JP6458465B2 - 有機溶剤回収システム - Google Patents

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本発明は、有機溶剤回収システムに関し、特に排ガスから有機溶剤を高効率で凝縮回収する有機溶剤回収システムに関する。
排ガスから有機溶剤を回収する有機溶剤含有ガス処理システムとしては、吸着材を含有した吸着素子により、有機溶剤含有ガス中の有機溶剤を吸着除去させると共に、一方で吸着した有機溶剤を加熱空気にて脱着させ、脱着された有機溶剤を含むガスは冷却手段により凝縮回収させるシステムが知られている(例えば、特許文献1)。
上記有機溶剤含有ガス処理においては、排ガス中の有機溶剤を濃縮し、冷却凝縮にて回収する際に、吸着材を含有した吸着素子から吸着した有機溶剤を脱着する際の加熱や高濃度の排ガスや脱着ガスを液化凝縮させる冷却等にエネルギーが必要となる。近年においては、有機溶剤回収システムにおける有機溶剤を効率的に回収するとともに、有機溶剤回収システムに用いられるエネルギーの削減が急務となってきている。
特開2007−44595号公報
本発明は、従来技術の課題を背景になされたもので、有機溶剤回収システムに用いられるエネルギーをより削減することとともに、有機溶剤を効率的に回収することが可能な構成を備える有機溶剤回収システムを提供することを課題とするものである。
本発明者らは、上記課題を解決するため、鋭意検討した結果、以下に示す手段により、上記課題を解決できることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、以下の通りである。
1.生産設備から排出される有機溶剤を含有する温度が50℃〜200℃の排ガスから有機溶剤を回収する有機溶剤回収システムであって、
前記排ガスは、冷却操作で有機溶剤を凝縮回収する冷却器に導入され、有機溶剤の濃度が低減された排ガスとして排出され、
該有機溶剤の濃度が低減された排ガスの一部は生産設備に返送することで循環し、
該有機溶剤の濃度が低減された排ガスの残りは、吸着素子を有する有機溶剤濃縮装置の吸着部に導入され、有機溶剤の濃度を更に低減して排出し、
該有機溶剤濃縮装置で濃縮され脱着部から濃縮ガスとして排出し、該濃縮ガスを前記冷却器に導入する、
有機溶剤回収システム。
2.生産設備から排出される有機溶剤を含有する温度が50℃〜200℃の排ガスと、
前記生産設備に返送することで循環させる有機溶剤の濃度が低減された排ガスの一部とを、
熱交換器により熱交換する上記1記載の有機溶剤回収システム。
3.除湿または加湿手段により、前記排ガスを一定湿度で前記冷却器に導入することにより、前記冷却器から排出される前記有機溶剤の濃度が低減された排ガスの有機溶剤濃度を安定させる上記1または2記載の有機溶剤回収システム。
4.加湿手段により、前記排ガスを加湿して前記冷却器に導入することにより、前記冷却器の冷却操作で凝縮回収する有機溶剤の量を増加させ、前記冷却器から排出される前記有機溶剤の濃度が低減された排ガスの有機溶剤濃度をさらに低減する上記1または2に記載の有機溶剤回収システム。
5.生産設備から排出される有機溶剤を含有する温度が50℃〜200℃の排ガス中の有機溶剤が水溶性の有機溶剤である上記1〜4のいずれかに記載の有機溶剤回収システム。
6.生産設備から排出される有機溶剤を含有する温度が50℃〜200℃の排ガス中の有機溶剤がn−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、またはn−デカンである上記1〜5のいずれかに記載の有機溶剤回収システム。
本発明の構成による有機溶剤回収システムによれば、有機溶剤回収システムに用いられるエネルギーの削減とともに効率的に有機溶剤を回収することが可能となる。
本発明の実施形態に係る有機溶剤回収システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る有機溶剤濃縮装置の構造を通流させる排ガスとともに示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る有機溶剤回収システムについて図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
図1は、本発明の実施形態に係る有機溶剤回収システムの構成を示す図である。図1に示すように、本発明の実施形態に係る有機溶剤回収システムには各種工場または、研究施設などに設けられて、有機溶剤を含有する排ガスを排出する生産設備(1000)が含まれている。
