JP6451249B2 - 管理装置、通信システム及び通信制御方法 - Google Patents

管理装置、通信システム及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、管理装置、通信システム及び通信制御方法に関する。
基地局とユーザ端末(User Equipment:UE、以下では単に「端末」と呼ぶことがある)とを有する通信システムにおいて、最近、新たな端末としてMTC(Machine Type Communication)端末が注目されている。MTC端末の一例として、例えば、無線通信機能を備えた電力メーターであるスマートメーター、無線通信機能を備えた自動販売機等が挙げられる。無線通信機能を備えたスマートメーターは、例えば、測定した電力使用量のデータ等を基地局及びコアネットワークを介してサーバへ送信する。また、無線通信機能を備えた自動販売機は、例えば、売り上げ情報、販売機内の在庫情報等を基地局及びコアネットワークを介してサーバへ送信する。
また、MTC端末は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の従来の端末を有する通信システムに付加的に導入されることが検討されている。
特開2005−086694号公報 特開2006−148580号公報 特開2007−166593号公報
しかし、近年、様々な種類の大量のデータを送受信可能なスマートフォン及びタブレット端末等の利用の増加に伴い、通信システムにおける通信トラフィックが急増する状況にある。このような状況の下、さらに付加的にMTC端末が導入されると、通信トラフィックがさらに増加してコアネットワークの負荷が増大してしまう。コアネットワークにおける通信リソースは有限であるため、MTC端末の導入による通信トラフィックの増加が、既存の端末の通信に悪影響を与えてしまうことが予想される。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、通信リソースを効率的に利用することを目的とする。
開示の態様では、管理装置が、通信制御部と、ネットワークインタフェース部とを有する。通信制御部は、静止端末用に確保された通信リソースを解放するか否かを、前記静止端末の通信終了時に、コアネットワークでの輻輳の有無に基づいて決定する。ネットワークインタフェース部は、前記通信制御部での決定結果を基地局へ送信する。
開示の態様によれば、通信リソースを効率的に利用することができる。
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。 図2は、実施例1の静止端末の一例を示す機能ブロック図である。 図3は、実施例1の基地局の一例を示す機能ブロック図である。 図4は、実施例1の管理装置の一例を示す機能ブロック図である。 図5は、実施例1の静止端末管理テーブルの一例を示す図である。 図6は、実施例1の通信状況管理テーブルの一例を示す図である。 図7は、実施例1の通信システムの処理シーケンスの一例を示す図である。 図8は、実施例1のメッセージ1の一例を示す図である。 図9は、実施例1のメッセージ2の一例を示す図である。 図10は、実施例1の管理装置の処理の説明に供するフローチャートである。 図11は、実施例1の通信システムの処理シーケンスの一例を示す図である。 図12は、実施例1の通信システムの処理シーケンスの一例を示す図である。 図13は、実施例1のメッセージ3の一例を示す図である。 図14は、実施例1のメッセージ4の一例を示す図である。 図15は、実施例1の管理装置の処理の説明に供するフローチャートである。 図16は、実施例1の基地局の処理の説明に供するフローチャートである。 図17は、静止端末のハードウェア構成例を示す図である。 図18は、基地局のハードウェア構成例を示す図である。 図19は、管理装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示する管理装置、通信システム及び通信制御方法の実施例を図面に基づいて説明する。なお、この実施例により本願の開示する管理装置、通信システム及び通信制御方法が限定されるものではない。また、各実施例において同一の機能を有する構成、及び、同一の処理を行うステップには同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
[実施例1]
<通信システムの構成>
図1は、実施例1の通信システムの一例を示す図である。図1において、通信システム1は、移動端末10と、静止端末20と、基地局30と、コアネットワーク40と、サーバ50と、管理装置60とを有する。コアネットワーク40は、MME(Mobility Management Entity)41と、S−GW(Serving-Gateway)42と、P−GW(Packet Data Network Gateway)43とを有する。静止端末20は、静止端末20の通信先のサーバ50と、基地局30及びコアネットワーク40を介して接続される。静止端末20と基地局30との間は無線リンクで結ばれ、基地局30とサーバ50との間は有線リンクで結ばれる。よって、静止端末20がサーバ50と通信する際には、基地局30における全体の無線リソースのうち一部の無線リソースが静止端末20用に確保され、コアネットワーク40における全体の有線リソースのうち一部の有線リソースが静止端末20用に確保される。つまり、静止端末20がサーバ50と通信する際には、通信システム1における全体の通信リソースのうち一部の通信リソースが静止端末20用に確保される。
