JP6453722B2 - 生体センサー装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生体信号を収集する技術に係り、特に生体信号の劣化を抑制し、着用者が衣服を着たときの不快感を和らげることができる生体センサー装置に関するものである。
近年、人体等に身に着けて使用する小型のウェアラブル生体信号受信装置が増えつつある。衣服にセンサーを取り付けたウェアラブル生体信号受信装置としては、例えば生体が発する心電、心拍、筋電、呼吸波等の微弱な生体信号を、ウェアラブル生体信号受信装置に内蔵したセンサーによって検知して電気信号に変換し、無線によって外部の装置に送信するものが知られている。
このような生体信号の常時モニタのためのウェアラブル生体信号受信装置においては、衣服と一体化して、生体信号受信部、電子回路部および電源部が構成されていることが重要であるのはもちろんのこと、生体信号受信部で検知した微弱な生体信号を外乱ノイズの影響をなるべく受けずに電子回路まで導き、電子回路で増幅することも同時に重要である。例えば、非特許文献1には、生体信号受信部(電極部)、配線、増幅部、信号処理部、無線送信部および電源部を、衣服と一体に構成したモニタリングシステムが開示されている。
Tim Morrison,Jason Silver,Brian Otis,"A Single-chip Encrypted Wireless 12-Lead ECG Smart Shirt for Continuous Health Monitoring",2014 Symposium on VLSI Circuits Digest of Technical Papers
しかしながら、非特許文献1に開示されたシステムにおいては、生体信号の増幅などの処理を行う部分と衣服とが一体化されてはいるが、生体信号受信部(電極部)と信号の増幅部とは数十cm程度の配線で接続されており、この配線によって微弱信号が伝送されることで外乱ノイズなどにより、信号の増幅部が受け取る生体信号が劣化するという課題があった。
また、生体信号の受信から無線送信までの全てのシステムを一体化してしまうと、装置のサイズが大きくなり、着用者が衣服を着たときに装置が着用者の体に当たるなどの不快感が生じる可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、生体信号の劣化を抑制し、着用者が衣服を着たときの不快感を和らげることができる生体センサー装置を提供することを目的とする。
本発明の生体センサー装置は、衣服に取り付けられ、前記衣服を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部と、前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を処理する処理回路を備えた信号処理部と、前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を前記信号処理部に送る第1の配線とを備え、前記受信ユニット部は、生体信号を検出する電極部と、この電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅して出力する増幅回路、および前記電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅率1で出力するヴォルテージフォロワ回路のどちらか一方と、前記増幅回路またはヴォルテージフォロワ回路に電力を供給する第1の電源部とを備え、前記信号処理部は、さらに、前記処理回路に電力を供給する第2の電源部を備えることを特徴とするものである。
また、本発明の生体センサー装置の1構成例において、前記第1、第2の電源部のうち少なくとも一方は、それぞれ回路に電力を供給する二次電池と、ワイヤレス給電システムの給電装置から非接触で電力を受電して前記二次電池を充電するか、または自然エネルギーにより発電して前記二次電池を充電する充電機能部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の生体センサー装置は、衣服に取り付けられ、前記衣服を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部と、前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を処理する処理回路を備えた信号処理部と、前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を前記信号処理部に送る第1の配線と、前記衣服に取り付けられ、前記信号処理部から前記受信ユニット部に電力を供給する第2の配線とを備え、前記受信ユニット部は、生体信号を検出する電極部と、この電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅して出力する増幅回路、および前記電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅率1で出力するヴォルテージフォロワ回路のどちらか一方とを備え、前記信号処理部は、さらに、信号処理部内の前記処理回路と前記受信ユニット部に電力を供給する電源部を備え前記電源部は、信号処理部内の前記処理回路と前記受信ユニット部に電力を供給する二次電池と、ワイヤレス給電システムの給電装置から非接触で電力を受電して前記二次電池を充電するか、または自然エネルギーにより発電して前記二次電池を充電する充電機能部とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