本実施形態に係る有機溶剤回収システムは、生産設備(1000)から排出された有機溶剤を含有する排ガスを循環させつつ、排ガスから有機溶剤を分離して回収する有機溶剤回収システムである。
図1に示す有機溶剤回収システムにおいては、生産設備(1000)と熱交換器(100)と有機溶剤濃縮装置(500)と冷却器(200)および回収タンク(300)を有する冷却回収装置と乾燥ヒーター(400)と再生ヒーター(600)とが接続されている。以下に各構成の機能を説明する。
(熱交換器100)
熱交換器(100)は、放熱側(100a)と受熱側(100b)から構成されており、放熱側(100a)には生産設備(1000)からの排ガスが通流され、受熱側(100b)には冷却器からの排ガス(G4)が通流される。互いの排ガスが異なる配管を通流することにより、排ガス同士の間で熱エネルギーの交換が行われる。
(冷却器200、回収タンク300)
冷却器(200)は冷却水等を用いて、生産設備(1000)からの排ガスおよび有機溶剤濃縮装置(500)からの脱着ガスを凝縮させ、有機溶剤を高濃度含有している回収液と有機溶剤の濃度が低減された排ガスに分離する。回収液は回収タンク(300)に回収され、有機溶剤の濃度が低減された排ガスは設備(1000)方向と、有機溶剤濃縮装置(500)方向に排出される。
(有機溶剤濃縮装置500)
有機溶剤濃縮装置(500)は有機溶剤を可逆的に吸着および脱着可能な吸着素子を有する。吸着素子は所定の温度より低い排ガスを通流されると排ガス中の有機溶剤を吸着し、所定の温度以上の排ガスを通流させると、吸着していた有機溶剤を脱着する。有機溶剤濃縮装置(500)は吸着部(51)と、脱着部(52)から構成される。
吸着素子としては活性炭を含有する吸着素子や疎水性ゼオライトを含有する吸着素子を用いることができる。活性炭または疎水性ゼオライトを含有する吸着素子を用いた場合には、約50℃以上の排ガスを通流させると吸着していた有機溶剤が脱着し、約50℃より低い排ガスを通流させると排ガス中の有機溶剤を吸着する。
(乾燥ヒーター400)
乾燥ヒーター(400)は吸着部(51)に通流する排ガスを所定の温度まで昇温する。
(再生ヒーター600)
再生ヒーター(600)は脱着部(52)に通流する排ガスを所定の温度まで昇温する。
以下、各構成の接続関係について説明する。
生産設備(1000)と熱交換器(100)の放熱側(100a)は配管(L1)で、受熱側(100b)は配管(L6)で接続されている。
熱交換器(100)の放熱側(100a)と冷却器(200)は配管(L2)および配管(L3)で接続されている。冷却器(200)と熱交換器(100)の受熱側(100b)は配管(L5)で接続されている。配管(L5)にはバルブ(V111)が設けられている。冷却器(200)と回収タンク(300)は配管(L4)にて接続されている。冷却器(200)と乾燥ヒーター(400)は配管(L7)にて接続されている。配管(L7)にはバルブ(V112)が設けられている。
乾燥ヒーター(400)と有機溶剤濃縮装置(500)の吸着部(51)は配管(L8)にて接続されている。
有機溶剤濃縮装置(500)の吸着部(51)出口には排ガスを系外に放出する配管(L9)が接続されている。配管(L9)にはバルブ(V113)が設けられている。吸着部(51)とバルブ(V113)の間から配管(L10)が分岐して、再生ヒーター(600)に接続されている。配管(L10)にはバルブ(V114)が設けられている。
再生ヒーター(600)と有機溶剤濃縮装置(500)の脱着部(52)は配管(L11)にて接続されている。
脱着部(52)出口と配管(L2)へは配管(L12)にて接続されている。
(有機溶剤回収システム)
以下、上記構成からなる有機溶剤回収システムを用いてn−メチル−2−ピロリドンを回収するシステムについて説明する。
図1に示すように、生産設備(1000)から排出されるn−メチル−2−ピロリドンを含有する排ガス(G1)は配管(L1)を通り有機溶剤回収システムに導入される。たとえば排ガス(G1)は風量が1400NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が1150ppm、温度が100℃である。
排ガス(G1)は熱交換器(100)の放熱側(100a)を通流することにより、熱を放熱して排ガス(G2)になる。たとえば排ガス(G2)は風量が1400NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が1150ppm、温度が55℃である。