ここで、「移動端末」とは、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等の従来の一般の端末であり、移動可能な端末を言う。一方で、「静止端末」とは、例えばスマートメーター等の移動しない端末であり、MTC端末に相当する。つまり「静止端末」とは、換言すれば「非移動端末」である。移動端末10と、静止端末20とは、基地局30が形成する同一セル内に混在し、同一の通信方式に従って基地局30と通信する。
<静止端末の構成>
図2は、実施例1の静止端末の一例を示す機能ブロック図である。図2において、静止端末20は、通信制御部24と、BB(Base Band)処理部23と、無線通信部22と、アンテナ21とを有する。
通信制御部24は、各種の制御メッセージを形成してBB処理部23に出力する。また、通信制御部24は、サーバ50宛てのユーザデータからユーザデータパケットを形成してBB処理部23に出力する。また、通信制御部24は、BB処理部23から入力されるユーザデータパケットからユーザデータを取得する。
BB処理部23は、通信制御部24から入力される制御メッセージ及びユーザデータパケットに対して符号化処理及び変調処理等のBB処理を行ってベースバンドの送信信号を生成し、生成した送信信号を無線通信部22に出力する。また、BB処理部23は、無線通信部22から入力されるベースバンドの受信信号に対し復調処理及び復号処理等のBB処理を行って制御メッセージ及びユーザデータパケットを得て通信制御部24に出力する。
無線通信部22は、BB処理部23から入力されるベースバンドの送信信号に対し、デジタル−アナログ変換処理及びアップコンバート処理等を行い、アップコンバート後の送信信号をアンテナ21を介して基地局30に送信する。また、無線通信部22は、アンテナ21を介して受信した受信信号に対し、ダウンコンバート処理及びアナログ−デジタル変換処理等を行ってベースバンドの受信信号を得てBB処理部23に出力する。
<基地局の構成>
図3は、実施例1の基地局の一例を示す機能ブロック図である。図3において、基地局30は、ネットワークインタフェース部35と、通信制御部34と、BB処理部33と、無線通信部32と、アンテナ31とを有する。
ネットワークインタフェース部35は、コアネットワーク40と接続されている。ネットワークインタフェース部35は、通信制御部34から入力されるユーザデータパケット及び制御メッセージをコアネットワーク40に送信し、コアネットワーク40から受信したユーザデータパケット及び制御メッセージを通信制御部34に出力する。
通信制御部34は、各種の制御メッセージを形成してBB処理部33またはネットワークインタフェース部35に出力する。また、通信制御部34は、BB処理部33から入力されるユーザデータパケット及び制御メッセージをネットワークインタフェース部35に出力し、ネットワークインタフェース部35から入力されるユーザデータパケット及び制御メッセージをBB処理部33に出力する。
BB処理部33は、通信制御部34から入力される制御メッセージ及びユーザデータパケットに対して符号化処理及び変調処理等のBB処理を行ってベースバンドの送信信号を生成し、生成した送信信号を無線通信部32に出力する。また、BB処理部33は、無線通信部32から入力されるベースバンドの受信信号に対し復調処理及び復号処理等のBB処理を行って制御メッセージ及びユーザデータパケットを得て通信制御部34に出力する。
無線通信部32は、BB処理部33から入力されるベースバンドの送信信号に対し、デジタル−アナログ変換処理及びアップコンバート処理等を行い、アップコンバート後の送信信号をアンテナ31を介して静止端末20に送信する。また、無線通信部32は、アンテナ31を介して受信した受信信号に対し、ダウンコンバート処理及びアナログ−デジタル変換処理等を行ってベースバンドの受信信号を得てBB処理部33に出力する。
<管理装置の構成>
図4は、実施例1の管理装置の一例を示す機能ブロック図である。図4において、管理装置60は、ネットワークインタフェース部61と、通信制御部62と、情報記憶部63とを有する。
ネットワークインタフェース部61は、コアネットワーク40と接続されている。ネットワークインタフェース部61は、通信制御部62から入力される制御メッセージをコアネットワーク40に送信し、コアネットワーク40から受信した制御メッセージを通信制御部62に出力する。
通信制御部62は、各種の制御メッセージを形成してネットワークインタフェース部61に出力する。この際、通信制御部62は、情報記憶部63に記憶されている各種の情報に基づいて、制御メッセージを形成する。例えば、情報記憶部63は、「静止端末管理テーブル」と「通信状況管理テーブル」とを記憶する。図5は、実施例1の静止端末管理テーブルの一例を示す図であり、図6は、実施例1の通信状況管理テーブルの一例を示す図である。