の生体センサー装置は、衣服に取り付けられ、前記衣服を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部と、前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を処理する処理回路を備えた信号処理部と、前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を前記信号処理部に送る第1の配線とを備え、前記受信ユニット部は、生体信号を検出する電極部と、この電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅して出力する増幅回路、および前記電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅率1で出力するヴォルテージフォロワ回路のどちらか一方とを備え、前記信号処理部は、さらに、前記第1の配線によって伝送される生体信号を受けるための入力部に容量結合部を備え、前記受信ユニット部と前記信号処理部とが容量結合によって接続されることを特徴とするものである。
また、本発明の生体センサー装置は、衣服に取り付けられ、前記衣服を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部と、前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を処理する処理回路を備えた信号処理部と、前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を前記信号処理部に送る第1の配線とを備え、前記受信ユニット部は、生体信号を検出する電極部と、この電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅して出力する増幅回路、および前記電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅率1で出力するヴォルテージフォロワ回路のどちらか一方とを備え、前記電極部は、導電性の電極と、着用者の体と前記電極との間に配置される絶縁体膜とから構成され、前記受信ユニット部の増幅回路またはヴォルテージフォロワ回路は、着用者の体と前記電極との間に前記絶縁体膜を介在させる静電容量結合によって前記着用者から発する生体信号を受信することを特徴とするものである。
本発明によれば、受信ユニット部の電極部の近傍に増幅回路またはヴォルテージフォロワ回路を設けることによって、電極部から増幅回路またはヴォルテージフォロワ回路までの配線の引き回しのために微弱な生体信号が劣化することを抑えることができ、ノイズに対する耐性を向上させることができる。また、本発明では、生体センサー装置を受信ユニット部と信号処理部とに分けて衣服上に分散させて配置することにより、従来のように全てのシステムを一体化する場合と比較して、個々の装置のサイズを小さくすることができ、着用者が衣服を着たときに装置が着用者の体に当たるという不快感を和らげることができる。
また、本発明では、受信ユニット部の第1の電源部と信号処理部の第2の電源部のうち少なくとも一方に、二次電池と、ワイヤレス給電システムの給電装置から非接触で電力を受電して二次電池を充電するか、または自然エネルギーにより発電して二次電池を充電する充電機能部とを設けることにより、電源交換や電源の取り外しを必要としない電源供給を実現することができる。
また、本発明では、信号処理部から受信ユニット部の増幅回路またはヴォルテージフォロワ回路に電力を供給する第2の配線を衣服に設け、信号処理部内の処理回路と受信ユニット部に電力を供給する電源部を信号処理部に設けることにより、生体センサー装置の電源部を受信ユニット部および信号処理部で共用することができ、電源部を1つだけにすることができる。
また、本発明では、信号処理部の電源部に、二次電池と、ワイヤレス給電システムの給電装置から非接触で電力を受電して二次電池を充電するか、または自然エネルギーにより発電して二次電池を充電する充電機能部とを設けることにより、電源交換や電源の取り外しを必要としない電源供給を実現することができる。
また、本発明では、第1の配線によって伝送される生体信号を受けるための信号処理部の入力部に容量結合部を設けることにより、受信ユニット部と信号処理部とを容量結合によって接続するので、受信ユニット部における生体信号のDCレベル変動が信号処理部における生体信号受信に及ぼす悪影響を抑えることができる。
また、本発明では、着用者の体と電極との間に絶縁体膜を介在させる静電容量結合によって着用者から発する生体信号を受信することにより、体動などによる雑音が生体信号に混入し、信号品質が劣化することを抑制することができる。
また、本発明では、受信ユニット部に、筐体の衣服と対向する側の面に設けられた第1の係合手段と、増幅回路またはヴォルテージフォロワ回路の出力端子と電気的に接続された第1のコネクタとを設け、信号処理部に、筐体の衣服と対向する側の面に設けられた第2の係合手段と、処理回路の入力部と電気的に接続された第2のコネクタとを設け、衣服に、受信ユニット部と対向する側の面に、第1の係合手段と係合するように設けられた第3の係合手段と、信号処理部と対向する側の面に、第2の係合手段と係合するように設けられた第4の係合手段と、第1の配線の一端と電気的に接続され、第1のコネクタと嵌合するように設けられた第3のコネクタと、第1の配線の他端と電気的に接続され、第2のコネクタと嵌合するように設けられた第4のコネクタとを設けることにより、受信ユニット部および信号処理部が衣服に対して着脱可能となり、衣服を洗濯する際に受信ユニット部および信号処理部を衣服から取り外したり、受信ユニット部や信号処理部が劣化したときに劣化した物を新品と交換したりすることが可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図である。 