排ガス(G2)は有機溶剤濃縮装置(500)の脱着部(52)の出口からの排ガス(G11)と合流して、混合された排ガス(G3)になる。混合された排ガス(G3)は配管(L3)内を通過して、冷却器(200)に通流する。たとえば排ガス(G3)は風量が1405NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が1152ppm、温度が55℃である。
排ガス(G3)は冷却器(200)に通流されて冷却されることにより、n−メチル−2−ピロリドンを低濃度に含有した排ガス(G4)と、n−メチル−2−ピロリドンを高濃度に含有した回収液に分離される。
回収液は配管(L4)を通流して回収タンク(300)に回収される。本実施形態において回収タンクに通流し回収されるn−メチル−2−ピロリドンの濃度は59wt%である。また、分離されたn−メチル−2−ピロリドンを低濃度含有した排ガス(G4)は、配管(L5、7)に分岐導出される。分岐される風量はバルブ(V111、112)で調整する。
配管(L5)内を通過した排ガス(G4)は熱交換器(100)の受熱側(100b)に導入される。たとえば排ガス(G4)は風量が1260NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が70ppm、温度が10℃である。排ガス(G4)は熱交換器(100)の放熱側(100b)を通流することにより、熱を受熱して排ガス(G5)になる。たとえば排ガス(G5)は風量が1260NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が70ppm、温度が55℃である。
排ガス(G5)は生産設備(1000)で新たに排気された排ガスと混合され、排ガス(G1)となり系内を循環する。
配管(L7)内を通過した排ガス(G6)は乾燥ヒーター(400)に通流し、一定の温度に昇温され、排ガス(G7)となる。たとえば排ガス(G6)は風量が145NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が70ppm、温度が10℃である。排ガス(G6)は乾燥ヒーター(400)を通流することにより、昇温され排ガス(G7)となる。
排ガス(G7)は配管(L8)内を通過して、有機溶剤濃縮装置(500)の吸着部(51)に流入し、n−メチル−2−ピロリドンを吸着され、排ガス(G8)となる。吸着部(51)出口から配管(L9、10)にて排ガス(G8、G9)が分岐導出される。風量はバルブ(V113、114)で調整する。分岐導出された排ガスの一部は配管(L9)内を通過し、排ガス(G8)として系外へ放出される。たとえば風量が140NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が3ppm、温度が18℃である。残部の排ガス(G9)は配管(L10)内を通過して再生ヒーター(600)に流入される。たとえば排ガス(G9)は風量が5NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が10ppm、温度が50℃である。
再生ヒーター(600)に通流した排ガス(G9)は一定の温度に昇温され、排ガス(G10)となる。たとえば排ガス(G10)は風量が5NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が10ppm、温度が130℃である。
排ガス(G10)は有機溶剤濃縮装置(500)の脱着部(52)に流入される。排ガス(G10)は50℃以上であるため、脱着部(52)の吸着素子が吸着していたn−メチル−2−ピロリドンを脱着させ、排ガス(G11)になる。たとえば排ガス(G11)は風量が5NCMM、n−メチル−2−ピロリドンの濃度が1680ppm、温度が85℃である。排ガス(G11)は配管(L12)内を通過し、配管(L2)に合流する。
以下、本実施形態に係る有機溶剤濃縮装置の構造について説明する。
図2は本実施形態に係る有機溶剤濃縮装置の構造を通流させる排ガスとともに示す斜視図である、
図2に示すように、本実施形態の有機溶剤濃縮装置はローター式であり、回転軸(511)の周囲に吸着素子が位置して回転軸(511)の軸方向に排ガスを通流させる筒状吸着体(510)を含む。回転軸(511)は図示していないモーターなどにより回転駆動される。
具体的には、筒状吸着体(510)はハニカム構造の吸着素子が同心円状に複数の層にわたって積層されている。図2において、紙面の手前側に位置する筒状吸着体(510)の端部を、筒状吸着体(510)の回転軸(511)の軸方向における一方端(514)とする。一方、紙面の奥側に位置する筒状吸着体(510)の端部を、筒状吸着体(510)の回転軸(511)の軸方向における他方端(515)とする。