図5において、静止端末管理テーブルは、「静止端末ID」、「通信許可時間」、「セル」、「通信許可エリア」、「データ量」、「RT(Real Time)性」及び「通信先サーバID」の各項目を有する。これらの項目は、通信システム1の事業者等により予め登録されている。「静止端末ID」は、静止端末20を一意に特定する識別子である。「通信許可時間」は、静止端末20が通信を許可されている時間を示す。「セル」は、静止端末20が設置されたセルを示す。「通信許可エリア」は、静止端末20の当初の設置位置(緯度,経度)を中心にした所定の半径のエリアを示し、静止端末20はこのエリア内に存在するときにのみ通信が許可される。「データ量」は、1回の通信あたりに許容される上限のデータ量を示す。「RT性」は、静止端末20から送信されるデータにRT性が有るか否かを示す。「通信先サーバID」は、静止端末20の通信先のサーバ50を一意に特定する識別子である。
例えば、図5に示す例では、IDが「1111」の静止端末20について、通信許可時間として、8:00から9:00まで、10:00から11:00まで、14:00から15:00までの3つの時間帯が登録されている。また、IDが「1111」の静止端末20の設置位置はセルA内の緯度x1、経度y1の位置であり、IDが「1111」の静止端末20は、緯度x1、経度y1から半径r1以内のエリアにおいてのみ通信を許可されている。また、IDが「1111」の静止端末20の1回の通信あたりに許容される上限のデータ量は100Mバイトであり、IDが「1111」の静止端末20から送信されるデータにRT性は無く、そのデータの送信先はIDが「aaaa」のサーバ50である。
このように、図5に示す静止端末管理テーブルには、静止端末20についての情報は登録される一方で、移動端末10についての情報は登録されない。
また、図6において、通信状況管理テーブルは、「端末ID」、「日付」、「開始時刻」、「終了時刻」、「セル」、「位置」及び「データ量」の各項目を有する。これらの項目は、移動端末10または静止端末20が通信を行う度に、通信制御部62によって随時記録される。「端末ID」は、移動端末10及び静止端末20を一意に特定する識別子である。「日付」は、通信が行われた日付を示す。「開始時刻」は通信の開始時刻を示し、「終了時刻」は通信の終了時刻を示す。「セル」は、通信が行われたセルを示す。「位置」は、通信を行った移動端末10及び静止端末20の通信開始時の位置を緯度と経度とで示す。「データ量」は、通信毎の送受信データ量を示す。
例えば、図6の通信状況管理テーブルにおいて、IDが「1111」の端末は、図5の静止端末管理テーブルにも登録されているため、静止端末20である。また、図6の通信状況管理テーブルにおいて、IDが「5555」の端末は、図5の静止端末管理テーブルに登録されていないため、移動端末10である。このため、IDが「5555」の端末の通信開始時の位置は、(x3,y3)→(x4,y4)→(x5,y5)と通信の度に変化している。
<通信システムの処理シーケンス(呼設定時)>
図7は、実施例1の通信システムの処理シーケンスの一例を示す図である。図7には、呼設定時の処理シーケンスを示す。
まず、静止端末20の通信制御部24は、呼設定要求を基地局30に送信する(ステップS101)。この呼設定要求には、静止端末20の端末IDと、静止端末20の現在位置を緯度と経度によって示す位置情報が含まれている。静止端末20の現在位置は、例えば、静止端末20が備えるGPS(Global Positioning System)機能を用いて静止端末20によって取得される。
呼設定要求を受信した基地局30では、通信制御部34が、「メッセージ1」を形成して管理装置60に送信する(ステップS102)。
図8は、実施例1のメッセージ1の一例を示す図である。図8において、メッセージ1は、「端末ID」、「位置情報」及び「空きリソース量」の各項目を有し、各項目の内容が通信制御部34によってセットされる。すなわち、「端末ID」には、呼設定要求に含まれている端末IDがセットされる。「位置情報」には、呼設定要求に含まれている位置情報(緯度,経度)がセットされる。「空きリソース量」には、基地局30における全体の無線リソースのうちの空いているリソースの量を示す情報がセットされる。空きリソー量を示す情報としては、例えば、基地局30に現在収容可能な残余の端末数、端末に現在割当可能な残余のチャネル数、基地局30に許容された総送信電力に対する残余の送信電力等を用いることができる。
メッセージ1を受信した管理装置60では、通信制御部62が、静止端末20の接続可否を判定し、判定結果を示す「メッセージ2」を形成して基地局30に送信する(ステップS103)。
図9は、実施例1のメッセージ2の一例を示す図である。図9において、メッセージ2は、「接続結果」の項目を有し、この項目の内容は通信制御部62によってセットされる。「接続結果」には、静止端末20の接続可否の判定結果がセットされる。接続可否の判定結果としては、例えば、「接続許可」、「接続拒否」または「接続停止」の3つの結果がある。通信制御部62による接続可否の判定は以下のようにして行われる。図10は、実施例1の管理装置の処理の説明に供するフローチャートである。図10に示すフローチャートは、メッセージ1が管理装置60によって受信されて通信制御部62に入力されたときに開始される。
図10において、通信制御部62は、まず、メッセージ1にセットされた端末IDを有する端末が静止端末20か否かを判断する(ステップS501)。すなわち、通信制御部62は、メッセージ1にセットされた端末IDに基づいて静止端末管理テーブルを検索し、メッセージ1にセットされた端末IDに該当する端末が静止端末管理テーブルに登録されているか否かによってステップS501の判断を行う。通信制御部62は、メッセージ1にセットされた端末IDに該当する端末が静止端末管理テーブルに登録されていれば、メッセージ1にセットされた端末IDを有する端末は静止端末20であると判断する(ステップS501:Yes)。一方で、通信制御部62は、メッセージ1にセットされた端末IDに該当する端末が静止端末管理テーブルに登録されていなければ、メッセージ1にセットされた端末IDを有する端末は静止端末20でない、つまり、移動端末10であると判断する(ステップS501:No)。