本発明の第1の実施の形態に係る生体センサー装置の受信ユニット部および信号処理部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る生体センサー装置の受信ユニット部と信号処理部の具体的な接続方法を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図である。 本発明の第2の実施の形態において衣服から受信ユニットおよび信号処理部を外したときの状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図である。 本発明の第3の実施の形態に係る生体センサー装置の信号処理部および信号処理部内の容量結合部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図である。 本発明の第4の実施の形態に係る生体センサー装置の受信ユニット部および信号処理部の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明の第5の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図である。 本発明の第5の実施の形態に係る生体センサー装置の受信ユニット部および信号処理部の電源部の構成を示すブロック図である。 本発明の第6の実施の形態に係る受信ユニット部の電極部の構成を示す断面図である。
以下、好適な実施の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されない。
[第1の実施の形態]
図1(A)、図1(B)は本発明の第1の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図であり、図1(A)は衣服の前側を示し、図1(B)は衣服の背中側を示している。
生体センサー装置は、衣服5に取り付けられ、衣服5を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部1,2と、衣服5に取り付けられ、受信ユニット部1,2が検出した生体信号を処理して図示しない外部装置等に無線で送信する信号処理部6と、衣服5に取り付けられ、受信ユニット部1,2と信号処理部6とを電気的に接続する配線3,4とから構成される。
これら受信ユニット部1,2と信号処理部6とは、衣服5に分散的に配置されて取り付けられている。図1(A)、図1(B)の例では、着用者の胸部に相当する衣服5の位置に受信ユニット部1,2が取り付けられ、着用者の背中に相当する衣服5の位置に信号処理部6が取り付けられているが、本発明は図1(A)、図1(B)に示したような配置に限るものではない。
また、受信ユニット部1,2は、衣服5の表側(着用者の体と接触しない側)、裏側(着用者の体と接触する側)のどちらに設けてもよい。ただし、後述する受信ユニット部1,2の電極部が着用者の体と接触して、着用者から発する生体信号を検出するタイプの電極の場合、少なくとも電極部については衣服5の裏側に露出して着用者の体と接触するように配置する必要がある。同様に、配線3,4と信号処理部6とは、衣服5の表側、裏側のどちらに設けてもよい。
図2(A)は受信ユニット部1の詳細な構成を示すブロック図、図2(B)は信号処理部6の詳細な構成を示すブロック図である。図2(A)に示すように、受信ユニット部1は、着用者から発する生体信号を検出する、導電性材料からなる電極部10と、電極部10が検出した生体信号を増幅して出力するか、または生体信号を増幅率1で出力するアナログ増幅部11と、アナログ増幅部11に電力を供給する電源部12と、アナログ増幅部11によって増幅された生体信号を出力する接続端子部13とを備えている。電源部10の材料としては、例えば導電性高分子がある。
図2(A)の構成のうち、アナログ増幅部11と電源部12とは、例えば樹脂等の絶縁材料からなる筐体の内部に収納され、電極部10と接続端子部13とが筐体の表面に設けられるようになっている。
電極部10が検出する生体信号としては、例えば心電、心拍、筋電、あるいは呼吸波等がある。
アナログ増幅部11は、電極部10から受信する生体信号を増幅する増幅回路に加えて、生体信号に含まれる外乱ノイズを低減するフィルタ回路を内蔵していてもよい。また、アナログ増幅部11は、電極部10から受信する生体信号の強度に応じた増幅率を設定する回路を備えていてもよい。つまり、アナログ増幅部11は、接続端子部13に出力する生体信号の強度を一定にする可変利得機能を備えていてもよい。
また、アナログ増幅部11は、増幅率が1であっても、接続端子部13に出力する信号が外乱を受け難くするために、低出力インピーダンスで信号出力するヴォルテージフォロワ回路のようなインピーダンス変換回路を備えていてもよい。
電源部12は、一次電池または充電が可能な二次電池(不図示)と、一次電池または二次電池の電圧をアナログ増幅部11が必要とする電源電圧に変換してアナログ増幅部11に供給する電源回路(不図示)とから構成される。ただし、電圧変換は、一次電池または二次電池の仕様とアナログ増幅部11の仕様に応じて行われるものであり、必須の処理ではない。
図2(A)では、受信ユニット部1の構成を示しているが、受信ユニット部2の構成も受信ユニット部1と同じである。
