JP6454426B2 - ロータリーヘッド、及び、表面実装機 - Google Patents

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Description

本明細書で開示される技術は、ロータリーヘッド、及び、表面実装機に関する。
従来、電子部品をプリント基板上に実装する表面実装機において、回転体と、回転軸線方向に移動可能に回転体に取り付けられ、回転軸線を中心とする円周上に配列されており、負圧によってその先端部に部品を吸着し、正圧によってその吸着している部品を解放する複数の吸着ノズル(部品保持部材)とを有するロータリーヘッドを備えるものが知られている。
そして、この種のロータリーヘッドにおいて、吸着ノズルを回転体の回転軸線方向に移動させる保持部材駆動ユニットを複数備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1に記載のロータリーヘッドは保持部材駆動ユニットとしての個別昇降装置を4つ備えており、それら4つの個別昇降装置が1列に並んで設けられている。各個別昇降装置はそれぞれ駆動部材と駆動部材昇降装置とを備えており、駆動部材昇降装置によって駆動部材を昇降させることによってノズル保持軸が軸方向に進退する。
ロータリーヘッドに保持部材駆動ユニットを複数備えると、複数の部品を同時吸着することができるので実装速度を向上させることができる。また、保持部材駆動ユニットを複数備えると、保持部材駆動ユニットを一つしか備えない場合に比べ、ロータリーヘッドの可動領域は同じままで広い実装範囲を得ることができる。例えばロータリーヘッドの右側だけに保持部材駆動ユニットを備えた場合は、ロータリーヘッドが可動領域の左端まで移動したときの右側の保持部材駆動ユニットの位置より左側の範囲に部品を実装することはできない。これに対し、ロータリーヘッドの左右に保持部材駆動ユニットを配置した場合は、左側の保持部材駆動ユニットを用いることにより、ロータリーヘッドが可動領域の左端まで移動したときの右側の保持部材駆動ユニットの位置より左側の範囲に部品を実装できるので、ロータリーヘッドの可動領域は同じままで広い実装範囲を得ることができる。
特開2013−69798号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載のロータリーヘッドによると、ロータリーヘッドの回転軸線方向から見て各個別昇降装置の形状が互いに異なっている。このため特許文献1に記載のロータリーヘッドによると、ロータリーヘッドの構成部品の種類が多くなり、製造コストが上昇してしまうという問題がある。
本明細書では、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッドの構成部品の種類を低減し、もってロータリーヘッド、及び、表面実装機の製造コストを低減する技術を開示する。
本明細書で開示するロータリーヘッドは、表面実装機のロータリーヘッドであって、回転体と、前記回転体を回転駆動する回転体駆動部と、回転軸線方向に移動可能に前記回転体に取り付けられ、前記回転軸線を中心とする円周上に配列されており、部品を保持及び解放する複数の部品保持部材と、前記回転体の回転方向に互いに離間して配置されており、それぞれ前記円周上の所定の駆動位置に移動した前記部品保持部材を前記回転軸線方向に移動させる少なくとも一対の保持部材駆動ユニットと、を備える。
上記のロータリーヘッドによると、少なくとも一対の保持部材駆動ユニットを備えるので、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッドを実現することができる。そして、上記のロータリーヘッドによると、複数の保持部材駆動ユニットを互いに同一構造にすることが容易となり、複数の保持部材駆動ユニットが互いに異なる構造である場合に比べ、ロータリーヘッドの構成部品の種類を低減することができる。これにより、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッドの製造コストを低減できる。
また、少なくとも一対の前記保持部材駆動ユニットは前記回転軸線方向から見て前記回転軸線を中心とする点対称に配置されていてもよい。
二つの保持部材駆動ユニットを配置する場合、例えば回転体の回転軸線を含む平面(回転軸線上の2点と回転軸線上にない1点とを通る平面)を対象面とした面対象に配置することも可能である。しかしながら、面対称に配置するためには二つの保持部材駆動ユニットの構造を互いに鏡に映した構造(ミラー構造)としなければならないため、二つの保持部材駆動ユニット間で部品を共通化できなくなってしまう。これに対し、点対称に配置する場合は二つの保持部材駆動ユニットを同一構造とすることができるので、部品を共通化することができる。これにより部品の種類を低減することができ、面対称に配置する場合に比べてロータリーヘッドの製造コストを低減することができる。
また、前記保持部材駆動ユニットは前記部品保持部材を移動させる駆動源としてリニアモータを有していてもよい。
例えば回転型モータを用いて吸着ノズルを移動させる場合は、回転型モータの回転運動を吸着ノズルの直線運動に変換するボールねじなどの機構が必要になるため保持部材駆動ユニットが大きくなってしまう。これに対し、リニアモータは回転運動を直線運動に変換する機構を必要としないダイレクトドライブであり、構造をシンプルにすることができるので保持部材駆動ユニットを小さくすることができる。それによりロータリーヘッドを小型化することができる。
また、前記部品保持部材は負圧によって前記部品を吸着し、正圧によってその吸着している前記部品を解放する吸着ノズルであり、当該ロータリーヘッドは、前記吸着ノズルに負圧を供給する負圧供給位置と前記吸着ノズルに正圧を供給する正圧供給位置との間で移動可能に前記回転体に取り付けられている複数のバルブと、前記保持部材駆動ユニットの前記駆動位置に移動した前記吸着ノズルに対応する前記バルブを前記負圧供給位置と前記正圧供給位置との間で移動させる少なくとも一対のバルブ駆動ユニットと、をさらに備えてもよい。
上記のロータリーヘッドによると、複数のバルブ駆動ユニットを互いに同一構造にすることが容易となり、複数のバルブ駆動ユニットが互いに異なる構造である場合に比べ、複数のバルブ駆動ユニットを備えるロータリーヘッドの構成部品の種類を低減することができる。これによりロータリーヘッドの製造コストを低減できる。
また、前記回転軸線方向から見て少なくとも一つの前記保持部材駆動ユニットとその保持部材駆動ユニットに対応する前記バルブ駆動ユニットとが重なっていてもよい。
回転体の回転軸線方向から見て保持部材駆動ユニットとバルブ駆動ユニットとが異なる方向に張り出していると、回転体の回転軸線方向から見てロータリーヘッドが大きくなってしまう。
