は、構内交換機インターフェース部400を介して構内交換機1の通話状態を監視しており、内線端末3の外線発信を検出すると(S300でYES)、この外線発信による通話路の確立を待って(S301でYES)、通話時間の計測を開始する(S302)。そして、通話路が解放されたならば(S303でYES)、通話時間の計測を終了し(S304)、通話時間および発信先番号の市外局番に応じて定まる単価(単位時間当たりの通話料)に基づいて、通話の利用料金を算出する(S305)。それから、通話料金算出部404は、発信元の内線端末3の電話番号に対応付けられている通話料金のテーブル4020を通話料金記憶部402から検索し、このテーブル4020に利用料金情報のレコード4021を追加する。そして、このレコード4021のフィールド4022〜4025に、通話開始日時、発信先番号、通話時間、および通話の利用料金を記憶する(S306)。
また、複写料金受信部405は、構内交換機インターフェース部400を介して構内交換機1から複写の利用料金情報をID情報とともに受信すると(S307でYES)、このID情報に対応付けられている複写料金のテーブル4030を複写料金記憶部403から検索し、このテーブル4030に利用料金情報のレコード4031を追加する。そして、このレコード4031のフィールド4032〜4034に、この複写の利用料金情報に含まれている複写の利用日時、複写枚数、および複写の利用料金を記憶する(S308)。
また、課金情報提供部406は、構内交換機インターフェース部400を介して構内交換機1から利用料金取得要求を受信すると(S309でYES)、この利用料金取得要求で指定されているID情報に対応付けられて番号情報記憶部401に記憶されている電話番号を特定する(S310)。それから、課金情報提供部406は、特定した電話番号に対応付けられている通話料金のテーブル4020を通話料金記憶部402から検索するとともに、このID情報に対応付けられている複写料金のテーブル4030を複写料金記憶部403から検索する(S311)。そして、検索した通話料金のテーブル4020および複写料金のテーブル4030を含む利用料金情報を、利用料金取得要求で指定されているID情報とともに、構内交換機インターフェース部400を介して構内交換機1に送信する(S312)。
つぎに、複写装置6の詳細を説明する。
図11は、複写装置6の概略機能構成図である。
図示するように、複写装置6は、構内交換機インターフェース部600と、複写処理部601と、ID情報読取部602と、認証部603と、複写料金算出部604と、複写料金送信部605と、を備えている。
構内交換機インターフェース部600は、構内交換機1に接続するためのインターフェースである。
複写処理部601は、複写装置としての機能を実現するための処理部である。
ID情報読取部602は、利用者の指示に従い、宿泊施設がこの利用客に貸与したIDカードからID情報を認証情報とともに読み取る。
認証部603は、ID情報読取部602により読み取られた認証情報を、予め登録されている認証情報と比較するなどして、IDカードの認証を行う。そして、認証が成立した場合に、複写処理部601を有効にする。
複写料金算出部604は、複写処理部601を監視して複写の利用料金を算出する。
複写料金送信部605は、複写料金算出部604で算出された利用料金を含む複写の利用料金情報を、認証部603により認証されたIDカードのID情報とともに、構内交換機インターフェース部600を介して構内交換機1に送信する。
なお、図11に示す複写装置6の機能構成は、一般的な複写装置にASIC、FPGAの集積ロジックICを搭載してハード的に実現してもよいし、あるいは一般的な複写装置にDSPなどの計算機を搭載してソフトウエア的に実現してもよい。または、一般的な複写装置に汎用コンピュータを搭載し、この汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現してもよい。
図12は、複写装置6の動作を説明するためのフロー図である。
ID情報読取部602は、図示していないタッチパネル等を介して利用者からID読取指示を受け付けると(S400でYES)、利用者が提示したIDカードからID情報を認証情報とともに読み取って、このID情報および認証情報を認証部603に渡す。これを受けて、認証部603は、ID情報読取部602から受け取った認証情報を、予め登録されている認証情報と比較するなどして、IDカードの認証を行う(S401)。