図2(B)に示すように、信号処理部6は、配線3,4を介して受信ユニット部1,2と接続される端子であるアナログ入力部14,15と、アナログ入力部14,15から入力されるアナログの生体信号をデジタル信号に変換するAD(Analog-to-digital)変換部16と、AD変換部16の出力デジタル信号に対して各種の信号処理を行うデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17による信号処理後のデータを蓄積するデータ蓄積部18と、デジタル信号処理部17による信号処理後のデータを図示しないアンテナを介して外部装置に無線送信する無線送信部19と、AD変換部16とデジタル信号処理部17とデータ蓄積部18と無線送信部19に電力を供給する電源部20とを備えている。
AD変換部16とデジタル信号処理部17とデータ蓄積部18と無線送信部19とは、生体信号を処理する処理回路を構成している。この処理回路は、例えばMCU(Micro Controller Unit)等のプログラム処理装置、およびRF(Radio Frequency)回路等を含んで構成される。
図2(B)の構成のうち、AD変換部16とデジタル信号処理部17とデータ蓄積部18と無線送信部19と電源部20とは、例えば樹脂等の絶縁材料からなる筐体の内部に収納され、受信ユニット部1,2と接続される端子であるアナログ入力部14,15が筐体の表面に設けられるようになっている。
電源部20としては、一次電池または充電が可能な二次電池と、一次電池または二次電池の電圧をAD変換部16とデジタル信号処理部17とデータ蓄積部18と無線送信部19とが必要とする電源電圧に変換してAD変換部16とデジタル信号処理部17とデータ蓄積部18と無線送信部19に供給する電源回路とから構成される。ただし、電源部12の場合と同様に電圧変換は必須の処理ではない。
図2(B)の例では、2つの受信ユニット部1,2に応じてアナログ入力部14,15を1つずつ設ける例を示している。つまり、図3に示すように、受信ユニット部1の接続端子部13は、配線3を介して信号処理部6のアナログ入力部15と接続され、受信ユニット部2の接続端子部13は、配線4を介して信号処理部6のアナログ入力部14と接続される。
以上のように、本実施の形態では、各電極部10の近傍に個別にアナログ増幅部11と電源部12とを設けることによって、電極部10からアナログ増幅部11までの配線の引き回しのために微弱な生体信号が劣化することを抑えることができ、ノイズに対する耐性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、生体センサー装置を受信ユニット部1,2と信号処理部6とに分けて衣服5上に分散させて配置することにより、非特許文献1のように全てのシステムを一体化して衣服に取り付ける場合と比較して、個々の装置のサイズを小さくすることができ、着用者が衣服5を着たときに装置が着用者の体に当たるという不快感を和らげることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4(A)、図4(B)は本発明の第2の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図であり、図1(A)、図1(B)と同一の構成には同一の符号を付してある。図4(A)は衣服5aの前側を示し、図4(B)は衣服5aの背中側を示している。
本実施の形態の受信ユニット部1aは、第1の実施の形態の受信ユニット部1に対して、受信ユニット部1aの筐体の衣服5aと対向する側の面に設けられた例えば面ファスナーやスナップボタンなどの係合手段21と、受信ユニット部1aの接続端子部13と電気的に接続されたコネクタ24とを追加したものである。
本実施の形態の受信ユニット部2aは、第1の実施の形態の受信ユニット部2に対して、受信ユニット部2aの筐体の衣服5aと対向する側の面に設けられた例えば面ファスナーやスナップボタンなどの係合手段22と、受信ユニット部2aの接続端子部13と電気的に接続されたコネクタ25とを追加したものである。
本実施の形態の信号処理部6aは、第1の実施の形態の信号処理部6に対して、信号処理部6aの筐体の衣服5aと対向する側の面に設けられた例えば面ファスナーやスナップボタンなどの係合手段23と、信号処理部6aのアナログ入力部14と電気的に接続されたコネクタ26と、信号処理部6aのアナログ入力部15と電気的に接続されたコネクタ27とを追加したものである。
図5(A)、図5(B)は衣服5aから受信ユニット部1a,2aおよび信号処理部6aを外したときの状態を示す図であり、図5(A)は衣服5aの前側を示し、図5(B)は衣服5aの背中側を示している。
本実施の形態の衣服5aは、第1の実施の形態の衣服5に対して、衣服5aの受信ユニット部1aと対向する側の面に、係合手段21と係合するように設けられた例えば面ファスナーやスナップボタンなどの係合手段51と、衣服5aの受信ユニット部2aと対向する側の面に、係合手段22と係合するように設けられた例えば面ファスナーやスナップボタンなどの係合手段52と、衣服5aの信号処理部6aと対向する側の面に、係合手段23と係合するように設けられた例えば面ファスナーやスナップボタンなどの係合手段53と、配線3の一端と電気的に接続され、コネクタ24と嵌合するように衣服5aに設けられたコネクタ54と、配線4の一端と電気的に接続され、コネクタ25と嵌合するように衣服5aに設けられたコネクタ55と、配線4の他端と電気的に接続され、コネクタ26と嵌合するように衣服5aに設けられたコネクタ56と、配線3の他端と電気的に接続され、コネクタ27と嵌合するように衣服5aに設けられたコネクタ57とを追加したものである。