上記のロータリーヘッドによると、少なくとも一つのバルブ駆動ユニットは回転軸線方向から見てそのバルブ駆動ユニットに対応する保持部材駆動ユニットに重なっているので、保持部材駆動ユニットが張り出している方向とバルブ駆動ユニットが張り出している方向とがほぼ同じ方向となる。このため、それらが互いに異なる方向に張り出している場合に比べ、回転体の回転軸線方向から見てロータリーヘッドを小さくすることができる。これにより、回転軸線に垂直な方向において、ロータリーヘッドに大きな可動領域を持たせることが可能となる。
また、少なくとも一対の前記バルブ駆動ユニットは前記回転軸線方向から見て前記回転軸線を中心とする点対称に配置されていてもよい。
上記のロータリーヘッドによると、複数のバルブ駆動ユニットを同一構造とすることができるので、面対称に配置する場合に比べてロータリーヘッドの製造コストを低減することができる。
また、前記バルブ駆動ユニットは前記バルブを移動させる駆動源としてリニアモータを有していてもよい。
例えば回転型モータを用いてバルブを移動させる場合は、回転型モータの回転運動をバルブの直線運動に変換するボールねじなどの機構が必要になるためバルブ駆動ユニットが大きくなってしまう。これに対し、リニアモータは回転運動を直線運動に変換する機構を必要としないダイレクトドライブであり、構造をシンプルにすることができるのでバルブ駆動ユニットを小さくすることができる。それによりロータリーヘッドを小型化することができる。
また、本明細書で開示する表面実装機は、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のロータリーヘッドを有し、基板上に前記部品を実装する部品実装装置と、前記部品実装装置に前記部品を供給する部品供給装置と、前記基板を前記部品実装装置による前記部品の実装位置まで搬送する基板搬送装置と、を備える。
上記の表面実装機によると、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッドを用いることによって表面実装機の性能を向上させることができるとともに、表面実装機の製造コストを低減できる。
本明細書で開示するロータリーヘッド、及び、表面実装機によれば、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッドの構成部品の種類を低減することができ、もってロータリーヘッド、及び、表面実装機の製造コストを低減することができる。
表面実装機の平面図 ロータリーヘッドの斜視図 ロータリーヘッドの一部を拡大した斜視図 図3において各吸着ノズルの先端部を露出させた状態を示す斜視図 ロータリーヘッドの要部断面図 ロータリーヘッドの先端部(下端部)の一部を示す断面図であって、バルブスプールが正圧供給位置にある状態における断面図 表面実装機の電気的構成を示すブロック図 Z軸駆動装置の正面図 Z軸駆動源の内部を示す側面図 回転体及びZ軸駆動装置の上面図 V軸駆動装置の正面図 V軸駆動源の内部を示す側面図 回転体及びV軸駆動装置の上面図
実施形態を図1ないし図13によって説明する。
(1)表面実装機の全体構成
図1に示すように、本実施形態に係る表面実装機1は、基台10、プリント基板B1(基板の一例)を搬送するための搬送コンベア20(基板搬送装置の一例)、プリント基板B1上に電子部品E1(部品の一例)を実装するための部品実装装置30、部品実装装置30に電子部品E1を供給するための部品供給装置40等を備えている。
基台10は、平面視長方形状をなすとともに上面が平坦とされる。また、基台10における搬送コンベア20の下方には、プリント基板B1上に電子部品E1を実装する際にそのプリント基板B1をバックアップするための図示しないバックアッププレート等が設けられている。以下の説明では、基台10の長辺方向(図1の左右方向)及び搬送コンベア20の搬送方向をX軸方向とし、基台10の短辺方向(図1の上下方向)をY軸方向とし、基台10の上下方向(図2の上下方向)をZ軸方向とする。
搬送コンベア20は、Y軸方向における基台10の略中央位置に配置され、プリント基板B1を搬送方向(X軸方向)に沿って搬送する。搬送コンベア20は、搬送方向に循環駆動する一対のコンベアベルト22を備えている。プリント基板B1は、両コンベアベルト22に架設する形でセットされる。プリント基板B1は、搬送方向の一方側(図1で示す右側)からコンベアベルト22に沿って基台10上の作業位置(図1の二点鎖線で囲まれる位置)に搬入され、作業位置で停止して電子部品E1の実装作業がされた後、コンベアベルト22に沿って他方側(図1で示す左側)に搬出される。
部品供給装置40は、フィーダ型とされ、搬送コンベア20の両側(図1の上下両側)においてX軸方向に並んで2箇所ずつ、計4箇所に配されている。これらの部品供給装置40には、複数のフィーダ42が横並び状に整列して取り付けられている。各フィーダ42は、複数の電子部品E1が収容された部品供給テープ(不図示)が巻回されたリール(不図示)、及びリールから部品供給テープを引き出す電動式の送出装置(不図示)等を備えており、搬送コンベア20側に位置する端部に設けられた部品供給位置から電子部品E1が一つずつ供給されるようになっている。
部品実装装置30は、基台10及び後述する部品供給装置40等の上方に設けられる一対の支持フレーム32と、ロータリーヘッド50と、ロータリーヘッド50を駆動するロータリーヘッド駆動機構とから構成される。各支持フレーム32は、それぞれX軸方向における基台10の両側に位置しており、Y軸方向に延びている。支持フレーム32には、ロータリーヘッド駆動機構を構成するX軸サーボ機構及びY軸サーボ機構が設けられている。ロータリーヘッド50は、X軸サーボ機構及びY軸サーボ機構によって、一定の可動領域内でX軸方向及びY軸方向に移動可能とされている。
Y軸サーボ機構は、Y軸ガイドレール33Yと、図示しないボールナットが螺合されたY軸ボールねじ34Yと、Y軸サーボモータ35Yとを有している。各Y軸ガイドレール33Yには、ボールナットに固定されたヘッド支持体36が取り付けられている。Y軸サーボモータ35Yが通電制御されると、Y軸ボールねじ34Yに沿ってボールナットが進退し、その結果、ボールナットに固定されたヘッド支持体36、及び後述するロータリーヘッド50がY軸ガイドレール33Yに沿ってY軸方向に移動する。
X軸サーボ機構は、X軸ガイドレール(不図示)と、図示しないボールナットが螺合されたX軸ボールねじ34Xと、X軸サーボモータ35Xとを有している。X軸ガイドレールには、その軸方向に沿ってロータリーヘッド50が移動自在に取り付けられている。X軸サーボモータ35Xが通電制御されると、X軸ボールねじ34Xに沿ってボールナットが進退し、その結果、ボールナットに固定されたロータリーヘッド50がX軸ガイドレールに沿ってX軸方向に移動する。