認証部603は、認証不成立である場合(S402でNO)、図示していないタッチパネル等にIDカードの再提示を要求する旨のエラーメッセージを表示する(S403)。一方、認証成立である場合(S402でYES)、認証部603は、ID情報読取部602から受け取ったID情報を複写料金算出部604に通知し、複写処理部601を有効にするとともに(S404)、図示していないタッチパネル等に、複写装置6の利用が許可された旨の利用許可メッセージを表示する(S405)。その後、複写処理部601は、利用者の指示に従い複写を実施する(S406)。
利用者による複写が終了すると、複写料金算出部604は、複写の枚数および予め定められた単価(1枚当りの複写料金)に基づいて、複写の利用料金を算出する(S407)。そして、複写の利用日時、複写枚数および複写の利用料金を含む複写の利用料金情報を、認証部603から受け取ったID情報とともに複写料金送信部605に渡し、複写料金送信部605は、それらの情報を、構内交換機インターフェース部600を介して構内交換機1に送信する(S408)。
つぎに、内線端末2の詳細を説明する。
図13は、内線端末2の概略機能構成図である。
図示するように、内線端末2は、構内交換機インターフェース部200と、電話機能部201と、出力要求操作受付部202と、課金情報出力要求送信部203と、課金情報受信部204と、課金情報表示部205と、出力操作受付部206と、出力指示送信部207と、を備えている。
構内交換機インターフェース部200は、構内交換機1に接続するためのインターフェースである。
電話機能部201は、電話機としての機能を実現するための処理部である。
出力要求操作受付部202は、操作者(宿泊施設の従業員等)から、ID情報の指定を伴う出力要求操作を受け付ける。
課金情報出力要求送信部203は、構内交換機インターフェース部200を介して構内交換機1に、出力要求操作受付部202が受け付けた出力要求操作で指定されているID情報の指定を伴う課金情報出力要求を送信する。
課金情報受信部204は、構内交換機インターフェース部200を介して構内交換機1から課金情報をID情報とともに受信する。
課金情報表示部205は、課金情報受信部204により受信された課金情報およびID情報を図示していない液晶パネル等の表示部に表示する。
出力操作受付部206は、課金情報表示部205によりID情報とともに表示された課金情報に対する出力指示を操作者より受け付ける。
出力指示送信部207は、出力操作受付部206により受け付けた出力操作に従い、課金情報表示部205に表示中の課金情報の出力指示を、この課金情報とともに表示中のID情報の指定を含めて、構内交換機インターフェース部200を介して構内交換機1に送信する。
なお、図13に示す内線端末2の機能構成も、図4に示す構内交換機1の機能構成と同様、ASIC、FPGAの集積ロジックICによりハード的に実現されるものでもよいし、あるいはDSPなどの計算機によりソフトウエア的に実現されるものでもよい。または、CPU、メモリ、HDD、DVD−ROM等の補助記憶装置、およびモデム、NIC等の通信インターフェースを備えたPC等の汎用コンピュータにおいて、CPUが所定のプログラムを補助記憶装置からメモリ上にロードして実行することにより実現されるものでもよい。
図14は、内線端末2の動作を説明するためのフロー図である。
なお、内線端末2の電話に係る動作は、構内交換機に収容された一般的な内線電話機のそれと同様であるので、その説明を省略する。
出力要求操作受付部202は、ID情報の指定を伴う出力要求操作を操作者から受け付けると(S500でYES)、この出力要求操作で指定されたID情報を課金情報出力要求送信部203に通知する。これを受けて、課金情報出力要求送信部203は、構内交換機インターフェース部200を介して構内交換機1に、このID情報の指定を伴う課金情報出力要求を送信する(S501)。
つぎに、課金情報受信部204は、構内交換機インターフェース部200を介して構内交換機1から課金情報をID情報とともに受信して、課金情報およびID情報を課金情報表示部205に渡す。これを受けて、課金情報表示部205は、課金情報受信部204より受け取った課金情報およびID情報を図示していない液晶パネル等の表示部に表示する(S502)。
出力操作受付部206は、操作者より出力操作を受け付けると(S503でYES)、課金情報表示部205より、課金情報とともに表示中のID情報を受け付け、このID情報を出力指示送信部207に通知する。これを受けて、出力指示送信部207は、構内交換機インターフェース部200を介して構内交換機1に、このID情報の指定を伴う出力指示を送信する(S504)。その後、出力指示送信部207は、構内交換機インターフェース部200を介して構内交換機1から印刷完了通知を受信して、図示していない液晶パネル等の表示部に印刷完了通知を表示する(S505)。