通信制御部62は、ステップS501で「Yes」と判断した場合、メッセージ1にセットされた端末IDに対応する管理情報を静止端末管理テーブルから読み出す(ステップS502)。例えばメッセージ1にセットされた端末IDが「1111」の場合、通信制御部62は、静止端末管理テーブルから、通信許可時間として「8:00−9:00,10:00−11:00,14:00−15:00」、セルとして「セルA」、通信許可エリアとして「(x1,y1,r1)」、データ量として「100Mバイト」、RT性として「無」、通信先サーバIDとして「aaaa」の各管理情報を読み出す。
次いで、通信制御部62は、現在時刻が、静止端末管理テーブルにおける通信許可時間内にあるか否かを判断する(ステップS503)。例えば、メッセージ1にセットされた端末IDが「1111」の場合に、通信制御部62は、現在時刻が8:30であれば、現在時刻が通信許可時間内にあると判断し(ステップS503:Yes)、現在時刻が9:30であれば、現在時刻が通信許可時間内にないと判断する(ステップS503:No)。
通信制御部62は、ステップS503で「Yes」と判断した場合、メッセージ1にセットされた位置情報が示す位置、つまり、静止端末20の現在位置が、静止端末管理テーブルにおける通信許可エリア内にあるか否かを判断する(ステップS504)。
静止端末20の現在位置が通信許可エリア内にある場合(ステップS504:Yes)、通信制御部62は、コアネットワーク40に輻輳が有るか否かを判断する(ステップS505)。例えば、通信制御部62は、コアネットワーク40における通信トラフィック量を監視しており、コアネットワーク40における現在の通信トラフィック量が閾値以上であれば「輻輳有り」、閾値未満であれば「輻輳無し」と判断する。
コアネットワーク40に輻輳が無い場合(ステップS505:Yes)、通信制御部62は、メッセージ1にセットされた空きリソース量、つまり、無線リソースの空きリソース量が閾値TH1以上か否かを判断する(ステップS506)。
メッセージ1にセットされた空きリソース量が閾値TH1以上である場合(ステップS506:Yes)、通信制御部62は、サーバ50への静止端末20の接続を許可する(ステップS507)。
一方で、現在時刻が通信許可時間内でない場合(ステップS503:No)、静止端末20の現在位置が通信許可エリア内でない場合(ステップS504:No)、コアネットワーク40に輻輳が有る場合(ステップS505:No)、または、メッセージ1にセットされた空きリソース量が閾値TH1未満の場合は(ステップS506:No)、通信制御部62は、サーバ50への静止端末20の接続を拒否する(ステップS508)。
また、通信制御部62は、メッセージ1にセットされた端末IDを有する端末が移動端末10であると判断した場合は(ステップS501:No)、その端末IDを有する端末についての通信状況が通信状況管理テーブルに記録済みか否かを判断する(ステップS510)。
メッセージ1にセットされた端末IDを有する端末の通信状況が通信状況管理テーブルに記録済みの場合(ステップS510:Yes)、通信制御部62は、メッセージ1にセットされた端末IDに対応する通信状況を通信状況管理テーブルから読み出す(ステップS511)。例えばメッセージ1にセットされた端末IDが「5555」の場合、通信制御部62は、通信状況管理テーブルから、時系列な位置情報として、(x3,y3),(x4,y4),(x5,y5)を読み出す。
次いで、通信制御部62は、読み出した通信状況に基づいて、移動端末10に移動が有ったか否かを判断する(ステップS512)。例えばステップS511で読み出された位置情報が(x3,y3),(x4,y4),(x5,y5)であった場合、通信制御部62は、移動端末10の移動が有ると判断する(ステップS512:Yes)。一方で、例えば、現在時刻から遡って所定時間内の複数の位置情報がすべて同一の位置を示す場合、通信制御部62は、移動端末10の移動が無いと判断する(ステップS512:No)。通信制御部62は、所定時間移動が無い移動端末10を静止端末として見なすため、ステップS512における判断が「No」となった場合は、処理はステップS506に進む。
一方で、メッセージ1にセットされた端末IDを有する端末の通信状況が通信状況管理テーブルに記録されていない場合(ステップS510:No)、または、移動端末10の移動が有る場合は(ステップS512:Yes)、通信制御部62は、サーバ50への静止端末20の接続を許可する(ステップS507)。
ステップS507またはステップS508の処理後、通信制御部62は、メッセージ2を形成して基地局30に送信し(ステップS509)、処理を終了する。通信制御部62は、サーバ50への静止端末20の接続を許可した場合は、「接続結果」として「接続許可」をセットしたメッセージ2を形成する。一方で、通信制御部62は、サーバ50への静止端末20の接続を拒否した場合は、「接続結果」として「接続拒否」をセットしたメッセージ2を形成する。