(2)ロータリーヘッドの構成
続いてロータリーヘッド50の構成について詳しく説明する。ロータリーヘッド50は、図2に示すように、本体であるヘッド本体部52がカバー53、54によって覆われたアーム状をなしており、部品供給装置40によって供給される電子部品E1を吸着してプリント基板B1上に実装する。図4に示すように、ロータリーヘッド50には計18本のノズルシャフト55が回転体60によってZ軸方向(上下方向)に移動可能に支持されている。
回転体60は、図4に示すように、Z軸方向に沿って軸状をなす軸部62と、ロータリーヘッド50の下端部において軸部62の周りに設けられ、軸部62より大径な略円柱状をなすシャフト保持部64と、を有している。回転体60の軸部62は、ヘッド本体部52によって当該軸部62の軸線周りに双方向に回転可能(すなわち回動可能)に支持されている。軸部62は二重構造となっており、内側の軸部62(以下、「N軸」と称する)の上部には当該軸部62の軸線周りにN軸被駆動ギヤ62Nが設けられ、外側の軸部62(以下、「R軸」と称する)の上部には当該軸部62の軸線周りにR軸被駆動ギヤ62Rが設けられている。
ロータリーヘッド50のZ軸方向における略中央部には、回転体60を回転駆動するための図示しないN軸駆動装置(回転体駆動部の一例)が配されている。N軸駆動装置は、N軸サーボモータ35N(図7参照)と、N軸サーボモータ35Nの出力軸周りに設けられたN軸駆動ギヤ(不図示)と、を有している。N軸駆動ギヤはN軸被駆動ギヤ62Nと噛み合わされており、N軸サーボモータ35Nが通電制御されると、N軸駆動ギヤ及びN軸被駆動ギヤ62Nの回転駆動を介して、回転体60がZ軸方向に沿った回転軸線周りに任意の角度で回転される。
回転体60のシャフト保持部64には、周方向に等間隔で、貫通孔が18個形成されている。そして、各貫通孔には、筒状のシャフトホルダ57を介して、軸状をなすノズルシャフト55が、シャフト保持部64を貫通しつつZ軸方向に沿って伸びる形で保持されている。そして、各ノズルシャフト55のうちシャフト保持部64から下方に突出する下端部には、図4及び図5に示すように、電子部品E1を吸着する吸着ノズル56(部品保持部材の一例)がそれぞれ設けられている。
各吸着ノズル56には、負圧又は正圧が供給されるようになっている。各吸着ノズル56は、負圧によってその先端部に電子部品E1を吸着して保持するとともに、正圧によってその先端部に保持した電子部品E1を解放する。N軸駆動装置によって回転体60が回転されると、各ノズルシャフト55と共に各ノズルシャフト55に設けられた各吸着ノズル56が回転体60の回転軸線61周りに旋回させられる。
また、ロータリーヘッド50のZ軸方向における略中央部には、図2に示すように、各ノズルシャフト55をその軸線周りに回転駆動するためのR軸駆動装置70が配されている。R軸駆動装置70は、R軸サーボモータ35Rと、R軸サーボモータ35Rの出力軸周りに設けられ、R軸被駆動ギヤ62Rと噛み合わされたR軸駆動ギヤ72R(図3参照)と、を有している。R軸被駆動ギヤ62Rが設けられた外側の軸部62において、R軸被駆動ギヤ62Rよりも下部には、図示しない共通ギヤが設けられている。
一方、図4に示すように、各シャフトホルダ57の一部には、その筒軸周りにそれぞれノズルギヤ57Rが設けられている。各ノズルシャフト55に設けられたノズルギヤ57Rは、上記共通ギヤと噛み合わされている。R軸サーボモータ35Rが通電制御されると、R軸駆動ギヤ72R及びR軸被駆動ギヤ62Rの回転駆動を介して、共通ギヤが回転する。
共通ギヤが回転すると、ノズルギヤ57Rとの噛み合いにより、各シャフトホルダ57が回転する。そして、各シャフトホルダ57と各ノズルシャフト55は、ボールスプライン結合していることから、共通ギヤの回転に伴って、18本のノズルシャフト55がその軸線周りにおいて同方向及び同角度に一斉に回転する。
また、各ノズルシャフト55の上端部には、ばね止めボルト58が螺合されている。各ノズルシャフト55の外周面側には、巻ばね59が配されている。巻ばね59は、ばね止めボルト58とシャフトホルダ57との間にて圧縮された状態で配されており、各ノズルシャフト55は、この巻ばね59の弾性力によって上方に付勢されている。
また、ロータリーヘッド50は、図2から図4に示すように、18本のノズルシャフト55のうちノズルシャフト55が配列されている円周上の特定の位置(以下、駆動位置という)に移動してきたノズルシャフト55を、回転体60に対して当該回転体60の軸部62に沿った方向(Z軸方向、上下方向)に昇降させるための二つのZ軸駆動装置80(保持部材駆動ユニットの一例)を備えている。二つのZ軸駆動装置80は互いに同一構造であり、各ノズルシャフト55の上方において、回転体60の軸部62を挟んでロータリーヘッド50の左右両側に対称配置されている(図5参照)。
Z軸駆動装置80は、図3から図5に示すように、箱状をなすZ軸駆動源82と、Z軸駆動源82から下方に伸びるZ軸可動部84と、を有している。Z軸駆動源82の内部には、Z軸可動部84をリニアモータ駆動によって駆動するためのZ軸リニアモータ35Z(図7参照)が設けられている。Z軸可動部84は、Z軸駆動源82に対して軸部62に沿った方向に移動可能に支持されており、Z軸駆動源82によって軸部62に沿った方向に昇降される。
ここで、本実施形態に係るZ軸リニアモータ35Zはコア付き対向型リニアモータであり、より具体的にはムービングマグネット方式のコア付き対向型リニアモータである。ムービングマグネット方式のコア付き対向型リニアモータとは、固定子としてのコイルがコアに巻き回されており、可動子である永久磁石がそのコイルに近接する形で移動可能に設けられているものである。
なお、コア付き対向型リニアモータはF型リニアモータと呼ばれる場合もある。また、コア付き対向型リニアモータには固定子としての永久磁石と可動子としてのコイルとを備えるムービングコイル方式のものもあり、Z軸リニアモータ35Zはムービングコイル方式のコア付き対向型リニアモータであってもよい。なお、ムービングコイル方式ではコイルに通電する電線がコイルに伴って移動するため配線が複雑になるが、ムービングマグネット方式ではコイルが固定のため可動子に配線が不要となり、ムービングコイル方式に比べて配線を簡素にすることができる。
Z軸駆動装置80におけるZ軸可動部84の下端部には、図4及び図5に示すように、カムフォロア86(以下、「Z軸カムフォロア86」と称する)がX軸方向に沿った軸周りに回転可能に取り付けられている。Z軸可動部84は、その上昇端位置においてZ軸カムフォロア86が上記駆動位置にあるノズルシャフト55の上端部(ばね止めボルト58)と近接するような配置でZ軸駆動源82に支持されている(図5参照)。このため、Z軸可動部84が上昇端位置にある状態では、各ノズルシャフト55の軸部62周りの旋回が許容される。