衣服5aに受信ユニット部1aを取り付ける際には、受信ユニット部1aの係合手段21が設けられた面と衣服5aとを向かい合わせて、係合手段21と係合手段51とを係合させると共に、コネクタ24とコネクタ54とを嵌合させるようにすればよい。これにより、受信ユニット部1aの機械的固定と電気的接続を実現することができる。衣服5aから受信ユニット部1aを外す際には、コネクタ24を衣服5aのコネクタ54から外し、受信ユニット部1aを衣服5aから剥がすようにすればよい。
同様に、衣服5aに受信ユニット部2aを取り付ける際には、受信ユニット部2aの係合手段22が設けられた面と衣服5aとを向かい合わせて、係合手段22と係合手段52とを係合させると共に、コネクタ25とコネクタ55とを嵌合させるようにすればよい。衣服5aから受信ユニット部2aを外す際には、コネクタ25を衣服5aのコネクタ55から外し、受信ユニット部2aを衣服5aから剥がすようにすればよい。
衣服5aに信号処理部6aを取り付ける際には、信号処理部6aの係合手段23が設けられた面と衣服5aとを向かい合わせて、係合手段23と係合手段53とを係合させると共に、コネクタ26とコネクタ56とを嵌合させ、さらにコネクタ27とコネクタ57とを嵌合させるようにすればよい。衣服5aから信号処理部6aを外す際には、コネクタ26,27を衣服5aのコネクタ56,57から外し、信号処理部6aを衣服5aから剥がすようにすればよい。
非特許文献1のように生体信号の受信から無線送信までの全てのシステムを一体化してしまうと、衣服を洗濯する際に、例えば、電極や電源のように洗濯に耐えられない構成部品を衣服から取り外したり、劣化した構成部品を交換したりすることができないという課題があった。
これに対して、本実施の形態では、受信ユニット部1a,2aおよび信号処理部6aを衣服5aに対して着脱可能とすることにより、衣服5aを洗濯する際に受信ユニット部1a,2aおよび信号処理部6aを衣服5aから取り外したり、受信ユニット部1a,2aや信号処理部6aが劣化したときに劣化した物を新品と交換したりすることが可能となる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図6(A)、図6(B)は本発明の第3の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図であり、図1(A)、図1(B)と同一の構成には同一の符号を付してある。図6(A)は衣服5の前側を示し、図6(B)は衣服5の背中側を示している。
本実施の形態の信号処理部6bは、第1の実施の形態の信号処理部6に対して、容量結合部30,31を追加したものである。第1の実施の形態で説明した生体センサー装置では、受信ユニット部1,2と信号処理部6とが電源部12,20を個別に有しているため、受信ユニット部1,2における生体信号のDCレベル変動が信号処理部6における生体信号受信に悪影響を及ぼす可能性がある。そこで、本実施の形態では、受信ユニット部1,2と信号処理部6bとの間を容量結合とすることで、このような問題を抑えることを可能とする。
図7(A)は信号処理部6bの詳細な構成を示すブロック図、図7(B)は容量結合部30の詳細な構成を示すブロック図であり、図2(A)、図2(B)と同一の構成には同一の符号を付してある。図7(B)に示すように、容量結合部30は、一端がアナログ入力部14と接続されたキャパシタ32と、一端が信号処理部6bの電源の正極側と接続され、他端がキャパシタ32の他端と接続された抵抗等のバイアスレベル設定用素子33と、一端が信号処理部6bの電源の負極側と接続され、他端がキャパシタ32の他端と接続された抵抗等のバイアスレベル設定用素子34と、入力端子がキャパシタ32の他端と接続されたバッファ回路50(ボルテージフォロア回路)とから構成される。
キャパシタ32およびバイアスレベル設定用素子33,34によって、信号処理部6b自身の電源の負極側(グランド)をDCレベルの基準として、受信ユニット部2から信号処理部6bのアナログ入力部14に入力される生体信号のDCレベルを規定することができる。
バッファ回路50の出力端子はAD変換部16の第1の入力端子と接続される。
図7(B)では、容量結合部30の構成を示しているが、容量結合部31の構成も容量結合部30と同様である。容量結合部31のキャパシタ32はアナログ入力部15と接続される。容量結合部31のバッファ回路50の出力端子はAD変換部16の第2の入力端子と接続される。容量結合部30,31以外の信号処理部6bの構成は信号処理部6と同じである。
なお、AD変換部16は2チャンネル以上の複数チャンネルの同時サンプリング機能を備えていてもよいし、1チャンネルのサンプリング機能を備えていてもよい。AD変換部16が複数チャンネルの同時サンプリング機能を備えている場合には、受信ユニット部1,2からの生体信号を個別に同時サンプリングすることができる。AD変換部16が1チャンネルのサンプリング機能を備えている場合には、AD変換部16の内部のマルチプレクサで受信ユニット部1,2からの生体信号を切り替えてサンプリングすることになるので、2チャンネルの同時サンプリングはできないが、AD変換部16のコストを抑えることができる。
こうして、本実施の形態では、受信ユニット部1,2における生体信号のDCレベル変動が信号処理部6における生体信号受信に及ぼす悪影響を抑えることができる。