なお、ステップS503、ステップS504またはステップS505における判断が「No」と場合に、通信制御部62は、静止端末20からのデータ送信を一時的に停止させてもよい。静止端末20からのデータ送信を一時的に停止させる場合、通信制御部62は、「接続結果」として「接続停止」をセットしたメッセージ2を形成する。また、通信制御部62は、ステップS503、ステップS504及びステップS505における判断が「Yes」となった時点で、静止端末20からのデータ送信を再開させてもよい。
図7に戻り、ステップS103でメッセージ2を受信した基地局30では、通信制御部34が、メッセージ2の内容に従って、静止端末20と基地局30との間の無線リンクの確立制御を行う。図7には、メッセージ2における「接続結果」が「接続許可」となっている場合を示すため、ステップS104において、RRC(Radio Resource Control) Connectionが確立される。なお、メッセージ2における「接続結果」が「接続拒否」となっている場合は、RRC Connectionが確立されず、ステップS104以降の処理は行われない。
RRC Connectionが確立されると、静止端末20の通信制御部24は、アタッチ要求をMME41に送信し(ステップS105)、静止端末20からS−GW42までの間で認証、秘匿及びインテグリティ制御が行われる(ステップS106)。
次いで、MME41は、ベアラ設定要求をS−GW42に送信し(ステップS107)、S−GW42からサーバ50までの間でベアラ設定処理が行われ(ステップS108)、S−GW42は、ベアラ設定応答をMME41に送信する(ステップS109)。
次いで、MME41は、無線ベアラ設定要求を基地局30に送信し(ステップS110)、基地局30の通信制御部34は、無線ベアラ設定要求を静止端末20に送信する(ステップS111)。
次いで、静止端末20の通信制御部24は、無線ベアラ設定応答を基地局30に送信し(ステップS112)、基地局30の通信制御部34は、無線ベアラ設定応答をMME41に送信する(ステップS113)。
次いで、静止端末20の通信制御部24は、アタッチ完了をMME41に送信する(ステップS114)。
以降、静止端末20は、上りユーザデータパケットをサーバ50に送信する(ステップS115)。
また、サーバ50から静止端末20への下りユーザデータパケットの送信(ステップS119)にあたっては、MME41からS−GW42にベアラ更新要求が送信されて(ステップS116)、S−GW42からサーバ50までの間でベアラ更新処理が行われる(ステップS117)。ベアラ更新処理後、S−GW42は、ベアラ更新応答をMME41に送信する(ステップS118)。
ここで、図7において、静止端末20と基地局30との間の無線リンクは、ステップS104の処理により、アイドル状態から、接続(コネクテッド)状態に遷移する。つまり、ステップS104の処理により、基地局30における全体の無線リソースのうち一部の無線リソースが静止端末20用に確保される。
また、図7において、基地局30とサーバ50との間の有線リンクは、ステップS108の処理により、アイドル状態から、接続(コネクテッド)状態に遷移する。つまり、ステップS108の処理により、コアネットワーク40における全体の有線リソースのうち一部の有線リソースが静止端末20用に確保される。
<通信システムの処理シーケンス(通信終了時)>
次いで、静止端末20の通信終了時の処理シーケンスについて説明する。図11及び図12は、実施例1の通信システムの処理シーケンスの一例を示す図である。図11及び図12には、静止端末20の通信終了時の処理シーケンスを示す。また、図11は、無線リソース及び有線リソースのうち無線リソースのみを解放する場合の処理シーケンスであり、図12は、無線リソース及び有線リソースの双方を解放する場合の処理シーケンスである。
<静止端末の通信終了時に無線リソースのみを解放する場合(図11)>
図11において、まず、静止端末20の通信制御部24は、呼解放要求を基地局30に送信する(ステップS201)。この呼解放要求には、静止端末20の端末IDが含まれている。
呼解放要求を受信した基地局30では、通信制御部34が、「メッセージ3」を形成して管理装置60に送信する(ステップS202)。
図13は、実施例1のメッセージ3の一例を示す図である。図13において、メッセージ3は、「端末ID」、「データ量」及び「空きリソース量」の各項目を有し、各項目の内容が通信制御部34によってセットされる。すなわち、「端末ID」には、呼解放要求に含まれている端末IDがセットされる。「データ量」には、今回の通信において静止端末20とサーバ50との間で送受信されたデータ量がセットされる。「空きリソース量」には、基地局30における全体の無線リソースのうちの空いているリソースの量を示す情報がセットされる。空きリソー量を示す情報としては、例えば、基地局30に現在収容可能な残余の端末数、端末に現在割当可能な残余のチャネル数、基地局30に許容された総送信電力に対する残余の送信電力等を用いることができる。
メッセージ3を受信した管理装置60では、通信制御部62が、静止端末20の通信終了時の接続方式を決定し、決定結果を示す「メッセージ4」を形成して基地局30に送信する(ステップS203)。