Z軸駆動源82によってZ軸可動部84が上昇端位置から下降されると、Z軸カムフォロア86が上記駆動位置にあるノズルシャフト55の上端部に当接し、当該ノズルシャフト55が巻ばね59の弾性力に抗って下降される。ノズルシャフト55が下降されると、そのノズルシャフト55に設けられた吸着ノズル56が下降され、吸着ノズル56の先端部が部品供給装置40の部品供給位置や作業位置にあるプリント基板B1に近接する。この状態からZ軸可動部84が上昇されると、巻ばね59の弾性力復帰力によってノズルシャフト55及び吸着ノズル56が上昇する。
さらに、ロータリーヘッド50は、図4及び図5に示すように、各吸着ノズル56に供給される圧力を負圧と正圧との間で切り替えるための切替装置90を備えている。切替装置90は、各吸着ノズル56(各ノズルシャフト55)に対応する形で計18個設けられている。各切替装置90は、円周状に配された各ノズルシャフト55の外側において、隣接する二つのノズルシャフト55の間に位置する形で、各ノズルシャフト55と同様に、シャフト保持部64の外周に沿って回転体60の回転軸線を中心とする円周上に等間隔でそれぞれ設けられている(図4参照)。
各切替装置90は、図6に示すように、軸状をなすバルブスプール92(バルブの一例)と、バルブスプール92の下側部分が収容される筒状のスリーブ94と、を有している。
各スリーブ94は、シャフト保持部64に設けられた各取り付け孔に取り付けられている。具体的には、上端に設けられた大径部98を除く、スリーブ94の全体を、取り付け孔の内部に挿入するようにして取り付けられている。スリーブ94には、シャフト保持部64から露出する大径部98の開口からバルブスプール92の下側部分(バルブスプール92の当接部93を除く大部分)がその軸方向に沿って移動可能に収容される。
各バルブスプール92は、その軸方向がZ軸方向(上下方向)に沿った形でスリーブ94の内部に配されており、その軸方向に沿って移動することで、各吸着ノズル56に供給される圧力を負圧と正圧との間で切り替える。
各バルブスプール92は、図5及び図6に示すように、その上側部分に、横向きの略U字状をなすとともに後述するV軸駆動装置100のV軸カムフォロア106が当接される当接部93を有している。そして、各バルブスプール92は、略U字状をなす当接部93について、その開いた側を外側(軸部62側とは反対側)に向けた形でそれぞれ配されている(図4参照)。当接部93は、横向きの略U字状をなすことで、バルブスプール92の軸方向(Z軸方向)と直交する方向に伸びるとともに互いに対向する形で当該軸方向に離間して設けられた一対の対向部93Aを有する(図6参照)。
各切替装置90は、スリーブ94に収容されたバルブスプール92の上端が図6において一点鎖線201で示す位置となる上昇端位置(以下、「負圧供給位置201」と称する)に移動することでスリーブ94内に負圧が供給される。また、バルブスプール92の上端が図6において一点鎖線202で示す位置となる下降端位置(以下、「正圧供給位置202」と称する)まで移動することでスリーブ94内に正圧が供給される。各スリーブ94内に供給された負圧又は正圧は、図示しない供給路を経て、当該スリーブ94と対応する吸着ノズル56に供給される。
ここで、ロータリーヘッド50において、各スリーブ94内に負圧又は正圧を供給するための供給経路、及び負圧又は正圧の供給態様について説明する。各スリーブ94には、図6に示すように、負圧が入力される負圧入力ポート94Aと、正圧が入力される正圧入力ポート94Bと、負圧入力ポート94A又は正圧入力ポート94Bから入力された負圧又は正圧が出力される出力ポート(不図示)とが設けられている。出力ポートは、対応する吸着ノズル56と連通している。
また、内側の軸部62の内部には、負圧が供給される第1負圧供給路62Aが設けられており、回転体60の外側には、正圧が供給される第1正圧供給路62Bが設けられている(図2参照)。そして、シャフト保持部64内には、各スリーブ94に対応して負圧が供給される複数の第2負圧供給路64Aと、第1正圧供給路62Bと連通され、正圧が供給される二つの第2正圧供給路64Bとが設けられている。
第1負圧供給路62Aは、軸部62の回転の有無に拘わらず、その下端部において全ての第2負圧供給路64Aと常時連通する構成とされている。また、各第2負圧供給路64Aは、バルブスプール92が負圧供給位置201にある状態において、そのバルブスプール92が収容されるスリーブ94の負圧入力ポート94Aと連通する。従って、バルブスプール92が負圧供給位置201にある状態では、各吸着ノズル56が回転体60の軸線周りに旋回中であるか否かに拘わらず、そのバルブスプール92(切替装置90)と対応する吸着ノズル56に常時負圧が供給される。
二つの第2正圧供給路64Bは、シャフト保持部64内のうち、各Z軸駆動装置80によってノズルシャフト55がZ軸方向に昇降される上記駆動位置と対応する位置にそれぞれ設けられている。そして、両第2正圧供給路64Bは、上記駆動位置にある吸着ノズル56に対応するバルブスプール92が正圧供給位置202にある状態において、そのバルブスプール92が収容されるスリーブ94の正圧入力ポート94Bと連通する。従って、バルブスプール92が正圧供給位置202にある状態では、そのバルブスプール92と対応する吸着ノズル56が上記駆動位置にある場合にのみ、出力ポートから当該吸着ノズル56に正圧が供給される。
ロータリーヘッド50では、上述したように、負圧供給位置201にあるバルブスプール92に対応する吸着ノズル56に常時負圧が供給されることで、複数の吸着ノズル56に吸着された電子部品E1がロータリーヘッド50の移動時等に落下することが抑制される。また、上述したように、正圧供給位置202にあるバルブスプール92に対応する吸着ノズル56に所定の場合にのみ正圧が供給されることで、実装対象となる電子部品E1のみを正圧によってプリント基板B1上に実装することができる。
なお、図6に示すように、各スリーブ94の外周面には、外側シールリング96がZ軸方向に間隔を空けて複数配されている。外側シールリング96は、ゴムなどの弾性体からなる環状のリングであり、シャフト保持部64の取り付け孔との間をシールする機能を果たしている。
また、スリーブ94の内周側には、図示しない内側シールリングが軸方向に沿って複数箇所に配置されている。内側シールリングは、ゴムなどの弾性体からなる環状のリングであり、バルブスプール92の外面に取り付けられている。内側シールリングは、スリーブ94の内周面とバルブスプール92との間をシールする機能を果たしている。その結果、負圧入力ポート94A、正圧入力ポート94B、及び出力ポートの間での負圧、正圧の漏れが抑制されている。