以上、本発明の一実施の形態を説明した。
本実施の形態において、構内交換機1は、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を内線端末2から受け付けると、指定されたID情報に対応付けられた電話番号の通話の利用料金を課金制御装置4から取得し、取得した利用料金を含む課金情報を印刷装置5により印刷する。したがって、本実施の形態によれば、課金制御装置4にコンソール端末を接続しなくても、課金情報を印刷することができる。
また、本実施の形態において、構内交換機1は、印刷装置5による課金情報の印刷に先立って、この課金情報を内線端末2に表示し、内線端末2から出力指示を受け付けた場合に、この課金情報を印刷装置5により印刷する。したがって、本実施の形態によれば、印刷装置5による課金情報の印刷に先立って、課金情報の内容を内線端末2の操作者に確認させることができ、これにより無駄な印刷を防止することができる。
また、本実施の形態において、複写装置6は、複写に先立って操作者(例えば、宿泊施設の利用客)からID情報を受け付け、複写の利用料金を、このID情報に対応付けて、構内交換機1経由で課金制御装置4に送信する。課金制御装置4は、構内交換機1経由で複写装置6から受信した複写の利用料金を、この利用料金とともに受信したID情報に対応付けて記憶する。そして、構内交換機1は、課金情報出力要求で指定されているID情報に対応付けられた電話番号の通話の利用料金とともに、このID情報に対応付けられている複写の利用料金を課金制御装置4から取得し、通話および複写の利用料金を含む課金情報を印刷装置5により印刷する。したがって、本実施の形態によれば、通話の利用料金に加えて、複写の利用料金もまとめて印刷することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の実施の形態において、構内交換機1は、印刷装置5に課金情報およびID情報を出力して印刷している。しかし、本発明は、これに限定されない。印刷装置5に代えて、据置型ディスプレイ、タブレット端末等の表示装置を宿泊施設のフロント等に設置して、これを有線あるいは無線により構内交換機1に接続し、構内交換機1が、表示装置に課金情報およびID情報を出力して表示することにより、宿泊施設の利用客に課金情報を提示できるようにしてもよい。
また、共用スペースに配置された複写装置6以外の有料装備品(例えば、自動販売機)を構内交換機1に接続し、複写装置6と同様に、利用客が、これらの装備品を、貸与されたIDカードにより利用した場合に、その利用料金を通話の利用料金とともに含む課金情報が印刷装置5から出力されるようにしてもよい。また、IDカードとして客室のカードキーを利用してもよい。
ここで、表示装置がタッチパネルディスプレイ、タブレット端末等の入力機能を有するものである場合、この入力機能を利用して、表示中の課金情報およびID情報に対して操作者(宿泊施設の利用客)から署名情報を受け付ける署名機能を実現してもよい。この場合、表示装置は、署名機能により操作者から受け付けた署名情報を表示中の課金情報およびID情報とともに構内交換機1に送信し、構内交換機1は、これらの署名情報、課金情報およびID情報を課金制御装置4に転送する。そして、課金制御装置4は、構内交換機1経由で表示装置から受け取った署名情報、課金情報およびID情報を記憶する。このようにすることで、操作者から課金情報の署名を容易に入手することができる。
また、上記の実施の形態では、ID情報をIDカードに記憶しているが、本発明はこれに限定されない。ID情報は電子データとしてUSBメモリ等のその他の記憶媒体に記憶されていてもよいし、あるいは、紙面または口頭により宿泊施設の従業員等から利用客に伝えられるものであってもよい。
また、上記の実施の形態において、課金制御装置4は、構内交換機1が提供する機能の一つとして、構内交換機1の筐体内に内蔵されているものでもよい。
1:構内交換機、 2:内線端末、 3、3−1〜3−n:内線端末、 4:課金制御装置、 5:印刷装置、 6:複写装置、 7:電話網、 100:内線端末インターフェース部、 101:電話網インターフェース部、 102:課金制御装置インターフェース部、 103:印刷装置インターフェース部、 104:複写装置インターフェース部、 105:交換制御部、 106:課金情報出力要求受信部、 107:利用料金取得部、 108:課金情報出力部、 109:課金情報送信部、 110:複写料金転送部、 200:構内交換機インターフェース部、 201:電話機能部、 202:出力要求操作受付部、 203:課金情報出力要求送信部、 204:課金情報受信部、 205:課金情報表示部、 206:出力操作受付部、 207:出力指示送信部、 400:構内交換機インターフェース部、 401:番号情報記憶部、 402:通話料金記憶部、 403:複写料金記憶部、 404:通話料金算出部、 405:複写料金受信部、 406:課金情報提供部、 600:構内交換機インターフェース部、 601:複写処理部、 602:ID情報読取部、 603:認証部、 604:複写料金算出部、 605:複写料金送信部