本実施の形態では、第1の実施の形態の信号処理部6に容量結合部30,31を追加した例を説明しているが、第2の実施の形態の信号処理部6aに容量結合部30,31を追加してもよい。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図8(A)、図8(B)は本発明の第4の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図であり、図1(A)、図1(B)と同一の構成には同一の符号を付してある。図8(A)は衣服5の前側を示し、図8(B)は衣服5の背中側を示している。また、図9(A)は本実施の形態の受信ユニット部1cの詳細な構成を示すブロック図、図9(B)は本実施の形態の信号処理部6cの詳細な構成を示すブロック図であり、図2(A)、図2(B)と同一の構成には同一の符号を付してある。
本実施の形態の受信ユニット部1cは、第1の実施の形態の受信ユニット部1から電源部12を取り除き、この電源部12の代わりに、受信ユニット部1cのアナログ増幅部11に電力を供給するための電源入力端子60を新たに追加したものである。この電源入力端子60は、受信ユニット部1cのアナログ増幅部11の電源端子と電気的に接続されている。
図9(A)では、受信ユニット部1cの構成を示しているが、受信ユニット部2cの構成も受信ユニット部1cと同じである。すなわち、受信ユニット部2cは、第1の実施の形態の受信ユニット部2から電源部12を取り除き、受信ユニット部2cのアナログ増幅部11に電力を供給するための電源入力端子60を追加したものである。この電源入力端子60は、受信ユニット部2cのアナログ増幅部11の電源端子と電気的に接続されている。
本実施の形態の信号処理部6cは、第1の実施の形態の信号処理部6に対して、受信ユニット部1cのアナログ増幅部11に電力を供給するための電源出力端子61と、受信ユニット部2cのアナログ増幅部11に電力を供給するための電源出力端子62とを追加したものである。電源出力端子61,62は、電源部20の出力端子と電気的に接続されている。
衣服5には、配線35,36が追加されている。衣服5に取り付けられた配線35の一端は受信ユニット部1cの電源入力端子60と接続され、配線35の他端は信号処理部6cの電源出力端子61と接続されている。また、衣服5に取り付けられた配線36の一端は受信ユニット部2cの電源入力端子60と接続され、配線36の他端は信号処理部6cの電源出力端子62と接続されている。
第1〜第3の実施の形態では、受信ユニット部1,2,1a,2aおよび信号処理部6,6a,6bが個別に電源部12,20を有する例を説明している。これに対して、本実施の形態では、信号処理部6cのみが電源部20を有し、信号処理部6cから受信ユニット部1c,2cに対して電力を供給している。これにより、本実施の形態では、生体センサー装置の電源部を受信ユニット部1c,2cおよび信号処理部6cで共用することができ、電源部を1つだけにすることができる。
なお、本実施の形態では、電源部の共用を第1の実施の形態に適用した例で説明しているが、第2、第3の実施の形態に適用してもよい。
ただし、第2の実施の形態に適用する場合には、受信ユニット部1aから電源部12を取り除き、受信ユニット部1aのアナログ増幅部11に電力を供給するための電源入力端子60と、この電源入力端子60と電気的に接続されたコネクタとを追加する必要がある。また、受信ユニット部2aから電源部12を取り除き、受信ユニット部2aのアナログ増幅部11に電力を供給するための電源入力端子60と、この電源入力端子60と電気的に接続されたコネクタとを追加する必要がある。
また、第2の実施の形態に適用する場合には、信号処理部6aに、電源出力端子61,62と、電源出力端子61と電気的に接続されたコネクタと、電源出力端子62と電気的に接続されたコネクタとを追加する必要がある。
さらに、第2の実施の形態に適用する場合には、衣服5aに、配線35の一端と電気的に接続され、受信ユニット部1aの電源入力端子60のコネクタと嵌合するように衣服5aに設けられたコネクタと、配線36の一端と電気的に接続され、受信ユニット部2aの電源入力端子60のコネクタと嵌合するように衣服5aに設けられたコネクタと、配線35の他端と電気的に接続され、信号処理部6aの電源出力端子61のコネクタと嵌合するように衣服5aに設けられたコネクタと、配線36の他端と電気的に接続され、信号処理部6aの電源出力端子62のコネクタと嵌合するように衣服5aに設けられたコネクタとを追加する必要がある。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図10(A)、図10(B)は本発明の第5の実施の形態に係る生体センサー装置の構成を説明する図であり、図1(A)、図1(B)と同一の構成には同一の符号を付してある。図10(A)は衣服5の前側を示し、図10(B)は衣服5の背中側を示している。
本実施の形態の受信ユニット部1dは、第1の実施の形態の受信ユニット部1に対して、電源部12の代わりに、非接触で電力を受電して二次電池を充電することが可能、または自然エネルギーにより発電して二次電池を充電することが可能な電源部40を設けたものである。
同様に、本実施の形態の受信ユニット部2dは、第1の実施の形態の受信ユニット部2に対して、電源部12の代わりに、非接触で電力を受電して二次電池を充電することが可能、または自然エネルギーにより発電して二次電池を充電することが可能な電源部41を設けたものである。
本実施の形態の信号処理部6dは、第1の実施の形態の信号処理部6に対して、電源部20の代わりに、非接触で電力を受電して二次電池を充電することが可能、または自然エネルギーにより発電して二次電池を充電することが可能な電源部42を設けたものである。
図11(A)は受信ユニット部1dの電源部40の構成を示すブロック図、図11(B)は信号処理部6dの電源部42の構成を示すブロック図である。