また、内側シールリングは、その摩擦力によって、負圧供給位置又は正圧供給位置に移動されたバルブスプール92がその位置において保持されるようになっている。
また、ロータリーヘッド50は、図2から図5に示すように、各切替装置90のバルブスプール92をZ軸方向(上下方向)に沿って負圧供給位置201と正圧供給位置202との間で移動させるための二つのV軸駆動装置100(バルブ駆動ユニットの一例)を備えている。二つのV軸駆動装置100は互いに同一構造であり、回転体60の軸部62を挟んでロータリーヘッド50の左右両側に対称配置されている(図5参照)。
また、二つのV軸駆動装置100はそれぞれZ軸駆動装置80に対応して設けられており、対応するZ軸駆動装置80の真下に配置されている(図5及び図10参照)。言い換えると、回転体60の回転軸線方向から見てV軸駆動装置100とそのV軸駆動装置100に対応するZ軸駆動装置80とが重なっている。
V軸駆動装置100は、図3から図5に示すように、箱状をなすV軸駆動源102と、V軸駆動源102から上方に伸びるV軸可動部104と、を有している。V軸駆動源102の内部には、V軸可動部104をリニアモータ駆動によって駆動するためのV軸リニアモータ35V(図7参照)が設けられている。V軸可動部104は、V軸駆動源102に対して軸部62に沿った方向に移動可能に支持されており、V軸駆動源102によって軸部62に沿った方向に昇降される。本実施形態ではV軸リニアモータ35Vもムービングマグネット方式のコア付き対向型リニアモータである。
V軸駆動装置100におけるV軸可動部104の上端部には、図4及び図5に示すように、カムフォロア106(以下、「V軸カムフォロア106」と称する)がX軸方向に沿った軸周りに回転可能に取り付けられている。V軸可動部104は、上記駆動位置にあるノズルシャフト55と対応するバルブスプール92に対して、そのバルブスプール92の当接部における一対の対向部93Aの間にV軸カムフォロア106が位置するような配置でV軸駆動源102に支持されている(図5参照)。
V軸駆動源102によってV軸可動部104が上方に移動されると、V軸カムフォロア106がその両側に位置する一対の対向部93Aに当接してバルブスプール92を押し上げ、バルブスプール92が負圧供給位置201まで上昇される。一方、V軸駆動源102によってV軸可動部104が下方に移動されると、V軸カムフォロア106がその両側に位置する一対の対向部93Aに当接してバルブスプール92を押し下げ、バルブスプール92が正圧供給位置202まで下降される。
ここで、V軸カムフォロア106の回転軸はX軸方向に沿っていることから、V軸カムフォロア106の回転方向は、回転体60によって旋回される各ノズルシャフト55の円周状をなす軌跡の接線方向と略一致する。このため、V軸カムフォロア106によるバルブスプール92の昇降動作中に回転体60が回転された場合、V軸カムフォロア106が一対の対向部93Aに当接された状態が維持されながらV軸カムフォロア106が一対の対向部93Aとの間の摩擦力によって回転するので、各ノズルシャフト55を旋回させながらバルブスプール92の昇降動作を実行することができる。
また、バルブスプール92が負圧供給位置201と正圧供給位置202の中間の高さ位置近傍に位置する状態では、V軸カムフォロア106はバルブスプール92の両対向部93Aに当接しないようになっている。このため、V軸可動部104が、バルブスプール92が負圧供給位置201とされる位置と正圧供給位置202とされる位置の中間の高さ位置近傍にある状態では、V軸カムフォロア106がバルブスプール92に干渉せず、回転体60を回転させることができる。
なお、ロータリーヘッド50には、基板認識カメラC1(図7参照)が設けられている。基板認識カメラC1は、ロータリーヘッド50とともに一体的に移動することで、作業位置に停止したプリント基板B1上の任意の位置の画像を撮像する。また、基台10上における作業位置の近傍には、部品認識カメラC2(図1参照)が固定されている。部品認識カメラC2は、吸着ノズル56によって部品供給装置40の部品供給位置から吸着された電子部品E1の画像を撮像する。
(3)表面実装機の電気的構成
次に、表面実装機1の電気的構成について、図7を参照して説明する。表面実装機1の本体は、制御部110によってその全体が制御統括されている。制御部110は、CPU等により構成される演算制御部111を備えている。演算制御部111には、モータ制御部112と、記憶部113と、画像処理部114と、外部入出力部115と、フィーダ通信部116と、表示部117と、入力部118と、がそれぞれ接続されている。
モータ制御部112は、後述する実装プログラム113Aに従って部品実装装置30のX軸サーボモータ35X及びY軸サーボモータ35Yを駆動させるとともに、ロータリーヘッド50のN軸サーボモータ35N、R軸サーボモータ35R、Z軸リニアモータ35Z、及びV軸リニアモータ35Vをそれぞれ駆動させる。また、モータ制御部112は、実装プログラム113Aに従って搬送コンベア20を駆動させる。
記憶部113は、CPUを制御するプログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)や装置の動作中に種々のデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等から構成されている。記憶部113には、次述する実装プログラム113Aと各種データ113Bとが記憶されている。
記憶部113に記憶される実装プログラム113Aには、具体的には、実装対象となるプリント基板B1の生産枚数に関する基板情報、プリント基板B1に実装される電子部品E1の個数や種類等を含む部品情報、プリント基板B1上の電子部品E1の実装位置に関する実装情報等が含まれている。記憶部113に記憶される各種データ113Bには、部品供給装置40の各フィーダ42に保持された電子部品E1の数や種類に関するデータ等が含まれている。
画像処理部114には、基板認識カメラC1及び部品認識カメラC2から出力される撮像信号がそれぞれ取り込まれるようになっている。画像処理部114では、取り込まれた各カメラC1,C2からの撮像信号に基づいて、部品画像の解析並びに基板画像の解析がそれぞれ行われるようになっている。
外部入出力部115は、いわゆるインターフェースであって、表面実装機1の本体に設けられる各種センサ類115Aから出力される検出信号が取り込まれるように構成されている。また、外部入出力部115は、演算処理部111から出力される制御信号に基づいて、各種アクチュエータ類115Bに対する動作制御を行うように構成されている。