図14は、実施例1のメッセージ4の一例を示す図である。図14において、メッセージ4は、「接続方式」及び「AO(Always On)フラグ」の各項目を有し、各項目の内容が通信制御部62によってセットされる。「接続方式」には、静止端末20の接続方式の決定結果がセットされる。接続方式の決定結果としては、例えば、「常時接続」または「随時接続」の2つの結果がある。また、AOフラグは、「0」または「1」にセットされる。通信制御部62による接続方式の決定は以下のようにして行われる。図15は、実施例1の管理装置の処理の説明に供するフローチャートである。図15に示すフローチャートは、メッセージ3が管理装置60によって受信されて通信制御部62に入力されたときに開始される。
図15において、通信制御部62は、まず、コアネットワーク40に輻輳が有るか否かを判断する(ステップS601)。例えば、通信制御部62は、コアネットワーク40における通信トラフィック量を監視しており、コアネットワーク40における現在の通信トラフィック量が閾値以上であれば「輻輳有り」、閾値未満であれば「輻輳無し」と判断する。
コアネットワーク40に輻輳が無い場合(ステップS601:Yes)、通信制御部62は、メッセージ3にセットされた端末IDに対応する管理情報を静止端末管理テーブルから読み出し、メッセージ3にセットされた端末IDを有する静止端末20から送信されるデータにRT性が有るか否かを判断する(ステップS602)。
メッセージ3にセットされた端末IDを有する静止端末20から送信されるデータにRT性が有る場合(ステップS602:Yes)、通信制御部62は、コアネットワーク40における有線リソースの空きリソース量が閾値TH2以上か否かを判断する(ステップS603)。
コアネットワーク40における有線リソースの空きリソース量が閾値TH2以上である場合(ステップS603:Yes)、通信制御部62は、メッセージ3にセットされた空きリソース量、つまり、無線リソースの空きリソース量が閾値TH3以上か否かを判断する(ステップS604)。
メッセージ3にセットされた空きリソース量が閾値TH3以上である場合(ステップS604:Yes)、通信制御部62は、静止端末20の接続方式を「接続方式1」に決定する(ステップS605)。
一方で、メッセージ3にセットされた空きリソース量が閾値TH3未満である場合(ステップS604:No)、通信制御部62は、静止端末20の接続方式を「接続方式2」に決定する(ステップS606)。
また、コアネットワーク40に輻輳が有る場合(ステップS601:No)、静止端末20から送信されるデータにRT性が無い場合(ステップS602:No)、または、コアネットワーク40における有線リソースの空きリソース量が閾値TH2未満である場合は(ステップS603:No)、通信制御部62は、静止端末20の接続方式を「接続方式3」に決定する(ステップS607)。
ステップS605、ステップS606またはステップS607の処理後、通信制御部62は、メッセージ4を形成して基地局30に送信し(ステップS608)、処理を終了する。通信制御部62は、接続方式を「接続方式1」に決定した場合は、「接続方式」として「常時接続」、「AOフラグ」として「0」をセットしたメッセージ4を形成する。また、通信制御部62は、接続方式を「接続方式2」に決定した場合は、「接続方式」として「随時接続」、「AOフラグ」として「1」をセットしたメッセージ4を形成する。また、通信制御部62は、接続方式を「接続方式3」に決定した場合は、「接続方式」として「随時接続」、「AOフラグ」として「0」をセットしたメッセージ4を形成する。
ここで、「接続方式1」とは、静止端末20の通信終了時に、有線リンク及び無線リンクの双方の接続が維持される通信方式である。よって、接続方式1が決定された場合は、呼設定時に静止端末20用に確保された有線リソース及び無線リソースの双方が、静止端末20の通信が終了しても解放されない。
また、「接続方式2」とは、静止端末20の通信終了時に、無線リンクのみが解放され、有線リンクの接続が維持される通信方式である。よって、接続方式2が決定された場合は、呼設定時に静止端末20用に確保された有線リソース及び無線リソースのうち、無線リソースは静止端末20の通信の終了に伴って解放される一方で、有線リソースは静止端末20の通信が終了しても解放されない。つまり、接続方式2が決定された場合は、無線リソースのみが解放される。
また、「接続方式3」とは、静止端末20の通信終了時に、有線リンク及び無線リンクの双方が解放される通信方式である。よって、接続方式3が決定された場合は、呼設定時に静止端末20用に確保された有線リソース及び無線リソースの双方が、静止端末20の通信の終了に伴って解放される。
図11は、静止端末20の通信終了時に、無線リソース及び有線リソースのうち無線リソースのみを解放する場合の処理シーケンスであるので、静止端末20の通信終了時の接続方式として「接続方式2」が決定された場合の処理シーケンスに相当する。
図11に戻り、ステップS203でメッセージ4を受信した基地局30では、通信制御部34が、メッセージ4の内容に従って、UEコンテキスト解放要求をMME41に送信する(ステップS204)。
次いで、MME41は、ベアラ更新要求をS−GW42に送信し(ステップS205)、S−GW42からサーバ50までの間でベアラ更新処理が行われる(ステップS206)。ベアラ更新処理後、S−GW42は、ベアラ更新応答をMME41に送信する(ステップS207)。