Claims (7)

  1. 内線端末を収容する構内交換機と、前記構内交換機に接続された課金制御装置および複写装置と、を備えた電話システムであって、
    前記課金制御装置は、
    ID情報毎に、当該ID情報に対応付けられた前記内線端末の電話番号を記憶する番号情報記憶手段と、
    前記内線端末の発信毎に、当該発信による通話の利用料金を算出する通話料金算出手段と、
    前記通話料金算出手段により算出された通話の利用料金を発信元の電話番号に対応付けて記憶する通話料金記憶手段と、
    前記構内交換機より受け付けた複写の利用料金を、当該利用料金に対応付けられているID情報に対応付けて記憶する複写料金記憶手段と、を有し、
    前記構内交換機は、
    前記内線端末から、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を受信する課金情報出力要求受信手段と、
    前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求で指定されたID情報に対応付けられて前記番号情報記憶手段に記憶されている電話番号に対応付けられて、前記通話料金記憶手段に記憶されている通話の利用料金と、当該ID情報に対応付けられて前記複写料金記憶手段に記憶されている複写の利用料金とを、前記課金制御装置から取得する利用料金取得手段と、
    前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求に従い、前記利用料金取得手段により取得された利用料金を含む課金情報を、当該課金情報出力要求で指定されているID情報とともに所定の出力装置に出力する課金情報出力手段と、
    前記複写装置より受け付けた複写の利用料金を前記課金制御装置に転送する複写料金転送手段と、を有し、
    前記複写装置は、
    複写に先立ってID情報を受け付けるID情報受付手段と、
    複写の利用料金を、当該複写に先立って前記ID情報受付手段により受け付けたID情報に対応付けて、前記構内交換機に送信する複写料金送信手段と、を有する
    ことを特徴とする電話システム。
  2. 請求項1に記載の電話システムであって、
    前記出力装置は、印刷装置であり、
    前記課金情報出力手段は、
    課金情報をID情報とともに前記印刷装置に出力して、当該印刷装置に印刷させる
    ことを特徴とする電話システム。
  3. 請求項1に記載の電話システムであって、
    前記出力装置は、操作者から署名を受け付けて表示中の情報に付与する署名機能を備えた表示装置であり、
    前記課金情報出力手段は、
    課金情報をID情報とともに前記表示装置に出力して、当該表示装置に表示させ、
    前記構内交換機は、
    前記表示装置が備える署名機能により表示中の課金情報およびID情報に対して生成された署名情報を課金情報およびID情報とともに当該表示装置から受信して、前記課金制御装置に送信し、
    前記課金制御装置は、
    前記構内交換機より受信した署名情報、課金情報およびID情報を記憶する
    ことを特徴とする電話システム。
  4. 内線端末を収容する構内交換機と、前記構内交換機に接続された課金制御装置と、を備えた電話システムであって、
    前記課金制御装置は、
    ID情報毎に、当該ID情報に対応付けられた前記内線端末の電話番号を記憶する番号情報記憶手段と、
    前記内線端末の発信毎に、当該発信による通話の利用料金を算出する通話料金算出手段と、
    前記通話料金算出手段により算出された通話の利用料金を発信元の電話番号に対応付けて記憶する通話料金記憶手段と、を有し、
    前記構内交換機は、
    前記内線端末から、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を受信する課金情報出力要求受信手段と、