受信ユニット部1dの電源部40は、二次電池400と、二次電池400の電圧をアナログ増幅部11が必要とする電源電圧に変換してアナログ増幅部11に供給する電源回路401と、電磁誘導現象や電磁界共鳴現象を用いた既知のワイヤレス給電システムの受電回路402と、自然エネルギーにより発電する発電部403と、受電回路402で受電した電力または発電部403で発電した電力で二次電池400を充電する充電回路404とを備えている。受電回路402と発電部403と充電回路404とは、充電機能部を構成している。ここでは、受電回路402と発電部403の両方を設けているが、どちらか一方のみを設けるようにすればよい。
受電回路402は、コイルやコンデンサ等の素子で形成される回路である。この受電回路402に対しては、電磁誘導現象や電磁界共鳴現象を用いた既知のワイヤレス給電システムの給電装置(不図示)から非接触で電力を送電することができる。
発電部403としては、公知のシリコン系、化合物系または有機系の太陽電池を用いることができる。第1の実施の形態で説明したとおり、電源回路401における電圧変換は、二次電池400の仕様とアナログ増幅部11の仕様に応じて行われるものであり、必須の処理ではない。
図11(A)では、電源部40の構成を示しているが、電源部41の構成も電源部40と同じである。
信号処理部6dの電源部42は、二次電池420と、二次電池420の電圧をAD変換部16とデジタル信号処理部17とデータ蓄積部18と無線送信部19とが必要とする電源電圧に変換してAD変換部16とデジタル信号処理部17とデータ蓄積部18と無線送信部19とに供給する電源回路421と、既知のワイヤレス給電システムの受電回路422と、自然エネルギーにより発電する発電部423と、受電回路422で受電した電力または発電部423で発電した電力で二次電池420を充電する充電回路424とを備えている。受電回路422と発電部423と充電回路424とは、充電機能部を構成している。電源部40の場合と同様に、受電回路422と発電部423のどちらか一方のみを設けるようにすればよい。
受電回路402の場合と同様に、受電回路422に対しては、電磁誘導現象や電磁界共鳴現象を用いた既知のワイヤレス給電システムの給電装置(不図示)から非接触で電力を送電することができる。
発電部423としては、発電部403と同様に、太陽電池を用いることができる。第1の実施の形態で説明したとおり、電源回路421における電圧変換は必須の処理ではない。
こうして、本実施の形態では、ワイヤレス給電システムの給電装置から受信ユニット部1d,2dおよび信号処理部6dの電源部40〜42に非接触で送電して二次電池400,420を充電したり、発電部403,423で発電した電力で二次電池400,420を充電したりすることができるので、電源交換や電源の取り外しを必要としない電源供給を実現することができる。
なお、本実施の形態では、電源部40〜42を第1の実施の形態に適用した例で説明しているが、第2〜第4の実施の形態に適用してもよい。ただし、第4の実施の形態に適用する場合には、信号処理部6cの電源部42のみ必要で、電源部40,41は不要であることは言うまでもない。
また、本実施の形態では、受信ユニット部1d,2dと信号処理部6dの両方に電源部40〜42を設けているが、これに限るものではなく、受信ユニット部1d,2dには電源部12を設けて、信号処理部6dのみに電源部42を設けてもよいし、受信ユニット部1d,2dに電源部40,41を設けて、信号処理部6dには電源部20を設けるようにしてもよい。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図12は本発明の第6の実施の形態に係る受信ユニット部1の電極部10の構成を示す断面図であり、図2(A)と同一の構成には同一の符号を付してある。
本実施の形態の受信ユニット部1の電極部10は、湿式電極として生体と接する金属、導電性高分子、導電性を有するゲル等からなる電極102と、電極102と衣服の着用者(生体)の体100との間に配置される絶縁体膜101とから構成される。
このように着用者の体100と電極102との間に絶縁体膜101を介在させることにより、着用者の汗などによって電極102と着用者の体100との間で発生する電位差の経時変化を抑制することができる。このような容量結合方式においては、絶縁体膜101を介して現れる微弱電圧をアナログ増幅部11で増幅することになる。本実施の形態の電極部10の構成により、体動などによる雑音が混入し、信号品質が劣化することを抑制できる。
図12では、受信ユニット部1の電極部10の構成を示しているが、受信ユニット部2の電極部10の構成も受信ユニット部1と同じである。
なお、本実施の形態の電極部10の構成を第2〜第5の実施の形態に適用してもよい。
本発明は、人体等に身に着けて使用するウェアラブル生体信号受信装置に適用することができる。
1,2,1a,2a,1c,2c,1d,2d…受信ユニット部、3,4…配線、5,5a…衣服、6,6a,6b,6c,6d…信号処理部、10…電極部、11…アナログ増幅部、12,20,40,41,42…電源部、13…接続端子部、14,15…アナログ入力部、16…AD変換部、17…デジタル信号処理部、18…データ蓄積部、19…無線送信部、21〜23,51〜53…係合手段、24〜27,54〜57…コネクタ、30,31…容量結合部、32…キャパシタ、33,34…バイアスレベル設定用素子、50…バッファ回路、60…電源入力端子、61,62…電源出力端子、100…着用者身体、101…絶縁体膜、102…電極、400,420…二次電池、401,421…電源回路、402,422…受電回路、403,423…発電部、404,424…充電回路。

Claims (5)