フィーダ通信部116は、部品供給装置40に取り付けられた各フィーダ42の制御部と接続されており、各フィーダ42を統括して制御する。各フィーダ42の制御部は、部品供給テープを送出するためのモータの駆動を制御する。
表示部117は、表示画面を有する液晶表示装置等から構成され、表面実装機1の状態等を表示画面上に表示する。入力部118は、キーボード等から構成され、手動による操作によって外部からの入力を受け付けるようになっている。
以上のような構成とされた表面実装機1では、自動運転中において、搬送コンベア20によるプリント基板B1の搬送作業を行う搬送状態と、基台10上の作業位置に搬入されたプリント基板B1上への電子部品E1の実装作業を行う実装状態と、が交互に実行される。
(4)Z軸駆動装置におけるリニアモータ駆動の駆動機構
次に、Z軸駆動装置80におけるリニアモータ駆動の駆動機構について図8〜図10を参照して説明する。
図8に示すように、箱状のZ軸駆動源82は、リニアモータ駆動による駆動機構が設けられた板状のZ軸本体部142と、Z軸本体部142に取り付けられて上記駆動機構を外部から保護するZ軸カバー143と、を備えている。Z軸カバー143はZ軸本体部142を完全には覆っておらず、Z軸カバー143の前方には、Z軸駆動源82の内部に熱が籠らないようにするための冷却開口143Aが設けられている。
図9に示すように、Z軸駆動装置80はZ軸駆動源82にリニアモータの固定子150が設けられており、Z軸可動部84にリニアモータの可動子160が設けられている。Z軸駆動源82は、Z軸本体部142の板面上に、Z軸可動部84の移動方向(Z軸方向、上下方向)に沿って並列配置された6つの電機子コイル152からなる固定子150と、Z軸可動部84の移動方向に沿って伸びる二つのレールガイド154とがそれぞれ設けられている。
固定子150はZ軸駆動源82の前方側(図9における左側)に設けられている。レールガイド154はZ軸駆動源82の後方側に設けられており、その内側にレールガイド154の延在方向に沿って伸びるレール溝(不図示)が設けられている。
一方、Z軸可動部84は、図9に示すように、両板面を前後方向に向けた形でZ軸方向に伸びる厚板状のヨーク162と、ヨーク162の前面に設けられ、複数の永久磁石164(図9では一つを除いて符号を省略している)からなる可動子160と、ヨーク162の後面に設けられたレール168と、ヨーク162の下端部に取り付けられたカムフォロア支持部169と、を有している。
ヨーク162の下端部には、ヨーク162を挟んで固定子150とは逆側にコ字状の被読み取り部163が設けられている。被読み取り部163の後側を向く面にはヨーク162の上下方向の位置、すなわち可動子160の上下方向の位置を光学的に検出するための図示しない目盛が付されている。
可動子160を構成する複数の永久磁石164は、異なる磁極が交互に並ぶように等間隔で直線状に並列配置されている。
レール168は、ヨーク162の延伸方向に沿って溝状に設けられ、レールガイド154に対してヨーク162の延伸方向(Z軸可動部84の移動方向、Z軸方向、上下方向)に沿って移動可能に嵌合されている。カムフォロア支持部169は、ヨーク162の下端部に設けられ、Z軸カムフォロア86(図8参照)が回転可能に支持されている。ヨーク162が移動すると、ヨーク162と共にカムフォロア支持部169及びZ軸カムフォロア86が移動する。
エンコーダユニット170はヨーク162に設けられている被読み取り部材163に後側から対面しており、被読み取り部材163の後側を向く面に付されている目盛を光学的に読み取ることによって可動子160の上下方向の位置を検出する。
Z軸駆動装置80では、Z軸駆動源82とZ軸可動部84が上記のような構成とされていることで、固定子150の電機子コイル152が通電されると、固定子150と可動子160との間にZ軸可動部84をZ軸方向(上下方向)に移動させるリニアモータ駆動の推進力が働く。このような推進力を付与する固定子150及び可動子160は、Z軸リニアモータ35Zとされ、上記制御部110によって制御される。
次に、図10を参照して、二つのZ軸駆動装置80の配置についてより具体的に説明する。ここで、図10において点61は回転体60の回転軸線を示している。また、図10に示す二つの位置300A及び300BはそれぞれZ軸駆動装置80がノズルシャフト55(すなわち吸着ノズル56)を駆動する駆動位置を示している。前述したように二つのZ軸駆動装置80は互いに同一構造であり、回転体60の回転軸線61方向から見て回転軸線61を中心とする点対称に配置されている。言い換えると、一方のZ軸駆動装置80は他方のZ軸駆動装置80を回転軸線61回りに180度回転させた形態で配置されている。
(5)V軸駆動装置におけるリニアモータ駆動の駆動機構
次に、V軸駆動装置100におけるリニアモータ駆動の駆動機構について図11〜図13を参照して説明する。
図11に示すように、箱状のV軸駆動源102は、リニアモータ駆動による駆動機構が設けられた板状のV軸本体部112と、V軸本体部112に取り付けられて上記駆動機構を外部から保護するV軸カバー114と、を備えている。V軸カバー114はV軸本体部112を完全には覆っておらず、V軸カバー114の前方には、V軸駆動源102の内部に熱が籠らないようにするための冷却開口114Aが設けられている。
図12に示すように、V軸駆動装置100はV軸駆動源102にリニアモータの固定子120が設けられており、V軸可動部104にリニアモータの可動子130が設けられている。V軸駆動源102は、V軸本体部112の板面上に、V軸可動部104の移動方向(Z軸方向、上下方向)に沿って並列配置された3つの電機子コイル122からなる固定子120と、V軸可動部104の移動方向に沿って伸びるレール124と、鉄片(磁性体の一例)126と、がそれぞれ設けられている。
固定子120は、V軸駆動源102の前方側(図12における左側)に設けられており、レール124はV軸駆動源102の後方側に設けられている。レール124は、その内側にレール124の延在方向に沿って伸びるレール溝(不図示)が設けられている。鉄片126は、固定子120との間に所定の間隔を空けて固定子120の下方に設けられている。
一方、V軸可動部104は、図12に示すように、両板面を前後方向に向けた形でV軸駆動源102の移動方向に伸びる厚板状のヨーク132と、ヨーク132の前面に設けられ、複数の永久磁石134からなる可動子130と、ヨーク132の前面に設けられ、1つの永久磁石からなる位置保持磁石136と、ヨーク132の後面に設けられたレールガイド138と、ヨーク132の上端部に取り付けられたカムフォロア支持部139と、を有している。
ヨーク132はその下端部が固定子120とは逆側に折り返されており、折り返された部分の後側を向く面にヨーク132の上下方向の位置、すなわち可動子130の上下方向の位置を光学的に検出するための図示しない目盛が付されている。