ベアラ更新応答を受信したMME41は、UEコンテキスト解放応答を基地局30に送信し(ステップS208)、基地局30の通信制御部34は、無線リンクの解放を静止端末20に通知する(ステップS209)。また、通信制御部34は、UEコンテキスト解放完了通知をMME41に送信する(ステップS210)。
ここで、図11において、静止端末20と基地局30との間の無線リンクは、ステップS209の処理により、接続(コネクテッド)状態から、アイドル状態に遷移する。つまり、ステップS209の処理により、静止端末20用に確保されていた無線リソースが解放される。
<静止端末の通信終了時に無線リソース及び有線リソースの双方を解放する場合(図12)>
図12において、ステップS201,S202,S208〜S210の処理は図11と同一であるため説明を省略する。
図12は、静止端末20の通信終了時に、無線リソース及び有線リソースの双方を解放する場合の処理シーケンスであるので、静止端末20の通信終了時の接続方式として「接続方式3」が決定された場合の処理シーケンスに相当する。つまり、図12におけるステップS301では、管理装置60の通信制御部62は、「接続方式」として「随時接続」、「AOフラグ」として「0」をセットしたメッセージ4を基地局30に送信する。
ステップS301でメッセージ4を受信した基地局30では、通信制御部34が、メッセージ4の内容に従って、UEコンテキスト解放要求をMME41に送信する(ステップS302)。
次いで、MME41は、ベアラ削除要求をS−GW42に送信し(ステップS303)、S−GW42からサーバ50までの間でベアラ削除処理が行われる(ステップS304)。ベアラ削除処理後、S−GW42は、ベアラ削除応答をMME41に送信する(ステップS305)。
ここで、図12において、静止端末20と基地局30との間の無線リンクは、ステップS209の処理により、接続(コネクテッド)状態から、アイドル状態に遷移する。つまり、ステップS209の処理により、静止端末20用に確保されていた無線リソースが解放される。
また、図12において、基地局30とサーバ50との間の有線リンクは、ステップS304の処理により、接続(コネクテッド)状態から、アイドル状態に遷移する。つまり、ステップS304の処理により、静止端末20用に確保されていた有線リソースが解放される。
<基地局の処理>
図16は、実施例1の基地局の処理の説明に供するフローチャートである。図16に示すフローチャートは、メッセージ4が基地局30によって受信されて通信制御部34に入力されたときに開始される。
図16において、通信制御部34は、まず、メッセージ4の内容に基づいて、静止端末20の通信終了時の接続方式を判断する(ステップS701)。すなわち、通信制御部34は、メッセージ4において、「接続方式」として「常時接続」、「AOフラグ」として「0」がセットされている場合には、静止端末20の通信終了時の接続方式が「接続方式1」であると判断する。また、通信制御部34は、メッセージ4において、「接続方式」として「随時接続」、「AOフラグ」として「1」がセットされている場合には、静止端末20の通信終了時の接続方式が「接続方式2」であると判断する。また、通信制御部34は、メッセージ4において、「接続方式」として「随時接続」、「AOフラグ」として「0」がセットされている場合には、静止端末20の通信終了時の接続方式が「接続方式3」であると判断する。
そして、通信制御部34は、ステップS701での判断結果が「接続方式1」である場合は(ステップS701:接続方式1)、呼設定時に静止端末20用に確保された有線リソース及び無線リソースの双方を維持したまま解放せずに、処理を終了する。
また、通信制御部34は、ステップS701での判断結果が「接続方式2」である場合は(ステップS701:接続方式2)、呼設定時に静止端末20用に確保された有線リソース及び無線リソースのうち、無線リソースを解放する一方で、有線リソースを維持したまま解放しない(ステップS702)。無線リソースの解放は、図11におけるステップS209の処理により行われる。
また、通信制御部34は、ステップS701での判断結果が「接続方式3」である場合は(ステップS701:接続方式3)、呼設定時に静止端末20用に確保された有線リソース及び無線リソースの双方を解放する(ステップS703)。無線リソースの解放は、図12におけるステップS209の処理により行われ、有線リソースの解放は、図12におけるステップS304の処理により行われる。
以上のように、実施例1では、管理装置60は、通信制御部62と、ネットワークインタフェース部61とを有する。通信制御部62は、静止端末20用に確保された通信リソースを解放するか否かを、静止端末20の通信終了時に、コアネットワーク40での輻輳の有無に基づいて決定する。ネットワークインタフェース部61は、通信制御部62での決定結果を基地局30へ送信する。
こうすることで、コアネットワーク40での輻輳が有る場合は、通信終了した静止端末20用に確保されていた通信リソースを解放して移動端末10が利用可能な通信リソースとすることができるため、通信リソースを効率的に利用することができる。
また、実施例1では、通信制御部62は、さらに、静止端末20からサーバ50へ送信されるデータのRT性の有無に基づいて、静止端末20用に確保された一部の通信リソースを解放するか否かを決定する。
こうすることで、RT性が有るデータの送信を阻害することなく、通信リソースを効率的に利用することができる。
また、実施例1では、通信制御部62は、さらに、通信リソースの空きリソース量に基づいて、静止端末20用に確保された一部の通信リソースを解放するか否かを決定する。