  1. 衣服に取り付けられ、前記衣服を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部と、
    前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を処理する処理回路を備えた信号処理部と、
    前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を前記信号処理部に送る第1の配線とを備え、
    前記受信ユニット部は、
    生体信号を検出する電極部と、
    この電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅して出力する増幅回路、および前記電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅率1で出力するヴォルテージフォロワ回路のどちらか一方と、
    前記増幅回路またはヴォルテージフォロワ回路に電力を供給する第1の電源部とを備え、
    前記信号処理部は、さらに、前記処理回路に電力を供給する第2の電源部を備えることを特徴とする生体センサー装置。
  2. 請求項記載の生体センサー装置において、
    前記第1、第2の電源部のうち少なくとも一方は、
    それぞれ回路に電力を供給する二次電池と、
    ワイヤレス給電システムの給電装置から非接触で電力を受電して前記二次電池を充電するか、または自然エネルギーにより発電して前記二次電池を充電する充電機能部とを備えることを特徴とする生体センサー装置。
  3. 衣服に取り付けられ、前記衣服を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部と、
    前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を処理する処理回路を備えた信号処理部と、
    前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を前記信号処理部に送る第1の配線と、
    前記衣服に取り付けられ、前記信号処理部から前記受信ユニット部に電力を供給する第2の配線とを備え、
    前記受信ユニット部は、
    生体信号を検出する電極部と、
    この電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅して出力する増幅回路、および前記電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅率1で出力するヴォルテージフォロワ回路のどちらか一方とを備え、
    前記信号処理部は、さらに、信号処理部内の前記処理回路と前記受信ユニット部に電力を供給する電源部を備え、
    前記電源部は、
    信号処理部内の前記処理回路と前記受信ユニット部に電力を供給する二次電池と、
    ワイヤレス給電システムの給電装置から非接触で電力を受電して前記二次電池を充電するか、または自然エネルギーにより発電して前記二次電池を充電する充電機能部とを備えることを特徴とする生体センサー装置。
  4. 衣服に取り付けられ、前記衣服を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部と、
    前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を処理する処理回路を備えた信号処理部と、
    前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を前記信号処理部に送る第1の配線とを備え、
    前記受信ユニット部は、
    生体信号を検出する電極部と、
    この電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅して出力する増幅回路、および前記電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅率1で出力するヴォルテージフォロワ回路のどちらか一方とを備え、
    前記信号処理部は、さらに、前記第1の配線によって伝送される生体信号を受けるための入力部に容量結合部を備え、
    前記受信ユニット部と前記信号処理部とが容量結合によって接続されることを特徴とする生体センサー装置。
  5. 衣服に取り付けられ、前記衣服を着用する着用者の生体信号を検出する受信ユニット部と、
    前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を処理する処理回路を備えた信号処理部と、
    前記衣服に取り付けられ、前記受信ユニット部が検出した生体信号を前記信号処理部に送る第1の配線とを備え、
    前記受信ユニット部は、
    生体信号を検出する電極部と、
    この電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅して出力する増幅回路、および前記電極部の近傍に設けられ、前記電極部が検出した生体信号を増幅率1で出力するヴォルテージフォロワ回路のどちらか一方とを備え、
    前記電極部は、導電性の電極と、着用者の体と前記電極との間に配置される絶縁体膜とから構成され、
    前記受信ユニット部の増幅回路またはヴォルテージフォロワ回路は、着用者の体と前記電極との間に前記絶縁体膜を介在させる静電容量結合によって前記着用者から発する生体信号を受信することを特徴とする生体センサー装置。
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