可動子130を構成する複数の永久磁石134は、異なる磁極が交互に並ぶように等間隔で直線状に並列配置されている。
位置保持磁石136は、ヨーク132の下端部の前面であって可動子130を構成する複数の永久磁石134の下側に設けられている。複数の永久磁石134の表面と位置保持磁石136の表面は、同一平面上に位置している。
レールガイド138は、ヨーク132の延伸方向に沿って溝状に設けられ、レール124に対してヨーク132の延伸方向(V軸可動部104の移動方向、Z軸方向、上下方向)に沿って移動可能に嵌合されている。カムフォロア支持部139は、ヨーク132の上端部に設けられ、V軸カムフォロア106(図11参照)が回転可能に支持されている。ヨーク132が移動すると、ヨーク132と共にカムフォロア支持部139及びV軸カムフォロア106が移動する。
エンコーダユニット171はヨーク132の折り返された部分に後側から対面しており、当該折り返された部分の後側を向く面に付されている目盛を光学的に読み取ることによって可動子130の上下方向の位置を検出する。
V軸駆動装置100では、複数の永久磁石134と固定子120、及び位置保持磁石136と鉄片126がいずれも近接した状態でV軸可動部104のレール124がレールガイド138に嵌合されており、複数の永久磁石134と固定子120との間の距離、及び位置保持磁石136と鉄片126との間の距離は略等しくされている。一方、図12に示すように、位置保持磁石136と可動子130を構成する複数の永久磁石134との間の間隔D1は、可動子130が有する複数の永久磁石134の間隔D2よりも大きくされている。
V軸駆動装置100では、V軸駆動源102とV軸可動部104が上記のような構成とされていることで、固定子120の電機子コイル122が通電されると、固定子120と可動子130との間にV軸可動部104をZ軸方向(上下方向)に移動させるリニアモータ駆動の推進力が働く。このような推進力を付与する固定子120及び可動子130は、V軸リニアモータ35Vとされ、上記制御部110によって制御される。
一方、V軸駆動装置100では、固定子120の電機子コイル122への通電が停止されると、位置保持磁石136と鉄片126との間に働く磁力によって、V軸可動部104が、Z軸方向(上下方向)において、バルブスプール92が負圧供給位置201とされる位置とバルブスプール92が正圧供給位置202とされる位置の中間の高さ位置に保持される。即ち、位置保持磁石136と鉄片126がいわゆる磁気ばねとして機能する。
なお、可動子130を構成する複数の永久磁石134の磁力は、位置保持磁石136の磁力よりも大きくされており、リニアモータ駆動によるV軸駆動源102の移動は位置保持磁石136の影響を受けないようになっている。
次に、図13を参照して、二つのV軸駆動装置100の配置についてより具体的に説明する。ここで、図13において点61は回転体60の回転軸線を示している。図13に示す二つの位置301A及び301BはそれぞれV軸駆動装置100がバルブスプール92(すなわちバルブ)を駆動する駆動位置を示している。前述したように二つのV軸駆動装置100は互いに同一構造であり、回転体60の回転軸線61を中心とする点対称に配置されている。言い換えると、一方のV軸駆動装置100は他方のV軸駆動装置100を回転軸線61回りに180度回転させた形態で配置されている。
(6)実施形態の効果
以上説明した本実施形態に係るロータリーヘッド50によると、二つのZ軸駆動装置80(保持部材駆動ユニット)を備えるので、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッド50を実現することができる。そして、ロータリーヘッド50によると、二つZ軸駆動装置80を互いに同一構造にすることが容易となり、二つのZ軸駆動装置80が互いに異なる構造である場合に比べ、ロータリーヘッド50の構成部品の種類を低減することができる。これにより、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッド50の製造コストを低減できる。
更に、ロータリーヘッド50によると、二つのZ軸駆動装置80は回転体60の回転軸線61方向から見て回転軸線61を中心とする点対称に配置されている。二つのZ軸駆動装置80を配置する場合、例えば回転体60の回転軸線61を含む平面(回転軸線61上の2点と回転軸線61上にない1点とを通る平面)を対象面とした面対象に配置することも可能である。しかしながら、面対称に配置するためには二つのZ軸駆動装置80の構造を互いに鏡に映した構造(ミラー構造)としなければならないため、二つのZ軸駆動装置80間で部品を共通化できなくなってしまう。
これに対し、点対称に配置する場合は二つのZ軸駆動装置80を同一構造とすることができるので、部品を共通化することができる。これにより部品の種類を低減することができ、面対称に配置する場合に比べてロータリーヘッド50の製造コストを低減することができる。
更に、ロータリーヘッド50によると、Z軸駆動装置80は吸着ノズル56を移動させる駆動源としてリニアモータを有している。例えば回転型モータを用いて吸着ノズル56を移動させる場合は、回転型モータの回転運動を吸着ノズル56の直線運動に変換するボールねじなどの機構が必要になるためZ軸駆動装置80が大きくなってしまう。これに対し、リニアモータは回転運動を直線運動に変換する機構を必要としないダイレクトドライブであり、構造をシンプルにすることができるのでZ軸駆動装置80を小さくすることができる。それによりロータリーヘッド50を小型化することができる。
更に、ロータリーヘッド50によると、二つのV軸駆動装置100(バルブ駆動ユニット)を互いに同一構造にすることが容易となり、二つのV軸駆動装置100が互いに異なる構造である場合に比べ、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッド50の構成部品の種類を低減することができる。これによりロータリーヘッド50の製造コストを低減できる。
更に、ロータリーヘッド50によると、図10に示すように、回転体60の回転軸線61方向から見て二つのV軸駆動装置100はそれぞれそのV軸駆動装置100に対応するZ軸駆動装置80と重なっているので、Z軸駆動装置80が張り出している方向とV軸駆動装置100が張り出している方向とがほぼ同じ方向となる。このため、それらが異なる方向に張り出している場合に比べ、回転体60の回転軸線61方向から見てロータリーヘッド50を小型化することができる。これにより、回転体60の回転軸線61に垂直な方向において、ロータリーヘッド50に大きな可動領域を持たせることが可能となる。