こうすることで、空きリソース量が多い場合には、静止端末20用に確保された一部の通信リソースを解放せずに維持できるため、通信リソースの無駄な解放を抑止することができる。
[他の実施例]
[1]静止端末20は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図17は、静止端末のハードウェア構成例を示す図である。図17に示すように、静止端末20は、ハードウェアの構成要素として、プロセッサ20aと、メモリ20bと、無線通信モジュール20cとを有する。プロセッサ20aの一例として、CPU(Central Processing Unit),DSP(Digital Signal Processor),FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、静止端末20は、プロセッサ20aと周辺回路とを含むLSI(Large Scale Integrated circuit)を有してもよい。メモリ20bの一例として、SDRAM等のRAM,ROM,フラッシュメモリ等が挙げられる。
アンテナ21と、無線通信部22とは、無線通信モジュール20cにより実現される。BB処理部23と、通信制御部24とは、プロセッサ20aにより実現される。
[2]基地局30は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図18は、基地局のハードウェア構成例を示す図である。図18に示すように、基地局30は、ハードウェアの構成要素として、プロセッサ30aと、メモリ30bと、無線通信モジュール30cと、ネットワークインタフェースモジュール30dとを有する。プロセッサ30aの一例として、CPU,DSP,FPGA等が挙げられる。また、基地局30は、プロセッサ30aと周辺回路とを含むLSIを有してもよい。メモリ30bの一例として、SDRAM等のRAM,ROM,フラッシュメモリ等が挙げられる。
アンテナ31と、無線通信部32とは、無線通信モジュール30cにより実現される。BB処理部33と、通信制御部34とは、プロセッサ30aにより実現される。ネットワークインタフェース部35は、ネットワークインタフェースモジュール30dにより実現される。
[3]管理装置60は、次のようなハードウェア構成により実現することができる。図19は、管理装置のハードウェア構成例を示す図である。図19に示すように、管理装置60は、ハードウェアの構成要素として、プロセッサ60aと、メモリ60bと、ネットワークインタフェースモジュール60cとを有する。プロセッサ60aの一例として、CPU,DSP,FPGA等が挙げられる。また、管理装置60は、プロセッサ60aと周辺回路とを含むLSIを有してもよい。メモリ60bの一例として、SDRAM等のRAM,ROM,フラッシュメモリ等が挙げられる。
ネットワークインタフェース部61は、ネットワークインタフェースモジュール60cにより実現される。通信制御部62は、プロセッサ60aにより実現される。情報記憶部63は、メモリ60bにより実現される。
1 通信システム
10 移動端末
20 静止端末
30 基地局
40 コアネットワーク
41 MME
42 S−GW
43 P−GW
50 サーバ
60 管理装置
24,34,62 通信制御部
63 情報記憶部

Claims (4)

  1. コアネットワークの輻輳の有無、静止端末から送信されるデータのリアルタイム性の有無、前記コアネットワークにおける有線リソースの空きリソース量、及び、無線リソースの空きリソース量に基づいて前記静止端末の接続方式を決定する通信制御部と、
    前記通信制御部での決定結果を基地局へ送信するネットワークインタフェース部と、
    を具備する管理装置。
  2. 前記静止端末の前記接続方式は、第一、第二及び第三の接続方式を含み、
    前記第一の接続方式は、前記静止端末の通信終了時に有線リンク及び無線リンクの双方の接続が維持される通信方式であり、
    前記第二の接続方式は、前記静止端末の通信終了時に前記無線リンクが解放される一方で前記有線リンクの接続が維持される通信方式であり、
    前記第三の接続方式は、前記静止端末の通信終了時に前記有線リンク及び前記無線リンクの双方が解放される通信方式であり、
    前記通信制御部は、前記静止端末の前記接続方式を、前記第一、前記第二または前記第三の接続方式の何れかに決定する、
    請求項1に記載の管理装置。
  3. 静止端末と、基地局と、コアネットワークと、管理装置とを具備する通信システムであって、
    前記管理装置は、前記コアネットワークの輻輳の有無、前記静止端末から送信されるデータのリアルタイム性の有無、前記コアネットワークにおける有線リソースの空きリソース量、及び、無線リソースの空きリソース量に基づいて前記静止端末の接続方式を決定し、その決定結果を前記基地局へ送信する、
    通信システム。
  4. コアネットワークの輻輳の有無、及び、静止端末から送信されるデータのリアルタイム性の有無を判断し、
    前記輻輳の有無、前記リアルタイム性の有無、前記コアネットワークにおける有線リソースの空きリソース量、及び、無線リソースの空きリソース量に基づいて前記静止端末の接続方式を決定する、
    通信制御方法。
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