所定の温度である50℃以下の排ガス(G7)は筒状吸着体(510)の一方端(514)側から筒状吸着体(510)の他の一部である脱着部(51)に通流されて有機溶剤が所定の濃度以下となった排ガスの一部である排ガス(G8)は系外に排気される。残りの排ガス(G9)は排気されずに系内を循環する。図示されていないが、排ガス(G9)はヒーター等により温度が昇温され排ガス(G10)となる。
所定の温度である50℃以上の排ガス(G10)は筒状吸着体(510)の他方端(515)側から筒状吸着体(510)の一部である脱着部(52)に通流されて排ガス(G11)となる。
筒状吸着体(510)が回転軸(511)を中心に回転することにより筒状吸着体(510)一部が吸着部(51)になり、かつ筒状吸着体(510)の他の一部が脱着部(52)となる。
筒状吸着体(510)は、回転軸(511)を回転中心として、図中の矢印(501)で示す方向に所定の速度で回転する。これにより、筒状吸着体(510)の吸着素子は吸着部(51)から脱着部(52)に移動する。このように筒状吸着体(510)を回転させ、排ガスを処理することにより連続的に有機溶剤の回収を行うことが出来る。
なお、今回開示した上記実施形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものでない。したがって、本発明の技術範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載にもとづいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれる。
本発明の構成による有機溶剤回収システムによれば、有機溶剤回収システムに用いられるエネルギーの削減とともに効率的に有機溶剤を回収することが可能となり、産業界への寄与大である。
1:有機溶剤回収システム
51:吸着部
52:脱着部
100:熱交換器、
100a:放熱側
100b:受熱側
200:冷却器
300:回収タンク
400:乾燥ヒーター
500:有機溶剤濃縮装置
501:回転方向矢印
510:筒状吸着体
511:回転軸
514:一方端
515:他方端
600:再生ヒーター
1000:生産設備
G1,G2,G3,G4,G5,G6,G7,G8,G9,G10,G11:排ガス
L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9,L10,L11,L12:配管
V111,V112,V113,V114:バルブ

Claims (6)

  1. 生産設備から排出される有機溶剤を含有する温度が50℃〜200℃の排ガスから有機溶剤を回収する有機溶剤回収システムであって、
    前記排ガスは、冷却操作で有機溶剤を凝縮回収する冷却器に導入され、有機溶剤の濃度が低減された排ガスとして排出され、
    該有機溶剤の濃度が低減された排ガスの一部は生産設備に返送することで循環し、
    該有機溶剤の濃度が低減された排ガスの残りは、吸着素子を有する有機溶剤濃縮装置の吸着部に導入され、有機溶剤の濃度を更に低減して排出し、
    該有機溶剤濃縮装置で濃縮され脱着部から濃縮ガスとして排出し、該濃縮ガスを前記冷却器に導入する、
    有機溶剤回収システム。
  2. 生産設備から排出される有機溶剤を含有する温度が50℃〜200℃の排ガスと、
    前記生産設備に返送することで循環させる有機溶剤の濃度が低減された排ガスの一部とを、
    熱交換器により熱交換する請求項1記載の有機溶剤回収システム。
  3. 除湿または加湿手段により、前記排ガスを一定湿度で前記冷却器に導入することにより、前記冷却器から排出される前記有機溶剤の濃度が低減された排ガスの有機溶剤濃度を安定させる請求項1または2記載の有機溶剤回収システム。
  4. 加湿手段により、前記排ガスを加湿して前記冷却器に導入することにより、前記冷却器の冷却操作で凝縮回収する有機溶剤の量を増加させ、前記冷却器から排出される前記有機溶剤の濃度が低減された排ガスの有機溶剤濃度をさらに低減する請求項1または2に記載の有機溶剤回収システム。
  5. 生産設備から排出される有機溶剤を含有する温度が50℃〜200℃の排ガス中の有機溶剤が水溶性の有機溶剤である請求項1〜4のいずれかに記載の有機溶剤回収システム。
  6. 生産設備から排出される有機溶剤を含有する温度が50℃〜200℃の排ガス中の有機溶剤がn−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、またはn−デカンである請求項1〜5のいずれかに記載の有機溶剤回収システム。
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