更に、ロータリーヘッド50によると、二つのV軸駆動装置100は回転体60の回転軸線61方向から見て回転軸線61を中心とする点対称に配置されているので、複数のV軸駆動装置100を同一構造とすることができる。これにより、面対称に配置する場合に比べてロータリーヘッド50の製造コストを低減することができる。
更に、ロータリーヘッド50によると、V軸駆動装置100はバルブスプール92を移動させる駆動源としてリニアモータを有している。前述したようにリニアモータはダイレクトドライブであり構造をシンプルにすることができるのでV軸駆動装置100を小さくすることができる。それによりロータリーヘッド50を小型化することができる。
また、本実施形態に係る表面実装機1によると、複数の部品を同時吸着可能又は広い実装範囲を持つ高性能なロータリーヘッド50を用いることによって表面実装機1の性能を向上させることができるとともに、表面実装機1の製造コストを低減できる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記既述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記の実施形態ではZ軸駆動装置80及びV軸駆動装置100をそれぞれ二つ備える場合を例に説明したが、これらの数は二つに限定されるものではなく、三つ以上備えていてもよい。
(2)上記の実施形態では二つのZ軸駆動装置80を備え、それら二つのZ軸駆動装置80が回転体60の回転軸線61方向から見て回転軸線61を中心とする点対称に配置されている場合を例に説明した。これに対し、二つのZ軸駆動装置80は必ずしも点対称に配置されていなくてもよい。V軸駆動装置100についても同様である。
(3)上記の実施形態ではZ軸駆動装置80とV軸駆動装置100とからなる組を二組備え、いずれの組もV軸駆動装置100がそのV軸駆動装置100に対応するZ軸駆動装置80の真下に位置する場合(回転体60の回転軸線61方向から見てZ軸駆動装置80とそのZ軸駆動装置80に対応するV軸駆動装置100とが重なっている場合)を例に説明した。これに対し、いずれの組も、V軸駆動装置100がZ軸駆動装置80の真下に位置していなくてもよいし、いずれか一組のみV軸駆動装置100がZ軸駆動装置80の真下に位置していてもよい。
(4)上記の実施形態ではZ軸駆動装置80はムービングマグネット方式のコア付き対向型リニアモータによって吸着バルブ56を移動させる場合を例に説明したが、Z軸駆動装置80はその他の種類のリニアモータによって吸着バルブ56を移動させてもよいし、回転型モータによって移動させてもよい。
(5)上記の実施形態ではV軸駆動装置100はムービングマグネット方式のコア付き対向型リニアモータによってバルブスプール92を移動させる場合を例に説明したが、V軸駆動装置100はその他の種類のリニアモータによってバルブスプール92を移動させてもよいし、回転型モータによって移動させてもよい。あるいは、V軸駆動装置100は電磁弁によって吸着バルブ56を移動させてもよいし、空気圧によって移動させてもよい。
(6)上記の実施形態では部品保持部材として吸着ノズルを例に説明したが、部品保持部材は吸着ノズルに限られるものではない。例えば、部品保持部材は二つのツメで部品を挟んで保持する所謂チャックであってもよい。
1…表面実装機、20…搬送コンベア(基板搬送装置の一例)、30…部品実装装置、35N…N軸サーボモータ(回転体駆動部の一例)、35V…V軸リニアモータ、35Z…Z軸リニアモータ、40…部品供給装置、50…ロータリーヘッド、56…吸着ノズル(部品保持部材の一例)、60…回転体、61…回転軸線、80…Z軸駆動装置(保持部材駆動ユニットの一例)、92…バルブスプール(バルブの一例)、100…V軸駆動装置(バルブ駆動ユニットの一例)、201…負圧供給位置、202…正圧供給位置、300A、300B…駆動位置、B1…プリント基板(基板の一例)、E1…電子部品(部品の一例)

Claims (6)

  1. 表面実装機のロータリーヘッドであって、
    回転体と、
    前記回転体を回転駆動する回転体駆動部と、
    回転軸線方向に移動可能に前記回転体に取り付けられ、前記回転軸線を中心とする円周上に配列されており、部品を保持及び解放する複数の部品保持部材と、
    前記回転体の回転方向に互いに離間して配置されており、それぞれ前記円周上の所定の駆動位置に移動した前記部品保持部材を前記回転軸線方向に移動させる少なくとも一対の保持部材駆動ユニットと、
    を備え、
    少なくとも一対の前記保持部材駆動ユニットは同一構造であり、一方の前記保持部材駆動ユニットを前記回転軸線周りに180度回転させた形態で他方の前記保持部材駆動ユニットが配置されていることにより、前記回転軸線方向から見て前記回転軸線を中心とする点対称に配置されており、
    前記保持部材駆動ユニットはZ軸駆動源を含み、
    前記Z軸駆動源は前記部品保持部材を移動させる駆動源としてリニアモータが設けられた板状のZ軸本体部を備えている、ロータリーヘッド。
  2. 前記部品保持部材は負圧によって前記部品を吸着し、正圧によってその吸着している前記部品を解放する吸着ノズルであり、
    当該ロータリーヘッドは、
    前記吸着ノズルに負圧を供給する負圧供給位置と前記吸着ノズルに正圧を供給する正圧供給位置との間で移動可能に前記回転体に取り付けられている複数のバルブと、
    前記保持部材駆動ユニットの前記駆動位置に移動した前記吸着ノズルに対応する前記バルブを前記負圧供給位置と前記正圧供給位置との間で移動させる少なくとも一対のバルブ駆動ユニットと、
    をさらに備える、請求項1に記載のロータリーヘッド。
  3. 前記回転軸線方向から見て少なくとも一つの前記保持部材駆動ユニットとその保持部材駆動ユニットに対応する前記バルブ駆動ユニットとが重なっている、請求項2に記載のロータリーヘッド。
  4. 少なくとも一対の前記バルブ駆動ユニットは前記回転軸線方向から見て前記回転軸線を中心とする点対称に配置されている、請求項2又は請求項3に記載のロータリーヘッド。
  5. 前記バルブ駆動ユニットは前記バルブを移動させる駆動源としてリニアモータを有している、請求項2乃至請求項4のいずれか一項に記載のロータリーヘッド。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のロータリーヘッドを有し、基板上に前記部品を実装する部品実装装置と、
    前記部品実装装置に前記部品を供給する部品供給装置と、
    前記基板を前記部品実装装置による前記部品の実装位置まで搬送する基板搬送装置と、を備える表面実装機。
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