    前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求で指定されたID情報に対応付けられて前記番号情報記憶手段に記憶されている電話番号に対応付けられて前記通話料金記憶手段に記憶されている通話の利用料金を、前記課金制御装置から取得する利用料金取得手段と、
    前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求に従い、前記利用料金取得手段により取得された利用料金を含む課金情報を、当該課金情報出力要求で指定されているID情報とともに所定の出力装置に出力する課金情報出力手段と、を有し、
    前記出力装置は、
    操作者から署名を受け付けて表示中の情報に付与する署名機能を備えた表示装置であり、
    前記課金情報出力手段は、
    課金情報をID情報とともに前記表示装置に出力して、当該表示装置に表示させ、
    前記構内交換機は、
    前記表示装置が備える署名機能により表示中の課金情報およびID情報に対して生成された署名情報を課金情報およびID情報とともに当該表示装置から受信して、前記課金制御装置に送信し、
    前記課金制御装置は、
    前記構内交換機より受信した署名情報、課金情報およびID情報を記憶する
    ことを特徴とする電話システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電話システムであって、
    前記構内交換機は、
    前記課金情報出力要求受信手段により受信された課金情報出力要求に従い、前記利用料金取得手段により取得された利用料金を含む課金情報を、当該課金情報出力要求で指定されているID情報とともに、当該課金情報出力要求の送信元の前記内線端末に送信し、当該内線端末に表示させる課金情報送信手段をさらに有し、
    前記課金情報出力手段は、
    前記課金情報送信手段が送付した課金情報の送信先である前記内線端末から出力指示を受信した場合に、当該課金情報をID情報とともに前記出力装置に出力する
    ことを特徴とする電話システム。
  6. 内線端末を収容する構内交換機と、前記構内交換機に接続された課金制御装置および複写装置と、を備えた電話システムにおける課金情報の出力方法であって、
    前記複写装置は、
    複写の利用料金を、当該複写に先立って受け付けたID情報に対応付けて、前記構内交換機に送信し、
    前記課金制御装置は、
    前記内線端末の発信毎に、当該発信による通話の利用料金を算出して、算出された通話の利用料金を発信元の電話番号に対応付けて記憶するとともに、前記構内交換機より受け付けた複写の利用料金を、当該利用料金に対応付けられているID情報に対応付けて記憶し
    前記構内交換機は、
    前記複写装置より複写の利用料金を受け付けると、当該複写の利用料金を前記課金制御装置に転送し、
    前記内線端末から、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を受信すると、当該ID情報に対応する電話番号に対応付けられて記憶されている通話の利用料金と、当該ID情報に対応付けられて記憶されている複写の利用料金とを、前記課金制御装置から取得し、取得した利用料金を含む課金情報を、前記課金情報出力要求で指定されているID情報とともに所定の出力装置に出力する
    ことを特徴とする電話システムにおける課金情報の出力方法。
  7. 内線端末を収容する構内交換機と、前記構内交換機に接続された課金制御装置と、を備えた電話システムにおける課金情報の出力方法であって、
    前記課金制御装置は、
    前記内線端末の発信毎に、当該発信による通話の利用料金を算出して、算出された通話の利用料金を発信元の電話番号に対応付けて記憶するとともに、前記構内交換機より受信した署名情報、課金情報およびID情報を記憶し、
    前記構内交換機は、
    前記内線端末から、ID情報の指定を伴う課金情報出力要求を受信すると、当該ID情報に対応する電話番号に対応付けられて記憶されている通話の利用料金を、前記課金制御装置から取得し、
    取得した利用料金を含む課金情報を、前記課金情報出力要求で指定されているID情報とともに、操作者から署名を受け付けて表示中の情報に付与する署名機能を備えた表示装置に出力して、当該表示装置に表示させ、
    前記表示装置が備える署名機能により表示中の課金情報およびID情報に対して生成された署名情報を課金情報およびID情報とともに当該表示装置から受信して、前記課金制御装置に送信する
    ことを特徴とする電話システムにおける課金情報の出力方法。
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